JPH07298333A - 移動通信ハンドオーバ方法および移動局装置と基地局装置 - Google Patents

移動通信ハンドオーバ方法および移動局装置と基地局装置

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JPH07298333A
JPH07298333A JP6089546A JP8954694A JPH07298333A JP H07298333 A JPH07298333 A JP H07298333A JP 6089546 A JP6089546 A JP 6089546A JP 8954694 A JP8954694 A JP 8954694A JP H07298333 A JPH07298333 A JP H07298333A
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reception level
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Nobuhiro Nakano
悦宏 中野
Shigemi Umeda
成視 梅田
Takehiro Nakamura
武宏 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信電力を低減して、干渉電力を低減し、加
入者容量を増大するとともに、ハンドオーバのばたつき
を抑えて制御にかかる負荷を低減した移動通信ハンドオ
ーバ方法および移動局装置と基地局装置を提供する。 【構成】 移動局は通信中に測定した周辺セルの止まり
木チャネルの受信レベルRを順次測定し(ステップ11
0)、この受信レベルRのうち、第1の所定の受信レベ
ルR1を越える受信レベルRと最大受信レベルとのレベ
ル差D’が第1の所定のレベル差D1より小さい受信レ
ベルのセルを新たに接続して同時通信モードに入り(ス
テップ120,130)、同時通信中の複数のセルの受
信レベルRと最大受信レベルとのレベル差D”が第1の
所定のレベル差D1よりも大きい第2の所定のレベル差
D2より大きくなった場合(ステップ140)、当該セ
ルに対する回線を切断する(ステップ160)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトル拡散符号を
用いた符号分割多元接続(以下、CDMAと略称する)
方式の移動通信システムにおける移動通信ハンドオーバ
方法および移動局装置と基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散符号を用いたCDMA方
式の移動通信システムにおいては、サービスエリアを複
数の単位領域であるセルに分割するとともに、各セル内
に1つの基地局を設け、サービスエリア内のあるセル内
に存在する移動局は無線回線を介してそのセルの基地局
と通信し、該基地局から更に他の無線回線または通信回
線を介して他の移動局または電話機等と通信を行うよう
になっている。
【0003】また、CDMA方式の移動通信システムに
おいて、各セルの基地局は同一周波数のそれぞれ異なる
独自の拡散符号を割り当てられ、該拡散符号で拡散さ
れ、送信電力制御を行わない送信電力一定の止まり木チ
ャネルを常時送信している。例えば、図5に示すよう
に、サービスエリア内に設けられている複数のセル1,
2,3,・・・にはそれぞれ基地局B1,B2,B3,
・・・が設けられ、各基地局B1,B2,B3,・・・
にはそれぞれ異なる拡散符号C1,C2,C3,・・・
が割り当てられている。そして、各セルの基地局は、こ
の割り当てられた拡散符号で拡散された止まり木チャネ
ルを常時送信している。
【0004】そして、今、図5に示すように、セル1内
においてその基地局B1と無線回線91を介して通信し
ていた移動局M1が矢印92で示す方向に移動して、別
のセル2または3内に移るような場合には、移動局M1
は通信中の基地局B1との通信レベルが徐々に低下して
くるため、該移動局M1は基地局B1との通信をセル2
の基地局B2またはセル3の基地局B3等との通信に切
り替える必要がある。
【0005】従って、このような切り替え、すなわちハ
ンドオーバを行うために、従来のシステムにおいては、
移動局は通信中の基地局から周辺セルの拡散符号を受け
取り、この拡散符号で拡散されたパイロットチャネルま
たは止まり木チャネルの受信レベルを順次スキャンし、
この受信レベルが所定のしきい値以上あるセルを選択
し、この選択したセルの通信チャネルを新たに接続し
て、該セルの基地局と同時通信モードに入るとともに、
今まで通信中のセルからの受信レベルを測定し、この受
信レベルが所定の低いしきい値以下に低下すると、該セ
