JPH0744710B2 - 空間分割スイツチネツトワーク - Google Patents
空間分割スイツチネツトワークInfo
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- JPH0744710B2 JPH0744710B2 JP1027224A JP2722489A JPH0744710B2 JP H0744710 B2 JPH0744710 B2 JP H0744710B2 JP 1027224 A JP1027224 A JP 1027224A JP 2722489 A JP2722489 A JP 2722489A JP H0744710 B2 JPH0744710 B2 JP H0744710B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空間分割スイツチネツトワークに関し、とくに
ハード量が少なく、さらに拡張性に富んだ空間分割スイ
ツチネツトワークに関するものである。
ハード量が少なく、さらに拡張性に富んだ空間分割スイ
ツチネツトワークに関するものである。
従来の空間分割スイツチネツトワークの構成を第7図に
示す。第7図において、71はある単位規模のスイツチ
(以下単位スイツチという。)、例えばスイツチLST、7
2はセレクタ回路、73は入力データハイウエイ、74は出
力データハイウエイである。第7図を用いて従来の空間
分割スイツチネツトワークの構成及び動作原理を説明す
る。第7図において入力データハイウエイ73上のデータ
は、行方向にならんだ単位スイツチ、例えば71−11,71
−12,71−13(図示省略),71−14すべて冗長に書き込ま
れる。また、一方出力ハイウエイに交換接続されるデー
タは、こんどは列方向にならんだ単位スイツチ、例えば
71−11,71−21,71−31,71−41のいずれか一つより交換
接続される。言い換えれば、第7図中のある出力、例え
ば74−14には、いかなる入力73−11,73−12〜73−44を
も接続しうる。例えば73−31を接続させるには単位スイ
ツチ71−31で接続し、さらにセレクト74−14で単位スイ
ツチ自身を選択する。このような方法によりある一つの
入力からの信号を一つの出力を指定して出力する1:1接
続に関し本従来の例では4×4の単位スイツチを16個用
いて、16×16のスイツチ網を構成している。同様に放送
分配のようなサービスを考えた場合、ある一つの入力か
らの信号を2以上のn出力を指定して出力する1:nの接
続をする。その方法は例えば73−31の入力をすべての出
力74−11〜74−44に交換接続するには、単位スイツチ71
−31,71−32,71−33,71−34において信号を4分岐す
る。また、セレクタ72−11〜72−44では単位スイツチ71
−31〜71−34を選択する。なお、単位スイツチでの接続
状況の把握とその接続に関する指示は図示しない制御部
によつて行われている。制御部はデータがスイツチネツ
トワークに入る直前にその入力と出力と現在の接続状況
を分析して、スイツチの接続を制御するものである。こ
のように、マトリクス状に単位スイツチをならべベネツ
トワークを構成すれば、1:1,1:n接続に対し、非閉塞、
すなわち入出力の接続状況にかかわらず空の出力に対し
て空の入力が必ず一つ以上の経路がある状態に接続する
ことができる。
示す。第7図において、71はある単位規模のスイツチ
(以下単位スイツチという。)、例えばスイツチLST、7
2はセレクタ回路、73は入力データハイウエイ、74は出
力データハイウエイである。第7図を用いて従来の空間
分割スイツチネツトワークの構成及び動作原理を説明す
る。第7図において入力データハイウエイ73上のデータ
は、行方向にならんだ単位スイツチ、例えば71−11,71
−12,71−13(図示省略),71−14すべて冗長に書き込ま
れる。また、一方出力ハイウエイに交換接続されるデー
タは、こんどは列方向にならんだ単位スイツチ、例えば
71−11,71−21,71−31,71−41のいずれか一つより交換
接続される。言い換えれば、第7図中のある出力、例え
ば74−14には、いかなる入力73−11,73−12〜73−44を
も接続しうる。例えば73−31を接続させるには単位スイ
ツチ71−31で接続し、さらにセレクト74−14で単位スイ
ツチ自身を選択する。このような方法によりある一つの
入力からの信号を一つの出力を指定して出力する1:1接
