JPH0735968U - 製氷皿 - Google Patents
製氷皿Info
- Publication number
- JPH0735968U JPH0735968U JP7183793U JP7183793U JPH0735968U JP H0735968 U JPH0735968 U JP H0735968U JP 7183793 U JP7183793 U JP 7183793U JP 7183793 U JP7183793 U JP 7183793U JP H0735968 U JPH0735968 U JP H0735968U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- recess
- rod
- shape
- ice tray
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 家庭用の冷蔵庫や営業用の製氷装置で飲料な
どを冷やすのに用いる小片状の氷を製造する製氷皿に関
し、形状が新鮮で飲料をより速やかに冷やすことができ
る氷片が得られ、かつ製氷効率の点でも優れた製氷皿を
得る。 【構成】 壁面に抜き勾配を設けた凹所2と、この凹所
2の底部中央から凹所2の上端より高い位置まで突出す
るロッド3とを備えている。ロッド3は、基端から先端
へと細くなるようにテーパを設けている。凹所2の平面
形状は円形とするのが最も好ましく、かつロッド3の断
面も円形とするのが好ましい。製造された氷片は外形が
テーパ筒状で、中央にロッド3で成形された貫通孔6を
有する。氷片5は、容積に比較して表面積が大きく、貫
通孔6を通る対流も生ずるので、より速やかに飲料を冷
やすことができ、また製氷時にはより短時間で凹所2内
の水を凍らすことができる。
どを冷やすのに用いる小片状の氷を製造する製氷皿に関
し、形状が新鮮で飲料をより速やかに冷やすことができ
る氷片が得られ、かつ製氷効率の点でも優れた製氷皿を
得る。 【構成】 壁面に抜き勾配を設けた凹所2と、この凹所
2の底部中央から凹所2の上端より高い位置まで突出す
るロッド3とを備えている。ロッド3は、基端から先端
へと細くなるようにテーパを設けている。凹所2の平面
形状は円形とするのが最も好ましく、かつロッド3の断
面も円形とするのが好ましい。製造された氷片は外形が
テーパ筒状で、中央にロッド3で成形された貫通孔6を
有する。氷片5は、容積に比較して表面積が大きく、貫
通孔6を通る対流も生ずるので、より速やかに飲料を冷
やすことができ、また製氷時にはより短時間で凹所2内
の水を凍らすことができる。
Description
【0001】
この考案は、家庭用の冷蔵庫や営業用の製氷装置でジュースやアルコール飲料 などを冷やすのに用いる小片状の氷を得るのに使用する製氷皿に関するものであ る。
【0002】
喫茶店やスナック等においてジュースやアルコール飲料を冷やすのに用いられ ている氷片は、通常六面体の形状である。六面体以外の氷片の形状として球形の もの、動物の形を模したもの、あるいはかち割り氷の形状を模したもの等が知ら れており、これらの形状の氷片を得るための製氷容器が特開平1−123969 号公報、特開昭62−245063号公報、実開平4−85085号公報などに 開示されている。
【0003】
六面体の氷片は、製氷容器の形状が簡単になり、冷蔵庫や製氷機の空間を有効 に利用できるという点で優れているが、画一的な形状であるため面白味に欠ける 。また動物の形やかち割り氷の形状を模した氷片は、形状としての面白味はある が、それ以上のものではない。
【0004】 この考案は、形状が新鮮であるとともに、ジュースやアルコール飲料をより速 やかに冷やすことができ、かつ製氷効率の点でも優れた氷片を製造するための製 氷皿を得ることを課題としている。
【0005】
この考案の製氷皿は、壁面に抜き勾配を設けた凹所2と、この凹所2の底部中 央から凹所2の上端より高い位置まで突出するロッド3とを備えている。ロッド 3は、基端から先端へと細くなるようにテーパを設けている。凹所2の平面形状 は、四角、三角等の形状とすることもできるが、製氷皿1からの氷片5の脱型し 易さの点で円形とするのが最も好ましく、かつロッド3の断面も円形とするのが 好ましい。
【0006】 この考案の製氷皿1は、合成樹脂または金属製とすることができ、熱伝導性に 優れたアルミニウムなどの板材の絞り加工によって製造するのが最も良い。
【0007】
この考案の製氷皿1で製作される氷片5は、外形がテーパ筒状であり、中央に ロッド3によって成形された貫通孔6を備えている。凹所2の平面形状を円形と したときは、外形がテーパ円筒状となる。
【0008】 この考案の製氷皿で製氷された氷片5は、形状がユニークであるとともに、氷 片5の容積に比較して表面積が大きい。従ってジュースやアルコール飲料のコッ プにこの考案の製氷皿で製造した氷片5を入れたとき、ジュースやアルコール飲 料と接する表面が大きく、従ってより速やかにジュースやアルコール飲料を冷や すことができる。また製氷に際しても製氷皿の底面および側壁に加えて、ロッド 3からも冷却が行われるため、より短時間で凹所2内の水を凍らすことができる 。
【0009】 この場合において凹所2の平面形状を円形とした場合には、凹所2内の水の冷 却がより均一に行われるとともに、製氷後の凹所2からの氷片の脱型がより容易 である。
【0010】
図はこの考案の実施例を示したものである。図1は製氷皿の斜視図で、製氷皿 1には平面円形の凹所2が多数設けられており、この凹所2の底面中央からロッ ド3が製氷皿の上面4より若干高い高さで突出している。各凹所2およびロッド 3の断面は、図2に示すように抜き勾配が設けられており、凹所2およびロッド 3はアルミニウム板の絞り加工によって一体成形されている。
【0011】 図3は図1、2の製氷皿によって製氷された氷片5を示したもので、外形がテ ーパ円筒状で中心にロッド3によって成形された貫通孔6を備えている。このよ うな氷片5の幾つかをグラス7に投入して、ジュースやアルコール飲料8を注ぐ と、氷片5と液体とが広い面で接し、かつ貫通孔6を通過する液体の循環も生ず るので、従来形状の氷片よりジュースやアルコール飲料をより速やかに冷やすこ とができる。
