JPH0746363Y2 - スプレイガンの支持装置 - Google Patents
スプレイガンの支持装置Info
- Publication number
- JPH0746363Y2 JPH0746363Y2 JP4801490U JP4801490U JPH0746363Y2 JP H0746363 Y2 JPH0746363 Y2 JP H0746363Y2 JP 4801490 U JP4801490 U JP 4801490U JP 4801490 U JP4801490 U JP 4801490U JP H0746363 Y2 JPH0746363 Y2 JP H0746363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray gun
- flexible
- flexible member
- external force
- air supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は、スプレイガンを被塗装物に対して所定の位置
で支持するスプレイガンの支持装置に関する。
で支持するスプレイガンの支持装置に関する。
（従来の技術） 従来のスプレイガンの支持装置は、例えば第３図に示す
ように、水平に固定された固定バー１に対して、例えば
３本の支持バー２〜４を直角にジョイント５で固定し
て、その支持バー４の先端にスプレイガン６を支持させ
る構成となっていた。そして、被塗装物７に対してスプ
レイガン６の位置を調整する場合には、各支持バー２〜
４を固定するジョイント５のねじを緩めて、各支持バー
２〜４のスパン（ジョイント５間の長さ）を調節した
り、支持バー４を支持バー３を中心にして水平回動させ
たりすることにより、スプレイガン６の位置を調整する
ようになっていた。
ように、水平に固定された固定バー１に対して、例えば
３本の支持バー２〜４を直角にジョイント５で固定し
て、その支持バー４の先端にスプレイガン６を支持させ
る構成となっていた。そして、被塗装物７に対してスプ
レイガン６の位置を調整する場合には、各支持バー２〜
４を固定するジョイント５のねじを緩めて、各支持バー
２〜４のスパン（ジョイント５間の長さ）を調節した
り、支持バー４を支持バー３を中心にして水平回動させ
たりすることにより、スプレイガン６の位置を調整する
ようになっていた。
（考案が解決しようとする課題） 上記従来構成では、スプレイガン６の位置を調整する場
合に、各支持バー２〜４を固定する全てのジョイント５
のねじを一々緩めたり、締め付けたりしなければなら
ず、非常に面倒であり、しかも、位置調整後に各ジョイ
ント５のねじを締め付ける際に、支持バー２〜４がずれ
動いて折角の位置調整が台無しになってしまうことがあ
り、総じてスプレイガン６の位置調整に多大の手数がか
かって、非常に調整作業がやりにくいという欠点があっ
た。
合に、各支持バー２〜４を固定する全てのジョイント５
のねじを一々緩めたり、締め付けたりしなければなら
ず、非常に面倒であり、しかも、位置調整後に各ジョイ
ント５のねじを締め付ける際に、支持バー２〜４がずれ
動いて折角の位置調整が台無しになってしまうことがあ
り、総じてスプレイガン６の位置調整に多大の手数がか
かって、非常に調整作業がやりにくいという欠点があっ
た。
本考案はこの様な事情を考慮してなされたもので、従っ
てその目的は、スプレイガンの位置調整を極めて容易に
行い得るスプレイガンの指示装置を提供することにあ
る。
てその目的は、スプレイガンの位置調整を極めて容易に
行い得るスプレイガンの指示装置を提供することにあ
る。
［考案の構成］ （課題を解決するための手段） 本考案のスプレイガンの支持装置は、スプレイガンを被
塗装物に対して所定の位置で支持するものにおいて、前
記スプレイガンを、外力により任意に可撓変形し得るも
のであって且つ外力解除後はその変形後の形態をほぼ保
持する可撓部材で支持させたものである。
塗装物に対して所定の位置で支持するものにおいて、前
記スプレイガンを、外力により任意に可撓変形し得るも
のであって且つ外力解除後はその変形後の形態をほぼ保
持する可撓部材で支持させたものである。
この場合、可撓部材をフレキシブル管で構成しても良
い。
い。
更に、このフレキシブル管製の可撓部材を、スプレイガ
ンへ圧縮エアを送るエア供給管として兼用させるように
しても良い。
ンへ圧縮エアを送るエア供給管として兼用させるように
しても良い。
（作用） スプレイガンの位置を調整する場合には、作業者は、ス
プレイガンが所望の位置にくるまで、可撓部材を適宜撓
ませるだけで良い。
プレイガンが所望の位置にくるまで、可撓部材を適宜撓
ませるだけで良い。
この場合、可撓部材としてフレキシブル管を用いれば、
フレキシブル管は一般に安価に入手できるので、支持装
置を低コスト化することができる。
フレキシブル管は一般に安価に入手できるので、支持装
置を低コスト化することができる。
更に、このフレキシブル管製の可撓部材を、スプレイガ
ンへ圧縮エアを送るエア供給管として兼用させれば、専
用のエア供給管が不要となり、一層の低コスト化が可能
である。
ンへ圧縮エアを送るエア供給管として兼用させれば、専
