JPH0735475A - 木材乾燥装置及び木材乾燥方法 - Google Patents

木材乾燥装置及び木材乾燥方法

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JPH0735475A
JPH0735475A JP5178395A JP17839593A JPH0735475A JP H0735475 A JPH0735475 A JP H0735475A JP 5178395 A JP5178395 A JP 5178395A JP 17839593 A JP17839593 A JP 17839593A JP H0735475 A JPH0735475 A JP H0735475A
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JP
Japan
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drying
wood
dried
vacuum
chamber
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JP5178395A
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Yoshinori Kobayashi
好紀 小林
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MOKUBEE ZOSENJO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥コストの低減、省スペース・省力化、良
好な内部乾燥、良質な乾燥状態等を実現する木材乾燥装
置及び木材乾燥方法を提供する。 【構成】 それぞれ1本ずつ被乾燥材(木材)を収容す
る複数のチャンバ1aを着脱可能に取付けてなる乾燥装
置本体(缶体)1と、この缶体1に連結された真空手段
2と、缶体1に連結された加熱手段3と、真空手段2及
び加熱手段3を制御するコンピュータ4と、このコンピ
ュータ4と連係して被乾燥材の温度を調節する温度調節
器5と、コンピュータ4と連係して缶体1のチャンバ1
aの真空度を調節する圧力調節器6と、缶体1から収集
される被乾燥材からの水を回収するドレーン水回収缶8
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠赤外線加熱と減圧又
は減圧・常圧の繰り返しにより木材を乾燥させる木材乾
燥装置、及び木材乾燥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上質な木造建築物(例えば住宅)の供給
のためには、的確に水分管理されて寸法安定性があり、
構造計算の基礎となる許容応力度が明確にされた製材が
要求され、それには木材の乾燥が重要な意味を持つ。従
来の木材乾燥装置としては、除湿乾燥装置、真空乾燥装
置が一般的である。除湿乾燥装置は、低温で湿度を制御
することにより木材を乾燥させるものであり、大断面の
針葉樹製材の人工乾燥に適しており、真空乾燥装置は高
真空下で木材を乾燥させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、除湿乾
燥装置は低温乾燥であるので、一般に生材含水率が高い
スギ角材では、2週間の乾燥期間を費やしても、平均含
水率はそれほど低くならず依然高い値を示す場合が多
い。この理由は、木材断面が大きいために角材の中心に
近い内部の水分が表面に出にくいことにある。従って、
除湿乾燥装置では、以下の実施例でも述べるように、2
週間の乾燥期間で角材の表面2cmは平均20%の含水
率まで率先して乾燥できるが、中心に近い内部は50%
以上の高い含水率のままであり、内部の乾燥が不十分に
なる。
【0004】一方、真空乾燥装置では、これも以下の実
施例で述べるように、例えば加熱を行わないで温度約7
℃の低温、0トルの高真空下でスギ角材を真空乾燥した
場合、低温ではあるが高真空であるため、乾燥は非常に
早く、平均含水率は9日間で約139%から約36%ま
で急速に低下する。又、水分分布も除湿乾燥装置の場合
とは異なり、中心付近の含水率が低くなる。しかし、こ
の乾燥では、角材の表面に無数の割れが生じ、7℃で0
トルのような低温、高真空の乾燥条件は角材にとって厳
しすぎる。
【0005】このように、従来の乾燥装置では、特に断
面の大きな針葉樹製材にあっては、内部まで十分に乾燥
するのに長時間を要して乾燥コストが嵩んだり、乾燥時
間を短くすると角材の表面に割れが生じたりするなどの
原因により、総じて建築材としての的確な水分管理がな
されていない場合が多い。その上、従来の乾燥装置は一
般的に高価で設置スペースを要するため、零細経営規模
が多く、しかも工場面積も小さい製材工場にとっては、
経営的且つ作業効率的観点からより安価で省スペースの
乾燥装置が要望されている。
【0006】更に、多くの製材工場では、製材後倉庫内
にさん積みしておき、或る程度数量が溜まってからまと
めて乾燥している。このため、さん積みの間に木材に割
れやカビが発生し、さん積みやさん降ろしに多大な労力
と時間を要することになる。従って、本発明の目的は、
上記種々の問題点に鑑み、乾燥コストの低減、省スペー
ス・省力化、良好な内部乾燥、良質な乾燥状態等を実現
する木材乾燥装置及び木材乾燥方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の木材乾燥装置は、被乾燥材(木材)を収容
するチャンバと、このチャンバを所定の真空度に保つ真
空手段と、チャンバ内の被乾燥材に遠赤外線を照射して
被乾燥材を加熱する加熱手段と、チャンバの真空度及び
被乾燥材の温度を所定値にそれぞれ調節すると共に、チ
ャンバ内部を減圧状態に連続的に維持する制御、又は減
圧状態と常圧状態を一定時間ずつ繰り返す制御を行う制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】又、本発明の木材乾燥方法は、被乾燥材
(木材)を遠赤外線により加熱して一定温度に保ちなが
ら、被乾燥材を一定の減圧状態で保持するか、若しくは
減圧状態と常圧状態を一定時間ずつ繰り返すことによ
り、被乾燥材を乾燥させることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の装置及び方法では、被乾燥材(木材)
を遠赤外線により加熱して一定温度に保持しながら、減
圧を連続的に行うか、又は減圧と常圧とを一定時間ずつ
繰り返すことにより、木材を乾燥させる。従って、従来
の除湿乾燥装置や真空乾燥装置に比べて、短時間で乾燥
を済ませることができると共に、比較的内部まで乾燥で
きる。更に、遠赤外線による低温乾燥であるため、木材
の変色が少なく、しかも加熱手段は遠赤外線を利用する
ものであるため、熱源に太陽熱や廃材焼却熱を利用で
き、省エネルギー、省資源である。
【0010】特に装置では、チャンバに木材を収容して
乾燥を行う構造であるため、製材の生産量や工場のスペ
ースに応じて必要な個数のチャンバを用意しておけば、
製材を直ちにチャンバに収容することができ、製材後に
行われていたさん積みやさん降ろしの必要がなく、省力
化が図れ、割れやカビの発生問題がなくなる。しかも、
以下の実施例でも述べるように、チャンバを単位数ごと
に着脱可能に構成することにより、乾燥装置の設置スペ
ースに応じてチャンバの集合体の形状を比較的自由に変
えることができるため、即ち乾燥装置の規模を拡張又は
縮小することができるため、工場等の空スペースを有効
に活用できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の木材乾燥装置及び方法を実施
例に基づいて説明する。一実施例に係る装置の概略構成
図を図1に示す。この装置は、それぞれ1本ずつ被乾燥
材(木材)を収容する複数のチャンバ1aを有する乾燥
装置本体(チャンバ集合体、以下、缶体という)1と、
この缶体1に連結された真空手段2と、缶体1に連結さ
れた加熱手段3と、真空手段2及び加熱手段3を制御す
るコンピュータ4と、このコンピュータ4と連係して被
乾燥材の温度を調節する温度調節器5と、コンピュータ
4と連係して缶体1のチャンバ1aの真空度を調節する
圧力調節器6と、缶体1から収集される被乾燥材からの
水を回収するドレーン水回収缶8とを備える。ここで
は、コンピュータ4、温度調節器5及び圧力調節器6で
制御手段が構成される。
【0012】図1に示す缶体1は、36個のチャンバ1
aが合体したものであるが、この実施例では4〜9個の
チャンバ1aを1単位として所定単位だけ一体に結合し
て設置したものであり、乾燥木材の生産量や設置スペー
スに応じて任意数の単位のチャンバ体を連結又は取り外
しできる構造になっている。又、各チャンバ1aの内部
表面には、熱効率向上のために遠赤外線を放射する塗料
が塗布されていると共に、各チャンバ1aは密閉状態に
することができる。
【0013】真空手段2は、例えば真空ポンプであり、
缶体1の各チャンバ1aに収容された被乾燥材に適した
真空度にチャンバ1aの内圧を調節して、木材内部の水
分を絞り出す。この真空ポンプ2により木材の乾燥が早
くなる。加熱手段3は、缶体1の各チャンバ1aの内部
表面から遠赤外線を放射させ、チャンバ1a内の被乾燥
材に照射して、被乾燥材を加熱する。具体的に缶体1を
外部から加熱できるものとして、温水又は蒸気ボイラー
が例示される。
【0014】コンピュータ4は、次の温度調節器5及び
圧力調節器6と共同して、被乾燥材に応じて乾燥温度、
真空度、減圧時間又は常圧・減圧の繰り返し時間、及び
乾燥時間等を自動的に調節して乾燥状態を全般的に監視
する。温度調節器5は、缶体1の各チャンバ1aの真空
度に応じて被乾燥材の温度を、木材の大きさ、樹種、含
水率に適した温度に調節する。
【0015】圧力調節器6は、缶体1の各チャンバ1a
の内部を被乾燥材に適した真空度に保ち、これにより木
材内部からの乾燥を促して乾燥時間を短縮する。そし
て、ドレーン水回収缶8は、各チャンバ1aに収容され
た被乾燥材から絞り出された水分を回収し、沐浴剤、健
康増進剤、芳香剤等に再利用するためのものである。
【0016】上記のように構成した乾燥装置は、特に缶
体1のチャンバ1aを単位ごとに着脱できるようになっ
ているため、設置場所を選ばない。例えば、駐車場の地
面に並べたり、或いは缶体1自身を工場の壁面又は天井
等としたりしてもよく、工場の内外を問わず、空スペー
スに自由に設置できる。次に、この装置を用いて実際に
被乾燥材の乾燥(本発明の方法)を行った試験例につい
て述べる。ここでは、被乾燥材として、生材含水率が7
0〜160%の伐採直後のスギ正角材(1辺125m
m、長さ4300mm)を用い、この角材を、1辺が2
50mm、長さが4300mmの缶体1aに収容し、温
度40℃・真空度40トルの条件で乾燥開始から終了ま
で一定に保ったままで乾燥を仕上げた。即ち、この乾燥
は、遠赤外線加熱と連続減圧による乾燥である。この試
験結果を図2(乾燥経過)及び図3(各乾燥日数におけ
る水分分布)に示す。
【0017】又、比較として、従来の除湿乾燥装置、及
び真空乾燥装置を用いた場合の乾燥も行い、除湿乾燥装
置による結果を図7及び図8に、真空乾燥装置による結
果を図9及び図10に示す。但し、除湿乾燥装置では、
乾燥が最も早く進んだ試料の乾燥経過を図7に示し、各
乾燥日数における水分分布を図8に示してある。真空乾
燥装置では、非加熱で温度約7℃、真空度0トルで乾燥
し、その乾燥経過を図9に、各乾燥日数における水分分
布を図10に示す。
【0018】まず、本発明の上記装置を用いた乾燥によ
ると、乾燥開始直後の3日間には、減圧効果により水分
が木材から絞り出されて、チャンバ1a内部には約2.
7lのドレーンが溜まり、角材の表面に近い部分から乾
燥が進んだ。それに伴って、3日間で含水率は約116
%から約54%まで急速に低下し、加熱しながら連続的
に減圧乾燥することが、乾燥日数の短縮に効果的である
ことが分かる。図6から、真空度40トルにおける水の
沸点は約35℃であるので、木材の温度がそれ以上にな
る3日目以降には、水分は蒸発するので、ドレーンは溜
まらなくなる。
【0019】図3に示す水分分布の変化において、遠赤
外線加熱と減圧による乾燥の効果がより顕著に現れてい
る。即ち、生材(線a)時には角材の中心付近の含水率
は110%以上の高い値を示しているにもかかわらず、
乾燥4日目(線b)には約60%に、7日目(線c)に
は約10%まで低下し、角材の表層のみならず、中心の
水分までが効率的に乾燥していることが理解できる。
【0020】これに対し、除湿乾燥装置で乾燥を行った
場合、図7に示すように、乾燥条件のIV以外は、2週
間の乾燥期間を費やしても、平均含水率はほぼ50%以
上の高い値を示す場合が多い。この理由は、木材断面が
大きいために角材の中心に近い内部の水分が表面に出に
くいことにある。従って、除湿乾燥装置では、図8の水
分分布において、2週間の乾燥期間で角材の表面2cm
は平均20%まで率先して乾燥しているが、中心に近い
