JPH07305612A - 内燃機関用機関弁の電磁駆動装置 - Google Patents

内燃機関用機関弁の電磁駆動装置

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JPH07305612A
JPH07305612A JP6096371A JP9637194A JPH07305612A JP H07305612 A JPH07305612 A JP H07305612A JP 6096371 A JP6096371 A JP 6096371A JP 9637194 A JP9637194 A JP 9637194A JP H07305612 A JPH07305612 A JP H07305612A
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armature
oil
housing
engine
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Yasushi Matsumoto
弥寸嗣 松本
Takashi Sugai
孝 菅井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シリンダヘッド上に設けられるハウジング内
に、機関弁に連動、連結されるアーマチュアが移動可能
に収納され、閉弁用電磁石および開弁用電磁石がアーマ
チュアに対向してハウジング内に固定配置され、機関弁
の閉弁および開弁方向に向けて前記アーマチュアが一対
の戻しばねで付勢される内燃機関用機関弁の電磁駆動装
置において、閉弁用および開弁用電磁石にアーマチュア
が直接衝突して衝撃音が発生したり、破損が生じること
を防止し、かつ各電磁石の冷却および各部の摩耗防止を
同時に達成する。 【構成】本発明は、閉弁用および開弁用電磁石11,1
2とアーマチュア10との対向面にオイルを導くことを
可能としてハウジング91 内にオイルを導入するオイル
供給手段421 を含み、ハウジング91 には、供給され
たオイルを排出する排出路441 が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダヘッド上に設
けられるハウジングと、機関弁に連動、連結されるとと
もに前記ハウジング内に移動可能に収納されるアーマチ
ュアと、前記アーマチュアを吸引して機関弁を閉弁作動
せしめる電磁力を発揮可能としてアーマチュアに対向す
る位置でハウジング内に固定配置される閉弁用電磁石
と、前記アーマチュアを吸引して機関弁を開弁作動せし
める電磁力を発揮可能としてアーマチュアに対向する位
置でハウジング内に固定配置される開弁用電磁石と、機
関弁の閉弁および開弁方向に向けて前記アーマチュアを
付勢する一対の戻しばねとを備える内燃機関用機関弁の
電磁駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば特開昭6
3−277810号公報および特開平3−44009号
公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭63−27
7810号公報で開示されたものでは、流体封入ダンパ
および皿ばね等により、閉弁用電磁石あるいは開弁用電
磁石に吸引される際のアーマチュアの移動速度を減衰し
て電磁石へのアーマチュアの衝突を回避し、また特開昭
63−277810号公報で開示されたものでは、流体
封入ダンパにより閉弁用電磁石あるいは開弁用電磁石へ
のアーマチュアの衝突を回避するようにしている。
【0004】しかるに機関弁の開閉作動時には閉弁用電
磁石および開弁用電磁石は励磁および消磁を繰り返して
発熱するものであり、閉弁用電磁石および開弁用電磁石
を有効に冷却する必要があるが、上記従来のものには、
そのような構成は開示されていない。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、閉弁用および開弁用電磁石へのアーマチュア
の吸引時にそれらの電磁石にアーマチュアが直接衝突し
て衝撃音が発生したり、破損が生じることを防止すると
ともに、そのための構成により各電磁石の冷却および各
部の摩耗防止を同時に達成し得るようにした内燃機関用
機関弁の電磁駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、シリンダヘッド上に設けら
れるハウジングと、機関弁に連動、連結されるとともに
前記ハウジング内に移動可能に収納されるアーマチュア
と、該アーマチュアを吸引して機関弁を閉弁作動せしめ
る電磁力を発揮可能としてアーマチュアに対向する位置
でハウジング内に固定配置される閉弁用電磁石と、前記
アーマチュアを吸引して機関弁を開弁作動せしめる電磁
力を発揮可能としてアーマチュアに対向する位置でハウ
ジング内に固定配置される開弁用電磁石と、機関弁の閉
弁および開弁方向に向けて前記アーマチュアをそれぞれ
付勢する一対の戻しばねとを備える内燃機関用機関弁の
電磁駆動装置において、閉弁用および開弁用電磁石とア
ーマチュアとの対向面にオイルを導くことを可能として
ハウジング内にオイルを導入するオイル供給手段を含
み、ハウジングには、供給されたオイルを排出する排出
路が設けられることを特徴とする。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、閉弁用電磁石および
アーマチュアの対向面、ならびに開弁用電磁石およびア
ーマチュアの対向面には、相互に合致するオイル溜溝が
それぞれ設けられる。
【0008】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、アーマチュア
と、該アーマチュアに対して固定位置となることを可能
としてハウジングに配設される支持体またはハウジング
との間には、機関弁の閉弁作動時に少なくともその閉弁
着座直前でダンパ機能を発揮する油圧ダンパが設けられ
る。
【0009】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項1記載の発明の構成に加えて、前記排出路は、シ
リンダヘッドに設けられるガイド筒と、該ガイド筒内に
摺動自在に嵌合される機関弁のステムとの間に、オイル
を供給し得る位置でハウジングに設けられる。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0011】図1は本発明の第1実施例を示すものであ
り、吸気弁あるいは排気弁である機関弁V1 は、シリン
ダヘッド3に設けられた弁口4を開閉可能な弁体部1
と、該弁体部1に一体に連設されるステム2とから成
り、ステム2はシリンダヘッド3に固設されたガイド筒
5内に摺動自在に嵌合される。シリンダヘッド3の上端
には、ステム2の上端を臨ませる凹部6が設けられてお
り、該凹部6内でステム2の上端には、二つ割りコッタ
7によりリテーナ8が固定される。
【0012】このような機関弁V1 を開閉駆動する電磁
駆動装置は、シリンダヘッド3上に設けられる非磁性材
料製のハウジング91 と、機関弁V1 に連動、連結され
るとともにハウジング91 内に移動可能に収納されるア
ーマチュア10と、該アーマチュア10を吸引して機関
弁V1 を閉弁作動せしめる電磁力を発揮可能としてアー
マチュア10の上面に対向する位置でハウジング91
に固定配置される閉弁用電磁石11と、前記アーマチュ
ア10を吸引して機関弁V1 を開弁作動せしめる電磁力
を発揮可能としてアーマチュア10の下面に対向する位
置でハウジング91 内に固定配置される開弁用電磁石1
2と、機関弁V1 の閉弁方向に向けてアーマチュア10
を付勢する閉弁側戻しばね13と、機関弁V1 の開弁方
向に向けてアーマチュア10を付勢する開弁側戻しばね
14とを備える。
【0013】ハウジング91 には、機関弁V1 側の一端
が端壁15で閉じられた収納孔16と、該収納孔16よ
りも小径にして収納孔16の他端に一端を連ならせた小
径摺動孔17と、小径摺動孔17よりも大径にして小径
摺動孔17の他端に一端を連ならせるとともに他端が端
壁19で閉じられる大径摺動孔18とが、同軸に設けら
れる。
【0014】端壁15には、機関弁V1 のステム2と同
軸にして円筒状のガイド部20が一体に設けられてお
り、該ガイド部20を移動自在に貫通するロッド21の
一端が、機関弁V1 のステム2に同軸に当接される。し
かもシリンダヘッド3の凹部6内で、該凹部6の底部お
よびリテーナ8間には、ステム2を囲繞するコイル状の
連動ばね22が縮設されており、該連動ばね22は、機
関弁V1 をロッド21に連動させるだけの比較的弱いば
ね力を発揮するものである。一方、ハウジング9 1 の収
納孔16内でロッド21の中間部には、円盤状であるア
ーマチュア10が一体に設けられる。すなわちアーマチ
ュア10は機関弁V1 に連動、連結されることになる。
【0015】閉弁用電磁石11は、アーマチュア10の
上面に対向するようにして、収納孔16および小径摺動
孔17間の段部23側でハウジング91 内に固定的に配
設されるものであり、アーマチュア10側に開放した環
状の溝24を有してロッド21を同軸に囲繞するリング
状の固定コア25と、合成樹脂から成るモールド部27
で被覆されて前記溝24内に嵌入されるリング状のコイ
ル26とから成る。また開弁用電磁石12は、アーマチ
ュア10の下面に対向するようにして、端壁15側でハ
ウジング91 内に固定的に配設されるものであり、アー
マチュア10側に開放した環状の溝28を有してロッド
21を同軸に囲繞するリング状の固定コア29と、合成
樹脂から成るモールド部31で被覆されて前記溝28内
に嵌入されるリング状のコイル30とから成る。
【0016】ハウジング91 の小径摺動孔17および大
径摺動孔18には、端壁19との間に油圧室32を形成
する支持体としてのピストン33が摺動自在に嵌合され
ており、ピストン33の外面には、大径摺動孔18の内
面に摺接するOリング等の環状のシール部材34が装着
される。該ピストン33には、収納孔16側を開放した
有底の案内孔35が同軸に設けられており、ロッド21
の他端は該案内孔35内に挿入される。
【0017】ハウジング91 の端壁19には、油圧室3
2に通じる接続孔36が設けられており、該接続孔36
には、オイル溜37からオイルを汲み上げるオイルポン
プ38が、該オイルポンプ38からのオイルを油圧室3
2に導く状態ならびに油圧室32の油圧を解放する状態
を切換可能な切換弁39を介して接続され、オイルポン
プ38およびオイル溜37間には油圧室32に供給する
油圧を一定に保つためのリリーフ弁40が設けられる。
而して前記オイル溜37、オイルポンプ38およびリリ
ーフ弁40は、機関各部への潤滑油給油用のものを兼用
してもよく、また電磁駆動装置専用のものとして設けら
れるものであってもよい。
【0018】ところで、閉弁側戻しばね13はハウジン
グ91 の端壁15とアーマチュア10との間に縮設さ
れ、開弁側戻しばね14は、ピストン33とアーマチュ
ア10との間に縮設される。而して両戻しばね13,1
4は、ピストン33が、油圧室32への油圧の作用によ
り小径摺動孔17および大径摺動孔18間の段部41に
当接した状態に在って両電磁石11,12が消磁状態に
在るときに、アーマチュア10を両電磁石11,12間
の中央部に位置させて機関弁V1 を図示のような中立位
置に保つものである。一方、油圧室32の油圧が解放さ
れたときには、両電磁石11,12の消磁状態で両戻し
ばね13,14のばね力が平衡するようにアーマチュア
10は閉弁用電磁石11側に移動するものである。この
ようにアーマチュア10を閉弁用電磁石11側に移動さ
せたときには、アーマチュア10の閉弁用電磁石11へ
の吸引がより容易となるものであり、たとえば機関の始
動時あるいは閉弁用電磁石11によるアーマチュア10
の吸引に失敗したとき等に油圧室32の油圧が解放され
る。
【0019】本発明に従えば、電磁駆動装置は、閉弁用
電磁石11および開弁用電磁石12と、アーマチュア1
0との対向面にオイルを導くことを可能としてハウジン
グ9 1 内にオイルを導入するオイル供給手段421 を備
えるものであり、該オイル供給手段421 は、オイル溜
37と、該オイル溜37のオイルを汲み上げるオイルポ
ンプ38と、切換弁39と、油圧室32と、該油圧室3
2内のオイルをアーマチュア10の上面に向けて導くよ
うにしてピストン33に設けられた絞り通路43とから
成る。
【0020】またハウジング91 の下端部すなわち端壁
15には、ハウジング91 内に供給されたオイルを排出
する排出路441 が、ガイド部20の内面に開口するよ
うにして設けられており、該排出路441 から排出され
たオイルは、シリンダヘッド3における凹部6内に落下
して、機関弁V1 のステム2およびガイド筒5間の潤滑
に用いられる。而して凹部6内に必要以上のオイルが溜
まることを回避するために、シリンダヘッド3には凹部
6内の下部に溜まったオイルを外部に導出するための導
出路45が設けられる。
【0021】さらに閉弁用電磁石11におけるモールド
部27のアーマチュア10に対向する面には、複数のオ
イル溜溝46…が同心円状にして設けられ、アーマチュ
ア10の閉弁用電磁石11に対向する上面には、複数の
オイル溜溝47…が、前記オイル溜溝46…に合致する
ようにして同心円状に設けられる。一方、開弁用電磁石
12におけるモールド部31のアーマチュア10に対向
する面には、複数のオイル溜溝48…が同心円状にして
設けられ、アーマチュア10の開弁用電磁石12に対向
する下面には、複数のオイル溜溝49…が前記オイル溜
溝48…に合致するようにして同心円状に設けられる。
【0022】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、ハウジング91 内にはオイル供給手段421 によ
りオイルが導入され、ハウジング91 内に導入されたオ
イルは、アーマチュア10の上面で受けられるとともに
アーマチュア10から落下したオイルが開弁用電磁石1
2で受けられる。すなわち閉弁用および開弁用電磁石1
1,12とアーマチュア10との対向面間にオイルを介
在させることができ、閉弁用電磁石11の励磁に応じて
アーマチュア10を閉弁用電磁石11側に吸引したとき
に閉弁用電磁石11およびアーマチュア10間にオイル
が挟まれることによるダンパ作用が生じ、アーマチュア
10が閉弁用電磁石11に直接衝突して異音が生じた
り、アーマチュア10および閉弁用電磁石11が破損し
たりすることを防止することができ、同様にして開弁用
電磁石12およびアーマチュア10間にもオイルが挟ま
れることにより、アーマチュア10が開弁用電磁石12
に直接衝突して異音が生じたり、アーマチュア10およ
び開弁用電磁石12が破損したりすることを防止するこ
とができる。
【0023】しかも閉弁用電磁石11およびアーマチュ
ア10の対向面には相互に合致する複数のオイル溜溝4
6…,47…が設けられ、開弁用電磁石12およびアー
マチュア10に対向面には、相互に合致する複数のオイ
ル溜溝48…,49…が設けられているので、それらの
オイル溜溝46…,47…,48…,49…にオイルを
溜めておくことにより、より効果的なダンパ効果を得る
ことができる。
【0024】またハウジング91 内に導入されたオイル
の一部はミストとなってハウジング91 内を浮遊し、オ
イルが排出路441 から排出されることと相俟って、各
コイル26,30をオイルで効果的に冷却することがで
きるとともに、ロッド21およびガイド部20間の潤滑
に利用されてロッド21およびガイド部20の摩耗低減
にも寄与することができる。
【0025】さらに排出路441 から排出されたオイル
は、機関弁V1 のステム2およびガイド筒5間の潤滑に
も用いられ、オイルのより有効な利用が可能となる。
【0026】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
り、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0027】アーマチュア10と、該アーマチュア10
に対して固定位置となることを可能としてハウジング9
1 に配設されるピストン33との間には、機関弁V1
閉弁作動時にその閉弁着座直前でダンパ機能を発揮する
油圧ダンパ511 が設けられる。
【0028】この油圧ダンパ511 は、アーマチュア1
0と一体であるロッド21の他端に当接可能としてピス
トン33に軸方向移動可能に配設されるとともに背面を
ダンパ室52に臨ませたプランジャ53と、ダンパ室5
2から油圧室32側へのオイルの逃がし量を絞るように
してピストン33に設けられる絞り54と、油圧室32
およびダンパ室52間に介在して油圧室32からダンパ
室52へのオイルの流通のみを許容するようにしたチェ
ック弁55とで構成される。
【0029】ピストン33には、ロッド21の他端部を
遊挿させる小径案内孔56と、小径案内孔56よりも大
径に形成されるとともに段部58を介して小径案内孔5
6に同軸に連なる大径案内孔57と、大径案内孔57に
同軸に連なる小径の連通孔60を有する隔壁59を大径
案内孔57との間に介在させた弁室61と、油圧室32
を弁室61に通じさせる給油孔62とが同軸に設けられ
る。
【0030】プランジャ53は、隔壁59との間にダン
パ室52を形成して大径案内孔57内に遊挿されるもの
であり、該プランジャ53および隔壁59間には、小径
案内孔56および大径案内孔57間の段部58にプラン
ジャ53を当接させる方向のばね力を発揮するばね63
が縮設される。而して閉弁用電磁石11および開弁用電
磁石12の消磁状態で機関弁V1 が中立位置にあるとき
には、段部58に当接した状態に在るプランジャ53と
ロッド21との間には所定の間隔が生じており、機関弁
1 の閉弁時に少なくとも閉弁着座直前でロッド21が
プランジャ53に当接するように前記所定の間隔が設定
される。
【0031】チェック弁55は、給油孔62を開閉可能
として弁室61内に収納される球状の弁体64と、給油
孔62を閉鎖する側へのばね力を発揮して隔壁59およ
び弁体64間に縮設される弁ばね65とを備え、弁室6
1すなわちダンパ室52の油圧が油圧室32よりも所定
値以上低下したときに開弁して油圧室32のオイルをダ
ンパ室52に導く。
【0032】またピストン33には、ダンパ室52およ
び油圧室32間を結ぶ戻し油路66 1 が前記チェック弁
55を迂回して設けられており、該戻し油路661 の途
中に絞り54が設けられる。
【0033】このような油圧ダンパ511 によれば、機
関弁V1 の閉弁時にその閉弁着座直前にロッド21がプ
ランジャ53に当接し、ダンパ室52の容積を縮小する
方向にプランジャ53を押圧したときに、ダンパ室52
から油圧室32へのオイル戻り量が絞り54で絞られる
ことによりダンパ作用が生じることになる。
【0034】また上記プランジャ53がロッド21で押
されて段部58から離反したときには、ダンパ室52の
オイルは、プランジャ53および大径案内孔57間の間
隙、ならびにロッド21および小径案内孔56間の間隙
を経てアーマチュア10側に導かれるものであり、オイ
ル供給手段421 は、オイルポンプ38(図1参照)に
連なる油圧室32と、ダンパ室52と、プランジャ53
および大径案内孔57間の間隙と、ロッド21および小
径案内孔56間の間隙とで構成され、油圧ダンパ511
がダンパ作用を生じるときのみオイルをアーマチュア1
0に供給可能である。
【0035】この第2実施例によると、機関弁V1 の閉
弁着座直前で油圧ダンパ511 がダンパ機能を発揮する
ので、アーマチュア10、ならびに閉弁用および開弁用
電磁石11,12の破損をより確実に防止することがで
きる。しかもアーマチュア10と閉弁用および開弁用電
磁石11,12との間には、油圧ダンパ511 の作動時
のみオイルが供給されるのでオイルの無駄な消費が防止
される。
【0036】図3は本発明の第3実施例を示すものであ
り、上記第2実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0037】アーマチュア10と、該アーマチュア10
に対して固定位置となることを可能としてハウジング9
1 に配設されるピストン33との間に設けられる油圧ダ
ンパ511 において、背面をダンパ室52に臨ませたプ
ランジャ53は、ピストン33に設けられている大径案
内孔57内に摺動自在に嵌合され、ピストン33には、
オイル供給手段421 の一部を構成する絞り通路43が
設けられる。
【0038】この第3実施例によれば、機関運転中にア
ーマチュア10に向けてオイル供給手段421 からオイ
ルが常時供給されることを除けば、上記第2実施例と同
様の効果を奏することができる。
【0039】図4は本発明の第4実施例を示すものであ
り、上記各実施例に対応する部分には同一の参照符号を
付す。
【0040】ハウジング91 の端壁15に設けられたガ
イド部20には、機関弁V1 のステム2に当接するロッ
ド21を摺動自在に貫通させるスリーブ68が嵌合、固
定される。またシリンダヘッド3の凹部6内で、該凹部
6の底部およびリテーナ8間には、ステム2を囲繞する
コイル状の閉弁側戻しばね13が縮設される。さらに開
弁側戻しばね14は、ハウジング91 内でピストン33
およびアーマチュア10間に縮設される。
【0041】アーマチュア10と、該アーマチュア10
に対して固定位置となることを可能としてハウジング9
1 に配設されるピストン33との間に設けられる油圧ダ
ンパ512 は、アーマチュア10と一体であるロッド2
1の他端に当接可能としてピストン33に軸方向移動可
能に配設されるとともに背面をダンパ室52に臨ませた
プランジャ53と、ダンパ室52から油圧室32側への
オイルの流通絞り量を温度に応じて可変とした可変絞り
69と、油圧室32およびダンパ室52間に介在して油
圧室32からダンパ室52へのオイルの流通のみを許容
するようにしたチェック弁55とで構成される。
【0042】可変絞り69は、ダンパ室52および油圧
室32間を結んでピストン33に設けられる戻し油路6
2 の途中の流通面積を温度に応じて変化させるもので
あり、ワックスが封入されるとともに伸長時に前記戻し
油路662 の流通面積を減少させるように構成された密
閉容器70がピストン33に取付けられて成る。
【0043】またオイル供給手段422 は、油圧ダンパ
512 がダンパ機能を発揮するときのみオイルをアーマ
チュア10に供給すべく、油圧室32と、ダンパ室52
と、プランジャ53および大径案内孔57間の間隙と、
ロッド21および小径案内孔56間の間隙とで構成され
る。
【0044】さらにハウジング91 の下端における端壁
15には、ハウジング91 内のオイルを、シリンダヘッ
ド3の凹部6内に滴下させて機関弁V1 のステム2およ
びガイド筒5間の潤滑に用いるための複数の排出路44
2 …が穿設され、アーマチュア10の中央部付近には、
アーマチュア10上に落下したオイルを下方に滴下させ
るための複数の透孔71…が穿設される。
【0045】この第4実施例によれば、上記各実施例の
効果に加えて、油圧ダンパ512 の緩衝特性をオイルの
温度に応じて変化させることができる。なお、この第4
実施例では、アーマチュア10、ならびに閉弁用および
開弁用電磁石11,12の対向面に、オイル溜溝46〜
49が設けられていないが、より効果的なダンパ効果を
得るためには、オイル溜溝46〜49を設ければよい。
【0046】図5は本発明の第5実施例を示すものであ
り、機関弁V2 は、シリンダヘッド3に設けられた弁口
4を開閉可能な弁体部1と、該弁体部1に一体に連設さ
れるステム2′とから成り、ステム2′はシリンダヘッ
ド3に固設されたガイド筒5内に摺動自在に嵌合され
る。
【0047】このような機関弁V2 を開閉駆動する電磁
駆動装置は、シリンダヘッド3上に設けられる非磁性材
料製のハウジング92 と、機関弁V2 に連動、連結され
るとともにハウジング92 内に移動可能に収納されるア
ーマチュア10と、該アーマチュア10を吸引して機関
弁V2 を閉弁作動せしめる電磁力を発揮可能としてアー
マチュア10の上面に対向する位置でハウジング92
に固定配置される閉弁用電磁石11と、前記アーマチュ
ア10を吸引して機関弁V1 を開弁作動せしめる電磁力
を発揮可能としてアーマチュア10の下面に対向する位
置でハウジング92 内に固定配置される開弁用電磁石1
2と、機関弁V2 の閉弁方向に向けてアーマチュア10
を付勢する閉弁側戻しばね13と、機関弁V2 の開弁方
向に向けてアーマチュア10を付勢する開弁側戻しばね
14とを備える。
【0048】ハウジング92 には、上下に間隔をあけて
閉弁用電磁石11および開弁用電磁石12を対向配置さ
せる収納室72が設けられており、機関弁V2 のステム
2′を案内するガイド筒5は、その上端を収納室72に
臨ませるようにしてハウジング92 内に突入される。而
して収納室72内でステム2′にアーマチュア10が一
体的に設けられる。
【0049】ハウジング92 の上部と、アーマチュア1
0との間には、機関弁V2 の閉弁作動時にその閉弁着座
直前でダンパ機能を発揮する油圧ダンパ513 が設けら
れ、該油圧ダンパ513 は、アーマチュア10と一体で
あるステム2′の上端に当接可能としてハウジング92
に摺動可能に嵌合されるとともに背面をダンパ室52′
に臨ませたプランジャ53′と、切換弁39を介してオ
イルポンプ38に接続されるようにしてハウジング92
に設けられた油室73へのダンパ室52′からのオイル
の流通絞り量を可変とした可変絞り74と、油室73お
よびダンパ室52′間に介在して油室73からダンパ室
52′へのオイルの流通のみを許容するようにしたチェ
ック弁55′とで構成される。
【0050】プランジャ53′は、閉弁用電磁石11お
よび開弁用電磁石12の消磁状態で機関弁V1 が中立位
置にあるときには、ステム2′の上端との間に所定の間
隔をあける位置で移動を規制させるようにしてハウジン
グ92 に摺動自在に嵌合されており、ダンパ室52′に
は、プランジャ53′をステム2′に当接させる方向に
付勢するとともにチェック弁55′を閉弁方向に付勢す
るばね75が収納される。
【0051】可変絞り74は、ダンパ室52′および油
室73間を結んでハウジング92 に設けられる戻し油路
663 の途中の流通面積を変化させるものであり、前記
戻し油路663 の流通面積を無段階に変化させる得る電
磁制御弁75がハウジング9 2 に取付けられて成り、該
電磁制御弁75の作動は、油温および機関の運転状態等
により制御ユニット76により制御される。
【0052】またオイル供給手段423 は、油室73
と、ダンパ室52′と、プランジャ53′のステム2′
に対向する端部に設けられてダンパ室52′に通じる絞
り孔77とで構成される。
【0053】さらにハウジング92 の下端には、該ハウ
ジング92 およびシリンダヘッド3間に形成される排出
溝78に通じる複数の排出路443 …が設けられる。
【0054】この第5実施例によれば、上記各実施例の
効果に加えて、油圧ダンパ513 の緩衝特性を機関の運
転状態に応じて変化させることができる。
【0055】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0056】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明は、
閉弁用および開弁用電磁石とアーマチュアとの対向面に
オイルを導くことを可能としてハウジング内にオイルを
導入するオイル供給手段を含み、ハウジングには、供給
されたオイルを排出する排出路が設けられるので、閉弁
用および開弁用電磁石へのアーマチュアの吸引時にそれ
らの電磁石にアーマチュアが直接衝突して衝撃音が発生
したり、破損が生じることを防止した上で、各電磁石の
冷却および各部の摩耗防止を同時に達成することができ
る。
【0057】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、閉弁用電磁石および
アーマチュアの対向面、ならびに開弁用電磁石およびア
ーマチュアの対向面には、相互に合致するオイル溜溝が
それぞれ設けられるので、より効果的な緩衝機能を発揮
させることができる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、アーマチュア
と、該アーマチュアに対して固定位置となることを可能
としてハウジングに配設される支持体またはハウジング
との間には、機関弁の閉弁作動時に少なくともその閉弁
着座直前でダンパ機能を発揮する油圧ダンパが設けられ
るので、閉弁用および開弁用電磁石へのアーマチュアの
吸引時に油圧ダンパに緩衝機能を発揮させることによ
り、衝撃音および破損の発生をより確実に防止すること
ができる。
【0059】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項1記載の発明の構成に加えて、前記排出路は、シ
リンダヘッドに設けられるガイド筒と、該我移動筒内に
摺動自在に嵌合される機関弁のステムとの間に、オイル
を供給し得る位置でハウジングに設けられるので、緩衝
用に用いられたオイルを潤滑にも利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断面図である。
【図2】第2実施例の縦断面図である。
【図3】第3実施例の縦断面図である。
【図4】第4実施例の縦断面図である。
【図5】第5実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
2・・・ステム 3・・・シリンダヘッド 5・・・ガイド筒 91 ,92 ・・・ハウジング 10・・・アーマチュア 11・・・閉弁用電磁石 12・・・開弁用電磁石 13,14・・・戻しばね 33・・・支持体としてのピストン 421 ,422 ,423 ・・・オイル供給手段 441 ,442 ,443 ・・・排出路 46,47,48,49・・・オイル溜溝 511 ,512 ,513 ・・・油圧ダンパ V1 ,V2 ・・・機関弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド(3)上に設けられるハ
    ウジング(91 ,9 2 )と、機関弁(V1 ,V2 )に連
    動、連結されるとともに前記ハウジング(9 1 ,92
    内に移動可能に収納されるアーマチュア(10)と、該
    アーマチュア(10)を吸引して機関弁(V1 ,V2
    を閉弁作動せしめる電磁力を発揮可能としてアーマチュ
    ア(10)に対向する位置でハウジング(91 ,92
    内に固定配置される閉弁用電磁石(11)と、前記アー
    マチュア(10)を吸引して機関弁(V1 ,V2 )を開
    弁作動せしめる電磁力を発揮可能としてアーマチュア
    (10)に対向する位置でハウジング(91 ,92 )内
    に固定配置される開弁用電磁石(12)と、機関弁(V
    1 ,V2 )の閉弁および開弁方向に向けて前記アーマチ
    ュア(10)をそれぞれ付勢する一対の戻しばね(1
    3,14)とを備える内燃機関用機関弁の電磁駆動装置
    において、閉弁用および開弁用電磁石(11,12)と
    アーマチュア(10)との対向面にオイルを導くことを
    可能としてハウジング(91 ,92 )内にオイルを導入
    するオイル供給手段(421 ,422 ,423 )を含
    み、ハウジング(91 ,92 )には、供給されたオイル
    を排出する排出路(441 ,442 ,443 )が設けら
    れることを特徴とする内燃機関用機関弁の電磁駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 閉弁用電磁石(11)およびアーマチュ
    ア(10)の対向面、ならびに開弁用電磁石(12)お
    よびアーマチュア(10)の対向面には、相互に合致す
    るオイル溜溝(46,47,48,49)がそれぞれ設
    けられることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用機
    関弁の電磁駆動装置。
  3. 【請求項3】 アーマチュア(10)と、該アーマチュ
    ア(10)に対して固定位置となることを可能としてハ
    ウジング(91 )に配設される支持体(33)またはハ
    ウジング(92 )との間には、機関弁(V1 ,V2 )の
    閉弁作動時に少なくともその閉弁着座直前でダンパ機能
    を発揮する油圧ダンパ(511 ,51 2 ,513 )が設
    けられることを特徴とする請求項1または2記載の内燃
    機関用機関弁の電磁駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記排出路(441 ,442 )は、シリ
    ンダヘッド(3)に設けられるガイド筒(5)と、該ガ
    イド筒(5)内に摺動自在に嵌合される機関弁(V1
    2 )のステム(2)との間に、オイルを供給し得る位
    置でハウジング(91 )に設けられることを特徴とする
    請求項1記載の内燃機関用機関弁の電磁駆動装置。
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