JPH074481B2 - プレート式流下液膜蒸発装置用伝熱プレートエレメント - Google Patents
プレート式流下液膜蒸発装置用伝熱プレートエレメントInfo
- Publication number
- JPH074481B2 JPH074481B2 JP33004287A JP33004287A JPH074481B2 JP H074481 B2 JPH074481 B2 JP H074481B2 JP 33004287 A JP33004287 A JP 33004287A JP 33004287 A JP33004287 A JP 33004287A JP H074481 B2 JPH074481 B2 JP H074481B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- transfer plate
- fluid
- heated
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/04—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプレート式熱交換器を用いた流下液膜式の蒸発
装置、濃縮装置、多重効用缶、海水淡水化装置などの伝
熱プレートエレメントの改良に関する。
装置、濃縮装置、多重効用缶、海水淡水化装置などの伝
熱プレートエレメントの改良に関する。
従来のプレート式流下液膜蒸発装置の伝熱プレートエレ
メントは第7図に示すように、垂直方向の波形12と波形
12に直交する複数列の波形の無い帯状の部分13とを有す
る伝熱プレート11を交互に対向して重ね合わせることに
より、被加熱流体の通る管状通路14と加熱流体の通るギ
ヤツプ状通路15とを形成せしめたもの、および、第8図
に示すように小波状溝22を設けた伝熱プレート21に適当
な凹凸またはスペーサー23,24を設けて、伝熱プレート
の間隔を維持せしめて交互の間に被加熱流体と加熱流体
を流すものなどがある。
メントは第7図に示すように、垂直方向の波形12と波形
12に直交する複数列の波形の無い帯状の部分13とを有す
る伝熱プレート11を交互に対向して重ね合わせることに
より、被加熱流体の通る管状通路14と加熱流体の通るギ
ヤツプ状通路15とを形成せしめたもの、および、第8図
に示すように小波状溝22を設けた伝熱プレート21に適当
な凹凸またはスペーサー23,24を設けて、伝熱プレート
の間隔を維持せしめて交互の間に被加熱流体と加熱流体
を流すものなどがある。
これらの伝熱プレートは被加熱流体を流す通路側は両水
平方向の端部を、一方加熱流体を流す通路側は上下両端
部をそれぞれ溶接またはガスケツトによりシールし、そ
れぞれの流体の流れる通路を限定している。このような
伝熱プレートエレメントにおいて蒸発効率を高めるため
薄膜を形成するように被加熱流体を上方から分散流入さ
せ、伝熱プレートを介して相隣る通路の水平方向から流
入した加熱流体により伝熱プレートを介して加熱し蒸発
させる。発生蒸気と蒸発しなかつた被加熱流体は下方か
ら流出する。
平方向の端部を、一方加熱流体を流す通路側は上下両端
部をそれぞれ溶接またはガスケツトによりシールし、そ
れぞれの流体の流れる通路を限定している。このような
伝熱プレートエレメントにおいて蒸発効率を高めるため
薄膜を形成するように被加熱流体を上方から分散流入さ
せ、伝熱プレートを介して相隣る通路の水平方向から流
入した加熱流体により伝熱プレートを介して加熱し蒸発
させる。発生蒸気と蒸発しなかつた被加熱流体は下方か
ら流出する。
流下液膜蒸発装置は被加熱流体側の伝熱面全面に、なる
べく薄い液膜を形成せしめて蒸発の効率を高める必要が
ある。また、プレート式の場合は各流体間の差圧に対す
る伝熱プレートの耐圧強度と各流体の流れる間隔を保つ
ため凹凸を設けたり、スペーサーを設けたりしている。
べく薄い液膜を形成せしめて蒸発の効率を高める必要が
ある。また、プレート式の場合は各流体間の差圧に対す
る伝熱プレートの耐圧強度と各流体の流れる間隔を保つ
ため凹凸を設けたり、スペーサーを設けたりしている。
しかしながら、第7図に示した伝熱プレートエレメント
は被加熱流体側にとつて、低負荷の場合、波形12の谷底
部に流体が集まり、山部は乾き易くなり、全面にわたつ
