JPH07304450A - 改良無緩型牽引棒組立体 - Google Patents

改良無緩型牽引棒組立体

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JPH07304450A
JPH07304450A JP6291552A JP29155294A JPH07304450A JP H07304450 A JPH07304450 A JP H07304450A JP 6291552 A JP6291552 A JP 6291552A JP 29155294 A JP29155294 A JP 29155294A JP H07304450 A JPH07304450 A JP H07304450A
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ワジー・カンジョー
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    • B61GCOUPLINGS; DRAUGHT AND BUFFING APPLIANCES
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    • B61G5/02Couplings for special purposes not otherwise provided for for coupling articulated trains, locomotives and tenders or the bogies of a vehicle; Coupling by means of a single coupling bar; Couplings preventing or limiting relative lateral movement of vehicles

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実質的に半永久的な状態に一対の貨車の隣接
して配置された端部を一緒に連結するための改良無緩型
牽引棒組立体を提供するものである。 【構成】 第1・2貨車の車両本体部に固定された中央
土台部に嵌合可能な第1・2メス連結部材と、第1・2
メス連結部材に形成した第1・2空洞の内に配置された
第1端部を有する第1・2オス連結部材と、第1・2オ
ス連結部材の第1端部を貫いて形成した第1・2穴部の
内に一部が配置された第1・2球状部材と、第1・2球
状部材の外側表面から突出する一対の第1・2軸部材
と、第1・2穴部の内に配置され第1・2オス連結部材
の第1端部に一部が固定される第1・2軌道輪組立体
と、第1オス連結部材の第2端部と第2オス連結部材の
第2端部とに嵌合可能な固定手段と、第1・2軸部材の
平坦表面部と係合する一対の第1及び第2くさび止め手
段とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、実質的に半永
久的な状態に一対の鉄道型貨車の隣接して配置された端
部を一緒に連結するために、鉄道産業で使用される無緩
型牽引棒組立体に関するもので、特に、軌道構造を運行
する時に一対の鉄道貨車の間に要求される必要な曲がり
移動量を得るために、組立体の夫々の端部にほぼ隣接し
て配置されたボールと軌道輪との組立体を利用するため
特別に設計した改良無緩型牽引棒組立体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本発明の発展以前から、鉄道産業界にお
いては一般に良く知られているように、無緩型牽引棒組
立体が実質的に半永久な状態に一対の貨車の隣接して配
置された端部同士を一緒に連結するために、長年広く使
われて来た。
【0003】これらの鉄道貨車は、専用サービスとして
最も一般的に引き合いに出される鉄道産業界で使用する
普通の型のものである。専用サービス型貨車には、例え
ば、色々な型の建築資材を運搬するため頻繁に使用され
る貨車はもちろん、石炭、コークスおよび/または色々
な他の原料の鉱物を運搬するために使用される貨車も、
軽トラックや自動車の運搬車も、色々な液体を輸送する
ために使用するタンク貨車も含まれている。これらの専
用サービス型鉄道貨車により運搬される原料の鉱物の例
として、色々な鉱石、セメントそして石等が含まれる。
専用サービス型鉄道貨車により輸送されると知られてい
る色々な液体は、少なくとも幾つかの異なる化学製品を
含んでいる。
【0004】従来技術の無緩型牽引棒組立体の一つの例
が、米国特許第5000330号(以下、「米国特許」
という。)に記載されている。そこに説明されているの
は、無緩牽引棒により一緒に連結された、隣接して配置
された端部を有する一対の鉄道貨車である。米国特許第
2及び3図に示されるこの特別な牽引棒は、位置決め装
置として働くように構成されている。
【0005】牽引棒は鋼のような鋳造用金属で形成さ
れ、一方の車両本体の中央土台部に固定される回転不可
能な固定端部と、隣接して配置された他方の車両本体の
中央土台部に収納された回転可能端部とを備えた柄部を
有している。無緩牽引棒組立体の固定端部と回転可能端
部との夫々は、ポケット型鋳造部の中に延びているが、
僅かに異なる従動台を除いて、どちらかといえばむしろ
両方の車両本体の中央土台部とポケット型鋳造部とは実
質的に同一であり、米国特許第3A図の拡大図に最もよ
く見て取れる。
【0006】固定端部(回転不可能)は、キーにより車
両本体の中央土台部の決まった場所に保持されると共
に、ポケット型鋳造部に配置された従動台に対して決ま
った場所に保持される。ポケット型鋳造部は、後止部材
によりその本体内向き端部が定められる中央土台開口の
内部に収納されている。これらの後止部材は、ポケット
型鋳造部の側壁拡張部と接触している。詰め木が、後止
部材とポケット型鋳造部の側壁拡張部との中間に配置さ
れる。この詰め木は、摩耗のためにポケット型鋳造部を
後止部材からより間隔をあけて保持する必要があるとき
に、より厚い詰め木と交換される。
【0007】ポケット型鋳造部は、端壁部と取り囲みス
カート部とにより形成されたカップ状空洞を有してい
る。空洞の内部において、端壁部は、ほぼ浅いV字状の
凹部で形成される傾斜面を提供している(米国特許第2
図に最もよく見て取れる)。
【0008】米国特許第3A図に最も良く見て取れる
が、くさび止め部材は空洞に据え付けられて、ポケット
型鋳造部の傾斜面に摩擦により支持される。くさび止め
部材は、内向きの傾斜支持部、すなわちポケット型鋳造
部の傾斜面と補足的になるような凸状の摩擦表面を有し
ている。くさび止め部材に配置された外向きのくさび止
め表面は、従動台に支持される浅いV字状の凹部のよう
に形成する。従動台には、くさび止め部材の外向き凹状
表面に支持される補足的な内向きくさび止め凸状V字状
面を形成する。
【0009】米国特許第9及び10図に示すように、く
さび止め部材の一つの実施例には、そこの側面の変化を
最小にするために側方に突出する一対の案内タブが備え
られている。ほぼ鉤状の持ち上げ突起すなわち位置ぎめ
突起も又、くさび止め部材の両側面から突出している。
突起とくさび止め部材の利用は、ポケット型鋳造部のス
カート部に形成した利用開口あるいは利用溝の提供によ
り可能となり、これらと対応する穴が、中央土台部のト