用のエア供給管が不要となり、一層の低コスト化が可能
である。
（実施例） 以下、本考案の第１実施例を第１図に基づいて説明す
る。
る。
被塗装物11は、搬送コンベア12によって矢印Ａ方向に搬
送される。そして、この搬送コンベア12の上方には、こ
れと平行に支持装置13の固定バー14が設けられている。
この固定バー14には、直角ジョイント15を介して円管製
の支持部材16が直角に固定され、この支持部材16の先端
にフレキシブル管製の可撓部材17が接続され、この可撓
部材17の先端にスプレイガン18がねじ19により取付固定
されている。この可撓部材17は、外力により任意に可撓
変形し得るものであって且つ外力解除後はその変形後の
形態をほぼ保持するものである。この場合、直角ジョイ
ント15の上部のねじ19を緩めることによって、この直角
ジョイント15を固定バー14に沿ってスライドさせること
ができ、また下部のねじ20を緩めることによって、支持
部材16を前後にスライド調整可能となっている。
送される。そして、この搬送コンベア12の上方には、こ
れと平行に支持装置13の固定バー14が設けられている。
この固定バー14には、直角ジョイント15を介して円管製
の支持部材16が直角に固定され、この支持部材16の先端
にフレキシブル管製の可撓部材17が接続され、この可撓
部材17の先端にスプレイガン18がねじ19により取付固定
されている。この可撓部材17は、外力により任意に可撓
変形し得るものであって且つ外力解除後はその変形後の
形態をほぼ保持するものである。この場合、直角ジョイ
ント15の上部のねじ19を緩めることによって、この直角
ジョイント15を固定バー14に沿ってスライドさせること
ができ、また下部のねじ20を緩めることによって、支持
部材16を前後にスライド調整可能となっている。
上記構成によれば、スプレイガン18を外力により任意に
可撓変形し得るものであって且つ外力解除後はその変形
後の形態をほぼ保持するところのフレキシブルな可撓部
材17により支持させる構成としたので、スプレイガン18
の位置を調整する場合には、作業者は、スプレイガン18
が所望の位置にくるまで、可撓部材17を適宜撓ませるだ
けで良く、従来のようにジョイントのねじを緩めたり締
め付けたりする作業が不要で、スプレイガン18の位置調
整が極めて容易であり、勿論、微調整も行い易い。
可撓変形し得るものであって且つ外力解除後はその変形
後の形態をほぼ保持するところのフレキシブルな可撓部
材17により支持させる構成としたので、スプレイガン18
の位置を調整する場合には、作業者は、スプレイガン18
が所望の位置にくるまで、可撓部材17を適宜撓ませるだ
けで良く、従来のようにジョイントのねじを緩めたり締
め付けたりする作業が不要で、スプレイガン18の位置調
整が極めて容易であり、勿論、微調整も行い易い。
しかも、上記第１実施例のように、可撓部材17としてフ
レキシブル管を用いれば、フレキシブル管は一般に安価
に入手できるので、支持装置13を低コスト化することが
できる利点がある。
レキシブル管を用いれば、フレキシブル管は一般に安価
に入手できるので、支持装置13を低コスト化することが
できる利点がある。
但し、可撓部材17はフレキシブル管に限定されず、可撓
性（フレキシブル性）を有し且つスプレイガン18を支持
する強度を備えている部材（例えばフレキシブルシャフ
ト）であれば良い。
性（フレキシブル性）を有し且つスプレイガン18を支持
する強度を備えている部材（例えばフレキシブルシャフ
ト）であれば良い。
一方、第２図は本考案の第２実施例を示したもので、こ
の第２実施例では、フレキシブル管製の可撓部材17を、
スプレイガン18へ圧縮エアを送るエア供給管として兼用
している点に特徴がある。この場合、可撓部材17が接続
された支持部材16は、金属管により形成され、この支持
部材16が接続ホース21を介して圧縮エア供給源22に接続
されている。そして、可撓部材17の先端がスプレイガン
18の連結口18aに連結されている。従って、圧縮エア供
給源22から送り出された圧縮エアが接続ホース21−支持
部材16−可撓部材17−連結口18aの経路でスプレイガン1
8内に供給され、塗料の微粒化に供される。
の第２実施例では、フレキシブル管製の可撓部材17を、
スプレイガン18へ圧縮エアを送るエア供給管として兼用
している点に特徴がある。この場合、可撓部材17が接続
された支持部材16は、金属管により形成され、この支持
部材16が接続ホース21を介して圧縮エア供給源22に接続
されている。そして、可撓部材17の先端がスプレイガン
18の連結口18aに連結されている。従って、圧縮エア供
給源22から送り出された圧縮エアが接続ホース21−支持
部材16−可撓部材17−連結口18aの経路でスプレイガン1
8内に供給され、塗料の微粒化に供される。
斯かる第２実施例によれば、フレキシブル管製の可撓部
材17を、スプレイガン18へ圧縮エアを送るエア供給管と
して兼用しているので、専用のエア供給管が不要とな
り、一層の低コスト化が可能である。
材17を、スプレイガン18へ圧縮エアを送るエア供給管と
して兼用しているので、専用のエア供給管が不要とな
り、一層の低コスト化が可能である。
その他、本考案の支持装置は、エアレススプレイガンの
