JPH0748331Y2 - マグネットベースを具えた携帯式穿孔機の取付け装置 - Google Patents
マグネットベースを具えた携帯式穿孔機の取付け装置Info
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- JPH0748331Y2 JPH0748331Y2 JP8570889U JP8570889U JPH0748331Y2 JP H0748331 Y2 JPH0748331 Y2 JP H0748331Y2 JP 8570889 U JP8570889 U JP 8570889U JP 8570889 U JP8570889 U JP 8570889U JP H0748331 Y2 JPH0748331 Y2 JP H0748331Y2
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- partition plate
- portable
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はマグネットベースを具えた携帯式穿孔機の取
付け装置であり、特に、レールなどの長尺物に対して現
場での穿孔を容易にするためのマグネットベースを具え
た携帯式穿孔機の取付け装置に関する。
付け装置であり、特に、レールなどの長尺物に対して現
場での穿孔を容易にするためのマグネットベースを具え
た携帯式穿孔機の取付け装置に関する。
[従来の技術と解決すべき課題] 携帯式穿孔機で被加工物に複数の穴を穿孔する場合、従
来では、予めケガキなどによって穿孔位置を決めてから
穴明けをおこなう方法が採られていた。
来では、予めケガキなどによって穿孔位置を決めてから
穴明けをおこなう方法が採られていた。
例えば、レールを軌道現場で接続するときは、通常、継
ぎ板には4個の穴を予め所定の間隔をもって明け、ま
た、レールの両端部にも前記継ぎ板の穴に合わせて予め
それぞれ2個の穴が明けられていることはよく知られて
いる。これらの穴を現場で明けないのは、携帯式穿孔機
を用いてこれらの穴を現場で正確に明ける作業は困難で
あるとされ、これは段取工数が増えて、時間にロスがで
き、かなりの熟練を要することが原因であるといわれて
いる。しかも、暗いときなどには到底正確な作業はでき
ない。
ぎ板には4個の穴を予め所定の間隔をもって明け、ま
た、レールの両端部にも前記継ぎ板の穴に合わせて予め
それぞれ2個の穴が明けられていることはよく知られて
いる。これらの穴を現場で明けないのは、携帯式穿孔機
を用いてこれらの穴を現場で正確に明ける作業は困難で
あるとされ、これは段取工数が増えて、時間にロスがで
き、かなりの熟練を要することが原因であるといわれて
いる。しかも、暗いときなどには到底正確な作業はでき
ない。
[考案が解決しようとする課題] この考案の課題は、上記の従来の問題点を克服し、極め
て僅かの段取でマグネットベースを具えた携帯式穿孔機
を容易、迅速かつ正確に所定位置に位置決めすることの
できるマグネットベースを具えた携帯式穿孔機の取付け
装置を提供することにある。
て僅かの段取でマグネットベースを具えた携帯式穿孔機
を容易、迅速かつ正確に所定位置に位置決めすることの
できるマグネットベースを具えた携帯式穿孔機の取付け
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、この考案のマグネットベース
を具えた穿孔機の取付け装置は、フレームの下面部にマ
グネットベースを具えた携帯式穿孔機を前記マグネット
ベースを電磁吸着して横倒し状態に保持する鉄製の衝立
板を主体としてなり、該衝立板の上下辺部に被加工物の
穿孔ピッチに相当する間隔をもって係合溝と穿孔刃物の
進入孔を設け、更に、前記衝立板の上部には中心線上に
前記上辺部の係合溝に係脱可能なピンをもつ前記マグネ
ットベースを嵌め込むための少なくとも側板を具えた位
置決め用フレームを設け、また下部には被加工物の穿孔
面の形状と相補的な外面形状に形成した当て金を設ける
と共に、該当て金の左右両側面部には前記被加工物を挟
着するためのクランプを設ける構成を採用し、初期の目
的を達成したものである。
を具えた穿孔機の取付け装置は、フレームの下面部にマ
グネットベースを具えた携帯式穿孔機を前記マグネット
