JPH0741499Y2 - ゴルフ練習場における打席間仕切 - Google Patents
ゴルフ練習場における打席間仕切Info
- Publication number
- JPH0741499Y2 JPH0741499Y2 JP1991094652U JP9465291U JPH0741499Y2 JP H0741499 Y2 JPH0741499 Y2 JP H0741499Y2 JP 1991094652 U JP1991094652 U JP 1991094652U JP 9465291 U JP9465291 U JP 9465291U JP H0741499 Y2 JPH0741499 Y2 JP H0741499Y2
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- Japan
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- elastic
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はゴルフ練習場中でも打
撃練習の打席が複数箇並んで設けてあるところの隣接す
る他の打席間に設置する間仕切に関する。
撃練習の打席が複数箇並んで設けてあるところの隣接す
る他の打席間に設置する間仕切に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の間仕切においては図4に示
す様に、前後方向の長さ150cm乃至180cm、高
さ40cm乃至60cmの金属パイプ製の四角な枠50
の下部の両端に転倒防止脚片51が大きく突出させてあ
り、前記四角な枠の中に丁度張設できる大きさの防護ネ
ット若しくは布帛52の四辺を前記四角な枠50にそれ
ぞれ固定したものが市場に見受けられる。ところが、ゴ
ルフ練習場における打撃練習者の中には初心者も多く、
打球は思わぬ方向に飛び、前記四角な枠50の上枠や脚
片51に当って、跳ね返り本人乃至隣接の打撃練習者に
当り、怪我をさせるおそれがあった。
す様に、前後方向の長さ150cm乃至180cm、高
さ40cm乃至60cmの金属パイプ製の四角な枠50
の下部の両端に転倒防止脚片51が大きく突出させてあ
り、前記四角な枠の中に丁度張設できる大きさの防護ネ
ット若しくは布帛52の四辺を前記四角な枠50にそれ
ぞれ固定したものが市場に見受けられる。ところが、ゴ
ルフ練習場における打撃練習者の中には初心者も多く、
打球は思わぬ方向に飛び、前記四角な枠50の上枠や脚
片51に当って、跳ね返り本人乃至隣接の打撃練習者に
当り、怪我をさせるおそれがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこでこの考案は防護
ネットを張設している枠に打撃されたボールが当り難く
し、仮に当っても強く跳ね返らないようにし、打者の安
全を守り、且つボールの損傷を少なくし、外観をスマー
トにしたものを市場に提供することを目的とする
ネットを張設している枠に打撃されたボールが当り難く
し、仮に当っても強く跳ね返らないようにし、打者の安
全を守り、且つボールの損傷を少なくし、外観をスマー
トにしたものを市場に提供することを目的とする
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの考案は、間仕切幅に符合する長さを有し、転倒防
止脚片が設けてある水平な土台棒材の両端部には、半円
弧状に上方に湾曲している細い弾性湾曲枠棒の対応する
端がそれぞれ挿入して固着してあり、この弾性湾曲枠棒
の前後の起立した下部間には下縁が前記土台棒材に掛合
してある防護ネットが張設してあることを特徴とするゴ
ルフ練習場における打席間仕切とする。
にこの考案は、間仕切幅に符合する長さを有し、転倒防
止脚片が設けてある水平な土台棒材の両端部には、半円
弧状に上方に湾曲している細い弾性湾曲枠棒の対応する
端がそれぞれ挿入して固着してあり、この弾性湾曲枠棒
の前後の起立した下部間には下縁が前記土台棒材に掛合
してある防護ネットが張設してあることを特徴とするゴ
ルフ練習場における打席間仕切とする。
【0005】また前記課題を解決するためにこの考案の
打席間仕切の前記防護ネットの張設構造は前記防護ネッ
トの両端部はスリーブ状に形成してあって、このスリー
ブ状内に前記弾性湾曲枠棒の下部が挿入したものである
