JPH0747506A - 溝切り用プレートジョイナ、及びこれに用いられる調整自在フェンス - Google Patents
溝切り用プレートジョイナ、及びこれに用いられる調整自在フェンスInfo
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- JPH0747506A JPH0747506A JP8819294A JP8819294A JPH0747506A JP H0747506 A JPH0747506 A JP H0747506A JP 8819294 A JP8819294 A JP 8819294A JP 8819294 A JP8819294 A JP 8819294A JP H0747506 A JPH0747506 A JP H0747506A
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- Y10T83/02—Other than completely through work thickness
- Y10T83/0304—Grooving
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- Forests & Forestry (AREA)
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- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、プレートジョイナに対する調整がよ
り容易な調整自在フェンスを提供することを目的として
いる。 【構成】本発明による調整自在フェンスは、本体及び回
転平面カッタを有し、加工品に弓形の溝を切り込むプレ
ートジョイナを所定の方向に向けさせるための調整自在
フェンスにおいて、ガイド溝を有する、前記プレートジ
ョイナ本体に摺動自在に固着されたベースと；第１及び
第２フェンスに対して平行な軸を中心として回動し、第
２フェンスの第１フェンスに対する角度を変化させる、
前記ベースに対して移動自在且つ摺動自在に固着された
ハンドルと、選択的に前記ハンドルを所望の位置でベー
スに係止させるための係止手段と、を備えている。
り容易な調整自在フェンスを提供することを目的として
いる。 【構成】本発明による調整自在フェンスは、本体及び回
転平面カッタを有し、加工品に弓形の溝を切り込むプレ
ートジョイナを所定の方向に向けさせるための調整自在
フェンスにおいて、ガイド溝を有する、前記プレートジ
ョイナ本体に摺動自在に固着されたベースと；第１及び
第２フェンスに対して平行な軸を中心として回動し、第
２フェンスの第１フェンスに対する角度を変化させる、
前記ベースに対して移動自在且つ摺動自在に固着された
ハンドルと、選択的に前記ハンドルを所望の位置でベー
スに係止させるための係止手段と、を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレートジョイナ( pl
ate joiner )、特にプレートジョイナ用の調整自在なフ
ェンス( fence ) に関するものである。
ate joiner )、特にプレートジョイナ用の調整自在なフ
ェンス( fence ) に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、プレートジョイナ、すなわち
ビスケット・ジョイニング・マシンを製造することによ
って、４つの異なるビスケット溝のカット方法が考え出
された。第１の方法は、水平型モータを使用する。この
第１の方法の一例が、米国特許第4,971,122 号明細書及
び米国特許第4,931,204 号明細書に示されている。第２
の方法は、米国特許第4,858,661 号明細書及び米国特許
第4,858,662 号明細書に開示されているような垂直型モ
ータを利用するものである。第３の方法は、米国特許第
4,947,908 号明細書に開示されているようなジョイナ／
スプライナ( spliner ：溝切り機) を利用するものであ
る。最後の第４の方法は、米国特許第4,926,916 号に開
示されているような据置型プレートジョイナを使用して
いる。
ビスケット・ジョイニング・マシンを製造することによ
って、４つの異なるビスケット溝のカット方法が考え出
された。第１の方法は、水平型モータを使用する。この
第１の方法の一例が、米国特許第4,971,122 号明細書及
び米国特許第4,931,204 号明細書に示されている。第２
の方法は、米国特許第4,858,661 号明細書及び米国特許
第4,858,662 号明細書に開示されているような垂直型モ
ータを利用するものである。第３の方法は、米国特許第
4,947,908 号明細書に開示されているようなジョイナ／
スプライナ( spliner ：溝切り機) を利用するものであ
る。最後の第４の方法は、米国特許第4,926,916 号に開
示されているような据置型プレートジョイナを使用して
いる。
【０００３】適用する方法に拘らず、従来のプレートジ
ョイナは、２方向に調整自在なフェンスを使用してい
た。第１の調整を行うことによって、フェンスを上下に
移動させ、種々の厚さの加工品を収容することができ
る。第２の調整とは、フェンスの角度を変化させること
であり、加工品に傾斜した切り込みを作る為のものであ
る。米国特許第4,971,122 号明細書及び米国第4,913,20
3 号特許明細書には、双方向に移動可能な調整自在フェ
ンスを有しているプレートジョイナが例示されている。
ョイナは、２方向に調整自在なフェンスを使用してい
た。第１の調整を行うことによって、フェンスを上下に
移動させ、種々の厚さの加工品を収容することができ
る。第２の調整とは、フェンスの角度を変化させること
であり、加工品に傾斜した切り込みを作る為のものであ
る。米国特許第4,971,122 号明細書及び米国第4,913,20
3 号特許明細書には、双方向に移動可能な調整自在フェ
ンスを有しているプレートジョイナが例示されている。
【０００４】据置型プレートジョイナの場合を除くすべ
ての製品は、プレートジョイナを硬く保持するためのハ
