JPH0737120A - 隠面処理装置 - Google Patents
隠面処理装置Info
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- JPH0737120A JPH0737120A JP5081264A JP8126493A JPH0737120A JP H0737120 A JPH0737120 A JP H0737120A JP 5081264 A JP5081264 A JP 5081264A JP 8126493 A JP8126493 A JP 8126493A JP H0737120 A JPH0737120 A JP H0737120A
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- JP
- Japan
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- polygon
- rotation
- vector
- circuit
- line
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、立体画像処理装置における無駄
な演算を極力避け、処理スピードの向上を図ることをそ
の目的とする。 【構成】 この発明は、3次元立体を2次元スクリーン
上に表示する立体画像処理装置における隠面処理装置に
おいて、ポリゴン面法線ベクトルを格納するメモリ11
と、視線ベクトルをオブジェクトの回転と逆方向に回転
させるベクトル回転回路15,16,17と、ポリゴン
面法線ベクトルと回転処理された視線ベクトルとを内積
し、その内積値によりポリゴンの可視、非可視を判定す
る判定回路18と、を備え、可視のポリゴンのみ3次元
描画処理を行なう。
な演算を極力避け、処理スピードの向上を図ることをそ
の目的とする。 【構成】 この発明は、3次元立体を2次元スクリーン
上に表示する立体画像処理装置における隠面処理装置に
おいて、ポリゴン面法線ベクトルを格納するメモリ11
と、視線ベクトルをオブジェクトの回転と逆方向に回転
させるベクトル回転回路15,16,17と、ポリゴン
面法線ベクトルと回転処理された視線ベクトルとを内積
し、その内積値によりポリゴンの可視、非可視を判定す
る判定回路18と、を備え、可視のポリゴンのみ3次元
描画処理を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゲーム機器、ワーク
ステーションなどのコンピュータグラフィックスにおけ
る隠面処理装置に関する。
ステーションなどのコンピュータグラフィックスにおけ
る隠面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリゴン面の簡単な隠面消去方法とし
て、法線ベクトル法が知られている。この方法は、法線
ベクトルと視線ベクトルとの内積の正負により、隠線の
処理を行うものであり、内積(A)が正であれば表を、
負であれば裏を向いていると判断でき、隠線処理を行う
ものでる。この法線ベクトル法は、図7の例に示すよう
に、5個の頂点P1〜P5からなるポリゴンにおいて、視
線ベクトルの向きをZ軸方向とすると、法線ベクトルと
視線ベクトルの内積は以下の数式1のようにして算出す
ることができる。
て、法線ベクトル法が知られている。この方法は、法線
ベクトルと視線ベクトルとの内積の正負により、隠線の
処理を行うものであり、内積(A)が正であれば表を、
負であれば裏を向いていると判断でき、隠線処理を行う
ものでる。この法線ベクトル法は、図7の例に示すよう
に、5個の頂点P1〜P5からなるポリゴンにおいて、視
線ベクトルの向きをZ軸方向とすると、法線ベクトルと
視線ベクトルの内積は以下の数式1のようにして算出す
ることができる。
【0003】
【数1】 A=(X3−X1)×(Y3−Y2)−(Y2−Y1)×(X3−X2) A〈0のとき裏 A〉0のとき表
【0004】上記法線ベクトル法は凸多角形のみ完全に
その処理を行うことができるが、複雑な図形においても
表示される可能性のあるポリゴンと、表示されないポリ
ゴンに分けることが可能であるため、後行程の処理数軽
減のため立体画像表示装置に使用されている。
その処理を行うことができるが、複雑な図形においても
表示される可能性のあるポリゴンと、表示されないポリ
ゴンに分けることが可能であるため、後行程の処理数軽
減のため立体画像表示装置に使用されている。
【0005】図8に従来の立体画像表示装置を示す。こ
の装置においては、立体物(オブジェクト)を複数のポ
リゴン情報として、ポリゴン端点メモリ3にX,Y,Z
座標値として与えられ、幾何変換装置2にそのデータが
与えられる。
