JPH07325653A - 情報入力装置 - Google Patents

情報入力装置

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JPH07325653A
JPH07325653A JP6118677A JP11867794A JPH07325653A JP H07325653 A JPH07325653 A JP H07325653A JP 6118677 A JP6118677 A JP 6118677A JP 11867794 A JP11867794 A JP 11867794A JP H07325653 A JPH07325653 A JP H07325653A
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JP
Japan
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input device
information input
main body
pointing
function
Prior art date
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Application number
JP6118677A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ono
宏幸 大野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーボードのホームポジションから手を離す
ことなく入力手段としての操作性を向上させるとともに
ポインティング機能の直感的な操作を可能とする情報入
力装置を提供する。 【構成】 情報入力装置101の裏面には、情報入力装
置本体の2次元方向への摺動が可能なように支持する3
個のころがり器105と、情報入力装置本体の位置を検
出し情報入力装置本体の移動に連動させて情報処理装置
にポインタを移動させる2次元的位置検出装置102
と、が取り付けられている。情報入力装置101の表面
には、ホームポジションキー106、107付近の入力
キーの間に操作することによりころがり器105のロッ
ク、アンロック、ポインティングモードの選択及び画面
上のポインタの移動の選択を行うボタン103、104
が設置され、情報入力装置101の移動をポインタの移
動に連動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報入力装置、特に、
通常キーボードにより行われる文字、数字等の文字情報
を入力する文字入力機能及びポインティングデバイスに
より行われる情報処理装置の画面上に表示されたポイン
タを自在に移動させる位置情報を入力するポインティン
グ機能の操作性を向上させる情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの情報処理装置の画面
上に表示されたポインタを自在に移動させる位置情報を
入力するポインティング機能をより容易に発揮させるた
めに、マウス、ジョイスティック、トラックボール及び
タブレットのようなポインティングデバイスは、従来か
ら良く知られている。マウス、トラックボールなどのポ
インティングデバイスは、回転自在のボール及び1つ以
上のセレクトボタンを有しており、ボールを回転させる
ことでポインタを移動させる。電子エンコーダは、この
ボールの回転を検出し、スクリーン上のポインタの運動
を制御する。ジョイスティックなどのポインティングデ
バイスは、スティックの位置に基づいてポインタを移動
させる。タブレットなどのポインティングデバイスは、
電磁誘導や感圧膜を利用して、その表面を押下されたX
Y位置によりポインタを移動させる。情報処理装置は、
これらのポインティングデバイスから入力されるデータ
及び選択に基づいて各種処理を行う。
【0003】一方、ポインティングデバイスとは異な
り、文字、数字等の文字情報を入力する文字入力機能を
発揮させるための情報入力装置は、もっぱら複数の入力
キーが配置されたキーボード等のデバイスが用いられて
きた。
【0004】図10は、パーソナルコンピュータに接続
されている最も基本的な入力装置であるキーボードとポ
インティングデバイスであるマウスを示した図である。
使用者は、ワードプロセッシングなど文字情報入力を多
く使用するときにはキーボード11を用い、図形エディ
タなど位置情報入力を多く使用するときにはマウス12
やトラックボールを用いる。
【0005】また、ノートパソコンなど、しばしば作業
面の無い場所で使われる情報処理装置においては、図1
1の特開平4−502679号公報に示されたように、
キーボードの手前や側面にトラックボール17を配置す
ることで、マウス同様のオペレーションを行うことがで
きる。
【0006】また、図12の特開平5−173682号
公報に示されたように、キーボードのホームポジション
に手を置いたときの親指の付近にトラックボール及びセ
レクトボタン18を配置することで、キーボードからの
最小限の指の移動でポインティングデバイスを操作でき
るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、使用者は、ワードプロセッシングなど文字情報入力
を多く使用するときにはキーボード11を用い、図形エ
ディタなど位置情報入力を多く使用するときにはマウス
12やトラックボールを用いる。タブレットなどは、手
書き文字認識の技術を使えば直接文字を入力することが
可能であるが、現在の文字認識技術のレベルでは、入力
の効率はキーボードに及ばない。