ンドルを有している。使用されるハンドルの種類に拘ら
ず、従来のプレートジョイナのハンドルは、プレートジ
ョイナの本体に固定されている。固定されたハンドルを
有しているプレートジョイナの具体例は、米国特許第4,
947,908 号、米国特許第4,858,661 号、米国特許第4,86
8,662 号及び米国特許第4,913,204 号明細書に示されて
いる。更に最近の米国特許第4,971,122 号明細書は、フ
ェンス部品の一部を形成する固定ハンドルを利用してい
る。
ての製品は、プレートジョイナを硬く保持するためのハ
ンドルを有している。使用されるハンドルの種類に拘ら
ず、従来のプレートジョイナのハンドルは、プレートジ
ョイナの本体に固定されている。固定されたハンドルを
有しているプレートジョイナの具体例は、米国特許第4,
947,908 号、米国特許第4,858,661 号、米国特許第4,86
8,662 号及び米国特許第4,913,204 号明細書に示されて
いる。更に最近の米国特許第4,971,122 号明細書は、フ
ェンス部品の一部を形成する固定ハンドルを利用してい
る。
【０００５】プレートジョイナの製造に導入されるべき
２つの重要な要素は、製品のコストとその使い易さであ
る。
２つの重要な要素は、製品のコストとその使い易さであ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、調整
自在フェンスを提供し、本体及び切り刃（cutting blad
e ）を有しているプレートジョイナを所定の方向に向
け、加工品に溝切りを行うことである。プレートジョイ
ナ本体に移動自在に固定されたベースを有しているフェ
ンスを設ける。このベースは、切り刃の面に対して通常
垂直である第１フェンス部分を形成する平面を有してい
る。ベースは、ガイド溝も有している。ベースに対して
移動自在に固定したハンドルを設ける。このハンドル
は、作業者が手で操作するための第１の側部を有してい
る。このハンドルは、第１フェンス部と共に作用して切
り刃を一定方向に向けさせるための第２フェンス部を形
成する平面を有している第２側部も備えている。ハンド
ルはガイド溝とともに作用し、第２フェンス部が切り刃
に対して軸方向に移動可能であるとともに、垂直軸を中
心として回動自在であり、第２フェンス部の第１フェン
ス部に対する角度を変化させることができる。
自在フェンスを提供し、本体及び切り刃（cutting blad
e ）を有しているプレートジョイナを所定の方向に向
け、加工品に溝切りを行うことである。プレートジョイ
ナ本体に移動自在に固定されたベースを有しているフェ
ンスを設ける。このベースは、切り刃の面に対して通常
垂直である第１フェンス部分を形成する平面を有してい
る。ベースは、ガイド溝も有している。ベースに対して
移動自在に固定したハンドルを設ける。このハンドル
は、作業者が手で操作するための第１の側部を有してい
る。このハンドルは、第１フェンス部と共に作用して切
り刃を一定方向に向けさせるための第２フェンス部を形
成する平面を有している第２側部も備えている。ハンド
ルはガイド溝とともに作用し、第２フェンス部が切り刃
に対して軸方向に移動可能であるとともに、垂直軸を中
心として回動自在であり、第２フェンス部の第１フェン
ス部に対する角度を変化させることができる。
【０００７】本発明の他の目的は、加工品に対するプレ
ートジョイナの切り刃の方向を選択的に変更し、加工品
に形成されるカットを変化させる方法を提供することで
ある。プレートジョイナ本体に対して軸方向に移動可能
なベースを設ける。このベースは、加工品の第１面に作
用する切り刃面に対して通常垂直な方向の平面を有する
第１フェンス部を備えている。次に、このベースに対し
て、軸方向及び軸まわりに移動自在なハンドルを位置決
めする。このハンドルは、作業者が手で操作するための
第１側部と、加工品の第２面に対して作用する第２フェ
ンス部を形成する平面を有する第２側部とを備えてい
る。最後に、このハンドルを、切り刃及びベースに対す
る所望の位置で固定する。
ートジョイナの切り刃の方向を選択的に変更し、加工品
に形成されるカットを変化させる方法を提供することで
ある。プレートジョイナ本体に対して軸方向に移動可能
なベースを設ける。このベースは、加工品の第１面に作
用する切り刃面に対して通常垂直な方向の平面を有する
第１フェンス部を備えている。次に、このベースに対し
て、軸方向及び軸まわりに移動自在なハンドルを位置決
めする。このハンドルは、作業者が手で操作するための
第１側部と、加工品の第２面に対して作用する第２フェ
ンス部を形成する平面を有する第２側部とを備えてい
る。最後に、このハンドルを、切り刃及びベースに対す
る所望の位置で固定する。
【０００８】本発明固有の目的は、ベース上の第１フェ
ンス部と関連し、第１フェンス部に対して調整自在な第
２フェンス部を構成し、プレートジョイナを所定の方向
に向けさせることである。
ンス部と関連し、第１フェンス部に対して調整自在な第
２フェンス部を構成し、プレートジョイナを所定の方向
に向けさせることである。
【０００９】本発明の特徴は、ベース部に対して移動自
在なハンドルを提供し、プレートジョイナ用の調整自在
なフェンスを提供することである。
在なハンドルを提供し、プレートジョイナ用の調整自在
なフェンスを提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、本体及び通常平面の回転カッタを有し、
加工品に弓形の溝を切り込むプレートジョイナを所定の
方向に向けさせるための調整自在フェンスにおいて、当
該フェンスが：前記プレートジョイナ本体に摺動自在に
固着され、前記カッタの面に対して通常垂直な方向の第
１フェンスを形成する平面と、前記第１フェンスに対し
て平行なガイド溝とを有しているベースと、前記ベース
に対して移動自在且つ調整自在に固着され、作業者が手
で操作する様に構成されたグリップ部と、前記第１フェ
ンスに対して所定の角度をなす第２フェンスを形成する
平面とを有し、前記ベースのガイド溝とあいまって、前
記平面カッタに対する第１フェンスに平行なガイド溝の
軸に沿って前記第２フェンスの位置を調整でき、前記第