続に関し本従来の例では4×4の単位スイツチを16個用
いて、16×16のスイツチ網を構成している。同様に放送
分配のようなサービスを考えた場合、ある一つの入力か
らの信号を2以上のn出力を指定して出力する1:nの接
続をする。その方法は例えば73−31の入力をすべての出
力74−11〜74−44に交換接続するには、単位スイツチ71
−31,71−32,71−33,71−34において信号を4分岐す
る。また、セレクタ72−11〜72−44では単位スイツチ71
−31〜71−34を選択する。なお、単位スイツチでの接続
状況の把握とその接続に関する指示は図示しない制御部
によつて行われている。制御部はデータがスイツチネツ
トワークに入る直前にその入力と出力と現在の接続状況
を分析して、スイツチの接続を制御するものである。こ
のように、マトリクス状に単位スイツチをならべベネツ
トワークを構成すれば、1:1,1:n接続に対し、非閉塞、
すなわち入出力の接続状況にかかわらず空の出力に対し
て空の入力が必ず一つ以上の経路がある状態に接続する
ことができる。
従来のこの種の空間分割スイツチネットワークにおいて
は、単位スイツチの数は、2倍に拡大するには4個のよ
うに、N倍に拡大するにはN2個の単位スイツチを必要と
する欠点がある、これは、マトリクスサイズを大きくし
たい時に大きな問題となる。また、通常の通信において
は、1:1接続の方が1:n接続よりはるかにトラヒツクが大
きくすべての入力が1:n接続を行う必要も少なく、過大
機能である欠点がある。また、1:1接続に対して非閉塞
である従来法として、CLOSのネットワークが提案されて
いるが、本方式は、1:n接続に関しては閉塞、すなわち
入出力の接続状況により空の出力に対して空の入力から
経路が存在しない場合があるために、放送分配等には用
いられない。
は、単位スイツチの数は、2倍に拡大するには4個のよ
うに、N倍に拡大するにはN2個の単位スイツチを必要と
する欠点がある、これは、マトリクスサイズを大きくし
たい時に大きな問題となる。また、通常の通信において
は、1:1接続の方が1:n接続よりはるかにトラヒツクが大
きくすべての入力が1:n接続を行う必要も少なく、過大
機能である欠点がある。また、1:1接続に対して非閉塞
である従来法として、CLOSのネットワークが提案されて
いるが、本方式は、1:n接続に関しては閉塞、すなわち
入出力の接続状況により空の出力に対して空の入力から
経路が存在しない場合があるために、放送分配等には用
いられない。
本発明は、規模の拡大を行う際に、拡大量Nに対しN2に
比例したハードが必要だつたという従来の問題を解決
し、ハード量が少なく、かつ、1:1,1:n接続が可能な空
間分割スイツチネツトワークを提供することにある。
比例したハードが必要だつたという従来の問題を解決
し、ハード量が少なく、かつ、1:1,1:n接続が可能な空
間分割スイツチネツトワークを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、複数の入線と複数の
出線を相互に、前記入線の任意の一つの入線からの入力
信号を前記出線の任意の一つの出線を指定して出力する
1:1非閉塞接続と、前記入線の任意の一つの入線からの
入力信号を前記出線のうちの任意の複数のnの出線を指
定して出力する1:n接続と同時行う空間分割スイッチネ
ットワークにおいて、N本の入線から入力するデータの
非閉塞接続を行うN×N非閉塞網を構成する前記1:1非
閉塞接続を行う空間分割スイッチネットワークの入力部
に、N本の入線からの入力のうち任意の複数の信号を選
択し、かつ前記N本の入線からの入力をそのまま前記1:
1非閉塞接続を行う空間分割スイッチネットワークに接
続する選択部を備え、前記1:1非閉塞接続を行う空間分
割スイッチネットワークの出力部に、前記選択部で選択
した複数の信号を、各入力信号ごとにN本の出線のう
ち、それぞれ異なる複数の出線に対し、1:n(nは1〜
Nで各入力信号ごとに異なる値も可能)接続すると同時
に、前記1:1非閉塞接続を行う空間分割スイッチネット
ワークの出力と、前記1:n接続を行う空間分割スイッチ
の出力のいずれか一方を出線の出力に接続する分配部を
備えてなることを特徴とする。
出線を相互に、前記入線の任意の一つの入線からの入力
信号を前記出線の任意の一つの出線を指定して出力する
1:1非閉塞接続と、前記入線の任意の一つの入線からの