ベースを電磁吸着して横倒し状態に保持する鉄製の衝立
板を主体としてなり、該衝立板の上下辺部に被加工物の
穿孔ピッチに相当する間隔をもって係合溝と穿孔刃物の
進入孔を設け、更に、前記衝立板の上部には中心線上に
前記上辺部の係合溝に係脱可能なピンをもつ前記マグネ
ットベースを嵌め込むための少なくとも側板を具えた位
置決め用フレームを設け、また下部には被加工物の穿孔
面の形状と相補的な外面形状に形成した当て金を設ける
と共に、該当て金の左右両側面部には前記被加工物を挟
着するためのクランプを設ける構成を採用し、初期の目
的を達成したものである。
[作用] この考案の取付け装置は、使用に先立って、先ず、突合
せ状態に地面上に置いた2本の長尺物の側面部に衝立板
の両端部をクランプをもって挟持固定する。
せ状態に地面上に置いた2本の長尺物の側面部に衝立板
の両端部をクランプをもって挟持固定する。
次に、衝立板の上辺部に設けた係合溝に中央線上に突設
したピンを係合することによって、位置決め用フレーム
を垂下状態に支承し、一方ではこのフレームに携帯式穿
孔機のマグネットベースを嵌み込み、他方では衝立板の
下辺部寄りに設けた刃物進入孔に刃物を向き合わせて位
置決めをした後、マグネットベースを衝立板の表面に電
磁吸引させて前記穿孔機を横倒し状態に支承する。
したピンを係合することによって、位置決め用フレーム
を垂下状態に支承し、一方ではこのフレームに携帯式穿
孔機のマグネットベースを嵌み込み、他方では衝立板の
下辺部寄りに設けた刃物進入孔に刃物を向き合わせて位
置決めをした後、マグネットベースを衝立板の表面に電
磁吸引させて前記穿孔機を横倒し状態に支承する。
このようにして、穿孔機本体を衝立板上にしっかりと保
持することによって、穿孔作業中に穿孔機が旋回したり
ずれたりすることがなくなり、被加工物の所定位置に確
実に穿孔することができる。
持することによって、穿孔作業中に穿孔機が旋回したり
ずれたりすることがなくなり、被加工物の所定位置に確
実に穿孔することができる。
次の孔明け加工には、前記穿孔機のマグネットベースを
消磁させた後、マグネットベースと共に位置決め用フレ
ームを次の孔明け位置に移すだけで前回と同様に穿孔機
が正確に位置決めされ、短時間で複数の穴を被加工物の
正しい位置に形成することができる。
消磁させた後、マグネットベースと共に位置決め用フレ
ームを次の孔明け位置に移すだけで前回と同様に穿孔機
が正確に位置決めされ、短時間で複数の穴を被加工物の
正しい位置に形成することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例は、レールの穿孔に適用した例を示したもの
で、第1図及び第2図において、11は衝立状に形成した
長方形の鉄製取付け板で、携帯式穿孔機101のマグネッ
トベース(電磁ベース)107を電磁吸着させるために所
要の肉厚を有する(以下、「衝立板」という)。この衝
立板11は、前面12と、背面13と、上辺14と、これに平行
な下辺15と、左右両端辺16,17を有する。
で、第1図及び第2図において、11は衝立状に形成した
長方形の鉄製取付け板で、携帯式穿孔機101のマグネッ
トベース(電磁ベース)107を電磁吸着させるために所
要の肉厚を有する(以下、「衝立板」という)。この衝
立板11は、前面12と、背面13と、上辺14と、これに平行
な下辺15と、左右両端辺16,17を有する。
衝立板11の下辺15の近傍には、下辺15から等距離隔った
位置に、後述の係合溝18,19,20,21の真下に対向させて
4個の円形の案内穴23,24,25,26が形成されている。こ
れらの案内穴23〜26の中心を結ぶ線は上辺14及び15と平
行であり、それらの直径は、マグネットベースを具えた
携帯式穿孔機101に装着するツイストドリル若しくは環
状刃物またはカッタアーバーの直径よりも僅かに大き
い。
位置に、後述の係合溝18,19,20,21の真下に対向させて
4個の円形の案内穴23,24,25,26が形成されている。こ
れらの案内穴23〜26の中心を結ぶ線は上辺14及び15と平
行であり、それらの直径は、マグネットベースを具えた
携帯式穿孔機101に装着するツイストドリル若しくは環
状刃物またはカッタアーバーの直径よりも僅かに大き
い。
27はレール81の側面部の形状に合せて形成した横断面が
