JPH0745337A - 自動車用配線装置 - Google Patents
自動車用配線装置Info
- Publication number
- JPH0745337A JPH0745337A JP19122893A JP19122893A JPH0745337A JP H0745337 A JPH0745337 A JP H0745337A JP 19122893 A JP19122893 A JP 19122893A JP 19122893 A JP19122893 A JP 19122893A JP H0745337 A JPH0745337 A JP H0745337A
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- JP
- Japan
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- connector
- storage case
- electrical component
- component storage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、自動車用配線装置に関し、とくに
インストルメントパネルに配設するワイヤーハーネスと
電装品との接続が容易で、嵌合工程の作業性および車両
に対する組付性の良好な自動車用配線装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ワイヤーハーネス１に接続された一方のコネ
クタ４を結合部材３に嵌合部４ａを上向きにして着設
し、他方のコネクタ５を電装品収納ケース２に嵌合部５
ａを下向きにして着設し、結合部材３の案内溝１８に電
装品収納ケース２の係合部１３を係入することにより、
一対のコネクタ４、５相互を嵌合すると共にワイヤーハ
ーネス１および電装品収納ケース２を結合部材３を介し
てインストルメントパネルＰに係止するようにしてい
る。
インストルメントパネルに配設するワイヤーハーネスと
電装品との接続が容易で、嵌合工程の作業性および車両
に対する組付性の良好な自動車用配線装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ワイヤーハーネス１に接続された一方のコネ
クタ４を結合部材３に嵌合部４ａを上向きにして着設
し、他方のコネクタ５を電装品収納ケース２に嵌合部５
ａを下向きにして着設し、結合部材３の案内溝１８に電
装品収納ケース２の係合部１３を係入することにより、
一対のコネクタ４、５相互を嵌合すると共にワイヤーハ
ーネス１および電装品収納ケース２を結合部材３を介し
てインストルメントパネルＰに係止するようにしてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用配線装置に関
し、とくにインストルメントパネルに配設するワイヤー
ハーネスと電装品との接続を容易にして生産性の向上を
図るようにしたものである。
し、とくにインストルメントパネルに配設するワイヤー
ハーネスと電装品との接続を容易にして生産性の向上を
図るようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】ワイヤーハーネスは、一般に多数の電線
を集束した幹線部分から分岐線を導出した構造を有し、
分岐線の端部に設けた雌または雄コネクタによって各種
の電装品との電気的接続を行っている。このような雌、
雄コネクタによる接続方式では、自動車のインストルメ
ントパネルのように多数のスイッチ類、メータ類が集中
する部分では、夥しい数のコネクタが存在し、その接続
が煩雑となると共に、膨大な占有スペースを必要とする
ことになる。
を集束した幹線部分から分岐線を導出した構造を有し、
分岐線の端部に設けた雌または雄コネクタによって各種
の電装品との電気的接続を行っている。このような雌、
雄コネクタによる接続方式では、自動車のインストルメ
ントパネルのように多数のスイッチ類、メータ類が集中
する部分では、夥しい数のコネクタが存在し、その接続
が煩雑となると共に、膨大な占有スペースを必要とする
ことになる。
【０００３】そこで、図１１に示すように、多数の端子
収容室を備えた高密度多極コネクタＫが提案されている
（特開昭６２−１４５６７３号公報）。しかし、このよ
うな高密度多極コネクタＫにおいては、収容する端子の
数がきわめて多いため相手側コネクタ（図示せず）との
嵌合、抜去をボルトａを締め付けることによって行うよ
うにしているので工具を使用しなければならず、嵌合工
程の作業性が極度に悪い欠点がある。また、インストル
メントパネルのような部分においては、収容空間および
操作領域が狭小なため適用が著しく困難となる問題点が
ある。
収容室を備えた高密度多極コネクタＫが提案されている
（特開昭６２−１４５６７３号公報）。しかし、このよ