ルとの通信回線を切断するという動作を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、周辺セルのうち、受信レベルが単に所定のしきい値
以上あるセルを選択しているものであるため、比較的小
さな受信レベル、すなわち比較的大きな通信チャネル送
信電力を必要とするセルを選択することがあり、このよ
うな比較的大きな通信チャネル送信電力を必要とするセ
ルと通信を行うと、他のセルとの通信に干渉を与えると
いう問題がある。
【0007】また、受信レベルが所定のしきい値以上あ
るセルを接続し、受信レベルが所定の低いしきい値以下
に低下した場合にセルを切断するという処理では、多く
のセルが互いにオーバラップしている領域において、セ
ルの接続および切断、すなわちハンドオーバのばたつき
が比較的頻繁に発生し、このための制御が大変になり、
制御装置の負荷が増大するという問題がある。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、送信電力を低減して、干渉電
力を低減し、加入者容量を増大するとともに、ハンドオ
ーバのばたつきを抑えて制御にかかる負荷を低減した移
動通信ハンドオーバ方法および移動局装置と基地局装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の移動通信ハンドオーバ方法は、複数のセル
の各々に基地局が設けられ、各基地局は同一周波数で変
調され、それぞれ異なって割り当てられた独自の拡散符
号で拡散され、送信電力制御を行わない送信電力一定の
止まり木チャネルを常時送信している符号分割多元接続
方式の移動通信システムにおける移動通信ハンドオーバ
方法であって、移動局は通信中に周辺セルの各々の止ま
り木チャネルの受信レベルを測定し、該受信レベルのう
ち、第1の所定の受信レベルを越える受信レベルと通信
中の最大受信レベルとのレベル差が第1の所定のレベル
差より小さい受信レベルを有するセルを新たに移動局に
接続して同時通信モードに入り、移動局における同時通
信中の複数のセルの受信レベルの各々と該受信レベルの
うちの最大の受信レベルとのレベル差が前記第1の所定
のレベル差よりも大きい第2の所定のレベル差より大き
くなった場合、または同時通信中の受信レベルが前記第
1の所定の受信レベルよりも小さい第2の所定の受信レ
ベルより小さくなった場合、当該セルに対する回線を切
断することを要旨とする。
【0010】また、本発明の移動通信ハンドオーバ方法
は、前記受信レベルを測定するステップにおいては、現
在通信中の基地局から周辺セルの拡散符号を通知され、
この通知された拡散符号を用いて周辺セルの各々の止ま
り木チャネルの受信レベルを測定することを要旨とす
る。
【0011】更に、本発明の移動局装置は、複数のセル
の各々に基地局が設けられ、各基地局は同一周波数で変
調され、それぞれ異なって割り当てられた独自の拡散符
号で拡散され、送信電力制御を行わない送信電力一定の
止まり木チャネルを常時送信している符号分割多元接続
方式の移動通信システムにおける移動局装置であって、
通信中に周辺セルの各々の止まり木チャネルの受信レベ
ルを測定する測定手段と、該測定手段で測定した受信レ
ベルのうち、第1の所定の受信レベルを越える受信レベ
ルと通信中の最大受信レベルとのレベル差が第1の所定
のレベル差より小さい受信レベルを有するセルを検出す
る第1の検出手段と、同時通信中の複数のセルの受信レ
ベルの各々と該受信レベルのうちの最大の受信レベルと
のレベル差が前記第1の所定のレベル差よりも大きい第
2の所定のレベル差より大きくなったセル、または同時
通信中の受信レベルが前記第1の所定の受信レベルより
も小さい第2の所定の受信レベルよりも小さくなったセ
ルを検出する第2の検出手段とを有することを要旨とす
る。
【0012】本発明の移動局装置は、前記測定手段とし
て、現在通信中の基地局から周辺セルの拡散符号を通知
され、この通知された拡散符号を用いて周辺セルの各々
の止まり木チャネルの受信レベルを測定する手段を有す
ることを要旨とする。
【0013】また、本発明の移動局装置は、前記第1の
検出手段によって検出されたセルを新たに接続して該セ
ルと同時通信モードに入る同時通信手段を更に有するこ
とを要旨とする。
【0014】更に、本発明の移動局装置は、前記第1の
検出手段によって検出されたセルを基地局に通知する通
知手段を更に有し、該通知を受けた基地局は当該セルを
新たに移動局に接続して該セルと同時通信モードに入ら
しめるように制御することを要旨とする。
【0015】また、本発明の移動局装置は、前記第2の
検出手段で検出されたセルに対する回線を切断する切断
手段を更に有することを要旨とする。
【0016】更に、本発明の移動局装置は、前記第2の
検出手段で検出されたセルを基地局に通知する通信手段
を更に有し、該通知を受けた基地局は当該セルに対する
