JPH072993Y2 - Vehicle running control device - Google Patents

Vehicle running control device

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Publication number
JPH072993Y2
JPH072993Y2 JP1988024866U JP2486688U JPH072993Y2 JP H072993 Y2 JPH072993 Y2 JP H072993Y2 JP 1988024866 U JP1988024866 U JP 1988024866U JP 2486688 U JP2486688 U JP 2486688U JP H072993 Y2 JPH072993 Y2 JP H072993Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
slip
throttle valve
tcs
opening
frequency
Prior art date
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Application number
JP1988024866U
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Japanese (ja)
Other versions
JPH01127947U (en
Inventor
伸孝 高橋
英之 田村
宏幸 上田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】[Detailed description of the device]

(産業上の利用分野) 本考案は、車両の走行制御装置、詳しくは滑り易い路面
での発進あるいは加速時等に車両がスリップすることが
ないように駆動力を適切に制御する装置に関する。 (従来の技術) 近時、マイクロコンピュータ応用技術等の発展に伴い、
車両においても、変速機(変速比)の制御、走行速度の
制御、スキッドコントロール(横すべりに対する制御)
車高制御など、主として車両の走行状態を希望する状態
に保つための制御(以下、単に走行制御という)が種々
試みられており、安全性と快適性をより高いレベルに達
成しようとする傾向にある。駆動輪から路面へ伝達され
るトルクを最大にする制御、いわゆるトラクションコン
トロールもこのような走行制御のうちの一つであり、ト
ラクションコントロールを実現するためには駆動輪が過
回転(ホイルスピン)した時には速やかに発生トルクを
制御する必要がある。 従来のこの種の走行制御を行う装置としては、例えば、
特開昭62−150034号公報に記載されたものがある。この
装置では、通常のスロットルバルブとは別にトラクショ
ンコントロール用のスロットルバルブを設け、このトラ
クションコントロール用のスロットルバルブを開閉制御
することにより吸入空気量を制御してエンジン出力を減
少させる。そして、これより車両の駆動力が減少し、例
えば路面凍結時の発進性の確保や駆動軸トルクが路面摩
擦力を越えてタイヤがスリップし車両が縦、横方向へ滑
るという不具合の防止がなされる。 (考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来のトラクションコントロール
技術にあっては、駆動輪のホイルスピン(すなわちス
リップ)を検出し、トラクションコントロール用のス
ロットルバルブを閉じ側に操作してエンジン出力を絞り
込む、という一連の動作(→)で駆動輪のスリップ
回避を図るものであるが、始めに駆動輪スリップ()
ありきの対症療法的な制御であることから、きわめて高
い応答性を有する高価な制御システムが必要で、コスト
アップを招くという問題点がある。 (考案の目的) そこで本考案は、駆動スリップの発生を未然に防止し得
る予防療法的なスリップ防止技術を簡単な構成で実現す
ることを目的とする。 (課題を解決するための手段) 本考案による車両の走行制御装置は上記目的達成のた
め、その原理構成図を第1図に示すように、アクセルペ
ダルaと、エンジンの吸気通路bと、前記アクセルペダ
ルaの踏込量に応じた開度で前記吸気通路bを開閉操作
する第1絞弁cと、前記第1の絞弁cの上流側又は下流
側の前記吸気通路b内に位置して通常は開状態にある一
方、所定の制御信号によって閉動作が指示されると、該
制御信号に示された開度で前記吸気通路bの開口面積を
閉じ側に操作する第2の絞弁dと、駆動輪スリップの発
生を検出すると共に、そのスリップ量を測定するスリッ
プ検出手段eと、駆動輪スリップの検出頻度を計測する
頻度計測手段fと、駆動輪スリップが検出された時、そ
の時のスリップ量に応じて前記第2の絞弁dの開度値を
演算し、該開度値を前記所定の制御信号として出力する
第1の演算手段gと、駆動輪スリップの検出頻度が設定
頻度を越えている時、その時の変速機ギヤ位置が低速ギ
ヤ位置になるほど、また、その時の前記アクセルペダル
aの踏み込みが低踏み込み側になるほど小さくなる前記
第2の絞弁dの開度値を演算し、該開度値を前記所定の
制御信号として出力すると共に、駆動輪スリップの検出
頻度の設定頻度からの超過量が大きいほど該制御信号の
出力期間を長めに設定する第2の演算手段hと、を備え
たことを特徴とするものである。 (作用) 本考案では、駆動輪スリップが発生した時は勿論のこ
と、駆動輪スリップが発生していない時でも、その時以
前の駆動輪スリップの発生頻度が設定頻度を上回ってい
れば、そのときのギヤ位置とアクセルの踏み込み具合と
に応じて第2の絞弁の開度量が制御、具体的には、低速
ギヤ位置になるほど、また、低踏み込み側になるほど第
2の絞弁の開度量が小さくなる方向に制御されるので、
結局、駆動輪スリップの発生頻度が設定頻度を上回って
いる限り、第2の絞弁によって吸気通路の開口面積が閉
じ側に操作される。したがって、駆動輪スリップが発生
していない場合であっても、駆動輪スリップの発生しや
すい路面(すなわち低μ路)を走行中には、予めエンジ
ンの出力が絞り込まれるから、駆動輪スリップの発生が
未然に防止されるという予防療法的なスリップ防止技術
が実現される。しかも、駆動輪スリップの発生頻度を計
測して設定頻度と比較するだけの簡単な工夫でよいか
ら、例えば、超音波センサや雨滴センサ、外気温センサ
若しくはワイパスイッチといった高価なセンサ類を用い
て路面の摩擦係数を間接的に検出するもの(例えば特開
昭63−16141号公報に記載の技術)に比べ、遥にコスト
ダウン化が図られる。 (実施例) 以下、本考案を図面に基づいて説明する。 第2〜7図は本考案の一実施例を示す図であり、 本実施例は本考案をタンデムスロットルバルブ方式のト
ラクション制御システムを備えた車両に適用したもので
ある。 まず、構成を説明する。第2図において、1はエンジン
であり、吸入空気は吸気通路2、スロットルチャンバ3
を通して各気筒に供給され、燃料は噴射信号Siに基づい
てインジェクタ4により噴射される。そして、気筒内の
混合気は図示しない点火プラグの放電作用によって着
火、爆発し、排気となって排気管を通して外部に排出さ
れる。 ここで、吸入空気の流れはアクセルペダル10に連動する
スロットルチャンバ3内のスロットルバルブ(第1の絞
弁)11により制御され、アイドリング時にはスロットル
バルブ11はほとんど閉じている。スロットルバルブ11の
上流側の吸気通路2内にはスロットルバルブ(第2の絞
弁)12が配設されており、TCS用スロットルバルブ12の
開度はロッド13を介して連結されたTCS用DCモータ14に
より制御される。TCS用スロットルバルブ12は通常は全
開状態にあり、後述するTCSコントロールユニット43か
らの制御信号によりTCS用DCモータ14を駆動するための
モータ制御ユニット15からTCS用DCモータ14に電流が供
給されると、TCS用DCモータ14は所定角度回転し、それ
に連動してTCS用スロットルバルブ12を閉じる。モータ
制御ユニット15には図外のバッテリからヒューズ16およ
びリレー17を介して電源VBが供給されていおり、モータ
制御ユニット15は接地されている。また、リレー17のコ