うな高密度多極コネクタＫにおいては、収容する端子の
数がきわめて多いため相手側コネクタ（図示せず）との
嵌合、抜去をボルトａを締め付けることによって行うよ
うにしているので工具を使用しなければならず、嵌合工
程の作業性が極度に悪い欠点がある。また、インストル
メントパネルのような部分においては、収容空間および
操作領域が狭小なため適用が著しく困難となる問題点が
ある。
【０００４】一方、レバー等の機械的手段を用いて挿抜
力を低減化したコネクタを採用することは、レバー等の
機構部品の収容空間を必要とするのでコネクタを含む結
合部品の小型化、軽量化が達成できないなどの問題点を
有している。
力を低減化したコネクタを採用することは、レバー等の
機構部品の収容空間を必要とするのでコネクタを含む結
合部品の小型化、軽量化が達成できないなどの問題点を
有している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、嵌合工程の作業性および
車両に対する組付性の良好な自動車用配線装置を提供す
ることを課題とする。
点に着目してなされたもので、嵌合工程の作業性および
車両に対する組付性の良好な自動車用配線装置を提供す
ることを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、互いに嵌合する一対のコネクタの一方の
コネクタを接続したワイヤーハーネスと、他方のコネク
タおよび電装品を配備した電装品収納ケースと、該電装
品収納ケースを構造体に固定する結合部材とからなり、
該結合部材に案内溝を形成すると共に該一方のコネクタ
を嵌合部を上向きにして着設し、該電装品収納ケースに
は係合部を設けると共に該他方のコネクタを嵌合部を下
向きにして着設し、該案内溝に該係合部を係入すること
により、該一対のコネクタ相互を嵌合すると共にワイヤ
ーハーネスおよび電装品収納ケースを結合部材を介して
構造体に係止するようにしたことを特徴とする。
め、本発明は、互いに嵌合する一対のコネクタの一方の
コネクタを接続したワイヤーハーネスと、他方のコネク
タおよび電装品を配備した電装品収納ケースと、該電装
品収納ケースを構造体に固定する結合部材とからなり、
該結合部材に案内溝を形成すると共に該一方のコネクタ
を嵌合部を上向きにして着設し、該電装品収納ケースに
は係合部を設けると共に該他方のコネクタを嵌合部を下
向きにして着設し、該案内溝に該係合部を係入すること
により、該一対のコネクタ相互を嵌合すると共にワイヤ
ーハーネスおよび電装品収納ケースを結合部材を介して
構造体に係止するようにしたことを特徴とする。
【０００７】電装品収納ケースの係合部は２個一組のコ
ロで形成することが好ましい（請求項２）。
ロで形成することが好ましい（請求項２）。
【０００８】
【作用】本発明によれば、結合部材に着設された一方の
コネクタの上方から、電装品収納ケースに着設した他方
のコネクタを嵌合するようにしているため、コネクタ相
互の嵌合に際して電装品収納ケースの重量を利用するこ
とできるので、僅かな嵌合力でコネクタの嵌合と電装品
収納ケースの係止が可能となり、ワイヤーハーネスと電
装品との接続およびインストルメントパネル等の構造体
に対する組付け作業が容易となり、生産性が向上する。
コネクタの上方から、電装品収納ケースに着設した他方
のコネクタを嵌合するようにしているため、コネクタ相
互の嵌合に際して電装品収納ケースの重量を利用するこ
とできるので、僅かな嵌合力でコネクタの嵌合と電装品
収納ケースの係止が可能となり、ワイヤーハーネスと電
装品との接続およびインストルメントパネル等の構造体
に対する組付け作業が容易となり、生産性が向上する。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の実施例に係わる自動車用配
線装置を自動車のインストルメントパネルＰから分離し
て示した斜視図である。図１に示す自動車用配線装置
は、ワイヤーハーネス１、電装品収納ケース２、および
これらをインストルメントパネルＰに固定するための結
合部材３から構成されている。ワイヤーハーネス１に
は、ワイヤーハーネス１と電装品収納ケース２とを結合
するため、互いに嵌合する一対のコネクタを構成する一
方のコネクタ４が接続され、他方のコネクタ５が電装品
収納ケース２に着設されている（図２参照）。ワイヤー
ハーネス１には、所定の位置に中継基板６が配設され、
中継基板６に一方のコネクタ４が付設されている。
線装置を自動車のインストルメントパネルＰから分離し
て示した斜視図である。図１に示す自動車用配線装置
は、ワイヤーハーネス１、電装品収納ケース２、および
これらをインストルメントパネルＰに固定するための結
合部材３から構成されている。ワイヤーハーネス１に
は、ワイヤーハーネス１と電装品収納ケース２とを結合
するため、互いに嵌合する一対のコネクタを構成する一
方のコネクタ４が接続され、他方のコネクタ５が電装品