て良好な薄膜が形成されにくく、十分な蒸発性能が得に
くいという問題点があり、またギヤツプ状通路15を形成
する加熱流体側は波形状に流体が流れるため圧力損失が
大きくなるという問題点があつた。また、第8図に示し
た伝熱プレートエレメントは前述のものより伝熱性能も
良く、加熱流体側の圧力損失も少ないが、被加熱流体が
下方にいくにしたがい小波状溝22の頂部が乾き、かつ突
起24により流下方向が乱され片寄つて流れる欠点がある
ため、やはり全面的な良好な薄膜が形成されにくく、蒸
発性能が十分とは言えないという問題点があつた。
は被加熱流体側にとつて、低負荷の場合、波形12の谷底
部に流体が集まり、山部は乾き易くなり、全面にわたつ
て良好な薄膜が形成されにくく、十分な蒸発性能が得に
くいという問題点があり、またギヤツプ状通路15を形成
する加熱流体側は波形状に流体が流れるため圧力損失が
大きくなるという問題点があつた。また、第8図に示し
た伝熱プレートエレメントは前述のものより伝熱性能も
良く、加熱流体側の圧力損失も少ないが、被加熱流体が
下方にいくにしたがい小波状溝22の頂部が乾き、かつ突
起24により流下方向が乱され片寄つて流れる欠点がある
ため、やはり全面的な良好な薄膜が形成されにくく、蒸
発性能が十分とは言えないという問題点があつた。
本発明はかゝる現状に鑑みなされたもので、伝熱プレー
トに二つの流体間の差圧に対する強度と流体の流れる間
隔とを保持せしめると共に電熱面全面にわたつて分散流
入した被加熱流体の良好薄膜を形成せしめることができ
蒸発効率の高い伝熱プレートエレメントを提供すること
を目的としたものである。
トに二つの流体間の差圧に対する強度と流体の流れる間
隔とを保持せしめると共に電熱面全面にわたつて分散流
入した被加熱流体の良好薄膜を形成せしめることができ
蒸発効率の高い伝熱プレートエレメントを提供すること
を目的としたものである。
本発明は複数個の伝熱プレートが重ね合わされて形成さ
れ前記伝熱プレートを介して互に隣接し略直交する通路
の垂直方向通路に上方から下方に向けて薄膜で被加熱流
体を流し一方水平方向通路に加熱流体を流して被加熱流
体を蒸発させるプレート式流下液膜蒸発装置の伝熱プレ
ートエレメントにおいて、その水平方向の断面形状が波
形で垂直方向に長い複数列の小波状溝を有するとともに
被加熱流体側に垂直方向に沿つて適宜間隔をおいて前記
複数列の小波状溝に直交する前記小波状溝より深い水平
溝を有し、かつ前記複数列の小波状溝の間に水平方向に
沿つて適宜間隔を置いて設けられた前記複数列の小波状
溝より波高の高い垂直方向に長い垂直方向突起を有する
複数個の伝熱プレートが交互に対向して重ね合わされて
形成されていることを特徴とするプレート式流下液膜蒸
発装置用伝熱プレートエレメントを提案するものであ
る。
れ前記伝熱プレートを介して互に隣接し略直交する通路
の垂直方向通路に上方から下方に向けて薄膜で被加熱流
体を流し一方水平方向通路に加熱流体を流して被加熱流
体を蒸発させるプレート式流下液膜蒸発装置の伝熱プレ
ートエレメントにおいて、その水平方向の断面形状が波
形で垂直方向に長い複数列の小波状溝を有するとともに
被加熱流体側に垂直方向に沿つて適宜間隔をおいて前記
複数列の小波状溝に直交する前記小波状溝より深い水平
溝を有し、かつ前記複数列の小波状溝の間に水平方向に
沿つて適宜間隔を置いて設けられた前記複数列の小波状
溝より波高の高い垂直方向に長い垂直方向突起を有する
複数個の伝熱プレートが交互に対向して重ね合わされて
形成されていることを特徴とするプレート式流下液膜蒸
発装置用伝熱プレートエレメントを提案するものであ
る。
上方から分散流入した被加熱流体は垂直方向突起間の小
波状溝面に薄膜を形成して蒸発しながら流下し、小波状
溝の頂部が乾いたり、液膜が片寄る前に水平溝により再
分散し、再び小波状溝面全面に薄膜を形成して流下し、
これを繰り返えす。小波状溝は伝熱係数を増加させ、水
平溝は被加熱流体の再分散の役割をはたすと共に、加熱
流体側における伝熱プレート間の間隔を保持し、かつ小
波状溝部分の伝熱プレートの耐圧強度を付与する。また
垂直方向突起は被加熱流体側における伝熱プレート間の
間隔を保持し、水平溝の耐圧強度を支えると共に、最初
に分散流入した被加熱流体の流路巾を限定し、斜め方向
に流体が片寄るのを防止する。