イルは図外のイグニッションスイッチがONになるとリレ
ー17のコイルにイグニッション電源VIGNが供給されて電
流が流れ、内部の接点が開いて絶縁状態となり、バッテ
リからモータ制御ユニット15への電流供給を遮断する。
上記、ロッド13、TCS用スロットルバルブ14、モータ制
御ユニット15、ヒューズ16およびリレー17は全体として
駆動手段18を構成する。 吸入空気の流量Qaはエアフローメータ20により検出さ
れ、スロットルバルブ11の開度TVO1はスロットル開度セ
ンサ21により検出される。TCS用スロットルバルブ12の
開度TVO2はTCS用スロットル開度センサ22により検出さ
れ、この開度TVO2信号は、一旦モータ制御ユニット15に
入力され、内部のバッファ15aを通した後で後述するコ
ントロールユニット41に出力される。また、エンジン1
のクランク角Caはクランク角センサ23により検出され、
コントロールユニット41でクランク角Caを表すパルスを
計数することにより、エンジン回転数Nを知ることがで
きる。車両の速度VSPは車速センサ24により検出され、
ウォータジャケットを流れる冷却水の温度TWは水温セン
サ25により検出される。また、車速のアイドル状態(パ
ーキングあるいはニュートラル状態)はニュートラルス
イッチ26により検出され、車輪の回転速度(車輪速)は
前後左右輪に設けられた車輪速センサ31、32、33、34に
より検出される。ここで、車輪速センサ31は前輪右側の
車輪速を、車輪速センサ32は前輪左側の車輪速を、車輪
速センサ33は後輪右側の輪を、車輪速センサ34は後輪左
側の車輪速をそれぞれ検出する。FR車の場合、前輪が非
駆動輪、後輪が駆動輪となり、前輪(非駆動輪)の車輪
速VFからは実際の車速(車体速)が演算され、車輪速
VF、VRからは両者の差または比に基づいて後述するTCSコ
ントロールユニット43で駆動輪のスリップ状態が検出さ
れる。さらに、ブレーキペダル35の踏み込みはブレーキ
スイッチ36により検出され、トラクション制御のON/OFF
はトラクションON/OFFスイッチ37によりドライバーがマ
ニュアルで選択する。 上記エアフローメータ20およびクランク角センサ23は運
転状態検出手段38を構成し、運転状態検出手段38、スロ
ットル開度センサ21、TCS用スロットル開度センサ22、
車速センサ24、水温センサ25およびニュートラルスイッ
チ26からの信号はコントロールユニット41に入力され、
コントロールユニット41はこれらのセンサ情報に基づい
て車両の走行制御やエンジンの燃焼制御を行う。コント
ロールユニット41は頻度計測手段、第1の演算手段およ
び第2の演算手段としての機能を有し、マンクロコンピ
ュータ等により構成される。コントロールユニット41に
は上記各センサ20、21、22、23、24、25、26からの信号
および後述するTCSコントロールユニット43からのTCS作
動中信号が入力されるとともに、コントロールユニット
41からモータ制御ユニット15に対して開度信号TVO1がA/
Tコントロールユニット42に対して開度信号TVO1および
車速信号VSPが、TCSコントロールユニット43に対してエ
ンジン回転数信号Nが、インジェクタ4に対して噴射信
号Siがそれぞれ出力される。インジェクタ4は噴射信号
Siに基づき開弁してエンジン1に燃焼を噴射する。 一方、絞弁開度センサ21および車速センサ24からの信号
はコントロールユニット41を介してA/Tコントロールユ
ニット42に入力され、A/Tコントロールユニット42は上
記車速VSPおよびアクセル開度TVO1などの入力信号に基
づいて自動変速機内部のシフトソレノイドA44およびシ
フトソレノイドB45をON/OFFさせて最適なギヤ位置に制
御を行う。一方、ニュートラルスイッチ26、車輪速セン
サ31、32、33、34、ブレーキスイッチ36およびトラクシ
ョンON/OFFスイッチ37からの信号はTCSコントロールユ
ニット43に入力され、TCSコントロールユニット43はこ
れらのセンサ情報に基づいてエンジンの出力トルクを減
少させて駆動輪のスリップを制御するトラクション制御
やタイヤの駆動力を下げてスリップを防止するブレーキ
制御を行う。TCSコントロールユニット43はスリップ検
出手段としての機能を有し、マイクロコンピュータ等に
より構成される。TCSコントロールユニット43には上記
各センサ26、31、32、33、34、35、37からの信号、モー
タ制御ユニット15からのスロットルバルブ11の実開度信
号、コントロールユニット41からのエンジン回転数およ
びA/Tコントロールユニット42からのシフトソレノイド
駆動信号が入力されるとともに、コントロールユニット
43からはモータ制御ユニット15にTCS用スロットルバル
ブ12の開度TVO2を操作するための制限信号が、コントロ
ールユニット41にトラクション制御の作動状態を知らせ
るためのTCS作動中信号が、ブレーキ油圧アクチュエー
タ46にブレーキ制御信号がそれぞれ出力される。ブレー
キ油圧アクチュエータ46はTCSコントロールユニット43
からのブレーキ制御信号により前後左右輪毎のブレーキ
を制御(ブレーキ液圧を増減操作)する。なお、47はイ
グニッション電源VIGNからの電流供給によりTCSコント
ロールユニット43のトラクション制御の作動状態を知ら
せるTCS作動中ランプであり、48はトラクション制御の
異常またはトラクション制御のOFFを知らせるTCSフェイ
ルランプである。 次に、作用を説明するが、最初にトラクション制御シス
テムについて述べる。 特に、低μ路での加速中の車両安定性と操縦性とを確保
するためにトラクション制御を行うことは公知である
(SAE870337参照)。本考案で採用しているトラクショ
ン制御システムの基本的作動はエンジントルク制御
ブレーキ制御であり、以下その概要を述べる。 エンジントルク制御 路面の状態に応じてエンジントルクを自動的に減少させ
ることを目的とする。路面の状態検知は前後輪左右の各
ホイールに取付けられた車輪速センサ31、32、33、34の
信号から駆動輪のスリップ状態を検出することにより行
い、また、エンジントルクの減少はアクセルペダルに連
動したスロットルバルブ11とは独立のTCS用スロットル
バルブ12を閉じることにより行う。各スロットルバルブ
の作動を第3図を用いて説明する。同図において、横軸
の非駆動輪平均速度は車両の実車速を意味し、縦軸の駆
動輪速度と非駆動輪平均速度との差は駆動輪のスリップ
状態を代表するスリップ量を示す。本制御では上記実車
速およびスリップ量に基づきTCSコントロールユニット4
3でTCS用スロットルバルブ12の目標位置を決定する。す
なわち、駆動輪のスリップ量が少ない領域(第3図では
通常スロットルバルブ動領域で示してある)ではTCS用
スロットルバルブ12は全開であり、TCS用スロットルバ
ルブ12開度保持領域ではTCS用スロットルバルブ12のそ
の時の開度を保持する。例えば、一旦TCS用スロットル
バルブ12が開かれた場合、次回の処理で再びこの領域に
入ると前回のTCS用スロットルバルブ12の開度TVO2を保
持する。TCS用スロットルバルブ12閉領域ではTCS用スロ
ットルバルブ12の目標開度を閉じ方向に制御する。ま
た、モータ制御ユニット15はTCS用スロットルバルブ12
の開度TVO2が前記目標開度となるようにTCS用スロット
ルバルブ12とリンクしたTCS用DCモータ14をフィードバ
ック制御する。また目標開度が全開でない時はスリップ
制御作動中信号(TCS作動中信号)を発生させ、コント
ロールユニット41にスリップ制御作動の有無を知らせ
る。このように、スロットルバルブを操作してエンジン
トルクを制御するものでは、特にエンジントルクを応答
性良く、円滑かつ十分に減少させることができる点で優
れたシステムとなっている。 ブレーキ制御 タイヤの駆動力を下げてスリップを防止するために用い
られる。特に、左右の駆動輪が異なるμの路面において
は、本システムを用いると左右輪毎の制御が可能とな
る。第4図は本システムでのブレーキ圧作動を示す図で
ある。同図において、縦軸は左駆動輪速度(あるいは右
駆動輪速度)と非駆動輪平均速度との差による左右駆動
輪のスリップ量を示しており、左右の駆動輪のスリップ