収納ケース２に着設されている（図２参照）。ワイヤー
ハーネス１には、所定の位置に中継基板６が配設され、
中継基板６に一方のコネクタ４が付設されている。
【００１０】中継基板６は、インストルメントパネルＰ
に固定された結合部材３の所定の位置に、一方のコネク
タ４の嵌合部４ａを上向きにした状態で着設されてい
る。コネクタ４内には、図３に示すように、複数の雌型
端子８が収容されており、ワイヤーハーネス１を構成す
る電線９にそれぞれ接続されている。
に固定された結合部材３の所定の位置に、一方のコネク
タ４の嵌合部４ａを上向きにした状態で着設されてい
る。コネクタ４内には、図３に示すように、複数の雌型
端子８が収容されており、ワイヤーハーネス１を構成す
る電線９にそれぞれ接続されている。
【００１１】電装品収納ケース２は、合成樹脂材の成形
加工によって枠状に形成され、図２に示すように、内部
に複数の各種電装品１０が収納され、背面部２ａに嵌合
部５ａを下向きにした他方のコネクタ５が着設されてい
る。コネクタ５内には、雌型端子８と嵌合する複数の雄
型端子１１が収容されており、それぞれ各種電装品１０
に導通する電線１２に接続されている。また、コネクタ
５の嵌合部５ａは、すくい部５ｂを形成してコネクタ４
と嵌合し易くしてある。
加工によって枠状に形成され、図２に示すように、内部
に複数の各種電装品１０が収納され、背面部２ａに嵌合
部５ａを下向きにした他方のコネクタ５が着設されてい
る。コネクタ５内には、雌型端子８と嵌合する複数の雄
型端子１１が収容されており、それぞれ各種電装品１０
に導通する電線１２に接続されている。また、コネクタ
５の嵌合部５ａは、すくい部５ｂを形成してコネクタ４
と嵌合し易くしてある。
【００１２】電装品収納ケース２の両側の外壁２ｂに
は、図４に示すように、２個のコロ１４、１４′から成
る係合部１３がそれぞれ片側２組づつ設けてある。コロ
１４、１４′は、軸受板１５に嵌挿された回転軸１４
ａ、１４ａ′を軸として回転し得る小型のローラであ
り、一方のコロ１４の回転軸１４ａは電装品収納ケース
２の外壁２ｂに固定されており、他方のコロ１４′の回
転軸１４ａ′は電装品収納ケース２の外壁２ｂに形成さ
れたスッリト１６内を摺動し得るように設けられてい
る。
は、図４に示すように、２個のコロ１４、１４′から成
る係合部１３がそれぞれ片側２組づつ設けてある。コロ
１４、１４′は、軸受板１５に嵌挿された回転軸１４
ａ、１４ａ′を軸として回転し得る小型のローラであ
り、一方のコロ１４の回転軸１４ａは電装品収納ケース
２の外壁２ｂに固定されており、他方のコロ１４′の回
転軸１４ａ′は電装品収納ケース２の外壁２ｂに形成さ
れたスッリト１６内を摺動し得るように設けられてい
る。
【００１３】結合部材３は板状に形成され、インストル
メントパネルＰの電装品収納ケース装着部１７の両側に
対向してインストルメントパネルＰに固定されている。
結合部材３には、図５に示すように、電装品収納ケース
２の係合部１３を導入するＬ字状の案内溝１８が形成さ
れている。
メントパネルＰの電装品収納ケース装着部１７の両側に
対向してインストルメントパネルＰに固定されている。
結合部材３には、図５に示すように、電装品収納ケース
２の係合部１３を導入するＬ字状の案内溝１８が形成さ
れている。
【００１４】インストルメントパネルＰに電装品収納ケ
ース２を装着するには、図６に示すように、結合部材３
の案内溝１８に係合部１３のコロ１４、１４′を係入さ
せると共に、図７に示すように、コネクタ４の嵌合部４
ａとコネクタ５の嵌合部５ａとを合致させ、案内溝１７
に沿って矢印に示すように電装品収納ケース２を押し下
げることによって、案内溝１８の下端部１８ａに係合部
１３のコロ１４を当接させて、図８および図９に示すよ
うに、両者を係止させる。図１０は、インストルメント
パネルＰに電装品収納ケース２を装着した外観を示す斜
視図である。
ース２を装着するには、図６に示すように、結合部材３
の案内溝１８に係合部１３のコロ１４、１４′を係入さ
せると共に、図７に示すように、コネクタ４の嵌合部４
ａとコネクタ５の嵌合部５ａとを合致させ、案内溝１７
に沿って矢印に示すように電装品収納ケース２を押し下
げることによって、案内溝１８の下端部１８ａに係合部
１３のコロ１４を当接させて、図８および図９に示すよ
うに、両者を係止させる。図１０は、インストルメント
パネルＰに電装品収納ケース２を装着した外観を示す斜
視図である。
【００１５】コネクタ４とコネクタ５との嵌合の際は、
電装品収納ケース２の重量が加えられ、少ない嵌合力で
確実に嵌合することが可能となるので、コネクタの極数
が多い場合でも容易に嵌合を行うことができる。たとえ
ば、電装品１０を含めた電装品収納ケース２全体の重量
を１２ｋｇｆ、コネクタ４とコネクタ５との嵌合力を２
０ｋｇｆとすると、挿入力Ｆは、電装品収納ケース２全