入力信号を前記出線のうちの任意の複数のnの出線を指
定して出力する1:n接続と同時行う空間分割スイッチネ
ットワークにおいて、N本の入線から入力するデータの
非閉塞接続を行うN×N非閉塞網を構成する前記1:1非
閉塞接続を行う空間分割スイッチネットワークの入力部
に、N本の入線からの入力のうち任意の複数の信号を選
択し、かつ前記N本の入線からの入力をそのまま前記1:
1非閉塞接続を行う空間分割スイッチネットワークに接
続する選択部を備え、前記1:1非閉塞接続を行う空間分
割スイッチネットワークの出力部に、前記選択部で選択
した複数の信号を、各入力信号ごとにN本の出線のう
ち、それぞれ異なる複数の出線に対し、1:n(nは1〜
Nで各入力信号ごとに異なる値も可能)接続すると同時
に、前記1:1非閉塞接続を行う空間分割スイッチネット
ワークの出力と、前記1:n接続を行う空間分割スイッチ
の出力のいずれか一方を出線の出力に接続する分配部を
備えてなることを特徴とする。
また、前記空間分割スイッチネットワークにおける、m
本の入力とm本の出力を有し、任意の一つの入力からの
信号を任意の一つの出力を指定して出力する1:1非閉塞
接続と、任意の一つの拡張入力からの信号を複数のn出
力を指定して出力する1:n接続を行ない、前記1:1非閉塞
接続の出路と前記1:n接続の出力のいずれか一方を出力
する単位空間分割スイッチからなる空間分割スイッチネ
ットワークにおいて、前記単位空間分割スイッチは、接
続路を形成するクロスポイントマトリクスの入力部およ
び出力部にそれぞれ入力ラッチおよび出力ラッチを備
え、かつ前記入力部からの入力をスルーに出力するスル
ー出力端子と、拡張入力を入力する拡張入力端子と、前
記拡張入力端子から入力する拡張入力の信号と前記クロ
スポイントマトリクスを介して空間的に交換する入力信
号とのいずれか一方の信号を出力する出力端子とを備え
ている単位時間分割スイッチを用いてなる態様にも有効
である。
本の入力とm本の出力を有し、任意の一つの入力からの
信号を任意の一つの出力を指定して出力する1:1非閉塞
接続と、任意の一つの拡張入力からの信号を複数のn出
力を指定して出力する1:n接続を行ない、前記1:1非閉塞
接続の出路と前記1:n接続の出力のいずれか一方を出力
する単位空間分割スイッチからなる空間分割スイッチネ
ットワークにおいて、前記単位空間分割スイッチは、接
続路を形成するクロスポイントマトリクスの入力部およ
び出力部にそれぞれ入力ラッチおよび出力ラッチを備
え、かつ前記入力部からの入力をスルーに出力するスル
ー出力端子と、拡張入力を入力する拡張入力端子と、前
記拡張入力端子から入力する拡張入力の信号と前記クロ
スポイントマトリクスを介して空間的に交換する入力信
号とのいずれか一方の信号を出力する出力端子とを備え
ている単位時間分割スイッチを用いてなる態様にも有効
である。
本発明は、1:n接続が可能な入力端子を任意の入力で、
かつ、ある値k(k≦総入力端子数)に制限をし、ま
た、1:1接続を行う非閉塞網の入口に、選択部及び出力
に分配部を有することを最も主要な特徴とすることから
N本の入力のうち任意のK個の信号を1:n接続すること
と同時に、他の入力は1:1接続することができ、またと
くに大規模なネツトワーク構成においてハード量を減少
することができる。一般的な非閉塞網の構成法は公知の
技術であり、例えば“A Study on Non−Blocking Switc
hing Network",The Bell System Technical Journal p
p.404−,march,1953に記載されている。本発明は従来の
技術とはネットワークの構成、ハード量、さらに拡大の
方法が異なり、一部1:n接続のできるハード量の少ない
スイツチネツトワークである。
かつ、ある値k(k≦総入力端子数)に制限をし、ま
た、1:1接続を行う非閉塞網の入口に、選択部及び出力
に分配部を有することを最も主要な特徴とすることから
N本の入力のうち任意のK個の信号を1:n接続すること
と同時に、他の入力は1:1接続することができ、またと
くに大規模なネツトワーク構成においてハード量を減少
することができる。一般的な非閉塞網の構成法は公知の
技術であり、例えば“A Study on Non−Blocking Switc
hing Network",The Bell System Technical Journal p
p.404−,march,1953に記載されている。本発明は従来の