ップウェブと下方チャンネル部材(ポケット型鋳造部を
支持する)にも設けられ、それによってポケット型鋳造
部自体を取り外さないでくさび止め部材の突起を嵌合す
るために工具を挿入できる。くさび止め部材はまた、ポ
ケット鋳造部と中央土台部の側壁(図示せず)とに形成
した開口あるいは溝に工具を挿入することにより垂直に
配置される。
【0010】米国特許第3A図に示すようなくさび止め
部材の他の実施例は、ポケット型鋳造部のスカート部と
下方チャンネル部材との各底開口を貫いて下方に延びる
垂下尾片部を備えたもので、それによりくさび止め部材
の垂直の再位置決めを容易にする。
【0011】従動台の外向き面は、牽引棒の柄の固定端
部の凸状球形基部を受け入れる球形の凹状面に形成され
る。中央土台部のポケット型鋳造部の内部に固定端部を
保持するのは、中央土台部の側鋳造部の溝を通って延び
るキーと、牽引棒の柄のキー溝とでなされる。
【0012】キー溝の端部は、従動台の球形凹状面と牽
引棒の柄の凸状球形基部とに同心の凹状表面に形成され
る。凹状表面に据え付けられると共に支持されるのは、
キー支持片の補足的な凸状面である。これは、固定端部
がキーにより保持されながら牽引棒組立体を水平方向に
曲げることを容易にする。キー支持片は、凸状面の反対
側の縁部に沿って半円形横断面の溝を有している。溝の
内部に備え付けられるのは、キーの補足的な凸状縁部で
ある。キー支持片の溝に備え付けられるキーを維持しな
がら牽引棒組立体を垂直に曲げることを許容するため、
弾力性のあるパッドがキーの頂部とキー溝の頂部との間
に配置される。これは、キー上で牽引棒を垂直に曲げる
のを容易にする。
【0013】また、牽引棒組立体の回転可能端部は、車
両本体の中央土台部の開口に収納される。中央土台開口
の内部には、くさび止め部材を有するポケット型鋳造部
と、動かないすなわち固定端部に関して説明したのと同
様な構造の従動台とがあるけれども、従動台は回転可能
端部の拡張部と嵌合するためポケット型鋳造部の外側ま
で延びている。詰め木もまた、固定端部で述べたよう
に、後止部材とポケット型鋳造部との間に配置される。
同様にくさび止め部材の利用溝と穴も又、ポケット型鋳
造部と中央土台部のトップウェブと側壁に設けられる。
【0014】牽引棒組立体の回転可能端部は、従動台の
夫々内部及び外部に配置される共通中心から生ずる二つ
の球状部を有するボールとして形成されている。これら
の球状部は、より小さな直径の円筒状胴部に取り付けら
れている(中央土台部のポケット型鋳造部の内部にぴっ
たり嵌め込むため)。外側球状表面は、従動台の球形凹
状面と嵌合する。中央土台部のポケット型鋳造部の内部
にボール端部を保持するのは、内側球状表面に嵌合する
底引抜台部と連結している頂引抜台部による(詳細は米
国特許第4〜8図を参照)。
【0015】底引抜台部(米国特許第6〜8図に示すよ
うに)は、基部とほぼ直立した一対の壁部とに備えられ
たほぼ半円形リングの形状をしている。この底引抜台部
は、球状ボールの内側に配置された部分と嵌合する部分
的に球形の凹状表面を形成している。下側の底引抜台部
の基部には、凹状表面の最低の支持領域を減らすほぼ
「V」字状の刻み目が備えてある。すべての球状表面
は、カーブ通過時の牽引棒組立体の曲げに対する抵抗と
回転放出作用とを減らすために同心円となっている。
【0016】一対の突起部材が、底引抜台部の頂部から
突出すると共に、上側の頂引抜台部に形成された刻み目
あるいは凹部に据え付けらる。上側の頂引抜台部(米国
特許第4及び5図に示すように)も又、ほぼ半円形リン
グの形状で、そして内側表面が部分的に球形の凹状表面
として形成されようになっている。この凹状表面は、球
状ボールの内側に配置された部分を支持すると共に、ボ
ールを取り囲むために底引抜台部の凹状表面と協動す
る。上側の頂引抜台部及び下側の底引抜台部には、牽引
棒組立体の柄が延びて通る補足的な半円形開口が形成さ
れている。ボールの部分的な球状表面は、著しく大きい
下側の底引抜台部の凹状表面とは釣り合っていないこと
を記しておく。
【0017】頂及び底引抜台部の中央土台開口の外への
軸方向移動を抑制するのは、前止部材である。取り外し
可能な横板部材が、中央土台開口の内部の頂及び底引抜
台部を支持する中央土台の底フランジを横切ってボルト
等により固定されている。下方チャンネル部材もまた、
ポケット型鋳造部と、回転可能端部と同様に牽引棒組立
体の固定端部の両方のためのくさび止め部材とを支持す
る中央土台を横切ってボルト等により取り外し可能に固
定されている。これに言及することは、牽引棒組立体の
回転可能端部の収納構造の重要な二つの特徴を考慮する
ものである。これらの特徴は、上側の頂引抜台部と中央
土台の頂部との間に置かれた水平詰め木と、牽引棒の端
部のボールを支持するために横板部材に置かれた受台と
である。両方の特徴は、米国特許第3A図に例示されて
おり、頂及び底引抜台部、ボールそして従動台を正規の
向きに維持するための手段を提供するものである。
【0018】弧状表面の曲率中心は水平に一直線になっ
ているが、牽引(引抜)荷重が牽引棒組立体に加えられ
たとき、ボールは下側の底引抜台部から上昇し、底引抜
台部を広げる傾向にある。万一底引抜台部の前述の中心
のずれが発生した場合、隣接するボールの表面部が垂直
に分離し同心状でなくなる。その結果、牽引棒組立体の
曲がりと回転の抵抗が増加することになる。更に、ボー
ルはくさび止め部材が従動台から落下したり、位置ずれ
するように動き、それによって摩耗の代償として利用可
能なくさび止め部材と従動片との調整ができなくなる。
【0019】受台は、この装置が磨きから牽引荷重に
(あるいは逆に)短時間に移行しようとするような無荷
重の間あるいはそのすぐ後、あるいは貨車が回転すると
共にくさび止め部材が僅かに引っ込む時、あるいはくさ
び止め部材の一部分を取り外している間に、従動台と引
抜台部との両方を同心に維持するために一直線の正規の
水準に牽引棒組立体のボールを支持するのに役に立つ。
【0020】万一緩みを調節しているくさび止め部材お
よび/または隣接の部分がその位置で摩耗してしまう
と、くさび止め部材は緩みを除くための機能をもはや果
さなくなるが、くさび止め部材はくさび止め部材の突起
と嵌合する開口や穴を通して延ばした工具により持ち上
げることができる。
【0021】別の方法は、ポケット型鋳造部のスカート
部と下方チャンネル部材の底開口を通して工具を挿入
し、くさび止め部材の底に垂直方向の力を加え、あるい
はもし備えてあればくさび止め部材の尾片部を上方向に
押すことである。これは摩耗した部分が後止部材からさ
らに間隔を開けられ、詰め木が後止部材とポケット型鋳
造部との間に配置されることを許容するもの、すなわち
詰め木が使用可能な部分を除き摩耗した部分の寸法の変
化を償うためにより厚い詰め木と交換されることを可能
とする。同様に、もし牽引棒組立体を切り離す必要があ
れば、一端あるいは両端でくさび止め部材を持ち上げ
て、一端あるいは両端のキーと引抜台部(最初に横板を
取り外す)とを取り外すことにより成し遂げることがで
きる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的の
一つは、無緩型牽引棒組立体の隣接する各端部に利用で
きるボールと軌道輪組立体を備えた、実質的に半永久的
な状態に一対の貨車の隣接して配置された端部を一緒に
連結するための改良無緩型牽引棒組立体を提供すること
である。
【0023】本発明の他の目的は、従来型無緩牽引棒組
立体に必要な可動構成部材の数と比較した時、相対的に
お互いが動かなければならない構成部材の数を必要最小
数にする、実質的に半永久的な状態に一対の貨車の隣接
して配置された端部を一緒に連結するための改良無緩型
牽引棒組立体を提供することである。
【0024】本発明の更に他の目的は、従来型無緩牽引
棒組立体に要求される定期整備と比較した時、実質的に
定期整備の必要が少ない、実質的に半永久的な状態に一
対の貨車の隣接して配置された端部を一緒に連結するた
めの改良無緩型牽引棒組立体を提供することである。
【0025】本発明の他の目的は、従来型無緩牽引棒組
立体の有効寿命と比較した時、相対的に長い有効寿命を
示す、実質的に半永久的な状態に一対の貨車の隣接して
配置された端部を一緒に連結するための改良無緩型牽引
棒組立体を提供することである。
【0026】本発明の他の目的は、使用者のためにかな
り有利な価格である、実質的に半永久的な状態に一対の
貨車の隣接して配置された端部を一緒に連結するための
改良無緩型牽引棒組立体を提供することである。
【0027】本発明の他の目的は、既存の貨車に改装し
て合わすのが比較的容易な、実質的に半永久的な状態に
一対の貨車の隣接して配置された端部を一緒に連結する
ための改良無緩型牽引棒組立体を提供することである。
【0028】本発明の他の目的は、ヨーク、牽引ギヤ、
牽引キー部材そして従動部材を必要とする従来型連結器
より重量がかなり軽い、実質的に半永久的な状態に一対
の貨車の隣接して配置された端部を一緒に連結するため
の改良無緩型牽引棒組立体を提供することである。
【0029】本発明の他の目的は、組み立てが比較的簡
単な実質的に半永久的な状態に一対の貨車の隣接して配
置された端部を一緒に連結するための改良無緩型牽引棒
組立体を提供することである。
【0030】本発明の他の目的は、摩擦が生じる噛み合
い可能な摩擦面を最小数にする、実質的に半永久的な状
態に一対の貨車の隣接して配置された端部を一緒に連結
するための改良無緩型牽引棒組立体を提供することであ
る。
【0031】本発明の他の目的は、貨車に取り付けるた
めにいかなる特別な工具および/または別の装置を必要
としない、実質的に半永久的な状態に一対の貨車の隣接
して配置された端部を一緒に連結するための改良無緩型
牽引棒組立体を提供することである。
【0032】本発明の明確な目的や利点の幾つかは詳細
を上述したが、各端部においてボール及び軌道輪組立体
を結合している無緩型牽引棒組立体の色々な他の目的や
利点は、以下の本発明のより詳細な説明から、特に、説
明が添付図面と請求の範囲とに関連してなされた時、貨
車の連結技術に精通している所謂当業者により容易に明
らかになる。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、実質的に半永
久的な状態に一対の貨車の隣接して配置された端部を一
緒に連結するための無緩型牽引棒組立体の重要な改良を
提供するものである。発明された無緩型牽引棒組立体
は、第1貨車の車両本体部の底部の下に配置され、中央
土台部の一端部に嵌合可能な第1メス連結部材を備えて
いる。第1空洞は、第1メス連結部材に形成されてい
る。第1空洞は、本質的に背壁部と一対の第1側壁部と
により限定されている。一対の第1側壁部の一方の第1
側壁部を貫いて形成された第1開口があり、軸方向に対
向した第2開口が一対の第1側壁部の他方の第1側壁部
を貫いて形成されている。
【0034】また、本無緩型牽引棒組立体は、第1オス
連結部材を備えている。第1オス連結部材の第1端部の
少なくとも所定部分は、第1メス連結部材に形成した第
1空洞の内部に移動可能に配置されている。第1穴部
は、第1オス連結部材の第1端部の所定部分を貫いて形
成されている。第1ボール部材(以下、「第1球状部
材」という。)の少なくとも一部分は、第1オス連結部
材の第1端部を貫いて形成した第1穴部の内部に配置さ
れている。水平に配置された一対の第1軸部材は、第1
球状部材の軸方向に対向した外側表面から所定距離だけ
外方向に延びている。一対の第1軸部材の一方の第1軸
部材の少なくとも一部分は、一対の第1側壁部の一方の
第1側壁部を貫いて形成した第1開口の内部に配置さ
れ、一対の第1軸部材の他方の第1軸部材の少なくとも
一部分は、一対の第1側壁部の他方の第1側壁部を貫い
て形成した第2開口の内部に配置されている。更に、一
対の第1軸部材の各夫々の一つは、そこに形成した軸方
向に対向しほぼ平坦な平坦表面部を有している。第1穴
部の内部に配置されると共に第1オス連結部材の第1端
部に固定された第1軌道輪組立体がある。第1軌道輪組
立体の内側表面は、第1オス連結部材に形成した第1穴
部の内部に配置された第1球状部材の一部分の回りに配
置されている。
【0035】更に、本発明の無緩型牽引棒組立体は、第
2貨車の車両本体部の底部に固定された中央土台部の一
端部に嵌合可能な第2メス連結部材を備えている。第2
空洞は、第2メス連結部材に形成されている。また、第
2空洞は、本質的に背壁部と一対の第2側壁部とにより
限定されている。第2空洞の一対の第2側壁部の一方の
第2側壁部を貫いて形成した第3開口がある。軸方向に
対向した第4開口は、第2空洞の一対の第2側壁部の他
方の第2側壁部を貫いて形成されている。そこの第1端
部の少なくとも所定部分が第2メス連結部材に形成した
第2空洞の内部に移動可能に配置された第2オス連結部
材が設けられている。加えて、第2穴部はそれの第1端
部に接して、第2オス連結部材の所定部分を貫いて形成
されている。第2オス連結部材の第2端部を貫いて形成
した第2穴部の内部に配置された部分を少なくとも有す
る第2ボール部材(以下、「第2球状部材」という。)
が設けられている。第2球状部材の軸方向に対向した外
側表面から所定距離だけ外方向に延びている水平に配置
された一対の第2軸部材がある。一対の第2軸部材の一
方の第2軸部材の少なくとも一部分は、一対の第2側壁
部の一方の第2側壁部を貫いて形成した第3開口の内部
に配置され、一対の第2軸部材の他方の第2軸部材の少
なくとも一部分は、一対の第2側壁部の他方の第2側壁
部を貫いて形成した第4開口の内部に配置されている。
一対の第1軸部材のように、一対の第2軸部材の各夫々
の一つは、そこに形成した軸方向に対向しほぼ平坦な平
坦表面部を有している。第2軌道輪組立体は、第2穴部
の内部に配置されると共に第2オス連結部材の第1端部
に固定されている。第2軌道輪組立体の内側表面は、第
2オス連結部材に形成した第2穴部の内部に配置された
第2球状部材の一部分の回りに配置されている。
【0036】無緩型牽引棒組立体の他の必須要素は、第
1オス連結部材の第2端部と、第1オス連結部材の第2
端部を第2オス連結部材の第2端部に固定するために第
2オス連結部材の第2端部との両方に嵌合可能な固定手
段である。
【0037】更に、本発明の無緩型牽引棒組立体は、一
対の第1くさび止め手段を備えている。一対の第1くさ
び止め手段の一方の第1くさび止め手段は、一対の第1
軸部材に形成された軸方向に対向しほぼ平坦な平坦表面