【0008】このように、上記ポインティングデバイス
及びキーボードにはそれぞれ入力に適した情報形態があ
るため、両者の使い分けがなされてきた。
【0009】しかしながら、この使用形態は、文字情
報、位置情報の両方を同時にあるいは頻繁に切り替える
必要のある場合、キーボードのホームポジションから手
を離し、マウスやトラックボールに持ち替えなくてはな
らず面倒であった。
【0010】また、このためにディスプレイに向いてい
る視線を一時的にポインティングデバイスに移さなくて
はならないという煩雑さが伴い、思考が一時中断され、
作業効率の低下を招く場合もあった。
【0011】従来例で示した図10bの例では、この点
が一部解決されているが、親指のみの操作ではセレクト
ボタンを押しにくく、操作がしづらい。
【0012】特に、文字入力機能を有するキーボードと
ポインティング機能を有するポインティングデバイスと
を単に物理的に一体化したような構成では、操作に必要
なスペースを多少削減できたとしても、ノートパソコン
等小型情報処理装置上の限られた面積を一部占有するこ
とになる。
【0013】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、キーボードのホ
ームポジションから手を離すことなく入力手段としての
操作性を向上させるとともにポインティング機能の直感
的な操作を可能とする情報入力装置を提供することであ
る。
【0014】また、文字入力機能及びポインティング機
能を搭載しつつ小型化を図る情報入力装置を提供するこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、文字、数字等の文字情報
を入力する文字入力機能及び情報処理装置の画面上に表
示されたポインタを自在に移動させる位置情報を入力す
るポインティング機能を有する情報入力装置において、
前記情報入力装置本体を摺動可能にし、その情報入力装
置本体の移動に連動させて前記情報処理装置に前記ポイ
ンタを移動させることを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報入力装置において、表面あるいは側面に設けられ、前
記文字入力機能を有するキーボードと、裏面あるいは前
記情報処理装置の前記情報入力装置本体と対向する面に
設けられ、前記情報入力装置本体の2次元方向への摺動
が可能なように支持する本体支持手段と、裏面あるいは
前記情報処理装置の前記情報入力装置本体と対向する面
に設けられ、前記情報入力装置本体の位置を検出し前記
情報入力装置本体の移動に連動させて前記情報処理装置
に前記ポインタを移動させる本体位置検出手段と、前記
キーボードを操作している手の位置を移動させずに操作
可能な位置に設けられ、操作することにより前記本体支
持手段の動作を解放する摺動ロック制御機能を有する摺
動ロック制御手段と、を有し、前記情報入力装置本体を
摺動させることによりポインティング機能を発揮させる
ことを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2記載の情
報入力装置において、前記キーボードを操作している手
の位置を移動させずに操作可能な位置に設けられ、操作
することによりポインティングモードを選択するポイン
ティングモード選択機能を有するポインティングモード
選択手段を有し、ポインティングモード選択時に前記情
報入力装置本体を摺動させることによりポインティング
機能を発揮させることを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項2乃至3記
載の情報入力装置において、前記キーボードを操作して
いる手の位置を移動させずに操作可能な位置に設けら
れ、前記情報入力装置本体の摺動による前記ポインタの
移動を有効とするポインティング選択機能を有する位置
選択手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項3記載の情
報入力装置において、前記摺動ロック制御手段は、前記
ポインティングモード選択手段を搭載し、摺動ロック制
御機能及びポインティングモード選択機能を同時に発揮
させる操作部を有することを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項3記載の情
報入力装置において、前記キーボードを操作している手
の位置を移動させずに操作可能な位置に設けられ、前記
情報入力装置本体の摺動による前記ポインタの移動を有
効とするポインティング選択機能を有する位置選択手段
を有し、前記摺動ロック制御手段は、前記ポインティン
グモード選択手段及び前記位置選択手段を搭載し、摺動
ロック制御機能、ポインティングモード選択機能及びポ
インティング選択機能を発揮させる操作部を有すること
を特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項6記載の情
報入力装置において、前記操作部は、2段階の押下機構
を有しており、1段階目の押下により摺動ロック制御機
能及びポインティングモード選択機能を共に発揮させ、
2段階目の押下によりポインティング選択機能を発揮さ
せることを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項5乃至6記
載の情報入力装置において、前記操作部は、前記キーボ
ードを構成する入力キーの間に設けられることを特徴と
する。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項5乃至6記
載の情報入力装置において、前記操作部は、操作状態を
保持しやすい窪み形状あるいは突起形状を有することを
特徴とする。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項2記載の
情報入力装置において、前記情報入力装置本体を摺動さ
せる際に前記情報処理装置上からの離脱を防止する離脱
防止手段を有することを特徴とする。
【0025】請求項11記載の発明は、請求項2記載の
情報入力装置において、前記本体位置検出手段は、前記
情報入力装置本体の移動可能範囲と前記情報処理装置の
画面上のポインタの表示範囲とを対応させ、移動可能範
囲における前記情報入力装置本体の絶対位置に対応させ
て前記情報処理装置に前記ポインタを移動させることを
特徴とする。
【0026】
【作用】請求項1記載の発明によれば、情報処理装置の
画面上に表示されるポインタを情報入力装置本体の移動
に連動させて移動させるので、キーボードから手を離す
ことなく直感的にポインタを移動させることができる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、摺動ロック
制御手段を操作しないとき、本体支持手段はロックされ
ているので情報入力装置本体は摺動しない。逆に、摺動
ロック制御手段を操作することで本体支持手段を解放
し、情報入力装置本体を摺動させることができる。本体
位置検出手段は、移動した情報入力装置本体の位置を検
出することで、この情報入力装置本体の移動に連動させ
て情報処理装置にポインタを移動させることができる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、ポインティ
ングモード選択手段を操作することでポインティングモ
ードになり、情報入力装置本体の移動をポインタの移動
に連動させることを有効にすることができる。
【0029】請求項4記載の発明によれば、位置選択手
段を操作することにより、ポインティングモード時にお
ける情報入力装置本体の移動に連動して移動したポイン
タの位置を有効にすることができる。
【0030】請求項5記載の発明によれば、操作部を操
作することで情報入力装置本体を摺動可能な状態にする
と共にポインティングモードを同時に選択することがで
きる。
【0031】請求項6記載の発明によれば、操作部に摺
動ロック制御機能、ポインティングモード選択機能及び
ポインティング選択機能を割り当てる。特に、請求項7
記載の発明によれば、2段階の押下機構を有している操
作部を操作することで操作部から指を離すことなく摺動
ロック制御機能、ポインティングモード選択機能及びポ
インティング選択機能を発揮させることができる。
【0032】請求項8記載の発明によれば、操作部は、
入力キーの間に設けられていることで、キーボードを操
作している手の位置を移動させずに操作することができ
る。
【0033】請求項9記載の発明によれば、操作部を窪
みあるいは突起形状にしたので、操作しやすくなるだけ
でなく、押下機構による操作部を入力キーの間に設けな
い場合であっても情報入力装置の小型化を維持すること
ができる。
【0034】請求項10記載の発明によれば、離脱防止
手段は、情報処理装置上に置かれ摺動する情報入力装置
本体が離脱しないようにすることができる。
【0035】請求項11記載の発明によれば、情報入力
装置本体の移動可能範囲と情報処理装置の画面上のポイ
ンタの表示範囲とを対応させたので、移動可能範囲にお
ける情報入力装置本体の位置が画面上におけるポインタ
の位置とすることができる。
【0036】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明に係る好適な実
施例について説明する。
【0037】実施例1.図1は、この発明に係る情報入
力装置の一実施例を示す外観図である。本実施例におけ
る情報入力装置は、ポインタの表示可能な画面を有する
情報処理装置に接続されて使用される。図1において、
(a)は情報入力装置101の表面及びその要部を拡大
した図、(b)は情報入力装置101の裏面の図、
(c)は情報入力装置101を横から見た図である。図
1(b)に示したように、情報入力装置101の裏面に
は、情報入力装置本体の2次元方向への摺動が可能なよ
うに支持する本体支持手段としての3個のころがり器1
05と、情報入力装置本体の位置を検出し情報入力装置
本体の移動に連動させて情報処理装置にポインタを移動
させる本体位置検出手段としての2次元的位置検出装置
102と、が取り付けられている。なお、ころがり器1
05は、情報入力装置101が摺動可能なような適切な
個数及び位置に配設されていればよい。
【0038】本実施例において特徴的なことは、情報入
力装置101を摺動可能なように構成し、その情報入力
装置101本体の移動に連動させて情報入力装置101
を接続する情報処理装置の画面上のポインタを移動させ
ることである。これにより、一般のポインティングデバ
イスを用いなくてもポインタを移動させることができ
る。
【0039】図1(a)に示したように、情報入力装置
101の表面側には、前述した文字入力機能を有するキ
ーボードが設けられている。このキーボードは、情報入
力装置101の上面あるいは側面等キー入力可能な位置
に設けられていればよい。このキーボードを操作してい
る手の位置を移動させずに操作可能な位置に設けられ、
操作することによりころがり器105の動作、すなわち
転がり動作のロック、アンロックを行う摺動ロック制御
機能を有する摺動ロック制御手段としてボタン103、
104が設置されている。本実施例においては、左手の
ホームポジションキー106付近の入力キーの間にボタ
ン103が、同様に右手のホームポジションキー107
付近の入力キーの間にボタン104が、それぞれ操作部
として設置されている。このボタン103、104を設
け情報入力装置101の摺動を制御可能とすることによ
り、キーボード操作時に不用意にポインタを移動させて
しまうことがない。また、ボタン103、104を入力
キーの間に設けることで情報入力装置101の大型化を
防止することができる。
【0040】図2は、ボタン103、104及び2次元
的位置検出装置102付近の内部構造の組立斜視図を示
している。この実施例においては、ボタン103及び1
04と2次元的位置検出手段とが、センサ部組み立て体
110によって一体化されている。センサ部組み立て体
110には、摩擦係数を高くするように例えばゴムによ
りコーティングされたボール112に接するようにゴム
ローラ113が組み込まれている。ゴムローラ113
は、X軸及びY軸方向に2個組み込まれ、それぞれにス
リット入り円盤114が接続される。センサ部組み立て
体110には、他にボール112を確実に接地させるダ
ンパ付きローラも組み込まれている。センサ部基板11
1上にはスリット入り円盤114を挟み込むように発光
素子115と受光素子116が実装され、スリット入り
円盤114の回転を電気的信号として検出する。検出さ
れた情報は、コントローラ117を通ってコンピュータ
などの情報処理装置へケーブル118を通って出力され
る。センサ部組み立て体110及びセンサ部基板111
は、ボール112を情報入力装置の下部ケース122と
の間に挟み込んで固定される。ボール112は下部ケー
ス122の穴123から一部が露出する。
【0041】また、図3には、センサ部組み立て体11
0に組み込まれたボタン104の構造及びころがり器1
05のロック機構の構成を示している。ボタン104内
部には弾性部材としてスプリング130と内部スイッチ
131及びプッシュロッド132が組み込まれており、
ボタン上部にはホールドしやすくするために窪み140
が設けられている。ボタン104の押下時、垂直方向の
ストローク途中で内部スイッチ131がONされ、続い
てプッシュロッド132の降下が始まり、最後にセンサ
部基板上のスイッチ121がONされる。また、ボタン
の押下時のストロークの経過中には、アーム119がク
ランパロッド120を図面左方向に引っ張るように押下
力を伝えるため、内部スイッチ131がONされる段階
でクランパ133がころがり器105のボール134か
ら離れ、ロック状態が解除される。ころがり器105
は、ベアリングで構成されるリテーナで情報入力装置の
下部ケースとの間に保持されたボール134が下部ケー
ス穴136から一部露出し、なめらかに回転するように
なっている。ボタン104は、スプリング130によっ
て普段は押し上げられているので、ころがり器105は
普段はクランパ133によってロックされている。
【0042】本実施例においては上述したロック機構の
構成において、ボタン104は、操作することによりポ
インティングモードを選択するポインティングモード選
択機能を有するポインティングモード選択手段としての
要素を有しており、内部スイッチ131がONされると
ポインティングモードが選択されることになる。内部ス
イッチ131は、一般のポインティングデバイスのポイ
ンティングモードセレクトボタンに相当する。更に、ボ
タン104は、情報入力装置本体の摺動によるポインタ
の移動を有効とするポインティング選択機能を有する位
置選択手段としての要素をも有しており、スイッチ12
1がONされるとポインタの移動が有効となる。スイッ
チ121は、一般のポインティングデバイスのセレクト
ボタンに相当する。上記ポインティングモード選択機能
及びポインティング選択機能は、別途操作部をキーボー
ドを操作している手の位置を移動させずに操作可能な位
置に設けてもよいが、本実施例においては、摺動ロック
制御機能を有する操作部としてのボタン104に割り付
けられている。
【0043】すなわち、本実施例における操作部として
のボタン104は、2段階の押下機構を有しており、1
段階目の押下によりスイッチ131がONされポインテ
ィングモード選択機能が発揮されると同時に摺動ロック
制御機能によりころがり器105のボール134が解放
され情報入力装置101が摺動可能になる。更に、2段
階目の押下により内部スイッチ131がONされポイン
ティング選択機能を発揮させる。この本実施例の特徴に
より、一般のポインティングデバイスを用いなくてもポ
インティング機能を発揮させることができる。
【0044】なお、図2及び図3においては、便宜上、
ボタン104と1つのころがり器105とのみでロック
機構を説明したが、アーム119及びクランパロッド1
20の向き、形状等を考慮すれば、1つのボタンで複数
のころがり器のロック制御を行うことができる。これ
は、前述したように、ころがり器の配置及び個数による
適宜考慮すればよい。また、この実施例においては、ボ
タン103、104が同時に押下された時に、全てのこ
ろがり器のロックが解除され、同時に内部スイッチ13
1がONされてポインティングモードへ入り、ケーブル
118からポインティングデバイスの情報が情報処理装
置に出力される。情報処理装置は、ポインティングデバ
イスからの情報に対応させて画面上のポインタを移動さ
せることになる。ころがり器のロックが解除されたこと
によって初めて情報入力装置が移動可能になるので、ポ
インティングモードではない時には、不用意に移動して
しまうことはない。更に、ボタンを押下するとスイッチ
121がONし、セレクトイベントがケーブル118か
ら出力されるが、この実施例では、機能的にはボタン1
03に対応するスイッチがマウスの左ボタン13、ボタ
ン104に対応するスイッチがマウスの右ボタン14に