技術とはネットワークの構成、ハード量、さらに拡大の
方法が異なり、一部1:n接続のできるハード量の少ない
スイツチネツトワークである。
以下図面にもとづき実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例を説明する図であつて、1は単
位空間分割のスイツチである。これは、LSIであつて
も、モジユール等であつてもよい。7は1:1の接続に対
して非閉塞網である。また、8はN個の入力から任意の
kを選ぶと同時に、N入力をスルーで非閉塞網7につな
ぐ選択部である。また、9はk個の入力を出力Nに任意
に分配接続するか、7の非閉塞網の出力をいずれか一方
を選ぶことができる分配部である。
位空間分割のスイツチである。これは、LSIであつて
も、モジユール等であつてもよい。7は1:1の接続に対
して非閉塞網である。また、8はN個の入力から任意の
kを選ぶと同時に、N入力をスルーで非閉塞網7につな
ぐ選択部である。また、9はk個の入力を出力Nに任意
に分配接続するか、7の非閉塞網の出力をいずれか一方
を選ぶことができる分配部である。
第2図は、n×nの単位空間分割スイツチつまり、LSI
かモジユール1を示した構成図である。第2図におい
て、6はn×nのクロスポイントマトリツクスである。
クロスポイントマトリツクス6の接続制御は現在のスイ
ツチの接続状況を把握している図示しない制御部により
外部から行い、制御部はデータがスイツチネツトワーク
に入力される前に、そのデータの入力と出力とスイツチ
の接続状況を判断し、スイツチネツトワークを制御する
もので、従来のこの種のクロスポイントマトリツクスの
接続制御機能を適用する。一般的にはACM(Address Con
trol Memory)とよばれるメモリに記憶させる。また、
5−1は入力ラツチ、5−2は出力ラツチである。また
10はnbitの2:1セレクタである。本セレクタ10の制御も
先のクロスポイントマトリツクスと同様に図示しない制
御部により外部から制御する。また、制御はパス制定時
つまり、呼が生成しパスをあらかじめ決める際に共通線
と呼ばれる通話路以外の経路により制御される。
かモジユール1を示した構成図である。第2図におい
て、6はn×nのクロスポイントマトリツクスである。
クロスポイントマトリツクス6の接続制御は現在のスイ
ツチの接続状況を把握している図示しない制御部により
外部から行い、制御部はデータがスイツチネツトワーク
に入力される前に、そのデータの入力と出力とスイツチ
の接続状況を判断し、スイツチネツトワークを制御する
もので、従来のこの種のクロスポイントマトリツクスの
接続制御機能を適用する。一般的にはACM(Address Con
trol Memory)とよばれるメモリに記憶させる。また、
5−1は入力ラツチ、5−2は出力ラツチである。また
10はnbitの2:1セレクタである。本セレクタ10の制御も
先のクロスポイントマトリツクスと同様に図示しない制
御部により外部から制御する。また、制御はパス制定時
つまり、呼が生成しパスをあらかじめ決める際に共通線
と呼ばれる通話路以外の経路により制御される。
本発明の構成を第1図及び第2図を用いて説明する。ま
ず、第2図において入力(I)から入力されたデータ
は、5−1の入力ラッチでラツチされる。このラツチの
出力は、スルー出力(T)に出ると同時に6のn×nク
ロスポイントマトリツクスに入力される、また、拡張入
力(E)からの拡張入力データと、6のn×nクロスポ
イントマトリツクスの出力は、各ハイウエイ各々に10の
2:1セレクタによりセレクタされ、いずれか一方が出力
ラツチ5−2にラツチされる。5−2の出力ラツチの出
力は、出力(O)よりモジユール外部に出力される。本
モジユールを用いて、第1図のようなスイツチネツトワ
ークを構成する。まず8の選択部では、N本の入力が各
単位空間分割スイツチ1−11〜1−14に入力される。各
単位空間分割スイツチのスルー出力端子(T)よりN本
の入力がスルーで出力される。各単位空間分割スイツチ
では、入力nのうち、任意のkを選択し、列方向下段の
単位空間分割スイツチの拡張用入力Eに転送する。最下
段の空間分割スイツチ1−14の出力kには入力Nの中か
ら任意のkを選択できる。このk個の信号は1:n接続に
用いる。7の非閉塞網においてはN×N非閉塞網の1:1
接続を行う。選択されたkのデータは、9の分割部の列