の装置においては、立体物(オブジェクト)を複数のポ
リゴン情報として、ポリゴン端点メモリ3にX,Y,Z
座標値として与えられ、幾何変換装置2にそのデータが
与えられる。
【0006】幾何変換装置2は、ポリゴン端点メモリ3
からデータを読み出し、CPUからの命令に従いX,
Y,Z方向にオブジェクトを回転させるオブジェクト回
転処理、ポリゴンの端点の値を視線方向に回転する視野
変換、透視投影変換により各ポリゴンの端点座標を幾何
変換し、そのX,Yの2次元座標(SX,SY)が隠面
処理回路8に送られる。この隠面処理回路8にて上述し
た法線ベクトル法に基づく隠面処理が行われ、表示され
るポリゴンの2次元座標がスクリーンメモリ4に格納さ
れる。
からデータを読み出し、CPUからの命令に従いX,
Y,Z方向にオブジェクトを回転させるオブジェクト回
転処理、ポリゴンの端点の値を視線方向に回転する視野
変換、透視投影変換により各ポリゴンの端点座標を幾何
変換し、そのX,Yの2次元座標(SX,SY)が隠面
処理回路8に送られる。この隠面処理回路8にて上述し
た法線ベクトル法に基づく隠面処理が行われ、表示され
るポリゴンの2次元座標がスクリーンメモリ4に格納さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した図8に示す立
体画像処理装置では、ポリゴンの視野変換投影変換の処
理を終了してからそのポリゴンが表示されるポリゴン
か、表示されないポリゴンか隠面処理回路で判断してい
る。そのため、表示されないポリゴンのオブジェクト回
転処理、視野変換処理、投影変換処理は全て無駄とな
り、処理効率を悪くし、処理スピードを低下させるとい
う問題があった。
体画像処理装置では、ポリゴンの視野変換投影変換の処
理を終了してからそのポリゴンが表示されるポリゴン
か、表示されないポリゴンか隠面処理回路で判断してい
る。そのため、表示されないポリゴンのオブジェクト回
転処理、視野変換処理、投影変換処理は全て無駄とな
り、処理効率を悪くし、処理スピードを低下させるとい
う問題があった。
【0008】この発明は、上述した問題点を解消し、無
駄な演算を極力避け、処理スピードの向上を図ることを
その目的とする。
駄な演算を極力避け、処理スピードの向上を図ることを
その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の隠面処理装置
は、ポリゴン面法線ベクトルを格納するメモリと、視線
ベクトルをオブジェクトの回転と逆方向に回転させるベ
クトル回転回路と、ポリゴン面法線ベクトルと回転処理
された視線ベクトルとを内積し、その内積値によりポリ
ゴンの可視、非可視を判定する判定回路と、を備える。
は、ポリゴン面法線ベクトルを格納するメモリと、視線
ベクトルをオブジェクトの回転と逆方向に回転させるベ
クトル回転回路と、ポリゴン面法線ベクトルと回転処理
された視線ベクトルとを内積し、その内積値によりポリ
ゴンの可視、非可視を判定する判定回路と、を備える。
【0010】
【作用】この発明は、オブジェクトごと簡単な演算でポ
リゴンの表示、非表示の判断が行える。
リゴンの表示、非表示の判断が行える。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図面を参照して説明する。
図1はこの発明の隠面処理装置を用いた立体画像表示装
置の構成を示すブロック図であり、この図に示すよう
に、この発明では、隠面処理装置1を独立に備え、この
隠面処理装置2にて、オブジェクトの回転に従い表示さ
れるポリゴンか、表示されないポリゴンかの判定を行
い、その判定結果を幾何変換装置2に与える。幾何変換
装置2では、表示されるポリゴンのみ幾何変換すること
ができる。
図1はこの発明の隠面処理装置を用いた立体画像表示装
置の構成を示すブロック図であり、この図に示すよう
に、この発明では、隠面処理装置1を独立に備え、この
隠面処理装置2にて、オブジェクトの回転に従い表示さ
れるポリゴンか、表示されないポリゴンかの判定を行
い、その判定結果を幾何変換装置2に与える。幾何変換
装置2では、表示されるポリゴンのみ幾何変換すること
ができる。
【0012】図4にこの発明の隠面処理装置を用いた立
体画像表示装置の具体例を示す。図1に従いこの発明の
実施例をさらに説明する。
体画像表示装置の具体例を示す。図1に従いこの発明の
実施例をさらに説明する。
【0013】図2(a)に示すように、X,Y,Z方向
にオブジェクトをθ回転させると、(b)の絶対座標に
対してオブジェクトをセットさせるための回転処理を行
う必要がある。
にオブジェクトをθ回転させると、(b)の絶対座標に
対してオブジェクトをセットさせるための回転処理を行
う必要がある。
【0014】オブジェクトを例えば時計回りにθだけ回