部の一方の平坦表面部に係合し、一対の第1くさび止め
部材の他方の第1くさび止め手段は、一対の第1軸部材
に形成された軸方向に対向しほぼ平坦な平坦表面部の他
方の平坦表面部に係合している。
【0038】最後に、一対の第2くさび止め手段が設け
られている。一対の第2くさび止め手段の一方の第2く
さび止め手段は、一対の第2軸部材に形成された軸方向
に対向しほぼ平坦な平坦表面部の一方の平坦表面部に係
合し、一対の第2くさび止め部材の他方の第2くさび止
め手段は、一対の第2軸部材に形成された軸方向に対向
しほぼ平坦な平坦表面部の他方の平坦表面部に係合して
いる。
【0039】
【実施例】本発明のより詳細な説明を始める前に、明瞭
にするために、同一の機能を有する同一の構成要素に
は、図面に例示している幾つかの図を通して同一の参照
数字を付してあることを記しておく。
【0040】添付図面の図1〜図3に特に言及する。こ
こに例示したのは、ほぼ半永久的な状態に一対の貨車
(図示せず)の隣接して配置された端部(図示せず)を
一緒に連結するための、総括的に符号10で示した改良
無緩型牽引棒組立体である。無緩型牽引棒組立体10
は、第1所定輪郭を有する、総括的に符号20で示した
第1メス連結部材を備えている。第1メス連結部材の第
1所定輪郭の外側表面部の形状は、第1メス連結部材2
0が第1貨車(図示せず)の車両本体部(図示せず)の
底部(図示せず)に固定された中央土台部12の第1端
部内にほぼ完全に配置されると共にその端部と嵌合する
ことが可能なように設計されている。
【0041】第1メス連結部材20は、中央土台部12
の内部のいかなる長さ方向の移動も、すなわち後止部材
13により一方向を前牽引止部材15により軸方向に対
向した他方向を制限される。第1メス連結部材20の下
の中央土台部12に取り外し可能に固定された支持板部
材17がある。支持板部材17は、第1メス連結部材2
0の下方への垂直移動を妨げている。
【0042】第1空洞14は、第1メス連結部材20に
形成されている。第1空洞14は、少なくとも背壁部1
8の第2所定輪郭を有する内側表面16と、一対の第1
側壁部26,28の夫々の内側表面22,24とにより
限定されている。各内側表面22,24は、第3所定輪
郭を有している。
【0043】背壁部18の内側表面16の第2所定輪郭
は、垂直方向と水平方向との両方にほぼ凹状であるのが
好ましい。一方、内側表面22,24の第3所定輪郭
は、標準的に少なくとも水平方向に凸状に表される。内
側表面22,24は、水平方向と垂直方向との両方にほ
ぼ凸状を有するのが好ましい。
【0044】一対の第1側壁部26,28の一方の第1
側壁部26を貫いて形成されているのは、第1開口30
である。第1開口30は、第4所定輪郭を有している。
本実施例において、第1開口30の第4所定輪郭は、ほ
ぼ丸い第1曲部32とほぼ開放された第1開放底部34
の夫々を少なくとも備えている。第1開口30の第1曲
部32と第1開放底部34との明確な機能は、本発明の
説明を続けるうちにより明確になる。
【0045】一対の第1側壁部26,28の他方の第1
側壁部28を貫いて形成された、第5所定輪郭を有する
軸方向に対向した第2開口36がある。第1開口30の
第4所定輪郭は、第2開口36の第5所定輪郭と実質的
に同一になることが現在は好ましい。しかしながら、本
発明ではそれに限定されないのが理解できるであろう。
【0046】無緩型牽引棒組立体10は、更に第6所定
輪郭を有する、総括的に符号40で示した第1オス連結
部材を備えている。少なくとも第1オス連結部材40の
第1端部38は、第1メス連結部材20に形成した第1
空洞14の内部に回転可能に配置されている。
【0047】第1メス連結部材20の背壁部18の内側
表面16に対面して配置された第1端部38の端表面4
2は、垂直方向と水平方向との夫々にほぼ凸状を示して
いる。端表面42を除いて第1オス連結部材40の第1
端部38は、外側縁部に接する半径部を除いてほぼ長方
形状をしているのが好ましい。
【0048】第1穴部44は、第1端部38に接する第
1オス連結部材40の所定部分を貫いて形成されてい
る。本発明の好適な実施例によれば、第1穴部44は、
ほぼ円形で第1所定直径を有している。
【0049】それにもかかわらず、この第1穴部44と
して色々な他の形状が容易に想像できると共に、色々な
他の形状が本発明を指す請求の範囲の広い範囲の中で想
到できるのが理解されるであろう。
【0050】更に、無緩型牽引棒組立体10は、第1球
状部材46を備えている。この第1球状部材46の少な
くとも所定部分は、第1オス連結部材40の第1端部3
8を貫いて形成した第1穴部44の内部に配置されてい
る。本発明の好適な実施例において、第1球状部材46
の外側表面は、磨かれた表面になっている。更により好
ましくは、第1球状部材46の磨かれた外側表面が、磨
かれたクロムメッキした表面であることである。
【0051】第1球状部材46の軸方向に対向した外側
表面53,55から所定距離だけ外方向に延びているほ
ぼ水平に配置された一対の第1軸部材48,50があ
る。一方の第1軸部材50の少なくとも一部分は、一方
の第1側壁部26を貫いて形成した第1開口30のほぼ
丸い第1曲部32の内部に配置され、一対の第1軸部材
48,50の他方の第1軸部材48の少なくとも一部分
は、一対の第1側壁部26,28の他方の第1側壁部2
8を貫いて形成した第2開口36の内部に配置されてい
る。
【0052】一対の第1軸部材48,50の各夫々の一
つは、そこに形成した軸方向に対向しほぼ平坦な平坦表
面部52,54を有している。ほぼ平坦な平坦表面部5
2,54の果たす機能は、本発明の詳細な説明を続ける
うちに明らかになる。
【0053】本発明はこれに限定されないけれど、第1
球状部材46と一対の第1軸部材48,50との両方
が、完全に一体の構成要素として形成されるのが現在は
好ましい。
【0054】第1穴部44の内部に配置されると共にそ
の周囲に接している部分を少なくとも有する第1軌道輪
組立体56がある。第1軌道輪組立体56は、第1オス
連結部材40の第1端部38へ固定されてる。本発明の
好適な実施例によると、第1軌道輪組立体56は、取り
外し可能に第1オス連結部材40の第1端部38へ固定
されている。しかしながら、第1オス連結部材40の第
1端部38へ溶接された第1軌道輪組立体56も本発明
の範囲内にある。
【0055】第1軌道輪組立体56の内側表面は、第1
オス連結部材40に形成した第1穴部44の内部に位置
する第1球状部材46の一部分の回りに配置されてい
る。この状態において、第1球状部材46は、第1穴部
44の内部のほぼ中央に位置するのが好ましい。
【0056】本発明の好適な実施例の一つの択一的な形
状において、第1球状部材46の外側表面と第1軌道輪
組立体56の内側表面の間に、カー・リーリング社(K
ahr Rearing Co.)により製造され商品名
「カーロン(KARLON)」で販売されている、ほぼ
固形型の潤滑ライナー部材57が備えられている。
【0057】本発明の無緩型牽引棒組立体10は、第1
メス連結部材20の鏡像であるのが好ましい第2メス連
結部材(図示せず)を備えている。第2メス連結部材
は、第1メス連結部材20の第1所定輪郭と実質的に同
一であるのが好ましい第7所定輪郭を有している。
