JPH07319553A - 液面管理装置 - Google Patents

液面管理装置

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JPH07319553A
JPH07319553A JP13817794A JP13817794A JPH07319553A JP H07319553 A JPH07319553 A JP H07319553A JP 13817794 A JP13817794 A JP 13817794A JP 13817794 A JP13817794 A JP 13817794A JP H07319553 A JPH07319553 A JP H07319553A
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JP
Japan
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liquid
valve
float
level
control
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JP13817794A
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Inventor
Yozo Kurumaya
洋三 車谷
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体の供給を無電源で管理するに際し、大き
なフロートを使用せずとも高圧の液体を管理でき、しか
も装置を簡単化して信頼性をアップする。 【構成】 高液面側に接続される液体流通路の液体供給
口を上方に開口させ、その上方に液槽形態弁を配設し、
フロートの上下変位によって液槽形態弁に液体を導入し
排出して液槽形態弁を上下変位させて液体供給口を開閉
する。液槽形態弁は遮断のみを行うものであってもよ
く、又フロートではなくリンク等の外部操作にて液槽形
態弁の開閉を行ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液体の供給制御に適し
た液面管理装置に関する。以下では説明の便宜上、農業
用水の供給を例に説明する。
【0002】
【従来の技術】水田の耕地及び田植え後には水田の水位
を所定レベル以上に保持しなければならず、農業用水の
供給を細かく管理することが要求される。
【0003】一般に、水の供給制御については被供給側
の水位をフロート等で検知し、それを電気信号として処
理して開閉弁を駆動モータ等で電気的に開閉し、水を供
給し停止する方式がよく知られているが、農業用水の場
合には付近に適当な電源がないことが多く、又漏電によ
る事故等が懸念され、適用し難い。
【0004】そこで、特開昭55ー2120号公報に示
されるように、水源と被供給側との間を供給通路で接続
し、供給通路に開閉弁を設け、開閉弁とフロートとをリ
ンク機構によって連結し、水位に応動するフロートの変
位の力を用いて開閉弁を開閉するようにした無電源式の
装置が提案されているが、用水圧力が高い場合には大き
なフロートを使用しないと開閉弁を開閉できず、装置が
大型化してしまう。
【0005】また、特開昭61ー249331号公報に
示されるように、供給通路に分岐通路を設け、フロート
内に水を導入して変位させ、該変位によって分岐通路を
開閉し、該分岐通路の水圧とフロートの変位力とを利用
して供給通路の開閉弁を開閉するようにした方式が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来公報
記載の液面管理装置では、装置の構造が複雑となってコ
ストアップを招来し、又農業用水に多量に含まれている
塵や泥等によって故障が発生しやすく、農業用水の管理
には実用化し難いものであった。
【0007】この発明はかかる状況において、大きなフ
ロートを使用せずとも高圧の液体を制御でき、しかも構
造簡単で信頼性の高い無電源式の液面管理装置を提供す
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る液
面管理装置は、高液面側から低液面側への液体の流通を
制御する液面管理装置であって、高液面側に接続され、
液体供給口が上方に開口して低液面側に連通する液体通
路と、上記液体供給口の上方に設けられ、底面に液体導
入口が、底面又は側面下方部の低液面側に対面する部位
に液体放出口が各々形成され、その上下変位にて液体供
給口を開閉する液槽形態弁と、該液槽形態弁の液体導入
口及び液体放出口を開閉する第1、第2の制御弁と、該
第1、第2の制御弁を開閉するリンク機構と、低液面側
の液面レベルを検知してその上下変位にてリンク機構を
作動させるフロートとを備え、液槽形態弁の液体供給口
開放状態における低液面側の高液面レベルではフロート
の上方変位にて第1制御弁を開放しかつ第2制御弁を閉
鎖して液槽形態弁が内部に液体を導入されてその自重及
び導入液体の重量にて降下して液体供給口を閉じる一
方、液槽形態弁の液体供給口閉鎖状態における低液面側
の低液面レベルではフロートの下方変位にて第1制御弁
を閉鎖しかつ第2制御弁を開放して液槽形態弁の内部液
体を低液面側に放出させることによって液体供給口から
の液体圧を受けて液槽形態弁を開くようにしたことを特
徴とする。
【0009】本発明に係る液面管理装置は農業用水等、
水の供給管理に適用すればその効果が大きいが、他の液
体、例えば液体化学薬品等の供給管理にも適用できる。
液体通路は液体供給口からの液体圧によって液槽形態弁
を上下させるので、十分な液体圧が得られるように閉断
面形状であることが重要である。
【0010】液槽形態弁は内部の液体重量によって液体
供給口を確実に閉鎖できることが肝要で、液体供給口の
外径よりも大きな外径であることが重要である。特に、
高液面側の液面位置が高い場合には十分な液体重量を確
保できるに十分な外径に設定するのが好ましい。また、
液槽形態弁は一般的には上面開放式であるが、高液面側
の液面位置が高い場合には密閉式とし、液槽形態弁内の
上部圧力を開放弁等、例えば電気弁等で開放させること
によって制御可能となる。また、上面開放式の液槽形態
弁の高さを高く設定することによっても対応できる。
【0011】液槽形態弁は上下に変位させるが、その変
位をガイドするのが好ましい。この場合、液槽形態弁の
上方又は側方に傾斜して設けた揺動リンクでガイドして
もよいが、若干、左右にずれることがある。そこで、液
槽形態弁の上方に相互に連結した揺動リンク対を設け、
該揺動リンク対を伸縮させることによって液槽形態弁を
ガイドすると、液槽形態弁の垂直昇降が可能となる。ま
た、液槽形態弁にガイド支柱を設け、該ガイド支柱をロ
ーラガイドしてもよく、液槽形態弁の側面をローラガイ
ドしてもよい。液槽形態弁の形状は円筒状や角筒状でも
よく、上方部分が連続的にあるいは階段的に広くなった
筒状であってもよい。特に、上方部分が広くなった液槽
形態弁の場合には液体供給口のより確実な密閉が可能と
なる。
【0012】リンク機構はフロートの変位力によって第
1、第2の制御弁を開閉できればどのような構成でもよ
いが、下記実施例の方式が好ましい。特に、第1、第2
の制御リンクを短リンクを介して連結し、第1制御弁の
閉鎖時に第1制御弁と短リンクの連結点を第1制御リン
クの連結点と短リンクと第2制御リンクとの連結点を結
ぶ線、いわゆる死線をより下方に位置させると、第1制
御弁の受ける液体圧によっては第1制御弁が開かず、ロ
ックできる。
【0013】フロート室は液体通路と一体に形成するの
がコンパクトで好ましいが、フロート室を液体通路とは
離して設け、フロートと第1、第2の制御弁のリンク機
構とをワイヤーやリンクで連結して作動させるようにし
てもよい。
【0014】高液面側と低液面側との間に大きな落差、
例えば2〜3m程度の落差がある場合には液面管理装置
を大型化する必要があって好ましくない。そこで、図8
に示すように、管理装置本体を高液面側に設け、管理装
置本体には密閉式制御フロート室を設け、これをオリフ
ィス又は小径通路を介して流体通路と連通させる一方、
低液面側に実液面レベルを検知する検知フロート室を別
途設け、該検知フロート室と制御フロート室とを制御用
液体通路、例えばナイロンチューブで連通させ、該制御
用液体通路の開閉ノズル(開閉弁)を実液面レベルに応
動する検知フロートによって開閉し、制御フロート室内
の液体を検知フロート室に放出させ遮断させて制御フロ
ートを上下変位させ、第1、第2の制御弁を開閉させて
もよい。このようにフロート機能を検知フロートとリン
ク機構の制御フロートとに分離すると高液面側と低液面
側との間に大きな落差、例えば10m以上の落差がある
場合にも小型の装置で管理できる。
【0015】通常、液体の管理には供給と停止の双方を
行うが、単に低液面側が所定液面レベルに達した時に、
液体の供給を遮断する管理装置であってもよい。即ち、
本発明によれば、高液面側から低液面側への液体の流通
を遮断する液面管理装置であって、高液面側に接続さ
れ、液体供給口が上方に開口して低液面側に連通する液
体通路と、上記液体供給口の上方に設けられ、底面に液
体導入口が形成され、その上下変位にて液体供給口を開
閉する液槽形態弁と、低液面側の液面レベルを検知する
フロートと、該フロートに応動して液体導入口から液槽
形態弁内への液体の導入を可能となすリンク機構とを備
え、低液面側の設定液面レベル未満域において開かれた
液槽形態弁を、設定液面レベル域におけるフロートの上
方変位にて液槽形態弁内に液体を導入し液槽形態弁の自
重及び導入液体の重量にて降下させて閉じるようにした
ことを特徴とする液体管理装置を提供することができ
る。
【0016】液体導入口の開閉は制御弁で行ってもよ
く、又液体導入口を常に開放しておき、液槽形態弁を上
方にロックし、そのロックを解除して降下可能としても
よい。
【0017】即ち、液体導入口を制御弁で開閉する場合
には低液面側の設定液面レベル未満域においてリンク機
構によって制御弁を閉じて液体供給口からの液体圧を受
けて液槽形態弁を開く一方、設定液面レベルではリンク
機構をフロートの上方変位に応動させて制御弁を開き、
液槽形態弁内に液体を導入して液槽形態弁を閉じるよう
にする。
【0018】他方、ロック機構を設ける場合には低液面
側の設定液面レベル未満域においてロック機構によって
液槽形態弁を液体供給口の開方位置にロックし、設定液
面レベルでリンク機構をフロートの上方変位に応動させ
てロック機構のロックを解除して液槽形態弁の降下を可
能となし、液槽形態弁内に液体を導入して液槽形態弁を
閉じるようにする。
【0019】この場合のロック機構はリンク機構で作動
されるものであればどのような構造でもよく、例えば第
1実施例に示されるロック機構6を採用できる。
【0020】また、単に遮断のみを行う場合には液槽形
態弁にはこれを軽くリセットできるように、内部の液体
を放出できるようにノズルを設けるのがよい。
【0021】また、液槽形態弁はフロートの上下変位の
みで軽く開閉できるので、フロートに代えて外部操作に
よって任意にしかも僅かの力で開閉することが可能とな
る。
【0022】即ち、本発明によれば、高液面側から低液
面側への液体の流通を外部操作にて制御する液面管理装
置であって、高液面側に接続され、液体供給口が上方に
開口して低液面側に連通する液体通路と、上記液体供給
口の上方に設けられ、底面に液体導入口が、底面又は側
面下方部の低液面側に対面する部位に液体放出口が各々
形成され、その上下変位にて液体供給口を開閉する液槽
形態弁と、該液槽形態弁の液体導入口及び液体放出口を
開閉する第1、第2の制御弁と、該第1、第2の制御弁
を開閉する外部操作可能なリンク機構とを備え、液槽形
態弁の液体供給口開放状態におけるリンク機構の外部操
作にて第1制御弁を開放しかつ第2制御弁を閉鎖して液
槽形態弁内に液体を導入してその自重及び導入液体の重
量にて降下させて液槽形態弁を閉鎖可能となす一方、液
槽形態弁の液体供給口閉鎖状態におけるリンク機構の外
部操作にて第1制御弁を閉鎖しかつ第2制御弁を開放し
て液槽形態弁の内部液体を低液面側に放出させることに
よって液体供給口からの液体圧を受けて液槽形態弁を開
放可能となしたことを特徴とする液面管理装置を提供で
きる。
【0023】また、本発明によれば、高液面側から低液
面側への液体の流通を外部操作にて遮断する液面管理装
置であって、高液面側に接続され、液体供給口が上方に
開口して低液面側に連通する液体通路と、上記液体供給
口の上方に設けられ、底面に液体導入口が形成され、そ
の上下変位にて液体供給口を開閉する液槽形態弁と、外
部操作にて液体導入口から液槽形態弁内への液体の導入
を可能となすリンク機構とを備え、液体供給口開放状態
の液槽形態弁を、リンク機構の外部操作にて液槽形態弁
内に液体を導入し液槽形態弁の自重及び導入液体の重量
にて降下させて閉鎖可能となしたことを特徴とする液体
管理装置を提供できる。
【0024】リンク機構は外部から操作リンク、操作ロ
ッドあるいは操作ワイヤーにて操作できればよく、又手
操作であってもよく、小型の駆動モータによって操作し
てもよい。
【0025】
【作用及び発明の効果】本発明においては、低液面レベ
ルがフロートで検知されており、その変位力を利用して
制御弁が開閉される。低液面側が所定の高液面レベルに
達した時には液槽形態弁に液体が導入されその重みと液
槽形態弁の自重とで降下して液体通路の液体供給口を封
鎖するので、液体の供給は遮断される。
【0026】他方、低液面側が所定の低液面レベルに達
すると、内部液体が放出され、液体供給口からの液体圧
にて液槽形態弁が浮上し、液体供給口を開いて液体が供
給される。
【0027】従って、本発明によれば、液槽形態弁への
液体の導入放出をフロートによって制御し、液槽形態弁
の重みで液体供給口を開閉するようにしたので、高液面
側が圧力が大きい場合にも小さなフロートでもって確実
に液体の供給を管理できる。
【0028】また、液槽形態弁、フロート、リンク機構
及び制御弁を設けた簡単な構造であり、従来装置に比し
て小型化及び低コストを実現でき、しかも構造が簡単で
ある結果、塵や泥等による故障の発生が少なく、農業用
水の管理等に最適である。
【0029】他方、供給の遮断のみを行う場合には低液
面側の設定液面レベル未満域において液槽形態弁を予め
開いておくと、液体供給口を介して液体が低液面側に供
給され、液面レベルが上昇してフロートが上方に変位す
る。低液面側が設定液面レベル域になると、フロートの
上方変位にてリンク機構が作動し、液槽形態弁内には液
体が導入され、該導入液体の重量にて液槽形態弁が降下
し、液体供給口を閉じて液体の供給が遮断される。
【0030】また、上述のようにフロートの上下変位と
いう軽い力で液槽形態弁を開閉できる結果、外部からの
手操作や外部小型モータ等による操作によっても軽く液
槽形態弁を開閉できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図3は本発明の一実施例による液面管理
装置を示し、これは水田の用水管理に適用した例であ
る。図において、装置のハウジング1は上面の開口され
た直方体形状をなし、その上面には複数の板状支持梁1
0が前後左右に延びて取付けられている(但し、図には
一部のみが示されている)。
【0032】このハウジング1内には下方に仕切板20
が前方に向けて低くなるように設けられて用水流通路
(液体通路)2が形成され、該用水流通路2の一端はハ
ウジング1の背面壁下方に開口され、これが用水取り入
れ口21として水源である水路(高液面側)Eに接続さ
れるようになっている。
【0033】上記仕切板20の中央には比較的大径の円
筒状の用水供給口(液体供給口)22が上方に開口して
突設され、ハウジング1の正面壁は仕切板20の上方に
て開放され、用水取り出し口23として被供給側である
水田(低液面側)Wに連通されるようになっている。
【0034】また、ハウジング1内には用水供給口22
の上方に水槽形態弁(液槽形態弁)3が配設され、該水
槽形態弁3内の前側上方部には固定ロッド30が左右方
向に延びて取付けられ、該固定ロッド30には揺動リン
ク31の先端が揺動自在に連結され、該揺動リンク31
の後端はハウジング1の支持梁10側の固定リンク32
の下端に揺動自在に連結されており、これによって水槽
形態弁3は上下変位がガイドされている。この揺動リン
ク31の先端は水槽形態弁3の外部に延びて水槽形態弁
3を上方に引上げ可能に構成され、又揺動リンク31と
ハウジング1の支持梁10との間にはコイルばね39が
張架されて水槽形態弁3を引き上げ方向に付勢してい
る。
【0035】この水槽形態弁3は用水供給口22を封鎖
しうる外径寸法の有底円筒状をなし、その底面壁の中央
には円筒状の用水導入口(液体導入口)33が突設さ
れ、側面壁の下方には円形状の用水放出口(液体放出
口)34が開口されている。また、水槽形態弁3の底面
には用水導入口33を覆って金網、その他の網製フィル
タ35が固定され、又用水供給口22と密着しうる環状
パッキン36が固着されている。
【0036】さらに、ハウジング1内には側方に仕切板
40が配設されてフロート室41が形成され、該フロー
ト室41は多孔式仕切板49を介して水田Wに連通され
ている。このフロート室41内には一対のフロート4が
配設され、該フロート4は筒状の取付基部42に細径ロ
ッド43によって取付けられ、取付基部42は上下方向
に延びる大径ロッド44に蝶ねじ45によって上下位置
調整可能に取付けられている。なお、フロート4の上下
変位を円滑に行うためにフロート4とフロート室41の
内壁面との間にガイドローラ等を介在させてもよい。
【0037】この大径ロッド44にはリンク機構5が連
結されている。このリンク機構5では大径ロッド44の
上端に第1制御リンク50の一端が揺動自在に連結さ
れ、該第1制御リンク50は正面略レ字状をなし、その
曲成部分は水槽形式弁3の側面壁内面上方のブラケット
に揺動自在に枢支され、該第1制御リンク50の他端に
は第2制御リンク51が短リンク52を介して揺動自在
に連結され、該第2制御リンク51の曲成部分は水槽形
態弁3の側面壁内面中央のブラケットに揺動自在に枢支
されている。
【0038】この第2制御リンク51は正面略く字形状
をなし、その一端には下面にゴム等のシール部材55を
有する第1制御弁54が取付ロッド53を介して取付け
られ、該第1制御弁54は用水導入口33を開閉しうる
ようになっている。また、第2制御リンク51の他端に
は内面にゴム等のシール部材57を有する第2制御弁5
6が取付ロッド58を介して取付けられ、該第2制御弁
56は用水放出口34を開閉しうるようになっている。
【0039】上記第1の制御リンク50は下方揺動時に
下端縁が第2制御リンク51上縁に当接することによっ
て揺動を規制されるが、その時、図3に示すように、第
1制御リンク50と短リンク52との連結点が第1制御
リンク50の曲成部分の枢支点と、短リンク52と第2
制御リンク51の連結点とを結ぶ直線aよりも下方に位
置するように設定され、これによって第1制御弁54が
受ける水圧によっては第2制御リンク51が逆方向には
揺動せず、第1制御弁54を閉鎖状態にロックできるよ
うになっている。
【0040】また、水槽形態弁3の上方部にはロックロ
ッド60が横方向に延びて挿通され、該ロックロッド6
0の両端には揺動リンク62の一端が連結され、該揺動
リンク62の他端は支持梁10側の固定リンク61に揺
動自在に連結されて水槽形態弁3の上下変位がガイドさ
れるようになっている。
【0041】また、ハウジング1の後方中央の支持梁1
0にはロックプレート63がブラケット64を介して揺
動自在に取付けられ(但し、図1ではその支持梁は現れ
ていない)、該ロックプレート63はその先端が第1制
御リンク50の上方まで延び、又ロックプレート63に
はロックロッド60が係合しうる係合凹部が形成され、
又ロックプレート63とブラケット64との間にコイル
ばね66が張架されてロックプレート63はロック方向
に引っ張り付勢されている。このロックプレート63は
水田Wの水位が高水位レベルを越えてフロート4が水槽
形態弁3に対して相対的に上方に変位した時に第1制御
リンク50によって蹴られてロックプレート63とロッ
クロッド60とのロックを解除するようになっている。
【0042】次に、水田に農業用水を供給する場合の動
作について説明する。本装置を水田に設置する場合、ま
ず揺動リンク31にて水槽形態弁3を上方に引上げ、ロ
ックプレート63とロックバー60とを係合させて水槽
形態弁3を上方にロックするとともに、水槽形態弁3の
上端をハウジング1の支持梁10に当接させて水槽形態
弁3の上方変位を規制しておく。
【0043】また、用水取り入れ口21を水路Eに、用
水取り出し口23を水田Wに接続するが、水槽形態弁3
の上端縁が水槽形態弁3の閉時で水路Eの最高水位より
も高くなるように設定する。フロート4は水田Wの最高
水位(高液面レベル)と標準水位(低液面レベル)との
間で上下変位するように蝶ねじ45によって大径ロッド
44に対する取付位置を調整しておく。
【0044】この時、フロート4は水田Wの水位が低い
ので吊り下げられ、第1制御リンク50が下方に揺動し
て水槽形態弁3の上端縁切り欠きに当たった状態となっ
ており、第1制御弁54は閉じ、第2制御弁56は開い
た状態となる。
【0045】こうして初期設定が済むと、管理装置に水
路E側の用水を流す。すると、用水は図2に矢印で示す
ように、用水取り入れ口21、用水供給口22及び用水
取り出し口23を経て水田Wに供給される。この時、水
槽形態弁3は底面に用水供給口22から噴き出す用水を
受ける状態となる。
【0046】水田Wの水位が上昇すると、それに応じて
フロート4が上昇して第1制御リンク50が上方に揺動
し、水田Wの水位が最高水位に達すると、第1制御リン
ク50がロックプレート63を蹴ってロックとの係合を
解除し、同時に第2制御リンク51が第1制御弁54を
開き、第2制御弁56を閉じる。
【0047】すると、用水供給口22から噴き出す用水
が用水導入口33から水槽形態弁3内に導入され、水槽
形態弁3はその自重と導入用水の重みとで降下し、水槽
形態弁3内に導入される用水量は加速度的に増大し、水
槽形態弁3も加速度に降下して最後に用水供給口22を
封鎖し、これによって水田Wへの用水の供給は遮断され
る。この時、第2制御弁56は用水放出口34を外方か
ら閉じているので、これにリンク機構3及び大径ロッド
44を介して連結されたフロート4はフロート室41内
の水中に押し沈められて浮力を受ける結果、水田W側の
水位が低下しない限り第1制御弁54は開放状態、第2
制御弁56は閉鎖状態に保持される。
【0048】他方、かかる満水状態から次第に水田Wの
水位が低下すると、フロート4は降下し、これが標準水
位に達すると、第1制御リンク50がフロート4の降下
に応じて下方に揺動し、第2制御リンク51が第1制御
弁54を閉じ、第2制御弁56を開く。
【0049】すると、水槽形態弁3内の用水は用水放出
口34から水田W側に放出され、水槽形態弁3が軽くな
るので、用水供給口22からの用水噴き出し圧を受けて
水槽形態弁3は上方に押し上げられ、用水供給口22が
開放されて水田Wに用水が供給され、以上のような動作
が繰り返されて水田Wは所定の水位に保持される。
【0050】次に、図4ないし図6を用いて動作の要点
を説明する。なお、図4ないし図6は液面管理装置を模
式的に示す。まず、満水時には図4に示すように、フロ
ートは上方に変位し、リンク機構によって第1制御弁
(図には弁Aと表示する)は開き、第2制御弁(図には
弁Bと表示する)は閉じ、水槽形態弁内には用水が導入
され、用水供給口が閉じられ、水田側への用水の供給は
遮断されている。また、水槽形態弁内は水路と同一水位
となる。
【0051】この満水時において、水槽形態弁の重量を
N (Kg)、コイルばねによる引上げ力をFB (K
g)、水位による押付力をFW (Kg)とし、水路水位
をH0、水槽形態弁の内径をD、用水供給口の内径を
d、用水供給口のシート面高さをΔH0 とすると、FW
=(D2 ーd2 )(H0 ーΔH0 )π/4、用水供給口
シート面での密閉力FS は下向きの力FD と上向きの力
U との差、即ち、FS =FD ーFU となる。このう
ち、上向きの力FU は水路水頭(H0 ーΔH0 )による
力と、コイルばねによる引き上げ力FB 及びフロートに
よるによる力FF で、水路水頭(H0 ーΔH0 )による
力は水槽形態弁内の用水供給口上方部分の水位によって
打ち消され、コイルばねによる引き上げ力FB 及びフロ
ートによるによる力FF のみが残る結果、シート面での
密閉力FS はFS =WN +FW ーFB ーFF となる。試
作によれば、H0 =125mm、ΔH0 =75mm、D
=200φmm、d=150φmm、WN =2Kg、F
F =0.5Kg、FB =1.5Kg(即ち、水槽形態弁
をコイルばねでほぼバランスさせる状態とする)とした
時、0.69Kgで用水供給口シート面を密閉でき、確
実な密閉が可能であることが確認できた。
【0052】水槽形態弁3が開き始める場合、図5に示
すように、フロート4が水面降下によって降下し、第1
制御弁Aが閉じ、第2制御弁Bが開き、水槽形態弁内の
水位はΔhに減少する。
【0053】この開き始め時において水槽形態弁を押し
上げる水圧をP0 (Kg/cm2 )とすると、P0
(H0 ーΔh)/1000(但し、H0 とΔhとはc
m)、残水による押付力をFDWとすると、FDW=(D2
ーd2 )Δhπ/4、水槽形態弁を押し上げる水路水位
(H0 ーΔh)による力をFUWとすると、FUW=d2
0π/4、水槽形態弁がコイルばねに逆らって下がる力
をFDNとするとFDN=WNーFB となる。すると、水槽
形態弁が上昇する条件はFU >FD 、即ち、FUW>FDN
+FDWとなり、従って、d2 0 π/4>(D2
2 )Δhπ/4+WNーFB となる。試作によれば、
Δh=10mmとすると、FUW=2.0>(FDN
DW)=0.64Kgで水槽形態弁を上昇させることが
できる。
【0054】自動給水時には図6に示すように、水槽形
態弁は水路水位によって押し上げられて釣り合う。その
時、水田が満水になるまで第1制御弁Aは閉じ、第2制
御弁Bは開いた状態を継続する。
【0055】この自動給水時において、水槽形態弁のリ
フト量をHL とすると、水路水頭(H0 ’ーΔh)の水
槽形態弁へのリフト力と水槽形態弁の下向きの力とが釣
り合う。この時の水槽形態弁への水圧をP0 ’とする
と、P0 ’=(H0 ’ーΔh)/1000となる。する
と、上向きの力FU はFU =d2 0 ’π/4=〔d2
(H0 ’ーΔh)/1000〕π/4となる一方、下向
きの力FD はFD =WN+FDWーFB ’=〔(D2 ーd
2 )Δh/1000〕π/4+WN ーFB ’となり、釣
り合っている。従って、FU =FD 、即ち〔d
2 (H0 ’ーΔh)/1000〕π/4ー〔(D2 ーd
2 )Δh/1000〕π/4+WN ーFB ’となる。試
作によればFB ’=0.75Kg、H0 ’=88mmと
すると、リフト量はHL =37mmとなる。なお、開放
リフト量をアップさせるにはばね力FB ’を水槽形態弁
の重量に近づけてやればよい。例えば、ばね力をFB
=0.99Kgとすると、リフト量はHL =50mmに
できる。
【0056】図7は本発明の他の実施例を示し、図にお
いて図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本実施
例では水槽形態弁3に液体放出口が形成されず、又その
第2制御弁も設けられず、液体の供給を遮断だけするよ
うになっている点で上記実施例と異なる。
【0057】本実施例においては、上記実施例と同様
に、揺動リンク31を操作して水槽形態弁3を初期設定
する。上述のように水槽形態弁3は水路水頭による押し
上げ力とコイルばね39の引上げ力とを受けているの
で、水槽形態弁3は軽く初期設定できる。
【0058】水田Wに用水が供給され、水田Wの水面が
満水レベルに達すると、水槽形態弁3は内部の用水の重
さにて降下して用水供給口22を閉鎖し、用水の供給を
遮断し、これによって水田Wに過剰の用水が供給される
のを防止できる。
【0059】図9は本発明の他の実施例を示し、図にお
いて図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本実施
例はリンク機構5をフロート4の上下変位によって作動
させるのではなく、外部から操作リンク8によって操作
できるようにしている点で上記実施例と異なっている。
【0060】本実施例では操作リンク8を上下操作すれ
ば第1、第2の制御弁54、56を開閉でき、上記実施
例と同様の動作を行わせることができる。
【0061】なお、操作リンク8の外部操作によって用
水供給の遮断のみを行う装置を構成する場合、図9にお
いて図7の場合と同様に第2制御弁56及び用水放出口
34を設けず、第1制御弁54と用水導入口33のみを
設けるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による液面管理装置を示す
一部切開概略背面斜視図である。
【図2】 上記装置の側面構成図である。
【図3】 上記装置の正面構成図である。
【図4】 上記装置の供給遮断状態を示す動作要点説明
図である。
【図5】 上記装置の供給開始直前状態を示す動作要点
説明図である。
【図6】 上記装置の供給状態を示す動作要点説明図で
ある。
【図7】 本発明の他の実施例を示す一部切開概略背面
斜視図である。
【図8】 課題を解決するための手段を説明するための
構成図である。
【図9】 本発明の第3の実施例による液面管理装置を
示す一部切開概略背面斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 用水通路(液体通路) 22 用水供給口(液体供給口) 3 水槽形態弁(液槽形態弁) 33 用水導入口(液体導入口) 34 用水放出口(液体放出口) 4 フロート 5 リンク機構 54 第1制御弁 56 第2制御弁 6 ロック機構 8 操作リンク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高液面側から低液面側への液体の流通を
    制御する液面管理装置であって、 高液面側に接続され、液体供給口が上方に開口して低液
    面側に連通する液体通路と、上記液体供給口の上方に設
    けられ、底面に液体導入口が、底面又は側面下方部の低
    液面側に対面する部位に液体放出口が各々形成され、そ
    の上下変位にて液体供給口を開閉する液槽形態弁と、該
    液槽形態弁の液体導入口及び液体放出口を開閉する第
    1、第2の制御弁と、該第1、第2の制御弁を開閉する
    リンク機構と、低液面側の液面レベルを検知してその上
    下変位にてリンク機構を作動させるフロートとを備え、 液槽形態弁の液体供給口開放状態における低液面側の高
    液面レベルではフロートの上方変位にて第1制御弁を開
    放しかつ第2制御弁を閉鎖して液槽形態弁が内部に液体
    を導入されてその自重及び導入液体の重量にて降下して
    液体供給口を閉じる一方、 液槽形態弁の液体供給口閉鎖状態における低液面側の低
    液面レベルではフロートの下方変位にて第1制御弁を閉
    鎖しかつ第2制御弁を開放して液槽形態弁の内部液体を
    低液面側に放出させることによって液体供給口からの液
    体圧を受けて液槽形態弁を開くようにしたことを特徴と
    する液面管理装置。
  2. 【請求項2】 上記フロートは制御フロートと検知フロ
    ートとから構成し、上記制御フロートは高液面側とオリ
    フィス又は小径通路を介して連通する制御フロート室内
    に設けるとともに上記リンク機構に連結する一方、上記
    検知フロートは低液面側に連通する検知フロート室内に
    設け、該検知フロート室と制御フロート室とを制御用液
    体通路で接続し、該制御用液体通路には開閉弁を設けて
    検知フロートの上下変位にて開閉し、低液面側の低液面
    レベルで制御フロート室の内部液体を放出させるととも
    に高液面レベルにて制御フロート室の内部液体の放出を
    遮断し、制御フロートを上下変位させて第1、第2制御
    弁を開閉するようにした請求項1記載の液面管理装置。
  3. 【請求項3】 高液面側から低液面側への液体の流通を
    遮断する液面管理装置であって、 高液面側に接続され、液体供給口が上方に開口して低液
    面側に連通する液体通路と、上記液体供給口の上方に設
    けられ、底面に液体導入口が形成され、その上下変位に
    て液体供給口を開閉する液槽形態弁と、低液面側の液面
    レベルを検知するフロートと、該フロートに応動して液
    体導入口から液槽形態弁内への液体の導入を可能となす
    リンク機構とを備え、 低液面側の設定液面レベル未満域において開かれた液槽
    形態弁を、設定液面レベル域におけるフロートの上方変
    位にて液槽形態弁内に液体を導入し液槽形態弁の自重及
    び導入液体の重量にて降下させて閉じるようにしたこと
    を特徴とする液体管理装置。
  4. 【請求項4】 上記液体導入口にはこれを開閉する制御
    弁を設け、 低液面側の設定液面レベル未満域におけるフロート位置
    ではリンク機構によって制御弁を閉じて液体供給口から
    の液体圧を受けて液槽形態弁を開く一方、 設定液面レベルではリンク機構をフロートの上方変位に
    応動させて制御弁を開き、液槽形態弁内に液体を導入し
    て液槽形態弁を閉じるようにした請求項3記載の液面管
    理装置。
  5. 【請求項5】 上記液槽形態弁には低液面側の設定液面
    レベル未満域におけるフロート位置では液槽形態弁を液
    体供給口の開方位置にロックするロック機構を設け、 設定液面レベルでリンク機構をフロートの上方変位に応
    動させてロック機構のロックを解除して液槽形態弁の降
    下を可能となし、液槽形態弁内に液体を導入して液槽形
    態弁を閉じるようにした請求項3記載の液面管理装置。
  6. 【請求項6】 高液面側から低液面側への液体の流通を
    外部操作にて制御する液面管理装置であって、 高液面側に接続され、液体供給口が上方に開口して低液
    面側に連通する液体通路と、上記液体供給口の上方に設
    けられ、底面に液体導入口が、底面又は側面下方部の低
    液面側に対面する部位に液体放出口が各々形成され、そ
    の上下変位にて液体供給口を開閉する液槽形態弁と、該
    液槽形態弁の液体導入口及び液体放出口を開閉する第
    1、第2の制御弁と、該第1、第2の制御弁を開閉する
    外部操作可能なリンク機構とを備え、 液槽形態弁の液体供給口開放状態におけるリンク機構の
    外部操作にて第1制御弁を開放しかつ第2制御弁を閉鎖
    して液槽形態弁内に液体を導入してその自重及び導入液
    体の重量にて降下させて液槽形態弁を閉鎖可能となす一
    方、 液槽形態弁の液体供給口閉鎖状態におけるリンク機構の
    外部操作にて第1制御弁を閉鎖しかつ第2制御弁を開放
    して液槽形態弁の内部液体を低液面側に放出させること
    によって液体供給口からの液体圧を受けて液槽形態弁を
    開放可能となしたことを特徴とする液面管理装置。
  7. 【請求項7】 高液面側から低液面側への液体の流通を
    外部操作にて遮断する液面管理装置であって、 高液面側に接続され、液体供給口が上方に開口して低液
    面側に連通する液体通路と、上記液体供給口の上方に設
    けられ、底面に液体導入口が形成され、その上下変位に
    て液体供給口を開閉する液槽形態弁と、外部操作にて液
    体導入口から液槽形態弁内への液体の導入を可能となす
    リンク機構とを備え、 液体供給口開放状態の液槽形態弁を、リンク機構の外部
    操作にて液槽形態弁内に液体を導入し液槽形態弁の自重
    及び導入液体の重量にて降下させて閉鎖可能となしたこ
    とを特徴とする液体管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103760925A (zh) * 2014-01-22 2014-04-30 安徽大地工程管道有限公司 冷却水池水位控制器
CN103885466A (zh) * 2014-04-11 2014-06-25 林翔 一种液位控制系统

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CN103885466A (zh) * 2014-04-11 2014-06-25 林翔 一种液位控制系统
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