ことを特徴とする場合もある。
打席間仕切の前記防護ネットの張設構造は前記防護ネッ
トの両端部はスリーブ状に形成してあって、このスリー
ブ状内に前記弾性湾曲枠棒の下部が挿入したものである
ことを特徴とする場合もある。
【0006】また前記課題を解決するためにこの考案の
打席間仕切の前記間仕切幅は120cm乃至2m高さは
60cm乃至1mであることを特徴とする場合もある。
打席間仕切の前記間仕切幅は120cm乃至2m高さは
60cm乃至1mであることを特徴とする場合もある。
【0007】また前記課題を解決するためにこの考案の
打席間仕切の前記細い弾性湾曲枠棒はエンジニアリング
プラスチックで成形したものであることを特徴とする場
合もある。
打席間仕切の前記細い弾性湾曲枠棒はエンジニアリング
プラスチックで成形したものであることを特徴とする場
合もある。
【0008】
【作用】請求項1記載の考案のものを使用するには、従
来公知のもの同様に隣接する打席間に設置する。而して
通常の打撃練習をする。打球が土台棒材に当ったときに
は、打者の足元か或いは前方に跳ね返る。土台棒材の上
部に当り、跳ね返ったボールが防護ネットに接触する
と、これを撓ませ、ボールの運動エネルギーは著しく減
殺しボールは殆ど跳ね返らなくなる。強い打球が弾性湾
曲枠棒に当る部分は、この前側半分であるがこの部分は
後側に傾斜しているから、この部分に真正面にボールが
当った場合は跳ね返り方向は下向きなり、更に、この弾
性湾曲枠棒を撓ませて、運動力は急速に減殺され、打席
において打撃中の人や隣席の人に当るおそれはない。ま
たボールが直接細い弾性湾曲枠棒の芯を外れて当った場
合は、この弾性湾曲枠棒を側方に撓ませ、ボールの運動
方向が僅かに変化し、反発方向は打席よりも前方とな
る。また前記弾性湾曲枠棒は細いから、現実にはボール
が直接当る確率は低い。
来公知のもの同様に隣接する打席間に設置する。而して
通常の打撃練習をする。打球が土台棒材に当ったときに
は、打者の足元か或いは前方に跳ね返る。土台棒材の上
部に当り、跳ね返ったボールが防護ネットに接触する
と、これを撓ませ、ボールの運動エネルギーは著しく減
殺しボールは殆ど跳ね返らなくなる。強い打球が弾性湾
曲枠棒に当る部分は、この前側半分であるがこの部分は
後側に傾斜しているから、この部分に真正面にボールが
当った場合は跳ね返り方向は下向きなり、更に、この弾
性湾曲枠棒を撓ませて、運動力は急速に減殺され、打席
において打撃中の人や隣席の人に当るおそれはない。ま
たボールが直接細い弾性湾曲枠棒の芯を外れて当った場
合は、この弾性湾曲枠棒を側方に撓ませ、ボールの運動
方向が僅かに変化し、反発方向は打席よりも前方とな
る。また前記弾性湾曲枠棒は細いから、現実にはボール
が直接当る確率は低い。
【0009】請求項2記載の考案は請求項1の考案の作
用の他、ボールが激しく防護ネット若しくは細い弾性湾
曲枠棒に当っても、これらは相互に結合状態を維持す
る。
用の他、ボールが激しく防護ネット若しくは細い弾性湾
曲枠棒に当っても、これらは相互に結合状態を維持す
る。
【0010】請求項3記載の考案は請求項1の考案の作
用の他、前記間仕切幅は120cm乃至2m高さは60
cm乃至1mの大きさであるから、打球が仮に隣席方向
に飛んだ場合でも、この防護ネットのどこかに当る確率
が高い。
用の他、前記間仕切幅は120cm乃至2m高さは60
cm乃至1mの大きさであるから、打球が仮に隣席方向
に飛んだ場合でも、この防護ネットのどこかに当る確率
が高い。
【0011】請求項4記載の考案は請求項1の考案の作
用の他、前記細い弾性湾曲枠棒はエンジニアリングプラ
スチックで成形したものであるから、長期間使用して
も、雨や散水がかかったとしても錆ない。
用の他、前記細い弾性湾曲枠棒はエンジニアリングプラ
スチックで成形したものであるから、長期間使用して
も、雨や散水がかかったとしても錆ない。
【0012】
【実施例】今各請求項記載の考案を含む実施例に就いて
説明する。図1において、10は土台棒材であり、一辺
が2cm乃至5cmの角パイプにより成形してあり、そ
の材質はステンレススチール若しくは硬質のエンジニア
リングプラスチックが好ましい。この土台棒材10の長
さは凡そ180cmとしてある。120cm乃至2mの
範囲がよく出来れば2乃至3本のパイプを接続して形成
するものが好ましい。
説明する。図1において、10は土台棒材であり、一辺