支持装置としても利用できる等、種々の変形が可能であ
る。
支持装置としても利用できる等、種々の変形が可能であ
る。
［考案の効果］ 本考案は以上の説明から明らかなように、スプレイガン
を、外力により任意に可撓変形し得るものであって且つ
外力解除後はその変形後の形態をほぼ保持する可撓部材
により支持させる構成としたので、スプレイガンの位置
を調整する場合には、作業者は、スプレイガンが所望の
位置にくるまで、可撓部材を適宜撓ませるだけで良く、
従来のようにジョイントのねじを緩めたり締め付けたり
する作業が不要で、スプレイガンの位置調整が極めて容
易であり、勿論、微調整も行い易い。
を、外力により任意に可撓変形し得るものであって且つ
外力解除後はその変形後の形態をほぼ保持する可撓部材
により支持させる構成としたので、スプレイガンの位置
を調整する場合には、作業者は、スプレイガンが所望の
位置にくるまで、可撓部材を適宜撓ませるだけで良く、
従来のようにジョイントのねじを緩めたり締め付けたり
する作業が不要で、スプレイガンの位置調整が極めて容
易であり、勿論、微調整も行い易い。
この場合、可撓部材としてフレキシブル管を用いれば、
フレキシブル管は一般に安価に入手できるので、支持装
置を低コスト化することができる利点がある。
フレキシブル管は一般に安価に入手できるので、支持装
置を低コスト化することができる利点がある。
更に、このフレキシブル管製の可撓部材を、スプレイガ
ンへ圧縮エアを送るエア供給管として兼用させれば、専
用のエア供給管が不要となり、一層の低コスト化が可能
である。
ンへ圧縮エアを送るエア供給管として兼用させれば、専
用のエア供給管が不要となり、一層の低コスト化が可能
である。
第１図は本考案の第１実施例を示した斜視図、第２図は
本考案の第２実施例を示した斜視図である。そして、第
３図は従来例を示した斜視図である。 図面中、11は被塗装物、12は搬送コンベア、13は支持装
置、14は固定バー、15は直角ジョイント、16は支持部
材、17は可撓部材、18はスプレイガン、22は圧縮エア供
給源である。
本考案の第２実施例を示した斜視図である。そして、第
３図は従来例を示した斜視図である。 図面中、11は被塗装物、12は搬送コンベア、13は支持装
置、14は固定バー、15は直角ジョイント、16は支持部
材、17は可撓部材、18はスプレイガン、22は圧縮エア供
給源である。
Claims (3)
- 【請求項１】スプレイガンを被塗装物に対して所定の位
置で支持するものにおいて、前記スプレイガンを、外力
により任意に可撓変形し得るものであって且つ外力解除
後はその変形後の形態をほぼ保持する可撓部材で支持さ
せたことを特徴とするスプレイガンの支持装置。 - 【請求項２】可撓部材はフレキシブル管により構成され
ていることを特徴とする請求項１記載のスプレイガンの
支持装置。 - 【請求項３】フレキシブル管製の可撓部材は、スプレイ
ガンへ圧縮エアを送るエア供給管を兼ねていることを特
徴とする請求項２記載のスプレイガンの支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4801490U JPH0746363Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | スプレイガンの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4801490U JPH0746363Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | スプレイガンの支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049669U JPH049669U (ja) | 1992-01-28 |
| JPH0746363Y2 true JPH0746363Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31564457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4801490U Expired - Lifetime JPH0746363Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | スプレイガンの支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746363Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP4801490U patent/JPH0746363Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 塗装技術便覧日刊工業新聞社（昭和４２年）Ｐ．２８１，３０１，３０２ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH049669U (ja) | 1992-01-28 |
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