JPH07303523A - 電動歯ブラシ - Google Patents

電動歯ブラシ

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JPH07303523A
JPH07303523A JP26026093A JP26026093A JPH07303523A JP H07303523 A JPH07303523 A JP H07303523A JP 26026093 A JP26026093 A JP 26026093A JP 26026093 A JP26026093 A JP 26026093A JP H07303523 A JPH07303523 A JP H07303523A
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JP
Japan
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gear
toothbrush
handle
cam
arbor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26026093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hoffman Edgar
ホマン エドガー
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Bausch and Lomb Inc
Original Assignee
Bausch and Lomb Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柄と歯ブラシをコネクティングロッドにて連
結し、ブラシの長軸周囲での振動運動および長軸方向の
往復運動を可能とさせた電動歯ブラシにおいて、可能な
限り小型なギヤを使用して、コネクティングロッドのス
トロークを大きくする。 【構成】柄1の一端より内部に歯ブラシアーバ9が延び
ており、変位可能に柄1に取り付けられた中空シャフト
3の一端が突出する。取り付けブラシ4は歯ブラシアー
バ9に押し付けるられるよう適合されており、長軸方向
に往復運動するコネクティングロッド7により駆動され
る回転可能な針毛束6を有する。柄1に設けられたギヤ
18は互いに180度位相がずれた2個のカム23、2
7を有する。第一カム27は中空シャフト3の変位を、
第二カム27はその反対方向に歯ブラシアーバ9の変位
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯ブラシアーバと第一
カムによるギヤの働きで長軸方向に往復運動させること
のできるコネクティングロッドの横向きに延びる溝に係
合する偏心ペグを各々有する回転可能な複数の針毛ホル
ダを備えた柄の上に、固定可能な取り付けブラシ、さら
に手で案内できモータとギヤを有する柄を備えた電動歯
ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願第9357863号
はこのタイプの歯ブラシに関するものである。この公知
の歯ブラシでは、取り付けブラシは、固定連結によっ
て、その長軸の周囲に回転可能に柄のケージングの前方
部に押しつけることができる。歯ブラシアーバとコネク
ティングロッドは共に、長軸の周囲で振動させ、かつ揺
れアームとそれに係合するカムの働きにより長軸方向に
往復させることができる。コネクティングロッドの往復
運動は取り付けブラシ頭部で束状針毛の回転運動に変換
される。一方、コネクティングロッドの振動運動は、取
り付けブラシ全体にそれに呼応する振動運動をもたら
す。コネクティングロッドによる針毛束の駆動に関して
は、広い角度で往復して交互に回転させる場合に問題が
あった。従って、歯ブラシアーバのストロークを大きく
してコネクティングロッドのストロークを拡大する必要
があったが、そうするとギヤのカムの偏心を拡大するこ
とになり、ひいてはギヤが大きくなり過ぎるという欠点
があった。
【0003】先行技術の無いドイツ特許出願第4138
021. 5号には、針毛束の回転角度を広げるためのコ
ネクティングロッドを使用せずに、回転可能なシャフト
で針毛束を駆動する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、横溝を
有するコネクティングロッドとそこに係合する針毛ホル
ダの偏心部材を備えた歯ブラシが適切であることが判明
しているために、針毛束の回転運動を生み出すこの原理
を維持するための努力が成されてきた。
【0005】よって、本発明の目的は、冒頭に述べられ
たタイプの歯ブラシにおいて、可能な限り小型なギヤを
使用して、コネクティングロッドのストロークを可能な
限り大きくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電動歯ブラシ
は、モータとギヤを有し、手で案内される柄と、該柄に
はめ込むよう適合させた心棒部と、回転可能に設けら
れ、各々偏心ペグを備えた複数個の針毛ホルダとを有す
る取り付けブラシと、該心棒を経て延び、各々に各針毛
ホルダの偏心ペグが係合する複数個の横に延びる溝を設
けたコネクティングロッドとを有し、該コネクティング
ロッドが歯ブラシアーバと第一カムの働きによりギヤで
長軸方向に往復運動される電動歯ブラシであって、内部
に該歯ブラシアーバが延び、変位可能に該柄に取り付け
られた中空シャフトに対し該取り付けブラシの心棒部が
押し付けるられるよう適合されており、さらに該ギヤ
は、該歯ブラシアーバの長軸方向および該中空シャフト
の変位方向と反対方向への変位のため該第一カムと位相
が180度食い違いに設けられた第二カムを有するよう
構成されており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0007】好ましくは、前記ギヤが柄の主方向に対し
横向きに延びる回転軸の周りを回転するよう、前記モー
タの駆動シャフト上に設けられたピニオンに駆動される
歯車を有し、該歯車がかさ歯車もしくは冠歯車であり、
前記第一カムは該歯車の回転軸に対し平行に延び、さら
に定位置において該歯車の回転軸に平行になるように、
該中空シャフトに連結された揺り手のレシーバに係合
し、また該第二カムは該回転軸に平行に延び、該歯ブラ
シアーバに対し横向きに伸びその一端に固定して連結さ
れたリンクブロックのスロットに係合するよう構成され
ている。
【0008】また、好ましくは、前記柄が握り部分と前
方部分を包含し、該前方部分が該握り部分に対し前記歯
車の回転軸に整合された旋回軸の周りにある程度まで旋
回できるよう構成されている。
【0009】
【作用】中空シャフトがあるため、中空シャフトの変位
により、取り付けブラシは独立してその長軸方向に変位
可能である。このように、2つのカムが180度食い違
うために、中空シャフトひいては取り付けブラシを後方
に動かすとき、コネクティングロッドを前方に動かすこ
とができる。ブラシとロッド間の相対運動は、もしカム
の偏心が等しければ、ロッドの往復運動の二倍になる。
したがって、本発明のコネクティングロッドを用いれ
ば、偏心をむやみに拡大しなくても、針毛ホルダにおい
て大きい回転角度を得ることができる。
【0010】本発明のひとつの有利な実施例に従い、ギ
ヤが柄の主方向に対し横向きに延びる回転軸の周りを回
転するようモータの駆動シャフト上に設けられたピニオ
ンに駆動される歯車を有し、この歯車がかさ歯車もしく
は冠歯車として設計され、第一カムは歯車の回転軸に対
し平行に延び、さらに定位置において歯車の回転軸に平
行になるよう中空シャフトに連結された揺り手のレシー
バに係合し、また該第二カムは該軸に平行に延び、歯ブ
ラシアーバに対し横向きに伸びその一端に固定して連結
されたリンクブロックのスロットに係合するよう歯ブラ
シを構成すると、針毛束のホルダが交互の方向に回転す
るあいだに、この中空シャフトは取り付けブラシで楕円
運動を行う。
【0011】本発明の別の有利な実施例に従い、柄が握
り部分と前方部分を包含し、前方部分が握り部分に対し
歯車の回転軸に整合された旋回軸の周りにある程度まで
旋回できるよう歯ブラシを構成した場合、電動歯ブラシ
は、腕をねじらずに使えるので、手で案内する際に特に
便利である。
【0012】
【実施例】以下に本発明の内容を図に言及し例を示しな
がら詳細に記載する。
【0013】図1は、電動歯ブラシの電源を入れたり切
ったりするためのスイッチ2を備えた、手で案内可能な
柄1を有する歯ブラシの、組立前の状態を示す斜視図で
ある。柄1から延びる中空シャフト3に、取り付けブラ
シ4が押し付けられ、取り付け状態ではロック機構(不
図示)にてシャフト上に保持される。
【0014】取り付けブラシ4は、複数の回転可能な針
毛束6を備えた針毛ヘッド5を有する。針毛束6を駆動
するため、取り付けブラシ4内にコネクティングロッド
7(破線にて図示)が配置されている。このロッドは、
柄1の中空シャフト3に同軸上に配置されたカップリン
グ8で歯ブラシアーバ9に連結されている。
【0015】中空シャフト3は、その長軸の周囲に振動
運動し、またそれと同時に長軸方向に往復運動するよう
に駆動される。この中空シャフト3の変位はコネクティ
ングロッド7の往復変位つまりは長軸に沿った延長方向
に対し、180度ずれた位相となる。
【0016】図1は、握り部分10と前方部分11を包
含する柄1を示す。この前方部分11は歯ブラシの長軸
に対し横向きに延びる旋回軸12の周りをある程度まで
旋回する。握り部分10と前方部分11の間に発生する
間隔の差異は、ベローズ13で補正される。
【0017】図2ではコネクティングロッド7の働きに
より往復運動から回転運動が発生する仕組みを説明す
る。図2に示される電動歯ブラシのこの部分は、ヨーロ
ッパ特許出願第0357863号に完全に対応する。図
に示されるように、コネクティングロッド7には合計五
つの横方向に延びる溝13、13a、13b、13c、
13dが設けられている。これらの溝は、ブラシヘッド
端部に連続して配置され、針毛束6を保持する針毛ホル
ダ15から突出する偏心ペグ14がそれらに係合する。
針毛ホルダ15は入れ子31において小孔16の下方よ
り挿入することができる。入れ子31はブラシヘッド5
に保持される。
【0018】図3は柄1の前方部分およびモータ17を
示す。モータ17は、ギヤ18を介して中空シャフト3
と歯ブラシアーバ9を駆動するよう設計されている。モ
ータ17はピニオン20を備えたモータシャフト19を
有する。ピニオン20はシャフト21上に回転可能に装
備された歯車22を連続的に駆動し、シャフト21は柄
に固定して据え付けられ、柄1の長軸方向を横切って延
びる。歯車22はかさ歯車もしくは冠歯車として設計可
能である。揺り手25のスライディングブロック24に
係合する第一カム23は、軸に平行に歯車22上に設け
られる。揺り手25は中空シャフト3に平行に延び、径
方向連結部26によってシャフトに堅固に連結される。
それと同時に、上記シャフト21が図1に図示される旋
回軸12を形成する。プッシュロックタイプと呼ばれる
ギヤ18について、この部分の精密な構成は、上述のヨ
ーロッパ特許出願第0357863号に記載されてい
る。中空シャフト3は公知のプッシュロックタイプギヤ
によって楕円運動を行う。
【0019】本発明の要点は、歯車22が第一カム23
に対し180度位相がずれた第二カム27を有する点で
ある。その構成が図4に示されているリンクブロック2
8は、第二カム27上に位置を占める。リンクブロック
28は、中空シャフト3の長軸端部まで横向きに延びる
リンクガイド29を備える。リンクガイド29には、図
3に示される第二カム27が噛合する。同図に示される
ように、リンクブロック28は歯ブラシアーバ9側にペ
グ30を備えている。ペグ30は図3にも示されてお
り、同図から明らかなように、歯ブラシアーバ9の一端
が係合している。歯車22が回転するとき、第二カム2
7はそれに伴い歯ブラシアーバ9が変位を起こすよう
に、リンクブロック28をブラシの長軸方向に往復運動
させる。それと同時に、中空シャフトすなわちブラシヘ
ッド5とコネクティングロッド7の間に、二個のカム2
3と27の偏心の合計に相当する相対運動を起こす目的
で、第一カム23が180度位相がずれた中空シャフト
3を往復運動させる。
【0020】
【発明の効果】本発明の電動歯ブラシは、モータ、ギ
ヤ、歯ブラシアーバと第一カムによるギヤの働きで長軸
方向に往復運動させることのできるコネクティングロッ
ドの横向きに延びる溝に係合する偏心ペグを各々有する
回転可能な複数の針毛ホルダを備えた柄の上に、固定可
能な取り付けブラシを備え、さらに手で案内できモータ
とギヤを有する柄を備え、柄と歯ブラシをコネクティン
グロッドにて連結し、ブラシの長軸周囲での振動運動お
よび長軸方向の往復運動を可能にする構成をとるので、
偏心をむやみに拡大しなくても、針毛束について大きな
回転角度を得ることができる。従って、歯磨きに極めて
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動歯ブラシの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示される歯ブラシの取り付けブラシ部分
の分解斜視図である。
【図3】ギヤ部分の縦断面図である。
【図4】ギヤのリンクブロックの平面図である。
【符号の説明】
1 柄 3 中空シャフト 4 取り付けブラシ 5 ブラシヘッド 6 針毛束 7 コネクティングロッド 10 握り部分 11 前方部分 12 旋回軸 15 針毛ホルダ 17 モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータとギヤを有し、手で案内される柄
    と、該柄にはめ込むよう適合させた心棒部と、回転可能
    に設けられ、各々偏心ペグを備えた複数個の針毛ホルダ
    とを有する取り付けブラシと、該心棒を経て延び、各々
    に各針毛ホルダの偏心ペグが係合する複数個の横に延び
    る溝を設けたコネクティングロッドとを有し、該コネク
    ティングロッドが歯ブラシアーバと第一カムの働きによ
    りギヤで長軸方向に往復運動される電動歯ブラシにおい
    て、 内部に該歯ブラシアーバが延び、変位可能に該柄に取り
    付けられた中空シャフトに対し該取り付けブラシの心棒
    部が押し付けるられるよう適合されており、さらに該ギ
    ヤは、該歯ブラシアーバの長軸方向および該中空シャフ
    トの変位方向と反対方向への変位のため該第一カムと位
    相が180度食い違いに設けられた第二カムを有するよ
    う構成された電動歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記ギヤが柄の主方向に対し横向きに延
    びる回転軸の周りを回転するよう、前記モータの駆動シ
    ャフト上に設けられたピニオンに駆動される歯車を有
    し、該歯車がかさ歯車もしくは冠歯車であり、前記第一
    カムは該歯車の回転軸に対し平行に延び、さらに定位置
    において該歯車の回転軸に平行になるように、該中空シ
    ャフトに連結された揺り手のレシーバに係合し、また該
    第二カムは該回転軸に平行に延び、該歯ブラシアーバに
    対し横向きに伸びその一端に固定して連結されたリンク
    ブロックのスロットに係合するよう構成された請求項1
    記載の電動歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 前記柄が握り部分と前方部分を包含し、
    該前方部分が該握り部分に対し前記歯車の回転軸に整合
    された旋回軸の周りにある程度まで旋回できるよう構成
    された請求項2記載の電動歯ブラシ。
JP26026093A 1993-10-18 1993-10-18 電動歯ブラシ Withdrawn JPH07303523A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26026093A JPH07303523A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 電動歯ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26026093A JPH07303523A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 電動歯ブラシ

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Publication Number Publication Date
JPH07303523A true JPH07303523A (ja) 1995-11-21

Family

ID=17345583

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26026093A Withdrawn JPH07303523A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 電動歯ブラシ

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20001226