が2cm乃至5cmの角パイプにより成形してあり、そ
の材質はステンレススチール若しくは硬質のエンジニア
リングプラスチックが好ましい。この土台棒材10の長
さは凡そ180cmとしてある。120cm乃至2mの
範囲がよく出来れば2乃至3本のパイプを接続して形成
するものが好ましい。
【0013】この土台棒材10の一端の下側にはこの土
台棒材10の長さと直角でかつ水平方向に伸びる転倒防
止脚片11が固着してあり、図示のものにおいては扁平
な板材よりなっていて、土台棒材10に対してネジなど
により着脱自在にしてある。土台棒材10の他端の下側
には捩じ込みボルト足12が螺合してあり、これに近い
土台棒材10の長さの約半分にはクッション材よりなる
第1保護チューブ13が嵌合させてある。20は細い弾
性湾曲枠棒であり、直径1cm乃至1.5cmのエンジ
ニアリングプラスチックよりなり、真直に成形した長さ
約2m90cmのものを半円形に湾曲し、その両端を前
記土台棒材10の両端に上下方向に穿設した支持孔14
に挿入して、押しねじ乃至ピン24などで強固に固着出
来るようにしてある。エンジニアリングプラスチックの
一例としてはFRP、カーボンプラスチック、グラスフ
ァイバー入りのポリアミド系樹脂などが好ましい。
台棒材10の長さと直角でかつ水平方向に伸びる転倒防
止脚片11が固着してあり、図示のものにおいては扁平
な板材よりなっていて、土台棒材10に対してネジなど
により着脱自在にしてある。土台棒材10の他端の下側
には捩じ込みボルト足12が螺合してあり、これに近い
土台棒材10の長さの約半分にはクッション材よりなる
第1保護チューブ13が嵌合させてある。20は細い弾
性湾曲枠棒であり、直径1cm乃至1.5cmのエンジ
ニアリングプラスチックよりなり、真直に成形した長さ
約2m90cmのものを半円形に湾曲し、その両端を前
記土台棒材10の両端に上下方向に穿設した支持孔14
に挿入して、押しねじ乃至ピン24などで強固に固着出
来るようにしてある。エンジニアリングプラスチックの
一例としてはFRP、カーボンプラスチック、グラスフ
ァイバー入りのポリアミド系樹脂などが好ましい。
【0014】21は弾性湾曲枠棒20の湾曲部の中央に
垂下させて取り付けてある打席番号札である。実施図で
は打席番号札取付け部材22がT型をしてその左右の腕
23にそれぞれ左右に二分されている弾性湾曲枠棒20
a,20bを接続する接続具を兼ねている。
垂下させて取り付けてある打席番号札である。実施図で
は打席番号札取付け部材22がT型をしてその左右の腕
23にそれぞれ左右に二分されている弾性湾曲枠棒20
a,20bを接続する接続具を兼ねている。
【0015】30は防護ネットであり、前記土台棒材1
0に固着された弾性湾曲枠棒20の下部に取り付けられ
る形状及び大きさをしており、その高さ寸法は30cm
以上あれば充分であるが、実施例のものはほぼ40cm
とした。前記防護ネット30の両端部には補強縁取り布
材(帆布、レザー、合成皮革など)31で形成したスリ
ーブ32が形成してあって、このスリーブ32に前記弾
性湾曲枠棒20が挿入してある。このスリーブ32の部
分の弾性湾曲枠棒20にはクッション材よりなる第2保
護チューブ33を嵌め込んでもよい。補強縁取り布材3
1自体がスポンジなどで裏打ちしてクッション性のある
場合は第2保護チューブ33は特に必要としない(図
1、図2参照)。また防護ネット30の下縁34には結
束用の紐35が両端部及びこの間に当間隔に取付けてあ
り、通常土台棒材10に結び付ける。防護ネット30の
目の大きさはゴルフボールが通過出来ない大きさである
ことは云うまでもない。
0に固着された弾性湾曲枠棒20の下部に取り付けられ
る形状及び大きさをしており、その高さ寸法は30cm
以上あれば充分であるが、実施例のものはほぼ40cm
とした。前記防護ネット30の両端部には補強縁取り布
材(帆布、レザー、合成皮革など)31で形成したスリ
ーブ32が形成してあって、このスリーブ32に前記弾
性湾曲枠棒20が挿入してある。このスリーブ32の部
分の弾性湾曲枠棒20にはクッション材よりなる第2保
護チューブ33を嵌め込んでもよい。補強縁取り布材3
1自体がスポンジなどで裏打ちしてクッション性のある
場合は第2保護チューブ33は特に必要としない(図
1、図2参照)。また防護ネット30の下縁34には結
束用の紐35が両端部及びこの間に当間隔に取付けてあ
り、通常土台棒材10に結び付ける。防護ネット30の