１及び第２フェンスに対して平行な軸を中心として回動
し、前記第２フェンスの前記第１フェンスに対する角度
を変化させるハンドルと、選択的に前記ハンドルを所望
の位置でベースに係止するための係止手段と、を備えて
いることを特徴としている。
め、本発明は、本体及び通常平面の回転カッタを有し、
加工品に弓形の溝を切り込むプレートジョイナを所定の
方向に向けさせるための調整自在フェンスにおいて、当
該フェンスが：前記プレートジョイナ本体に摺動自在に
固着され、前記カッタの面に対して通常垂直な方向の第
１フェンスを形成する平面と、前記第１フェンスに対し
て平行なガイド溝とを有しているベースと、前記ベース
に対して移動自在且つ調整自在に固着され、作業者が手
で操作する様に構成されたグリップ部と、前記第１フェ
ンスに対して所定の角度をなす第２フェンスを形成する
平面とを有し、前記ベースのガイド溝とあいまって、前
記平面カッタに対する第１フェンスに平行なガイド溝の
軸に沿って前記第２フェンスの位置を調整でき、前記第
１及び第２フェンスに対して平行な軸を中心として回動
し、前記第２フェンスの前記第１フェンスに対する角度
を変化させるハンドルと、選択的に前記ハンドルを所望
の位置でベースに係止するための係止手段と、を備えて
いることを特徴としている。
【００１１】上記本発明による調整自在フェンスでは、
前記ガイド溝が、前記ベース内に形成され、横方向に離
間して配置された一対の細長形状の溝を備えていること
が好ましい。
前記ガイド溝が、前記ベース内に形成され、横方向に離
間して配置された一対の細長形状の溝を備えていること
が好ましい。
【００１２】また、上記本発明による調整自在フェンス
では、前記ハンドルが、前記ベース内の一対の溝と相互
に作用するように構成された空間的に離間された一対の
平行ウイングを備え、ハンドルとベースとの間に限定的
な軸方向の動き及び回動的な動きができるようにするこ
とが好ましい。
では、前記ハンドルが、前記ベース内の一対の溝と相互
に作用するように構成された空間的に離間された一対の
平行ウイングを備え、ハンドルとベースとの間に限定的
な軸方向の動き及び回動的な動きができるようにするこ
とが好ましい。
【００１３】更に、上記本発明による調整自在フェンス
では、前記係止手段が、前記溝内に摺動自在に受け入れ
られるように構成され、前記戻り止めと共に作用し、前
記ハンドルの回動的な動きを制御する戻り止めスライド
と、前記溝内に受け入れられるように構成され、選択的
に前記ハンドルを前記ベースに対して係止又は係止解除
すると共に、係止解除されている時に前記ガイド溝内で
前記ハンドルと軸方向に摺動自在に構成されたクランプ
と、を備えていることが好ましい。
では、前記係止手段が、前記溝内に摺動自在に受け入れ
られるように構成され、前記戻り止めと共に作用し、前
記ハンドルの回動的な動きを制御する戻り止めスライド
と、前記溝内に受け入れられるように構成され、選択的
に前記ハンドルを前記ベースに対して係止又は係止解除
すると共に、係止解除されている時に前記ガイド溝内で
前記ハンドルと軸方向に摺動自在に構成されたクランプ
と、を備えていることが好ましい。
【００１４】上記本発明による調整自在フェンスでは、
前記本体及び前記ベースをプラスチックで構成すること
が好ましい。本発明によるプレートジョイナは、平面カ
ッタを回転駆動させるモータと、前記モータを選択的に
起動する起動手段と、前記モータ及び前記平面カッタを
支持する本体と、前記本体に摺動自在に固着され、前記
カッタの面に対して通常垂直な方向を向いている第１フ
ェンスを形成する平面と、ガイド溝とを有するベース
と、前記ガイド溝内で移動可能・調整自在に固着され、
作業者が手で操作するように構成されたグリップ部分
と、前記第１フェンスに対して所定の角度をなす第２フ
ェンスを形成する平面とを有し、前記ハンドルが前記ガ
イド溝と相互に作用することによって、前記平面カッタ
に関連して前記第１フェンスに平行なガイド溝の軸に沿
って前記第２フェンスを調整できると共に、前記第１フ
ェンスに平行な軸を中心として前記第２フェンスを回動
でき、前記第２フェンスによって前記第２フェンスの前
記第１フェンスに対する角度を変化させることができる
ように構成されたハンドルと、前記ハンドルを前記ベー
スの所望の位置に対して選択的に係止させるための係止
手段と、を備えていることを特徴としている。
前記本体及び前記ベースをプラスチックで構成すること
が好ましい。本発明によるプレートジョイナは、平面カ
ッタを回転駆動させるモータと、前記モータを選択的に
起動する起動手段と、前記モータ及び前記平面カッタを
支持する本体と、前記本体に摺動自在に固着され、前記
カッタの面に対して通常垂直な方向を向いている第１フ
ェンスを形成する平面と、ガイド溝とを有するベース
と、前記ガイド溝内で移動可能・調整自在に固着され、
作業者が手で操作するように構成されたグリップ部分
と、前記第１フェンスに対して所定の角度をなす第２フ
ェンスを形成する平面とを有し、前記ハンドルが前記ガ
イド溝と相互に作用することによって、前記平面カッタ
に関連して前記第１フェンスに平行なガイド溝の軸に沿
って前記第２フェンスを調整できると共に、前記第１フ
ェンスに平行な軸を中心として前記第２フェンスを回動
でき、前記第２フェンスによって前記第２フェンスの前
記第１フェンスに対する角度を変化させることができる
ように構成されたハンドルと、前記ハンドルを前記ベー
スの所望の位置に対して選択的に係止させるための係止
手段と、を備えていることを特徴としている。
【００１５】本発明による溝切り方法は、平面カッタを
有しているプレートジョイナを選択的に所定の方向に向
けることによって加工品に弓形の溝を切る方法におい
て、当該溝切り方法が：前記平面カッタの面に対して通
常垂直な方向の平面を有している第１フェンスを有し、
前記加工品の第１面と共に作用するベースを、プレート
ジョイナ本体に対して軸方向に移動させる行程と、作業
者が手で操作するように構成されたグリップ部と、前記
加工品の第２面と作用する第２フェンスを形成する平面
と関連する第２側面とを有し、前記ベースに対して固着
され、軸方向に移動可能且つ回動自在なハンドルを位置
