JPH07327014A - オーディオ信号高能率符号化装置 - Google Patents

オーディオ信号高能率符号化装置

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JPH07327014A
JPH07327014A JP6120210A JP12021094A JPH07327014A JP H07327014 A JPH07327014 A JP H07327014A JP 6120210 A JP6120210 A JP 6120210A JP 12021094 A JP12021094 A JP 12021094A JP H07327014 A JPH07327014 A JP H07327014A
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JP
Japan
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signal
audio signal
bit allocation
efficiency
frequency
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JP6120210A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Nagai
清隆 永井
Koji Nakajima
康志 中嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マトリックス処理されたオーディオ信号の高
能率符号化装置で、逆マトリックス処理後の音質を向上
した高能率符号化信号を出力できる高能率符号化装置を
提供する。 【構成】 初期ビット割当部2に基づいて高能率符号化
処理されたオーディオ信号の逆マトリックス処理後の信
号の周波数領域信号の不足量子化ビット数を算出する不
足ビット計算部10とそれに基づいて前記周波数領域信
号に追加ビットを割り当てる追加ビット割当部11とを
設けることにより、逆マトリックス処理後の音質を向上
した高能率符号化信号を出力する高能率符号化装置が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリックス処理され
たオーディオ信号の高能率符号化信号を生成するオーデ
ィオ信号高能率符号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高能率符号化技術の進歩、発達に
伴い、音声、画像等のデジタル信号を高能率符号化する
技術が、その適用分野を拡大しつつある。オーディオ信
号においては帯域分割符号化や変換符号化等の周波数領
域符号化技術を利用して高能率符号化を行い、この符号
化信号を通信によって伝送、あるいは蓄積メディアを用
いて記録、再生を行うことが実用化されつつある。
【0003】このような高能率符号化装置としては、例
えばアール・エヌ・ジェイ・フエルデユイス(R.N.J.VEL
DHUIS)氏等により1989年にフィリプス・ジャーナル
・オブ・リサーチ(PHILIPS JOURNAL OF RESEARCH)誌,
第44巻,2/3号,329頁〜343頁に発表された
「デジタルオーディオ信号の帯域分割符号化」(SUBBAND
CODING OF DIGITAL AUDIO SIGNALS)と題する論文(以
下、文献1と呼ぶ)に記載されている。
【0004】また、近年、4チャンネルのマルチチャン
ネル信号をマトリックス処理を行うことによって2チャ
ンネル信号にエンコードして記録し、記録された2チャ
ンネル信号を再びマルチチャンネル信号にデコードして
再生する技術が、特に映画用サウンドに広く用いられて
いる。このようなマルチチャンネルオーディオ信号のマ
トリックスエンコード処理と逆マトリックスデコード処
理については、例えば、伏木雅昭氏によりJASジャー
ナル誌1989年5月号に発表された「ドルビーサラウ
ンドとプロロジック」と題する論文(以下、文献2と呼
ぶ)に記載されている。
【0005】このようなマトリックス処理されたオーデ
ィオ信号に対して高能率符号化を行うことにより、より
少ない伝送ビットレートで、あるいはより小さいデータ
記憶量で臨場感のあるサウンドを楽しむことができる。
【0006】以下に、このような従来の高能率符号化装
置について説明する。図4は従来のオーディオ信号高能
率符号化装置とその復号化装置の構成を示すブロック図