皿形の当て金で、衝立板11の背面13の下辺に沿わせて平
行に固定され、当該当て金27の両端部は衝立板11の左右
の両端辺16,17を越えて外側に延びており、該延長部に
は衝立板11に形成された前記案内穴23〜26の中心に中心
を一致させて同じ直径をもって円形穴74(第3図)が同
じく4個形成されている。この当て金27の上縁30と下縁
31は衝立板11の背面13に溶接されている。
皿形の当て金で、衝立板11の背面13の下辺に沿わせて平
行に固定され、当該当て金27の両端部は衝立板11の左右
の両端辺16,17を越えて外側に延びており、該延長部に
は衝立板11に形成された前記案内穴23〜26の中心に中心
を一致させて同じ直径をもって円形穴74(第3図)が同
じく4個形成されている。この当て金27の上縁30と下縁
31は衝立板11の背面13に溶接されている。
上辺14には、上方に開口したU字形の4個の切欠溝状の
係合溝18,19,20,21がレールの穿孔位置のピッチに合せ
て形成されている。
係合溝18,19,20,21がレールの穿孔位置のピッチに合せ
て形成されている。
更に、この点を詳しく述べると、係合溝18,19間の距離
及び係合溝20,21間の距離は等しく、かつ、レールの両
端部に明けられる2個の穴(図示せず)の穴間ピッチに
等しく、また、係合溝19,20間の距離はレールの体膨張
を見込んだレール間隔(ゲージ)とレールの最端面から
最端位置の上記穴中心までの距離の2倍の長さを加算し
た長さに等しい。
及び係合溝20,21間の距離は等しく、かつ、レールの両
端部に明けられる2個の穴(図示せず)の穴間ピッチに
等しく、また、係合溝19,20間の距離はレールの体膨張
を見込んだレール間隔(ゲージ)とレールの最端面から
最端位置の上記穴中心までの距離の2倍の長さを加算し
た長さに等しい。
下辺15には、補強のため断面コの字形の溝形鋼32が水平
に溶接され、前記係合溝18,19,20,21に中心を一致させ
てU字形溝33,34,35,36が形成されている。なお、前記
溝33〜36をU字形としたのは穿孔機の刃物を導き易くす
るのと同時に、穿孔時に刃物による切削状態を見易くす
るためである。
に溶接され、前記係合溝18,19,20,21に中心を一致させ
てU字形溝33,34,35,36が形成されている。なお、前記
溝33〜36をU字形としたのは穿孔機の刃物を導き易くす
るのと同時に、穿孔時に刃物による切削状態を見易くす
るためである。
また、前記補強用溝形鋼32を溶接した衝立板11の下辺15
はU字形溝33〜36の下方に位置させて切欠部22を形成し
て、切粉の下方への排出を容易にしている。
はU字形溝33〜36の下方に位置させて切欠部22を形成し
て、切粉の下方への排出を容易にしている。
衝立板11の左右両端辺16,17から水平方向に突出した当
て金27の部分には、それぞれバイス形のハンドクランプ
38が設けられている。このクランプ38は、当て金27の内
面28に溶接された取付部材39に平行にかつ水平方向に離
間させて突設した1対のブラケット40,41と、これらの
ブラケット40,41に軸支されたボルト43上に枢着された
C字形のクランプアーム44とによって構成されている。
て金27の部分には、それぞれバイス形のハンドクランプ
38が設けられている。このクランプ38は、当て金27の内
面28に溶接された取付部材39に平行にかつ水平方向に離
間させて突設した1対のブラケット40,41と、これらの
ブラケット40,41に軸支されたボルト43上に枢着された
C字形のクランプアーム44とによって構成されている。
クランプアーム44の自由端部には、ボス44Aが形成さ
れ、同クランプアーム44を倒したときに、このボス44A
内に形成しためねじ45の中心線がレール81と直交するよ
うになっている。めねじ45にはクランプ用おねじ46が螺
合されている。このおねじ46は外側に直交させて設けた
ハンドル47を回動することにより、内端面48を当て金27
に対して接離させることができるようになっている。
れ、同クランプアーム44を倒したときに、このボス44A
内に形成しためねじ45の中心線がレール81と直交するよ
うになっている。めねじ45にはクランプ用おねじ46が螺
合されている。このおねじ46は外側に直交させて設けた