【0058】加えて、第2メス連結部材は、第2貨車
(図示せず)の第2車両本体部(図示せず)の底部に固
定された中央土台部(図示せず)の一つの隣接して配置
された端部(図示せず)に嵌合可能になっている。
【0059】第1メス連結部材20に形成した第1空洞
14と実質的に同一であるのが好ましい第2空洞は、第
2メス連結部材に形成されている。第2空洞は、背壁部
の第8所定輪郭を有する内側表面と、一対の第2側壁部
の夫々の内側表面とにより定められている。一対の第2
側壁部の夫々の内側表面は、第9所定輪郭を有する。
【0060】本発明の好適な実施例において、背壁部の
内側表面の第8所定輪郭は、第1メス連結部材20の背
壁部18の内側表面16の第2所定輪郭と実質的に同一
である。更に、一対の第2側壁部の夫々の内側表面の第
9所定輪郭は、一対の第1側壁部26,28の夫々の内
側表面22,24の第3所定輪郭と実質的に同一である
のが好ましい。
【0061】一対の第2側壁部の一方の第2側壁部を貫
いて形成されているのは、第1開口30の第4所定輪郭
と実質的に同一であるのが好ましい、第10所定輪郭を
有する第3開口である。好適な実施例において、また、
第3開口の第10所定輪郭は、少なくともほぼ丸い第3
曲部とほぼ開放された第3開放底部とを備えている。第
3開口の第3曲部と第3開放底部との特別な機能は、本
発明の説明を続けるうちにより明らかになる。
【0062】第2空洞の一対の第2側壁部の他方の第2
側壁部を貫いて形成した、第11所定輪郭を有する軸方
向に対向した第4開口がある。第1開口30と第2開口
36とに関し上述したように、第3開口の第10所定輪
郭は、第4開口の第11所定輪郭と実質的に同一である
のが現在は好ましい。しかしながら、もう一度言うが本
発明はそれに限定されるものではない。
【0063】本発明において、改良無緩型牽引棒組立体
10は、更に第12所定輪郭を有する第2オス連結部材
を備えている。本発明ではこれに限定されないが、第1
2所定輪郭は、上述した第1オス連結部材40の第6所
定輪郭と実質的に同一であるのが好ましい。少なくとも
第2オス連結部材の第1端部の一部分は、第2メス連結
部材に形成した第2空洞の内部に回転可能に配置されて
いる。
【0064】第2穴部は、第1端部に接する第2オス連
結部材の所定部分を貫いて形成されている。本発明の好
適な実施例によれば、第2穴部は、第1穴部44と実質
的に同一である。換言すれば、第2穴部は、ほぼ丸く第
2所定直径を有するのが好ましい。
【0065】しかしながら、無緩型牽引棒組立体の分野
におけるいわゆる当業者により、第2穴部として色々な
他の形状が想到され、そしてこれらの色々な他の形状
は、発明の指す請求の範囲の広い範囲内で考慮されるこ
とが理解できるであろう。
【0066】第1球状部材46と実質的に同一であるの
が好ましい第2球状部材が備えてある。少なくとも第2
球状部材の一部分は、第2オス連結部材の第1端部を貫
いて形成した第2穴部の内部に配置されている。この第
2球状部材は、軸方向に対向した外側表面から所定距離
だけ外方向に延びている水平方向に配置された一対の第
2軸部材を有している。
【0067】一対の第2軸部材の一方の第2軸部材の少
なくとも一部分は、一対の第2側壁部の一方の第2側壁
部を貫いて形成した第3開口のほぼ丸い曲部の内部に配
置され、そして一対の第2軸部材の他方の第2軸部材の
少なくとも一部分は、一対の第2側壁部の他方の第2側
壁部を貫いて形成した第4開口のほぼ丸い曲部の内部に
配置されている。
【0068】一対の第1軸部材48,50のように、一
対の第2軸部材の各夫々の一つは、そこに形成した軸方
向に対向しほぼ平坦な平坦表面部を備えている。第2球
状部材と一対の第2軸部材とは、完全に一体の構成要素
として形成されるのが好ましい。
【0069】第2穴部の内部に配置された少なくとも一
部分を有する第2軌道輪組立体は、第2オス連結部材の
第1端部に取り外し可能な方法で固定されるのが好まし
い。第1軌道輪組立体56と同様に、第2軌道輪組立体
の内側表面は、第2オス連結部材に形成した第2穴部の
内部に形成された第2球状部材の一部分の回りに置かれ
ている。
【0070】本発明の好適な実施例においては、第2軌
道輪組立体も第1軌道輪組立体56と実質的に同一であ
る。
【0071】加えて、本発明の好適な実施例において、
第2球状部材の外側表面と第2軌道輪組立体の内側表面
との間に、カー・リーリング社により製造されている、
ほぼ固形型の潤滑ライナー部材が備えられている。
【0072】総括的に符号60で示した固定手段は、第
1オス連結部材40の第2端部58と、第1オス連結部
材の第2端部58を第2オス連結部材の第2端部に固定
するための第2オス連結部材の第2端部(図示せず)と
の両方に嵌合可能になっている。
【0073】この固定手段60は、第1オス連結部材4
0の第2端部58を第2オス連結部材の第2端部に固定
する溶接部を供給するだけのものである。この例におい
て、第1オス連結部材40の第2端部58と第2オス連
結部材の第2端部とは、貨車が軌道構造上遭遇する如何
なるカーブも通り抜けるために、改良無緩型牽引棒組立
体10によって一緒に連結された一対の貨車の隣接して
配置された端部間に要求される間隔を、少なくとも提供
するに足るだけのものであれば良い。
【0074】本発明の好適な実施例において、固定手段
60は、第1オス連結部材40の第2端部58と第2オ
ス連結部材の第2端部との間に配置されると共にそれら
に固定される棒状部材あるいは管状部材62のいずれか
を備えている。
【0075】管状部材62が第1オス連結部材40の第
2端部58と第2オス連結部材の第2端部とを一緒に固
定するために利用される時は、第1オス連結部材40の
第2端部58と第2オス連結部材の第2端部とには、前
記管状部材62の夫々対向した端部に挿入される第2端
部としてのオス部材58が備えられている。他方、中実
の棒状部材が第1オス連結部材40の第2端部58と第
2オス連結部材の第2端部とを一緒に固定するために利
用される時は、第1オス連結部材40の第2端部58と
第2オス連結部材の第2端部とには、棒状部材の夫々の
端部を受け入れるためにスリーブ状部が備えられてい
る。
【0076】更に、無緩型牽引棒組立体10の好適な実
施例に備えてあるのは、総括的に符号70で示した一対
の第1くさび止め手段である。くさび止め手段70は、
長さ方向に貫いて配置されたボルト66とワッシャ手段
68とを有する第1くさび止め部材64を備えている。
ワッシャ手段68は、ベルビレ(Bellville)
型ワッシャであるのが好ましい。
【0077】一対の第1くさび止め手段70の一方の第
1くさび止め手段は、一対の第1軸部材48,50に形
成された軸方向に対向しほぼ平坦な平坦表面部52の一
方の平坦表面部52に係合するテーパ表面72を備えて
いる。一対の第1くさび止め手段70の一方の第1くさ
び止め手段に配置されたほぼ平坦で垂直に配置した垂直
表面74は、夫々の前牽引止部材15の垂直に配置され
た係合表面76と係合している。一対の第1くさび止め
部材70の他方の第1くさび止め手段は、一対の第1軸
部材48,50に形成された軸方向に対向しほぼ平坦な
平坦表面部52,54の他方の平坦表面部54に係合す