転させたとき、オブジェクトのある点の法線ベクトルは
nはn’の位置に移動するのに対し、視線ベクトルは移
動しない。法線ベクトルは多数存在するので、この回転
移動した法線ベクトルを演算するとした場合、大規模な
回路が必要となる。ところが、視線ベクトルを反時計回
りに−θだけ回転させたベクトルとオブジェクト回転前
の法線ベクトルとで求めた内積値が法線ベクトルを回転
演算させ視線ベクトル及び光線ベクトルとで算出した内
積値と同じになる。このため、この発明では法線ベクト
ルに回転処理演算を行うのではなく視線ベクトルに逆回
転処理演算を行い内積値を求めるように構成している。
転させたとき、オブジェクトのある点の法線ベクトルは
nはn’の位置に移動するのに対し、視線ベクトルは移
動しない。法線ベクトルは多数存在するので、この回転
移動した法線ベクトルを演算するとした場合、大規模な
回路が必要となる。ところが、視線ベクトルを反時計回
りに−θだけ回転させたベクトルとオブジェクト回転前
の法線ベクトルとで求めた内積値が法線ベクトルを回転
演算させ視線ベクトル及び光線ベクトルとで算出した内
積値と同じになる。このため、この発明では法線ベクト
ルに回転処理演算を行うのではなく視線ベクトルに逆回
転処理演算を行い内積値を求めるように構成している。
【0015】オブジェクトが(0Xθ、0Yθ、0Z
θ)回転すると、この回転角度に対してCPUよりオブ
ジェクトの回転角度とは逆の角度(−0Xθ、−0Y
θ、−0Zθ)がベクトル回転回路15、16、17に
入力される。そして、CPUより入力された視線ベクト
ルがベクトル回転回路15、16、17にてX,Y,Z
方向に(0Xθ、0Yθ、0Zθ)だけ逆回転処理が行
われる。すなわち、視線ベクトルはレジスタ14に一旦
格納され、ベクトル回転回路のY回転回路15にて、Y
方向に0Yθ逆回転演算が行われ、X回転回路16に送
られる。X回転回路16はX方向に0Xθ逆回転演算を
行い、Z回転回路17にそのデータを送る。Z回転回路
17はZ方向に0Zθ逆回転演算を行い、その演算結果
を隠面処理回路18にそれぞれ与える。
θ)回転すると、この回転角度に対してCPUよりオブ
ジェクトの回転角度とは逆の角度(−0Xθ、−0Y
θ、−0Zθ)がベクトル回転回路15、16、17に
入力される。そして、CPUより入力された視線ベクト
ルがベクトル回転回路15、16、17にてX,Y,Z
方向に(0Xθ、0Yθ、0Zθ)だけ逆回転処理が行
われる。すなわち、視線ベクトルはレジスタ14に一旦
格納され、ベクトル回転回路のY回転回路15にて、Y
方向に0Yθ逆回転演算が行われ、X回転回路16に送
られる。X回転回路16はX方向に0Xθ逆回転演算を
行い、Z回転回路17にそのデータを送る。Z回転回路
17はZ方向に0Zθ逆回転演算を行い、その演算結果
を隠面処理回路18にそれぞれ与える。
【0016】この実施例においては、各ポリゴン端点の
法線ベクトル値(NX,NY,NZ)はポリゴン面法線
メモリ11に格納されている。このポリゴン面法線メモ
リ11をアドレス生成回路13にて作成されたアドレス
値によりアクセスし、法線ベクトル値が読み出され、メ
モリインターフェース12を介して隠面処理回路18に
与える。
法線ベクトル値(NX,NY,NZ)はポリゴン面法線
メモリ11に格納されている。このポリゴン面法線メモ
リ11をアドレス生成回路13にて作成されたアドレス
値によりアクセスし、法線ベクトル値が読み出され、メ
モリインターフェース12を介して隠面処理回路18に
与える。
【0017】この隠面処理回路18は、ポリゴン面法線
ベクトル(NX,NY,NZ)と変換された視線ベクト
ル(EX,EY,EZ)との内積をとり、その正、負を
コントローラ32に知らせるものである。コントローラ
32は出力が正の場合には、ポリゴン面は表を向いてお
り、また、負の場合には裏を向いていると判断する。
ベクトル(NX,NY,NZ)と変換された視線ベクト
ル(EX,EY,EZ)との内積をとり、その正、負を
コントローラ32に知らせるものである。コントローラ
32は出力が正の場合には、ポリゴン面は表を向いてお
り、また、負の場合には裏を向いていると判断する。
【0018】幾何変換装置2のコントローラ32は、隠
面処理回路18からのデータに基づき表示される(表を
向いている)ポリゴンのデータのみポリゴン端点メモリ
3から読み出す。読み出されたデータはメモリインター
フェース21に一旦格納される。ポリゴン端点メモリ3
のアクセスは、アドレス生成回路22にて生成されたア
ドレスによって行なわれ、メモリより夫々データが読み
出される。
面処理回路18からのデータに基づき表示される(表を
向いている)ポリゴンのデータのみポリゴン端点メモリ
3から読み出す。読み出されたデータはメモリインター