ハンドル47を回動することにより、内端面48を当て金27
に対して接離させることができるようになっている。
衝立板11の背面13の中央部分には持運び易くするため把
手49が突設されている。また、衝立板11の背面13の中央
にはレール間隔設定ゲージ(図示せず)を必要に応じて
垂下固定し、レールに穿孔する場合に用いる。
手49が突設されている。また、衝立板11の背面13の中央
にはレール間隔設定ゲージ(図示せず)を必要に応じて
垂下固定し、レールに穿孔する場合に用いる。
この取付け装置10に取付けられるマグネットベース107
を具えた携帯用穿孔機101は、第4図及び第5図に示す
構造を有し、ドリルスタンド本体102の前面に昇降可能
にドリル装置103が設けられている。ドリル装置103はカ
ッタアーバー106の環状刃物104を保持し、ハンドル105
を回転操作するか、または第5図に示す送りモータ105A
を起動することにより上下動されるドリル装置103は環
状刃物104を装置するカッタアーバー106とドリルスタン
ド本体(フレーム)102の下面に電磁石107Aを内蔵する
マグネットベース107を有し、また、同本体102の後部に
は上下方向への調整が可能なねじ込み式のスタビライザ
108が垂直に下方に突出させて設けられている。
を具えた携帯用穿孔機101は、第4図及び第5図に示す
構造を有し、ドリルスタンド本体102の前面に昇降可能
にドリル装置103が設けられている。ドリル装置103はカ
ッタアーバー106の環状刃物104を保持し、ハンドル105
を回転操作するか、または第5図に示す送りモータ105A
を起動することにより上下動されるドリル装置103は環
状刃物104を装置するカッタアーバー106とドリルスタン
ド本体(フレーム)102の下面に電磁石107Aを内蔵する
マグネットベース107を有し、また、同本体102の後部に
は上下方向への調整が可能なねじ込み式のスタビライザ
108が垂直に下方に突出させて設けられている。
第1図及び第2図において、51は前記携帯式穿孔機101
の位置決め用フレームで、前記衝立板11の上辺14に跨が
せて載せることが可能であり、この位置決め用フレーム
51の中央線上に衝立板11の前記係合溝18〜21のいずれと
も係脱自在にピン57が突設されている。位置決め用フレ
ーム51は、携帯式穿孔機101の方形のマグネットベース1
07の後部を装着するために、該マグネットベース107の
形状及び寸法と相補的に背板52とこの両側面に平行に設
けられた側板53,54と底当板55から成るコの字形に形成
されている。また、前記ピン57は位置決め用フレーム51
の前記背板52に形成した穴56に挿入固定されている。
の位置決め用フレームで、前記衝立板11の上辺14に跨が
せて載せることが可能であり、この位置決め用フレーム
51の中央線上に衝立板11の前記係合溝18〜21のいずれと
も係脱自在にピン57が突設されている。位置決め用フレ
ーム51は、携帯式穿孔機101の方形のマグネットベース1
07の後部を装着するために、該マグネットベース107の
形状及び寸法と相補的に背板52とこの両側面に平行に設
けられた側板53,54と底当板55から成るコの字形に形成
されている。また、前記ピン57は位置決め用フレーム51
の前記背板52に形成した穴56に挿入固定されている。
次に、以上のように構成された取付け装置10の作用を説
明する。
明する。
先ず、第2図において、クランプ用おねじ46をハンドル
47を回して緩ませ、充分に後退させた状態でクランプア
ーム44をボルト43を中心に時計方向に回動させて立て
る。一方、2本のレール81,81を所要ゲージをあけて突
き合わせる。ゲージの設定は衝立板11の中央線上に垂下
固定した図示しないゲージをレール81,81の突合せ端面
間に挿入して決定する。
47を回して緩ませ、充分に後退させた状態でクランプア
ーム44をボルト43を中心に時計方向に回動させて立て
る。一方、2本のレール81,81を所要ゲージをあけて突
き合わせる。ゲージの設定は衝立板11の中央線上に垂下
固定した図示しないゲージをレール81,81の突合せ端面
間に挿入して決定する。
次いで、このように突合せした状態のレール81,81の上
に前記取付け装置10を載せる。
に前記取付け装置10を載せる。
然る後、当て金27に設けた左右のクランプアーム44,44
