JPH0733434U - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPH0733434U
JPH0733434U JP6346393U JP6346393U JPH0733434U JP H0733434 U JPH0733434 U JP H0733434U JP 6346393 U JP6346393 U JP 6346393U JP 6346393 U JP6346393 U JP 6346393U JP H0733434 U JPH0733434 U JP H0733434U
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JP
Japan
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pair
movable bodies
clamping
article
clamp
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Pending
Application number
JP6346393U
Other languages
English (en)
Inventor
真一 福本
Original Assignee
コマツエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱い物品でも破損せずに確実にクランプでき
るようにする。 【構成】 横板20に一対の第2可動体30を移動自在
に設け、この一対の第2可動体30をリンク31、揺動
するレバー34、リンク31により連結して同期して接
近方向、離隔方向に移動するようにし、前記横板20に
取付けたクランプ用シリンダ39のピストン杆40を一
方の第2可動体30に連結し、前記一対の第2可動体3
0に一対のクランプ用バンド42の長手方向両端部を連
結し、一対の第2可動体30を接近方向、離隔方向に移
動することで一対のクランプ用バンド42の長手方向中
間部が離れる方向、接近する方向に弾性変形するように
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鋳造に用いる塩中子などの物品をクランプするクランプ装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
物品をクランプする装置としては一対のクランプ片を接近方向と離隔方向に移 動自在とし、その一対のクランプ片を接近方向に移動して物品をクランプすると 共に、一対のクランプ片を離隔方向に移動して物品をアンクランプするものが知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかるクランプ装置であると、物品をクランプする瞬間にクランプ片が物品に 衝突することになるので物品に衝撃力が加わり鋳造に用いる塩中子等のもろい物 品であると破損することがある。 また、クランプしている間には物品とクランプ片が点当りとなって接触面積が 小さいために物品に集中荷重がかかるためにクランプしている間に物品が破損す ることがあり、物品をクランプして搬送する際に物品が破損することがある。
【0004】 なお、クランプ片を弾性材とすれば前述の衝撃力や集中荷重を低減して物品の 破損をある程度防止できるが、弾性材の弾性には限度があるし、クランプ片と物 品の接触面積が小さいために物品の破損を完全に防止できない。
【0005】 また、物品の大小によってクランプ片の形状、大きさを変更することがあって 汎用性が悪くなる。特に鋳造に用いる塩中子のように円形の物品であると、その 物品の径が異なるとクランプ片を形状、大きさが異なるものと交換する必要があ る。
【0006】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたクランプ装置を提供する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本体に一対の可動体を接近方向、離隔方向に移動自在に設け、この一対の可動 体に一対の弾性を有するクランプ用バンド42,42の長手方向両端部を、その 長手方向中間部が離れる方向に弾性変形してそれぞれ連結したことクランプ装置 。
【0008】
【作 用】
一対の可動体を離隔方向に移動することで一対のクランプ用バンド42,42 の長手方向中間部が接近方向に弾性変形するので、この一対のクランプ用バンド 42,42を物品の外面に沿って押しつけてクランプでき、クランプ用バンド4 2と物品との接触面積が多くなるから、クランプする瞬間に大きな衝撃力が物品 に作用したり、クランプしている時に物品に大きな集中荷重が作用しないので、 弱い物品でも破損することなしに確実にクランプできる。 しかも、一対の可動体の離れる方向への移動ストロークを異ならせることで一 対のクランプ用バンド42,42の長手方向中間部の接近方向への変形量が異な るから、大きさの異なる物品でもクランプできる。
【0009】
【実 施 例】
図1と図2と図3に示すように、鋳造に用いる塩中子を成形するプレスAは4 本の脚1を備え、その2つの脚1にはブラケット2を介して横ガイド体3が水平 に取付けられ、この横ガイド体3に沿って横移動体4が横方向に移動自在に支承 され、この横移動体4は横移動用シリンダ5で移動される。
【0010】 前記横移動体4は縦ガイド体6を備え、この縦ガイド体6に沿って昇降体7が 昇降自在に支承され、この昇降体7は縦材8と横材9でL字状となり、その縦材 8と横移動体4に亘って昇降シリンダ10が取付けられ、横材8にクランプ装置 11と高さ方向位置決め部材12が取付けてある。
【0011】 次にクランプ装置11の詳細を図4ないし図8を参照して説明する。 昇降体7の横部材9には本体となる横板20が取付けられ、この横板20にお ける長手方向両側部で幅方向中央寄りには長尺長穴21が横方向に向けて形成さ れていると共に、長手方向一側部に1つの長穴22が形成され、この横板20の 下面における長手方向両側部で長尺長穴21の両側に沿って一対の第1横ガイド レール23が横方向に向けて設けてあり、この一対の第1横ガイドレール23に 沿って左右一対の第1可動体24が横方向に摺動自在にそれぞれ支承され、各第 1可動体24に設けたナット部材25が前記長尺長穴21より上方に突出し、こ の各ナット部材25にそれぞれ螺合した送りネジ杆26は横板20の上面にブラ ケット27を介して回転自在に支承され、かつ連結されて一つの送りネジ杆26 にハンドル28が取着してあり、そのハンドル28を回転して各送りネジ杆26 を回転することで各第1可動体24が接近方向、離隔方向に摺動する。つまり一 方の送りネジ杆26と他方の送りネジ杆26は左右逆ネジとなっている。
