JPH07297799A - オーディオミキサ装置 - Google Patents

オーディオミキサ装置

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JPH07297799A
JPH07297799A JP7037120A JP3712095A JPH07297799A JP H07297799 A JPH07297799 A JP H07297799A JP 7037120 A JP7037120 A JP 7037120A JP 3712095 A JP3712095 A JP 3712095A JP H07297799 A JPH07297799 A JP H07297799A
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JP
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signal
audio
input
mix
minus
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Application number
JP7037120A
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English (en)
Inventor
Donald E Davis
イー デイビス ドナルド
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Sony Electronics Inc
Original Assignee
Sony Electronics Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/02Arrangements for generating broadcast information; Arrangements for generating broadcast-related information with a direct linking to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for simultaneous generation of broadcast information and broadcast-related information
    • H04H60/04Studio equipment; Interconnection of studios

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モニタ地点から送られて来た信号を含まない
信号を受信側から各モニタ地点へ送り返すことによりエ
コー効果を除くこと。 【構成】 入力オーディオ信号が与えられる幾つかの位
置にミックスマイナスオーディオモニタ信号を与えるこ
とができるミキサコンソールであり、このミックスマイ
ナスオーディオ信号は、ミックスマイナスオーディオ信
号が与えられる入力チャンネルを除くアクティブな入力
チャンネルのすべてを合計したオーディオ信号から成
る。従ってこのミックスマイナス信号はフィードバック
またはエコー効果を伴わないモニタを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミキサへ入力信号を送
った発信元の地点へ、入力信号を取り除いた、混合モニ
タ信号を送り返すための装置に関する。
【0002】
【従来技術】ライブの放送制作では、一つの放送地点ま
たは、例えば衛星もしくはマイクロウェーブによって互
いにリンクされた数種の放送地点へ数種の別々の入力チ
ャンネルを送ることができる。これら数種の入力信号は
スタジオ設備で処理され、混合される。種々の信号から
の、かかる放送制作を容易にするには、入力を行ってい
る担当者が互いに連絡し合えるように、それぞれの入力
地点に混合された出力信号のモニタ信号を送る必要があ
る。しかしながら遠隔地点へ混合された信号を送ると、
遅延の生じた戻りからフィードバックすなわちエコー効
果が生じることがある。
【0003】例えば、米国カリフォルニア州ロサンジェ
ルスをベースとするトークショーにおいて、ロサンジェ
ルスにいるホストが英国のロンドンのスタジオにいる人
物とインタビューすることがある。このトークショーの
音声信号および映像信号は、モニタ送信信号としてロン
ドンへ送られ、インタビューを行っている者のみならず
視聴者からの音声信号も含むことがある。同様に、イン