をボルト43,43を中心に回動して第2図に示すように水
平状態にし、ハンドル47,47を回転してクランプ用おね
じ46,46を進出させ、その内端面48,48でレール81,81の
側面部を締着することによって、当該内端面と当て金27
の外面29との間でレール81,81を強く挟持する。
をボルト43,43を中心に回動して第2図に示すように水
平状態にし、ハンドル47,47を回転してクランプ用おね
じ46,46を進出させ、その内端面48,48でレール81,81の
側面部を締着することによって、当該内端面と当て金27
の外面29との間でレール81,81を強く挟持する。
続いて、位置決めフレーム51の位置決めピン57を衝立板
11の係合溝18に嵌合させることにより、同フレーム51を
衝立板11上に跨がせ、このフレーム51に対して携帯式穿
孔機101のマグネットベース107の後部を嵌め、環状刃物
104をU字形溝33に上方から落し込むようにして、穿孔
機101を衝立板11に添える。このとき、ピン57の中心と
U字溝33の中心とは同一垂線上に来るので、ピン57の真
下に環状刃物104の中心が来ることになる。
11の係合溝18に嵌合させることにより、同フレーム51を
衝立板11上に跨がせ、このフレーム51に対して携帯式穿
孔機101のマグネットベース107の後部を嵌め、環状刃物
104をU字形溝33に上方から落し込むようにして、穿孔
機101を衝立板11に添える。このとき、ピン57の中心と
U字溝33の中心とは同一垂線上に来るので、ピン57の真
下に環状刃物104の中心が来ることになる。
そこで、電磁石107Aに通電して携帯式穿孔機101を衝立
板11に環状刃物107の刃先を向けるようにして固定す
る。これによって、携帯式穿孔機101は正確な穿孔位置
に位置決め固定されたことになる。
板11に環状刃物107の刃先を向けるようにして固定す
る。これによって、携帯式穿孔機101は正確な穿孔位置
に位置決め固定されたことになる。
この後、携帯式穿孔機101の電動機を起動して環状刃物1
04を回転させ、ハンドル105を回転させることによって
環状刃物107の刃先をレール81の側面部に方向へ移動さ
せ、レール81へ穴明けを開始する。
04を回転させ、ハンドル105を回転させることによって
環状刃物107の刃先をレール81の側面部に方向へ移動さ
せ、レール81へ穴明けを開始する。
係合溝18及びU字形溝33の位置での穿孔が終ったら、携
帯式穿孔機101の電動機を停止し、ハンドル105を逆回転
させてU字形溝33の位置まで環状刃物104を後退させ、
次に電磁石107Aを消磁させる。
帯式穿孔機101の電動機を停止し、ハンドル105を逆回転
させてU字形溝33の位置まで環状刃物104を後退させ、
次に電磁石107Aを消磁させる。
この状態では、前記穿孔機101は自由に別の位置に移動
することができるので、例えば、係合溝19の位置に移動
して、以下同様の操作を反復する。
することができるので、例えば、係合溝19の位置に移動
して、以下同様の操作を反復する。
この操作を4回繰返すことによって、所定のピッチの穴
が突き合されたレール81,81に順次に形成される。次い
で、クランプアーム44を緩め、レール81,81の別の穿孔
位置へ移す。
が突き合されたレール81,81に順次に形成される。次い
で、クランプアーム44を緩め、レール81,81の別の穿孔
位置へ移す。
なお、当て金30の外表面には、当該当て金をレール側面
部に密着させるためにパットを所要の間隔をもって付設
することができる。これらのパットを設けることによっ
て当て金がレールにぴったりと合うことになり、レール
の側面に多少の狂いがあっても穿孔作業が円滑に行なわ
れるようになる。
部に密着させるためにパットを所要の間隔をもって付設
することができる。これらのパットを設けることによっ
て当て金がレールにぴったりと合うことになり、レール
の側面に多少の狂いがあっても穿孔作業が円滑に行なわ
れるようになる。
[考案の効果] 本考案の取付け装置は、マグネットベースを具えた携帯
式穿孔機を位置決めし、横倒し状態でマグネットベース
をもって固定し、穿孔作業終了後は穿孔ピッチに相当す
る場所に穿孔機を自由に移動できるように設けたから、
加工する穴の位置を穿孔作業のたびに測定する必要は全
くなく、又、ほとんど段取作業を必要とすることもな