決めする行程と、前記ハンドルを前記ベースに係止させ
る行程と、作業者が一方の手で前記ハンドルグリップ部
を握ったままで、前記第１フェンス及び第２フェンスを
前記加工品に対して堅固に保持する行程と、前記作業者
の他方の手を用いて前記モータ及び前記平面カッタを前
進させ、前記加工品の前記第１面に弓形の溝を切る行程
と、前記モータ及び前記平面カッタを後退させる行程
と、前記プレートジョイナを取り除き、前記加工品の第
１面の弓形溝を露出させる行程と、を備えていることを
特徴としている。
有しているプレートジョイナを選択的に所定の方向に向
けることによって加工品に弓形の溝を切る方法におい
て、当該溝切り方法が：前記平面カッタの面に対して通
常垂直な方向の平面を有している第１フェンスを有し、
前記加工品の第１面と共に作用するベースを、プレート
ジョイナ本体に対して軸方向に移動させる行程と、作業
者が手で操作するように構成されたグリップ部と、前記
加工品の第２面と作用する第２フェンスを形成する平面
と関連する第２側面とを有し、前記ベースに対して固着
され、軸方向に移動可能且つ回動自在なハンドルを位置
決めする行程と、前記ハンドルを前記ベースに係止させ
る行程と、作業者が一方の手で前記ハンドルグリップ部
を握ったままで、前記第１フェンス及び第２フェンスを
前記加工品に対して堅固に保持する行程と、前記作業者
の他方の手を用いて前記モータ及び前記平面カッタを前
進させ、前記加工品の前記第１面に弓形の溝を切る行程
と、前記モータ及び前記平面カッタを後退させる行程
と、前記プレートジョイナを取り除き、前記加工品の第
１面の弓形溝を露出させる行程と、を備えていることを
特徴としている。
【００１６】更に、本発明による他の態様による調整自
在フェンスは、本体と通常平面の回転カッタとを有して
いるプレートジョイナを所定の方向に向けさせ、加工品
に弓形の溝を切るための調整自在フェンスにおいて、当
該調整自在フェンスが：前記プレートジョイナ本体に摺
動自在に固着され、前記カッタの面に対して通常垂直な
方向の第１フェンスを形成する平面と、前記第１フェン
スに平行なガイド溝とを有するベースと、移動自在且つ
調整自在に前記ベースに固着され、作業者が手で操作す
るように構成されたグリップ部と、前記第１フェンスに
対して所定の角度をなす第２フェンスを形成する平面と
を有し、前記ベースのガイド溝と作用することによっ
て、前記平面カッタに関連する第１フェンスに対して平
行な案内軸に沿って前記第２フェンスを調整できるよう
にし、前記第１及び第２フェンスに平行な軸を中心とし
て回動し、前記第１フェンスに対する前記第２フェンス
の角度を変化させるように構成されたハンドルと、前記
ベースの所望の位置に、前記ハンドルを選択的に係止さ
せるための係止手段と、を備え、当該係止手段が、それ
ぞれベース及びハンドルに対して回転しないように固定
された第１及び第２の係止部材を備え、前記第１係止部
材が前記ガイド溝内を移動可能であり、且つ前記第２係
止手段がハンドルに固定され、前記第１及び第２の係止
部材が、選択的且つ相互作用的に係止させることのでき
るエレメントを有し、前記第１及び第２係止部材間の相
対的な回転を防ぎ、これによって、前記ハンドルと前記
ベースとの間の相対的な回動を防ぐことを特徴としてい
る。
在フェンスは、本体と通常平面の回転カッタとを有して
いるプレートジョイナを所定の方向に向けさせ、加工品
に弓形の溝を切るための調整自在フェンスにおいて、当
該調整自在フェンスが：前記プレートジョイナ本体に摺
動自在に固着され、前記カッタの面に対して通常垂直な
方向の第１フェンスを形成する平面と、前記第１フェン
スに平行なガイド溝とを有するベースと、移動自在且つ
調整自在に前記ベースに固着され、作業者が手で操作す
るように構成されたグリップ部と、前記第１フェンスに
対して所定の角度をなす第２フェンスを形成する平面と
を有し、前記ベースのガイド溝と作用することによっ
て、前記平面カッタに関連する第１フェンスに対して平
行な案内軸に沿って前記第２フェンスを調整できるよう
にし、前記第１及び第２フェンスに平行な軸を中心とし
て回動し、前記第１フェンスに対する前記第２フェンス
の角度を変化させるように構成されたハンドルと、前記
ベースの所望の位置に、前記ハンドルを選択的に係止さ
せるための係止手段と、を備え、当該係止手段が、それ
ぞれベース及びハンドルに対して回転しないように固定
された第１及び第２の係止部材を備え、前記第１係止部
材が前記ガイド溝内を移動可能であり、且つ前記第２係
止手段がハンドルに固定され、前記第１及び第２の係止
部材が、選択的且つ相互作用的に係止させることのでき
るエレメントを有し、前記第１及び第２係止部材間の相
対的な回転を防ぎ、これによって、前記ハンドルと前記
ベースとの間の相対的な回動を防ぐことを特徴としてい
る。
【００１７】上記本発明による調整自在フェンスでは、
前記ハンドルが、前記第２係止部材を保持するための凹
部を備えていることを特徴としている。また、上記本発
明による調整自在フェンスでは、前記凹部が非円形ポケ
ットを備え、且つ非円形ポケットと作用し、前記第２係
止部材と前記ハンドルとが相対的に回転しないような大
きさ及び形状のブロックを、前記第２係止部材が備えて
いることが好ましい。
前記ハンドルが、前記第２係止部材を保持するための凹
部を備えていることを特徴としている。また、上記本発
明による調整自在フェンスでは、前記凹部が非円形ポケ
ットを備え、且つ非円形ポケットと作用し、前記第２係
止部材と前記ハンドルとが相対的に回転しないような大
きさ及び形状のブロックを、前記第２係止部材が備えて
いることが好ましい。
【００１８】更に、上記本発明による調整自在フェンス
では、前記第１及び第２係止部材の少なくとも一方を粉
末状金属で成型することが好ましい。更に、上記本発明
による調整自在フェンスでは、前記第１及び第２係止部
材の一方に突出部を設け、且つ前記第１及び第２係止部
材の他方に凹部を設け、前記突出部が、相互に重なり合
って、前記凹部内に受け入れられ、前記第１係止部材と
前記第２係止部材とが相対的に回転しないようにする事
が好ましい。
では、前記第１及び第２係止部材の少なくとも一方を粉