波状溝面に薄膜を形成して蒸発しながら流下し、小波状
溝の頂部が乾いたり、液膜が片寄る前に水平溝により再
分散し、再び小波状溝面全面に薄膜を形成して流下し、
これを繰り返えす。小波状溝は伝熱係数を増加させ、水
平溝は被加熱流体の再分散の役割をはたすと共に、加熱
流体側における伝熱プレート間の間隔を保持し、かつ小
波状溝部分の伝熱プレートの耐圧強度を付与する。また
垂直方向突起は被加熱流体側における伝熱プレート間の
間隔を保持し、水平溝の耐圧強度を支えると共に、最初
に分散流入した被加熱流体の流路巾を限定し、斜め方向
に流体が片寄るのを防止する。
第1図は本発明の一実施例の伝熱プレートエレメントの
部分正面図、第2図は第1図のa−a線に沿う断面図、
第3図は第1図のb−b線に沿う断面図、第4図は本実
施例の伝熱プレートエレメントの部分斜視図である。第
1図〜第4図において1は水平方向の断面形状が波形の
伝熱プレートで伝熱プレート1には垂直方向に長い複数
列の小波状溝2が設けてあり、被加熱流体側には、複数
列の小波状溝2より深い水平溝3が垂直方向に沿つて適
宜間隔をおいて小波状溝2と直交する方向に設けられて
おり、また複数列の小波状溝2より波高が高い垂直方向
突起4が水平方向に適宜間隔をおいて小波状溝2と並行
に設けてある。
部分正面図、第2図は第1図のa−a線に沿う断面図、
第3図は第1図のb−b線に沿う断面図、第4図は本実
施例の伝熱プレートエレメントの部分斜視図である。第
1図〜第4図において1は水平方向の断面形状が波形の
伝熱プレートで伝熱プレート1には垂直方向に長い複数
列の小波状溝2が設けてあり、被加熱流体側には、複数
列の小波状溝2より深い水平溝3が垂直方向に沿つて適
宜間隔をおいて小波状溝2と直交する方向に設けられて
おり、また複数列の小波状溝2より波高が高い垂直方向
突起4が水平方向に適宜間隔をおいて小波状溝2と並行
に設けてある。
これらの水平溝3と垂直方向突起4は伝熱プレート1を
交互に対向して重ね合せた場合、被加熱流体側では垂直
方向突起4同志で重なり合い、加熱流体側では水平溝3
の裏面同志で重なり合うように配置されており、伝熱プ
レート1交互の間に複数列の断面形状が長方形の垂直方
向通路5と、複数列の断面形状が長方形の水平方向通路
6とが形成され伝熱プレート1を介して隣接しかつ直交
している。垂直方向通路5側は伝熱プレート1の水平方
向の両端部を、また水平方向通路6側は伝熱プレート1
の上下両端部をそれぞれ溶接またはガスケツトによりシ
ールし、被加熱流体と加熱流体の流れる方向を限定して
いる。第5図および第6図は本発明の伝熱プレートエレ
メントの他の実施例の部分斜視図であり、伝熱プレート
1を交互に向い合わせに重ねた場合、第5図は水平溝3
同志および垂直方向突起4同志が互に重ならないよう
に、第6図は水平溝3の裏面または垂直方向突起4のい
ずれか一方の面同志が重なり合い他方は重ならないよう
に、水平溝3および垂直方向突起4を配置した場合の例
である。このような伝熱プレートエレメントにおいて被
加熱流体は垂直方向通路5に伝熱プレート1の壁面に沿
つて分散流入し、小波状溝2の表面上を薄膜を形成して
流下し伝熱プレート1を介して相隣る水平方向通路6に
流入した加熱流体により伝熱プレート1を介して加熱さ
れ蒸発する。小波状溝2は伝熱面積を増加し、表面張力
により谷部に液が引き寄せられ頂部の液膜がより薄膜化
する効果により伝熱係数を増大させ、かつ液膜の良好な
流下をうながす。しかしながら、液膜は下部に行くにし
たがい小波状溝2の谷部に集まり、頂部が乾いてしま
い、せつかくの頂部薄膜による伝熱係数の増大効果が薄
れてしまう。また斜め方向に流れ片寄つた流下もする。
ここで水平溝3は小波状溝2の頂部の液膜が乾く前に再
分散させ、垂直方向突起4は垂直方向通路5の水平方向
の両端部を閉じる役割をはたし最初に分散流入した被加
熱流体の流路巾を限定し、液膜が斜め方向に走るのを防
止し整流する効果と伝熱プレートの耐圧強度を高める。
したがつて、水平溝3は小波状溝2の頂部の液膜が乾く
前に再分散させ、絶えず全面に薄膜を形成し得るよう
に、また、小波状溝部分の伝熱プレートの耐圧強度を考
慮して配置する間隔が決められ垂直方向突起4は水平溝
3の耐圧強度と被加熱流体の最初の分散度を考慮して間
隔が決められる。また、加熱流体は水平方向通路6をほ
ぼ直線的に流れ得るために圧力損失も小さい。