量と実車速に基づいて同図に示す領域毎にブレーキ圧を
可変とすることにより、左右の駆動輪毎のスリップ抑制
制御を行う。なお、同じスリップ量のときは前述のエン
ジントルク制御よりもブレーキ制御を優先させるように
なっている。 第5図は車両の走行制御のプログラムを示すフローチャ
ートであり、本プログラムは所定時間(例えば、2ms)
毎に一度実行される。まず、P1で車輪速センサ31、32、
33、34からの出力に基づいて駆動輪のスリップを検出
し、駆動輪がスリップしているときはP2で上述したトラ
クション制御を行う。すなわち、駆動輪にスリップが発
生すると、そのスリップ量に応じてTCSコントロールユ
ニット43からのブレーキ油圧アクチュエータ46にブレー
キ制御信号が出力されるとともに、モータ制御ユニット
15に制限信号が出力される。そして、該制限信号により
TCS用スロットルバルブ12が開閉して、トルクが制御さ
れ、スリップの防止がなされて適正な駆動力が路面に伝
達される。 駆動輪がスリップしていないときはP3でTCS作動中信号
の発生頻度(以下TCS頻度と言う)が設定頻度以上であ
るか否かを判別する。ここで、TCS頻度は、第3図に示
すように駆動輪のスリップ量が大きいほどその値も高く
なるから、このTCS頻度は駆動輪スリップの発生の度合
を間接的に表すことになる。したがって、P3の処理は、
駆動輪スリップの検出頻度が設定頻度を上回っているか
否かを判定していることに相当する。なお、本フローは
所定時間、例えば2ms毎に実行されており、連続的にス
リップしているように見えても2ms毎ではスリップした
りしなかったりしているわけであるから、ステップP1
非スリップの判定はその瞬間が、スリップしていないと
いうだけのことである。第6図はTCs頻度の判定方法を
説明するための図であり、同図(C)に示すカウンタは
同図(A)に示す100ms毎のパルスの立ち上がりまたは
立ち下がりに同期してカウントを開始し、同図(B)に
示すようにTCS作動中信号が入力されているときはカウ
ンタのカウント値を〔+10〕アップカウントし、TCS作
動中信号が入力されていない非作動中はカウント値を
〔−1〕ダウンカウントする。(但し、カウンタの下限
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a vehicle travel control device, and more particularly, to a device that appropriately controls driving force so that the vehicle does not slip when starting or accelerating on a slippery road surface. (Prior art) With the recent development of microcomputer application technology,
Also in vehicles, control of transmission (gear ratio), control of traveling speed, skid control (control for skidding)
Various attempts have been made to control the vehicle such as vehicle height control to maintain the desired running condition of the vehicle (hereinafter simply referred to as running control), and there is a tendency to achieve higher levels of safety and comfort. is there. The so-called traction control, which is the control that maximizes the torque transmitted from the drive wheels to the road surface, is also one of such traveling controls. In order to realize traction control, the drive wheels have over-rotated (wheel spin). Sometimes it is necessary to control the generated torque promptly. As a conventional device for performing this type of travel control, for example,
There is one described in JP-A-62-150034. In this device, a throttle valve for traction control is provided in addition to a normal throttle valve, and the throttle valve for traction control is opened / closed to control the intake air amount and reduce the engine output. As a result, the driving force of the vehicle is reduced, and, for example, the startability at the time of freezing of the road surface is secured, and the problem that the tire slips due to the drive shaft torque exceeding the frictional force of the road surface and the vehicle slips in the vertical and horizontal directions is prevented. It (Problems to be solved by the invention) However, in the conventional traction control technology, the wheel spin (that is, slip) of the drive wheels is detected, and the throttle valve for traction control is operated to the closing side to output the engine output. This is a series of operations (→) to narrow down the drive wheels to avoid slipping on the drive wheels.
Since it is a conventional symptomatic control, an expensive control system having extremely high responsiveness is required, which causes a problem of cost increase. (Object of the Invention) Therefore, an object of the present invention is to realize a preventive therapeutic slip prevention technique capable of preventing the occurrence of drive slip with a simple configuration. (Means for Solving the Problems) In order to achieve the above-mentioned object, the vehicle travel control device according to the present invention has an accelerator pedal a, an engine intake passage b, and A first throttle valve c that opens and closes the intake passage b at an opening degree according to the depression amount of the accelerator pedal a, and is located in the intake passage b upstream or downstream of the first throttle valve c. While normally in the open state, when the closing operation is instructed by a predetermined control signal, the second throttle valve d for operating the opening area of the intake passage b to the closing side at the opening indicated by the control signal. And a slip detecting means e for detecting the occurrence of the drive wheel slip and measuring the slip amount, a frequency measuring means f for measuring the detection frequency of the drive wheel slip, and a time when the drive wheel slip is detected. The second throttle valve d according to the slip amount And a first calculation means g for calculating the opening value of the driving gear and outputting the opening value as the predetermined control signal, and the transmission gear position at that time when the detection frequency of the drive wheel slip exceeds the set frequency. Becomes a lower gear position, and the degree of depression of the accelerator pedal a at that time becomes lower, the opening value of the second throttle valve d is calculated, and the opening value is calculated by the predetermined control signal. And a second computing means h for setting the output period of the control signal to be longer as the excess amount of the detection frequency of the drive wheel slip from the set frequency is larger. is there. (Effect) In the present invention, not only when the drive wheel slip occurs, but also when the drive wheel slip does not occur, if the frequency of the drive wheel slip before that time is higher than the set frequency, then The opening amount of the second throttle valve is controlled according to the gear position of the vehicle and the degree of depression of the accelerator. Specifically, the opening amount of the second throttle valve is set to a lower gear position and to a lower depression side. Because it is controlled in the direction of becoming smaller,
After all, as long as the drive wheel slip occurrence frequency exceeds the set frequency, the opening area of the intake passage is operated to the closing side by the second throttle valve. Therefore, even if the drive wheel slip does not occur, the output of the engine is narrowed down in advance while traveling on the road surface where the drive wheel slip is likely to occur (that is, the low μ road), so that the drive wheel slip occurs. A preventive therapeutic anti-slip technology that prevents the occurrence of slipping is realized. Moreover, since it is possible to simply measure the occurrence frequency of the drive wheel slip and compare it with the set frequency, for example, an expensive sensor such as an ultrasonic sensor, a raindrop sensor, an outside air temperature sensor or a wiper switch is used. The cost can be significantly reduced as compared with the one in which the friction coefficient is indirectly detected (for example, the technique described in JP-A-63-16141). (Example) Hereinafter, the present invention will be described with reference to the drawings. 2 to 7 are views showing an embodiment of the present invention, in which the present invention is applied to a vehicle equipped with a tandem throttle valve type traction control system. First, the configuration will be described. In FIG. 2, 1 is an engine, and intake air is an intake passage 2 and a throttle chamber 3.
Is supplied to each cylinder through the fuel, and the fuel is injected by the injector 4 based on the injection signal Si. Then, the air-fuel mixture in the cylinder is ignited and exploded by the discharge action of a spark plug (not shown), becomes exhaust gas, and is discharged to the outside through an exhaust pipe. Here, the flow of intake air is controlled by a throttle valve (first throttle valve) 11 in the throttle chamber 3 which is interlocked with the accelerator pedal 10, and the throttle valve 11 is almost closed during idling. A throttle valve (second throttle valve) 12 is arranged in the intake passage 2 upstream of the throttle valve 11, and the opening degree of the TCS throttle valve 12 is DC for TCS connected via a rod 13. It is controlled by the motor 14. The TCS throttle valve 12 is normally in a fully open state, and a current is supplied from the motor control unit 15 for driving the TCS DC motor 14 to the TCS DC motor 14 by a control signal from a TCS control unit 43 described later. Then, the TCS DC motor 14 rotates a predetermined angle, and in conjunction with this, the TCS throttle valve 12 is closed. The power supply V B is supplied to the motor control unit 15 from a battery (not shown) via the fuse 16 and the relay 17, and the motor control unit 15 is grounded. When the ignition switch (not shown) is turned on, the coil of the relay 17 is supplied with the ignition power supply V IGN to the coil of the relay 17 and a current flows, the internal contact opens and becomes an insulating state, and from the battery to the motor control unit 15. Cut off the current supply of.
The rod 13, the TCS throttle valve 14, the motor control unit 15, the fuse 16 and the relay 17 constitute a drive means 18 as a whole. The flow rate Qa of the intake air is detected by the air flow meter 20, and the opening TVO 1 of the throttle valve 11 is detected by the throttle opening sensor 21. The opening TVO 2 of the TCS throttle valve 12 is detected by the TCS throttle opening sensor 22, and this opening TVO 2 signal is once input to the motor control unit 15 and passed through the internal buffer 15a, which will be described later. It is output to the control unit 41. Also, engine 1
The crank angle Ca of is detected by the crank angle sensor 23,
By counting pulses representing the crank angle Ca with the control unit 41, the engine speed N can be known. The vehicle speed VSP is detected by the vehicle speed sensor 24,
The temperature T W of the cooling water flowing through the water jacket is detected by the water temperature sensor 25. Further, the idle state (parking or neutral state) of the vehicle speed is detected by the neutral switch 26, and the rotational speed of the wheels (wheel speed) is detected by the wheel speed sensors 31, 32, 33, 34 provided on the front, rear, left and right wheels. . Here, the wheel speed sensor 31 is the front wheel right wheel speed, the wheel speed sensor 32 is the front wheel left wheel speed, the wheel speed sensor 33 is the rear wheel right wheel wheel, and the wheel speed sensor 34 is the rear wheel left wheel speed. Respectively detected. In the case of FR vehicles, the front wheels are non-driving wheels and the rear wheels are driving wheels, and the actual vehicle speed (body speed) is calculated from the wheel speed V F of the front wheels (non-driving wheels).
From V F and V R , the slip state of the drive wheels is detected by a TCS control unit 43 described later based on the difference or ratio between the two. Further, the depression of the brake pedal 35 is detected by the brake switch 36, and the traction control is turned ON / OFF.
Is manually selected by the driver using the traction ON / OFF switch 37. The air flow meter 20 and the crank angle sensor 23 constitute an operating state detecting means 38, and an operating state detecting means 38, a throttle opening sensor 21, a TCS throttle opening sensor 22,
Signals from the vehicle speed sensor 24, the water temperature sensor 25 and the neutral switch 26 are input to the control unit 41,
The control unit 41 controls traveling of the vehicle and combustion of the engine based on the sensor information. The control unit 41 has a function as a frequency measuring means, a first calculating means and a second calculating means, and is constituted by a man-computer etc. The control unit 41 receives signals from the above-mentioned sensors 20, 21, 22, 23, 24, 25 and 26 and a TCS operating signal from a TCS control unit 43 which will be described later.
The opening signal TVO 1 from the 41 to the motor control unit 15 is A /
An opening signal TVO 1 and a vehicle speed signal VSP are output to the T control unit 42, an engine speed signal N is output to the TCS control unit 43, and an injection signal Si is output to the injector 4. The injector 4 is the injection signal
The valve is opened based on Si, and combustion is injected into the engine 1. On the other hand, signals from the throttle valve opening sensor 21 and the vehicle speed sensor 24 are input to the A / T control unit 42 via the control unit 41, and the A / T control unit 42 displays the vehicle speed VSP and the accelerator opening TVO 1 and the like. The shift solenoid A44 and the shift solenoid B45 inside the automatic transmission are turned ON / OFF based on the input signal to control to the optimum gear position. On the other hand, the signals from the neutral switch 26, the wheel speed sensors 31, 32, 33, 34, the brake switch 36 and the traction ON / OFF switch 37 are input to the TCS control unit 43, and the TCS control unit 43 is based on these sensor information. Traction control to reduce the output torque of the engine to control the slip of the driving wheels and brake control to reduce the driving force of the tire to prevent the slip. The TCS control unit 43 has a function as a slip detecting means and is configured by a microcomputer or the like. The TCS control unit 43 includes signals from the above sensors 26, 31, 32, 33, 34, 35, 37, an actual opening signal of the throttle valve 11 from the motor control unit 15, an engine speed from the control unit 41, and The shift solenoid drive signal from the A / T control unit 42 is input, and the control unit
From 43, a limit signal for operating the opening TVO 2 of the TCS throttle valve 12 is sent to the motor control unit 15, and a TCS operating signal is sent to the control unit 41 to inform the operating state of the traction control. A brake control signal is output to each. The brake hydraulic actuator 46 is the TCS control unit 43
Brake control signals from the front, rear, left, and right wheels are controlled by the brake control signal from (to increase or decrease the brake fluid pressure). Reference numeral 47 is a TCS operating lamp that indicates the operating state of the traction control of the TCS control unit 43 by the current supply from the ignition power source V IGN , and 48 is a TCS fail lamp that indicates an abnormality in the traction control or the traction control is OFF. . Next, the operation will be described. First, the traction control system will be described. In particular, it is known to perform traction control to ensure vehicle stability and maneuverability during acceleration on low μ roads (see SAE870337). The basic operation of the traction control system adopted in the present invention is engine torque control brake control, and its outline will be described below. Engine torque control The purpose is to automatically reduce the engine torque according to the condition of the road surface. Road surface condition detection is performed by detecting the slip condition of the drive wheels from the signals of the wheel speed sensors 31, 32, 33, 34 attached to the front and rear wheels, and the reduction of engine torque to the accelerator pedal. This is done by closing the TCS throttle valve 12 that is independent of the linked throttle valve 11. The operation of each throttle valve will be described with reference to FIG. In the figure, the non-driving wheel average speed on the horizontal axis means the actual vehicle speed of the vehicle, and the difference between the driving wheel speed and the non-driving wheel average speed on the vertical axis shows the slip amount that represents the slip state of the driving wheels. In this control, the TCS control unit 4 based on the actual vehicle speed and slip amount
At 3, the target position of the throttle valve 12 for TCS is determined. That is, the TCS throttle valve 12 is fully opened in the region where the drive wheel slip amount is small (indicated by the normal throttle valve moving region in FIG. 3), and the TCS throttle valve 12 is opened in the TCS throttle valve 12 opening holding region. Holds the current opening of 12. For example, when the TCS throttle valve 12 is once opened, the previous opening degree TVO 2 of the TCS throttle valve 12 is held when the region is entered again in the next process. In the TCS throttle valve 12 closed region, the target opening of the TCS throttle valve 12 is controlled in the closing direction. In addition, the motor control unit 15 has a throttle valve 12 for TCS.
The TCS DC motor 14 linked with the TCS throttle valve 12 is feedback-controlled so that the opening TVO 2 becomes the target opening. When the target opening is not fully opened, a slip control operating signal (TCS operating signal) is generated to notify the control unit 41 of whether slip control is operating. As described above, the system in which the throttle valve is operated to control the engine torque is an excellent system particularly in that the engine torque can be smoothly and sufficiently reduced with good responsiveness. Brake control Used to reduce tire driving force and prevent slip. In particular, on a road surface of μ in which the left and right driving wheels are different, the control of each of the left and right wheels becomes possible by using this system. FIG. 4 is a diagram showing brake pressure operation in this system. In the figure, the vertical axis represents the slip amount of the left and right driving wheels due to the difference between the left driving wheel speed (or the right driving wheel speed) and the non-driving wheel average speed. Based on this, by making the brake pressure variable for each region shown in the figure, slip suppression control is performed for each of the left and right drive wheels. When the slip amount is the same, the brake control is prioritized over the engine torque control described above. FIG. 5 is a flow chart showing a program for running control of the vehicle, and this program has a predetermined time (for example, 2 ms).
It is executed once every time. First, at P 1 , wheel speed sensors 31, 32,
The slip of the drive wheels is detected based on the outputs from 33 and 34, and when the drive wheels are slipping, the traction control described above is performed in P 2 . That is, when the drive wheel slips, a brake control signal is output from the TCS control unit 43 to the brake hydraulic actuator 46 according to the slip amount, and the motor control unit
The limit signal is output to 15. And by the limit signal
The TCS throttle valve 12 opens and closes, the torque is controlled, slip is prevented, and an appropriate driving force is transmitted to the road surface. When the drive wheels are not slipping (hereinafter referred TCS frequency) the frequency of occurrence of TCS during operation signal P 3 is determined whether a set frequency or more. Here, the TCS frequency increases as the slip amount of the drive wheels increases as shown in FIG. 3, so the TCS frequency indirectly indicates the degree of occurrence of the drive wheel slip. Therefore, the process of P 3 is
This corresponds to determining whether or not the detection frequency of the drive wheel slip exceeds the set frequency. The present flow a predetermined time, for example, 2ms has been performed for each, because the continuously 2ms every even appear to slip is not being or may not slip, in Step P 1 The determination of non-slip is that the moment is not slipping. FIG. 6 is a diagram for explaining the determination method of the TCs frequency, and the counter shown in FIG. 6C starts counting in synchronization with the rising or falling of the pulse every 100 ms shown in FIG. However, as shown in (B) of the figure, when the TCS operating signal is input, the count value of the counter is incremented by [+10], and when the TCS operating signal is not input, the count value is increased. [-1] Count down. (However, the lower limit of the counter is

〔0〕とする)。したがって、本カウンタはTCS作動
中である状態が非作動中である状態の1/10以上あるとき
に正の値(0以上)となり、通常はカウンタは
[0]). Therefore, this counter has a positive value (0 or more) when the TCS operating state is 1/10 or more of the non-operating state, and normally the counter is

〔0〕と
なっている。カウンタの積算値が、例えば50以上となっ
たときをTCS頻度が大きいと判断する。 再び、第5図のプログラムに戻って、P3でTCS頻度が大
きいと判別したときは路面が低μ路であると看做してP4
でスロットルバルブ11の開度TVO1を検出し、P5でギヤ位
置を検出する。次いで、P6で開度TVO1およびギヤ位置に
基づいてTCS用スロットルバルブ12の開度TVO2が第7図
に示す開度特性の制御目標値となるようにTCS用スロッ
トルバルブ12を制御して今回の処理を終了する。一方、
TCS頻度が小さいと判別したときは路面が低μ路でない
と看做してそのまま処理を終える。 このように、TCS頻度の大小を判別することによって低
μ路か否かが看做し判別され、低μ路相当のときは急激
なアクセル操作に対しても、スロットルバルブ11の開口
面積は急変しないような遅開き特性をTCS用スロットル
バルブ12で与えることができる。したがって、低μ路相
当の路面を走行中にあっては、たとえ駆動輪スリップが
発生していない場合であっても、TCS頻度が設定頻度を
上回っている限り、例外なくエンジン出力を絞り込むこ
とができ、大幅な改修等を要することなく、駆動輪スリ
ップの発生を未然に防止できるという予防療法的なスリ
ップ抑制技術を実現することができるのである。なお、
こうした予防療法的なスリップ抑制技術では、始めにス
リップありきの対症療法的なスリップ抑制技術に比べ、
駆動輪のスリップ回数そのものが少なくなるため、例え
ばトラクションコントロールにおけるブレーキ制御の実
行回数を少なくすることができ、ブレーキパットの減り
防止や運転性の向上を図ることができる。また、本実施
例では第7図に示すようにアクセルの低踏み込み側ほど
あるいは低ギヤ側ほどアクセル踏み込み量に対する空気
流入特性を鈍くするようにしているので、運転者に不自
然な加速感の減少を与えることなく、非常に制御しやす
いスロットル特性とすることができる。 なお、本実施例では本考案を自動変速機を備えた車両に
適用した例を示したが、勿論これには限定されず、手動
変速機(M/T)を備えた車両にも適用できることは言う
までもない。 (効果) 本考案によれば、駆動輪スリップが発生した時、又は、
駆動輪スリップが発生していない時で駆動輪スリップの
発生頻度が設定頻度を上回っている時には、第2の絞弁
によって吸気通路の開口面積を閉じ側に操作し、エンジ
ンの吸入空気を絞り込むことができるので、駆動輪スリ
ップの発生直後は勿論のこと、駆動輪スリップが発生し
ていない場合であっても、駆動輪スリップの発生し易い
路面(すなわち低μ路)を走行中は、エンジン出力を低
減することができ、駆動輪スリップの発生を未然に防止
することができるという予防療法的なスリップ防止技術
を実現できる。しかも、駆動輪スリップの発生頻度を単
に計測して設定頻度と比較するだけの簡単な工夫でよい
から、例えば、超音波センサや雨滴センサ、外気温セン
サもしくはワイパスイッチといった高価なセンサ類を用
いて路面の摩擦係数を間接滴に検出するものに比べ、遥
かにコストダウン化を図ることができる。
It is [0]. When the integrated value of the counter is, for example, 50 or more, it is determined that the TCS frequency is high. Returning again to the program shown in FIG. 5, when it is determined that the TCS frequency is high in P 3 , the road surface is considered to be a low μ road and P 4
Detects the opening TVO 1 of the throttle valve 11 with and the gear position with P 5 . Next, at P 6 , the TCS throttle valve 12 is controlled based on the opening TVO 1 and the gear position so that the opening TVO 2 of the TCS throttle valve 12 becomes the control target value of the opening characteristic shown in FIG. 7. Then, this processing ends. on the other hand,
When it is determined that the TCS frequency is low, the road surface is considered not to be a low μ road, and the processing is ended. In this way, by discriminating the magnitude of the TCS frequency, it is judged whether or not the road is a low μ road, and when the road corresponds to the low μ road, the opening area of the throttle valve 11 suddenly changes even if the accelerator is operated suddenly. It is possible to provide the TCS throttle valve 12 with such a slow opening characteristic. Therefore, when driving on a road surface equivalent to a low μ road, the engine output can be narrowed down without exception as long as the TCS frequency is higher than the set frequency even if the drive wheel slip does not occur. Therefore, it is possible to realize a prophylactic therapeutic slip suppression technique that can prevent the occurrence of drive wheel slips without requiring major repairs. In addition,
Compared to the symptomatic anti-slip technology of slip-prevention, slip-preventive technology like this
Since the number of slips of the driving wheel itself is reduced, the number of times of executing brake control in, for example, traction control can be reduced, and reduction of brake pads can be prevented and drivability can be improved. Further, in this embodiment, as shown in FIG. 7, the air inflow characteristic with respect to the accelerator pedal depression amount is made dull toward the lower depression side or the lower gear side of the accelerator, so that the driver is less likely to feel an unnatural acceleration. It is possible to make the throttle characteristic very easy to control without giving. In addition, although the present embodiment shows an example in which the present invention is applied to a vehicle equipped with an automatic transmission, the present invention is not limited to this, and is also applicable to a vehicle equipped with a manual transmission (M / T). Needless to say. (Effect) According to the present invention, when a drive wheel slip occurs, or
When the drive wheel slip does not occur and the drive wheel slip occurrence frequency exceeds the set frequency, the opening area of the intake passage is closed by the second throttle valve to narrow the intake air of the engine. Therefore, not only immediately after the drive wheel slip occurs, but even when the drive wheel slip does not occur, the engine output during traveling on the road surface where the drive wheel slip easily occurs (that is, low μ road) Therefore, it is possible to realize a preventive therapeutic slip prevention technique that can reduce the occurrence of drive wheel slip. In addition, since it is possible to simply measure the occurrence frequency of the drive wheel slip and compare it with the set frequency, for example, an expensive sensor such as an ultrasonic sensor, a raindrop sensor, an outside air temperature sensor or a wiper switch is used. Compared with the method of detecting the friction coefficient of the road surface as an indirect drop, the cost can be reduced significantly.

【図面の簡単な説明】[Brief description of drawings]

第1図は本考案の基本概念図、第2〜7図は本考案の一
実施例を示す図であり、第2図はその全体構成図、第3
図はその各スロットルバルブの作動を示す図、第4図は
そのブレーキ圧の作動を示す図、第5図はその車両の走
行制御のプログラムを示すフローチャート、第6図はそ
の作用を説明するためのタイミングチャート、第7図は
そのTCS用スロットルバルブ開度の制御目標値を示す図
である。 1……エンジン、2……吸気通路、11……スロットルバ
ルブ(第1の絞弁)、12……TCS用スロットルバルブ
(第2の絞弁)、41……コントロールユニット(頻度計
測手段、第1の演算手段、第2の演算手段)、43……TC
Sコントロールユニット(スリップ検出手段)。
FIG. 1 is a basic conceptual diagram of the present invention, FIGS. 2 to 7 are diagrams showing an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an overall configuration diagram thereof, and FIG.
FIG. 4 is a diagram showing the operation of each throttle valve, FIG. 4 is a diagram showing the operation of the brake pressure thereof, FIG. 5 is a flow chart showing a program of traveling control of the vehicle, and FIG. 6 is for explaining its action. FIG. 7 is a timing chart showing the control target value of the TCS throttle valve opening. 1 ... Engine, 2 ... Intake passage, 11 ... Throttle valve (first throttle valve), 12 ... TCS throttle valve (second throttle valve), 41 ... Control unit (frequency measuring means, first 1 calculation means, 2nd calculation means), 43 ... TC
S control unit (slip detection means).

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】[Scope of utility model registration request] 【請求項1】a)アクセルペダルと、 b)エンジンの吸気通路と、 c)前記アクセルペダルの踏込量に応じた開度で前記吸
気通路を開閉操作する第1の絞弁と、 d)前記第1の絞弁の上流側又は下流側の前記吸気通路
内に位置して通常は開状態にある一方、所定の制御信号
によって閉動作が指示されると、該制御信号に示された
開度で前記吸気通路の開口面積を閉じ側に操作する第2
の絞弁と、 e)駆動輪スリップの発生を検出すると共に、そのスリ
ップ量を測定するスリップ検出手段と、 f)駆動輪スリップの検出頻度を計測する頻度計測手段
と、 g)駆動輪スリップが検出された時、その時のスリップ
量に応じて前記第2の絞弁の開度値を演算し、該開度値
を前記所定の制御信号として出力する第1の演算手段
と、 h)駆動輪スリップの検出頻度が設定頻度を越えている
時、その時の変速機ギヤ位置が低速ギヤ位置になるほ
ど、また、その時の前記アクセルペダルの踏み込みが低
踏み込み側になるほど小さくなる前記第2の絞弁の開度
値を演算し、該開度値を前記所定の制御信号として出力
すると共に、駆動輪リップの検出頻度の設定頻度からの
超過量が大きいほど該制御信号の出力期間を長めに設定
する第2の演算手段と、 を備えたことを特徴とする車輌の走行制御装置。
1. A) an accelerator pedal, b) an engine intake passage, c) a first throttle valve that opens and closes the intake passage at an opening degree according to a depression amount of the accelerator pedal, and d) the above. When it is located in the intake passage on the upstream side or the downstream side of the first throttle valve and is normally in the open state, when the closing operation is instructed by a predetermined control signal, the opening degree indicated by the control signal Second operation of operating the opening area of the intake passage to the closing side by
The throttle valve, e) slip detection means for detecting the occurrence of the drive wheel slip and measuring the slip amount, f) frequency measurement means for measuring the detection frequency of the drive wheel slip, and g) the drive wheel slip. When detected, a first calculation means for calculating the opening value of the second throttle valve according to the slip amount at that time, and outputting the opening value as the predetermined control signal, h) driving wheel When the slip detection frequency exceeds the set frequency, the transmission gear position at that time becomes a lower speed gear position, and the accelerator pedal depression at that time becomes smaller as the depression side becomes a lower depression side. An opening value is calculated, the opening value is output as the predetermined control signal, and the output period of the control signal is set longer as the excess amount from the set frequency of the detection frequency of the driving wheel lip is larger. 2 operations A travel control device for a vehicle, comprising:
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6260936A (en) * 1985-09-09 1987-03-17 Toyota Motor Corp Output control device for internal combustion engine
JPS6316141A (en) * 1986-07-05 1988-01-23 Nissan Motor Co Ltd Vehicle driving force control device

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