フェース21に一旦格納される。ポリゴン端点メモリ3
のアクセスは、アドレス生成回路22にて生成されたア
ドレスによって行なわれ、メモリより夫々データが読み
出される。
【0019】ポリゴンの端点データはオブジェクト回転
処理回路23、24、25に与えられ、オブジェクトの
回転処理が行われる。このオブジェクト回転回路のY回
転回路23にて、Y方向に0Yθ回転演算が行われ、X
回転回路24に送られる。X回転回路24はX方向に0
Xθ回転演算を行い、Z回転回路25にそのデータを送
る。Z回転回路25はZ方向に0Zθ回転演算を行い、
その演算結果を視野変換回路26、27、28に与えら
れ、視線方向に回転処理される。
処理回路23、24、25に与えられ、オブジェクトの
回転処理が行われる。このオブジェクト回転回路のY回
転回路23にて、Y方向に0Yθ回転演算が行われ、X
回転回路24に送られる。X回転回路24はX方向に0
Xθ回転演算を行い、Z回転回路25にそのデータを送
る。Z回転回路25はZ方向に0Zθ回転演算を行い、
その演算結果を視野変換回路26、27、28に与えら
れ、視線方向に回転処理される。
【0020】すなわち、Y回転回路26にて、Y方向の
回転演算が、X回転回路27にてX方向の回転が、Z回
転回路28にてZ方向の回転演算がおこなわれ、その演
算結果が透視投影変換回路29に与えられる。
回転演算が、X回転回路27にてX方向の回転が、Z回
転回路28にてZ方向の回転演算がおこなわれ、その演
算結果が透視投影変換回路29に与えられる。
【0021】透視変換回路29により2次元のスクリー
ン座標に変換されメモリインターフェース30を介して
X,Yの2次元座標(SX,SY)をスクリーンメモリ
4に与える。このスクリーンメモリ4のアドレスはアド
レス生成回路31にて生成される。
ン座標に変換されメモリインターフェース30を介して
X,Yの2次元座標(SX,SY)をスクリーンメモリ
4に与える。このスクリーンメモリ4のアドレスはアド
レス生成回路31にて生成される。
【0022】これら各回路はコントローラ32にて制御
され、このコントローラは図5及び図6のフローチャー
トに従い動作する。
され、このコントローラは図5及び図6のフローチャー
トに従い動作する。
【0023】次に、この発明の動作につき図5及び図6
のフローチャートに従い説明する。動作を開始すると、
まず、視線ベクトル(ENX,ENY,ENZ)が入力
される(ステップS1)。そして、Y回転回路15、X
回転回路16、Z回転回路17にて視線ベクトル(E
X,EY,EZ)をオブジェクトの回転角度0Xθ,0
Yθ,0Zθだけ逆回転させる(ステップS2〜S
4)。
のフローチャートに従い説明する。動作を開始すると、
まず、視線ベクトル(ENX,ENY,ENZ)が入力
される(ステップS1)。そして、Y回転回路15、X
回転回路16、Z回転回路17にて視線ベクトル(E
X,EY,EZ)をオブジェクトの回転角度0Xθ,0
Yθ,0Zθだけ逆回転させる(ステップS2〜S
4)。
【0024】続いて、ポリゴン法線メモリ11よりポリ
ゴン面法線ベクトル(NX,NY,NZ)が読み出され
た後(ステップS5)、隠面処理回路18にて、ポリゴ
ン面法線ベクトル(NX,NY,NZ)と変換された視
線ベクトル(EX,EY,EZ)との内積がとられる
(ステップS6)。この内積値(A)が正か負か判断さ
れ(ステップS7)、内積値(A)が負の場合には、そ
のポリゴンは裏を向いているため、表側からは見えない
のでステップS5に戻る。正の場合には、可視ポリゴン
面としてステップS8に進む。
ゴン面法線ベクトル(NX,NY,NZ)が読み出され
た後(ステップS5)、隠面処理回路18にて、ポリゴ
ン面法線ベクトル(NX,NY,NZ)と変換された視
線ベクトル(EX,EY,EZ)との内積がとられる
(ステップS6)。この内積値(A)が正か負か判断さ
れ(ステップS7)、内積値(A)が負の場合には、そ
のポリゴンは裏を向いているため、表側からは見えない
のでステップS5に戻る。正の場合には、可視ポリゴン
面としてステップS8に進む。
【0025】ステップS8において、可視のポリゴン端
点(X,Y,Z)をポリゴン端点メモリ3より読み出
し、オブジェクト回転処理回路23、24、25にて、
オブジェクトの回転処理が行われる。すなわち、オブジ
ェクト回転回路のY回転回路23にて、Y方向に0Yθ
回転演算が行われ(ステップS9)、X回転回路24に
て、X方向に0Xθ回転演算を行い(ステップS1
0)、Z回転回路25にて、Z方向に0Zθ回転演算を
行う(ステップS11)。
点(X,Y,Z)をポリゴン端点メモリ3より読み出
し、オブジェクト回転処理回路23、24、25にて、
オブジェクトの回転処理が行われる。すなわち、オブジ