交互に対向して重ね合せた場合、被加熱流体側では垂直
方向突起4同志で重なり合い、加熱流体側では水平溝3
の裏面同志で重なり合うように配置されており、伝熱プ
レート1交互の間に複数列の断面形状が長方形の垂直方
向通路5と、複数列の断面形状が長方形の水平方向通路
6とが形成され伝熱プレート1を介して隣接しかつ直交
している。垂直方向通路5側は伝熱プレート1の水平方
向の両端部を、また水平方向通路6側は伝熱プレート1
の上下両端部をそれぞれ溶接またはガスケツトによりシ
ールし、被加熱流体と加熱流体の流れる方向を限定して
いる。第5図および第6図は本発明の伝熱プレートエレ
メントの他の実施例の部分斜視図であり、伝熱プレート
1を交互に向い合わせに重ねた場合、第5図は水平溝3
同志および垂直方向突起4同志が互に重ならないよう
に、第6図は水平溝3の裏面または垂直方向突起4のい
ずれか一方の面同志が重なり合い他方は重ならないよう
に、水平溝3および垂直方向突起4を配置した場合の例
である。このような伝熱プレートエレメントにおいて被
加熱流体は垂直方向通路5に伝熱プレート1の壁面に沿
つて分散流入し、小波状溝2の表面上を薄膜を形成して
流下し伝熱プレート1を介して相隣る水平方向通路6に
流入した加熱流体により伝熱プレート1を介して加熱さ
れ蒸発する。小波状溝2は伝熱面積を増加し、表面張力
により谷部に液が引き寄せられ頂部の液膜がより薄膜化
する効果により伝熱係数を増大させ、かつ液膜の良好な
流下をうながす。しかしながら、液膜は下部に行くにし
たがい小波状溝2の谷部に集まり、頂部が乾いてしま
い、せつかくの頂部薄膜による伝熱係数の増大効果が薄
れてしまう。また斜め方向に流れ片寄つた流下もする。
ここで水平溝3は小波状溝2の頂部の液膜が乾く前に再
分散させ、垂直方向突起4は垂直方向通路5の水平方向
の両端部を閉じる役割をはたし最初に分散流入した被加
熱流体の流路巾を限定し、液膜が斜め方向に走るのを防
止し整流する効果と伝熱プレートの耐圧強度を高める。
したがつて、水平溝3は小波状溝2の頂部の液膜が乾く
前に再分散させ、絶えず全面に薄膜を形成し得るよう
に、また、小波状溝部分の伝熱プレートの耐圧強度を考
慮して配置する間隔が決められ垂直方向突起4は水平溝
3の耐圧強度と被加熱流体の最初の分散度を考慮して間
隔が決められる。また、加熱流体は水平方向通路6をほ
ぼ直線的に流れ得るために圧力損失も小さい。
なお、上記の実施例では水平溝3および垂直方向突起4
が双方共断続しているが、どちらか一方は連続していて
も良い。
が双方共断続しているが、どちらか一方は連続していて
も良い。
上述のように、上記の実施例の伝熱プレートエレメント
によれば、伝熱プレート全面にわたつて伝熱係数が大き
く蒸発に適した良好な薄膜が形成され蒸発性能が高まる
とともに加熱流体の圧力損失も小さい。
によれば、伝熱プレート全面にわたつて伝熱係数が大き
く蒸発に適した良好な薄膜が形成され蒸発性能が高まる
とともに加熱流体の圧力損失も小さい。
本発明の伝熱プレートエレメントによれば水平溝および
垂直方向突起は伝熱プレート間隔と伝熱プレートの耐圧
強度を保持すると共に、液膜の再分散と整流の役目をは
たし伝熱プレート全面にわたつて蒸発に適した良好な薄
膜を作り、小波状溝による伝熱係数の増大効果を低負荷
から高負荷まで安定して維持することができ、蒸発性能
を高めることができるという特有の効果を奏する。
垂直方向突起は伝熱プレート間隔と伝熱プレートの耐圧
強度を保持すると共に、液膜の再分散と整流の役目をは
たし伝熱プレート全面にわたつて蒸発に適した良好な薄
膜を作り、小波状溝による伝熱係数の増大効果を低負荷
から高負荷まで安定して維持することができ、蒸発性能
を高めることができるという特有の効果を奏する。
第1図は本発明の伝熱プレートエレメントの一実施例の
部分正面図、第2図は第1図のa−a線に沿う断面図、
第3図は第1図のb−b線に沿う断面図、第4図は本実
施例の部分斜視図。第5図および第6図は本発明の伝熱
プレートエレメントの他の実施例の部分斜視図、第7図
および第8図は従来の伝熱プレートエレメントの部分斜
視図である。 1…伝熱プレート、2…小波状溝、3…水平溝、4…垂
直方向突起、5…垂直方向通路、6…水平方向通路、11
…伝熱プレート、12…波形、13…波形の無い帯状部分、