末状金属で成型することが好ましい。更に、上記本発明
による調整自在フェンスでは、前記第１及び第２係止部
材の一方に突出部を設け、且つ前記第１及び第２係止部
材の他方に凹部を設け、前記突出部が、相互に重なり合
って、前記凹部内に受け入れられ、前記第１係止部材と
前記第２係止部材とが相対的に回転しないようにする事
が好ましい。
【００１９】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を説明
する。 第１実施例 図１から図４に描かれている第１の実施例は、プレート
ジョイナを示し、参照番号１０にて示す。図１に示すプ
レートジョイナ１０の主な構成要素は、ベース１２と、
ハンドル１４と、本体１６と、切り刃１８と、トリガ機
構２０と、集塵器２２とを備えている。本発明の目的を
達成するために、プレートジョイナ１０は集塵器２２を
必ずしも必要とするものではなく、また、トリガ機構２
０を、任意の起動手段で代用することもできる。
する。 第１実施例 図１から図４に描かれている第１の実施例は、プレート
ジョイナを示し、参照番号１０にて示す。図１に示すプ
レートジョイナ１０の主な構成要素は、ベース１２と、
ハンドル１４と、本体１６と、切り刃１８と、トリガ機
構２０と、集塵器２２とを備えている。本発明の目的を
達成するために、プレートジョイナ１０は集塵器２２を
必ずしも必要とするものではなく、また、トリガ機構２
０を、任意の起動手段で代用することもできる。
【００２０】図２に示すように、ベース１２は、第１フ
ェンス２４を形成する第１平面と、一対の側部面２６
と、底部２８とを備えている。第１開口３０を第１フェ
ンス２４に設け、切り刃１８を選択的に突出させる。第
２開口３２を第１フェンス２４に設け、本体１６がベー
ス１２に対して軸方向に移動するとき、本体１６の一部
が通過できるようにしている。
ェンス２４を形成する第１平面と、一対の側部面２６
と、底部２８とを備えている。第１開口３０を第１フェ
ンス２４に設け、切り刃１８を選択的に突出させる。第
２開口３２を第１フェンス２４に設け、本体１６がベー
ス１２に対して軸方向に移動するとき、本体１６の一部
が通過できるようにしている。
【００２１】細長形状の溝、すなわちガイド溝３４を、
各側部平面２６に形成する。ガイド溝３４の方向は、通
常第１フェンス２４と平行である。ガイド溝３４は、戻
り止めスライド３６を受け入れることができるように構
成されている。この戻り止めスライド３６は、ガイド溝
３４内で長さ方向に摺動自在であるが、回動できないよ
うに成型されている。この戻り止めスライド３６は、そ
の中心に孔３７を有している。
各側部平面２６に形成する。ガイド溝３４の方向は、通
常第１フェンス２４と平行である。ガイド溝３４は、戻
り止めスライド３６を受け入れることができるように構
成されている。この戻り止めスライド３６は、ガイド溝
３４内で長さ方向に摺動自在であるが、回動できないよ
うに成型されている。この戻り止めスライド３６は、そ
の中心に孔３７を有している。
【００２２】また、図２にハンドル１４も示す。このハ
ンドル１４は、グリップ部材４０の両端で完全に接続さ
れた一対のウイング３８から成る。ハンドル１４は、作
業者が手で快適に握ることができるように構成された第
１側部４２を有している。この快適性を高めるため、グ
リップ部材を構造発泡材で被覆する。ハンドルは、（図
１及び図３に最も良く示されているように）第２側部を
有し、この第２側部は、第２フェンス４４を形成する平
面を有している。第２フェンス４４は、以下に示される
ように、第１フェンス２４と共に相互に作用する。円形
の時計の文字盤パターンに構成された戻り止め４６のア
レイを、各ウイング３８の内面に配置する。
ンドル１４は、グリップ部材４０の両端で完全に接続さ
れた一対のウイング３８から成る。ハンドル１４は、作
業者が手で快適に握ることができるように構成された第
１側部４２を有している。この快適性を高めるため、グ
リップ部材を構造発泡材で被覆する。ハンドルは、（図
１及び図３に最も良く示されているように）第２側部を
有し、この第２側部は、第２フェンス４４を形成する平
面を有している。第２フェンス４４は、以下に示される
ように、第１フェンス２４と共に相互に作用する。円形
の時計の文字盤パターンに構成された戻り止め４６のア
レイを、各ウイング３８の内面に配置する。
【００２３】グリップ部材４０に近接する端部とは反対
側の、各ウイング３８の中心に孔４８を設ける。この孔
４８は、ウイング３８がベース１２に接触したときに、
ベース１２上でガイド溝３４と中心合わせを行う。ハン
ドル１４は、一対のつまみネジ５０（図２では、２個の
つまみネジの内１つのみを図示していることに注意す
る。）によって、移動自在且つ回動自在にベース１２に
固定される。このつまみネジ５０は、ウイング３８の孔
４８、戻り止めスライド３６の孔３７を貫通し、ガイド
溝３４を貫通している。その後、つまみネジ５０は、戻
り止めスライド３６の反対側に取り付けられたナット５
２にネジ止めされる。
側の、各ウイング３８の中心に孔４８を設ける。この孔
４８は、ウイング３８がベース１２に接触したときに、
ベース１２上でガイド溝３４と中心合わせを行う。ハン
ドル１４は、一対のつまみネジ５０（図２では、２個の
つまみネジの内１つのみを図示していることに注意す
る。）によって、移動自在且つ回動自在にベース１２に
固定される。このつまみネジ５０は、ウイング３８の孔
４８、戻り止めスライド３６の孔３７を貫通し、ガイド
溝３４を貫通している。その後、つまみネジ５０は、戻
り止めスライド３６の反対側に取り付けられたナット５
２にネジ止めされる。
【００２４】図１及び図３に示すように、ハンドル１４
は、ガイド溝３４内を、切り刃１８に対して軸方向に摺
動可能であり、当該ハンドルは、つまみネジ５０によっ
て形成されるガイド溝３４の垂直軸を中心として回動自
在である。ハンドル１４をベース１２に固着したまま
で、つまみネジをゆるめ、戻り止めスライド３６を用い
てハンドル１４を軸方向に摺動させ、ガイド溝３４内の
所望の位置に移動させることができる。この所望の位置
で、つまみネジ５０を再び締めることができる。他の選