である。図4において、401はマトリックス処理され
たオーディオ信号の高能率符号化信号を生成する高能率
符号化装置で、周波数分析部402、ビット割当部40
3、量子化部404とから構成されている。405は高
能率符号化信号を復号化し、高能率符号化処理されたオ
ーディオ信号を再生する高能率符号化信号復号化装置
で、逆量子化部406と周波数合成部407とから構成
されている。408は逆マトリックス処理を行ってマル
チチャンネル信号を再生する逆マトリックス部である。
【0007】以上のように構成されたオーディオ信号高
能率符号化装置とその復号化装置について、以下その動
作を説明する。
【0008】この従来例の高能率符号化装置401の入
力はマトリックス処理されたオーディオ信号で、文献2
に記載されているドルビー社のマトリックス処理エンコ
ーダによって左(L)チャンネル、センター(C)チャ
ンネル、右(R)チャンネル、サラウンド(S)チャン
ネルの4チャンネルの信号をマトリックス処理すること
によって得た左チャンネルトータル(Lt)信号と右チ
ャンネルトータル(Rt)信号の2チャンネルの信号で
ある。周波数分析部402は、入力された2チャンネル
の信号をそれぞれ周波数領域信号に変換して出力する。
ビット割当部403は、人間の聴覚モデルに基づいて前
記周波数領域信号に割り当てるビット数を算出する。量
子化部404は、ビット割当部403で計算された量子
化ビット数で前記周波数領域信号を量子化し、高能率符
号化信号を出力する。逆量子化部406は、前記高能率
符号化信号を入力として逆量子化し、周波数領域信号を
再生し、出力する。周波数合成部407は、再生された
周波数領域信号を合成して高能率符号化処理されたオー
ディオ信号L'tとR'tを再生し、出力する。ここで’を
つけたのは入力信号と高能率符号化処理された信号とを
区別するためである。このような高能率符号化装置とそ
の復号化装置の動作の詳細は文献1に記載されている。
【0009】逆マトリックス部408は、高能率符号化
処理された2チャンネルオーディオ信号L'tとR'tを入
力として逆マトリックスデコーダ処理を行い左(L')
チャンネル、センター(C')チャンネル、右(R')チ
ャンネル、サラウンド(S')チャンネルの4チャンネ
ルの信号を再生する。これによって臨場感のある4チャ
ンネルのオーディオ信号を楽しむことができる。逆マト
リックス部408の動作の詳細は文献2に記載されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、逆マトリックス部408の処理によって信
号の周波数スペクトルが変化し、これによって2チャン
ネルのL't,R't信号では周波数領域のマスキング効果
によって聴こえていなかった成分が4チャンネルの
L',C',R',S'信号では、ノイズとして聞こえ、音
質が劣化することがあるという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、マトリックス処理されたオーディオ信号の高能率符
号化装置で、逆マトリックス処理後の音質を向上した高
能率符号化信号を出力できるオーディオ信号高能率符号
化装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明のオーディオ信号高能率符号化装置は、マト
リックス処理されたオーディオ信号の高能率符号化信号
を生成する装置であって、マトリックス処理された入力
オーディオ信号を周波数分析し、初期ビット割当手段で
算出された初期ビット数で周波数領域信号を量子化し、
逆量子化と周波数合成を行うことによって、高能率符号
化処理されたオーディオ信号を再生し、前記マトリック
ス処理された入力オーディオ信号と前記高能率符号化処
理されたオーディオ信号とを逆マトリックス処理し、周
波数分析することによって、前記高能率符号化処理され
たオーディオ信号の逆マトリックス処理後の周波数領域
信号の不足ビット数を算出し、前記初期ビット割当に追
加ビット割当を行って、前記マトリックス処理された入
力オーディオ信号の周波数領域信号を量子化して高能率
符号化信号を出力する構成を有している。
【0013】また、本発明のオーディオ信号高能率符号
化装置は、マトリックス処理されたオーディオ信号の高
能率符号化信号を生成する装置であって、マトリックス
処理された入力オーディオ信号を周波数分析し、初期ビ
ット割当手段で算出された初期ビット数で周波数領域信
号を量子化し、逆量子化と周波数合成を行うことによっ
て、高能率符号化処理されたオーディオ信号を再生し、