目の大きさはゴルフボールが通過出来ない大きさである
ことは云うまでもない。
【0016】実施例の作用 実施例の部品を組み立てるには、先ず二本の弾性湾曲枠
棒20a,20bのそれぞれの一端に第2保護チューブ
33を嵌めこみ、且つその弾性湾曲枠棒20a,20b
のそれぞれの一端を土台棒材10の支持孔14に嵌合さ
せてピン24で固定する。次に各弾性湾曲枠棒20a,
20bに防護ネット30の各スリーブ32を嵌合させ、
第2保護チューブ33の部分に重ねる。次に各弾性湾曲
枠棒20a,20bの上端を打席番号札取付け部材22
よりなる接続具の左右の腕23に接続して左右の弾性湾
曲枠棒20a,20bは一本の半円弧状の弾性湾曲枠棒
20となる。而して、数本の紐35を土台棒材10に結
び付け、組立てを完了する。後は必要に応じて、打席番
号札取付け部材22に座席番号札を取り付ける。
棒20a,20bのそれぞれの一端に第2保護チューブ
33を嵌めこみ、且つその弾性湾曲枠棒20a,20b
のそれぞれの一端を土台棒材10の支持孔14に嵌合さ
せてピン24で固定する。次に各弾性湾曲枠棒20a,
20bに防護ネット30の各スリーブ32を嵌合させ、
第2保護チューブ33の部分に重ねる。次に各弾性湾曲
枠棒20a,20bの上端を打席番号札取付け部材22
よりなる接続具の左右の腕23に接続して左右の弾性湾
曲枠棒20a,20bは一本の半円弧状の弾性湾曲枠棒
20となる。而して、数本の紐35を土台棒材10に結
び付け、組立てを完了する。後は必要に応じて、打席番
号札取付け部材22に座席番号札を取り付ける。
【0017】この様にして組み立てて完成したこの考案
のものは、請求項に示した作用を為す。実施例のものに
おいては、土台棒材10、水平な転倒防止脚片11、防
護ネット30及び弾性湾曲枠棒20は組立て分解式な
り、更に弾性湾曲枠棒20には短く二分出来るので、商
品として、梱包保管、流通の時には分解し、コンパクト
に纏める。
のものは、請求項に示した作用を為す。実施例のものに
おいては、土台棒材10、水平な転倒防止脚片11、防
護ネット30及び弾性湾曲枠棒20は組立て分解式な
り、更に弾性湾曲枠棒20には短く二分出来るので、商
品として、梱包保管、流通の時には分解し、コンパクト
に纏める。
【0018】またこの実施例においては、打球が第1、
第2保護チューブ13及び33の部分に当った時には、
打球速度を減殺するだけでなく、土台棒材10及び弾性
湾曲枠棒20の損傷を防ぎ、また激しい衝突音を発しな
い。
第2保護チューブ13及び33の部分に当った時には、
打球速度を減殺するだけでなく、土台棒材10及び弾性
湾曲枠棒20の損傷を防ぎ、また激しい衝突音を発しな
い。
【0019】
【考案の効果】各請求項記載の考案において、比較的太
い枠材であるものは土台棒材のみで、防護ネットの前後
は弾性湾曲枠棒に結合され、且つ上縁は弾性湾曲枠棒に
張設されて、特に支持棒が無く、湾曲した前記弾性湾曲
枠棒は上方に離れているから、ボールが当る固い枠が極
めて少なく、枠材である土台棒材や弾性湾曲枠棒に当る
確率はネットの四辺が太い型材で形成されているものよ
りは、少なくとも半分以下であり、それだけこれら支持
枠に当ってボールが損傷する度合いも著しく減殺する。
しかも仮に太い土台棒材に当ったとしても、打球が低く
その跳ね返りボールのうち上方に跳ねたものは防護ネッ
トに接触して、運動エネルギーが急速に低下する。
い枠材であるものは土台棒材のみで、防護ネットの前後
は弾性湾曲枠棒に結合され、且つ上縁は弾性湾曲枠棒に
張設されて、特に支持棒が無く、湾曲した前記弾性湾曲
枠棒は上方に離れているから、ボールが当る固い枠が極
めて少なく、枠材である土台棒材や弾性湾曲枠棒に当る
確率はネットの四辺が太い型材で形成されているものよ
りは、少なくとも半分以下であり、それだけこれら支持
枠に当ってボールが損傷する度合いも著しく減殺する。
しかも仮に太い土台棒材に当ったとしても、打球が低く
その跳ね返りボールのうち上方に跳ねたものは防護ネッ
トに接触して、運動エネルギーが急速に低下する。
【0020】また弾性湾曲枠棒の真芯に当ってとして
も、この前側半分の部分の場合は跳ね返り方向は下向き
となり、またこの弾性湾曲枠棒をその弾性に抗して一時
的に撓ませ、やはり打球は運動エネルギーを失い、芯を
外れて弾性湾曲枠棒とボールが当った場合は、弾性湾曲
枠棒は側方に一時的に撓み、打球は僅かに方向転換し