択として、つまみネジ５０を再びゆるめ、ハンドル１４
がつまみネジを中心として回動し、所望の位置にするこ
とができる。このハンドル１４は、戻り止めスライド３
６上に位置する一対のフィンガ５４の作用によって回動
する。この戻り止めスライド３６は、選択的に戻り止め
４６内で係止し、所望の角度でハンドルを位置決めす
る。戻り止め４６は、各ウイング３８の表面に設けられ
た刻み目又はポケットのアレイである。他の選択とし
て、この戻り止めを、戻り止めスライド３６の対応雌型
留め具と相互に作用する雄型戻り止めとすることができ
る。戻り止め４６間の間隔を変化させ、第１フェンス２
４に対する第２フェンス４４の角度の増加変化量を種々
の変化量に設定することができる。この実施例において
は、戻り止め４６を、増加変化量１５度でアレイ内に配
置している。戻り止めは、もし必要ならば、作業者が２
つの戻り止め４６間にハンドルを位置決めして、より良
好な調整を行うことができるような大きさに作成する。
所望の角度に達した際に、前記の通り、ハンドルをガイ
ド溝３４内で軸方向に摺動させ、所望の位置に移動さ
せ、その後つまみネジ５０を締め、ハンドルを所望の位
置に係止させることができる。堅固な連結を保つため
に、戻り止め３６を鋼で構成することができる。
は、ガイド溝３４内を、切り刃１８に対して軸方向に摺
動可能であり、当該ハンドルは、つまみネジ５０によっ
て形成されるガイド溝３４の垂直軸を中心として回動自
在である。ハンドル１４をベース１２に固着したまま
で、つまみネジをゆるめ、戻り止めスライド３６を用い
てハンドル１４を軸方向に摺動させ、ガイド溝３４内の
所望の位置に移動させることができる。この所望の位置
で、つまみネジ５０を再び締めることができる。他の選
択として、つまみネジ５０を再びゆるめ、ハンドル１４
がつまみネジを中心として回動し、所望の位置にするこ
とができる。このハンドル１４は、戻り止めスライド３
６上に位置する一対のフィンガ５４の作用によって回動
する。この戻り止めスライド３６は、選択的に戻り止め
４６内で係止し、所望の角度でハンドルを位置決めす
る。戻り止め４６は、各ウイング３８の表面に設けられ
た刻み目又はポケットのアレイである。他の選択とし
て、この戻り止めを、戻り止めスライド３６の対応雌型
留め具と相互に作用する雄型戻り止めとすることができ
る。戻り止め４６間の間隔を変化させ、第１フェンス２
４に対する第２フェンス４４の角度の増加変化量を種々
の変化量に設定することができる。この実施例において
は、戻り止め４６を、増加変化量１５度でアレイ内に配
置している。戻り止めは、もし必要ならば、作業者が２
つの戻り止め４６間にハンドルを位置決めして、より良
好な調整を行うことができるような大きさに作成する。
所望の角度に達した際に、前記の通り、ハンドルをガイ
ド溝３４内で軸方向に摺動させ、所望の位置に移動さ
せ、その後つまみネジ５０を締め、ハンドルを所望の位
置に係止させることができる。堅固な連結を保つため
に、戻り止め３６を鋼で構成することができる。
【００２５】第１フェンス２４と第２フェンス４４とは
相互に作用し合い、プレートジョイナ１０の切り刃１８
を加工品に対して所定の方向に向け、加工品に形成され
るカットが所望の位置で且つ所望の角度に存在すること
を保証するものである。第１フェンス２４が加工品ＡＡ
の第１面に接触し、第２フェンスが加工品ＡＡの第２面
に接触し、所望のカットを保証するものである。
相互に作用し合い、プレートジョイナ１０の切り刃１８
を加工品に対して所定の方向に向け、加工品に形成され
るカットが所望の位置で且つ所望の角度に存在すること
を保証するものである。第１フェンス２４が加工品ＡＡ
の第１面に接触し、第２フェンスが加工品ＡＡの第２面
に接触し、所望のカットを保証するものである。
【００２６】ベース１２、本体１６及びハンドル１４
（これらに限定されるものではない）を備えているプレ
ートジョイナ１０の外的な構成要素は、軽量で、堅固
で、且つ衝突又は落下に対して耐久性を有しているガラ
ス充填ナイロン・プラスチックから構成される。 第２実施例 図５から図７に、本発明の第２好適実施例を示す。第１
実施例と同様の構成要素には、第１実施例の参照番号に
サフィックス”ａ”を付して示す。この第２実施例は、
ハンドル１４ａ内に保持される一対の環状差し込み部材
６０を使用している。環状差し込み部材６０は、一対の
戻り止めスライド６２と互いに作用し合い、ハンドル１
４ａをベース１２ａに対して位置決めする。環状差し込
み部材６０及び戻り止めスライド６２は、圧縮されて形
成されたあとで焼結された粉末状金属から作られること
が好ましい。
（これらに限定されるものではない）を備えているプレ
ートジョイナ１０の外的な構成要素は、軽量で、堅固
で、且つ衝突又は落下に対して耐久性を有しているガラ
ス充填ナイロン・プラスチックから構成される。 第２実施例 図５から図７に、本発明の第２好適実施例を示す。第１
実施例と同様の構成要素には、第１実施例の参照番号に
サフィックス”ａ”を付して示す。この第２実施例は、
ハンドル１４ａ内に保持される一対の環状差し込み部材
６０を使用している。環状差し込み部材６０は、一対の
戻り止めスライド６２と互いに作用し合い、ハンドル１
４ａをベース１２ａに対して位置決めする。環状差し込
み部材６０及び戻り止めスライド６２は、圧縮されて形
成されたあとで焼結された粉末状金属から作られること
が好ましい。
【００２７】各差し込み部材６０は中心開口６４を有
し、この中心開口６４を貫通するボルト６８のネジ切り
された軸部６６を受け入れる。ボルト６８は、正方形の
頭部６９も備えている。２４個の突出部７０が、円周内
に配置され、且つ差し込み部材６０の各内面の周囲に放
射状に延在している。隣接する突出部７０の間には、放
射状に延在する凹部７２が形成される。差し込み部材６
０の背面あるいは外側に、長方形状のブロック７４が形
成されている。
し、この中心開口６４を貫通するボルト６８のネジ切り
された軸部６６を受け入れる。ボルト６８は、正方形の
頭部６９も備えている。２４個の突出部７０が、円周内
に配置され、且つ差し込み部材６０の各内面の周囲に放
射状に延在している。隣接する突出部７０の間には、放