方向最上段の単位空間分割スイツチ1−21の入力(I)
より入力される。各単位空間分割スイツチにおいては、
拡張入力端子(E)からの信号と、入力(I)からの信
号いずれかを選択して、出力(O)に伝える。また、入
力(I)から入力されたk個の1:n用の信号はスルー出
力(T)を通して、列方向下段の単位空間分割スイツチ
に伝送される。このように、一つの出力に注目すれば、
k個の拡張用入力端子(E)からの入力信号と7の非閉
塞網の出力信号いずれか一方を選択することができる。
このことによつて、N本の入力のうち任意のk個の信号
を1:n接続することと同時に、他の入力は1:1接続するこ
とができる。
ず、第2図において入力(I)から入力されたデータ
は、5−1の入力ラッチでラツチされる。このラツチの
出力は、スルー出力(T)に出ると同時に6のn×nク
ロスポイントマトリツクスに入力される、また、拡張入
力(E)からの拡張入力データと、6のn×nクロスポ
イントマトリツクスの出力は、各ハイウエイ各々に10の
2:1セレクタによりセレクタされ、いずれか一方が出力
ラツチ5−2にラツチされる。5−2の出力ラツチの出
力は、出力(O)よりモジユール外部に出力される。本
モジユールを用いて、第1図のようなスイツチネツトワ
ークを構成する。まず8の選択部では、N本の入力が各
単位空間分割スイツチ1−11〜1−14に入力される。各
単位空間分割スイツチのスルー出力端子(T)よりN本
の入力がスルーで出力される。各単位空間分割スイツチ
では、入力nのうち、任意のkを選択し、列方向下段の
単位空間分割スイツチの拡張用入力Eに転送する。最下
段の空間分割スイツチ1−14の出力kには入力Nの中か
ら任意のkを選択できる。このk個の信号は1:n接続に
用いる。7の非閉塞網においてはN×N非閉塞網の1:1
接続を行う。選択されたkのデータは、9の分割部の列
方向最上段の単位空間分割スイツチ1−21の入力(I)
より入力される。各単位空間分割スイツチにおいては、
拡張入力端子(E)からの信号と、入力(I)からの信
号いずれかを選択して、出力(O)に伝える。また、入
力(I)から入力されたk個の1:n用の信号はスルー出
力(T)を通して、列方向下段の単位空間分割スイツチ
に伝送される。このように、一つの出力に注目すれば、
k個の拡張用入力端子(E)からの入力信号と7の非閉
塞網の出力信号いずれか一方を選択することができる。
このことによつて、N本の入力のうち任意のk個の信号
を1:n接続することと同時に、他の入力は1:1接続するこ
とができる。
第3図,第4図,第5図を用いて具体的な接続例を説明
する。第3図に選択部8の選択部8は、第2図で示され
た等位空間分割スイッチを複数個接続することにより構
成される。第3図に示したように、1−1及び1−2の
等位空間スイッチで、1−1の出力(O)は1−2の拡
張入力に接続され、1−1及び1−2のスルー出力端子
は、非閉塞スイッチネットワーク7へ接続される。本機
能は、1:1接続を必要とする信号は、各単位スイッチの
入力(I)よりスルー出力(T)へ転送され、スイッチ
ネットワーク7へ転送される。また、1:n接続を必要と
する信号は入力され、6のm×mスイッチで選択された
のち、出力(O)、さらに下段の拡張入力(E)を通
し、下段のスイッチの出力(O)と転送され、最終的
に、選択部8の選択ポート(最下断の単位スイッチの出
力(O))に選択される機能である。
する。第3図に選択部8の選択部8は、第2図で示され
た等位空間分割スイッチを複数個接続することにより構
成される。第3図に示したように、1−1及び1−2の
等位空間スイッチで、1−1の出力(O)は1−2の拡
張入力に接続され、1−1及び1−2のスルー出力端子
は、非閉塞スイッチネットワーク7へ接続される。本機
能は、1:1接続を必要とする信号は、各単位スイッチの
入力(I)よりスルー出力(T)へ転送され、スイッチ
ネットワーク7へ転送される。また、1:n接続を必要と
する信号は入力され、6のm×mスイッチで選択された
のち、出力(O)、さらに下段の拡張入力(E)を通
し、下段のスイッチの出力(O)と転送され、最終的
に、選択部8の選択ポート(最下断の単位スイッチの出
力(O))に選択される機能である。
入力信号は、各単位空間分割スイツチ1−1,1−2のス
ルー出力を通して1:1接続行うネツトワーク7へ接続さ
れる。一方、1:n接続を目的とした信号は、10のセレク
タで選択されたのち、下段の拡張入力(E)より入力さ