るテーパ表面78を備えている。夫々の前牽引止部材1
5の垂直に配置された係合表面82と係合する、一対の
第1くさび止め手段70の他方の第1くさび止め手段に
ほぼ平坦で垂直に配置された垂直表面80がある。
【0078】一対の第2くさび止め手段(図示せず)
が、本発明の無緩型牽引棒組立体10に備えられてい
る。第2くさび止め手段も、長さ方向に貫いて配置され
たボルトとワッシャ手段とを有するくさび止め部材を備
えている。ワッシャ手段は、ベルビレ型ワッシャである
のが好ましい。
【0079】一対の第2くさび止め手段の一方の第2く
さび止め手段は、一対の第2軸部材に形成された軸方向
に対向しほぼ平坦な平坦表面部の一方の平坦表面部に係
合するテーパ表面を備えている。一対の第2くさび止め
手段の一方の第2くさび止め手段にほぼ平坦で垂直に配
置された垂直表面は、夫々の前牽引止部材の垂直に配置
された係合表面と係合している。一対の第2くさび止め
部材の他方の第2くさび止め手段は、一対の第2軸部材
に形成された軸方向に対向しほぼ平坦な平坦表面部の他
方の平坦表面部に係合するテーパ表面を備えている。夫
々の前牽引止部材の垂直に配置された係合表面と係合す
る、一対の第2くさび止め手段の他方の第2くさび止め
手段にほぼ平坦で垂直に配置された垂直表面がある。
【0080】本発明の好適なそして色々な代替可能な実
施例は、特に図面を参照して以上に詳細に説明して来た
が、付加した請求の範囲の精神と範囲から逸脱しない
で、無緩型牽引棒組立体の付加的な改良および/または
他の改造のが可能であることは、貨車連結器に精通した
所謂当業者により理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って組み立てられた改良無緩型牽引
棒組立体の好適な実施例の一つを例示する一部分断面の
上面図である。
【図2】図1に例示する無緩型牽引棒組立体の一部分断
面の側面図である。
【図3】図2の線分III−III側から見た一部分断面の端
面図である。
【符号の説明】
10 無緩型牽引棒組立体、 12 中央土台
部、13 後止部材、 14 第1
空洞、15 前牽引止部材、 16 内
側表面、17 支持板部材、 18
背壁部、20 第1メス連結部材、 22,
24 内側表面、26,28 第1側壁部、
30 第1開口 32 第1曲部、 36 第2開
口、38 第1端部、 40 第1
オス連結部材、42 端表面、
44 第1穴部、46 第1球状部材、
48,50 第1軸部材、52,54 平坦表面部、
53,55 外側表面、56 第1軌道輪
組立体、 57 潤滑ライナー部材、58
オス部材、 60 固定手段、62
棒状部材又は管状部材、 64 くさび止め部
材、66 ボルト、 68 ワッ
シャ手段、70 第1くさび止め手段、 7
2,78 テーパ表面、74,80 垂直表面、
76,82 係合表面。
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ワジー・カンジョー アメリカ合衆国、イリノイ州、ロックポー ト、ホワイト・パイン・トゥレイル 12146 (72)発明者 マイケル・ジー・ホーリズコー アメリカ合衆国、インディアナ州、マンス ター、ブルックサイド・ドライブ 1308

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に半永久的に一対の貨車の隣接し
    て配置された端部を一緒に連結するための改良無緩型牽
    引棒組立体において、(a) 第1貨車の車両本体部の
    底部に固定された中央土台部の一端に嵌合可能な、第1
    所定輪郭を有する第1メス連結部材と、(b) 前記第
    1メス連結部材に形成された第1空洞と、この第1空洞
    は第2所定輪郭を有する背壁部と第3所定輪郭を有する
    一対の第1側壁部とにより限定され、(c) 前記一対
    の第1側壁部の一方の第1側壁部を貫いて形成された、
    第4所定輪郭を有する第1開口と、(d) 前記一対の
    第1側壁部の他方の第1側壁部を貫いて形成された、第
    5所定輪郭を有する軸方向に対向した第2開口と、
    (e) 第6所定輪郭を有する第1オス連結部材と、こ
    の第1オス連結部材の第1端部の少なくとも一部分は前
    記第1メス連結部材に形成した前記第1空洞の内部に移
    動可能に配置され、(f) 前記第1端部に接する前記
    第1オス連結部材の所定部分を貫いて形成された第1穴
    部と、(g) 第1球状部材と、この第1球状部材の少
    なくとも一部分は前記第1オス連結部材の前記第1端部
    を貫いて形成した前記第1穴部の内部に配置され、
    (h) 前記第1球状部材の軸方向に対向した外側表面
    から所定距離だけ外方向に延びているほぼ水平に配置さ
    れた一対の第1軸部材と、 この一対の第1軸部材の一方の第1軸部材の少なくとも
    一部分は前記一対の第1側壁部の一方の第1側壁部を貫
    いて形成した前記第1開口の内部に配置され、 前記一対の第1軸部材の他方の第1軸部材の少なくとも
    一部分は前記一対の第1側壁部の他方の第1側壁部を貫
    いて形成した前記第2開口の内部に配置され、 前記一対の第1軸部材の各夫々一つはそこに形成された
    軸方向に対向しほぼ平らな平坦表面部を有し、(i)
    前記第1穴部の内部に配置されると共に前記第1オス連
    結部材の前記第1端部に固定される少なくとも一部分を
    有する第1軌道輪組立体と、この第1軌道輪組立体の内
    側表面は前記第1オス連結部材に形成した前記第1穴部
    の内部に位置する前記第1球状部材の一部分の回りに配
    置され、(j) 第2貨車の第2車両本体部の底部に固
    定された中央土台部の一つの端部に嵌合可能な、第7所
    定輪郭を有する第2メス連結部材と、(k) 前記第2
    メス連結部材に形成された第2空洞と、この第2空洞は
    第8所定輪郭を有する背壁部と第9所定輪郭を有する一
    対の第2側壁部とにより限定され、(l) 前記第2空
    洞の前記一対の第1側壁部の一方の第1側壁部を貫いて
    形成された、第10所定輪郭を有する第3開口と、
    (m) 前記第2空洞の前記一対の第1側壁部の他方の
    第1側壁部を貫いて形成された、第11所定輪郭を有す
    る軸方向に対向した第4開口と、(n) 第12所定輪
    郭を有する第2オス連結部材と、この第2オス連結部材
    の第1端部の少なくとも一部分は前記第2メス連結部材
    に形成した前記第2空洞の内部に移動可能に配置され、
    (o) 前記第1端部に接する前記第2オス連結部材の
    所定部分を貫いて形成された第2穴部と、(p) 第2
    球状部材と、この第2球状部材の少なくとも一部分は前
    記第2オス連結部材の前記第1端部を貫いて形成した前
    記第2穴部の内部に配置され、(q) 前記第2球状部
    材の軸方向に対向した外側表面から所定距離だけ外方向
    に延びているほぼ水平に配置された一対の第2軸部材
    と、 この一対の第2軸部材の一方の第2軸部材の少なくとも
    一部分は前記一対の第2側壁部の一方の第2側壁部を貫