体の重量２０ｋｇｆが利用できるので、 Ｆ＝２０ｋｇｆ−１２ｋｇｆ＝８ｋｇｆ となり、極めて少ない挿入力でコネクタ４とコネクタ５
との嵌合が実施できる。
電装品収納ケース２の重量が加えられ、少ない嵌合力で
確実に嵌合することが可能となるので、コネクタの極数
が多い場合でも容易に嵌合を行うことができる。たとえ
ば、電装品１０を含めた電装品収納ケース２全体の重量
を１２ｋｇｆ、コネクタ４とコネクタ５との嵌合力を２
０ｋｇｆとすると、挿入力Ｆは、電装品収納ケース２全
体の重量２０ｋｇｆが利用できるので、 Ｆ＝２０ｋｇｆ−１２ｋｇｆ＝８ｋｇｆ となり、極めて少ない挿入力でコネクタ４とコネクタ５
との嵌合が実施できる。
【００１６】また、電装品１０のメンテナンス等が生じ
た場合には、電装品１０をそれぞれ個別に電装品収納ケ
ース２から取外して電装品収納ケース２内の重量を軽減
した後、電装品収納ケース２を引き上げることにより、
コネクタ４からコネクタ５を容易に抜去することができ
る。
た場合には、電装品１０をそれぞれ個別に電装品収納ケ
ース２から取外して電装品収納ケース２内の重量を軽減
した後、電装品収納ケース２を引き上げることにより、
コネクタ４からコネクタ５を容易に抜去することができ
る。
【００１７】上記の実施例においては、電装品収納ケー
スの係合部１３に２個一組のコロ１４、１４′を用いた
例を示したが、係合部１３のコロは一個でもよく、また
回転するコロを使わず電装品収納ケースの両側の外壁に
突起を形成して係合部としてもよい。
スの係合部１３に２個一組のコロ１４、１４′を用いた
例を示したが、係合部１３のコロは一個でもよく、また
回転するコロを使わず電装品収納ケースの両側の外壁に
突起を形成して係合部としてもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタ相互の嵌合に
際して電装品収納ケースの重量を利用することができる
ので、僅かな嵌合力でコネクタの嵌合と電装品収納ケー
スの係止が可能となり、ワイヤーハーネスと電装品との
接続およびインストルメントパネル等の構造体に対する
組付け作業が容易となり、組付性および生産性が著しく
向上する。また、コネクタ相互の嵌合力が軽減されるた
め、コネクタの多極化が可能となり、配線密度の向上や
部品の小型化、軽量化に役立つなどの利点がある。
際して電装品収納ケースの重量を利用することができる
ので、僅かな嵌合力でコネクタの嵌合と電装品収納ケー
スの係止が可能となり、ワイヤーハーネスと電装品との
接続およびインストルメントパネル等の構造体に対する
組付け作業が容易となり、組付性および生産性が著しく
向上する。また、コネクタ相互の嵌合力が軽減されるた
め、コネクタの多極化が可能となり、配線密度の向上や
部品の小型化、軽量化に役立つなどの利点がある。
【図１】本発明の実施例に係わる自動車用配線装置を自
動車のインストルメントパネルから分離して示した斜視
図である。
動車のインストルメントパネルから分離して示した斜視
図である。
【図２】図１の自動車用配線装置の断面図である。
【図３】図２の一対のコネクタの構造を示す断面図であ
る。
る。
【図４】図２の電装品収納ケースに設けた係合部の説明
図である。
図である。
【図５】図２の構造体の案内溝を示す断面図である。
【図６】図２の電装品収納ケースを結合部材に係止する
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図７】図６の工程におけるコネクタ相互の位置を示す
断面図である。
断面図である。
【図８】図２の電装品収納ケースが結合部材に係止され
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図９】図８の状態におけるコネクタ相互の嵌合状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図１０】図１のインストルメントパネルに電装品収納
ケースを装着した外観を示す斜視図である。
ケースを装着した外観を示す斜視図である。
【図１１】従来の多極コネクタの要部を示す斜視図であ
る。
る。
Ｐ インストルメントパネル １ ワイヤーハーネス ２ 電装品収納ケース ３ 結合部材 ４ 一方のコネクタ ４ａ 嵌合部 ５ 他方のコネクタ ５ａ 嵌合部 １０ 電装品 １３ 係合部 １４、１４′ コロ １８ 案内溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】
【作用】本発明によれば、結合部材に着設された一方の
コネクタの上方から、電装品収納ケースに着設した他方
のコネクタを嵌合するようにしているため、コネクタ相
互の嵌合に際して電装品収納ケースの重量を利用するこ
とができるので、僅かな嵌合力でコネクタの嵌合と電装
品収納ケースの係止が可能となり、ワイヤーハーネスと
電装品との接続およびインストルメントパネル等の構造
体に対する組付け作業が容易となり、生産性が向上す
