JPH073075Y2 - 振動吸収タイロッド - Google Patents
振動吸収タイロッドInfo
- Publication number
- JPH073075Y2 JPH073075Y2 JP1988002648U JP264888U JPH073075Y2 JP H073075 Y2 JPH073075 Y2 JP H073075Y2 JP 1988002648 U JP1988002648 U JP 1988002648U JP 264888 U JP264888 U JP 264888U JP H073075 Y2 JPH073075 Y2 JP H073075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- tie rod
- elastic modulus
- vibration
- adhesive material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、航空機内の荷物棚(ストエージビン)や天井
などを保持するタイロッドに関するものである。
などを保持するタイロッドに関するものである。
[従来の技術] 従来、航空機内の荷物棚や天井は、通常アルミ合金で作
られた高剛性のタイロッドを介して胴体構造と結合され
ている。
られた高剛性のタイロッドを介して胴体構造と結合され
ている。
[考案が解決しようとする課題] 従来のものでは、胴体の空気力学的振動が直接伝わって
共鳴音を発し、乗客に不快感を与える原因となってい
る。この不具合を避けるのには、タイロッドの端末金具
にゴムを挿入したり、振動吸収ダンパーを取付けたりし
なければならず、構造が複雑になる上、重量が増加する
欠点があった。
共鳴音を発し、乗客に不快感を与える原因となってい
る。この不具合を避けるのには、タイロッドの端末金具
にゴムを挿入したり、振動吸収ダンパーを取付けたりし
なければならず、構造が複雑になる上、重量が増加する
欠点があった。
本考案の目的は、従来技術がもっていた共鳴音の発生、
或は構造の複雑化、重量の増加等の欠点を解消し、それ
自身で振動を吸収し、且つ高い圧縮応力にも対応でき
る、構造が簡単で軽量なタイロッドを提供することであ
る。
或は構造の複雑化、重量の増加等の欠点を解消し、それ
自身で振動を吸収し、且つ高い圧縮応力にも対応でき
る、構造が簡単で軽量なタイロッドを提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の揺動吸収タイロッドは、前記目的を達成するた
めに開発したもので、実施例に対応する第1〜2図を用
いて説明すると、高弾性率を有する内筒2を高粘性接着
材料層4を介在させて一体化してなる抵弾性率を有する
外筒3の両端を、それぞれ端末金具5外周に固着し、且
つ、前記内筒2端部を前記端末金具5に対しそれぞれ0.
2〜0.5mm程度の隙間10を隔てて位置させ、軸方向の振動
を受けた際に前記両者の弾性率の差に基づいて、介在さ
せた高粘性接着材料層4に剪断歪を生じさせ振動エネル
ギーを吸収するとともに、高い圧縮荷重が働いた場合、
前記内筒2が前記端末金具5と係止して圧縮力を受ける
よう構成したことを特徴とするものである。
めに開発したもので、実施例に対応する第1〜2図を用
いて説明すると、高弾性率を有する内筒2を高粘性接着
材料層4を介在させて一体化してなる抵弾性率を有する
外筒3の両端を、それぞれ端末金具5外周に固着し、且
つ、前記内筒2端部を前記端末金具5に対しそれぞれ0.
2〜0.5mm程度の隙間10を隔てて位置させ、軸方向の振動
を受けた際に前記両者の弾性率の差に基づいて、介在さ
せた高粘性接着材料層4に剪断歪を生じさせ振動エネル
ギーを吸収するとともに、高い圧縮荷重が働いた場合、
前記内筒2が前記端末金具5と係止して圧縮力を受ける
よう構成したことを特徴とするものである。
[作用] 本考案のタイロッド1は以上のように構成されているの
で、外筒3に軸方向の引張或は圧縮の振動荷重を受ける
と低弾性率の外筒3は伸長或は縮小を繰り返すが、高粘
性接着材料層4を介して一体化されている内筒2は高弾
性率を有するため、伸長或は縮小を僅かしか行わず、そ
の結果、内、外筒に挟まれた層4が変形を繰り返して受
け、その度に層4中に剪断歪を生じて振動荷重エネルギ
ーを熱エネルギに変換して、振動を吸収することができ
る。また、高い圧縮荷重に対しては、内筒2両端部が端
末金具5と係止して、圧縮力を受け持つよう作用する。
で、外筒3に軸方向の引張或は圧縮の振動荷重を受ける
と低弾性率の外筒3は伸長或は縮小を繰り返すが、高粘
性接着材料層4を介して一体化されている内筒2は高弾
性率を有するため、伸長或は縮小を僅かしか行わず、そ
の結果、内、外筒に挟まれた層4が変形を繰り返して受
け、その度に層4中に剪断歪を生じて振動荷重エネルギ
ーを熱エネルギに変換して、振動を吸収することができ
る。また、高い圧縮荷重に対しては、内筒2両端部が端
末金具5と係止して、圧縮力を受け持つよう作用する。
[実施例] 本考案の振動吸収タイロッドを図面に基づいて具体的に
説明する。
説明する。
第1図は一部断面にて示す全体正面図、第2図と第3図
は二つの実施例の端末部の断面図で、タイロッド1は高
弾性率を有する内筒2と低弾性率を有する外筒3の間に
高粘性接着材料層4を介在させて形成されている。
は二つの実施例の端末部の断面図で、タイロッド1は高
弾性率を有する内筒2と低弾性率を有する外筒3の間に
高粘性接着材料層4を介在させて形成されている。
ここで、各部分の実際の材料には、内筒2としては織成
したカーボン繊維を管状に形成した引張弾性率13500kg/
mm程度のカーボンチューブを用い、外筒3としては、織
成したケブラー繊維例えばクローフート織物にしたプリ
プレグ材ケブラー285(商品名)を管状に形成した引張
弾性率1800kg/mm程度のケブラーチューブを用い、高粘
性接着材料層4としては、アクリルフィルムを基材とし
て両面に粘着剤を塗布したベリーハイボンド(VHB)
(商品名)を用いて構成した。
したカーボン繊維を管状に形成した引張弾性率13500kg/
mm程度のカーボンチューブを用い、外筒3としては、織
成したケブラー繊維例えばクローフート織物にしたプリ
プレグ材ケブラー285(商品名)を管状に形成した引張
弾性率1800kg/mm程度のケブラーチューブを用い、高粘
性接着材料層4としては、アクリルフィルムを基材とし
て両面に粘着剤を塗布したベリーハイボンド(VHB)
(商品名)を用いて構成した。
次にタイロッド1の端末部の構成を説明すると、端末金
具5はテーパ部分を有するテーパフィッティグ6と、そ
の小径端部に設けためねじ7に螺合する接続杆8と接続
杆8を調整固定する調整ナット9とから構成される。フ
ィッティング6は、アルミ合金製でその外周面の形状は
第2図、或は第3図に示すようになっている。
具5はテーパ部分を有するテーパフィッティグ6と、そ
の小径端部に設けためねじ7に螺合する接続杆8と接続
杆8を調整固定する調整ナット9とから構成される。フ
ィッティング6は、アルミ合金製でその外周面の形状は
第2図、或は第3図に示すようになっている。
先ず、第2図の場合を説明すると、フィッティング6の
テーパ部分の外周に外筒が接着材層11を介して被嵌、接
着され、さらに外筒の外周にはカーボン繊維を巻回した
ワインディング層12を設けて固着され、外筒3とフィッ
ティング6は強固な一体化構造となされる。
テーパ部分の外周に外筒が接着材層11を介して被嵌、接
着され、さらに外筒の外周にはカーボン繊維を巻回した
ワインディング層12を設けて固着され、外筒3とフィッ
ティング6は強固な一体化構造となされる。
さらに、内筒2の端部はテーパフィッティング6の段部
に対して0.2〜0.5mm程度の隙間10をあけて被嵌され、そ
の部分の内筒端部の内外面及び端面にはテフロン分離層
13が設けられ、内筒2は外筒3に対して高粘性接着材料
層4を介して接着されるとともに、フィッティング6に
対しては拘束されずに軸方向に自由に摺動できるように
なっている。
に対して0.2〜0.5mm程度の隙間10をあけて被嵌され、そ
の部分の内筒端部の内外面及び端面にはテフロン分離層
13が設けられ、内筒2は外筒3に対して高粘性接着材料
層4を介して接着されるとともに、フィッティング6に
対しては拘束されずに軸方向に自由に摺動できるように
なっている。
このような構成になっているので、タイロッド1に軸方
向の負荷がかかった場合、外筒3と内筒2との間には、
第4図(A)〜(D)に簡略化して示すような現象を生
じる。
向の負荷がかかった場合、外筒3と内筒2との間には、
第4図(A)〜(D)に簡略化して示すような現象を生
じる。
ここで、第4図(A)はタイロッド全体の要部断面正面
図、(B)、(C)、(D)はその要部拡大説明図であ
って、(B)は無負荷時、(C)は引張負荷時、(D)
は圧縮負荷時の状態を示している。すなわち、無負荷時
(B)では外筒には負荷がかからないので、内筒2と高
粘性接着材料層4とは何等の作用を現さない。引張負荷
時(C)では引張力T、Tによって外筒3は伸長される
が、内筒2は弾性率が外筒3よりも高いため伸長に対し
て抵抗を示し、その間に挟まれた層4は剪断歪を受けて
図示のように変形して外筒の負荷を内筒に伝えることに
なる。圧縮負荷時(D)では圧縮力P、Pによって外筒
3は圧縮されるが内筒2は前記同様に圧縮に対して抵抗
を示し、その間に挟まれた層4は剪断歪を受けて図示の
ように変形して外筒の負荷を内筒に伝えることになる。
図、(B)、(C)、(D)はその要部拡大説明図であ
って、(B)は無負荷時、(C)は引張負荷時、(D)
は圧縮負荷時の状態を示している。すなわち、無負荷時
(B)では外筒には負荷がかからないので、内筒2と高
粘性接着材料層4とは何等の作用を現さない。引張負荷
時(C)では引張力T、Tによって外筒3は伸長される
が、内筒2は弾性率が外筒3よりも高いため伸長に対し
て抵抗を示し、その間に挟まれた層4は剪断歪を受けて
図示のように変形して外筒の負荷を内筒に伝えることに
なる。圧縮負荷時(D)では圧縮力P、Pによって外筒
3は圧縮されるが内筒2は前記同様に圧縮に対して抵抗
を示し、その間に挟まれた層4は剪断歪を受けて図示の
ように変形して外筒の負荷を内筒に伝えることになる。
なおここで、内筒2の端部は、第2図に示すようにテフ
ロン分離層13を介し、かつ隙間10を有してテーパフィッ
テイィング6に係合しているので、第4図(C)、
(D)に示すような作用が無理なく行われるとともに、
非常着陸状態などによる高い圧縮荷重が働いた場合に
は、普段遊ばせてある隙間10が塞がり、内筒2が圧縮力
を受けもつことになる。
ロン分離層13を介し、かつ隙間10を有してテーパフィッ
テイィング6に係合しているので、第4図(C)、
(D)に示すような作用が無理なく行われるとともに、
非常着陸状態などによる高い圧縮荷重が働いた場合に
は、普段遊ばせてある隙間10が塞がり、内筒2が圧縮力
を受けもつことになる。
次に、第3図の場合を説明すると、テーパフィッティン
グ6の外側段部に外筒3の端部が接着材層11′を介して
被嵌、固着され、内筒2の端部は、第2図の場合と同様
に内側の段部に0.2〜0.5mm程度の隙間10をあけて被嵌さ
れ、内筒の端部の内外面と端面にはテフロン分離層13が
もうけられている。従って、内筒2は第2図の場合と同
様に外筒3に対して高粘性接着材料層4を介して接着さ
れるとともに、フッティング6に対しては拘束されずに
軸方向に自由に摺動でき、その作用もさきの第4図
(A)〜(D)による説明のとおりで変りはない。
グ6の外側段部に外筒3の端部が接着材層11′を介して
被嵌、固着され、内筒2の端部は、第2図の場合と同様
に内側の段部に0.2〜0.5mm程度の隙間10をあけて被嵌さ
れ、内筒の端部の内外面と端面にはテフロン分離層13が
もうけられている。従って、内筒2は第2図の場合と同
様に外筒3に対して高粘性接着材料層4を介して接着さ
れるとともに、フッティング6に対しては拘束されずに
軸方向に自由に摺動でき、その作用もさきの第4図
(A)〜(D)による説明のとおりで変りはない。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したような構成と作用を有している
ので、低弾性率の外筒3が振動に基づく引張荷重或は圧
縮荷重を受けると、高粘性接着材料層4を介して一体化
された高弾性率の内筒2は変形しにくいため、介在する
高粘性材料からなる層4が反覆して変形を受けることに
なり、その変形の度に剪断歪を生じ、振動エネルギを熱
エネルギーに変換して、タイロッドが受ける振動を吸収
することができる。また、高い圧縮荷重が働いた場合、
高弾性率を有する内筒両端部が端末金具と係止して圧縮
力を受け持つようになるので、高い圧縮力にも対応でき
る。
ので、低弾性率の外筒3が振動に基づく引張荷重或は圧
縮荷重を受けると、高粘性接着材料層4を介して一体化
された高弾性率の内筒2は変形しにくいため、介在する
高粘性材料からなる層4が反覆して変形を受けることに
なり、その変形の度に剪断歪を生じ、振動エネルギを熱
エネルギーに変換して、タイロッドが受ける振動を吸収
することができる。また、高い圧縮荷重が働いた場合、
高弾性率を有する内筒両端部が端末金具と係止して圧縮
力を受け持つようになるので、高い圧縮力にも対応でき
る。
しかも、本考案のタイロッドは、その構成に基づいて構
造を簡単に、かつきわめて軽量にすることが出来る。
造を簡単に、かつきわめて軽量にすることが出来る。
第1図は本考案のタイロッドの一部縦断正面図、第2図
は本考案の一実施例の要部断面図、第3図は同じく他の
実施例の要部断面図、第4図(A)、(B)、(C)、
(D)は本考案の作用説明図である。 1……タイロッド、2……内筒、3……外筒、4……高
粘性接着材料層。
は本考案の一実施例の要部断面図、第3図は同じく他の
実施例の要部断面図、第4図(A)、(B)、(C)、
(D)は本考案の作用説明図である。 1……タイロッド、2……内筒、3……外筒、4……高
粘性接着材料層。
Claims (1)
- 【請求項1】高弾性率を有する内筒を高粘性接着材料層
を介在させて一体化してなる抵弾性率を有する外筒の両
端を、それぞれ端末金具外周に固着し、且つ、前記内筒
端部を前記端末金具に対しそれぞれ0.2〜0.5mm程度の隙
間を隔てて位置させ、軸方向の振動を受けた際に前記両
者の弾性率の差に基づいて、介在させた高粘性接着材料
層に剪断歪を生じさせ振動エネルギーを吸収するととも
に、高い圧縮荷重が働いた場合、前記内筒が前記端末金
具と係止して圧縮力を受けるよう構成したことを特徴と
する振動吸収タイロッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988002648U JPH073075Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 振動吸収タイロッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988002648U JPH073075Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 振動吸収タイロッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01108443U JPH01108443U (ja) | 1989-07-21 |
JPH073075Y2 true JPH073075Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31203598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988002648U Expired - Lifetime JPH073075Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 振動吸収タイロッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073075Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6626690B2 (ja) * | 2015-11-05 | 2019-12-25 | ナブテスコ株式会社 | 力伝達部材の支持構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534549U (ja) * | 1978-08-29 | 1980-03-05 | ||
JPS55109654A (en) * | 1979-02-15 | 1980-08-23 | Hitachi Cable | Glueing compound material with high damping property |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP1988002648U patent/JPH073075Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01108443U (ja) | 1989-07-21 |
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