JPH07311641A - 眼鏡型画像表示装置 - Google Patents

眼鏡型画像表示装置

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JPH07311641A
JPH07311641A JP6131257A JP13125794A JPH07311641A JP H07311641 A JPH07311641 A JP H07311641A JP 6131257 A JP6131257 A JP 6131257A JP 13125794 A JP13125794 A JP 13125794A JP H07311641 A JPH07311641 A JP H07311641A
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Satoru Inagaki
悟 稲垣
Yoshihisa Nishigori
義久 錦織
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーソナルコンピュータやワードプロセッサ
等の処理装置に接続され、眼鏡部内の表示装置にデータ
又は画像を表示する操作性に優れた眼鏡型画像表示装置
を実現すること。 【構成】 発信器28の信号を眼鏡部に設けた受信器2
4で受信し、位置演算回路29で眼鏡部に対するキーボ
ードの位置を検出する。一方、眼鏡部に撮像装置26を
取付けてキーボードを撮像し、撮像制御回路30でキー
トップが正規の大きさで出力されるように、撮像装置2
6の向きを制御する。計算機31の処理データと、キー
ボードの画像が合成回路32で合成され、表示装置23
の画面内に区分けして表示される。こうすると出力内容
の守秘性は確保され、部外者がいる場所でも、キーボー
ドを操作して処理装置を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機等の出力情報と
計算機の入力部とを眼鏡内に表示する眼鏡型画像表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機等(パーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサー等)に接続する表示装置の一例
(第1従来例)としては、例えば図14に示すデスクト
ップ型のものが挙げられる。本図に示す表示装置1は、
計算機本体2のディスプレイとして、例えば計算機本体
2の上面に載置され、キーボード等の入力装置3で入力
したデータ又は計算機本体2で処理されたデータが表示
されるように構成されている。このような計算機を用い
て文書処理やプログラミング等の作業を行うには、作業
者が意図する内容を入力装置3を介して計算機本体2に
入力しなければならない。計算機本体2は入力装置3か
らの入力信号又はデータを処理し、例えばCRTで構成
される表示装置1に表示する。作業者は表示装置2に表
示された内容を確かめながら、入力装置3へ入力を続け
る。
【0003】従来の計算機等の表示装置の他の例(第2
従来例)としては、例えば図15に示すようなラップト
ップ型のものが挙げられる。本図において、表示装置4
は例えば液晶パネル等で構成されたディスプレイであ
り、小型の計算機本体5と開閉自在に設けられている。
キーボードで構成される入力装置6は、計算機本体5と
一体に取付けられている。このような小型の計算機を用
いて所定の作業を行うには、前述した例と同様に作業者
は入力装置6から意図する内容を入力する。計算機本体
5は入力装置6からの入力信号に従いデータの処理を行
い、表示装置4に入力データ又は出力データを表示す
る。
【0004】もう1つの計算機等に接続する表示装置の
例(第3従来例)としては、例えば図16に示すような
眼鏡型のものが挙げられる。本図において作業者7は眼
鏡型表示装置8を装着して出力データを見る。眼鏡型表
示装置8は眼鏡型であり、その内部に液晶表示パネルと
接眼レンズが内蔵され、液晶表示パネルに画像又は文字
データが表示される。眼鏡型表示装置8はケーブルを介
して計算機9に接続される。計算機9にはマウス又はジ
ョイスティック等の入力装置10が接続されている。こ
のように構成された表示装置では、作業者7が眼鏡型表
示装置8を頭部に装着することにより、計算機9の出力
を見ることができ、計算機9に対する入力は入力装置1
0を移動等の操作により行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな第1従来例の表示装置では、表示装置1の設置する
場所が大きくなることや、容易に移動することが困難で
あるという問題点があった。また、表示装置1に表示さ
れた内容を容易に他の人が見ることができ、秘密の保持
が困難であるという問題点もあった。また、第2従来例
の表示装置では、計算機本体と共に携帯性に優れている
長所があるが、表示装置4に表示された内容の秘密の保
持が困難であるということは、第1従来例と同様の欠点
があった。
【0006】また、第3従来例の表示装置では、計算機
部分の小型化により携帯性に優れており、第3者が覗き
見るディスプレイが存在しないため、出力内容の機密の
守秘性に優れているという長所がある。しかし作業者が
眼鏡型表示装置8の表示を確認しながら入力装置を直接
見ることができないため、入力装置10としてキーボー
ド等を用いた場合、作業者7と計算機9とのインターフ
ェースが大変悪いものとなっていた。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、携帯性および守秘性に優れ、し
かも操作性の良い眼鏡型画像表示装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、データを入力する入力装置、及び入力装置の入力デ
ータ及び演算処理されたデータの表示画像信号を出力す
る画像出力回路とを有する処理装置に接続され、表示画
像信号が入力されると画像を表示する眼鏡型の表示装置
を有する眼鏡型画像表示装置であって、入力装置に取付
けられ、所定の信号を空間に出力する発信器と、発信器
の信号を受信し、表示装置に対する入力装置の位置を空
間座標信号として出力する位置検出手段と、表示装置に
取付けられ、位置検出手段の空間座標信号により入力装
置近傍の領域を撮像する撮像装置と、撮像装置の撮像範
囲を制御する撮像制御回路と、を具備し、表示装置は、
画像出力回路の画像と撮像装置の画像とを同一の画面内
に表示することを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項3の発明は、データを入力す
る入力装置、及び入力装置の入力データ及び演算処理さ
れたデータの表示画像信号を出力する画像出力回路とを
有する処理装置に接続され、表示画像信号が入力される
と画像を表示する眼鏡型の表示装置が設けられた眼鏡型
画像表示装置であって、表示装置に取付けられ、入力装
置近傍の領域を撮像する撮像装置と、撮像装置の出力画
像に基づき、表示装置に対する入力装置の位置を空間座
標信号として出力する画像認識手段と、画像認識手段の
出力する空間座標信号に基づいて入力装置を撮像するよ
うに撮像装置の撮像範囲を制御する撮像制御回路と、を
具備し、表示装置は、画像出力回路の画像と撮像装置の
画像とを同一の画面内に表示することを特徴とするもの
である。
【0010】本願の請求項6の発明は、データを入力す
る入力装置、及び入力装置の入力データ及び演算処理さ
れたデータの表示画像信号を出力する画像出力回路とを
有する処理装置に接続され、表示画像信号が入力される
と画像を表示する眼鏡型の表示装置を有する眼鏡型画像
表示装置であって、入力装置に取付けられ、所定の信号
を空間に出力する発信器と、発信器の信号を受信し、表
示装置に対する入力装置の位置を空間座標信号として出
力する位置検出手段と、表示装置に取付けられ、位置検
出手段の空間座標信号により入力装置が操作者の視野に
入るように結像させる光学手段と、を具備することを特
徴とするものである。
【0011】本願の請求項7の発明では、光学手段は、
入力装置近傍の像が入力範囲となるよう結像する第1の
レンズ群と、第1のレンズ群の結像範囲を制御する第1
の制御回路と、第1のレンズ群の出力像を操作者の視野
に入るよう反射させる像反射手段と、像反射手段の反射
角を制御する第2の制御回路と、像反射手段で反射され
た像を操作者の明視野内の虚像に変換する第2のレンズ
群と、を有することを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項8の発明は、データを入力す
る入力装置、及び入力装置の入力データ及び演算処理さ
れたデータの表示画像信号を出力する画像出力回路とを
有する処理装置に接続され、表示画像信号が入力される
と画像を表示する眼鏡型の表示装置を有する眼鏡型画像
表示装置であって、表示装置に取付けられ、入力装置近
傍の領域を撮像する撮像装置と、撮像装置の出力画像に
基づき、表示装置に対する入力装置の位置を空間座標信
号として出力する画像認識手段と、表示装置に取付けら
れ、画像認識手段の空間座標信号により入力装置が操作
者の視野に入るように結像させる光学手段と、を具備す
ることを特徴とするものである。
【0013】本願の請求項11の発明では、光学手段
は、入力装置近傍の像が、光学手段の入力範囲となるよ
う結像倍率を制御する第1のレンズ群と、第1のレンズ
群の出力像を操作者の視野に入るよう反射させる像反射
手段と、像反射手段で反射された像を操作者の明視野内
の虚像に変換する第2のレンズ群と、を有することを特
徴とするものである。
【0014】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1及び2
の発明によれば、計算機の入力装置に取付けられた発信
器からの信号に基づき、表示装置に設置された位置検出
手段から空間座標信号が出力される。撮像制御回路にこ
の空間座標信号が入力されると撮像制御信号が出力さ
れ、撮像装置を計算機の入力装置の方向に向ける。そし
て撮像装置は入力装置周辺の領域の画像を常に所定の大
きさで撮像し、表示装置に表示する。これにより計算機
の操作者の頭が動いても常に入力画像と入力装置の画像
とを同時に見ることができる。
【0015】また本願の請求項3〜5の発明によれば、
撮像装置が計算機の入力装置を撮像し、画像認識手段に
より入力装置の位置を認識し、表示装置に対する入力装
置の空間座標信号を出力する。この信号で撮像装置を駆
動することにより、位置検出手段を用いずに常に入力装
置を撮像することができる。これにより計算機の操作者
は常に入力画像と入力装置の画像とを同時に見ることが
できる。
【0016】また本願の請求項6及び7の発明によれ
ば、計算機の入力装置に発信器を取付け、表示装置に位
置検出手段を設置し、表示装置に対する入力装置の空間
座標を検出する。この位置情報を用いて光学手段の光軸
を変化させることにより入力装置を結像させる。そうす
ると計算機の操作者は常に入力画像と入力装置とを撮像
装置を用いずに同時に観察することができる。
【0017】また本願の請求項8〜11の発明によれ
ば、入力装置を撮像する撮像装置の出力画像から、画像
認識手段は出力画像を処理して空間座標信号を生成す
る。この位置情報を用いて光学手段は光軸を変化させる
ことにより入力装置を結像させる。こうすると計算機の
操作者は常に入力画像と入力装置とを同時に見ることが
できる。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例における眼鏡型画像表示
装置20について図1〜図4を参照しつつ説明する。図
1は第1実施例の眼鏡型画像表示装置20の全体構成図
であり、図2は作業者が眼鏡型画像表示装置20を使用
している状態を示した説明図である。図2に示すように
眼鏡型画像表示装置20は眼鏡部21とデータの処理装
置である計算機本体22を含んで構成される。
【0019】眼鏡部21の内部には、液晶表示パネル等
で構成される表示装置23、表示装置23に表示される
画面を、眼の明視距離に虚像として変換する接眼レンズ
(図示せず)、表示装置23の一部と受信器24が設け
られている。また眼鏡部21の外周部に撮像装置26が
取付けられている。撮影装置26はCCDカメラ等によ
り構成され、計算機本体22と一体に構成された入力装
置27を撮像する撮像手段である。また図2に示す発信
器28は、図3(a)に示すように三角形状の枠の3隅
に発振素子28a,28b,28cが取付けられたもの
で、例えば超音波の発信器で構成される。
【0020】また受信器24は眼鏡部21に内蔵される
か、又は眼鏡部21の外周部に取付けられる計算機24
は計算機本体22に取付けられた発信器28の信号を受
信し、眼鏡部21に対する計算機本体22の距離及び姿
勢(水平方向及び鉛直方向の角度)を検出する位置検出
手段である。図1において受信器24は、図3(b)に
示すように三角形状の枠の3隅に受信素子24a,24
b,24cが取付けられた受信手段であり、例えば超音
波の受信センサで構成される。このような受信器24の
受信信号は図1の位置演算回路29に出力される。
【0021】位置演算回路29は3つの受信素子24a
〜24cの信号のレベルと、その比率に基づいて、眼鏡
部21に対する計算機本体22の距離及び姿勢を含む位
置情報(空間座標信号)を算出する演算回路である。こ
れに続く撮像制御回路30は、入力された位置情報を基
に、撮像装置26の撮像方向(CCDカメラの光軸方
向)を制御する姿勢制御信号と、撮像装置26のズーム
レンズの焦点を制御するズーム制御信号を出力する回路
である。計算機31は計算機本体22に含まれる回路で
あり、入出力データを画像信号に変換する画像出力回路
を含んで構成される。
【0022】撮像装置26の出力する画像と、計算機3
1の画像出力回路の出力は合成回路32に与えられる。
合成回路32は撮像装置26で撮像されたキーボード
(入力装置27)の画像と、計算機31から出力された
データとを同一フレームの画像に合成する回路で、図4
に示すように情報表示領域の画像と入力装置表示領域の
画像を生成し、表示装置23に出力する。
【0023】図4は眼鏡部21に内設された表示装置2
3の視野を示す説明図である。本図に示すように表示装
置23には、左眼用の表示パネル33aと、右眼用の表
示パネル33bとが設けられている。左眼用の表示パネ
ル33aにはその上部に情報表示領域34aが設けら
れ、下部にはやや小さな入力装置表示領域35aが設け
られている。同様に右眼用の表示パネル33bにはその
上部に情報表示領域34bが設けられ、下部にはやや小
さな入力装置表示領域35bが設けられている。情報表
示領域34a,34bは図1の計算機31で処理された
データ(画像を含む)又は、入力装置27から入力した
文字又はデータを表示する部分である。また入力装置表
示領域35a,35bは、入力装置27の外観を表示す
る領域で、全てのキートップを適当なサイズと正しい向
きになるよう表示する。
【0024】なお以上の回路のうち、位置演算回路2
9、撮像制御回路30、合成回路32は眼鏡部21に内
蔵しているが、計算処理回路31と同様に計算機本体2
2に内蔵してもよい。また位置演算回路29での位置情
報の第1の発生方法として、あらかじめ眼鏡部21の所
定の位置に対して受信器24の出力を計測することによ
り、受信器24の出力に対する発信器28と受信器24
との相対位置の校正式を作成しておく。そして眼鏡部2
1の位置の検出には、受信器24の出力を校正式に代入
することにより、相対位置を演算することができる。ま
た位置情報の第2の発生方法として、位置演算回路29
においてあらかじめ発信器28及び受信器24のあらゆ
る相対的な位置関係に対する受信器24の出力を計測し
ておき、受信器24の出力と相対位置との関係を示すデ
ータを保持するためのテーブルを作成しておく方法でも
実現可能である。
【0025】このように構成された第1実施例の眼鏡型
画像表示装置20の動作について説明する。図2に示す
ように作業者Pは所定のデータ処理作業に先立ち、眼鏡
部21を頭部に装着する。そして計算機本体22の電源
をオンすると、撮像装置26から何らかの画像信号が出
力され、図4に示す表示装置23の入力装置表示領域3
5a,35bに画像が表示される。このとき図3(a)
に示す発信器28の発振素子28a〜28cから夫々超
音波が放射され、この信号が図3(b)に示す受信器2
4で受信される。
【0026】図1の位置演算回路29では、受信器24
から出力された3つの検出信号のレベルを校正式に代入
することにより、距離と姿勢を演算する。そしてこれら
の位置情報が撮像制御回路30に与えられ、撮像装置2
6の光軸を入力装置27の中心部に合わせる制御をす
る。またこれと並行して撮像装置26のズームレンズの
焦点を調整し、入力装置27のキートップ全体が図4の
入力装置表示領域35a,35bに表示されるように制
御する。
【0027】計算機31の画像等が合成回路32を経て
図4の情報表示領域34a,34bに表示される。表示
パネル33a,33bと作業者Pの眼球との間隔は一般
に狭いので、表示パネル33と眼球との間に設けられた
接眼レンズを介して、作業者Pは明視の距離で画像を見
ることができる。
【0028】さて作業者Pが入力装置27を操作する
と、図4に示すように入力装置表示領域35にキートッ
プと自己の手が写しだされ、その押圧位置を確かめなが
ら計算機を使用する。こうして作業者Pの操作に対応し
て計算機31が計算処理を行い、入力データと共に出力
データを情報表示領域33に表示する。
【0029】以上のような操作をすることにより、作業
者Pの頭部が多少動いても計算機31の出力画像とキー
ボードとを常にほぼ同じ大きさで見ることができる。し
かも出力内容は作業者Pにしか見えないため、作業内容
の守秘性が確保される。また入力装置27でのブライン
ドタッチをできにくい人にとっても、表示画面とキート
ップが同時に見えるので、入力操作が早くなり、入力ミ
スも少なくなるという効果が生じる。
【0030】なお、撮像装置26としてCCDカメラを
用いるので、入力データとして画像を取り扱う場合も、
入力すべき画像を直接計算機本体22に取り込むことも
可能である。本実施例では、発信器28及び受信器24
から構成される位置センサとして、超音波センサを用い
たが、磁気センサ等他のセンサを用いてもよい。
【0031】次に本発明の第2実施例における眼鏡型画
像表示装置40について図5〜図7を参照しつつ説明す
る。図5は第2実施例の眼鏡型画像表示装置40の全体
構成を示すブロック図であり、図6は作業者Pが眼鏡型
画像表示装置40を使用している状態を示した説明図で
ある。第1実施例と同様に、図6に示す眼鏡型画像表示
装置40は眼鏡部41を含み、データの処理装置である
計算機本体42に接続される。
【0032】また眼鏡部41には、第1実施例と同様の
表示装置43、及び表示装置43の一部と撮像装置44
の制御回路が設けられている。そして眼鏡部41の外周
部に撮像装置44が取付けられている。撮影装置44は
CCDカメラ等により構成され、計算機本体42に一体
に構成された入力装置46を撮像するカメラである。
【0033】図5において計算機47は、第1実施例と
同様に作業者Pの入力装置46の操作に対応して所望の
計算処理を行い、出力データを生成する回路である。撮
像装置44の出力する画像と、計算機47内部の画像出
力回路の出力画像は合成回路48に与えられる。合成回
路48は撮像装置44で撮像されたキーボード(入力装
置46)の画像と、計算機47から出力されたデータと
を同一フレームの画像に合成する回路で、第1実施例と
同様に表示装置43に画像を出力する。
【0034】さて第1実施例と異なり、図7の入力装置
46の4隅にカラーマーカ(認識カラー)46aが取付
けられており、撮像装置44の出力は認識回路49に入
力される。認識回路49は撮像装置44で撮像した入力
装置46のカラーマーカ46aを識別し、作業者Pから
見た入力装置46の位置を検出する画像認識手段であ
り、位置情報(空間座標信号)を撮像制御回路50に出
力する。撮像制御回路50は撮像装置44に制御信号を
出力し、入力装置46の全てのキートップが適切な大き
さと向きになるよう、CCDカメラの光学系を調節す
る。
【0035】このように構成された眼鏡型画像表示装置
40において、撮像装置44の出力画像が認識回路49
に入力されると、入力装置46の位置がカラーマーカ4
6aにより認識される。カラーマーカ46aの色とし
て、人間の手の肌色の補色である青色を用いれば、認識
がより容易になる。この場合認識回路49では、撮像装
置44のカラー出力より特定色の抽出を行い、その特定
色の位置および特定色間の距離を算出することにより、
入力装置46の眼鏡部41に対する位置および距離が算
出される。
【0036】撮像制御回路50では認識回路49の出力
をもとに、撮像装置44を入力装置46の方向に向ける
ための制御信号が出力される。すなわち眼鏡部41の入
力装置46に対する位置情報から、CCDカメラの光軸
及びズーム倍率が演算され、その制御信号が出力され
る。この制御信号に基づき入力装置46のキートップは
常に所定の大きさで撮影される。計算機47の出力と撮
像装置44の出力画像とが合成回路48に入力される
と、第1実施例と同様に画面が合成され、表示装置43
に出力される。
【0037】このように本実施例では受信器を含む位置
センサを用いずに、簡単な構成で眼鏡型画像表示装置4
0が実現できる。なお、認識回路49において入力装置
46の隅にカラーマーカーをつけて認識を行ったが、カ
ラーマーカーは何カ所につけても良い。また認識回路4
9はカラーマーカーによる特定色を認識するようにして
いるが、カラーマーカーをつけずに、高域炉波フィルタ
によりキーボードのエッジを認識パターンとして検出
し、その形状で入力装置の位置を認識してもよい。
【0038】次に本発明の第3実施例における眼鏡型画
像表示装置60について図8〜図11を参照しつつ説明
する。図8は第3実施例の眼鏡型画像表示装置60の眼
鏡部61の内部構造を示す平面図であり、図9はその断
面図である。また図10は作業者Pが眼鏡型画像表示装
置60を使用している状態を示した説明図である。図1
0に示すように、眼鏡型画像表示装置60は眼鏡部61
と計算機本体62を含んで構成される。
【0039】図8に示すように眼鏡部61には、第1実
施例と異なる表示装置63が内蔵されている。眼鏡部6
1の内部には表示装置63の一部として、左眼用の表示
パネル63aと右眼用の表示パネル63bとが設けられ
ている。表示パネル63a,63bは液晶表示パネルで
構成され、計算機本体62で処理されたデータの表示と
共に、入力装置64の入力データを表示するものであ
る。次に左眼用の表示パネル63aの下部に左眼用のミ
ラー65aが取付けられ、右眼用の表示パネル63bの
下部に右眼用のミラー65bが取付けられている。ミラ
ー65a,65bは、夫々表示パネル63a,63bに
対して斜めに取付けられており、ミラー駆動装置66
a,66bにより取付角が制御される。ミラー制御装置
66a,66aはミラー65a,65bを通して写し出
される入力装置64の像が、正規の位置になるよう姿勢
を制御する回路である。
【0040】図8及び図9に示すように、眼鏡部61の
下方に左眼用のズームレンズ67aと右眼用のズームレ
ンズ67bが第1のレンズ群として取付けられている。
ズームレンズ67a,67bは作業者Pが操作する入力
装置64のキートップが適当な大きさと姿勢で表示され
るように、光学系の倍率を調整するものである。ズーム
レンズ67の外形形状は、矩形又は楕円形の凸レンズで
ある。この倍率調整は左眼用のレンズ駆動装置68a,
右眼用のレンズ駆動装置68bにより制御される。レン
ズ駆動装置68は、ズームレンズ67の左右及び上下方
向に設けられた駆動部を有し、ズームレンズ67の光軸
を任意の方向に向けることができる。以上のミラー65
及びズームレンズ67は、位置演算回路の空間座標信号
により入力装置の画像を結像する光学手段を構成してい
る。
【0041】以上のミラー駆動装置66及びレンズ駆動
装置68は、図11のミラー制御回路69、レンズ制御
回路70により夫々制御される。また図10に示すよう
に、計算機本体62には発信器71が取付けられ、眼鏡
部61には受信器72が取付けられていることは第1実
施例と同様であり、それらの説明は省略する。また眼鏡
部61には、像反射手段であるミラー65で反射された
像を眼鏡部61の装着者の明視野内の虚像に変換する第
2のレンズ群も設けられているものとする。
【0042】さて図11に示すように受信器72の受信
信号は位置演算回路73に与えられる。位置演算回路7
3は第1実施例と同様に眼鏡部61に対する入力装置6
4の距離及び姿勢を検出する位置検出手段であり、その
位置情報はミラー制御回路69及びレンズ制御回路70
に出力される。ミラー制御回路69はミラー駆動装置6
6にミラー65の角度の制御信号を出力する回路で、レ
ンズ制御回路70はレンズ駆動装置68にズームレンズ
67の焦点及び光軸の制御信号を出力する回路である。
ここでミラー制御回路69とレンズ制御回路70は光学
手段の結像範囲を制御する光学制御回路を構成してい
る。
【0043】このように構成された眼鏡型画像表示装置
60の動作について説明する。計算機本体62の出力は
表示パネル63a,63bに表示される。図10に示す
ように眼鏡部61の下方に入力装置64が位置しておれ
ば、そのキートップの像はズームレンズ67a,67b
を通してミラー65a,65bで反射され、作業者Pの
眼に届く。こうして作業者Pは、計算機本体62の出力
と入力装置64の双方を同時に見ることができる。この
ときの眼鏡部61の光学系の動作について説明する。
【0044】図11において、送信器71と受信器72
とから構成される位置センサの動作と、位置演算回路7
3の動作については第1実施例と同様であるので詳細な
説明は省略する。位置演算回路73により、入力装置6
4の眼鏡部61に対する位置が検出される。この位置情
報はミラー制御回路69及びレンズ制御回路70に入力
される。ミラー制御回路69では入力された位置情報を
用いて、ミラー駆動装置66に駆動信号を出力する。そ
してミラー駆動装置66が動作し、入力装置64の像が
眼に入射されるようにミラー65の角度を最適に制御す
る。
【0045】レンズ制御回路70では、位置演算回路7
3から出力された位置情報に基づいて、駆動信号をレン
ズ駆動装置68に出力する。レンズ駆動装置68は図8
及び図9に示すズームレンズ67の焦点と光軸を調整
し、作業者Pの眼に入射される入力装置64の像の大き
さと方向を最適に制御する。このようにして作業者Pは
計算機本体62の出力と入力装置64のキートップを夫
々常に同じ大きさで見ることができる。こうすると、C
CDカメラ等の撮像装置を用いることなく、簡単な構成
で計算機本体62の出力画像とキーボードとを同時に見
ることができる。
【0046】次に本発明の第4実施例における眼鏡型画
像表示装置80について図12、図13を参照しつつ説
明する。図12は第4実施例の眼鏡型画像表示装置80
の眼鏡部81と計算機本体82とを示す説明図である。
また図13は眼鏡型画像表示装置80の制御回路部を中
心とする構成図である。
【0047】図12に示すように眼鏡部81には第1実
施例と同様の撮像装置83と、第3実施例と同様のズー
ムレンズ84a,84bが設けられている。さらに眼鏡
部81には図示しないミラーと表示装置も設けられてい
る。図13において、撮像装置83の出力画像は認識回
路85に与えられる。認識回路85は図12に示す入力
装置86の画像から、眼鏡部81に対する入力装置86
の距離及び向きを識別する回路である。認識回路85で
生成された位置情報はミラー制御回路87及びレンズ制
御回路88に与えられる。さらにミラー制御回路87の
駆動信号はミラー駆動装置89に与えられ、眼鏡部81
内のミラーの角度を制御する。そしてレンズ制御回路8
8の駆動信号はレンズ駆動装置90に与えられ、眼鏡部
81内のズームレンズ84の焦点及び光軸を制御する。
【0048】このように構成された眼鏡型画像表示装置
80の動作について説明する。撮像装置83が動作する
と、認識回路85からは入力装置86の位置情報が出力
される。この位置情報はミラー制御回路87及びレンズ
制御回路88に入力され、第3実施例の場合と同様に、
ミラー駆動装置89及びレンズ駆動装置90を動作させ
る。そして表示装置に計算機本体の出力データを表示
し、ミラーに入力装置85のキートップを表示する。こ
うすると作業者Pは計算機本体82の出力内容と同時に
キーボードを夫々常に同じような大きさで見ることがで
きる。このように構成することにより、解像度の低いC
CDカメラを用いても計算機本体の出力画像とキーボー
ドとを同時に見ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1及び2の発明によれば、位置検出手段を用いて撮像装
置を駆動し、入力装置が撮像装置により常に撮像される
ことにより、計算機の出力画像と入力装置の画像とを眼
鏡型の表示装置で常に同時に見ることができる。そのた
めデータ処理の守秘性が確保され、公共の設備内や交通
機関内でも計算機を安心して使用することもできる。
【0050】また本願の請求項3〜5の発明によれば、
撮像装置で撮像された画像の中から入力装置を画像処理
により認識することで、入力装置の位置情報を得ること
ができる。この位置情報に基づき撮像装置を駆動するこ
とにより、入力装置が常に撮像され、計算機の出力画像
と入力装置の画像とが眼鏡型の表示装置で常に同時に見
ることがてきる。そのためデータ処理の守秘性が確保さ
れ、公共の設備内や交通機関内でも計算機を安心して使
用することもできる。
【0051】また本願の請求項6及び7の発明によれ
ば、位置検出手段を用いて光学手段を駆動することによ
り、入力装置と計算機の出力画像とを眼鏡型の表示装置
で同時に見ることができる。このため撮像装置が不要と
なり、データ処理の守秘性が確保され、公共の設備内や
交通機関内でも計算機を安心して使用することもでき
る。
【0052】また本願の請求項8〜11の発明によれ
ば、撮像装置で撮像された画像の中から画像認識手段の
画像処理により入力装置の位置を認識することができ
る。この位置情報に基づき光学手段を駆動し、入力装置
の像と計算機の出力画像とを眼鏡型の表示装置で同時に
見ることができる。そのためデータ処理の守秘性が確保
され、公共の設備内や交通機関内でも計算機を安心して
使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における眼鏡型画像表示装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の眼鏡型画像表示装置の使用状態を
示す説明図である。
【図3】第1実施例の位置センサに用いられる発信器と
受信器の構成を示す外観図である。
【図4】第1実施例の眼鏡型画像表示装置における眼鏡
部の内部構成図である。
【図5】本発明の第2実施例における眼鏡型画像表示装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図6】第2実施例の眼鏡型画像表示装置の使用状態を
示す説明図である。
【図7】第2実施例の眼鏡型画像表示装置における入力
装置の外観図である。
【図8】第3実施例の眼鏡型画像表示装置において、眼
鏡部の内部構成を示す正面図である。
【図9】本発明の第3実施例の眼鏡型画像表示装置にお
いて、眼鏡部の内部構成を示す側部断面図である。
【図10】第3実施例の眼鏡型画像表示装置の使用状態
を示す説明図である。
【図11】第3実施例における眼鏡型画像表示装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第4実施例における眼鏡型画像表示
装置の使用状態を示す説明図である。
【図13】第4実施例における眼鏡型画像表示装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図14】従来の画像表示装置(その1)の構成を示す
外観図である。
【図15】従来の画像表示装置(その2)の構成を示す
外観図である。
【図16】従来の画像表示装置(その3)の構成を示す
外観図である。
【符号の説明】
20,40,60,80 眼鏡型画像表示装置 21,41,61,81 眼鏡部 22,42,62,82 計算機本体 23,43,63 表示装置 24,72 受信器 24a,24b,24c 受信素子 26,44,83 撮像装置 27,46,64,86 入力装置 28,71 発信器 28a,28b,28c 発振素子 29,73 位置演算回路 30,50 撮像制御回路 31,47 計算機 32,48 合成回路 33a,33b,63a,63b 表示パネル 34a,34b 情報表示領域 35a,35b 入力装置表示領域 46a カラーマーカ 49,85 認識回路 65a,65b ミラー 66a,66b,89 ミラー駆動装置 67a,67b,84a,84b ズームレンズ 68a,68b,90 レンズ駆動装置 69,87 ミラー制御回路 70,88 レンズ制御回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する入力装置、及び前記入
    力装置の入力データ及び演算処理されたデータの表示画
    像信号を出力する画像出力回路とを有する処理装置に接
    続され、表示画像信号が入力されると画像を表示する眼
    鏡型の表示装置を有する眼鏡型画像表示装置において、 前記入力装置に取付けられ、所定の信号を空間に出力す
    る発信器と、 前記発信器の信号を受信し、前記表示装置に対する前記
    入力装置の位置を空間座標信号として出力する位置検出
    手段と、 前記表示装置に取付けられ、前記位置検出手段の空間座
    標信号により前記入力装置近傍の領域を撮像する撮像装
    置と、 前記撮像装置の撮像範囲を制御する撮像制御回路と、を
    具備し、 前記表示装置は、 前記画像出力回路の画像と前記撮像装置の画像とを同一
    の画面内に表示するものであることを特徴とする眼鏡型
    画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記入力装置は、キーボードであり、 前記撮像制御回路は、前記キーボード近傍の領域を撮影
    するように撮像方向及び撮像範囲を制御する制御信号を
    前記撮像装置に与えるものであることを特徴とする請求
    項1記載の眼鏡型画像表示装置。
  3. 【請求項3】 データを入力する入力装置、及び前記入
    力装置の入力データ及び演算処理されたデータの表示画
    像信号を出力する画像出力回路とを有する処理装置に接
    続され、表示画像信号が入力されると画像を表示する眼
    鏡型の表示装置が設けられた眼鏡型画像表示装置におい
    て、 前記表示装置に取付けられ、前記入力装置近傍の領域を
    撮像する撮像装置と、 前記撮像装置の出力画像に基づき、前記表示装置に対す
    る前記入力装置の位置を空間座標信号として出力する画
    像認識手段と、 前記画像認識手段の出力する空間座標信号に基づいて前
    記入力装置を撮像するように前記撮像装置の撮像範囲を
    制御する撮像制御回路と、を具備し、 前記表示装置は、 前記画像出力回路の画像と前記撮像装置の画像とを同一
    の画面内に表示するものであることを特徴とする眼鏡型
    画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記入力装置は、所定位置に特定の認識
    マークが取付けられたキーボードであり、 前記画像認識手段は、前記キーボードの認識マークを検
    出して前記入力装置の空間座標信号を出力するものであ
    ることを特徴とする請求項3記載の眼鏡型画像表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段はキーボードであり、 前記画像認識手段は、前記キーボードの輪郭を検出して
    前記入力装置の空間座標信号を出力するものであること
    を特徴とする請求項3記載の眼鏡型画像表示装置。
  6. 【請求項6】 データを入力する入力装置、及び前記入
    力装置の入力データ及び演算処理されたデータの表示画
    像信号を出力する画像出力回路とを有する処理装置に接
    続され、表示画像信号が入力されると画像を表示する眼
    鏡型の表示装置を有する眼鏡型画像表示装置において、 前記入力装置に取付けられ、所定の信号を空間に出力す
    る発信器と、 前記発信器の信号を受信し、前記表示装置に対する前記
    入力装置の位置を空間座標信号として出力する位置検出
    手段と、 前記表示装置に取付けられ、前記位置検出手段の空間座
    標信号により前記入力装置が操作者の視野に入るように
    結像させる光学手段と、を具備することを特徴とする眼
    鏡型画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記光学手段は、 前記入力装置近傍の像が入力範囲となるよう結像する第
    1のレンズ群と、 前記第1のレンズ群の結像範囲を制御する第1の制御回
    路と、 前記第1のレンズ群の出力像を操作者の視野に入るよう
    反射させる像反射手段と、 前記像反射手段の反射角を制御する第2の制御回路と、 前記像反射手段で反射された像を操作者の明視野内の虚
    像に変換する第2のレンズ群と、を有するものであるこ
    とを特徴とする請求項6記載の眼鏡型画像表示装置。
  8. 【請求項8】 データを入力する入力装置、及び前記入
    力装置の入力データ及び演算処理されたデータの表示画
    像信号を出力する画像出力回路とを有する処理装置に接
    続され、表示画像信号が入力されると画像を表示する眼
    鏡型の表示装置を有する眼鏡型画像表示装置において、 前記表示装置に取付けられ、前記入力装置近傍の領域を
    撮像する撮像装置と、 前記撮像装置の出力画像に基づき、前記表示装置に対す
    る前記入力装置の位置を空間座標信号として出力する画
    像認識手段と、 前記表示装置に取付けられ、前記画像認識手段の空間座
    標信号により前記入力装置が操作者の視野に入るように
    結像させる光学手段と、を具備することを特徴とする眼
    鏡型画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記入力手段は、所定位置に特定の認識
    マークが取付けられたキーボードであり、 前記画像認識手段は、前記キーボードの認識マークを検
    出して前記入力装置の空間座標信号を出力するものであ
    ることを特徴とする請求項8記載の眼鏡型画像表示装
    置。
  10. 【請求項10】 前記入力手段はキーボードであり、 前記画像認識手段は、前記キーボードの輪郭を検出して
    前記入力装置の空間座標信号を出力するものであること
    を特徴とする請求項8記載の眼鏡型画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記光学手段は、 前記入力装置近傍の像が、前記光学手段の入力範囲とな
    るよう結像倍率を制御する第1のレンズ群と、 前記第1のレンズ群の出力像を操作者の視野に入るよう
    反射させる像反射手段と、 前記像反射手段で反射された像を操作者の明視野内の虚
    像に変換する第2のレンズ群と、を有するものであるこ
    とを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項記載の眼
    鏡型画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009129021A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Ntt Docomo Inc 情報入力システムおよび情報入力方法
JP2010139711A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Brother Ind Ltd ヘッドマウントディスプレイ
CN103022082A (zh) * 2012-12-28 2013-04-03 昆山工研院新型平板显示技术中心有限公司 透明显示镜片及其结合视觉辨识功能的信息搜索装置

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