て、打席よりも前方に飛び、危険な跳ね返りはなくなる
し、上部の弾性湾曲枠棒は細く体裁がよい。
も、この前側半分の部分の場合は跳ね返り方向は下向き
となり、またこの弾性湾曲枠棒をその弾性に抗して一時
的に撓ませ、やはり打球は運動エネルギーを失い、芯を
外れて弾性湾曲枠棒とボールが当った場合は、弾性湾曲
枠棒は側方に一時的に撓み、打球は僅かに方向転換し
て、打席よりも前方に飛び、危険な跳ね返りはなくなる
し、上部の弾性湾曲枠棒は細く体裁がよい。
【0021】請求項2記載の考案においては、前記の各
請求項共通の効果の他、前記防護ネットの張設構造が前
記防護ネットの両端部はスリーブ状に形成してあって、
このスリーブ状内に前記弾性湾曲枠棒が挿入したもので
あるから、弾性湾曲枠棒と防護ネットとの結合は強固
で、且つ防護ネットの起立側縁の全長で結合されている
から、打球がネットに当るときに生じる衝撃も、スリー
ブ全長で受け、分布荷重となり一部に荷重が集中せず丈
夫である。
請求項共通の効果の他、前記防護ネットの張設構造が前
記防護ネットの両端部はスリーブ状に形成してあって、
このスリーブ状内に前記弾性湾曲枠棒が挿入したもので
あるから、弾性湾曲枠棒と防護ネットとの結合は強固
で、且つ防護ネットの起立側縁の全長で結合されている
から、打球がネットに当るときに生じる衝撃も、スリー
ブ全長で受け、分布荷重となり一部に荷重が集中せず丈
夫である。
【0022】請求項3記載の考案においては、前記の各
請求項共通の効果の他、前記間仕切幅は120cm乃至
2m高さは60cm乃至1mであることを特徴としてい
るから、通常のゴルフ練習場で起こるミスショットの打
球を殆ど防御できる。これよりも小さいと隣席に打球が
飛び込むおそれがあり、大き過ぎる時は邪魔でかつ打者
に圧迫感を与える。
請求項共通の効果の他、前記間仕切幅は120cm乃至
2m高さは60cm乃至1mであることを特徴としてい
るから、通常のゴルフ練習場で起こるミスショットの打
球を殆ど防御できる。これよりも小さいと隣席に打球が
飛び込むおそれがあり、大き過ぎる時は邪魔でかつ打者
に圧迫感を与える。
【0023】請求項4記載の考案においては、前記の各
請求項共通の効果の他、前記細い弾性湾曲枠棒はエンジ
ニアリングプラスチックで成形したものであること特徴
とするから、風雨にさらされても銹ず、またそれ自体の
弾性と金属程固くないため、打球を強く反発させず、ゴ
ルフボールを損傷させる度合いが少ない。
請求項共通の効果の他、前記細い弾性湾曲枠棒はエンジ
ニアリングプラスチックで成形したものであること特徴
とするから、風雨にさらされても銹ず、またそれ自体の
弾性と金属程固くないため、打球を強く反発させず、ゴ
ルフボールを損傷させる度合いが少ない。
【0024】実施例固有の効果 実施例においては、全ての請求項記載の考案の効果を奏
する外、土台棒材10も弾性湾曲枠棒20も共にエンジ
ニアプラスチックであり、風雨に強く且つ全体が金属よ
りは柔らかく、更に打球が当る確率の高い部所には第1
及び第2の保護チューブ13,33を土台棒材10及び
弾性湾曲枠棒20に嵌合してあるから、殊の外強い跳ね
返り打球はなく、且つボールの損傷を防ぐ。
する外、土台棒材10も弾性湾曲枠棒20も共にエンジ
ニアプラスチックであり、風雨に強く且つ全体が金属よ
りは柔らかく、更に打球が当る確率の高い部所には第1
及び第2の保護チューブ13,33を土台棒材10及び
弾性湾曲枠棒20に嵌合してあるから、殊の外強い跳ね
返り打球はなく、且つボールの損傷を防ぐ。
【0025】更に土台棒材10、転倒防止脚片11、弾
性湾曲枠棒20、及び防護ネット30が分解組立て式で
あるから、商品として保管、流通の過程においてはコン
パクトに出来る。特に弾性湾曲枠棒が二本の弾性湾曲枠
棒20a,20bよりなるものにおいては、このコンパ
クト効果は更に顕著である。また真直ぐの弾性湾曲枠棒
として組立前は真直ぐの弾性枠棒を用いた、組立前にお
いてはよりコンパクトとなる。
性湾曲枠棒20、及び防護ネット30が分解組立て式で
あるから、商品として保管、流通の過程においてはコン
パクトに出来る。特に弾性湾曲枠棒が二本の弾性湾曲枠
棒20a,20bよりなるものにおいては、このコンパ
クト効果は更に顕著である。また真直ぐの弾性湾曲枠棒
として組立前は真直ぐの弾性枠棒を用いた、組立前にお
いてはよりコンパクトとなる。
【0026】また前記転倒防止脚片11は水平な土台棒