る。
コネクタの上方から、電装品収納ケースに着設した他方
のコネクタを嵌合するようにしているため、コネクタ相
互の嵌合に際して電装品収納ケースの重量を利用するこ
とができるので、僅かな嵌合力でコネクタの嵌合と電装
品収納ケースの係止が可能となり、ワイヤーハーネスと
電装品との接続およびインストルメントパネル等の構造
体に対する組付け作業が容易となり、生産性が向上す
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 互いに嵌合する一対のコネクタの一方の
コネクタを接続したワイヤーハーネスと、他方のコネク
タおよび電装品を配備した電装品収納ケースと、該電装
品収納ケースを構造体に固定する結合部材とからなり、
該結合部材に案内溝を形成すると共に該一方のコネクタ
を嵌合部を上向きにして着設し、該電装品収納ケースに
は係合部を設けると共に該他方のコネクタを嵌合部を下
向きにして着設し、該案内溝に該係合部を係入すること
により、該一対のコネクタ相互を嵌合すると共にワイヤ
ーハーネスおよび電装品収納ケースを結合部材を介して
構造体に係止するようにしたことを特徴とする自動車用
配線装置。 - 【請求項２】 電装品収納ケースの係合部が２個一組の
コロで形成されている請求項１記載の自動車用配線装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19122893A JP2956741B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 自動車用配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19122893A JP2956741B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 自動車用配線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745337A true JPH0745337A (ja) | 1995-02-14 |
| JP2956741B2 JP2956741B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=16271032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19122893A Expired - Fee Related JP2956741B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 自動車用配線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956741B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0795437A2 (en) * | 1996-03-11 | 1997-09-17 | Harness System Technologies Research, Ltd. | Structure of vehicle glove box |
| US6428340B2 (en) | 2000-04-21 | 2002-08-06 | Yazaki Corporation | Wire equipment |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP19122893A patent/JP2956741B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0795437A2 (en) * | 1996-03-11 | 1997-09-17 | Harness System Technologies Research, Ltd. | Structure of vehicle glove box |
| EP0795437A3 (en) * | 1996-03-11 | 2000-11-22 | Harness System Technologies Research, Ltd. | Structure of vehicle glove box |
| US6428340B2 (en) | 2000-04-21 | 2002-08-06 | Yazaki Corporation | Wire equipment |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2956741B2 (ja) | 1999-10-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990615 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |