JPH0741291U - 連発式輪ゴム銃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 輪ゴムの連発発射とともに輪ゴム装填時のシ
リンダー回転音を楽しめることを目的とする。 【構成】 支点（Ａ）を設けたシリンダー（１）に複数
の凸部（２）を設け、ひっかけ部（Ｂ）を持つ引金
（３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は、支点を設けた円形のシリンダーに複数の凸部を設けたとに特徴を 持つ連発式輪ゴム銃に関するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来の輪ゴム銃は、輪ゴムの装填時における装填音が無く、楽しさ、おもしろ さに欠けていた。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 装填音とともに輪ゴムの装填ができ、連発して輪ゴムの発射を可能にした。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 支点（Ａ）を設けたシリンダー（１）に複数の凸部（２）を設け、ひっかけ部 （Ｂ）を持つ引金（３）を設ける。

【０００５】 ［作用］ 図２に示す如く輪ゴム（Ｃ）を照星（９）に掛け、シリンダー（１）の凸部（ ２）へと引掛けながら凸部（２）を矢印（Ｄ）に回転させると、図３の如く凸部 （２′′）が点線で示す引金（３）のひっかけ部（Ｂ）にひっかかって、輪ゴム （Ｃ）の装填状態となる。 そして引金（３）を（Ｅ）方向に引くと、凸部（２ ′′）からひっかけ部（Ｂ）が外れ、輪ゴム（Ｃ）の縮みの力によりシリンダー （１）が支点（Ａ）を中心として（Ｆ）方向に回転して凸部（２）が凸部（２′ ）の位置にくるため点線で示す如く輪ゴム（Ｃ′）が外れ、前方（Ｈ）方向へと 発射できる。

【０００６】 ［実施例］ 以下、本案の実施例について説明する。 （イ） スベーサー（８）を通した支点（Ａ）を設けたシリンダー（１）に複数 の凸部（２）を設け、銃身（４）と引金（３）とグリップ（５）を側面 カバー（６）によりはさんでネジ（７）とナット（１０）で組立てられ る。 スペーサー（８）がシリンダー（１）のがたつきを防止する。 （ロ） 銃身（４）と引金（３）との間にカギ型ネジ（ア）を設けバネ（１１） で引金（３）を（Ｇ）方向に引っぱり、ひっかけ部（Ｂ）が凸部（２） に接するようにする。 以上のように図１に示す如く構成した本案を使用する時は図２の如く輪ゴム（ Ｃ）を照星（９）に掛け、シリンダー（１）の凸部（２）に引掛けながら凸部（ ２）を矢印（Ｄ）方向に親指で回転させると、図３の如く凸部（２′′）が点線 で示すように引金（３）のひっかけ部（Ｂ）にひっかかる。 その時、引金（３ ）がバネ（１１）により（Ｇ）方向に引っぱられているため、ひっかけ部（Ｂ） と凸部（２）との間でカチッとはじける音が生じるとともに輪ゴム（Ｃ）の装填 ができる。 そして、引金（３）を（Ｅ）方向に引くと凸部（２′′）から引金 （３）のひっかけ部（Ｂ）が外れ、輪ゴム（Ｃ）の縮みの力によりシリンダー（ １）が支点（Ａ）を中心として（Ｆ）方向に回転して凸部（２）が凸部（２′） の位置に移動するため点線で示すように輪ゴム（Ｃ′）が外れ、前方（Ｈ）方向 に発射することができる。 そして、引金（３）をはなせばバネ（１１）が引金 （３）を（Ｇ）方向にもどして再び装填ができる。 また、シリンダー（１）を（Ｄ）方向に回転させながら各凸部（２）（２′） （２′′）に輪ゴム（Ｃ）を引掛けていくと、引掛けた輪ゴムの順番ごとに連発 して輪ゴムの発射を楽しむことができる。 また、輪ゴム（Ｃ）の装填する時のシリンダー（１）の回転時に各凸部（２） （２′）（２′′）が引金（３）のひっかけ部（Ｂ）にあたり、はじける音がす るため、あたかも銃弾の装填時と同等の実感が楽しめる。 また、本案を木製で 構成することができる。

【０００７】 ［考案の効果］ 輪ゴム装填時のシリンダー回転音が銃弾の装填時の実感を楽しませることがで きるとともに、輪ゴムの連発発射が楽しめる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図

【図２】本考案の実施例を示す側面図

【図３】本考案の実施例を示す側面図

【符号の説明】

１ シリンダー ２ 凸部 ３ 引金 ４
銃身 ５ グリップ ６ 側面カバー ７ ネジ
８スペーサー ９ 照星 １０ ナット １１ バネ Ａ 支点 Ｂ ひっかけ部 Ｃ 輪ゴム
Ｄ シリンダー回転方向 Ｅ 引金の引く方向 Ｆ シリンダー回転方向
Ｇ バネ引っぱり方向 Ｈ 輪ゴム発射方向 ア カギ型ネジ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 支点（Ａ）を設けたシリンダー（１）に
   複数の凸部（２）を設け、ひっかけ部（Ｂ）を持つ引金
   （３）を設けた連発式輪ゴム銃。