材10の一端にのみこれと直角方向でかつ水平方向に張
り出して形成してあるから、この前記転倒防止脚片11
のある方を打席の後方側に位置しておけば、打撃の前方
には転倒防止脚片が無く、これに打球が当り、跳ね返る
危険性が完全に除去出来る。
材10の一端にのみこれと直角方向でかつ水平方向に張
り出して形成してあるから、この前記転倒防止脚片11
のある方を打席の後方側に位置しておけば、打撃の前方
には転倒防止脚片が無く、これに打球が当り、跳ね返る
危険性が完全に除去出来る。
【図1】この考案の代表的な実施例の斜視図である。
【図2】土台棒材、弾性湾曲枠棒、及び防護ネットの結
合部分の一部縦断側面図である。
合部分の一部縦断側面図である。
【図3】弾性湾曲枠棒の結合部の一部縦断側面図であ
る。
る。
【図4】従来の公知の打席間仕切の斜視図である。
10 土台棒材 11 転倒防止脚片 20 弾性湾曲枠棒 30 防護ネット
Claims (4)
- 【請求項1】間仕切幅に符合する長さを有し、転倒防止
脚片が設けてある水平な土台棒材の両端部には、半円弧
状に上方に湾曲している細い弾性湾曲枠棒の対応する端
がそれぞれ挿入して固着してあり、この弾性湾曲枠棒の
前後起立した下部間には下縁が前記土台棒材に掛合して
ある防護ネットが張設してあることを特徴とするゴルフ
練習場における打席間仕切。 - 【請求項2】前記防護ネットの張設構造は前記防護ネッ
トの両端部はスリーブ状に形成してあって、このスリー
ブ状内に前記弾性湾曲枠棒の前記下部が挿入したもので
あることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習場にお
ける打席間仕切。 - 【請求項3】前記間仕切幅は120cm乃至2m、高さ
は60cm乃至1mであることを特徴とする請求項1記
載のゴルフ練習場における打席間仕切。 - 【請求項4】前記細い弾性湾曲枠棒はエンジニアリング
プラスチックで成形したものであることを特徴とする請
求項1記載のゴルフ練習場における打席間仕切。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094652U JPH0741499Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ゴルフ練習場における打席間仕切 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094652U JPH0741499Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ゴルフ練習場における打席間仕切 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537267U JPH0537267U (ja) | 1993-05-21 |
JPH0741499Y2 true JPH0741499Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=14116191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991094652U Expired - Lifetime JPH0741499Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ゴルフ練習場における打席間仕切 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741499Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4866665U (ja) * | 1971-11-30 | 1973-08-23 | ||
JPS532687Y2 (ja) * | 1973-10-31 | 1978-01-24 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP1991094652U patent/JPH0741499Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0537267U (ja) | 1993-05-21 |
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