それぞれ相当する。
【0045】以下、この実施例における情報入力装置の
操作例について説明する。
【0046】図4及び図5は、この実施例における操作
例を説明するための図であり、図4は、ウインドウシス
テムにより表示された画面150において、ウインドウ
が複数開いている状態例を示している。この例では、ウ
インドウ上にポインタ153が位置している時にそのウ
インドウへの入力が可能になるウインドウマネージャを
用いているとする。この実施例における情報入力装置で
左のウインドウ151にポインタ153をおいて作業し
た後に、右ウインドウ152に作業を移したい場合、ま
ず、キーボード上でボタン103、104を同時に押下
する。すると、前述したように、ころがり器のロックが
解除され、情報入力装置が摺動可能となると同時にポイ
ンティングモードに入り、物理的にも論理的にもポイン
タ153が移動できるモードに入る。この状態のままボ
タン103、104を指でホールドしながら情報入力装
置を移動させて右のウンドウ152上にポインタ153
を移動した後、スイッチ121がONされるまでボタン
104を押下する。これにより、ポインタ153の移動
が有効になる。その後、指を離すことで、右のウインド
ウ153のカーソル154がアクティブになり、文字入
力が可能になる。なお、スイッチ121がONされるま
でボタン104を押下しなくてもボタン104から指を
離すことで自動的にポインタ153の移動が有効となる
ようにしてもよい。
【0047】一方、図5では、この実施例における情報
入力装置の別の操作例を示し、標準的なマンマシンイン
ターフェースを持つDTPソフトでの文字入力例を示し
ている。初めは左上にレイアウトされている文字列16
1を編集していたが、右下の文字列162を編集しなく
なった場合には次のように操作を行う。まず、ボタン1
03と104を同時に押下し、指でホールドしたまま右
下の文字列162の中の編集したい文字上にポインタ1
63を移動させ、そこでボタン104をさらに押下す
る。すると、その文字列が選択されてラバーバンド16
5が表示され、編集したい文字上にカーソル164が現
れる。その後ボタンから指を離し、キーボードを用いて
文字を編集する。この間、使用者はキーボード上の指の
位置を移動させる必要はない。
【0048】以上のようにして、本実施例によれば、情
報入力装置101本体の移動に連動させて情報処理装置
の画面上のポインタを移動させることができる。
【0049】なお、この実施例において、ころがり器1
05は機械的機構を持たないスライド器等にも置き替え
ることができ、その個数も任意である。また、この実施
例では103、104の2つのボタンが設置されている
が、機器やアプリケーションに合わせて単数であったり
あるいは3個以上であったりしても良く、また、摺動ロ
ック制御機能、ポインティングモード選択機能及びポイ
ンティング選択機能を別々のボタンに割り当て異なる機
能としたり、あるいは各ボタンの有する機能を同一にし
たりすることもできる。特に使用するキーが固定されて
いるアプリケーションであれば、使用しないキーボード
のキーに上記各機能を割り当てるようにすることもでき
る。
【0050】また、本実施例における情報入力装置は、
文字入力機能を有する手段として主にキーボードを示し
ているが、これに限られず、単数あるいは複数のキーを
持った入力装置一般を示している。
【0051】更に、実施例において、2次元的位置検出
装置102は、例えば光学式であっても機能的な相違は
ない。図6には、光学式センサを用いた場合の実施例の
外観図を示している。図6(b)に示したように、情報
入力装置の裏面に光学式センサ202を設け、図6
(a)、(c)に示したように、机上などの平面上に光
学式センサ202用の反射板203を設置することによ
り、情報入力装置101本体の移動に連動させて情報処
理装置の画面上のポインタを移動させることができる。
【0052】実施例2.図7は、本発明に係る情報入力
装置の第2実施例を示した斜視図である。
【0053】本実施例において特徴的なことは、図7
(a)に示したように、キーボードを操作している手の
位置を移動させずに操作可能な位置であって情報入力装
置301のキーボード領域外に窪み302を設け、更に
その窪み302にボタン303を設置することで、上記
第1実施例と同様の機能を有する操作部を設けたことで
ある。本実施例においては、図7(b)に示したよう
に、手をホームポジションに置いたときに操作者の親指
で操作可能であるキーボードの手前の表面の位置に操作
部を配置する。操作部を構成する窪み302は、親指で
ホールドできるような形状になっていて、親指だけで情
報入力装置301を移動させることができる。また、窪
み302にボタン303が配設されているため、親指の
押下により操作を行うことができる。なお、本実施例に
おける操作部の機能は、第1実施例と同様であるので説
明は省略する。
【0054】本実施例においては、キーボード領域外に
設けられた操作部を窪み形状にしたことを特徴とする。
この窪み302は、円形、楕円形等に限らず、親指でポ
インティングモード選択時等の操作状態を保持しやすい
ような操作性が考慮された形状、更には、情報入力装置
301本体の小型化が維持できる形状であればよい。
【0055】これにより、窪み形状をした操作部は、ト
ラックボールを一体化させるほどのスペースは不要で、
単に情報入力装置301本体のキーボード領域以外のス
ペースに設けるだけでよい。
【0056】なお、本実施例における操作部は、窪み3
02の中にボタン303を設けたが操作性が維持できれ
ば窪み付近等の位置に配設してもよい。
【0057】また、操作性がよく小型化が図れれば窪み