れ、カスケードに接続された単位空間分割スイツチを通
し、最下段の単位空間分割スイツチの出力に出る。この
k個の信号は第4図の最上段の単位空間分割スイツチに
接続される。分配部9の最上段より入力された、1:n接
続を目的とした信号は、それぞれの単位空間分割スイツ
チのスルーアウト出力(T)より下段の単位空間分割ス
イツチの入力にカスケート接続される。分配部9をさら
に詳細に説明する。分配部は第4図に示したように、1
−1及び1−2の単位空間スイッチを用いて、1−1の
スルー出力(T)を、1−2の入力(I)へ接続され、
1−1及び1−2の拡張入力端子(E)は、非閉塞スイ
ッチネットワークの出力に接続される。
ルー出力を通して1:1接続行うネツトワーク7へ接続さ
れる。一方、1:n接続を目的とした信号は、10のセレク
タで選択されたのち、下段の拡張入力(E)より入力さ
れ、カスケードに接続された単位空間分割スイツチを通
し、最下段の単位空間分割スイツチの出力に出る。この
k個の信号は第4図の最上段の単位空間分割スイツチに
接続される。分配部9の最上段より入力された、1:n接
続を目的とした信号は、それぞれの単位空間分割スイツ
チのスルーアウト出力(T)より下段の単位空間分割ス
イツチの入力にカスケート接続される。分配部9をさら
に詳細に説明する。分配部は第4図に示したように、1
−1及び1−2の単位空間スイッチを用いて、1−1の
スルー出力(T)を、1−2の入力(I)へ接続され、
1−1及び1−2の拡張入力端子(E)は、非閉塞スイ
ッチネットワークの出力に接続される。
本機能は、1:1接続を必要とする信号は、7の非閉塞ス
イッチネットワークで交換接続された後、10のセレクタ
5−2の出力ラッチ等を通して出力(O)へ接続するこ
とと、1:n接続を必要とする信号は、入力(I)より入
力され6のクロスポイントマトリックスによって必要な
分コピーされ、さらに必要なポートに接続される機能で
ある。
イッチネットワークで交換接続された後、10のセレクタ
5−2の出力ラッチ等を通して出力(O)へ接続するこ
とと、1:n接続を必要とする信号は、入力(I)より入
力され6のクロスポイントマトリックスによって必要な
分コピーされ、さらに必要なポートに接続される機能で
ある。
またこれら入力された信号は、クロスポイントマトリツ
クスを通して出力4に交換接続もされる。このようにし
て、k個の信号は、1:n接続することが可能である。ま
た、1:1接続を目的とする信号は、第3図に示した選択
部8では選択されず、スルー出力より1:1接続用の非閉
塞網7を通して、第4図に示した分配部の拡張入力
(E)に接続させる。拡張入力(E)より入力されたこ
れらの信号は2:1セレクタ10により選択してやることに
より出力4に接続することが可能である。
クスを通して出力4に交換接続もされる。このようにし
て、k個の信号は、1:n接続することが可能である。ま
た、1:1接続を目的とする信号は、第3図に示した選択
部8では選択されず、スルー出力より1:1接続用の非閉
塞網7を通して、第4図に示した分配部の拡張入力
(E)に接続させる。拡張入力(E)より入力されたこ
れらの信号は2:1セレクタ10により選択してやることに
より出力4に接続することが可能である。
第5図に“a"の信号を5出力に1:n接続、“b"の信号を
1:1接続、さらに同時に“c"の信号を3出力に1:n接続し
た本発明の空間分割スイッチネットワークの接続例を示
す。1:1接続を行う“b"信号は、第3図に示したように
選択部8をスルー出力(T)を通して、図のように、選
択部8、分配部9を用いて1:1、1:nの接続に関して非閉
塞で接続が可能である。
1:1接続、さらに同時に“c"の信号を3出力に1:n接続し
た本発明の空間分割スイッチネットワークの接続例を示
す。1:1接続を行う“b"信号は、第3図に示したように
選択部8をスルー出力(T)を通して、図のように、選
択部8、分配部9を用いて1:1、1:nの接続に関して非閉
塞で接続が可能である。
7の非閉塞網に入力され、7の非閉塞網で所望の出力に
交換された後、第4図に示したように分配部9では、拡
張入力(E)より入力され、出力(O)にセレクタ10を
通して接続される。このことにより、任意の入力は任意
の出力に対して、1:1接続される。1:n接続される“a"信
号は、第3図に示したように選択部8と従属的に接続さ
れたスイッチの最下級の出力部に選択される。この選択