回線を切断するように制御することを要旨とする。
【0017】本発明の基地局装置は、複数のセルの各々
に基地局が設けられ、各基地局は同一周波数で変調さ
れ、それぞれ異なって割り当てられた独自の拡散符号で
拡散され、送信電力制御を行わない送信電力一定の止ま
り木チャネルを常時送信している符号分割多元接続方式
の移動通信システムにおける基地局装置であって、移動
局との通信中に周辺セルの各々の止まり木チャネルの受
信レベルを移動局に測定させて、その測定結果を送信さ
せ、この送信された測定結果を受信する第1の受信手段
と、該第1の受信手段で受信した受信レベルのうち、第
1の所定の受信レベルを越える受信レベルと通信中の最
大受信レベルとのレベル差が第1の所定のレベル差より
小さい受信レベルを有するセルを検出する第1の検出手
段と、同時通信中の複数のセルの受信レベルを移動局に
測定させて、その測定結果を送信させ、この送信した測
定結果を受信する第2の受信手段と、該第2の受信手段
で受信した同時通信中の複数のセルの各々の受信レベル
と該受信レベルのうちの最大の受信レベルとのレベル差
が前記第1の所定のレベル差よりも大きい第2の所定の
レベル差より大きくなったセル、または同時通信中の受
信レベルが前記第1の所定の受信レベルよりも小さい第
2の所定の受信レベルよりも小さくなったセルを検出す
る第2の検出手段とを有することを要旨とする。
【0018】また、本発明の基地局装置は、前記第1の
受信手段としては、周辺セルの拡散符号を移動局に通知
し、移動局はこの通知された拡散符号を用いて周辺セル
の各々の止まり木チャネルの受信レベルを測定する測定
手段を有することを要旨とする。
【0019】更に、本発明の基地局装置は、前記第1の
検出手段で検出されたセルを新たに移動局に接続して同
時通信モードに入らしめる同時通信手段を更に有するこ
とを要旨とする。
【0020】本発明の基地局装置は、前記第1の検出手
段で検出されたセルを移動局に通知する通知手段を更に
有し、該通知を受けた移動局は当該セルを新たに接続し
て該セルと同時通信モードに入るように制御することを
要旨とする。
【0021】更に、本発明の基地局装置は、前記第2の
検出手段で検出されたセルに対する回線を切断する切断
手段を更に有することを要旨とする。
【0022】本発明の基地局装置は、前記第2の検出手
段で検出されたセルを移動局に通知する通知手段を更に
有し、該通知を受けた移動局は当該セルに対する回線を
切断することを要旨とする。
【0023】
【作用】本発明の移動通信ハンドオーバ方法では、移動
局は通信中に測定した周辺セルの止まり木チャネルの受
信レベルのうち、第1の所定の受信レベルを越える受信
レベルと最大受信レベルとのレベル差が第1の所定のレ
ベル差より小さい受信レベルのセルを新たに接続して同
時通信モードに入り、同時通信中の複数のセルの受信レ
ベルと最大受信レベルとのレベル差が第1の所定のレベ
ル差よりも大きい第2の所定のレベル差より大きくなっ
た場合、または同時通信中の受信レベルが第1の所定の
受信レベルよりも小さい第2の所定の受信レベルより小
さくなった場合、当該セルに対する回線を切断する。
【0024】また、本発明の移動通信ハンドオーバ方法
では、前記に加えて、通信中の基地局から周辺セルの拡
散符号を通知され、この拡散符号を用いて周辺セルの止
まり木チャネルの受信レベルを測定する。
【0025】更に、本発明の移動局装置では、通信中に
測定した周辺セルの止まり木チャネルの受信レベルのう
ち、第1の所定の受信レベルを越える受信レベルと最大
受信レベルとのレベル差が第1の所定のレベル差より小
さい受信レベルのセルを検出し、同時通信中の複数のセ
ルの受信レベルと最大の受信レベルとのレベル差が第1
の所定のレベル差よりも大きい第2の所定のレベル差よ
り大きくなったセル、または同時通信中の受信レベルが
第1の所定の受信レベルよりも小さい第2の所定の受信
レベルよりも小さくなったセルを検出する。
【0026】本発明の移動局装置では、前記において、
通信中の基地局から周辺セルの拡散符号を通知され、こ
の拡散符号を用いて周辺セルの止まり木チャネルの受信
レベルを測定する。
【0027】また、本発明の移動局装置では、前記第1
の検出手段によって検出されたセルを新たに接続して該
セルと同時通信モードに入る。
【0028】更に、本発明の移動局装置では、前記第1
の検出手段によって検出されたセルを基地局に通知し、
該通知を受けた基地局は当該セルを新たに移動局に接続
して該セルと同時通信モードに入らしめるように制御す
る。
【0029】また、本発明の移動局装置では、更に、前
記第2の検出手段で検出されたセルに対する回線を切断
する。
【0030】更に、本発明の移動局装置では、前記第2
の検出手段で検出されたセルを基地局に通知し、該通知
を受けた基地局は当該セルに対する回線を切断するよう
に制御する。
【0031】本発明の基地局装置では、移動局との通信
中に周辺セルの止まり木チャネルの受信レベルを移動局
に測定させて、この受信レベルのうち、第1の所定の受
信レベルを越える受信レベルと最大受信レベルとのレベ
ル差が第1の所定のレベル差より小さい受信レベルのセ
ルを検出し、同時通信中の複数のセルの受信レベルを移
動局に測定させて、この受信レベルと最大受信レベルと
のレベル差が第1の所定のレベル差よりも大きい第2の
所定のレベル差より大きくなったセル、または同時通信
中の受信レベルが第1の所定の受信レベルよりも小さい
第2の所定の受信レベルよりも小さくなったセルを検出
する。
【0032】また、本発明の基地局装置では、前記にお
いて、周辺セルの拡散符号を移動局に通知し、移動局は
この拡散符号を用いて周辺セルの止まり木チャネルの受
信レベルを測定する。
【0033】更に、本発明の基地局装置では、前記第1
の検出手段で検出されたセルを新たに移動局に接続して
同時通信モードに入らしめる。
【0034】本発明の基地局装置では、前記第1の検出
手段で検出されたセルを移動局に通知し、該通知を受け
た移動局は当該セルを新たに接続して該セルと同時通信
モードに入るように制御する。
【0035】更に、本発明の基地局装置では、前記第2
の検出手段で検出されたセルに対する回線を切断する。
【0036】本発明の基地局装置では、前記第2の検出
手段で検出されたセルを移動局に通知し、該通知を受け
た移動局は当該セルに対する回線を切断する。
【0037】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0038】図1は、本発明の一実施例に係わる移動通
信ハンドオーバ方法の処理手順を示すフローチャートで
ある。同図に示す移動通信ハンドオーバ方法は、スペク
トル拡散符号を用いたCDMA方式の移動通信システム
において移動局が現在通信中のセルから他のセルに移る
場合に必要となるハンドオーバ処理を実施するものであ
り、このハンドオーバ処理では、移動局が移動すること
により次に通信すべきセルを選択するために、各セルの
基地局が常時送信している止まり木チャネル、すなわち
同一周波数で変調され、それぞれ異なって割り当てられ
た独自の拡散符号で拡散され、送信電力制御を行わない
送信電力一定の止まり木チャネルの受信レベルを測定
し、この受信レベルおよび後述するレベル差に基づいて
ハンドオーバ用のセルを選択し、このセルと同時通信モ
ードに入ってから、更に所定の条件のもとに先に通信中
のセルとの通信を切断し、ハンドオーバを行うようにな
っている。
【0039】図2は、図1の移動通信ハンドオーバ方法
を実施する移動局送受信部10および基地局20の構成
を示すブロック図である。移動局送受信部10は、基地
局20と通信を行うためのアンテナ11、該アンテナ1
1に送受切替器12を介して接続されている送信回路部
13および受信回路部14、該送信回路部13と受信回
路部14に接続された制御部15を有する。前記受信回
路部14は、基地局20から送信されてくる止まり木チ
ャネルをアンテナ11および送受切替器12を介して受
信するとともに、この受信した止まり木チャネルの受信
レベルを測定し、その測定した受信レベルを制御部15
に供給するようになっている。また、制御部15は、後
述する図1の処理で説明するように、受信回路部14か
ら供給された各セルの止まり木チャネルの受信レベルを
相互に比較し、該受信レベルのうちの最大の受信レベル
とのレベル差を算出し、該受信レベルとレベル差に基づ
いて同時接続すべきセルおよび切断すべきセルを判定
し、ハンドオーバを実施するようになっている。
【0040】また、図2に示す基地局20においては、
移動局送受信部10と通信を行うアンテナ21が接続さ
れている基地局増幅器26は変復調装置27に接続さ
れ、該変復調装置27は拡散装置28に接続されてい
る。また、変復調装置27には制御バスコントロール3
0、監視制御装置31、2M/1.5Mインタフェース
装置32、基地局制御装置33およびタイミング供給装
置34が接続されている。
【0041】このように構成される基地局20において
生成された止まり木チャネル用の送信データは拡散装置
28でレベル監視用拡散符号によって拡散され、更に変
復調装置27によって搬送波信号に乗せられる。そし
て、変復調装置27の変調出力信号は基地局増幅器26
によって増幅され、アンテナ21から電波として送信さ
れる。なお、図2において、基地局20は送信系の回路
構成のみ示し、受信系の回路構成は示していないが、受
信系の回路構成は通常の周知のものであるので、図示を
省略している。
【0042】次に、図1に示すフローチャートを参照し
て、移動通信ハンドオーバ方法の処理手順について説明
する。
【0043】図1において、移動局は通信中に基地局か
ら周辺セルの拡散符号を通知され、該拡散符号を用いて
周辺セルの止まり木チャネルを順次受信し、その受信レ
ベルRを測定する(ステップ110)。具体的には、前
記拡散符号で基地局からの止まり木チャネルの拡散符号
を逆拡散して、その受信レベルRを測定する。
【0044】そして、この測定した受信レベルRのう
ち、第1の所定の受信レベルR1を越える受信レベルR
と通信中の最大受信レベルとのレベル差D’を算出する
(ステップ120)。この算出したレベル差D’が第1
の所定のレベル差D1より小さい受信レベルのセルを新
たに接続し、同時通信モードに入る(ステップ13
0)。
【0045】以上の関係を図3を参照して説明する。図
3(a),(b),(c)は、それぞれ移動局MSがセ
ルAからセルBに移動する場合のセルと移動局との位置
的関係、受信レベル、およびレベル差を示す説明図であ
る。図3(a)に示すように、基地局BSa,BSbを
それぞれ有する隣接した2つのセルA,Bのうちの一方
のセルA内に存在している移動局MSが矢印91で示す
ように点線93に沿って右方にセルAからセルBに向か
って移動しつつある場合、移動局MSが移動するにつれ
て基地局BSaおよびBSbから受信する止まり木チャ
ネルの受信レベルRは図3(b)のように変化する。す
なわち、図3(b)は縦軸に受信レベルRを示し、横軸
に前記点線93に沿った移動局MSの位置Pを示し、図
3(b)においてRaは移動局MSが基地局BSaから
受信する止まり木チャネルの受信レベルを示し、この受
信レベルRaは移動局MSが基地局BSaに最も近づい
た時に最も大きくなり、基地局BSaから離れるに従っ
て小さくなる。また、Rbは移動局MSが基地局BSb
から受信する止まり木チャネルの受信レベルを同様に示
している。
【0046】最初、セルA内に存在し、基地局BSaと
通信中の移動局MSが矢印91で示すように点線93に
沿って移動している場合、移動局MSは基地局BSaか
ら通知された周辺セルであるセルBの基地局BSbなど
から常に送信されている止まり木チャネルを受信すべく
常に探索している。移動局MSがセルAの中央付近にい
る場合には移動局MSは基地局BSbからの止まり木チ
ャネルをまだ受信することはできないが、移動局MSが
セルAの中央から離れて周辺近くの位置P10に来る
と、図3(b)のRbで示すようにセルBの基地局BS
bからの止まり木チャネルを受信可能になる。しかしな
がら、この位置P10における受信レベルRbは図3
(b)において点線で示す前記第1の所定の受信レベル
R1以下である。移動局MSが更にセルB寄りに移動
し、位置P11に至ると、セルBの基地局BSbからの
受信レベルRbが第1の所定の受信レベルR1以上にな
る。
【0047】移動局MSは、第1の所定の受信レベルR
1以上の受信レベルRbを検出すると、この受信レベル
Rbと現在通信中の受信レベルのうちの最大のもの、す
なわち図3においてはセルAの基地局BSaからの受信
レベルRaとのレベル差D’をRa−Rbにより算出す
る。そして、このレベル差D’が図3(c)に示すよう
に第1のレベル差D1よりも小さい場合には、移動局M
Sはこのレベル差の小さいセルBの基地局BSbを新た
に接続し、該基地局BSbと同時通信モードに入ること
になる。
【0048】図1に戻って、以上のようにして同時通信
モードに入った移動局は、同時通信中の複数のセルの受
信レベルRを常に測定し、これらの受信レベルRの各々
と該受信レベルRのうちの最大の受信レベルとのレベル
差D”を算出し、このレベル差D”が前記第1の所定の
レベル差D1よりも大きい図3(c)に示す第2の所定
のレベル差D2よりも大きいか否かを判定する(ステッ
プ140)。この結果、レベル差D”が第2の所定のレ
ベル差D2よりも大きくなった場合には、このレベル差
D”を有するセルに対する通信回線を切断し(ステップ
160)、最大の受信レベルのセルと通信を継続する。
【0049】図3を参照して、更に具体的に説明する
と、図3において位置P11でセルBの基地局BSbが
新たに接続された場合において、移動局MSはセルAの
基地局BSaおよびセルBの基地局BSbと同時通信モ
ードにあり、セルAおよびセルBからの受信レベルRa
およびRbを常に監視する。この状態で移動局MSが更
に移動すると、セルAからの受信レベルRaは図3
(b)に示すように徐々に低下するのに対して、セルB
からの受信レベルRbは徐々に増大し、両受信レベルの
レベル差D”も徐々に増大する。この結果、移動局MS
が位置P12まで移動した場合に、レベル差D”が図3
(c)に示すように第2の所定のレベル差D2よりも大
きくなると、このレベル差D”を有するセル、すなわち
セルAに対する通信回線が切断され、最大受信レベルの
セルであるセルBが残ることになる。
【0050】また、図1に戻って、ステップ140での
判定の結果、レベル差D”が第2の所定のレベル差D2
よりも大きくない場合には、ステップ150に進んで、
同時通信中のセルの受信レベルRが前記第1の所定の受
信レベルR1よりも小さい第2の所定の受信レベルR2
よりも小さいか否かを判定する。受信レベルRが第2の
所定の受信レベルR2よりも小さくない場合には、ステ
ップ140に戻り、同様の処理を繰り返すが、小さい場
合には、該セルに対する回線を切断する(ステップ16
0)。なお、この第2の受信レベルR2を使用した判定
は、主として受信レベルが小さいものに対して行われる
ものである。
【0051】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、本発明の他の実施例に係わる移動通信ハンドオーバ
方法を実施する基地局の処理手順について説明する。
【0052】図4において、基地局は通信中の移動局に
対して周辺セルの拡散符号を通知し、移動局に該拡散符
号を用いて周辺セルの止まり木チャネルを順次受信さ
せ、その受信レベルRを測定させる(ステップ21
0)。そして、この移動局で測定した受信レベルRを送
信させ、基地局で受信する(ステップ220)。基地局
は受信した受信レベルRのうち、第1の所定の受信レベ
ルR1より大きい受信レベルRと通信中の最大受信レベ
ルとのレベル差D’を算出し(ステップ230)、該レ
ベル差D’が第1の所定のレベル差D1よりも小さい受
信レベルRのセルを新たに移動局に接続させ、同時通信
モードに入る(ステップ240)。
【0053】基地局は同時通信中のセルの受信レベルを
移動局に測定させ、その測定結果を移動局に送信させ
て、基地局で受信する(ステップ250)。基地局は受
信した受信レベルRの各々と該受信レベルRのうちの最
大の受信レベルとのレベル差D”を算出し、該レベル差
D”が前記第2の所定のレベル差D2よりも大きいか否
かを判定する(ステップ260)。この結果、該レベル
差D”が第2の所定のレベル差D2よりも大きい場合に
は、このレベル差D”を有するセルに対する通信回線を
切断する(ステップ290)。
【0054】また、ステップ260の判定において、レ
ベル差D”が第2の所定のレベル差D2よりも大きくな
い場合に、ステップ270に進み、同時通信中のセルの
受信レベルRを移動局に測定させ、該受信レベルRが前
記第1の所定の受信レベルR1よりも小さい第2の所定
の受信レベルR2よりも小さいか否かを判定する(ステ
ップ280)。そして、該受信レベルRが第2の所定の
受信レベルR2よりも小さくない場合には、ステップ2
50に戻り、同様の処理を繰り返すが、小さい場合に
は、該セルに対する回線を切断する(ステップ29
0)。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信中の周辺セルの止まり木チャネルの受信レベルが第
1の所定の受信レベルを越えるものと最大受信レベルと
のレベル差が第1の所定のレベル差より小さい受信レベ
ルのセルを新たに接続し、同時通信中の複数セルの受信
レベルと最大受信レベルとのレベル差が第1の所定のレ
ベル差よりも大きい第2の所定のレベル差より大きくな
ったセルを検出し、当該セルに対する回線を切断するの
で、基地局に近い場所で大きな通信チャネル送信電力を
必要とするセルをハンドオーバのために選択して接続す
ることがなくなるため、大きな送信電力で他のセルの通
信に干渉を与えにくくなり、加入者容量を増大すること
ができるとともに、また受信レベルの差が小さくなった
ものを接続し、大きくなったものを切断しているため、
ハンドオーバのばたつきを抑えることができる。
【0056】また、本発明によれば、基地局装置の制御
のもとに移動局に周辺セルの止まり木チャネルの受信レ
ベルを移動局に測定させて、第1の所定の受信レベルを
越える受信レベルと最大受信レベルとのレベル差が第1
の所定のレベル差より小さい受信レベルのセルを検出
し、このセルを移動局に接続し、同時通信中の複数のセ
ルの受信レベルを移動局に測定させて、この受信レベル
と最大受信レベルとのレベル差が第1の所定のレベル差
よりも大きい第2の所定のレベル差より大きくなったセ
ルを検出し、当該セルに対する回線を切断するので、基
地局に近い場所で大きな通信チャネル送信電力を必要と
するセルをハンドオーバのために選択して接続すること
がなくなるため、大きな送信電力で他のセルの通信に干
渉を与えにくくなり、加入者容量を増大することができ
るとともに、また受信レベルの差が小さくなったものを
接続し、大きくなったものを切断しているため、ハンド
オーバのばたつきを抑えることができる上に、更に基地
局の制御によりハンドオーバを行っているため、移動局
における制御、判定、記憶等の処理を基地局が共通的に
行うことができ、移動局の構成および処理を簡単化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる移動通信ハンドオー
バ方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】図1の移動通信ハンドオーバ方法を実施する移
動局および基地局の構成を示すブロック図である。
【図3】移動局がセルAからセルBに移動する場合のセ
ルと移動局との位置的関係、受信レベル、およびレベル
差を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例に係わる移動通信ハンドオ
ーバ方法を実施する基地局の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】CDMA方式移動通信システムのサービスエリ
ア内を構成する複数のセルと該複数のセル内を移動する
移動局の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10 移動局送受信部 12 送受切替器 13 送信回路部 14 受信回路部 15 制御部 20 基地局 21 アンテナ 26 基地局増幅器 27 変復調装置 28 拡散装置 30 制御バスコントロール 31 監視制御装置 32 2M/1.5Mインタフェース装置 33 基地局制御装置 34 タイミング供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 13/00 H04B 7/26 113 Z H04J 13/00 A H04Q 7/04 K

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルの各々に基地局が設けられ、
    各基地局は同一周波数で変調され、それぞれ異なって割
    り当てられた独自の拡散符号で拡散され、送信電力制御
    を行わない送信電力一定の止まり木チャネルを常時送信
    している符号分割多元接続方式の移動通信システムにお
    ける移動通信ハンドオーバ方法であって、 移動局は通信中に周辺セルの各々の止まり木チャネルの
    受信レベルを測定し、 該受信レベルのうち、第1の所定の受信レベルを越える
    受信レベルと通信中の最大受信レベルとのレベル差が第
    1の所定のレベル差より小さい受信レベルを有するセル
    を新たに移動局に接続して同時通信モードに入り、 移動局における同時通信中の複数のセルの受信レベルの
    各々と該受信レベルのうちの最大の受信レベルとのレベ
    ル差が前記第1の所定のレベル差よりも大きい第2の所
    定のレベル差より大きくなった場合、または同時通信中
    の受信レベルが前記第1の所定の受信レベルよりも小さ
    い第2の所定の受信レベルより小さくなった場合、当該
    セルに対する回線を切断することを特徴とする移動通信
    ハンドオーバ方法。
  2. 【請求項2】 前記受信レベルを測定するステップは、
    現在通信中の基地局から周辺セルの拡散符号を通知さ
    れ、この通知された拡散符号を用いて周辺セルの各々の
    止まり木チャネルの受信レベルを測定することを特徴と
    する請求項1記載の移動通信ハンドオーバ方法。
  3. 【請求項3】 複数のセルの各々に基地局が設けられ、
    各基地局は同一周波数で変調され、それぞれ異なって割
    り当てられた独自の拡散符号で拡散され、送信電力制御
    を行わない送信電力一定の止まり木チャネルを常時送信
    している符号分割多元接続方式の移動通信システムにお
    ける移動局装置であって、 通信中に周辺セルの各々の止まり木チャネルの受信レベ
    ルを測定する測定手段と、 該測定手段で測定した受信レベルのうち、第1の所定の
    受信レベルを越える受信レベルと通信中の最大受信レベ
    ルとのレベル差が第1の所定のレベル差より小さい受信
    レベルを有するセルを検出する第1の検出手段と、 同時通信中の複数のセルの受信レベルの各々と該受信レ
    ベルのうちの最大の受信レベルとのレベル差が前記第1
    の所定のレベル差よりも大きい第2の所定のレベル差よ
    り大きくなったセル、または同時通信中の受信レベルが
    前記第1の所定の受信レベルよりも小さい第2の所定の
    受信レベルよりも小さくなったセルを検出する第2の検
    出手段とを有することを特徴とする移動局装置。
  4. 【請求項4】 前記測定手段は、現在通信中の基地局か
    ら周辺セルの拡散符号を通知され、この通知された拡散
    符号を用いて周辺セルの各々の止まり木チャネルの受信
    レベルを測定する手段を有することを特徴とする請求項
    3記載の移動局装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の検出手段によって検出された
    セルを新たに接続して該セルと同時通信モードに入る同
    時通信手段を更に有することを特徴とする請求項3記載
    の移動局装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の検出手段によって検出された
    セルを基地局に通知する通知手段を更に有し、該通知を
    受けた基地局は当該セルを新たに移動局に接続して該セ
    ルと同時通信モードに入らしめるように制御することを
    特徴とする請求項3記載の移動局装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の検出手段で検出されたセルに
    対する回線を切断する切断手段を更に有することを特徴
    とする請求項3記載の移動局装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の検出手段で検出されたセルを
    基地局に通知する通信手段を更に有し、該通知を受けた
    基地局は当該セルに対する回線を切断するように制御す
    ることを特徴とする請求項3記載の移動局装置。
  9. 【請求項9】 複数のセルの各々に基地局が設けられ、
    各基地局は同一周波数で変調され、それぞれ異なって割
    り当てられた独自の拡散符号で拡散され、送信電力制御
    を行わない送信電力一定の止まり木チャネルを常時送信
    している符号分割多元接続方式の移動通信システムにお
    ける基地局装置であって、 移動局との通信中に周辺セルの各々の止まり木チャネル
    の受信レベルを移動局に測定させて、その測定結果を送
    信させ、この送信された測定結果を受信する第1の受信
    手段と、 該第1の受信手段で受信した受信レベルのうち、第1の
    所定の受信レベルを越える受信レベルと通信中の最大受
    信レベルとのレベル差が第1の所定のレベル差より小さ
    い受信レベルを有するセルを検出する第1の検出手段
    と、 同時通信中の複数のセルの受信レベルを移動局に測定さ
    せて、その測定結果を送信させ、この送信した測定結果
    を受信する第2の受信手段と、 該第2の受信手段で受信した同時通信中の複数のセルの
    各々の受信レベルと該受信レベルのうちの最大の受信レ
    ベルとのレベル差が前記第1の所定のレベル差よりも大
    きい第2の所定のレベル差より大きくなったセル、また
    は同時通信中の受信レベルが前記第1の所定の受信レベ
    ルよりも小さい第2の所定の受信レベルよりも小さくな
    ったセルを検出する第2の検出手段とを有することを特
    徴とする基地局装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の受信手段は、周辺セルの拡
    散符号を移動局に通知し、移動局はこの通知された拡散
    符号を用いて周辺セルの各々の止まり木チャネルの受信
    レベルを測定する測定手段を有することを特徴とする請
    求項9記載の基地局装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の検出手段で検出されたセル
    を新たに移動局に接続して同時通信モードに入らしめる
    同時通信手段を更に有することを特徴とする請求項9記
    載の基地局装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の検出手段で検出されたセル
    を移動局に通知する通知手段を更に有し、該通知を受け
    た移動局は当該セルを新たに接続して該セルと同時通信
    モードに入るように制御することを特徴とする請求項9
    記載の基地局装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の検出手段で検出されたセル
    に対する回線を切断する切断手段を更に有することを特
    徴とする請求項9記載の基地局装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の検出手段で検出されたセル
    を移動局に通知する通知手段を更に有し、該通知を受け
    た移動局は当該セルに対する回線を切断することを特徴
    とする請求項9記載の基地局装置。
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