JPH0746449Y2 - 切削油給油装置 - Google Patents

切削油給油装置

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JPH0746449Y2
JPH0746449Y2 JP1305990U JP1305990U JPH0746449Y2 JP H0746449 Y2 JPH0746449 Y2 JP H0746449Y2 JP 1305990 U JP1305990 U JP 1305990U JP 1305990 U JP1305990 U JP 1305990U JP H0746449 Y2 JPH0746449 Y2 JP H0746449Y2
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JP
Japan
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cutting oil
cutting
stirring chamber
solute
nozzle
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JP1305990U
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JPH03107155U (ja
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菊雄 守屋
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、切削などの加工を行う例えば鋸盤などの加工
機械へ切削油を供給する切削油供給装置に関する。
(従来の技術) 切削油を必要とする加工機械には種々のものが存在す
る。例えば、帯鋸刃を2つのホイルに掛回して駆動し加
工物を切断する装置が例えば特開昭57-178615号公報に
記載されている。この公報には、帯鋸刃が被加工物に接
触する部位に切削油を供給し、切削が行われていない時
には、供給を停止する技術が、記載されている。また、
この加工機械は、切削油タンクと切削油を噴射するため
のポンプなどを備えている。なお、加工機械には、この
他にも、切断のみならず研摩や切削を行う機械が存在
し、これらの加工機にも加工を容易にするための切削油
が使用される。
一般に、切削油は、溶質である原液などと、溶媒である
水などを混合してつくられる。そして、切削油タンク内
に切削油が残り少なくなると、作業員が手作業により溶
質と溶媒とを混合して切削油をつくり、切削油タンクへ
供給していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の技術によれば、作業員が手作
業により溶質と溶媒を混合して切削油をつくらねばなら
ず、加工機械の自動運転化、省人化が叫ばれている現在
において非能率的、非合理的である。特に手作業により
混合を行う際に、充分な混合を行うのに手間がかかって
しまうものであった。
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもの
で、自動的に充分な混合を行って切削油をつくり供給す
ることのできる切削油供給装置を得ることを目的とす
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、以上の目的を達成するためになされたもの
で、加圧された液体溶質を噴霧するノズルと、加圧され
た液体溶媒を噴霧するノズルと、前記液体溶質または液
体溶媒のうち少なくともいずれか一方の圧力を調整する
調圧装置と、前記両ノズルを各々の噴霧が重なる位置に
内部に有し液体溶質と液体溶媒を撹拌し切削油をつくる
撹拌チャンバーと、撹拌チャンバーに連通する加工機械
側の切削油タンクと、を備えて切削油供給装置を構成し
た。
(作用) 液体溶質の噴霧と液体溶媒の噴霧が重なることにより、
両者は霧状態で撹拌が行われ、十分な混合が行われる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図を基に説明する。液体溶質で
ある切削油原液1は原液タンク3に充分な量が溜め込ま
れており、定容量ポンプ7により汲み出され一定の圧力
が加圧され、ノズル9の先端から噴霧される。この定容
量ポンプ7は液体溶媒の調圧装置にもなっており、この
定容量ポンプ7に連動連結されたモータ11の回転数に比
例して圧力及び噴霧量が変化する。また、加圧された液
体溶媒には水道管から供給される水道水13が使われる。
水道水13はオンオフ用の切換弁15、及び減圧弁17を通っ
て一定の圧力となり、ノズル19から噴霧される。前記両
ノズル9,19は、撹拌チャンバー21内において、接近して
設けられ、噴霧方向が90度に定められ、且つ噴霧が重な
る位置にノズル9,19先端の位置がくるように設けられて
いる。撹拌チャンバー21内の油面付近にはフロート23の
上下動により油面位置を検出できるレベルスイッチ25が
設けられている。この撹拌チャンバー21は撹拌チャンバ
ー21よりも低い位置に設けられている加工機械側の切削
油タンク27に、連通されている。各切削油タンク27はそ
れぞれの加工機械に備えられ、内部にニードル弁29を有
するフロート31が備えられ、切削油タンク27内の切削油
COの量が一定量になるとニードル弁29が閉じ、撹拌チャ
ンバー21から切削油タンク27への給油をストップするよ
うになっている。また、切削油COの減少に伴いフロート
31が下降すると、切削油タンク27の底部に設けられたス
イッチ33が働き、切削油COが一定量以下になったことを
検出できるようになっている。
各切削油タンク27のスイッチ33からの検出信号、及び撹
拌チャンバー21のレベルスイッチ25の検出信号はコント
ロールユニット35に集められ、このコントロルユニット
35からは前記オンオフ用の切換弁15への開閉信号、及び
定容量ポンプ7の駆動モータ11の回転数を指示する信号
が送出される。
以下、本実施例の作用について説明する。各切削油タン
ク27のスイッチ33が、切削油COが一定量以下になった事
を示す信号を出し、且つ撹拌チャンバー21のレベルスイ
ッチ25が撹拌チャンバー21内の切削油COが一定量以下に
なったことを示す信号を出した場合には、コントロール
ユニット35はオンオフ用の切換弁17を開く信号を送出
し、水道水13をノズル19から噴霧させる。同時に、定容
量ポンプ7の駆動モータ11を予めセットされた回転数で
回転させる信号を送出し、原液1をノズル9から噴霧さ
せる。この噴霧は互いに例えば90度方向に向って重な
り、水道水13と原液1が噴霧状態で撹拌され、充分な混
合が行われた後、切削油COとなって撹拌チャンバー21内
に落下し溜め込まれる。このようにして撹拌チャンバー
21内の切削油COの油面が上昇すると、切削油COの位置エ
ネルギーにより、自然に切削油COが切削油タンク27へ流
出し、供給が行われる。なお、各加工機械は、各々ポン
プを備え切削油COを切削油タンク27から導いて、例えば
帯鋸刃などが被加工物に接触する部位に切削油を噴霧す
る。また、スイッチ33とレベルスイッチ25のいずれか一
方のみが切削油COの一定量以下への減少を示す信号を出
した場合には、何らかの異状が生じたものとして、図示
しない警報装置から警報を発する。
以上説明したように本実施例によれば、水道水13と原液
1をそれぞれノズル19,9から噴霧することで噴霧状態に
おける充分な撹拌を行い、両者を充分に混合して自動的
に切削油COをつくることができる。また、撹拌チャンバ
ー21内の切削油COは位置エネルギーによって自然に流出
し切削油タンク27へ供給されるので、この供給を行うた
めのポンプなどを必要としない。
以上の実施例においては、スイッチ33のみならずレベル
スイッチ25からも切削油COの一定量以下の現象を示す信
号が出された時に、ノズル9,19からの噴霧が行われるも
のとしたが、他の実施例においてはレベルスイッチ25か
らの前記信号が出された時に噴霧が行われるものとして
も良い。この時、切削油タンク27のスイッチ33は不要と
なる。
また、以上の実施例においては水道水13を減圧弁17に通
すことによりノズル19からの噴霧量を一定としたが、他
の実施例においては水道水13を他の定容量ポンプにより
加圧し、この定容量ポンプの回転数を調整することで水
道水13を所定の圧力に加圧し、噴霧量を調整できるよう
にすることも可能である。
さらに、以上の実施例においては撹拌チャンバー21より
も切削油タンク27を低い位置とし切削油COの位置エネル
ギーにより自然に切削油タンク27へ給油を行うものとし
たが、他の実施例においては撹拌チャンバー21を密閉
し、噴霧に伴い切削油COの油面が上昇し撹拌チャンバー
21内の空気37が圧縮された空気37の力によって切削油CO
を押出し、撹拌チャバー21よりも高い位置に設けられた
切削油タンク27も給油をできるように構成することも可
能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の切削油供給装置によれ
ば、各々のノズルから噴霧される液体溶質の噴霧と液体
溶媒の噴霧とが重なることで、噴霧状態での撹拌が行わ
れ、両者が充分に混合されて切削油がつくられる。この
切削油は、例えば位置エネルギーにより切削タンクへ供
給され、ポンプなどを必要とせずに供給がなされる。従
って、作業員の手作業を伴うことなく充分な混合が行
え、供給ポンプを必要とせずに供給ができ、能率的且つ
合理的な給油がなされ、延いては加工機械の自動運転
化、省人化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切削油給油装置の全体
概略図である。 1……切削油原液、3……原液タンク 7……定容量ポンプ、9……ノズル 13……水道水 15……オンオフ用の切換弁 17……減圧弁、19……ノズル 21……撹拌チャンバー、27……切削油タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧された液体溶質を噴霧するノズルと、
    加圧された液体溶媒を噴霧するノズルと、前記液体溶質
    または液体溶媒のうち少なくともいずれか一方の圧力を
    調整する調圧装置と、前記両ノズルを各々の噴霧が重な
    る位置に内部に有し液体溶質と液体溶媒を撹拌し切削油
    をつくる撹拌チャンバーと、撹拌チャンバーに連通する
    加工機械側の切削油タンクと、を備えたことを特徴とす
    る切削油給油装置。
JP1305990U 1990-02-15 1990-02-15 切削油給油装置 Expired - Lifetime JPH0746449Y2 (ja)

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JPH03107155U JPH03107155U (ja) 1991-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1029132A (ja) * 1996-07-11 1998-02-03 Kayaba Ind Co Ltd 水溶性切削液の供給システム
KR200473855Y1 (ko) * 2013-07-31 2014-08-05 병 희 박 절삭유 혼합 공급장치
KR20160057630A (ko) * 2014-11-14 2016-05-24 주식회사 성도테크 절삭유 자동희석 공급시스템

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