14…管状通路、15…ギヤツプ状通路、21…伝熱プレー
ト、22…小波状溝、23,24…凹凸またはスペーサー。
部分正面図、第2図は第1図のa−a線に沿う断面図、
第3図は第1図のb−b線に沿う断面図、第4図は本実
施例の部分斜視図。第5図および第6図は本発明の伝熱
プレートエレメントの他の実施例の部分斜視図、第7図
および第8図は従来の伝熱プレートエレメントの部分斜
視図である。 1…伝熱プレート、2…小波状溝、3…水平溝、4…垂
直方向突起、5…垂直方向通路、6…水平方向通路、11
…伝熱プレート、12…波形、13…波形の無い帯状部分、
14…管状通路、15…ギヤツプ状通路、21…伝熱プレー
ト、22…小波状溝、23,24…凹凸またはスペーサー。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の伝熱プレートが重ね合わされて形
成され前記伝熱プレートを介して互に隣接し略直交する
通路の垂直方向通路に上方から下方に向けて薄膜で被加
熱流体を流し一方水平方向通路に加熱流体を流して被加
熱流体を蒸発させるプレート式流下液膜蒸発装置の伝熱
プレートエレメントにおいて、その水平方向の断面形状
が波形で垂直方向に長い複数列の小波状溝を有するとと
もに、被加熱流体側に垂直方向に沿つて適宜間隔をおい
て前記複数列の小波状溝に直交する前記小波状溝より深
い水平溝を有しかつ前記複数列の小波状溝の間に水平方
向に沿つて適宜間隔を置いて設けられた前記複数列の小
波状溝より波高の高い垂直方向に長い垂直方向突起を有
する複数個の伝熱プレートが交互に対向して重ね合わさ
れて形成されていることを特徴とするプレート式流下液
膜蒸発装置用伝熱プレートエレメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004287A JPH074481B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | プレート式流下液膜蒸発装置用伝熱プレートエレメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004287A JPH074481B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | プレート式流下液膜蒸発装置用伝熱プレートエレメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171602A JPH01171602A (ja) | 1989-07-06 |
JPH074481B2 true JPH074481B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=18228123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33004287A Expired - Lifetime JPH074481B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | プレート式流下液膜蒸発装置用伝熱プレートエレメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074481B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013042905A2 (ko) * | 2010-09-17 | 2013-03-28 | Lee Jong Wha | 폐수증발응축장치 및 이를 포함하는 폐수증발응축시스템 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08313186A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器 |
US6924051B2 (en) * | 2002-04-03 | 2005-08-02 | Modine Manufacturing Company | Contact heater/humidifier for fuel cell systems |