前記マトリックス処理された入力オーディオ信号と前記
高能率符号化処理されたオーディオ信号とを逆マトリッ
クス処理し、周波数分析することによって、前記高能率
符号化処理されたオーディオ信号の逆マトリックス処理
後の周波数領域信号の不足ビット数を算出し、追加ビッ
ト割当に必要なビットを発生させるための周波数帯域制
限を行い、前記初期ビット割当に追加ビット割当を行っ
て、前記マトリックス処理された入力オーディオ信号の
周波数領域信号を量子化して高能率符号化信号を出力す
る構成を有している。
【0014】
【作用】本発明のオーディオ信号高能率符号化装置は、
上記した構成により、初期ビット割当に基づいて高能率
符号化処理されたオーディオ信号の逆マトリックス処理
後の周波数領域信号の不足ビット数を算出し、前記初期
ビット割当に追加ビット割当を行ってマトリックス処理
された入力オーディオ信号の高能率符号化を行うことに
より、逆マトリックス処理後の音質を向上した高能率符
号化信号を出力できる。
【0015】また、本発明のオーディオ信号高能率符号
化装置は、上記した構成により、初期ビット割当に基づ
いて高能率符号化処理されたオーディオ信号の逆マトリ
ックス処理後の周波数領域信号の不足ビット数を算出
し、追加ビット割当に必要なビットを発生させるために
周波数帯域制限を行い、前記初期ビット割当に追加ビッ
ト割当を行ってマトリックス処理された入力オーディオ
信号の高能率符号化を行うことにより、逆マトリックス
処理後の音質を向上した高能率符号化信号を出力でき
る。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例におけるオー
ディオ信号高能率符号化装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0018】図1において、1は第1の周波数分析部、
2は初期ビット割当部、3と12は量子化部、4は逆量
子化部、5は周波数合成部、6と8は逆マトリックス
部、7は遅延部、9は第2の周波数分析部、10は不足
ビット計算部、11は追加ビット割当部である。第1の
実施例の第1の周波数分析部1、量子化部3と12、逆
量子化部4、周波数合成部5は、それぞれ従来例の周波
数分析部402、量子化部404、逆量子化部406、
周波数合成部407と同様の構成である。
【0019】以上のように構成された第1の実施例のオ
ーディオ信号高能率符号化装置について、以下その動作
を説明する。
【0020】第1の実施例のオーディオ信号高能率符号
化装置の入力は、従来例と同様に4チャンネルの信号を
マトリックス処理することによって得た左チャンネルト
ータル(Lt)信号と右チャンネルトータル(Rt)信号
の2チャンネル信号である。
【0021】第1の周波数分析部1は入力された2チャ
ンネルの信号をそれぞれ周波数領域信号に変換して出力
する。初期ビット割当部2は、人間の聴覚モデルに基づ
いて前記周波数領域信号に割り当てるビット数を算出す
る。初期ビット割当部2の動作は従来例のビット割当部
403の動作とほぼ同様であるが、従来例のビット割当
部403では割り当てることができるすべてのビットを
使いきるようにビット割当を行うのに対し、第1の実施
例の初期ビット割当部2では追加ビット割当を行うため
量子化ノイズレベルが人間の可聴限界以下になった時点
でビット割当を打ち切ってビットを残す点が異なる。
【0022】量子化部3は、初期ビット割当部2で割り
当てられた量子化ビット数で前記周波数領域信号を量子
化し、高能率符号化信号を出力する。逆量子化部4は、
前記高能率符号化信号を入力として逆量子化し、周波数
領域信号を再生する。周波数合成部5は、この周波数領
域信号を合成して高能率符号化処理されたオーディオ信
号L'tとR'tを出力する。ここで’は高能率符号化処理
された後の信号を表す。逆マトリックス部6は、高能率
符号化処理された2チャンネルオーディオ信号L'tと
R'tを入力として逆マトリックスデコーダ処理を行い、
左(L')チャンネル、センター(C')チャンネル、右
(R')チャンネル、サラウンド(S')チャンネルの4
チャンネルの信号を再生する。
【0023】マトリックス処理された入力オーディオ信
号を遅延部7で第1の周波数分析部1から周波数合成部
5までの処理時間に等しい時間分遅延させることによっ
て高能率符号化処理されたオーディオ信号とタイミング
を合わせた入力オーディオ信号を出力する。逆マトリッ
クス部8は、遅延された2チャンネルオーディオ信号L
tとRtを入力として逆マトリックスデコーダ処理を行い