内部は50%以上の高い含水率を示し、内部の乾燥が悪
いことが分かる(線d参照)。
【0021】一方、真空乾燥装置による乾燥結果による
と、この乾燥は低温ではあるが高真空であるため、乾燥
は非常に早く、平均含水率は9日間で約139%から約
36%まで急速に低下している(図9参照)。又、水分
分布も先の図8に示す除湿乾燥装置の場合とは異なり、
中心付近の含水率が低くなっており、真空乾燥の効果が
現れている(図10参照)。しかし、この乾燥では、角
材の表面に無数の割れが生じ、7℃で0トルのような低
温、高真空の乾燥条件は角材にとって厳しすぎることが
分かる。これは、図6から分かるように、0トルの高真
空では、水は0℃以下で沸騰するからである。
【0022】このように本発明の上記装置によれば、温
度約40℃且つ真空度40トルの条件で連続的に乾燥す
れば、乾燥速度は除湿乾燥装置の数倍早く、しかも木材
内部まで乾燥できることが明らかである。しかしなが
ら、40トルという高い減圧状態を連続的に保つこと
は、エネルギー浪費になる上に、乾燥が早すぎて水分の
木材内部から表層への移動が間に合わず、乾燥材の表面
に細かい割れが生ずる恐れがある。これを回避するため
には、以下の試験例のように、遠赤外線加熱と減圧・常
圧の繰り返しによる乾燥を行うのが一層好ましい。
【0023】次に、この乾燥の試験例について述べる。
ここでは、真空度を66〜100トルに下げ、減圧4時
間と常圧8時間を1サイクルとして、このサイクルを繰
り返す乾燥を行った。この乾燥による乾燥経過を図4
に、各乾燥日数における水分分布を図5に示す。この結
果を、先の試験例の温度40℃、40トルの連続減圧乾
燥の場合の結果(図2及び図3参照)と比較すると、減
圧・常圧の繰り返しの場合における実質乾燥時間は連続
減圧の場合の約3倍になるため、乾燥速度は遅れている
(図2と図4参照)。しかし、水分分布には減圧乾燥の
特徴が現れ、除湿乾燥装置では最後まで乾燥が遅れてい
た角材の中心付近の含水率が低下して、角材内部の含水
率が低くなる傾向が見られる。
【0024】なお、後者の試験例では、真空度が低く且
つ減圧時間が短いため、角材内部から引き出された水分
が表面から2cmほど内部寄りの付近に溜まり、この部
分の含水率が高くなっているが(図5参照)、これは適
切な乾燥スケジュールを組むことによって解消できる。
例えば、減圧と常圧を繰り返す場合には、乾燥時間又は
減圧時間を被乾燥材の状態によって調節することが有効
である。或いは、乾燥温度を真空度に合わせてもっと高
くすれば良い。なぜならば、66トルの真空度における
水の沸点は約42℃で、100トルのそれは約52℃で
あるので(図6参照)、40℃では温度が低すぎて水分
を木材内部から蒸気として外部に効率良く蒸発させるこ
とができないためである。
【0025】上記実施例は単なる一例であって、種々の
変更が可能である。例えば、上記実施例の乾燥装置で
は、4〜9個のチャンバを1単位にして、この1単位の
チャンバ体を着脱可能に構成してあるが、1個のチャン
バを1単位にしてもよいし、或いは2個や3個又は10
個以上を1単位にしても構わない。勿論、1個のチャン
バを1単位とする方が装置規模の自由度がより高くな
る。
【0026】又、上記実施例に示した加熱温度と真空度
も一例であり、遠赤外線による加熱温度、真空度、減圧
時間又は減圧・常圧の繰り返し時間、全体の乾燥時間等
の条件は、実際には被乾燥材の断面積、長さ、含水率等
を勘案した上で、最も効率良く乾燥を仕上げることがで
きるように適宜設定するのが望ましい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の木材乾燥
装置及び木材乾燥方法は、被乾燥材に対して遠赤外線加
熱と減圧又は減圧・常圧の繰り返しによって木材を乾燥
させるため、下記の効果を有する。 (1)特に装置では、チャンバを単位個数ごとに着脱可
能にすることにより、チャンバ集合体の形状を或る程度
変えることができ、装置の設置場所に拘束されることな
く、空スペースに自由に設置できる。 (2)特に装置では、チャンバを単位個数ごとに着脱可
能にすることにより、装置の規模を拡張又は縮小するこ
とが可能である。 (3)除湿乾燥装置や真空乾燥装置に比べて、木材の質
を落とすことなく、短時間で乾燥仕上げが可能である。 (4)除湿乾燥装置や真空乾燥装置に比べて、木材の質