CN102393151A (zh) * | 2011-09-28 | 2012-03-28 | 温州市宇达轻工机械有限公司 | 一种新型升降膜板式蒸发器 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP33004287A patent/JPH074481B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013042905A2 (ko) * | 2010-09-17 | 2013-03-28 | Lee Jong Wha | 폐수증발응축장치 및 이를 포함하는 폐수증발응축시스템 |
WO2013042905A3 (ko) * | 2010-09-17 | 2013-05-23 | Lee Jong Wha | 폐수증발응축장치 및 이를 포함하는 폐수증발응축시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01171602A (ja) | 1989-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4246962A (en) | Device for use in connection with heat exchangers for the transfer of sensible and/or latent heat | |
CA2104905C (en) | All-welded plate heat exchanger | |
JP3825053B2 (ja) | プレート熱交換器 | |
US5174370A (en) | Plate evaporator | |
US4235281A (en) | Condenser/evaporator heat exchange apparatus and method of utilizing the same | |
US3590917A (en) | Plate-type heat exchanger | |
WO2000052411A1 (fr) | Echangeur de chaleur a plaques | |
US3983191A (en) | Brazed plate-type heat exchanger for nonadiabatic rectification | |
US5474832A (en) | Film type packing element for use in cooling towers | |
GB2089226A (en) | Plate evaporator | |
US4657711A (en) | Gas/liquid contact device | |
CA2200947A1 (en) | Heat exchanger | |
JPH11270985A (ja) | プレート型熱交換器 | |
US4492268A (en) | Condenser | |
EP0179841B1 (en) | Heat exchanger of falling film type | |
US4899808A (en) | Condensing surface for heat exchanger with fins arranged to drip condensate onto one side only | |
JPH074481B2 (ja) | プレート式流下液膜蒸発装置用伝熱プレートエレメント | |
AU710140B2 (en) | Structured packing | |
KR20010015811A (ko) | 열교환기 | |
US20190226693A1 (en) | Insert element for inserting into a device for humidifying, cleaning and/or cooling a fluid, in particular a gas, such as, for example, air | |
KR101303234B1 (ko) | 배기열 회수용 열교환기 | |
JP2005195190A (ja) | 多板型熱交換器 | |
JP3423549B2 (ja) | 多板式熱交換器 | |
JP2000220971A (ja) | プレート式熱交換器 | |
JPH053912Y2 (ja) |