左(L)チャンネル、センター(C)チャンネル、右
(R)チャンネル、サラウンド(S)チャンネルの4チ
ャンネル信号を再生する。
【0024】図2は第2の周波数分析部9の構成を示す
ブロック図である。第2の周波数分析部9は、逆マトリ
ックス部6からの高能率符号化処理されたL',C',
R',S'の4チャンネルの信号と逆マトリックス部8か
らの基準となる4チャンネルの信号L,C,R,Sを入
力として図2に示す4つの減算器を使ってそれぞれ基準
となる信号と高能率符号化処理された信号の差信号を算
出した後、4つの周波数変換部でそれぞれの周波数領域
信号に変換する。また基準となる4チャンネルの信号も
4つの周波数変換部でそれぞれ周波数領域信号に変換し
て出力する。不足ビット計算部10では各チャンネル毎
に基準信号の周波数領域信号に基づいて聴覚のマスキン
グ効果を考慮することによって可聴限界信号レベルを計
算し、前記差信号の周波数領域信号と可聴限界信号レベ
ルとから高能率符号化処理された周波数領域信号の不足
ビット数を算出し、追加ビット割当部11に出力する。
【0025】追加ビット割当部11は初期ビット割当後
に残ったビットを不足ビット要求度の高い周波数領域信
号から順に追加ビット割当を行う。量子化部12は初期
ビット割当に追加ビット割当を行ったビット数でマトリ
ックス処理された入力オーディオ信号の周波数領域信号
を量子化して高能率符号化信号を出力する。
【0026】以上のように第1の実施例によれば、高能
率符号化処理されたオーディオ信号の逆マトリックス処
理信号の周波数領域信号の不足量子化ビット数を算出す
る不足ビット計算部10とそれに基づいて追加ビットを
割り当てる追加ビット割当部11とを設けることによ
り、逆マトリックス処理後の信号の音質を向上した高能
率符号化信号を出力できる。
【0027】図3は本発明の第2の実施例における高能
率符号化装置の構成を示すブロック図である。
【0028】図3において、31は第1の周波数分析
部、32は初期ビット割当部、33と43は量子化部、
34は逆量子化部、35は周波数合成部、36と38は
逆マトリックス部、37は遅延部、39は第2の周波数
分析部、40は不足ビット計算部、41は帯域制限部、
42は追加ビット割当部である。帯域制限部41を除く
各ブロックは第1の実施例の対応するブロックと同様の
構成である。すなわち、第2の実施例の、第1の周波数
分析部31、初期ビット割当部32、量子化部33、逆
量子化部34、周波数合成部35、逆マトリックス部3
6、遅延部37、逆マトリックス部38、第2の周波数
分析部39、不足ビット計算部40、追加ビット割当部
42、量子化部43は、それぞれ第1の実施例の、第1
の周波数分析部1、初期ビット割当部2、量子化部3、
逆量子化部4、周波数合成部5、逆マトリックス部6、
遅延部7、逆マトリックス部8、第2の周波数分析部
9、不足ビット計算部10、追加ビット割当部11、量
子化部12に対応し、同様な構成である。第2の実施例
で第1の実施例と異なる点は、帯域制限部41を設けた
点である。
【0029】上記のように構成された第2の実施例のオ
ーディオ信号高能率符号化装置について、以下第1の実
施例と異なる帯域制限部41の動作について説明する。
帯域制限部41を除く他のブロックの動作は第1の実施
例と同様であるので説明を省略する。
【0030】帯域制限部41は、入力オーディオ信号の
周波数帯域を制限することによって不足ビット計算部4
0で算出した周波数領域信号の不足ビット数に対応した
追加ビット割当を行うために必要なビットを発生する。
帯域制限部41は、通常高域の周波数領域信号から順に
ビット割当を強制的に零とすることによって周波数帯域
を制限し、追加ビット割当に必要なビットを発生し、追
加ビット割当部42に出力する。高域から順に帯域を制
限することによって量子化ノイズを発生させることなく
必要なビットを発生することができる。
【0031】以上のように第2の実施例によれば、高能
率符号化処理されたオーディオ信号の逆マトリックス処
理信号の周波数領域信号の不足量子化ビット数を算出す
る不足ビット計算部40と不足ビットに対応した追加ビ
ット割当を行うのに必要なビットを発生するために周波
数帯域を制限する帯域制限部41と初期ビット割当に加
えて追加ビット割当を行う追加ビット割当部42とを設
けることにより、逆マトリックス処理後の信号の音質を
一層向上した高能率符号化信号を出力できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明のオーディオ信号高