形状でなくても突起形状であってもよい。
【0058】更に、本実施例において操作部は、キーボ
ードを操作している手の位置を移動させずに操作可能な
位置であればキーボードの手前の情報入力装置301の
表面に設ける必要はなく、情報入力装置301の側面に
設けてもよい。
【0059】実施例3.図8は、本発明に係る情報入力
装置の第3実施例を示した斜視図である。本実施例にお
ける情報入力装置は、情報処理装置が特に作業場所が制
限されたり小型化が追究されるノート型パソコン401
等の場合に特に有効である。
【0060】ノート型パソコン401に搭載された情報
入力装置403は、ノート型パソコンの本体部402と
分離され、本体部402上を2次元的に移動することが
できる。図9(a)は、この実施例の情報入力装置40
3のキーボードの部分で切断したときの断面図であり、
図9(b)は、その断面図を横から見たときの図であ
る。
【0061】本実施例において特徴的なことは、情報入
力装置403本体を摺動させる際に情報処理装置の本体
部402からの離脱を防止する離脱防止手段を設けたこ
とである。図9(b)に示したように、情報入力装置4
03の摺動部410と本体402に設けられた離脱防止
部410とにより構成された離脱防止手段は、摺動部4
10が離脱防止部410から外れないがある範囲で2次
元的に移動可能な構造になっている。これにより、情報
入力装置403は、本体部402の上を摺動可能である
と共に誤って本体部402から離脱し落ちることから防
止することができる。
【0062】図9(a)において、本体部402側には
ボール405及びリテーナ406で構成される本体支持
手段としてのころがり器が複数内蔵され、情報入力装置
403を滑らかに摺動させることができる。本体部40
2側の情報入力装置403と対向する面には固定された
光学式センサ408が組み込まれ、また、反射板407
を情報入力装置403側の裏面の光学式センサ408と
対向する面に設けることで、本体位置検出手段としての
2次元的位置検出装置を構成している。ボタン404は
上記第1実施例とほぼ同様の構成を有している。ただ
し、本実施例においては、常にポインティングモードで
あるものとするので、ポインティングモード選択手段は
不要である。従って、2段階の押下機構のうち、1段階
目の押下により摺動ロック制御機能が発揮され、ころが
り器のボール134が解放されて情報入力装置403が
摺動可能になる。更に、2段階目の押下によりポインテ
ィング選択機能が発揮させる。この本実施例の特徴によ
り、一般のポインティングデバイスを用いなくてもポイ
ンティング機能を発揮させることができる。
【0063】本実施例において更に特徴的なことは、情
報処理装置401の本体部402の平面上を情報入力装
置403を摺動させることであり、また、光学式センサ
408と反射板407とで構成される2次元的位置検出
装置は、情報入力装置403の移動可能範囲と情報処理
装置401の画面上のポインタの表示範囲とを1対1に
対応させ、移動可能範囲における情報入力装置403本
体の絶対位置に対応させて情報処理装置401にポイン
タを移動させることである。これにより、情報入力装置
403本体の絶対位置とポインタの表示位置との対応が
明確となり、直感的な操作ができる。
【0064】以下、本実施例における動作について説明
する。
【0065】普段は、ボタン404が押下されていない
のでころがり器はロックされ、情報入力装置403は摺
動不可能である。使用者は、ポインタを移動させたい時
にボタン404をポインティング選択機能が発揮されな
いように軽く押下しその操作状態を保持したまま情報入
力装置403を移動させる。反射板407は情報入力装
置403と一緒に移動し、光学式センサ408は本体部
402側に固定されているので、情報入力装置403の
移動を検出することができる。そして、ボタン404を
さらに強く押下されたときにポインタの移動が有効とな
る。
【0066】この実施例では、ノート型パソコンを折り
畳むときは、情報入力装置403本体を図8(a)のよ
うに一番奥に移動させればよく、一般のポインティング
デバイスを外付けしたり、ポインティングデバイスを操
作するスペースが必要とならない。
【0067】
【発明の効果】従って、請求項1及び2記載の発明によ
れば、本体支持手段及び本体位置検出手段を設けたこと
で、情報処理装置の画面上に表示されるポインタを文字
入力機能及びポインティング機能を持たせた情報入力装
置本体の移動に連動させて移動させることができるの
で、文字入力機能を有するキーボードから手を離すこと
なく直感的にポインタを移動させることが可能となる。
従って、一般のポインティングデバイスを用いなくても
ポインタを移動させることが可能となる。
【0068】更に、摺動ロック制御手段を設けたこと
で、キーボードによる文字入力処理中に不用意に情報入
力装置本体を移動させてしまうことがないので、ポイン
タを誤って移動させてしまうおそれがない。
【0069】請求項3記載の発明によれば、ポインティ
ングモード選択手段を設け、操作することによりポイン
ティングモードを選択することができるので、ポインタ
を誤って移動させてしまうおそれがない。逆に、ポイン
ティングモード選択時に誤って文字入力をしてしまうお
それがないという効果がある。
【0070】請求項4記載の発明によれば、位置選択手
段を設けたので、一般のポインティングデバイスを用い
なくても必要なときのみポインタの移動を有効にするこ
とが可能となる。
【0071】また、摺動ロック制御手段、ポインティン
グモード選択手段及び位置選択手段をキーボードを操作
している手の位置を移動させずに操作可能な位置に設け