タビューを行っている者および視聴者は、インタビュー
を受けている者の話が聞こえるよう、モニタをしなけれ
ばならない。たいていの場合ロンドンからの音声モニタ
信号は、ロンドンとロサンジェルスの長距離を、衛星を
介してロサンジェルスまで送られる。このような長距離
のため、モニタ信号に遅れが生じる。ロサンジェルスで
受信し、ミキサ用コンソールを通過させると、受信信号
は放送信号路およびモニタ信号路に入る。このモニタ信
号をロンドンへ送り返す場合、更に遅れが加わることに
なる。この結果、再度ロンドンでインタビューを受けて
いる者の声を聞くと、インタビューを受けている者の声
はエコーのように聞こえる。
【0004】図1は、かかる状況を示す。メインスタジ
オ2において、インタビューを行っている者のマイクで
生じた信号は、オーディオミキサを通過し、これより送
信機器によって衛星6を介して遠隔地のスタジオまたは
移動地点4へ送られる。このような信号は遠隔地点では
若干の時間遅れt=d/r(ここで、dは信号の進む距
離であり、rは信号の速度である)を伴って遠隔地点で
受信される。
【0005】インタビューを受けている者の音声信号
は、この遠隔地点4からメインスタジオ2まで同じ遅れ
tを伴って、この同一路に沿って戻る。しかしながら遠
隔地4からの信号はメインスタジオ2からのオーディオ
信号と混合され、同じ信号路を通って遠隔地へ戻るよう
に分配されることになる。この結果インタビューを受け
ている者自身は2tのエコーを伴った自分の声を聞くこ
とになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を回避
するには、遠隔地4へ送り返されるモニタ信号から、遠
隔地からの音声信号を除くことができたはずである。例
えば遠隔地の信号にはモニタ信号路を割り当てしなけれ
ばよい。しかしながら、送信信号の数が増すにつれて、
割り当てるべき各信号をトラッキング(追跡)し続ける
ことは困難となる。またこれによりモニタ信号からモニ
タしようとしている信号のすべてがモニタ信号から抜け
たり、フィードバックまたはエコー効果を生じさせるよ
うなモニタ地点からの信号が混入してしまう危険性が高
くなる。
【0007】したがってモニタ地点から送られて来た入
力信号を含まないモニタ信号を各モニタ地点へ送り返す
ことができるようなオーディオ混合(ミキサ)システム
を提供することが望まれている。更に不可能になるほど
高価ではなく、かつ比較的便利な態様でこの目的を達成
したいという、別の要望もある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の目的
は、複数の入力オーディオチャンネルを受けるためのチ
ャンネル数に対応した複数の接続ターミナルと、前記複
数の入力オーディオチャンネルに基づきミックスマイナ
ス(混合減算)信号を得るための複数のミックスマイナ
ス回路を備えた複数の入力オーディオチャンネルを混合
するためのオーディオミキサ装置を提供することによ
り、上記および別の要望を満たすことにある。
【0009】前記各ミックスマイナス回路は、オーディ
オミキサ装置に入力される論理信号に従って前記複数の
入力オーディオチャンネルのうちの一つをバスにルーテ
ィングするためのスイッチング手段を備え、前記バスは
前記入力オーディオチャンネルとこのバスに入力された
別のオーディオ信号とを加算する加算回路に接続されて
おり、加算されたオーディオ信号を出力ターミナルに送
るようになっており、前記各ミックスマイナス回路は更
に、出力端が前記加算回路の前記出力端に結合されてお
り、前記第1オーディオチャンネルの位相を180度シ
フトすることにより、前記入力オーディオチャンネルを
反転し、出力端に反転されたオーディオ信号を出力する
インバータ回路と、前記インバータ回路の前記出力端お
よび前記加算回路の前記出力端に結合されており、前記
反転されたオーディオ信号と前記加算信号との組み合わ
せの結果に基づき、ミックスマイナス信号を前記ミキサ
装置に設けられた出力ターミナルにルーティングするた
めの手段とを含む。
【0010】本発明の一つの特徴によれば、前記複数の
接続ターミナル、前記複数のミックスマイナス回路およ
び前記各出力ターミナルは、オーディオミキサ装置に設
けられた対応する数の入出力モジュールに設置されてい
る。
【0011】本発明の別の特徴によれば、前記加算回路
はミキサ装置内に設置されたクリーンフィードモジュー
ルに設けられている。
【0012】本発明の更に別の特徴によれば、ミックス
マイナス信号を前記出力ターミナルにルーティングする
ための前記手段は、前記コネクタから発生された第2論
理信号に従って前記ミックスマイナス信号またはダイレ
クト出力オーディオ信号(直接出力音声信号)を交互に
ルーティングするアナログ手段を含む。
【0013】本発明の更に別の特徴によれば、前記ミッ
クスマイナス回路は更に前記ダイレクト出力として前記
入力オーディオ信号または予めフェードされた信号のい
ずれかを発生する切換回路網を備え、前記入力オーディ
オ信号は前記ミックスマイナス回路へ入力される前に、
フェーダ回路を介して伝送され、前記プリフェードされ
た信号が最初に前記フェーダ回路を介して伝送されず
に、前記フェーダ回路に直接入力される。
【0014】本発明の別の特徴によれば、前記第1論理
信号および前記第2論理信号は、マイクロプロセッサお
よび関連するメモリを含む制御装置によって制御され、
前記関連するメモリは、前記各ミックスマイナス回路へ
送られる前記第1論理信号および前記第2論理信号の各
々の状態を記憶する。
【0015】本発明の更に別の特徴によれば、オーディ
オミキサ(音声混合)装置は、遠隔地から受信された入
力オーディオ信号を前記入出力モジュールのうちの一つ
に送ると共に、放送手段が結合されている入出力モジュ
ールの出力端子から受信されたモニタ信号を放送するた
めの放送手段に結合されている。
【0016】
【実施例】図2は、いくつかの発信地点からの信号を混
合し、モニタ信号を各発信地点へ戻すのにミキサ(混
合)コンソール10を使用するシステム1を示す。この
図にはモジュラータイプのミキサコンソール10が示さ
れているが、このコンソール10では、複数の入出力
(I/O)モジュール2、4、6および8の各々が、2
つの入力オーディオ信号AおよびBを受信できるように
なっている。これら入力信号は2つのシングル(単一)
チャンネルデバイスまたは一つのデュアル(二重)チャ
ンネルデバイスから発生できる。各モジュール2、4、
6および8は、入力オーディオチャンネルAおよびBの
一方または双方を選択(または選択解除)するための一
対の選択スイッチ20および22を含む。図示した各I
/Oモジュールに対して2つのチャンネルが開示されて
いるが、各I/Oモジュールを通して、3つ以上の(ま
たは1つだけの)チャンネルを入力することもできる。
【0017】図示していないが、ミキサコンソール内に
設置されたI/Oモジュールの各々には、入力モジュー
ルに設けられたコネクタポートを介して各オーディオチ
ャンネルAおよびBが入力される。オーディオチャンネ
ルは次に入力モジュールにより処理され、ルートが定め
られる。各モジュールには2つ以上のチャンネルが入力
されているので、I/Oモジュールのディスプレイ部分
の上の対応するスイッチ20、22により各チャンネル
を選択することができる。
【0018】図示した実施例では、コネクタポート(図
示せず)を介して単一チャンネルマイクロフォン30に
は、第1I/Oモジュール2が結合されており、マイク
ロフォン30は、例えばスタジオ用マイクロフォンとす
ることができる。このスタジオ用マイクロフォンはモニ
タ用スピーカ24に接近して配置されている。モニタス
ピーカ24にはI/Oモジュール2から出力されるアン
プ24からのモニタ信号が入力されるようになってい
る。
【0019】遠隔地点に位置する第2マイクロフォン3
2には、ワイヤーによって第2I/Oモジュール4が結
合されている。この第2マイクロフォンも同じように、
スピーカ28とアンプ34とから成るモニタ装置に接近
して配置されている。アンプはI/Oモジュール4内に
設けられたコネクタポートから送られるモニタ信号によ
ってスピーカを駆動するようになっている。
【0020】システム1は、放送機器46、例えば図1
に示されているような、遠隔地のスタジオにリンクされ
た送信機および受信機を含む。この実施例では、かかる
遠隔地から受信されるオーディオチャンネル信号は、ミ
キサコンソールへ送られ、I/Oモジュール8が割り当
てられる。I/Oモジュール8は次に、モニタ信号を放
送用送信機へ送り、送信機によってモニタ信号を遠隔地
へ送ることができる。
【0021】ミキサコンソール10は更にクリーンフィ
ードモジュールを含み、このモジュールより、コンソー
ル10内で混合された信号のすべてを含むモニタ信号を
送ることができる。システム1はミキサに関連した他の
機能のために使用される他のモジュール12を含むこと
ができる。更にミキサ10は、マイクロプロセッサおよ
び関連するメモリを含む制御装置に結合することができ
る。このマイクロプロセッサは、入出力デバイスの特定
のコンフィギュレーションを記憶したり、再コールでき
るよう、コンフィギュレーション情報を記憶するのに使
用できる。より詳細には、個々のI/Oモジュールにマ
イクロプロセッサを結合し、I/Oモジュール内の入力
チャンネル信号および/またはモニタ信号の選択を制御
することができる。
【0022】I/Oモジュール2、4、6および8の各
々は、これらI/Oモジュールの各々の背面パネル(図
示せず)に設けられた55ピンのD−SUBコネクタで
アクセスされる。このような制御ポートにより、I/O
モジュール(D−SUBコネクタにも設けられている)
内のバランス度出力ドライバからの直接出力またはミッ
クスマイナス出力のいずれかを選択することができる。
I/Oモジュール2、4、6および8の各々からモニタ
デバイスへ供給される出力信号を制御するようになって
いる。後により詳細に説明するように、この制御ポート
はI/Oモジュールに供給される選択された入力オーデ
ィオ信号の直接出力またはI/Oモジュールに供給され
た選択された入力オーディオ(音声)信号を除くミキサ
コンソールへ入力された信号のすべてを含むミックスマ
イナス出力を選択するのに使用できる。この選択はD−
SUBコネクタに結合されたマイクロプロセッサを使用
することによって行うことができる。
【0023】本明細書に説明した実施例では、通常はミ
ックスマイナス信号が望ましいが、フィードバックすな
わちエコーが存在しない場合の使用を容易にすることに
より、システム内のフレキシビリティを高めるように、
ダイレクトモニタ信号を利用することもできる。例えば
マルチトラックレコーダ装置に信号を入力するように、
直接出力信号を利用することもできる。
【0024】図2は、どのようにシステムを使用するか
の一例を示している。オーディオマイクロフォン30か
らのオーディオ入力信号をI/Oモジュールのチャンネ
ルAへ送り、アクティブとなるように選択したと仮定す
ると、ミキサコンソール内のバスにチャンネルが結合さ
れ、このミキサコンソールよりオーディオ入力信号が他
の選択された入力信号と混合される。次に混合された信
号は、所望通り放送したり記録することができる。I/
Oモジュールからのモニタ信号は、D−SUBコネクタ
を介してアンプ26に供給される。ダイレクト出力でき
るよう、制御ポートがセットされている場合、スタジオ
用マイクロフォン36からの入力信号が増幅され、スピ
ーカ26から放送される。このモニタ信号は放送用では
フィードバックを生じやすいので、オペレータはその代
わりにミックスマイナスモニタ信号を送信するための制
御ポートをセットできる。この信号はスタジオ用マイク
ロフォン30からの入力オーディオ信号を除く、選択さ
れた入力オーディオ信号のすべてを含むことになる。従
って、スタジオ用マイクロフォン30からの信号が遠隔
地点のマイクロフォン32からのオーディオ(音声)信
号および放送手段46からの信号と混合される場合、マ
イクロフォン30のユーザーはフィードバックを起こす
ことなく、これら他の2つのオーディオ信号を聞くこと
ができる。
【0025】同様にして、放送機器46が設けられた遠
隔地点へ送られるモニタ信号は、遠隔地点の入力オーデ
ィオ信号が割り当てられている対応するI/Oモジュー
ル8で、ダイレクト(直接)出力またはミックスマイナ
ス出力のいずれかにセットできる。ミックスマイナス出
力を選択すると、図1を参照して説明したようなエコー
効果を起こすことなく、遠隔地点へモニタ信号を供給で
きる。この理由は、遠隔地点へ送信される、I/Oモジ
ュール8からのモニタ信号には、I/Oモジュール8へ
入力される、遠隔地点からのオーディオ信号が含まれて
いないからである。
【0026】図3および図4にはミックスマイナス出力
またはダイレクトモニタ出力を発生できる好ましい実施
例が示されている。図3は上記のようなI/Oモジュー
ル内に設けることが好ましい回路100を示す。ミキサ
コンソールの各I/Oモジュールには対応する回路を設
けることができる。この回路100は、2つのオーディ
オ入力信号、すなわちプリ(前)フェード信号102お
よびポスト(後)フェード信号104を受信する。これ
ら信号のいずれもI/Oモジュールに入力された選択さ
れたオーディオ信号に対応している。しかしながらプリ
フェードオーディオ信号は、ミキサコンソール内のフェ
ーダにより(当分野で知られている技術に従って)フェ
ードアップまたはダウンされていないオーディオ信号に
対応している。ポストフェードオーディオ信号は、ミキ
サコンソール内のフェーダ回路からの出力信号に対応し
ている。
【0027】図示するように、プリフェード信号および
ポストフェード信号の双方は、プリ選択またはポスト選
択スイッチング装置104へ送られ、このスイッチング
装置104を介して、所望する信号をダイレクト出力信
号ライン106へ送ることができる。このような所望す
る信号は、本明細書に述べるように、ダイレクト/ミッ
クスマイナス選択信号110の状態に応じてモニタ出力
端子108へ送ることができる。
【0028】ポストフェード信号はオペアンプ114お
よび116から成る平衡駆動回路112へ送られる。こ
のポストフェード信号は、オペアンプ114の非反転入
力端へ入力され、このアンプの反転入力端は、出力端お
よびオペアンプ116の反転入力端に結合されている。
第2オペアンプ114は、抵抗器118、120および
122並びにコンデンサ124と共に、プリフェードオ
ーディオ信号から第2出力信号を発生する。このように
接続されているため、オペアンプ114の出力端から高
レベルの出力信号が得られ、オペアンプ116の出力端
から低レベルの出力信号が得られ、信号路130および
132から成る平衡バスに対してバランスのとれた信号
を送るこの平衡バスは、クリーンフィード出力回路12
6を含むミキサコンソール内の他の回路に結合されてい
る。
【0029】平衡駆動回路112からの高レベル信号お
よび低レベル信号は、アナログスイッチ128へ送られ
る。このアナログスイッチ128は上記のようにD−S
UBコネクタから得られたミックスマイナス指定信号に
よって制御され、D−SUBコネクタのミックスマイナ
ス指定ピン138がアースされていると、平衡駆動回路
112からの高レベル信号および低レベル信号が信号パ
ス130および132を通過するように送られる。より
詳細に説明すれば、ミックスマイナス指定ピン138が
アースにセットされていると、アナログスイッチ128
のスイッチ128Aおよび128Cが低レベルの論理信
号を受けるので、信号の通過が可能となる。他の2つの
スイッチ128Bおよび128Dはインバータ142を
介してピン138に結合されているので、スイッチを開
くような論理高レベル信号を受ける。従って、パス13
0および132上の信号は、アースされない状態のまま
である。
【0030】他方、ミックスマイナス指定ピンがアース
されない状態に放置されると、論理高レベル信号がスイ
ッチ128Aおよび128Cに送られるので、平衡ドラ
イバからのパスが開く。残りのスイッチ128Bおよび
128Dにはインバータ142を介して論理低レベル信
号が入力されるので、この信号路138および132は
アースされるよう閉じられる。
【0031】図4に示すように、ミックスマイナス指定
ピンがアースされていると、平衡駆動回路112からの
信号は信号路130および132から成る平衡バスに沿
って点線で示されているセパレートモジュール内の平衡
バスへ送られる。好ましい実施例では、このセパレート
モジュールはクリーンフィードモジュールであり、この
モジュールからミキサコンソールからのクリーンフィー
ド信号を得ることができる。I/Oモジュールからのバ
ランスド信号は、加算用平衡バス144へ送られ、この
バス144は他のI/Oモジュール146からの信号に
結合されている。
【0032】平衡バスは平衡入力アンプから成る加算用
増幅回路148に抵抗器150および152を介して結
合されている。この増幅回路は、図示するように接続さ
れたオペアンプ154、抵抗器160および172、コ
ンデンサ164およびダイオード162から成る。この
回路148はすべてのI/Oモジュールからの信号のす
べてを、一つの点で加算する。この回路の出力は、コン
デンサ164および抵抗器166を介して分配用アンプ
174に結合されている。この分配用アンプ174は、
図示するように接続されたオペアンプ156、158と
抵抗器168、170および172から成る。この回路
は、これよりバランスのとれた出力を発生するものであ
り、この出力信号は平衡バス出力176を介してI/O
モジュールの各々に送られる。
【0033】分配用アンプ174からの加算信号はこの
ようにしてI/Oモジュールへ戻され、このI/Oモジ
ュールからポストフェーダ信号が得られる。このオーデ
ィオ信号は回路100に入力された信号を含む、ミキサ
コンソールへ入力されたすべての選択されたオーディオ
信号を含む。加算信号は抵抗器180および182を介
して平衡バス受信機178によってI/Oモジュールに
受信される。この受信回路172は、図示するように接
続されたオペアンプ196、抵抗器186、188、1
90および192およびコンデンサ184および194
から成る。
【0034】図3に戻る。この平衡受信機は一つの出力
信号を発生し、この出力信号は抵抗器202を介して第
2アナログスイッチ200へ送られる。このアナログス
イッチ200は図示するように接続されたオペアンプ2
08、抵抗器224、222、216、218、210
および212、およびコンデンサ214、226およ2
20から成るバランスド受信回路286へ結合されてい
る。このバランスド受信機286にはアナログスイッチ
128を介して回路112へ送られる入力信号が入力さ
れる。この回路は信号路130および132に沿って出
力された信号を受け、位相を180度シフトすることに
より、その信号を反転する。クリーンフィードモジュー
ルで加算された際に、入力信号の位相に対する影響を補
償するようにコンデンサが選択されている。例えば好ま
しい実施例では、平衡バスから生じる位相のシフトを補
償するのに、10pFのコンデンサ226が使用されて
いる。加算アンプから第2アナログスイッチ200へ送
られるオーディオ信号の入力オーディオ信号成分に、反
転信号の振幅がマッチできることを保証するように、ト
リム用ポテンショメータ206が設けられている。
【0035】反転された信号はスイッチ200Bを介し
てアナログスイッチ200へ送られる。加算された信号
はスイッチ200Aを介してアナログスイッチ200へ
送られる。従ってこれらスイッチの双方が閉じている
と、反転された信号と加算された信号とが接続点288
で加算される。加算信号の成分を形成するプリフェーダ
からの入力オーディオ信号は、この点で回路286から
の反転信号によってキャンセルされる。この接合部から
のミックスマイナス信号はドライブ回路へ入力され、こ
のドライブ回路からモニタデバイスに利用可能な状態と
される。
【0036】より詳細に説明すれば、加算回路と反転回
路とを結合するスイッチ200Aおよび200Bは、図
示するようにI/OモジュールのD−SUBコネクタの
直接出力/混合減算(ミックスマイナス)選択ピン11
0から供給される論理信号によって制御される。このピ
ンがアースされていると、論理低レベル信号はインバー
タ244によって論理高レベル信号に反転される。この
論理高レベル信号はスイッチ200A、200Bおよび
200Cを閉じ、他方、ダイレクト出力/ミックスマイ
ナス選択スイッチがアースされていないと、抵抗器24
2を介してインバータ244に5Vの信号が供給され、
このインバータ244から論理低レベルが得られる。こ
の論理低レベル信号は、アナログスイッチ200のうち
のスイッチ200A、200Bおよび200Cを開け
る。
【0037】ダイレクト出力/ミックスマイナス選択ピ
ンをアースすることによって閉じた状態にされると、接
続点188からのミックスマイナス信号は一対の単位利
得反転アンプへ入力される。アンプ290は、オペアン
プ232と抵抗器202および230とコンデンサ22
8とから成り、アンプ292はオペアンプ240と抵抗
器234および238とコンデンサ236とから成る。
次にミックスマイナス信号はスイッチ200Cを介して
平衡出力駆動回路294(図4に示されている)へ送ら
れる。
【0038】更に、アナログスイッチ200のうちの第
4スイッチ200Dは直接抵抗器242およびダイレク
ト出力/ミックスマイナス選択ピンに結合されているの
で、この第4スイッチはアナログスイッチ200内の他
のスイッチ200A、200Bおよび200Cと反対の
位置を有している。従ってダイレクト出力/ミックスマ
イナスピンからの信号は、スイッチング装置104から
のプリフェード信号またはポストフェード信号のいずれ
を直接出力するか、またはアナログスイッチ200を介
してミックスマイナス信号を出力するかを決定する。
【0039】ダイレクト(直接)出力またはミックスマ
イナス(混合減算)のいずれかに選択された出力信号
は、標準的な600Ωの負荷をドライブするように構成
された平衡出力駆動回路294へ入力される。この回路
294は図示するように接続されたオペアンプ260お
よび270と、抵抗器248、258、250、26
2、252、254、246、272および276と、
コンデンサ256および274とから成る。このバラン
スド出力ドライバからの高レベルおよび低レベル出力信
号はそれぞれのコンデンサ264、278および抵抗器
282、280を介して出力トランス284へ送られ
る。このトランス284からコネクタポート108へモ
ニタ信号を送ることができ、更にこのモニタ信号は、コ
ネクタポート108からモニタ装置、例えばアンプおよ
びスピーカへ送ることができる。
【0040】本発明のこの実施例によれば、ミキサコン
ソール内の各I/Oモジュールは、I/Oモジュールへ
入力される選択されたオーディオ信号のダイレクト出力
またはミックスマイナス出力のいずれかであるモニタ信
号を発生できる。このミックスマイナス出力信号は、こ
のミックスマイナス信号を受けた個々のI/Oモジュー
ルに送られたオーディオ入力信号を除くミキサ内のアク
ティブなオーディオ信号のすべてを含む加算信号となっ
ている。
【0041】本明細書に記載のように、いくつかの異な
るI/Oモジュールの各々には、ミックスマイナス信号
を発生したすべての信号減算回路が含まれる。これらI
/Oモジュールの各々には、モニタ出力を制御できる制
御ポートが設けられている。更に、すべての入力信号の
信号加算は、ミキサコンソール内の一つの位置、特にク
リーンフィードモジュールで行われる。このような装置
により、従来技術で得られなかったフレキシビリティと
低コストが得られる。
【0042】添付図面では、本装置の部品の各々の特定
の値は指定されているが、本発明はこのような値のみに
限定されるものではない。更に表示した値では、入力オ
ーディオ信号(ポストフェーダ信号)は、ミックスマイ
ナス回路により10から20kHzの周波数で、少なく
とも−60dBだけ減衰されたミックスマイナス信号を
発生することが観察されている。当然ながら、周波数が
高くなるにつれ、性能もより限られることになる。更に
可聴周波数を使用する通常の用途では、この性能は上記
のようなエコーおよびフィードバック効果を実質的に除
く。
【0043】以上が、好ましい実施例の詳細な説明であ
るが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではな
い。当業者であれば種々の代替例が明らかであろう。本
発明は特許請求の範囲によってしか限定されない。
【0044】
【発明の効果】本発明のオーディオミキサ装置によれ
ば、各モニタ地点から送られて来た入力信号に対してそ
の入力信号を含まないモニタ信号を作って、各モニタ地
点へ送り返すことができるオーディオミキサ(音声混
合)システムを提供することができ、それによってオー
ディオ信号のフィードバックを防止しエコー効果をなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放送制作装置の図である。
【図2】本発明に係わるミキサコンソールの図である。
【図3】本発明の好ましい実施例を示す略図である。
【図4】本発明の好ましい実施例を示す略図である。
【符号の説明】
2、4、6、8 入出力(I/O)モジュール 10 ミキサコンソール 14 クリーンフィードモジュール 20、22 選択スイッチ 24 スピーカ 26 アンプ 28 スピーカ 30 スタジオマイク 32 遠隔地のマイク 34 アンプ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力オーディオチャンネルに対応
    する数のオーディオチャンネルを受信するための複数の
    接続端子と、 前記複数の入力オーディオチャンネルに基づき混合され
    た減算信号を得るための複数のミックスマイナス回路で
    あって、 該ミックスマイナス回路の各々が、 オーディオミキサ装置に入力される論理信号に従って前
    記複数の入力オーディオチャンネルのうちの一つをバス
    にルーティングするためのスイッチング手段であって、
    前記バスが前記入力オーディオチャンネルとこのバスに
    入力された別のオーディオ信号とを加算する加算回路に
    接続されており、加算されたオーディオ信号を出力端子
    に与えるようになったスイッチング手段と、 前記加算回路の前記出力端に結合された出力を有し、前
    記第1オーディオチャンネルの位相を180度シフトす
    ることにより、前記入力オーディオチャンネルを反転
    し、出力端に反転されたオーディオ信号を出力するイン
    バータ回路と、 前記インバータ回路の前記出力端および前記加算回路の
    前記出力端に結合されており、前記反転されたオーディ
    オ信号と前記加算信号との組み合わせの結果に基づくミ
    ックスマイナス信号を前記ミキサ装置に設けられた出力
    ターミナルにルーティングするための手段とを含む、 複数の入力オーディオチャンネルを混合するためのオー
    ディオミキサ装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の接続ターミナル、前記複数の
    ミックスマイナス回路および前記各出力ターミナルが、
    オーディオミキサ装置に設けられた対応する数の入出力
    モジュールに設置されている、請求項1記載のオーディ
    オミキサ装置。
  3. 【請求項3】 前記加算回路がミキサ装置内に設置され
    たクリーンフィードモジュールに設けられている、請求
    項2記載のオーディオミキサ装置。
  4. 【請求項4】 前記入力論理信号が前記各入出力モジュ
    ールに設置されたコネクタから出力される、請求項2記
    載のオーディオミキサ装置。
  5. 【請求項5】 ミックスマイナス信号を前記出力ターミ
    ナルにルーティングするための前記手段は、前記コネク
    タから発生された第2論理信号に従って前記ミックスマ
    イナス信号またはダイレクト出力オーディオ信号を交互
    にルーティングするアナログ手段を含む、請求項4記載
    のオーディオミキサ装置。
  6. 【請求項6】 前記ミックスマイナス回路は更に前記ダ
    イレクト出力として前記入力オーディオ信号またはプリ
    フェードされた信号のいずれかを与えるスイッチングネ
    ットワークを備え、前記入力オーディオ信号は前記ミッ
    クスマイナス回路へ入力される前に、フェーダ回路を通
    って伝送され、前記プリフェードされた信号は最初に前
    記フェーダ回路を通って伝送されることなく、前記フェ
    ーダ回路に直接入力される、請求項5記載のオーディオ
    ミキサ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1論理信号および前記第2論理信
    号は、マイクロプロセッサおよび関連するメモリを含む
    制御装置によって制御され、前記関連するメモリは、前
    記各ミックスマイナス回路へ送られる前記第1論理信号
    および前記第2論理信号の各々のステートを記憶する、
    請求項5記載のオーディオミキサ装置。
  8. 【請求項8】 オーディオミキサ装置が、遠隔地から受
    信された入力オーディオ信号を前記入出力モジュールの
    うちの一つに送ると共に、放送手段が結合されている入
    出力モジュールの出力ターミナルから受信されたモニタ
    信号を放送するための放送手段に結合されている、請求
    項3記載のオーディオミキサ装置。
  9. 【請求項9】 第1入力オーディオ信号を与えるための
    オーディオ入力端子と、 少なくとも一つの別の入力オーディオ信号を与えるため
    の手段と、 指定スイッチから与えられる信号に従って前記入力端子
    を加算回路にルーティングするためのスイッチング手段
    であって、前記加算回路は前記第1入力オーディオ信号
    および前記少なくとも一つの別の入力オーディオ信号か
    ら成る加算されたオーディオ信号を与えるようになった
    スイッチング手段と、 前記第1入力オーディオ信号の位相を180度調節する
    ことにより、前記第1入力オーディオ信号を反転し、反
    転されたオーディオ信号を与えるための手段と、 前記反転されたオーディオ信号と前記加算されたオーデ
    ィオ信号とを組み合わせると共に、前記少なくとも一つ
    の別の入力オーディオ信号を含むミックスマイナスオー
    ディオ信号を出力するための手段とを備えた、ミックス
    マイナスオーディオモニタ信号を提供するための装置。
  10. 【請求項10】 前記第1入力オーディオ信号は、第1
    オーディオ入力装置からミキサコンソールに受信され
    た、選択されたアクティブなオーディオチャンネルであ
    り、前記少なくとも一つの別の入力オーディオ信号は、
    一つ以上の対応するオーディオ入力装置から受信された
    一つ以上の別のオーディオチャンネルである、請求項9
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 第1オーディオ入力装置および一つ以
    上の対応するオーディオ入力装置は、ミキサコンソール
    に接続されており、ミキサコンソール内に収容された、
    請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ミックスマイナスオーディオ信号
    をモニタするための手段に、前記ミックスマイナスオー
    ディオ信号が入力され、前記モニタ手段は前記ミキサコ
    ンソールに接続されており、前記第1オーディオ入力装
    置の可聴レンジ内にある、請求項11記載の装置。
JP7037120A 1994-02-25 1995-02-24 オーディオミキサ装置 Pending JPH07297799A (ja)

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