射状に延在する凹部７２が形成される。差し込み部材６
０の背面あるいは外側に、長方形状のブロック７４が形
成されている。
【００２８】戻り止めスライド６２は、中心に開口８０
を有し、ネジ切りされた軸部６６を受け入れる。４個の
戻り止め８２が、各戻り止めスライド６２の外側面に形
成される。これらの戻り止め８２は、中心開口８０から
放射状に延在する。また、戻り止め８２は、差し込み部
材６０に形成され、同様な間隔で配置された４個の凹部
７２内に交接して受け入れられるような大きさに作成す
る。
を有し、ネジ切りされた軸部６６を受け入れる。４個の
戻り止め８２が、各戻り止めスライド６２の外側面に形
成される。これらの戻り止め８２は、中心開口８０から
放射状に延在する。また、戻り止め８２は、差し込み部
材６０に形成され、同様な間隔で配置された４個の凹部
７２内に交接して受け入れられるような大きさに作成す
る。
【００２９】図５に最も明確に示されている、各ウイン
グ３８ａは、差し込み部材６０を受け入れられるように
構成された環状くぼみ８６を有している。一般に、突出
部７０は、ウイング３８ａの内面と同一平面となってい
る。長方形状のポケット８８は環状くぼみ８６内に形成
され、この環状くぼみ８６は、長方形状ブロック７４を
受け入れることができ、且つ環状くぼみ８６内で長方形
状ブロック７４が回転しないような大きさに作成する。
グ３８ａは、差し込み部材６０を受け入れられるように
構成された環状くぼみ８６を有している。一般に、突出
部７０は、ウイング３８ａの内面と同一平面となってい
る。長方形状のポケット８８は環状くぼみ８６内に形成
され、この環状くぼみ８６は、長方形状ブロック７４を
受け入れることができ、且つ環状くぼみ８６内で長方形
状ブロック７４が回転しないような大きさに作成する。
【００３０】ベース１２ａの側面２６ａの内側面に、通
常垂直方向に延在する一対のリブ９０を設ける。リブ９
０は第１フェンス２４ａから所定距離のところに配置さ
れ、チャネル９２を規定する。チャネル９２は、頭部６
９が回転することなく、ボルト６８がチャネル９２内を
自由に摺動して移動することができるような大きさに作
成する。
常垂直方向に延在する一対のリブ９０を設ける。リブ９
０は第１フェンス２４ａから所定距離のところに配置さ
れ、チャネル９２を規定する。チャネル９２は、頭部６
９が回転することなく、ボルト６８がチャネル９２内を
自由に摺動して移動することができるような大きさに作
成する。
【００３１】図６に示すように、ボルト６８は、側面２
６ａの細長形状ガイド溝３４ａ、戻り止めスライド６２
の中心開口８０、差し込み部材６０の中心開口６４を貫
通し、ウイングナット９６のネジ切りされた開口９４に
よって締めつけられる。第１の実施例と同様に、戻り止
めスライド６２は、回転することなく、ガイド溝３４ａ
内を摺動できるような大きさに作られる。同様に、ボル
ト６８の正方形の頭部６９も、チャネル９２内において
回転しないようになっている。
６ａの細長形状ガイド溝３４ａ、戻り止めスライド６２
の中心開口８０、差し込み部材６０の中心開口６４を貫
通し、ウイングナット９６のネジ切りされた開口９４に
よって締めつけられる。第１の実施例と同様に、戻り止
めスライド６２は、回転することなく、ガイド溝３４ａ
内を摺動できるような大きさに作られる。同様に、ボル
ト６８の正方形の頭部６９も、チャネル９２内において
回転しないようになっている。
【００３２】ウイングナット９６は、ハンドル１４ａを
本体１２ａに締めつけるように調整され、このようにし
て動かないようにすることができる。４個の対応する凹
部７２内に位置する４個の戻り止め８２の組み合わせに
よって、互いに締め付けられたときに、ハンドル１４ａ
とベース１２とを強力に係止ることができる。或いはま
た、ウイングナット９６を十分に緩めて、ハンドル１４
ａがベース１２ａに対して回転しないようにして、頭部
６９及び戻り止め６２がそれぞれチャネル９２及びガイ
ド溝３４ａ内を摺動させることができる。ウイングナッ
ト９６を更にゆるめると、軸方向に十分動かすことがで
き、戻り止めスライド６２の戻り止め８２を互いに作用
している凹部から引き出すことができる。その後、ハン
ドル１４ａをベース１２ａに対して回転させ、新しい所
望の角度の位置に設定することができる。
本体１２ａに締めつけるように調整され、このようにし
て動かないようにすることができる。４個の対応する凹
部７２内に位置する４個の戻り止め８２の組み合わせに
よって、互いに締め付けられたときに、ハンドル１４ａ
とベース１２とを強力に係止ることができる。或いはま
た、ウイングナット９６を十分に緩めて、ハンドル１４
ａがベース１２ａに対して回転しないようにして、頭部
６９及び戻り止め６２がそれぞれチャネル９２及びガイ
ド溝３４ａ内を摺動させることができる。ウイングナッ
ト９６を更にゆるめると、軸方向に十分動かすことがで
き、戻り止めスライド６２の戻り止め８２を互いに作用
している凹部から引き出すことができる。その後、ハン
ドル１４ａをベース１２ａに対して回転させ、新しい所
望の角度の位置に設定することができる。
【００３３】第２実施例では、第１実施例のプラスチッ
ク製戻り止めの代わりに、差し込み部材６０として鋼製
凹部７２を用いているので、第１実施例よりも大きな摩
擦耐久力を有しており、有利である。第２実施例では、
戻り止めスライド６２の戻り止め８２と、差し込み部材
６０の凹部７２との間の寿命をより長くすることができ
る。
ク製戻り止めの代わりに、差し込み部材６０として鋼製
凹部７２を用いているので、第１実施例よりも大きな摩
擦耐久力を有しており、有利である。第２実施例では、
戻り止めスライド６２の戻り止め８２と、差し込み部材
６０の凹部７２との間の寿命をより長くすることができ
る。
【００３４】本発明を好適実施例について説明したが、
本発明の関連する分野に精通する者にとって、本発明を
実現するための設計及び実施例を種々変更できることは
明らかである。
本発明の関連する分野に精通する者にとって、本発明を
実現するための設計及び実施例を種々変更できることは
明らかである。
【００３５】
【発明の効果】本発明の利点は、ほぼ同価格の調整自在
フェンスであっても、プレートジョイナに対する調整が