ェクト回転回路のY回転回路23にて、Y方向に0Yθ
回転演算が行われ(ステップS9)、X回転回路24に
て、X方向に0Xθ回転演算を行い(ステップS1
0)、Z回転回路25にて、Z方向に0Zθ回転演算を
行う(ステップS11)。
【0026】続いて、視野変換回路にて、Y方向の回転
演算が、X回転回路27にてX方向の回転が、Z回転回
路28にてZ方向の回転演算がおこなわれた後(ステッ
プS12〜S14)、透視変換回路29により2次元の
スクリーン座標に変換され(ステップS15)、X,Y
の2次元座標(SX,SY)をスクリーンメモリ4に書
き込む(ステップS16)。
演算が、X回転回路27にてX方向の回転が、Z回転回
路28にてZ方向の回転演算がおこなわれた後(ステッ
プS12〜S14)、透視変換回路29により2次元の
スクリーン座標に変換され(ステップS15)、X,Y
の2次元座標(SX,SY)をスクリーンメモリ4に書
き込む(ステップS16)。
【0027】そして、ステップS17にて、ポリゴンの
全てのポリゴン端点の処理が終了したか否か判断され、
処理していない場合には、前述のステップS8に戻り、
前述の動作を繰り返す。また、処理が終了すると、ステ
ップS18に進み、ステップS18にて、全てのポリゴ
ンの処理が終了したか否か判断され、処理が終了してい
ない場合には、ステップS5に戻り、前述の動作を繰り
返す。ステップS19にて、オブジェクト中のポリゴン
全てに対して、処理が終了したか否か判断され、処理し
ていない場合には、前述のステップS1に戻り、前述の
動作を繰り返す。また、処理が終了すると、処理が終了
したと判断されると、この処理が終了する。
全てのポリゴン端点の処理が終了したか否か判断され、
処理していない場合には、前述のステップS8に戻り、
前述の動作を繰り返す。また、処理が終了すると、ステ
ップS18に進み、ステップS18にて、全てのポリゴ
ンの処理が終了したか否か判断され、処理が終了してい
ない場合には、ステップS5に戻り、前述の動作を繰り
返す。ステップS19にて、オブジェクト中のポリゴン
全てに対して、処理が終了したか否か判断され、処理し
ていない場合には、前述のステップS1に戻り、前述の
動作を繰り返す。また、処理が終了すると、処理が終了
したと判断されると、この処理が終了する。
【0028】図3は、この発明の隠面処理装置をシェー
ディング装置に適用したものである。この装置におい
て、各ポリゴン端点の法線ベクトル値(NX,NY,N
Z)はポリゴン端点法線ベクトルメモリ2に格納さてい
る。このベクトルメモリ2には、更に各ポリゴンのレッ
ドの拡散反射係数(RKd)、グリーンの拡散反射係数
(GKd)、ブルーの拡散反射係数(BKd)と各ポリ
ゴンのレッドの鏡面反射係数(RKs)、グリーンの鏡
面反射係数(GKs)、ブルーの鏡面反射係数(BK
s)及びレッドの環境光値(Rambient)、グリーンの
環境光値(Gambient)、ブルーの環境光値(Bambien
t)を格納している。これら各データは隠面処理装置1
にて表示されるポリゴンと判定されたもののみシェーデ
ィング装置6に与えられる。従って、シェーディング装
置6は表示されるポリゴンのみシェーディング処理が行
われることになる。
ディング装置に適用したものである。この装置におい
て、各ポリゴン端点の法線ベクトル値(NX,NY,N
Z)はポリゴン端点法線ベクトルメモリ2に格納さてい
る。このベクトルメモリ2には、更に各ポリゴンのレッ
ドの拡散反射係数(RKd)、グリーンの拡散反射係数
(GKd)、ブルーの拡散反射係数(BKd)と各ポリ
ゴンのレッドの鏡面反射係数(RKs)、グリーンの鏡
面反射係数(GKs)、ブルーの鏡面反射係数(BK
s)及びレッドの環境光値(Rambient)、グリーンの
環境光値(Gambient)、ブルーの環境光値(Bambien
t)を格納している。これら各データは隠面処理装置1
にて表示されるポリゴンと判定されたもののみシェーデ
ィング装置6に与えられる。従って、シェーディング装
置6は表示されるポリゴンのみシェーディング処理が行
われることになる。
【0029】シェーディング装置6は、ベクトルメモリ
2より読み出したポリゴン端点の法線ベクトル値に対し
てシェーディング演算を行い、ポリゴン端点の色を算出
し、このポリゴン端点の色をポリゴン端点カラーメモリ
6に与える。
2より読み出したポリゴン端点の法線ベクトル値に対し
てシェーディング演算を行い、ポリゴン端点の色を算出
し、このポリゴン端点の色をポリゴン端点カラーメモリ
6に与える。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、オブジェクトごと簡単な演算でポリゴンの表示、非
表示の判断を行うことができ、無駄な演算を避け、処理