    いて形成した前記第3開口の内部に配置され、 前記一対の第2軸部材の他方の第2軸部材の少なくとも
    一部分は前記一対の第2側壁部の他方の第2側壁部を貫
    いて形成した前記第4開口の内部に配置され、 前記一対の第2軸部材の各夫々一つはそこに形成された
    軸方向に対向しほぼ平らな平坦表面部を有し、(r)
    前記第2穴部の内部に配置されると共に前記第2オス連
    結部材の前記第1端部に固定される少なくとも一部分を
    有する第2軌道輪組立体と、この第2軌道輪組立体の内
    側表面は前記第2オス連結部材に形成した前記第2穴部
    の内部に位置する前記第2球状部材の一部分の回りに配
    置され、(s) 前記第1オス連結部材の第2端部と、
    第1オス連結部材の第2端部を前記第2オス連結部材の
    第2端部に固定するために第2オス連結部材の第2端部
    とに嵌合可能な固定手段と、(t) 一対の第1くさび
    止め手段と、この一対の第1くさび止め手段の一方の第
    1くさび止め手段は前記一対の第1軸部材に形成された
    軸方向に対向しほぼ平坦な前記平坦表面部の一方の平坦
    表面部と係合し、前記一対の第1くさび止め手段の他方
    の第1くさび止め手段は前記一対の第1軸部材に形成さ
    れた軸方向に対向しほぼ平坦な前記平坦表面部の他方の
    平坦表面部と係合し、(u) 一対の第2くさび止め手
    段と、この一対の第2くさび止め手段の一方の第2くさ
    び止め手段は前記一対の第2軸部材に形成された軸方向
    に対向しほぼ平坦な前記平坦表面部の一方の平坦表面部
    と係合し、前記一対の第2くさび止め部材の他方の第2
    くさび止め手段は前記一対の第2軸部材に形成された軸
    方向に対向しほぼ平坦な前記平坦表面部の他方の平坦表
    面部と係合することから成る改良無緩型牽引棒組立体。
  2. 【請求項2】 前記第1球状部材の外側表面と前記第1
    軌道輪組立体の内側表面との間にほぼ固形型の潤滑ライ
    ナー部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    された改良無緩型牽引棒組立体。
  3. 【請求項3】 前記第2球状部材の外側表面と前記第2
    軌道輪組立体の内側表面との間にほぼ固形型の潤滑ライ
    ナー部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載
    された改良無緩型牽引棒組立体。
  4. 【請求項4】 前記第1オス連結部材の第2端部と、第
    1オス連結部材の第2端部を前記第2オス連結部材の第
    2端部に固定するために第2オス連結部材の第2端部に
    嵌合可能な前記固定手段が、溶接部であることを特徴と
    する請求項1に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  5. 【請求項5】 前記第1オス連結部材の第2端部と、第
    1オス連結部材の第2端部を前記第2オス連結部材の第
    2端部に固定するために第2オス連結部材の第2端部と
    に嵌合可能な前記固定手段が、前記第1オス連結部材の
    第2端部と前記第2オス連結部材の第2端部との間に配
    置されると共にそれらに固定される棒状部材あるいは管
    状部材の内の少なくとも一つを備えていることを特徴と
    する請求項1に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  6. 【請求項6】 前記管状部材が前記第1オス連結部材の
    第2端部と前記第2オス連結部材の第2端部との間に配
    置されると共に、前記第1オス連結部材の第2端部と前
    記第2オス連結部材の第2端部との夫々が前記管状部材
    の夫々対向した端部に挿入されるオス部材を備えている
    ことを特徴とする請求項5に記載された改良無緩型牽引
    棒組立体。
  7. 【請求項7】 前記第1メス連結部材の外側表面の形状
    が、第1メス連結部材が第1貨車の中央土台部の第1端
    部の内部にほぼ完全に配置されると共にその端部と嵌合
    することが可能なように設計されていることを特徴とす
    る請求項1に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  8. 【請求項8】 前記第2メス連結部材の外側表面の形状
    が、第2メス連結部材が第2貨車の中央土台部の隣接す
    る端部の内部にほぼ完全に配置されると共にその端部と
    嵌合することが可能なように設計されていることを特徴
    とする請求項7に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  9. 【請求項9】 前記第1メス連結部材の前記背壁部の前
    記内側表面の前記第2所定輪郭が、垂直方向と水平方向
    との両方にほぼ凹状であることを特徴とする請求項1に
    記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  10. 【請求項10】 前記第1メス連結部材の前記一対の第
    1側壁部の夫々の前記内側表面の前記第3所定輪郭が、
    少なくとも水平方向にほぼ凸状であることを特徴とする
    請求項9に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  11. 【請求項11】 前記第2メス連結部材の前記背壁部の
    前記内側表面の前記第8所定輪郭が、垂直方向と水平方
    向との両方にほぼ凹状であることを特徴とする請求項1
    に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  12. 【請求項12】 前記第2メス連結部材の前記一対の第
    2側壁部の夫々の前記内側表面の前記第9所定輪郭が、
    少なくとも水平方向にほぼ凸状であることを特徴とする
    請求項11に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  13. 【請求項13】 前記第1メス連結部材の前記一対の第
    1側壁部の夫々の前記内側表面の前記第3所定輪郭が、
    垂直方向と水平方向との両方にほぼ凸状であることを特
    徴とする請求項10に記載された改良無緩型牽引棒組立
    体。
  14. 【請求項14】 前記第2メス連結部材の前記一対の第
    2側壁部の夫々の前記内側表面の前記第9所定輪郭が、
    垂直方向と水平方向との両方にほぼ凸状であることを特
    徴とする請求項12に記載された改良無緩型牽引棒組立
    体。
  15. 【請求項15】 前記第1オス連結部材の前記第1端部
    が、ほぼ長方形状であることを特徴とする請求項1に記
    載された改良無緩型牽引棒組立体。
  16. 【請求項16】 前記第2オス連結部材の前記第1端部
    が、ほぼ長方形状であることを特徴とする請求項15に
    記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  17. 【請求項17】 前記第1オス連結部材の前記第1端部
    が、前記第1メス連結部材の前記背壁部の前記内側表面
    に対面して配置され、垂直方向と水平方向との夫々にほ
    ぼ凸状をしている表面を備えていることを特徴とする請
    求項15に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  18. 【請求項18】 前記第2オス連結部材の前記第1端部
    が、前記第2メス連結部材の前記背壁部の前記内側表面
    に対面して配置され、垂直方向と水平方向との夫々にほ
    ぼ凸状をしている表面を備えていることを特徴とする請
    求項16に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  19. 【請求項19】 前記一対の第1側壁部の一方の第1側
    壁部を貫いて形成された前記第1開口の前記第4所定輪
    郭と前記一対の第1側壁部の他方の第1側壁部を貫いて
    形成され軸方向に対向した前記第2開口の前記第5所定
    輪郭とが、少なくともほぼ丸い曲部とほぼ開放された開
    放底部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    された改良無緩型牽引棒組立体。
  20. 【請求項20】 前記一対の第2側壁部の一方の第2側
    壁部を貫いて形成された前記第3開口の前記第10所定
    輪郭と、前記一対の第2側壁部の他方の第2側壁部を貫
    いて形成された軸方向に対向した前記第4開口の前記第
    11所定輪郭とが、少なくともほぼ丸い曲部とほぼ開放
    された開放底部とを備えていることを特徴とする請求項
    19に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  21. 【請求項21】 前記第1端部に接する前記第1オス連
    結部材の前記所定部分を貫いて形成された第1穴部が、
    ほぼ円形で第1所定直径を有していることを特徴とする
    請求項1に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  22. 【請求項22】 前記第1端部に接する前記第2オス連
    結部材の前記所定部分を貫いて形成された第2穴部が、
    ほぼ円形で第2所定直径を有していることを特徴とする
    請求項21に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  23. 【請求項23】 前記第1軌道輪組立体が、前記第1オ
    ス連結部材の前記第1端部へ取り外し可能に固定された
    ことを特徴とする請求項1に記載された改良無緩型牽引
    棒組立体。
  24. 【請求項24】 前記第2軌道輪組立体が、前記第2オ
    ス連結部材の前記第1端部へ取り外し可能に固定された
    ことを特徴とする請求項23に記載された改良無緩型牽
    引棒組立体。
  25. 【請求項25】 前記第1球状部材と前記一対の第1軸
    部材とが、完全に一体の構成要素として形成されたこと
    を特徴とする請求項1に記載された改良無緩型牽引棒組
    立体。
  26. 【請求項26】 前記第2球状部材と前記一対の第2軸
    部材とが、完全に一体の構成要素として形成されたこと
    を特徴とする請求項25に記載された改良無緩型牽引棒
    組立体。
  27. 【請求項27】 前記第1球状部材がその外側表面の少
    なくとも一部分にクロムメッキしてあることを特徴とす
    る請求項1に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  28. 【請求項28】 前記第2球状部材がその外側表面の少
    なくとも一部分にクロムメッキしてあることを特徴とす
    る請求項27に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  29. 【請求項29】 前記第1球状部材の前記クロムメッキ
    した外側表面の少なくとも一部分が磨かれていることを
    特徴とする請求項27に記載された改良無緩型牽引棒組
    立体。
  30. 【請求項30】 前記第2球状部材の前記クロムメッキ
    した外側表面の少なくとも一部分が磨かれていることを
    特徴とする請求項28に記載された改良無緩型牽引棒組
    立体。
  31. 【請求項31】 前記一対の第1くさび止め手段は一対
    の第1くさび止め部材を備え、 この一対の第1くさび止め部材の夫々は長さ方向に貫い
    て配置されたボルトとワッシャ手段とを有し、 前記一対の第1くさび止め部材の一方の第1くさび止め
    部材は前記一対の第1軸部材に形成された軸方向に対向
    しほぼ平坦な前記平坦表面部の一方の平坦表面部に係合
    するテーパ表面を備え、 前記一対の第1くさび止め部材の一方の第1くさび止め
    部材に配置されたほぼ平坦で垂直な垂直表面は夫々の前
    牽引止部材の垂直な係合表面と係合し、 前記一対の第1くさび止め部材の他方の第1くさび止め
    部材は前記一対の第1軸部材に形成された軸方向に対向
    しほぼ平坦な前記平坦表面部の他方の平坦表面部に係合
    するテーパ表面を備え、 前記一対の第1くさび止め部材の他方の第1くさび止め
    部材に配置されたほぼ平坦で垂直な垂直表面は夫々の前
    牽引止部材の垂直な係合表面と係合していることを特徴
    とする請求項1に記載された改良無緩型牽引棒組立体。
  32. 【請求項32】 前記ワッシャ手段がベルビレ型ワッシ
    ャであることを特徴とする請求項31に記載された改良
    無緩型牽引棒組立体。
  33. 【請求項33】 前記一対の第2くさび止め手段は一対
    の第2くさび止め部材を備え、 この一対の第2くさび止め部材の夫々は長さ方向に貫い
    て配置されたボルトとワッシャ手段とを有し、 前記一対の第2くさび止め部材の一方の第2くさび止め
    部材は前記一対の第2軸部材に形成された軸方向に対向
    しほぼ平坦な前記平坦表面部の一方の平坦表面部に係合
    するテーパ表面を備え、 前記一対の第2くさび止め部材の一方の第2くさび止め
    部材に配置されたほぼ平坦で垂直な垂直表面は夫々の前
    牽引止部材の垂直な係合表面と係合し、 前記一対の第2くさび止め部材の他方の第2くさび止め
    部材は前記一対の第2軸部材に形成された軸方向に対向
    しほぼ平坦な前記平坦表面部の他方の平坦表面部に係合
    するテーパ表面を備え、 前記一対の第2くさび止め部材の他方の第2くさび止め
    部材に配置されたほぼ平坦で垂直な垂直表面は夫々の前
    牽引止部材の垂直な係合表面と係合していることを特徴
    とする請求項32に記載された改良無緩型牽引棒組立
    体。
  34. 【請求項34】 前記ワッシャ手段がベルビレ型ワッシ
    ャであることを特徴とする請求項33に記載された改良
    無緩型牽引棒組立体。
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