JPH0736110B2 - Chorus effect device for electronic musical instruments - Google Patents

Chorus effect device for electronic musical instruments

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JPH0736110B2
JPH0736110B2 JP4174407A JP17440792A JPH0736110B2 JP H0736110 B2 JPH0736110 B2 JP H0736110B2 JP 4174407 A JP4174407 A JP 4174407A JP 17440792 A JP17440792 A JP 17440792A JP H0736110 B2 JPH0736110 B2 JP H0736110B2
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JP
Japan
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tone signal
circuit
generating means
signal generating
delay
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JP4174407A
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JPH06301379A (en
Inventor
康二 西部
宣昭 近藤
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0736110B2 publication Critical patent/JPH0736110B2/en
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/471General musical sound synthesis principles, i.e. sound category-independent synthesis methods
    • G10H2250/481Formant synthesis, i.e. simulating the human speech production mechanism by exciting formant resonators, e.g. mimicking vocal tract filtering as in LPC synthesis vocoders, wherein musical instruments may be used as excitation signal to the time-varying filter estimated from a singer's speech

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は電子楽器におけるコーラ
ス効果装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、アンサンブル効果装置として、図
1に示すように、楽音信号の通過回路1に音色フィルタ
2を介入すると共に、その出力端子を複数個の遅延回路
3−1…3−3に分岐接続し、これらの出力端子を夫々
低域フィルタ4−1…4−3及び増幅器5−1…5−3
を介してスピーカ6−1…6−3に接続し、前記遅延回
路3−1…3−3はスイッチング発振器7−1…7−3
によって制御される。8は低周波発振器を示し、その出
力端子は移相回路9を介して前記各スイッチング発振器
7−1…7−3に接続し、これらスイッチング発振器7
−1…7−3が発生する互いに位相の異なる周期的に変
化するパルスで各遅延回路3−1…3−3に周期的遅延
変化を与えてアンサンブル効果を得るものが知られてい
る(特公昭52−38888号公報)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このものにあってはス
トリングやブラス等のアンサンブル効果は比較的優れて
いるが、人声によるコーラス効果音を得ることは困難で
あった。本発明は人声に近似のコーラス効果音を得るこ
とを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、キーの操作に
応じて発生する楽音信号発生手段からの楽音信号を複数
の可変遅延手段に入力し、該可変遅延手段を遅延制御信
号発生手段で発生する複数の遅延制御信号で制御し、キ
ーの操作の変化に応じて変化制御信号を発生する変化制
御信号発生手段と、前記変化制御信号を前記楽音信号発
生手段又は前記遅延制御信号発生手段に接続して楽音信
号を変調する変調手段と、前記楽音信号にフォルマント
を付加するフォルマントフィルタ手段からなり、前記可
変遅延手段の出力信号から楽音を発生する電子楽器にお
いて、前記楽音信号発生手段で発生する楽音信号の波形
は、多くの高調波を含むものであり、前記フォルマント
フィルタ手段は、少なくとも800Hz、1200H
z、2600Hz付近に夫々共振点を持つ帯域通過型フ
ィルタを並列接続したものであることを特徴とする。 【0005】 【実施例】次に本発明の実施例を別紙図面について説明
する。図2において、10は主発振器11と分周器群1