スピードの向上が図れる。
ば、オブジェクトごと簡単な演算でポリゴンの表示、非
表示の判断を行うことができ、無駄な演算を避け、処理
スピードの向上が図れる。
【図1】この発明を用いた立体画像表示装置の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】この発明の具体的実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】この発明を用いたを他の立体画像表示装置の概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図4】オブジェクトの回転を示す模式図である。
【図5】この発明の動作を示すフローチャートである。
【図6】この発明の動作を示すフローチャートである。
【図7】隠面処理における法線ベクトル法を説明する図
である。
である。
【図8】従来の立体画像表示装置を示すブロック図であ
る。
る。
1 隠面処理装置 11 ポリゴン面法線メモリ 15 Y回転回路 16 X回転回路 17 Z回転回路 18 隠面処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 達也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 井澤 康浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリゴン面法線ベクトルを格納するメモ
リと、視線ベクトルをオブジェクトの回転と逆方向に回
転させるベクトル回転回路と、ポリゴン面法線ベクトル
と回転処理された視線ベクトルとを内積し、その内積値
によりポリゴンの可視、非可視を判定する判定回路と、
を備えてなる隠面処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081264A JPH0737120A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 隠面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081264A JPH0737120A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 隠面処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737120A true JPH0737120A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=13741507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5081264A Pending JPH0737120A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 隠面処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7218321B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-05-15 | Fujitsu Limited | Hidden line processing method for erasing hidden lines in projecting a three-dimensional model consisting of a plurality of polygons onto a two-dimensional plane |
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1993
- 1993-03-15 JP JP5081264A patent/JPH0737120A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7218321B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-05-15 | Fujitsu Limited | Hidden line processing method for erasing hidden lines in projecting a three-dimensional model consisting of a plurality of polygons onto a two-dimensional plane |
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