より容易な調整自在フェンスを提供できることにある。
フェンスであっても、プレートジョイナに対する調整が
より容易な調整自在フェンスを提供できることにある。
【図１】ベースに対して軸方向に移動自在なハンドル部
品を示す、プレートジョイナの第１の実施例の透視図で
ある。
品を示す、プレートジョイナの第１の実施例の透視図で
ある。
【図２】本発明の構成要素を示す部分的分解斜視図であ
る。
る。
【図３】ガイド溝に沿って回動的に移動自在なハンドル
を示す、ベース及びハンドルの部分透視図である。
を示す、ベース及びハンドルの部分透視図である。
【図４】ベースにハンドルが取り付けられていることを
示す、ハンドル及びベースの一部の平面図である。
示す、ハンドル及びベースの一部の平面図である。
【図５】ハンドル、ベースの一部及びファスナの第２好
適実施例を示す分解斜視図である。
適実施例を示す分解斜視図である。
【図６】ハンドル、ベース及びファスナを示す断片的拡
大分解図である。
大分解図である。
【図７】図６のライン７−７に示す、互いに作用し合い
ベースに対してハンドルが動かないように構成された、
組立ハンドル、ベース及びファスナを示す部分断面図で
ある。
ベースに対してハンドルが動かないように構成された、
組立ハンドル、ベース及びファスナを示す部分断面図で
ある。
１０…プレートジョイナ １２，１２ａ…ベース １４，１４ａ…ハンドル １６…本体 １８…切り刃 ２０…トリガ機構 ２２…集塵器 ２４，２４ａ…第１フェンス ２６，２６ａ…側面部 ２８…底部 ３０…第１開口 ３２…第２開口 ３４，３４ａ…ガイド溝 ３６…戻り止めスライド ３７…孔 ３８，３８ａ…ウイング ４０…グリップ部材 ４２…第１側部 ４４…第２フェンス ４６…戻り止め ４８…孔 ５０…つまみネジ
フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム スタンレイ バリュー アメリカ合衆国，29651 サウスカロライ ナ州，グリーア，ベルナイス・スノー ロ ード 168 (72)発明者 ジェームズ ロバート シスターレ，シニ ア アメリカ合衆国，29671 サウスカロライ ナ州，ピケンズ，プレズント ヴュー ロ ード 303
Claims (4)
- 【請求項１】 本体及び通常平面の回転カッタを有し、
加工品に弓形の溝を切り込むプレートジョイナを所定の
方向に向けさせるための調整自在フェンスにおいて、当
該フェンスが：前記プレートジョイナ本体に摺動自在に
固着され、前記カッタの面に対して通常垂直な方向の第
１フェンスを形成する平面と、前記第１フェンスに対し
て平行なガイド溝とを有しているベースと、 前記ベースに対して移動自在且つ調整自在に固着され、
作業者が手で操作する様に構成されたグリップ部と、前
記第１フェンスに対して所定の角度をなす第２フェンス
を形成する平面とを有し、前記ベースのガイド溝とあい
まって、前記平面カッタに対する第１フェンスに平行な
ガイド溝の軸に沿って前記第２フェンスの位置を調整で
き、前記第１及び第２フェンスに対して平行な軸を中心
として回動し、前記第２フェンスの前記第１フェンスに
対する角度を変化させるハンドルと、 選択的に前記ハンドルを所望の位置でベースに係止する
ための係止手段と、 を備えていることを特徴とする調整自在フェンス。 - 【請求項２】 請求項１に記載の調整自在フェンスにお
いて、 前記係止手段が、それぞれベース及びハンドルに対して
回転しないように固定された第１及び第２の係止部材を
備え、前記第１係止部材が前記ガイド溝内を移動可能で
あり、且つ前記第２係止手段がハンドルに固定され、前
記第１及び第２の係止部材が、選択的且つ相互作用的に
係止させることのできるエレメントを有し、前記第１及
び第２係止部材間の相対的な回転を防ぎ、これによっ
て、前記ハンドルと前記ベースとの間の相対的な回動を
防ぐことを特徴とする調整自在フェンス。 - 【請求項３】 平面カッタを回転駆動させるモータと、 前記モータを選択的に起動する起動手段と、 前記モータ及び前記平面カッタを支持する本体と、 前記本体に摺動自在に固着され、前記カッタの面に対し
て通常垂直な方向を向いている第１フェンスを形成する
平面と、ガイド溝とを有するベースと、 前記ガイド溝内で移動可能・調整自在に固着され、作業
者が手で操作するように構成されたグリップ部分と、前
記第１フェンスに対して所定の角度をなす第２フェンス
を形成する平面とを有し、前記ハンドルが前記ガイド溝
と相互に作用することによって、前記平面カッタに関連
して前記第１フェンスに平行なガイド溝の軸に沿って前
記第２フェンスを調整できると共に、前記第１フェンス
に平行な軸を中心として前記第２フェンスを回動でき、
前記第２フェンスによって前記第２フェンスの前記第１
フェンスに対する角度を変化させることができるように
構成されたハンドルと、 前記ハンドルを前記ベースの所望の位置に対して選択的
に係止させるための係止手段と、を備えていることを特
徴とするプレートジョイナ。 - 【請求項４】 請求項３に記載のプレートジョイナにお
いて、 前記係止手段が、それぞれベース及びハンドルに対して
回転しないように固定された第１及び第２の係止部材を
備え、前記第１係止部材が前記ガイド溝内を移動可能で
あり、且つ前記第２係止手段がハンドルに固定され、前
記第１及び第２の係止部材が、選択的且つ相互作用的に
係止させることのできるエレメントを有し、前記第１及
び第２係止部材間の相対的な回転を防ぎ、これによっ
て、前記ハンドルと前記ベースとの間の相対的な回動を
防ぐことを特徴とするプレートジョイナ。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/054,640 US5291928A (en) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | Plate joiner |
| US08/116285 | 1993-09-03 | ||
| US08/054640 | 1993-09-03 | ||
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