たので、目を画面からはずすことなく作業を続けて行う
ことが可能となる。
【0072】請求項5記載の発明によれば、1つの操作
で摺動ロック制御機能及びポインティングモード選択機
能を同時に行うことができ、各機能を発揮するため指を
いずれかの操作部からはずす必要がなくなり、操作性及
び効率を向上させることが可能となる。
【0073】請求項6及び7記載の発明によれば、1つ
の操作部に摺動ロック制御機能、ポインティングモード
選択機能及びポインティング選択機能を割り当てている
ので、指を操作部から離すことなく各機能を発揮させる
ことが可能となる。
【0074】請求項8記載の発明によれば、操作部が入
力キーの間に設けられているので、情報入力装置に操作
部にためのスペースを改めて設ける必要がない。従っ
て、情報入力装置の大きさを維持したまま文字入力機能
及びポインティング機能を提供することが可能である。
【0075】請求項9記載の発明によれば、操作部を窪
みあるいは突起形状にしたので、移動可能な情報入力装
置を確実に保持することが可能となる。従って、正確な
ポインティングが可能となる。
【0076】また、情報入力装置に操作部を取り付ける
際にも単なる窪みあるいは突起であるため、操作可能と
なるスペースは必要最小限に抑えられ、一般のトラック
ボールあるいはマウスのようなポインティング機能を発
揮させるためのスペースを改めて用意する必要はない。
これは、より小型であることが推奨されるノート型パソ
コン等には特に効果的である。
【0077】請求項10記載の発明によれば、離脱防止
手段を設けたので、情報処理装置上に置かれ摺動する情
報入力装置本体が離脱しないようにすることが可能とな
る。なお、情報入力装置本体を情報処理装置上で使用す
る場合は、情報入力装置の裏面と情報処理装置の一部が
対面していることから、上記本体支持手段あるいは本体
位置検出手段を必ずしも情報入力装置本体側に備える必
要はない。従って、情報処理装置側に上記本体支持手段
あるいは本体位置検出手段の全部あるいはその一部を設
けることにより、情報入力装置本体の軽量化を図ること
が可能となる。これにより、一層情報入力装置の移動等
の操作がしやすくなるという効果がある。
【0078】特に、携帯性のあるノート型パソコン、作
業領域が限定される場所においては、有効利用すること
ができる。
【0079】請求項11記載の発明によれば、情報入力
装置本体の絶対位置とポインタの表示位置との対応が明
確となり、直感的な操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る情報入力装置の第1実施例を示
した外観図であり、(a)は情報入力装置の表面及びそ
の要部を拡大した図、(b)は情報入力装置の裏面の
図、(c)は情報入力装置を横から見た図である。
【図2】 第1実施例におけるボタン及び2次元的位置
検出装置付近の内部構造の組立斜視図である。
【図3】 第1実施例におけるボタンの構造及びころが
り器のロック機構の構成を示した図である。
【図4】 第1実施例における操作例を説明するための
図である。
【図5】 第1実施例における操作例を説明するための
図である。
【図6】 第1実施例において、2次元的位置検出装置
に光学式センサを用いた場合の実施例の外観図を示した
外観図であり、(a)は情報入力装置の表面から見た
図、(b)は情報入力装置の裏面の図、(c)は情報入
力装置を横から見た図である。
【図7】 本発明に係る情報入力装置の第2実施例を示
した斜視図であり、(a)は情報入力装置を表面から見
た図、(b)は情報入力装置に手を置いたときの状態を
示した図である。
【図8】 本発明に係る情報入力装置の第3実施例を示
した斜視図であり、(a)は情報処理装置に搭載された
情報入力装置を示した図であり、(b)は情報入力装置
を移動させたときの状態を示した図である。
【図9】 (a)は第3実施例における情報入力装置の
キーボードの部分で切断したときの断面図であり、
(b)は、その断面図を横から見たときの図である。
【図10】 従来の情報入力装置を示した図であり、
(a)はキーボードの表面及びマウスを示した図、
(b)はキーボードの裏面を示した図、(c)はキーボ
ードを横から見た図である。
【図11】 従来の情報入力装置の一例を示した図であ
る。
【図12】 従来の情報入力装置の一例を示した図であ
る。
【符号の説明】
101、301、403 情報入力装置、102 2次
元的位置検出装置、103、104、303、404
ボタン、105 ころがり器、110 センサ部組み立
て体、111 センサ部基板、112、134、405
ボール、113 ゴムローラ、114 スリット入り
円盤、115 発光素子、116 受光素子、117
コントローラ、118 ケーブル、119 アーム、1
20 クランパロッド、121 スイッチ、122 下
部ケース、123 穴、130スプリング、131 内
部スイッチ、132 プッシュロッド、133 クラン
パ、136 下部ケース穴、140、302 窪み 4
01 ノート型パソコン、406 リテーナ、408
光学式センサ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、数字等の文字情報を入力する文字
    入力機能及び情報処理装置の画面上に表示されたポイン
    タを自在に移動させる位置情報を入力するポインティン
    グ機能を有する情報入力装置において、 前記情報入力装置本体を摺動可能にし、その情報入力装
    置本体の移動に連動させて前記情報処理装置に前記ポイ
    ンタを移動させることを特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報入力装置において、 表面あるいは側面に設けられ、前記文字入力機能を有す