を落とすことなく、木材の比較的内部まで乾燥できる。 (5)遠赤外線加熱による低温で乾燥するため、木材の
変色が少ない。 (6)被乾燥材をチャンバに収容する構造であるため、
製材後に行われていたさん積みやさん降ろしの必要がな
く、作業コストが低く、省力化が図れる。 (7)遠赤外線加熱を行うため、加熱手段の熱源に太陽
熱や廃材焼却熱等を利用でき、省エネルギー、省資源で
あり、環境にも優しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る乾燥装置の概略構成図である。
【図2】本発明の乾燥装置を用いて、遠赤外線加熱と連
続減圧により木材を乾燥させた場合の、乾燥日数と木材
の含水率との関係を示すグラフである。
【図3】本発明の乾燥装置を用いて、遠赤外線加熱と連
続減圧により木材を乾燥させた場合の、木材表面からの
距離と木材の含水率との関係を示すグラフである。
【図4】本発明の乾燥装置を用いて、遠赤外線加熱と減
圧・常圧の繰り返しにより木材を乾燥させた場合の、乾
燥日数と木材の含水率との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の乾燥装置を用いて、遠赤外線加熱と減
圧・常圧の繰り返しにより木材を乾燥させた場合の、木
材表面からの距離と木材の含水率との関係を示すグラフ
である。
【図6】圧力と沸点との関係を示す表である。
【図7】除湿乾燥装置を用いて木材を乾燥させた場合
の、乾燥日数と木材の含水率との関係を示すグラフであ
る。
【図8】除湿乾燥装置を用いて木材を乾燥させた場合
の、木材表面からの距離と木材の含水率との関係を示す
グラフである。
【図9】真空乾燥装置を用いて木材を乾燥させた場合
の、乾燥日数と木材の含水率との関係を示すグラフであ
る。
【図10】真空乾燥装置を用いて木材を乾燥させた場合
の、木材表面からの距離と木材の含水率との関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 缶体(チャンバ集合体) 1a チャンバ 2 真空手段(真空ポンプ) 3 加熱手段(温水又は蒸気ボイラー) 4 コンピュータ 5 温度調節器 6 圧力調節器 7 制御手段 8 ドレーン水回収缶

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥材(木材)を収容するチャンバと、
    このチャンバを所定の真空度に保つ真空手段と、チャン
    バ内の被乾燥材に遠赤外線を照射して被乾燥材を加熱す
    る加熱手段と、チャンバの真空度及び被乾燥材の温度を
    所定値にそれぞれ調節すると共に、チャンバ内部を減圧
    状態に連続的に維持する制御、又は減圧状態と常圧状態
    を一定時間ずつ繰り返す制御を行う制御手段とを備える
    ことを特徴とする木材乾燥装置。
  2. 【請求項2】被乾燥材(木材)を遠赤外線により加熱し
    て一定温度に保ちながら、被乾燥材を一定の減圧状態で
    保持するか、若しくは減圧状態と常圧状態を一定時間ず
    つ繰り返すことにより、被乾燥材を乾燥させることを特
    徴とする木材乾燥方法。
JP5178395A 1993-07-20 1993-07-20 木材乾燥装置及び木材乾燥方法 Pending JPH0735475A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100902404B1 (ko) * 2007-02-23 2009-06-11 경상대학교산학협력단 감압열처리법을 이용한 목재의 흡음성능 향상방법
US7739829B2 (en) * 2004-09-02 2010-06-22 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. Killing insect pests inside wood by vacuum dehydration
KR101012770B1 (ko) * 2008-05-16 2011-02-08 한국표준과학연구원 가변압력을 이용한 건조기 및 이를 이용한 건조방법
CN103453737A (zh) * 2013-09-03 2013-12-18 无锡柯马机械有限公司 干燥装置

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