JPH0729756Y2 - 工作機械の微動送り装置 - Google Patents

工作機械の微動送り装置

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JPH0729756Y2
JPH0729756Y2 JP1986188828U JP18882886U JPH0729756Y2 JP H0729756 Y2 JPH0729756 Y2 JP H0729756Y2 JP 1986188828 U JP1986188828 U JP 1986188828U JP 18882886 U JP18882886 U JP 18882886U JP H0729756 Y2 JPH0729756 Y2 JP H0729756Y2
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JP
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Application number
JP1986188828U
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JPS6393798U (ja
Inventor
義雄 熊原
博 山崎
Original Assignee
壽工業株式会社
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Publication date
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばフライス盤等の工作機械に適用される
微動送り装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の微動送り装置としては、例えば第3図に
示すものが知られている。
当該微動送り装置100は、送り装置101を駆動する直流電
動機102と、これを制御するドライバ103と、これへ指令
信号を入力する微動用指令器104と、から成つている。
微動用指令器104は、直流電源105と、正転押ボタンスイ
ツチ106と、逆転押ボタンスイツチ107と、微動立上り抵
抗108と、微動送り抵抗109と、微動立上りタイマ110等
を備えている。
而して、この様な微動送り装置100は、正転押ボタンス
イツチ106又は逆転押ボタンスイツチ107を押し続ける
と、当初は微動立上り抵抗108で設定された微動立上り
信号(アナログ)がドライバ103へ入力される事に依り
直流電動機102が起動される。
次いで、微動立上りタイマ110に依る一定時間後には、
微動送り抵抗109で設定された微動送り信号(アナロ
グ)がドライバ103へ入力される事に依り直流電動機102
が微動送り回転される。
そして、送り装置101のバツクラツシユは、直流電動機1
02の起動から微動送り回転される間に詰められる。
ところが、従来の微動送り装置100は、前述の様な微動
用指令器104を用いていたので、微動送り速度が常に一
定であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、微動送り速度を
任意に変え得る様にした工作機械の微動送り装置を提供
するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の工作機械の微動送り装置は、送り装置を駆動す
る直流電動機と、直流電動機を制御するドライバと、回
転に依り発生した電圧から成る指令信号をドライバへ入
力する直流発電機と、直流発電機を回転させるハンドル
と、から構成した事に特徴が存する。
(作用) ハンドルを正転又は逆転させると、直流発電機が同様に
回転してその回転に応じた正指令信号又は負指令信号が
発生し、これがドライバへ入力される。
この為、ドライバに依り制御される直流電動機は、前記
正指令信号又は負指令信号に応じて正転又は逆転し、こ
れに依り送り装置が正進又は逆進される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係る工作機械の微動送り装
置を示す概要回路図である。
微動送り装置1は、フライス盤等の工作機械に適用され
るもので、直流電動機2、ドライバ3、直流発電機4、
ハンドル5とからその主要部が構成されている。
直流電動機2は、送り装置6を駆動するものである。
この例では、DCサーボモータを用いている。
直流電動機2に依り駆動される送り装置6は、この例で
は、送り体7、螺子機構8、減速機9等を備えて直流電
動機2の正転又は逆転に依り送り体7が正進又は逆進す
るものを示している。
ドライバ3は、直流電動機2を制御するものである。
この例では、周知のSCRユニツトと界磁ユニツトを備え
たものを用いて居り、界磁ユニツトのC,D端子には直流
電動機2の界磁コイルが、SCRユニツトのPA,NH端子には
直流電動機2の電機子が、SCRユニツトのPt,Nt端子には
タコジエネレータ10が夫々接続されている。
直流発電機4は、ドライバ3へ指令信号を入力するもの
である。
この例では、小形の直流発電機(7V/1000rpm)を用いて
居り、ドライバ3のSCRユニツトのVSH,VSL端子に接続し
ている。
ハンドル5は、直流発電機4を回転するものである。
この例では、円盤の一部に把手を備えたものにしてあ
り、直流発電機4の回転軸に直結している。
尚、第1図に於て、11は押ボタンスイツチ、12は微動送
り起動用リレー、13は微動送り補助リレーである。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
先ず、押ボタンスイツチ11を押し続ける。
そうすると、微動送り起動用リレー12の常開接点が閉成
すると共に、微動送り補助リレー13の常開接点が閉成す
る。
そして、この様な状態に於て、ハンドル5を正転(CW)
又は逆転(CCW)させると、直流発電機4も同様に回転
して正指令信号(正電圧)又は負指令信号(負電圧)が
発生し、これがドライバ3へ入力される。
この為、ドライバ3に依り制御される直流電動機2は、
前記正指令信号又は負指令信号に応じて正転又は逆転
し、これに依り送り装置6の送り体7が正進又は逆進さ
れる。
つまり、ハンドル5の回転速度に応じて送り装置6の送
り体7の送り速度を任意に変える事ができる。
尚、直流電動機2は、先の実施例では、DCサーボモータ
を用いたが、これに限る事はない。
ドライバ3は、先の実施例では、単一の直流電動機2を
制御する様にしたが、これに限らず、例えば第2図に示
す如く、X,Y,Z軸用の三つの直流電動機2を制御する様
にしても良い。この場合、押ボタンスイツチ11の次にセ
レクトスイツチ14を挿入して何れか一つを選択する様に
して置く。
ドライバ3は、先の実施例では、そのVSH,VSL端子に直
流発電機4のみを接続したが、これに限らず、例えば第
2図に示す如く、通常送り用指令器15を並列接続しても
良い。
直流発電機4は、先の実施例では、小形のものを用いた
が、これに限る事はない。
ハンドル5は、先の実施例では、直流発電機4の回転軸
に直結したが、これに限らず、例えば変速機を介して連
結しても良い。
送り装置6は、先の実施例では、螺子機構8並びに減速
機9を用いたものであつたが、これに限る事はない。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効
果を奏する事ができる。
(1)直流電動機、ドライバ、直流発電機、ハンドルと
で構成し、とりわけ微動用指令器として直流発電機並び
にハンドルを用いたので、微動送り速度を任意に変える
事ができる。
従つて、位置決めが容易に行なえると共に、送りに要す
る時間を短縮する事もでき、微動送り作業の効率化を図
る事ができる。
(2)微動用指令器として直流発電機並びにハンドルを
用いたので、従来のものに比べて直流電源等を省略で
き、それだけ構造を簡単化できると共にコストの低減を
図る事ができる。
(3)ハンドルを設けてこれを正転又は逆転させる事に
依り送り装置を正進又は逆進させる様にしたので、直流
電動機を用いない旧来のハンドル式送り装置と同様の感
覚で送り操作が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る工作機械の微動送り装
置を示す概要回路図。 第2図は、本考案の他の実施例に係る工作機械の微動送
り装置を示す概要回路図。 第3図は、従来の工作機械の微動送り装置を示す概要回
路図である。 1……微動送り装置 2……直流電動機 3……ドライバ 4……直流発電機 5……ハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送り装置を駆動する直流電動機と、直流電
    動機を制御するドライバと、回転に依り発生した電圧か
    ら成る指令信号をドライバへ入力する直流発電機と、直
    流発電機を回転させるハンドルと、から構成した事を特
    徴とする工作機械の微動送り装置。
JP1986188828U 1986-12-08 1986-12-08 工作機械の微動送り装置 Expired - Lifetime JPH0729756Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986188828U JPH0729756Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08 工作機械の微動送り装置

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JPS6393798U JPS6393798U (ja) 1988-06-17
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ID=31140555

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4894967A (ja) * 1972-03-16 1973-12-06
JPS57115589U (ja) * 1981-01-13 1982-07-17
JPS58143145U (ja) * 1982-03-18 1983-09-27 株式会社日研工作所 Nc割出盤

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JPS6393798U (ja) 1988-06-17

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