【0012】 前記横板20の下面における長手方向両側で幅方向外側寄りに一対の第2ガイ ドレール29が横方向に向けてそれぞれ取付けられ、この各一対の第2ガイドレ ール29に沿って第2可動体30が横方向に移動自在にそれぞれ支承されており 、この各第2可動体30にはリンク31の一端部がピン32でそれぞれ枢着され 、前記横板20の下面における長手方向中央部に設けた支軸33にレバー34の 長手方向中央部が軸受35で回転自在に支承してあり、このレバー34の長手方 向両端部に前記各リンク31の他端部がピン36でそれぞれ枢着してあると共に 、一方の第2可動体30に縦材37が固着され、その縦材37が横板20の長穴 22よりも上方に突出し、横板20の上面にブラケット38を介して取付けたク ランプ用シリンダ39のピストン杆40が前記縦材37に連結してある。
【0013】 これにより、クランプ用シリンダ39のピストン杆40を伸び、縮みすると一 対の第2可動体30が接近方向、離隔方向に同期して移動する。
【0014】 前記各第2可動体30の下面にはブラケット41を介して一対のクランプ用バ ンド42の長手方向両端部が固着され、この一対のクランプ用バンド42の長手 方向両端寄りは前記第1可動体24に取付けた一対の挟持ローラ43,43間を 挿通し、かつ1つの分離ローラ44によって左右に分離されている。
【0015】 前記一対のクランプ用バンド42,42は弾性を有し、前記分離ローラ44に よって左右に分離されることで離れる方向に弾性変形して横板20の下面幅方向 両側に取着したバンド用ストッパ45の円弧状面45aに接している。
【0016】 次に作動を説明する。 プレスAで塩中子を成形する時には横移動用シリンダ5で横移動体4を横方向 に移動してクランプ装置11を図1の仮想線で示す待機位置に移動させる。 塩中子を成形したら横移動用シリンダ5で横移動体4を横方向に移動してクラ ンプ装置11を図1の実線で示すクランプ位置に移動させる。 この横移動体14の移動は横移動用シリンダ5のストロークによって位置決め する。
【0017】 昇降シリンダ9で昇降体7を下降してクランプ装置11を下方に移動して一対 のクランプ用バンド42を塩中子Bの両側に位置する。この時高さ方向位置決め 部材12をプレスAの金型Cに接して高さ方向の位置決めとする。
【0018】 クランプ用シリンダ39のピストン杆40を伸長して一方の第2可動体30を 移動し、これによりリンク31、レバー34、リンク31を介して他方の第2可 動体30も移動して一対の第2可動体30が離隔する方向に移動する。 これによって一対のクランプ用バンド42,42の長手方向両端部が離れる方 向にそれぞれ移動して長手方向中間部が接近する方向に移動して図6の仮想線で 示すように塩中子Bの外周面に接触してクランプする。
【0019】 この時のクランプ用シリンダ39のストロークはピストン杆40に取付けた可 動子50と横板20に設けた摺動子51のセンサ52とで検出されて必要以上に クランプ用バンド42が引張られないようにしてある。
【0020】 この状態で昇降シリンダ11を縮めて昇降体7を上昇してクランプ装置11を 上昇し、その状態で横移動用シリンダ5により横移動体4とともにクランプ装置 11を横方向に移動してクランプした塩中子Bを搬送する。
【0021】 クランプした塩中子Bをアンクランプするにはクランプ用シリンダ39のピス トン杆40を縮めて一方の第2可動体30を前述と反対方向に移動してリンク3 1、レバー34、リンク31で他方の第2可動体30を移動して一対の第2可動 体30を接近する方向に移動して一対のクランプ用バンド42の長手方向中間部 を離れる方向に弾性変形すれば良い。
【0022】 また、ハンドル28により送りネジ杆26を回転することで一対の第1可動体 24を接近方向に移動し、一対の挟持ローラ43と分離ローラ44を図6の仮想 線で示すように接近させることで一対のクランプ用バンド42,42の長手方向 中間部が接近方向に弾性変形するので、第2可動体30のストロークを同一とし ても径の大きく異なる塩中子Bでもクランプできる。
【0023】
【考案の効果】
一対の可動体を離隔方向に移動することで一対のクランプ用バンド42,42 の長手方向中間部が接近方向に弾性変形するので、この一対のクランプ用バンド 42,42を物品の外面に沿って押しつけてクランプできる。 したがって、クランプ用バンド42と物品との接触面積が多くなるから、クラ ンプする瞬間に大きな衝撃力が物品に作用したり、クランプしている時に物品に 大きな集中荷重が作用しないので、弱い物品でも破損することなしに確実にクラ ンプできる。 しかも、一対の可動体の離れる方向への移動ストロークを異ならせることで一 対のクランプ用バンド42,42の長手方向中間部の接近方向への変形量が異な るから、大きさの異なる物品でもクランプできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】クランプ装置の平面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】図4の底面図である。
【図7】図4のa−a断面図である。
【図8】図6のb−b断面図である。
【符号の説明】
20…横板、30…第2可動体、31…リンク、34…
レバー、39…クランプ用シリンダ、40…ピストン
杆、42…クランプ用バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に一対の可動体を接近方向、離隔方
    向に移動自在に設け、この一対の可動体に一対の弾性を
    有するクランプ用バンド42,42の長手方向両端部
    を、その長手方向中間部が離れる方向に弾性変形してそ
    れぞれ連結したことを特徴とするクランプ装置。
JP6346393U 1993-11-26 1993-11-26 クランプ装置 Pending JPH0733434U (ja)

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JP6346393U JPH0733434U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 クランプ装置

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JP6346393U JPH0733434U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 クランプ装置

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JPH0733434U true JPH0733434U (ja) 1995-06-20

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JP6346393U Pending JPH0733434U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 クランプ装置

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