能率符号化装置は、高能率符号化処理されたオーディオ
信号の逆マトリックス処理信号の周波数領域信号の不足
量子化ビット数を算出する不足ビット計算部と初期ビッ
ト割当に加えて追加ビット割当を行う追加ビット割当部
とを設けることにより、逆マトリックス処理後の信号の
音質を向上した高能率符号化信号を出力できる。
【0033】また、本発明のオーディオ信号高能率符号
化装置は、高能率符号化処理されたオーディオ信号の逆
マトリックス処理信号の周波数領域の不足量子化ビット
数を算出する不足ビット計算部と追加ビット割当に必要
なビットを発生するために周波数帯域制限を行う帯域制
限部と初期ビット割当に加えて追加ビット割当を行う追
加ビット割当部とを設けることにより、逆マトリックス
処理後の信号の音質を一層向上した高能率符号化信号を
出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるオーディオ信号
高能率符号化装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例と第2の実施例における
オーディオ信号高能率符号化装置の第2の周波数分析部
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第2の実施例におけるオーディオ信号
高能率符号化装置の構成を示すブロック図
【図4】従来のオーディオ信号高能率符号化装置とその
復号化装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1,31 第1の周波数分析部 2,32 初期ビット割当部 3,12,33,43 量子化部 4,34 逆量子化部 5,35 周波数合成部 6,8,36,38 逆マトリックス部 7,37 遅延部 9,39 第2の周波数分析部 10,40 不足ビット計算部 11,42 追加ビット割当部 41 帯域制限部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス処理されたオーディオ信号
    の高能率符号化信号を生成する装置であって、 マトリックス処理された入力オーディオ信号を周波数分
    析し、初期ビット割当手段で算出された初期ビット数で
    周波数領域信号を量子化し、逆量子化と周波数合成を行
    うことによって、高能率符号化処理されたオーディオ信
    号を再生し、 前記マトリックス処理された入力オーディオ信号と前記
    高能率符号化処理されたオーディオ信号とを逆マトリッ
    クス処理し、周波数分析することによって、前記高能率
    符号化処理されたオーディオ信号の逆マトリックス処理
    後の周波数領域信号の不足ビット数を算出し、前記初期
    ビット割当に追加ビット割当を行って、前記マトリック
    ス処理された入力オーディオ信号の周波数領域信号を量
    子化して高能率符号化信号を出力することを特徴とする
    オーディオ信号高能率符号化装置。
  2. 【請求項2】 マトリックス処理されたオーディオ信号
    の高能率符号化信号を生成する装置であって、 マトリックス処理された入力オーディオ信号を周波数分
    析し、初期ビット割当手段で算出された初期ビット数で
    周波数領域信号を量子化し、逆量子化と周波数合成を行
    うことによって、高能率符号化処理されたオーディオ信
    号を再生し、 前記マトリックス処理された入力オーディオ信号と前記
    高能率符号化処理されたオーディオ信号とを逆マトリッ
    クス処理し、周波数分析することによって、前記高能率
    符号化処理されたオーディオ信号の逆マトリックス処理
    後の周波数領域信号の不足ビット数を算出し、追加ビッ
    ト割当に必要なビットを発生させるための周波数帯域制
    限を行い、前記初期ビット割当に追加ビット割当を行っ
    て、前記マトリックス処理された入力オーディオ信号の
    周波数領域信号を量子化して高能率符号化信号を出力す
    ることを特徴とするオーディオ信号高能率符号化装置。
JP6120210A 1994-06-01 1994-06-01 オーディオ信号高能率符号化装置 Pending JPH07327014A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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