2とからなる楽音信号発生器を示し、その複数の出力端
子はキースイッチ13を介して共通に接続し、その共通
の出力端子14をフォルマントフィルタ15に接続し
た。その出力端子は複数の遅延回路16−1…16−3
に分岐接続し、これら遅延回路16−1…16−3は夫
々ローパスフィルタ17−1…17−3及び増幅器18
−1…18−3を介してスピーカ19−1…19−3に
接続した。 【0006】20はキースイッチ13に並設したキーイ
ング信号発生回路を示し、その出力端子は発声初期変化
制御信号発生器21に接続し、その出力端子は前記主発
振器11の制御極に接続した。前記遅延回路16−1…
16−3としてはBBD(BUCKET BRIGAD
E DEVICE)又はCCD(CHARGECOUP
LED DEVICE)を用いた。22−1…22−3
は電圧制御型のクロックパルス発振器からなる遅延制御
信号発生器を示し、これらの出力端子は各遅延回路16
−1…16−3の制御極に接続した。 【0007】23は低周波発振器を示し、その出力端子
は移相回路24に接続し、その複数の出力端子24−1
…24−3を夫々前記遅延制御信号発生器22−1…2
2−3の制御極に接続し、各出力端子24−1…24−
3に得られた120度づつ位相の異なる低周波信号で各
遅延制御信号発生器22−1…22−3が制御され、そ
れらの発振周波数が制御されたクロックパルスで各遅延
回路16−1…16−3の遅延制御が行なわれるように
した。前記主発振器11は鋸歯状波発振器であり、分周
器群12の分周器は鋸歯状波分周器であり、鋸歯状波は
図3に示すようにn次倍音を含んでいることは知られて
いる。一方、人声のア音を分析すると倍音スペクトルの
相対的レベルは800Hz、1200Hz、2600H
z及び3200Hz附近において高いことが知られた。 【0008】かくして、前記フォルマントフィルタ15
を4個の帯域通過型フィルタ15−1…15−4を並列
接続して構成し、各フィルタ15−1…15−4の共振
点を夫々800Hz、1200Hz、2600Hz及び
3200Hzに定める。図4はその1例を示し、夫々O
Pアンプを用いたものからなり、各抵抗15a−1…1
5a−4を調整により共振周波数を定める。その全体の
特性を示すと図5に示すようになる。かくて、キーの操
作により発生する楽音信号、即ち鋸歯状波はフォルマン
トフィルタ15を通過し、各遅延回路16−1…16−
3を通過し、低域フィルター17−1…17−3及び増
幅器18−1…18−3を介してスピーカ19−1…1
9−3を鳴動することにより比較的ア音に近似したコー
ラス効果音が得られる。しかし、発音の初期が人声の発
声形態と異なるため多少不自然なコーラス音となる。人
声の発声初期は予定した音程より比較的大きくずれたみ
だれた音程から発声し、これを聞きながら予定の音程に
近づける作用が行なわれている。 【0009】前記発声初期変化制御信号発生回路21は
この作用を持たせるもので、第1の実施例は図6に示す
ように構成し、図7に示すような制御信号を得るように
した。即ち、キーイング信号kが入力されると微分回路
25により微分され、その前段のパルスP2がトランジ
スタ26で反転されてパルスP1となる。そしてNAN
D回路27の出力は「1」(OV)、NAND回路28
の出力は「0」(−15V)となると共に、ダイオード
29の導通により、コンデンサ30のM点の電位は急激
に−15vまで下る図7の定常状態のA1からA2の変
化を示す。次でパルスP2の消失に伴いNAND回路2
7の出力「1」(OV)によりコンデンサ30は抵抗3
1及びダイオード32を介してOV近くまで図7にA3
で示すように充電される。 【0010】次いで、M点の電位がOVに近く達したと
き、NAND回路33[インバータの作用]の入力電圧
がスレッショルドレベルに達し、その出力は「0」(−
15V)に反転し、NAND回路27の出力は「0」、
NAND回路28の出力は「1」となる。従って、トラ
ンジスタ34は導通し、コンデンサ30は図7にA4で
示すように可変抵抗35により定まる電位まで放電し定
常状態A1となる。以上のM点のA1…A4,A5の変
化はトランジスタ36を介して出力端子36に取出さ
れ、主発振器11の制御極に加えられる。かくて、主発
振器11の発振周波数は定常の発振周波数からキーを押
した瞬間的に比較的大きく下り、次で曲線部分A3に従
って定常状態に近づき、それをオーバして反転し、曲線
部分A4に従って再び定常状態に近づき、定常状態A1
に落ちつくことになる。この周波数変化は前記した自己
の発声を自分で聞いて予定された音程に合せることに近
似し、極めて人声の発声に近似したコーラス効果音が得
られる。 【0011】以上は主発振器11の発振周波数を分周す
る式のものについて示しが、図8に示すようにキースイ
ッチ回路37の出力電圧の変化により発振周波数が制御
される電圧制御型発振器11′を用いた所謂シンセサイ
ザーに適用しても同じである。この発振器11′はこの
鋸歯状波発振器である。尚、発声初期変化制御回路21
の出力端子は発振器11,11′に接続することに代え
て図2及び図8に点線で示すように遅延制御信号発生器
22−1…22−3の制御極に接続しても上記したとこ
ろと同じように発声初期変化が得られる。 【0012】また、以上はフォルマントフィルタ15は
4個のフィルタ15−1…15−4をもって構成した場
合について説明したが、第4フィルタ15−4を省略し
