JPH0729813Y2 - ヘッジソー - Google Patents
ヘッジソーInfo
- Publication number
- JPH0729813Y2 JPH0729813Y2 JP1989146094U JP14609489U JPH0729813Y2 JP H0729813 Y2 JPH0729813 Y2 JP H0729813Y2 JP 1989146094 U JP1989146094 U JP 1989146094U JP 14609489 U JP14609489 U JP 14609489U JP H0729813 Y2 JPH0729813 Y2 JP H0729813Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide bar
- saw
- comb
- hedge
- plate member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はヘッジソーに関する。
従来の技術 従来、生垣を刈込む作業等に用いられる機械として、往
復動刃式のヘッジトリマーが知られているが、これは比
較的太い枝や樹木を切断することが困難であり、用途も
実質的に生垣の刈込みだけに限られており、汎用性が低
いものである。
復動刃式のヘッジトリマーが知られているが、これは比
較的太い枝や樹木を切断することが困難であり、用途も
実質的に生垣の刈込みだけに限られており、汎用性が低
いものである。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は、比較的太い枝や樹木の切断も可能で
あり、生垣以外に庭木の手入れ作業等にも使用できるヘ
ッジソーを提供することを目的とする。
あり、生垣以外に庭木の手入れ作業等にも使用できるヘ
ッジソーを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 即ち、本考案に係るヘッジソーは、周縁においてソーチ
ェーンを回転可能に案内するガイドバーと、該ガイドバ
ーの少なくとも一方の側面に設けられる櫛組立体とを有
し、該櫛組立体が、前記ガイドバーの長手方向に沿った
その側面に重ね合わせて取外し可能に取付けられた板部
材と、該板部材に固着され前記ガイドバーの周縁から前
記ソーチェーンの走行方向と逆方向に向けて突出する複
数個の互いに離間した櫛部材と、前記板部材に固着され
前記ガイドバーの先端部に沿って外方へ突出するガード
部分を有するガード部材とを備えた構成を特徴とする。
ェーンを回転可能に案内するガイドバーと、該ガイドバ
ーの少なくとも一方の側面に設けられる櫛組立体とを有
し、該櫛組立体が、前記ガイドバーの長手方向に沿った
その側面に重ね合わせて取外し可能に取付けられた板部
材と、該板部材に固着され前記ガイドバーの周縁から前
記ソーチェーンの走行方向と逆方向に向けて突出する複
数個の互いに離間した櫛部材と、前記板部材に固着され
前記ガイドバーの先端部に沿って外方へ突出するガード
部分を有するガード部材とを備えた構成を特徴とする。
作用 従って、ガイドバーの周縁を回転するソーチェーンによ
って生垣のみならず樹木を切断すること等もでき、ガー
ド部材によって作業者をキックバック作用から保護する
ことができ、また板部材をガイドバーから取外すことに
よって櫛部材やガード部材の交換を簡単に行うこともで
きる。
って生垣のみならず樹木を切断すること等もでき、ガー
ド部材によって作業者をキックバック作用から保護する
ことができ、また板部材をガイドバーから取外すことに
よって櫛部材やガード部材の交換を簡単に行うこともで
きる。
実施例 次に本考案を図面の実施例に基づいて説明する。
この実施例のヘッジソーは、細長い平板状のガイドバー
１の周縁に無端ソーチェーン２が回転可能に案内されて
おり、前記ガイドバー１の基端部３は通常のチェーンソ
ーの機体と同様なヘッジソー機体（図示せず）に固定さ
れ、前記ガイドバー１はこの機体から前方へ延びるよう
に配置される。前記ソーチェーン２は、図示しないヘッ
ジソー機体内に搭載されたエンジンの動力によって前記
ガイドバー１の周縁に沿って回転駆動されるようになっ
ている。ここまで説明したヘッジソーの構成及び動作は
通常のチェーンソーの構成及び動作と同じである。
１の周縁に無端ソーチェーン２が回転可能に案内されて
おり、前記ガイドバー１の基端部３は通常のチェーンソ
ーの機体と同様なヘッジソー機体（図示せず）に固定さ
れ、前記ガイドバー１はこの機体から前方へ延びるよう
に配置される。前記ソーチェーン２は、図示しないヘッ
ジソー機体内に搭載されたエンジンの動力によって前記
ガイドバー１の周縁に沿って回転駆動されるようになっ
ている。ここまで説明したヘッジソーの構成及び動作は
通常のチェーンソーの構成及び動作と同じである。
しかしながら、この実施例のヘッジソーは、前記ガイド
バー１の側面に櫛組立体４を設けている。該櫛組立体４
は、第１図に示す如く前記ガイドバー１の一側面を長手
方向に延びる細長い板部材５を有し、該板部材５は、そ
の両端部の穴７及び８を通りガイドバー１を通るボルト
（図示せず）に前記ガイドバー１の反対側面でナット
（図示せず）を螺着することによって前記ガイドバー１
の一側面に着脱自在に固定される。前記板部材５のガイ
ドバー１と反対側の側面には、2mm程度の鋼線材よりな
る櫛部材11が、その両端が前記ソーチェーン２より更に
外方へ突出する様に、該ソーチェーン２の走行方向と逆
方向に傾けて溶接等により固着され、枝等をとらえ易い
様に配慮されている。なお、第２図に示す他の実施例で
は、板部材5,6は対をなし、それぞれ対向した面に、長
手方向にほぼ等間隔に離間し横方向に対して斜めに傾斜
した角度をもって互いに平行に延びる複数個の対向溝９
及び10をそれぞれ形成している。これらの対向溝９及び
10の対によって画成された穴内に丸棒で作られた櫛部材
11がそれぞれ挾持されて固定されている。各櫛部材11は
その両端がガイドバー１の周縁からソーチェーン２を越
えて外方へそれぞれ突出するに充分な長さを有する。前
記対向溝９及び10は、好ましくは20mm程度の枝も切れる
様に櫛部材11の間隔が26mm程度になるように配設され、
作業者がガイドバー１を移動させながら作業をする時
に、樹木等が隣接する櫛部材11の間からソーチェーン２
へ向けてスムースに入るような傾斜角度を有する。更
に、櫛組立体４はガイドバー１の先端部12に近接する板
部材５及び６の先端部にガード部材13を取付けている。
該ガード部材13は櫛部材11と同様な丸棒で作られている
が、ガイドバー１の先端部12の周縁のソーチェーン２の
部分よりも外方をそれに沿って弓形に延びるガード部分
14を一体に形成して有する。このように形成され配置さ
れたガード部材13は、作業中にガイドバー１の先端部12
の周縁のソーチェーン２の部分が物に当り、それにより
キックバック作用により作業者に危険を与えたりする事
故を防止する。櫛組立体４はガイドバー１の一方の側面
だけに設けることができ、また必要により二つの櫛組立
体４をガイドバー１の両側面にもうけることもできる。
また、作業者の使い勝手等に応じて、櫛部材11を適宜の
形に手で変形させて使用することもできる。
バー１の側面に櫛組立体４を設けている。該櫛組立体４
は、第１図に示す如く前記ガイドバー１の一側面を長手
方向に延びる細長い板部材５を有し、該板部材５は、そ
の両端部の穴７及び８を通りガイドバー１を通るボルト
（図示せず）に前記ガイドバー１の反対側面でナット
（図示せず）を螺着することによって前記ガイドバー１
の一側面に着脱自在に固定される。前記板部材５のガイ
ドバー１と反対側の側面には、2mm程度の鋼線材よりな
る櫛部材11が、その両端が前記ソーチェーン２より更に
外方へ突出する様に、該ソーチェーン２の走行方向と逆
方向に傾けて溶接等により固着され、枝等をとらえ易い
様に配慮されている。なお、第２図に示す他の実施例で
は、板部材5,6は対をなし、それぞれ対向した面に、長
手方向にほぼ等間隔に離間し横方向に対して斜めに傾斜
した角度をもって互いに平行に延びる複数個の対向溝９
及び10をそれぞれ形成している。これらの対向溝９及び
10の対によって画成された穴内に丸棒で作られた櫛部材
11がそれぞれ挾持されて固定されている。各櫛部材11は
その両端がガイドバー１の周縁からソーチェーン２を越
えて外方へそれぞれ突出するに充分な長さを有する。前
記対向溝９及び10は、好ましくは20mm程度の枝も切れる
様に櫛部材11の間隔が26mm程度になるように配設され、
作業者がガイドバー１を移動させながら作業をする時
に、樹木等が隣接する櫛部材11の間からソーチェーン２
へ向けてスムースに入るような傾斜角度を有する。更
に、櫛組立体４はガイドバー１の先端部12に近接する板
部材５及び６の先端部にガード部材13を取付けている。
該ガード部材13は櫛部材11と同様な丸棒で作られている
が、ガイドバー１の先端部12の周縁のソーチェーン２の
部分よりも外方をそれに沿って弓形に延びるガード部分
14を一体に形成して有する。このように形成され配置さ
れたガード部材13は、作業中にガイドバー１の先端部12
の周縁のソーチェーン２の部分が物に当り、それにより
キックバック作用により作業者に危険を与えたりする事
故を防止する。櫛組立体４はガイドバー１の一方の側面
だけに設けることができ、また必要により二つの櫛組立
体４をガイドバー１の両側面にもうけることもできる。
また、作業者の使い勝手等に応じて、櫛部材11を適宜の
形に手で変形させて使用することもできる。
考案の効果 以上説明した本考案の構成によって、本考案は、生垣以
外に庭木等をも切断することができるので汎用性が広
く、作業中作業者をキックバック等による事故から保護
することができ、且つ櫛組立体の構成部品の交換が極め
て簡単である等の効果を奏する。
外に庭木等をも切断することができるので汎用性が広
く、作業中作業者をキックバック等による事故から保護
することができ、且つ櫛組立体の構成部品の交換が極め
て簡単である等の効果を奏する。
第１図は本考案に係る一実施例を示すヘッジソーの要部
側面図であり、第２図は櫛組立体の他の実施例の要部断
面図である。 １……ガイドバー、２……ソーチェーン、４……櫛組立
体、５……板部材、11……櫛部材、12……ガイドバーの
先端部、13……ガード部材、14……ガード部分。
側面図であり、第２図は櫛組立体の他の実施例の要部断
面図である。 １……ガイドバー、２……ソーチェーン、４……櫛組立
体、５……板部材、11……櫛部材、12……ガイドバーの
先端部、13……ガード部材、14……ガード部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長谷川 節生 東京都三鷹市下連雀７丁目５番１号 株式 会社共立内 (72)考案者 一宮 俊 東京都三鷹市下連雀７丁目５番１号 株式 会社共立内 (56)参考文献 実開 昭55−3648（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭51−38609（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】周縁においてソーチェーン（２）を回転可
能に案内するガイドバー（１）と、該ガイドバーの少な
くとも一方の側面に設けられる櫛組立体（４）とを有
し、該櫛組立体が、前記ガイドバーの長手方向に沿って
その側面に重ね合わせて取外し可能に取付けられた板部
材（５）と、該板部材に固着され前記ガイドバーの周縁
から前記ソーチェーンの走行方向と逆方向に向けて突出
する複数個の互いに離間した櫛部材（11）と、前記板部
材に固着され前記ガイドバーの先端部（12）に沿って外
方へ突出するガード部分（14）を有するガード部材（1
3）とを備えたことを特徴とするヘッジソー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989146094U JPH0729813Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ヘッジソー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989146094U JPH0729813Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ヘッジソー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0385843U JPH0385843U (ja) | 1991-08-30 |
| JPH0729813Y2 true JPH0729813Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31692700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989146094U Expired - Lifetime JPH0729813Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ヘッジソー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729813Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138609A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-03-31 | Nippon Denso Co | Denatsuchoseisochi |
| JPS553648U (ja) * | 1978-06-21 | 1980-01-11 |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1989146094U patent/JPH0729813Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0385843U (ja) | 1991-08-30 |
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Legal Events
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