く、複数の穴を連続して正確かつ迅速に形成できる。し
かも、穿孔中に穿孔機の位置がずれることがなく、穴加
工が極めて正確に行なわれるという効果もある。加え
て、穿孔刃物を交換する場合も穿孔機の再設定が迅速に
できるという効果もある。
式穿孔機を位置決めし、横倒し状態でマグネットベース
をもって固定し、穿孔作業終了後は穿孔ピッチに相当す
る場所に穿孔機を自由に移動できるように設けたから、
加工する穴の位置を穿孔作業のたびに測定する必要は全
くなく、又、ほとんど段取作業を必要とすることもな
く、複数の穴を連続して正確かつ迅速に形成できる。し
かも、穿孔中に穿孔機の位置がずれることがなく、穴加
工が極めて正確に行なわれるという効果もある。加え
て、穿孔刃物を交換する場合も穿孔機の再設定が迅速に
できるという効果もある。
図面は本考案の取付け装置の1実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は第1図の左側面、第3図は第1
図のIII−III線矢視図で、クランプ装置の主要部を示す
側面図、第4図はマグネットベースを具えた携帯式穿孔
機の一例を示す側面図、第5図は第4図に示す穿孔機の
底面図である。 10……取付け装置、11……衝立板、18,19,20,21……切
欠溝、27……当て金、38……クランプ、44……クランプ
アーム、46……クランプ用おねじ、57……ピン、81……
レール、101……マグネットベースを具えた携帯式穿孔
機、104……環状刃物、106……カッタアーバー。
1図は正面図、第2図は第1図の左側面、第3図は第1
図のIII−III線矢視図で、クランプ装置の主要部を示す
側面図、第4図はマグネットベースを具えた携帯式穿孔
機の一例を示す側面図、第5図は第4図に示す穿孔機の
底面図である。 10……取付け装置、11……衝立板、18,19,20,21……切
欠溝、27……当て金、38……クランプ、44……クランプ
アーム、46……クランプ用おねじ、57……ピン、81……
レール、101……マグネットベースを具えた携帯式穿孔
機、104……環状刃物、106……カッタアーバー。
Claims (1)
- 【請求項1】フレームの下面部にマグネットベースを具
えた携帯式穿孔機を前記マグネットベースを電磁吸着し
て横倒し状態に保持する鉄製の衝立板を主体としてな
り、該衝立板の上下辺部に被加工物の穿孔ピッチに相当
する間隔をもって係合溝と穿孔刃物の進入孔を設け、更
に、前記衝立板の上部には中心線上に前記上辺部の係合
溝に係脱可能なピンをもつ前記マグネットベースを嵌め
込むための少なくとも側板を具えた位置決め用フレーム
を設け、また下部には被加工物の穿孔面の形状と相補的
な外面形状に形成した当て金を設けるとともに、該当て
金の左右両側面部には前記被加工物を挟着するためのク
ランプを設けたマグネットベースを具えた携帯式穿孔機
の取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8570889U JPH0748331Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | マグネットベースを具えた携帯式穿孔機の取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8570889U JPH0748331Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | マグネットベースを具えた携帯式穿孔機の取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326416U JPH0326416U (ja) | 1991-03-18 |
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1989
- 1989-07-24 JP JP8570889U patent/JPH0748331Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0326416U (ja) | 1991-03-18 |
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