    るキーボードと、 裏面あるいは前記情報処理装置の前記情報入力装置本体
    と対向する面に設けられ、前記情報入力装置本体の2次
    元方向への摺動が可能なように支持する本体支持手段
    と、 裏面あるいは前記情報処理装置の前記情報入力装置本体
    と対向する面に設けられ、前記情報入力装置本体の位置
    を検出し前記情報入力装置本体の移動に連動させて前記
    情報処理装置に前記ポインタを移動させる本体位置検出
    手段と、 前記キーボードを操作している手の位置を移動させずに
    操作可能な位置に設けられ、操作することにより前記本
    体支持手段の動作を解放する摺動ロック制御機能を有す
    る摺動ロック制御手段と、 を有し、前記情報入力装置本体を摺動させることにより
    ポインティング機能を発揮させることを特徴とする情報
    入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報入力装置において、 前記キーボードを操作している手の位置を移動させずに
    操作可能な位置に設けられ、操作することによりポイン
    ティングモードを選択するポインティングモード選択機
    能を有するポインティングモード選択手段を有し、ポイ
    ンティングモード選択時に前記情報入力装置本体を摺動
    させることによりポインティング機能を発揮させること
    を特徴とする情報入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項2乃至3記載の情報入力装置にお
    いて、 前記キーボードを操作している手の位置を移動させずに
    操作可能な位置に設けられ、前記情報入力装置本体の摺
    動による前記ポインタの移動を有効とするポインティン
    グ選択機能を有する位置選択手段を有することを特徴と
    する情報入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の情報入力装置において、 前記摺動ロック制御手段は、前記ポインティングモード
    選択手段を搭載し、摺動ロック制御機能及びポインティ
    ングモード選択機能を同時に発揮させる操作部を有する
    ことを特徴とする情報入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の情報入力装置において、 前記キーボードを操作している手の位置を移動させずに
    操作可能な位置に設けられ、前記情報入力装置本体の摺
    動による前記ポインタの移動を有効とするポインティン
    グ選択機能を有する位置選択手段を有し、 前記摺動ロック制御手段は、前記ポインティングモード
    選択手段及び前記位置選択手段を搭載し、摺動ロック制
    御機能、ポインティングモード選択機能及びポインティ
    ング選択機能を発揮させる操作部を有することを特徴と
    する情報入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報入力装置において、 前記操作部は、2段階の押下機構を有しており、1段階
    目の押下により摺動ロック制御機能及びポインティング
    モード選択機能を共に発揮させ、2段階目の押下により
    ポインティング選択機能を発揮させることを特徴とする
    情報入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至6記載の情報入力装置にお
    いて、 前記操作部は、前記キーボードを構成する入力キーの間
    に設けられることを特徴とする情報入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至6記載の情報入力装置にお
    いて、 前記操作部は、操作状態を保持しやすい窪み形状あるい
    は突起形状を有することを特徴とする情報入力装置。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の情報入力装置におい
    て、 前記情報入力装置本体を摺動させる際に前記情報処理装
    置上からの離脱を防止する離脱防止手段を有することを
    特徴とする情報入力装置。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の情報入力装置におい
    て、 前記本体位置検出手段は、前記情報入力装置本体の移動
    可能範囲と前記情報処理装置の画面上のポインタの表示
    範囲とを対応させ、移動可能範囲における前記情報入力
    装置本体の絶対位置に対応させて前記情報処理装置に前
    記ポインタを移動させることを特徴とする情報入力装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5173044B1 (ja) * 2012-04-12 2013-03-27 株式会社東海理化電機製作所 操作装置
JP5236832B1 (ja) * 2012-10-17 2013-07-17 株式会社東海理化電機製作所 操作装置

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WO2013153934A1 (ja) * 2012-04-12 2013-10-17 株式会社東海理化電機製作所 操作装置
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