された“a"信号は、第5図に示されているように分配部
9の入力(I)に接続され、先に述べたように所望の出
力ポートに対し、分配接続される。この分配接続は第4
図に詳細に示されている。
交換された後、第4図に示したように分配部9では、拡
張入力(E)より入力され、出力(O)にセレクタ10を
通して接続される。このことにより、任意の入力は任意
の出力に対して、1:1接続される。1:n接続される“a"信
号は、第3図に示したように選択部8と従属的に接続さ
れたスイッチの最下級の出力部に選択される。この選択
された“a"信号は、第5図に示されているように分配部
9の入力(I)に接続され、先に述べたように所望の出
力ポートに対し、分配接続される。この分配接続は第4
図に詳細に示されている。
同時に1:n接続を行う“c"信号は“a"信号と同様に選択
部8で選択され、分配部9で分配されるが、第3図中の
kは、1:n接続を要する入力の数、つまり“a"、“c"…
の数がkを越えることが出来ない。
部8で選択され、分配部9で分配されるが、第3図中の
kは、1:n接続を要する入力の数、つまり“a"、“c"…
の数がkを越えることが出来ない。
また、同一出力に対し、1:1接続信号“b"、及びいずれ
の1:n接続信号“a"、“c"等が2つ以上接続されること
はないことは言うまでもない。
の1:n接続信号“a"、“c"等が2つ以上接続されること
はないことは言うまでもない。
第6図に単位空間分割スイツチ1を64×64とした場合の
ネツトワークサイズ(N)と、単位スイツチ数との関係
を1:n接続できる信号数kをパラメータで求めたものを
示す。本発明のスイッチネットワークのハード量は、入
出力回線数N、1:n接続信号数Kに対して、7の非閉塞
網は3×Nに比例し、選択部8分配部9は、K×Nに比
例する。従来のマトリックス型スイッチがN2に比例する
のに比べ、明らかにハードウェアが少くてすむ。このよ
うにkの値にもよるが、大規模なネツトワークを実現す
ると、大きなハード量メリツトが生じることがわかる。
ネツトワークサイズ(N)と、単位スイツチ数との関係
を1:n接続できる信号数kをパラメータで求めたものを
示す。本発明のスイッチネットワークのハード量は、入
出力回線数N、1:n接続信号数Kに対して、7の非閉塞
網は3×Nに比例し、選択部8分配部9は、K×Nに比
例する。従来のマトリックス型スイッチがN2に比例する
のに比べ、明らかにハードウェアが少くてすむ。このよ
うにkの値にもよるが、大規模なネツトワークを実現す
ると、大きなハード量メリツトが生じることがわかる。
以上説明したように、本発明の空間分割スイツチネツト
ワークの構成によれば、1:1,1:n接続の両方とも可能で
あり、また基本的にネットワークサイズNに比例してハ
ードが増加し、従来のマトリツクス構成では、Nの2乗
に比例して増加していたのに対し、本発明は少ないハー
ド量ですむ。
ワークの構成によれば、1:1,1:n接続の両方とも可能で
あり、また基本的にネットワークサイズNに比例してハ
ードが増加し、従来のマトリツクス構成では、Nの2乗
に比例して増加していたのに対し、本発明は少ないハー
ド量ですむ。
第1図は本発明の空間分割スイツチネツトワークの実施
例構成図、 第2図は単位空間分割の実施例構成図、 第3図は本発明に係る選択部の実施例構成図、 第4図は本発明に係る分配部の実施例構成図、 第5図は本発明の空間分割スイツチネツトワークの接続
例、 第6図は本発明の効果を示す図、 第7図は従来の空間分割スイツチネットワークの構成例
である。 1……単位空間分割スイツチ 2……セレクタ 3,73……入力データハイウエイ 4,74……出力データハイウエイ 5−1……入力ラツチ 5−2……出力ラツチ 6……n×nクロスポイントマトリツクス 7……非閉塞網 8……選択部、の構成 9……分配部、の構成 10……セレクタ 71……単位スイツチ 72……セレクタ回路
例構成図、 第2図は単位空間分割の実施例構成図、 第3図は本発明に係る選択部の実施例構成図、 第4図は本発明に係る分配部の実施例構成図、 第5図は本発明の空間分割スイツチネツトワークの接続
例、 第6図は本発明の効果を示す図、 第7図は従来の空間分割スイツチネットワークの構成例
である。 1……単位空間分割スイツチ 2……セレクタ 3,73……入力データハイウエイ 4,74……出力データハイウエイ 5−1……入力ラツチ 5−2……出力ラツチ 6……n×nクロスポイントマトリツクス 7……非閉塞網 8……選択部、の構成 9……分配部、の構成 10……セレクタ 71……単位スイツチ 72……セレクタ回路