【0012】 また製氷時においても、凹所2の底面9、壁面10に加えて、ロッド3からも 凹所2内の水を冷却するので、製氷をより短時間で行うことができる。また凹所 2の平面形状を円形としたときは、凹所2の壁面10とロッド3との間隔が一定 であるため、凹所2内の水の凍結がより均一に行われるとともに、氷片5が凹所 2から離脱し易く、脱型が容易である。
【0013】 図5はこの考案の第2実施例を示したもので、凹所2の平面形状を従来形状と 同様な四角形としたものである。この図5の製氷皿によれば、図6に示すように 中央に貫通孔6のある六面体の氷片を得ることができる。この場合の凹所2は、 従来の製氷皿より壁面の抜き勾配を大きく取っておくのが良い。
【0014】
以上説明したこの考案の製氷皿によれば、ジュースやアルコール飲料を冷やす ためのユニークな形状の氷片を得ることができるとともに、従来形状のものより ジュースやアルコール飲料をより速やかに冷やすことができ、また製氷の際にお いても従来の製氷皿より短時間で氷片を製造することができるという効果がある 。
【図1】第1実施例の斜視図
【図2】第1実施例の要部の断面図
【図3】製氷された氷片の形状を示す斜視図
【図4】氷片の使用状態を示す模式図
【図5】第2実施例の製氷皿の斜視図
【図6】第2実施例の氷片の斜視図
2 凹所 3 ロッド 10 壁面
Claims (2)
- 【請求項1】 壁面(10)に抜き勾配を設けた凹所(2)
と、この凹所(2) の底部中央から凹所(2) の上端より高
い位置まで突出するロッド(3) とを備え、ロッド(3) は
基端から先端へと細くなる方向のテーパが設けられてい
ることを特徴とする、製氷皿。 - 【請求項2】 凹所(2) の平面形状およびロッド(3) の
断面形状が円形である、請求項1記載の製氷皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7183793U JPH0735968U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 製氷皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7183793U JPH0735968U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 製氷皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735968U true JPH0735968U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13472061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7183793U Pending JPH0735968U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 製氷皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735968U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010532458A (ja) * | 2007-07-02 | 2010-10-07 | ウエー・スホーネン・ビヘール・ベー・ベー | 角氷を作る装置および方法、ならびに角氷の計量装置 |
JP2015504151A (ja) * | 2012-01-20 | 2015-02-05 | ペプシコ, インコーポレイテッドPepsiCo Inc. | 氷採取のための方法および装置 |
KR101528666B1 (ko) * | 2013-07-05 | 2015-06-15 | 이동환 | Hocl이 함유된 얼음 및 이의 제조방법 |
US10386105B2 (en) | 2013-05-28 | 2019-08-20 | W. Schoonen Beheer B.V. | Ice cube maker |
JP2020153569A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 大森 弘一郎 | 製氷器及び氷を製造する方法 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP7183793U patent/JPH0735968U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010532458A (ja) * | 2007-07-02 | 2010-10-07 | ウエー・スホーネン・ビヘール・ベー・ベー | 角氷を作る装置および方法、ならびに角氷の計量装置 |
US9328950B2 (en) | 2007-07-02 | 2016-05-03 | W. Schoonen Beheer B.V. | Device and a method for making ice cubes and a metering device for ice cubes |
JP2015504151A (ja) * | 2012-01-20 | 2015-02-05 | ペプシコ, インコーポレイテッドPepsiCo Inc. | 氷採取のための方法および装置 |
US10386105B2 (en) | 2013-05-28 | 2019-08-20 | W. Schoonen Beheer B.V. | Ice cube maker |
KR101528666B1 (ko) * | 2013-07-05 | 2015-06-15 | 이동환 | Hocl이 함유된 얼음 및 이의 제조방법 |
JP2020153569A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 大森 弘一郎 | 製氷器及び氷を製造する方法 |
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