て構成したものでも音色に特に大きな変化は見られな
い。以上は鋸歯状波を用いた場合について説明した。こ
の鋸歯状波に代えて、デューティファクタ10:1〜1
0:4のパルス波を用いることが出来る。この場合は図
9に示すように主発振器11を矩形波の発振器とし、そ
の出力を各分周器12−1,12−2…で分周して対象
矩形波を得る通常の電子楽器の構造とする。そして、各
分周器12−1,12−2…を各キースイッチ13,1
3…に接続する回路にデューティファクタ変更回路4
0,40…を各介入する。 【0013】該変更回路40は例えば、図10に示すよ
うに、微分回路40aとトランジスタ40bとからな
り、矩形波aの立上りにより生じた微分パルスa1がト
ランジスタ40bのベースに加わることによって出力端
子40cに微分パルスa1に応じたパルス波a2が得ら
れる。そのパルス波a2の幅は微分回路40aのコンデ
ンサの容量と抵抗Rの値とによって設定する。このよう
にして得られたデューティファクタ10:1のパルス波
は基本周波数が250Hzの場合、その倍音構造は図1
1に示すようになる。また、デューディファイタ10:
4のパルス波は基本周波数が250Hzの場合、その倍
音構造は図12のようになる。 【0014】即ち、前者では周期をT、τをパルス幅、
fを周波数とすると となり、2500Hz、5000Hz、7500Hz…
でdipが生ずる。後者では、 となり、625Hz、1250Hz、1875Hz…で
dipが出来る。 【0015】そして、前者では2600Hzにおいてレ
ベルが多少低いが、前記鋸歯状波の場合によりア音に極
く近似する音が得られ、そして、後者では1200Hz
におけるレベルは低いが前者と同様にア音に極く近似す
る音が得られる。そして、デューティファクタ10:1
〜10:4の範囲内の各パルス波についても同じ結果を
得た。また、他の基本周波数200〜1200Hzにつ
いても同じような結果を得た。このパルス波の方が如何
なる理由で鋸歯状波よりア音に近似するか定かではない
が、図3と図11及び図12を比較するに図3のものは
相対レベルの減衰が急激であることにより低倍音がより
大きく作用することが原因ではないかと考えられる。
尚、このデューティファクタ変更回路40はキースイッ
チ13に代わるゲート回路に兼用させることが出来る。
即ち、図13に示すようにトランジスタ40bのコレク
タを電源Eに接続する回路にキースイッチ13′を介在
させると該トランジスタ40bは微分パルスa1とキー
スイッチ13′との協動により開閉されて図10の場合
と同じようにパルス波a2が得られる。 【0016】図14は発声初期変化制御信号発生回路2
1の他の実施例を示すもので、該発生回路21はビブラ
ート発振器50を含み、入力端子51にキーイング信号
が入って来たときビブラート信号にみだれが生ずるよう
にした。即ち、該ビブラート発振器50は非安定マルチ
バイブレータ52とその出力端子に接続した積分回路5
3とからなり、該積分回路53の出力端子54は図示し
ないが主発振器11の制御極に接続する。そして、該非
安定マルチバイブレータ52を電源接続回路55とアー
スとの間にコンデンサ56及びトランジスタ57を介入
させ、前記キーイング信号発生器20の出力端子を微分
回路58及びダイオード59を介して該トランジスタ5
7のベースに接続した。 【0017】かくて、キーイング信号が発生すると微分
された正のパルスbがトランジスタ57に加わり、これ
を導通してコンデンサ56を放電し、非安定マルチバイ
ブレータ52の電源の電位を0にする。従って、該非安
定マルチバイブレータ52は発振が停止する。次で、再
びトランジスタ57が非導通の状態になるとコンデンサ
56が徐々に充電され、徐々に発振が開始されて出力端
子54に図15実線示のようにみだれの生じたビブラー
ト信号が得られる。更に、このみだれを大きくするには
例えば、非安定マルチバイブレータ52の出力端子52
aと電源回路55aとの間に点線示のように抵抗59と
コンデンサ60とを直列に接続する。この場合、通常の
発振時においては、コンデンサ60が充電されているた
め図15実線示の定常状態と異なるところが無いが、ト
ランジスタ57の導通時、これら抵抗59及びコンデン
サ60を介して出力端子54の電圧が大きく降下し、次
で両コンデンサ56,60が充電されるためその変化は
図15点線示のようになる。かくてビブラートに大きな
みだれが生じ、充分に大きな発生初期変化が加えられ
る。 【0018】前記した遅延回路16−1…16−3の制
御用の低周波発振器23は図2に点線で示すように2個
の発振器23a,23bからなり、1方23aは1H
z、他方23bは5Hzの発振を行なう。両出力端子は
共通に接続され、両周波数が重畳されて移相回路24に
加えられる(公知の手段)。そして、移相回路24にお
いてその基本波が120度づつ移相の遅れが与えられて
前記した各遅延回路16−1…16−3に加えられる。
この低周波は基本波における大きな遅延時間の変化と重
畳された波形における小さな遅延時間の変化とにより楽
音信号に複雑な遅延変化を与えてコーラス効果をより一
層大ならしめる。また移相回路24は、例えば図16に
示すように構成した。即ち入力端子61にτ/2ラジア
ン位相の遅れる定ゲイン移相回路62と、τ/6ラジア
ン移相の遅れる定ゲイン回路63とを接続し、定ゲイン
位相回路63の出力端子は位相反転回路64に接続し、
該反転回路64の出力端子と前記定ゲイン位相回路62
の出力端子とを加算回路65に接続し、その出力端子を
反転回路66に接続した。かくて、定ゲイン位相回路6
2、反転回路64,66の出力端子A、B、Cに図17
に示すようにベクトルABCで示すように120度づつ
位相の異なる低周波信号が得られる。これら定ゲイン位
相回路62,63、反転回路64,66はOPアンプを
用いたもので構成した。 【0019】 【発明の効果】本発明によるときは、人声に近似したコ
ーラス効果音を得ることができる効果を有する。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a chorus effect device for an electronic musical instrument. 2. Description of the Related Art Conventionally, as an ensemble effect device, as shown in FIG. 1, a tone color filter 2 is interposed in a tone signal pass circuit 1 and its output terminal is provided with a plurality of delay circuits 3-1 ... 3-3, and these output terminals are respectively connected to the low-pass filters 4-1 ... 4-3 and the amplifiers 5-1 ... 5-3.
6-3 via speakers, and the delay circuits 3-1 ... 3-3 are connected to the switching oscillators 7-1 ... 7-3.
Controlled by. Reference numeral 8 denotes a low frequency oscillator, the output terminal of which is connected to each of the switching oscillators 7-1 ...
It is known that the -1 ... 7-3 generates periodically ensemble effects by giving periodic delay changes to the delay circuits 3-1 ... JP-B-52-38888). In this case, the ensemble effect of strings, brass, etc. is relatively excellent, but it is difficult to obtain a chorus effect sound by a human voice. An object of the present invention is to obtain a chorus sound effect that is similar to a human voice. According to the present invention, a tone signal from a tone signal generating means which is generated in response to a key operation is input to a plurality of variable delay means, and the variable delay means is controlled by a delay control signal. Change control signal generating means for controlling by a plurality of delay control signals generated by the generating means and generating a change control signal in response to a change in key operation, and the change control signal for the tone signal generating means or the delay control signal. In the electronic musical instrument for generating a musical tone from the output signal of the variable delay means, the musical tone signal generating means comprises a modulating means connected to the generating means for modulating a musical tone signal, and a formant filter means for adding a formant to the musical tone signal. The waveform of the musical tone signal generated in 1. contains many harmonics, and the formant filter means has at least 800 Hz and 1200 H.
It is characterized in that band-pass filters each having a resonance point near z and 2600 Hz are connected in parallel. Embodiments of the present invention will now be described with reference to the attached drawings. In FIG. 2, 10 is a main oscillator 11 and a frequency divider group 1.
2, a plurality of output terminals are connected in common through the key switch 13, and the common output terminal 14 is connected to the formant filter 15. The output terminal has a plurality of delay circuits 16-1 ... 16-3.
16-3 are connected to the low-pass filters 17-1 ... 17-3 and the amplifier 18 respectively.
18-3 was connected to the speakers 19-1 ... 19-3 via -1 ... 18-3. Reference numeral 20 denotes a keying signal generating circuit arranged in parallel with the key switch 13, the output terminal of which is connected to the vocalization initial change control signal generator 21 and the output terminal of which is connected to the control pole of the main oscillator 11. The delay circuit 16-1 ...
16-3 is BBD (BUCKET BRIGAD
E DEVICE) or CCD (CHARGECOUP)
LED DEVICE) was used. 22-1 ... 22-3
Indicates a delay control signal generator composed of a voltage control type clock pulse oscillator, and these output terminals have respective delay circuits 16
-1 ... 16-3 was connected to the control electrode. Reference numeral 23 denotes a low frequency oscillator, the output terminal of which is connected to the phase shift circuit 24, and the plurality of output terminals 24-1 thereof are provided.
24-3 are respectively the delay control signal generators 22-1 ... 2
It connects to the control pole of 2-3, and each output terminal 24-1 ... 24-
22-3 are controlled by the low-frequency signals having different phases by 120 degrees, and the delay circuits 16-1 ... 16-3 are controlled by clock pulses whose oscillation frequencies are controlled. The delay control of 16-3 is performed. The main oscillator 11 is a sawtooth wave oscillator, the frequency divider of the frequency divider group 12 is a sawtooth wave divider, and the sawtooth wave does not include the nth harmonic as shown in FIG. Are known. On the other hand, when the human voice A is analyzed, the relative levels of the overtone spectrum are 800 Hz, 1200 Hz, and 2600 H.
It was known to be high near z and 3200 Hz. Thus, the formant filter 15
15-4 are connected in parallel and the resonance points of the filters 15-1 ... 15-4 are set to 800 Hz, 1200 Hz, 2600 Hz and 3200 Hz, respectively. Fig. 4 shows one example of each,
Each of the resistors 15a-1 ... 1 is composed of a P amplifier.
The resonance frequency is determined by adjusting 5a-4. The overall characteristics are shown in FIG. Thus, the tone signal generated by operating the key, that is, the sawtooth wave, passes through the formant filter 15 and each delay circuit 16-1 ... 16-.
17 through the low pass filters 17-1 ... 17-3 and the amplifiers 18-1 ... 18-3.
By sounding 9-3, a chorus effect sound that is relatively similar to a sound can be obtained. However, since the initial pronunciation is different from that of human voice, the chorus sound is somewhat unnatural. At the beginning of the vocalization of a human voice, vocalization starts from a pitch that is relatively deviated from the planned pitch, and while listening to this, an action of approaching the planned pitch is performed. The voicing initial change control signal generating circuit 21 has this function. The first embodiment is constructed as shown in FIG. 6 to obtain the control signal as shown in FIG. That is, when the keying signal k is input, it is differentiated by the differentiating circuit 25, and the pulse P2 at the preceding stage is inverted by the transistor 26 to become the pulse P1. And NAN
The output of the D circuit 27 is "1" (OV), and the NAND circuit 28
Output becomes "0" (-15V), and the potential at the point M of the capacitor 30 sharply drops to -15v due to conduction of the diode 29, which shows a change from A1 to A2 in the steady state in FIG. Next, as the pulse P2 disappears, the NAND circuit 2
The output "1" (OV) of 7 causes the capacitor 30 to have
1 to the vicinity of OV through the diode 32 and A3 in FIG.
It is charged as shown in. Then, when the potential at the point M reaches near OV, the input voltage of the NAND circuit 33 [action of the inverter] reaches the threshold level, and its output is "0" (-
15V), and the output of the NAND circuit 27 is “0”,
The output of the NAND circuit 28 becomes "1". Therefore, the transistor 34 becomes conductive, and the capacitor 30 is discharged to a potential determined by the variable resistor 35 as shown by A4 in FIG. The changes in A1 ... A4 and A5 at the points M are taken out to the output terminal 36 via the transistor 36 and added to the control pole of the main oscillator 11. Thus, the oscillation frequency of the main oscillator 11 drops relatively greatly from the steady oscillation frequency at the moment when the key is pressed, and then approaches the steady state according to the curve portion A3, and then it is inverted and overturned, and according to the curve portion A4. The steady state is approached again and the steady state A1 is reached.
Will settle in. This frequency change is similar to the above-mentioned self-sounding being adjusted to a predetermined pitch by listening to oneself, and a chorus effect sound extremely similar to a human voice is obtained. The above is a formula in which the oscillation frequency of the main oscillator 11 is divided, but as shown in FIG. 8, the oscillation frequency is controlled by the change of the output voltage of the key switch circuit 37. The same applies to a so-called synthesizer using a. The oscillator 11 'is the sawtooth oscillator. The vocalization initial change control circuit 21
The output terminal of is connected to the control poles of the delay control signal generators 22-1 ... 22-3 as shown by dotted lines in FIGS. 2 and 8 instead of being connected to the oscillators 11 and 11 '. The initial change of vocalization is obtained in the same manner as in. Further, although the formant filter 15 has been described as having four filters 15-1 to 15-4 in the above description, even if the fourth filter 15-4 is omitted, the timbre changes greatly. Can't be seen. The case where the sawtooth wave is used has been described above. Instead of the sawtooth wave, a duty factor of 10: 1 to 1
A 0: 4 pulse wave can be used. In this case, as shown in FIG. 9, the main oscillator 11 is a rectangular wave oscillator, and its output is divided by frequency dividers 12-1, 12-2, ... And The frequency dividers 12-1, 12-2, ...
The duty factor changing circuit 4 is connected to the circuit connected to 3 ...
0, 40 ... Intervenes each. As shown in FIG. 10, the changing circuit 40 comprises, for example, a differentiating circuit 40a and a transistor 40b, and a differential pulse a1 generated by the rising edge of the rectangular wave a is applied to the base of the transistor 40b to output the output terminal 40c. A pulse wave a2 corresponding to the differential pulse a1 is obtained. The width of the pulse wave a2 is set by the capacitance of the capacitor of the differentiating circuit 40a and the value of the resistor R. The pulse wave with a duty factor of 10: 1 thus obtained has a harmonic structure shown in FIG.
As shown in 1. Also, due difighter 10:
When the fundamental frequency of the pulse wave of No. 4 is 250 Hz, its overtone structure is as shown in FIG. That is, in the former case, the period is T, τ is the pulse width,
Let f be the frequency Next, 2500Hz, 5000Hz, 7500Hz ...
Causes dip. In the latter, Therefore, dips can be made at 625 Hz, 1250 Hz, 1875 Hz .... In the former case, the level is a little low at 2600 Hz, but a sound very similar to the A sound is obtained depending on the case of the sawtooth wave, and in the latter case, 1200 Hz.
Although the level at is low, a sound very similar to A is obtained as in the former case. And a duty factor of 10: 1
The same result was obtained for each pulse wave within the range of 10: 4. Similar results were obtained for other fundamental frequencies of 200 to 1200 Hz. It is not clear why this pulse wave is more like an a-tone than a sawtooth wave, but comparing FIG. 3 with FIG. 11 and FIG. 12 shows that the one in FIG. It is thought that the cause is that the lower overtone acts more strongly due to.
The duty factor changing circuit 40 can also be used as a gate circuit instead of the key switch 13.
That is, as shown in FIG. 13, when the key switch 13 'is interposed in the circuit connecting the collector of the transistor 40b to the power source E, the transistor 40b is opened and closed by the cooperation of the differential pulse a1 and the key switch 13'. The pulse wave a2 is obtained in the same manner as in the above case. FIG. 14 shows a vocalization initial change control signal generation circuit 2
In another embodiment of the present invention, the generating circuit 21 includes a vibrato oscillator 50 so that when the keying signal is input to the input terminal 51, the vibrato signal is bleeding. That is, the vibrato oscillator 50 includes an astable multivibrator 52 and an integrating circuit 5 connected to its output terminal.
3, the output terminal 54 of the integrating circuit 53 is connected to the control pole of the main oscillator 11, although not shown. A capacitor 56 and a transistor 57 are interposed between the astable multivibrator 52 between the power supply connection circuit 55 and the ground, and the output terminal of the keying signal generator 20 is connected to the transistor 5 through a differentiation circuit 58 and a diode 59.
It was connected to the base of 7. Thus, when the keying signal is generated, the differentiated positive pulse b is applied to the transistor 57, which is conducted to discharge the capacitor 56 and set the potential of the power source of the astable multivibrator 52 to zero. Therefore, the oscillation of the unstable multivibrator 52 is stopped. Next, when the transistor 57 becomes non-conductive again, the capacitor 56 is gradually charged, oscillation is gradually started, and a vibrato signal with a droop is obtained at the output terminal 54 as shown by the solid line in FIG. Furthermore, in order to increase this weeping, for example, the output terminal 52 of the astable multivibrator 52 is used.
A resistor 59 and a capacitor 60 are connected in series between a and the power supply circuit 55a as shown by the dotted line. In this case, during normal oscillation, since the capacitor 60 is charged, there is no difference from the steady state shown by the solid line in FIG. 15, but when the transistor 57 is conducting, the output terminal 54 of the output terminal 54 passes through the resistor 59 and the capacitor 60. Since the voltage greatly drops and both capacitors 56 and 60 are charged next, the change is as shown by the dotted line in FIG. Thus, a large weeping occurs in the vibrato, and a sufficiently large initial change of development is added. The low frequency oscillator 23 for controlling the delay circuits 16-1 ... 16-3 is composed of two oscillators 23a and 23b as shown by a dotted line in FIG.
z, on the other hand, 23b oscillates at 5 Hz. Both output terminals are commonly connected, and both frequencies are superimposed and added to the phase shift circuit 24 (known means). Then, the phase shift circuit 24 delays the fundamental wave by 120 degrees and is added to each of the delay circuits 16-1 ... 16-3 described above.
This low frequency gives a complex delay change to the musical tone signal due to a large delay time change in the fundamental wave and a small delay time change in the superimposed waveform, thereby further increasing the chorus effect. The phase shift circuit 24 is configured as shown in FIG. 16, for example. That is, a constant gain phase shift circuit 62 having a delay of τ / 2 radian phase and a constant gain circuit 63 having a delay of τ / 6 radian phase are connected to the input terminal 61, and the output terminal of the constant gain phase circuit 63 is a phase inverting circuit 64. Connect to
The output terminal of the inverting circuit 64 and the constant gain phase circuit 62
And the output terminal of the inverter are connected to the adding circuit 65, and the output terminal thereof is connected to the inverting circuit 66. Thus, the constant gain phase circuit 6
2, the output terminals A, B and C of the inverting circuits 64 and 66 are shown in FIG.
As shown by the vector ABC, low frequency signals having different phases by 120 degrees are obtained. The constant gain phase circuits 62 and 63 and the inverting circuits 64 and 66 are configured by using OP amplifiers. According to the present invention, there is an effect that a chorus effect sound similar to a human voice can be obtained.

【図面の簡単な説明】 【図1】 従来装置のブロック図 【図2】 本発明の実施の1例のブロック図 【図3】 鋸歯状波の倍音構造図 【図4】 フォルマントフィルタの1例の具体的回路図 【図5】 その共振特性図 【図6】 発声初期変化制御信号発声回路の具体的な回
路図 【図7】 その出力特性図 【図8】 本発明の他の実施例のブロック図 【図9】 更に他の実施例のブロック図 【図10】 デューディファクタ変更回路40の具体的
回路図 【図11】 パルス波の倍音構造図 【図12】 パルス波の倍音構造図 【図13】 デューディファクタ変更回路40をゲート
回路に構成した場合の回路図 【図14】 発声初期変化制御信号発生回路の他の具体
的回路図 【図15】 その出力特性図 【図16】 移相回路の具体的回路図 【図17】 その出力のベクトル図 【符号の説明】 10 楽音信号発生器 15 フォルマントフィルタ 16−1…16−3 遅延回路 20 キーイング信号発生回路 21 発声初期変化制御信号発生器 22−1…22−3 遅延制御信号発生器 50 低周波発振器
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram of a conventional device. FIG. 2 is a block diagram of an embodiment of the present invention. FIG. 3 is a harmonic structure diagram of a sawtooth wave. FIG. 4 is an example of a formant filter. FIG. 5 is a specific circuit diagram of the vocalization initial change control signal vocalization circuit. FIG. 7 is a resonance characteristic diagram thereof. FIG. 7 is an output characteristic diagram thereof. Block diagram [FIG. 9] Block diagram of yet another embodiment [FIG. 10] Concrete circuit diagram of the duty factor changing circuit 40 [FIG. 11] Overtone structure diagram of pulse wave [FIG. 12] Overtone structure diagram of pulse wave [FIG. FIG. 13 is a circuit diagram when the duty factor changing circuit 40 is configured as a gate circuit. FIG. 14 is another specific circuit diagram of the vocalization initial change control signal generating circuit. FIG. 15 is an output characteristic diagram thereof. Specific circuit diagram of the phase circuit [Fig. 17] 16 [Description of symbols] 10 tone signal generator 15 formant filter 16-1 ... 16-3 delay circuit 20 keying signal generation circuit 21 vocalization initial change control signal generator 22-1 ... 22-3 delay control signal generator 50 Low frequency oscillator

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1. キーの操作に応じて発生する楽音信号発生手段か
らの楽音信号を複数の可変遅延手段に入力し、該可変遅
延手段を遅延制御信号発生手段で発生する複数の遅延制
御信号で制御し、キーの操作の変化に応じて変化制御信
号を発生する変化制御信号発生手段と、前記変化制御信
号を前記楽音信号発生手段又は前記遅延制御信号発生手
段に接続して楽音信号を変調する変調手段と、前記楽音
信号にフォルマントを付加するフォルマントフィルタ手
段からなり、前記可変遅延手段の出力信号から楽音を発
生する電子楽器において、前記楽音信号発生手段で発生
する楽音信号の波形は、多くの高調波を含むものであ
り、前記フォルマントフィルタ手段は、少なくとも80
0Hz、1200Hz、2600Hz付近に夫々共振点
を持つ帯域通過型フィルタを並列接続したものであるこ
とを特徴とする電子楽器におけるコーラス効果装置。 2. 前記楽音信号発生手段から発生する楽音信号を鋸
歯状波としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の電子楽器におけるコーラス効果装置。 3. 前記楽音信号発生手段から発生する楽音信号をデ
ューティファクタ10:1〜10:4のパルス波に変更
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電
子楽器におけるコーラス効果装置。
[Claims] 1. The tone signal from the tone signal generating means generated according to the operation of the key is input to the plurality of variable delay means, and the variable delay means is controlled by the plurality of delay control signals generated by the delay control signal generating means. Change control signal generating means for generating a change control signal in response to a change in operation; modulation means for connecting the change control signal to the musical tone signal generating means or the delay control signal generating means to modulate a musical tone signal; In an electronic musical instrument which comprises a formant filter means for adding a formant to a musical tone signal and generates a musical tone from an output signal of the variable delay means, the waveform of the musical tone signal generated by the musical tone signal generating means includes many harmonics. And said formant filter means is at least 80
A chorus effect device in an electronic musical instrument, characterized in that band-pass filters each having a resonance point near 0 Hz, 1200 Hz, and 2600 Hz are connected in parallel. 2. The chorus effect device for an electronic musical instrument according to claim 1, wherein the musical tone signal generated from the musical tone signal generating means is a sawtooth wave. 3. The chorus effect device for an electronic musical instrument according to claim 1, wherein the tone signal generated from the tone signal generating means is changed to a pulse wave having a duty factor of 10: 1 to 10: 4.
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