Claims (2)
- 【請求項1】複数の入線と複数の出線を相互に、前記入
線の任意の一つの入線からの入力信号を前記出線の任意
の一つの出線を指定して出力する1:1非閉塞接続と、前
記入線の任意の一つの入線からの入力信号を前記出線の
うちの任意の複数のnの出線を指定して出力する1:n接
続とを同時行う空間分割スイッチネットワークにおい
て、 N本の入線から入力するデータの非閉塞接続を行うN×
N非閉塞網を構成する前記1:1非閉塞接続を行う空間分
割スイッチネットワークの入力部に、N本の入線からの
入力のうち任意の複数の信号を選択し、かつ前記N本の
入線からの入力をそのまま前記1:1非閉塞接続を行う空
間分割スイッチネットワークに接続する選択部を備え、 前記1:1非閉塞接続を行う空間分割スイッチネットワー
クの出力部に、前記選択部で選択した複数の信号を、各
入力信号ごとにN本の出線のうち、それぞれ異る複数の
出線に対し、1:n(nは1〜Nで各入力信号ごとに異な
る値も可能)接続すると同時に、前記1:1非閉塞接続を
行う空間分割スイッチネットワークの出力と、前記1:n
接続を行う空間分割スイッチの出力のいずれか一方を出
線の出力に接続する分配部を備えてなる ことを特徴とする空間分割スイッチネットワーク。 - 【請求項2】請求項1記載の空間分割スイッチネットワ
ークにおける、m本の入力とm本の出力を有し、任意の
一つの入力からの信号を任意の一つの出力を指定して出
力する1:1非閉塞接続と、任意の一つの拡張入力からの
信号を複数のn出力を指定して出力する1:n接続を行な
い、前記1:1非閉塞接続の出力と前記1:n接続の出力のい
ずれか一方を出力する単位空間分割スイッチからなる空
間分割スイッチネットワークにおいて、 前記単位空間分割スイッチは、 接続路を形成するクロスポイントマトリクスの入力部お
よび出力部にそれぞれ入力ラッチおよび出力ラッチを備
え、かつ 前記入力部からの入力をスルーに出力するスルー出力端
子と、 拡張入力を入力する拡張入力端子と、 前記拡張入力端子から入力する拡張入力の信号と前記ク
ロスポイントマトリクスを介して空間的に交換する入力
信号とのいずれか一方の信号を出力する出力端子とを備
えている単位時間分割スイッチを用いてなる ことを特徴とする空間分割スイッチネットワーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1027224A JPH0744710B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 空間分割スイツチネツトワーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1027224A JPH0744710B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 空間分割スイツチネツトワーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206994A JPH02206994A (ja) | 1990-08-16 |
JPH0744710B2 true JPH0744710B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=12215124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1027224A Expired - Fee Related JPH0744710B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 空間分割スイツチネツトワーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744710B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP1027224A patent/JPH0744710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02206994A (ja) | 1990-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |