JPH07289105A - 受粉振動装置 - Google Patents

受粉振動装置

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Publication number
JPH07289105A
JPH07289105A JP9242094A JP9242094A JPH07289105A JP H07289105 A JPH07289105 A JP H07289105A JP 9242094 A JP9242094 A JP 9242094A JP 9242094 A JP9242094 A JP 9242094A JP H07289105 A JPH07289105 A JP H07289105A
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JP
Japan
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vibrating
pollination
motor
housing
output shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9242094A
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English (en)
Inventor
Hideaki Mori
英明 森
Younosuke Nakahara
洋之祐 中原
Takeo Tsujimoto
建男 辻本
Atsushi Sumita
敦 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T S SHOKUBUTSU KENKYUSHO KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
T S SHOKUBUTSU KENKYUSHO KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by T S SHOKUBUTSU KENKYUSHO KK, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical T S SHOKUBUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP9242094A priority Critical patent/JPH07289105A/ja
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  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振幅幅が大きくて花粉をちらし易い。操作性
がよい。騒音がなくて静かである。茎や花を傷つけな
い。花粉が落ちるのに丁度よい力と振幅を与えることが
可能である。 【構成】 受粉振動装置は、モータを駆動源をする振動
本体1と、振動本体1に取付けられて駆動源により振動
する振動部材2とにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受精のために花粉をち
らす受粉振動装置、例えばトマト、ナスあるいはピーマ
ンなどの受粉に用いる振動型受粉装置であて、受粉によ
る着果率の向上と受粉作業性の能率化が計れる受粉振動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トマト、ナス、ピーマン等は基本的には
風媒花であるが、自然状態の中で栽培すると開花期は晩
春から夏となり、野外の訪外昆虫受粉や風媒受粉が行わ
れるのが普通である。ところが、果実の周年供給が一般
化し、低温期の栽培はビニルハウスやガラスハウスの閉
鎖空間で行われるようになった。また、春から夏の栽培
期にはか果実の生産を安定させるために、天井部をビニ
ールで覆い、側面開きの雨除けハウスに移行し、周年に
わたって施設内の閉鎖的空間栽培が行われているのが現
状である。
【0003】したがって、受粉は人手で花房を振動させ
るか、開花した花に積極的にオーキシン系ホルモンを散
布し、人為的に着果させる方法が主流を占めている。ト
マトなどの施設栽培では、自然受粉のための環境が不適
当で、ホルモン処理による着果方法が主流を占めてい
る。ホルモン処理は着果と果皮部の肥大には効果が大き
いが果実内の胎座・ゼリー部分の肥大には効果が薄く、
また、高濃度処理・高温処理・蕾処理をした場合はホル
モンの影響が強過ぎ、果皮部の肥大だけが促進されるな
ど空洞果の発生につながる欠点をもっている。したがっ
て花房の処理時期の見極めに経験を要し、ホルモン剤の
濃度を気温などによって調整し、必要以上の回数を処理
すると奇形果が発生するなど作業には十分な配慮が必要
となる。また、ホルモン処理の作業労働時間は作型によ
っても異なるが、およそ10アール当たり、1回1時間
30分〜2時間を要し、延べ45時間〜65時間とな
る。開花処理時期は果実肥大にとって重要な他作業が重
なり、受粉処理時間の短縮も大きな課題の1つである。
栽培に当たっては、花房を一斉に開花させて処理するよ
うに配慮されているが、蕾処理ができないので、最小2
回散布となる。作業は蕾に処理できないので、手で遮蔽
し、開花の前面から散布するので、かなりきつい労働と
なる。
【0004】一方、オランダを中心とした、北ヨーロッ
パにおいては、トマトの受粉振動受粉器による方法であ
ったが、ここ数年の間には殆どマルハナバチによる受粉
に切り替わっている。このマルハナバチの流れは、日本
のホルモン処理に替わる新しい受粉着果方法として利用
が注目されている。日本においては、1991年より輸
入が開始され、最近では省力化の切札として1部のハウ
ス栽培で定着しつつあるが、植物に対する薬剤使用が制
限され、12〜2月でコロニーの追加をするなど高価に
つくなでの問題点が多い。また、マルハナバチは攻撃性
が高く、もし逃げ出して野生化すれば日本の在来マルハ
ナバチに相当の影響がおよぶことや草花のリンドウの花
を傷めて絶滅のおそれがあり、各方面から危惧されてい
る。
【0005】一方、受精を促進するための花粉をちらす
農機具として受粉振動装置がある。これは、茎や花に振
動を与えて花粉をちらすものであり、手動式と電動式が
ある。電動式のものは電磁振動を利用したもので、図1
5、図16に示すように本体60から振動棒61を突出
させ、ソレノイド62のオン制御、オフ制御を交互に繰
り返すことで振動棒61を振動させるようになってお
り、振動棒61を茎や花に当てて花粉をちらすようにな
っている。
【0006】しかし、前述した図15、図16に示す従
来の電動式の受粉振動装置は、電磁振動によっていたの
で、振幅巾の小さな微振動(振動棒61先端で5mm程
度の振動幅)しか、茎や花に与えることができなかっ
た。その結果、草花の種類によっては、振動しにくいも
のがあり、花粉がちりにくかった。また、従来のものは
電磁振動動作であるため、手に持って作業する際に手に
加わる振動が大きくて、作業がしずらいとともに騒音が
発生するという問題がある。更に、ソレノイド62の振
動の強さが振動棒61を介して直接的に茎や花に伝わる
ため、これらを傷つけがちであるという問題がある。ま
た、図15、図16に示す従来例においては電源コード
63を有しており、使用中に電源コード63が邪魔にな
るという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事由に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
振幅幅が大きくて花粉をちらし易く、操作性がよく、ま
た、騒音がなくて静かであり、更に、茎や花を傷つけ
ず、花粉が落ちるのに丁度よい力と振幅を与えることが
可能である受粉振動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
して本発明の目的を達成するため、本発明の請求項1記
載の発明の受粉振動装置は、モータを駆動源をする駆動
本体と、駆動本体に取付けられて駆動源により振動する
振動部材とにより構成して成ることを特徴とするもので
ある。
【0009】また、請求項2記載の発明は、駆動本体
が、駆動源としてのモータと、出力軸を有するとともに
モータの回転に応じて出力軸が往復運動する伝達部材
と、モータ等を収納するとともに出力軸を往復運動が可
能な状態に支持するハウジングとで構成され、振動部材
が、出力軸に係止される取着部と出力軸の動きに応じて
往復運動をする振動部とで構成されるものである。
【0010】また、請求項3記載の発明は、振動部がロ
ーリング往復運動をする構成としたものである。また、
請求項4記載の発明は、駆動本体が、ハウジングに弾性
変形自在な接続部を介して首振り自在に設けた首振り用
ハウジングと、首振り用ハウジング内に内装した駆動源
としてのモータと、モータ軸に取付けた偏心重りとで構
成され、振動部材が、首振り用ハウジングから突出し且
つ偏心重りの運動に応じて遠心運動する振動部を備えて
いることをも好ましい。
【0011】また、請求項5記載の発明は、ハウジング
に電池又は充電器を内蔵した構成とすることも好まし
い。また、請求項6記載の発明は、ハウジングの振動部
材と反対側の端部付近に電池又は充電器を内蔵すること
も好ましい。また、請求項7記載の発明は、振動部は、
弾性材料により形成することも好ましい。
【0012】また、請求項8記載の発明は、振動部が振
動体に対して着脱自在であることも好ましい。また、請
求項9記載の発明は、振動部材を出力軸に着脱可能に係
止することも好ましい。
【0013】
【作用】しかして、請求項1記載の発明によれば、振動
部材はモータを駆動源として駆動して振動する。また、
請求項2記載の発明によれば、駆動本体が、駆動源とし
てのモータと、出力軸を有するとともにモータの回転に
応じて出力軸が往復運動する伝達部材と、モータ等を収
納するとともに出力軸を往復運動が可能な状態に支持す
るハウジングとで構成され、振動部材が、出力軸に係止
される取着部と出力軸の動きに応じて往復運動をする振
動部とで構成してあることで、振動部が往復運動する。
【0014】また、請求項3記載の発明によれば、振動
部がローリング往復運動をする。また、請求項4記載の
発明によれば、駆動本体が、ハウジングに弾性変形自在
な接続部を介して首振り自在に設けた首振り用ハウジン
グと、首振り用ハウジング内に内装した駆動源としての
モータと、モータ軸に取付けた偏心重りとで構成され、
振動部材が、首振り用ハウジングから突出し且つ偏心重
りの運動に応じて遠心運動する振動部を備えていること
で、偏心重りの運動で振動部が遠心運動をする。
【0015】また、請求項5記載の構成によれば、コー
ドレスで受粉振動装置を使用することができる。また、
請求項6記載の構成によれば、コードレスで受粉振動装
置を使用することができると共に、ハウジングの振動部
材と反対側の端部付近に電池又は充電器を内蔵すること
で、ハウジングの端部付近を手で持って操作する際に、
手元に重量のある電池又は充電器が位置して操作性が向
上することになる。
【0016】また、請求項7記載の構成によれば、振動
部が弾性材料により形成してあるので振動部は変形自在
となり、花粉散らし作業の際に茎や花を傷めない。ま
た、請求項8記載の構成によれば、振動部を振動体に対
して着脱することで、振動部を外して洗浄したり、交換
ができる。また、請求項9記載の構成によれば、振動体
を外して洗浄や交換ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図6に
基づいて説明する。図1は、本発明の受粉振動装置の全
体構成図であり、モータの回転を往復運動に変換する伝
達部材等を内蔵する駆動本体1と駆動部材2とにより構
成される。また、駆動本体1は、モータ、伝達部材、ハ
ウジングを主要構成部材としている。
【0018】3は駆動源としてのモータであり、電池4
とはスイッチ5を介して電気的に接続される。モータ3
の回転軸6には、ピニオン7が軸着されている。なお、
図3に示す実施例では電池4を電源としている実施例を
示しているが、電池4に代えて図13に示すように充電
器4aであってもよい。8は伝達部材であり、ギア9、
駆動レバー10、ピン11、出力軸12より構成されて
おり、モータ3の回転に応じて出力軸12が往復運動す
るように変換するものである。ギア9は、樹脂で形成さ
れており、モータ3のピニオン7と噛合するとともに、
上面に円柱状のカム13を設けている。駆動レバー10
は、樹脂で略L字状に形成されており、下面にはコ字状
で幅がカム13の直径とほぼ等しい溝10aを有してい
る。そして、その溝10aにはカム13が挿入されてい
る。また、ギア9はピン11により回転可能に枢支され
ている。一方、出力軸12は、その一端であるローレッ
ト状の固定端12aが、駆動レバー10の軸孔10bに
圧入固定されており、他端である出力軸12の取付部1
2bは、後述する振動部材2を装着しやすいように、偏
平状に形成されている。
【0019】14はハウジングであり、有底筒状を成し
て樹脂で形成されている。ハウジング14の下面は、電
池カバー14aを有して、防水を保つと同時に内蔵の電
池を着脱可能となしている。なお、充電器4aをハウジ
ング14内に収納した場合は電磁誘導による充電を採用
すると防水を確実にできるものである。また、ハウジン
グ14の上部には有底筒状の弾性体15を有しており、
弾性体15は、中心に出力軸12を貫通支持するととも
に、ハウジング3の内部に水が浸入することを防止して
いる。このようにハウジングを防水構造とすると水洗い
が可能となる。
【0020】振動部材2は、棒状をした振動軸2aの一
端に取着部2b、他端に振動部2cを有するものであ
る。取着部2bは、図2に示すように、駆動本体1の出
力軸12の取付部12bを挿入する凹部2dを有し、凹
部2d内には出力軸12の溝12cに嵌合する突起2e
が弾性変形して出力軸12がクリック感をもって抜き差
し自在となるように設けられている。また、振動部2c
は、平板状であって、ウレタンゴム、合成樹脂発泡体等
の柔軟性を有する弾性材料より形成されており、振動軸
2aの動きに伴い、往復運動をする。振動軸2aの先端
部に振動部2cを設けるに当たり、該振動部2cは振動
棒2aに対して固定してもよいが、振動部2cを振動軸
2aに対して着脱自在に取付けてもよい。図1に示す実
施例では棒状をした振動軸2aの先端部に振動部2cを
着脱自在に差し込んで取付けてある。図1(a)(b)
は振動部2cを振動軸2aの先端部に設けた突軸部2f
に振動部2cを差し込んだ状態を示し、図1(c)
(d)は振動部2cを取り外した状態を示している。上
記のような構成の受粉振動装置は全体の長さは500m
m程度が好ましい。すなわち、栽培物の花のある場所の
高さは最大で2mくらいであり、このため、受粉振動装
置は全体の長さは500mm程度であると、受粉振動装
置を人が手に持ち上げて伸ばして丁度花に触れる程度と
なり、また、500mm程度の長さとすると手に持って
操作する時先端を操作し易いな長さである。また、駆動
本体1と振動部材2との長さの比は略1対2程度が良
い。これは、先端の操作がしやすいことと、視野が邪魔
されず、目的とする茎や花が見やすいという理由によ
る。
【0021】次に、上記実施例の動作について説明す
る。スイッチ5を投入することでモータ3が回転すると
同時に、その回転軸6に軸支しているピニオン7は、回
転する。するとピニオン7と嵌合していたギア9は回転
し、カム13は、ピン11を中心として偏心運動をす
る。カム13の偏心運動に伴い、駆動レバー10は、そ
の溝10aにカム13が挿入されているため、出力軸1
2を中心として往復回転運動をし、その結果として、出
力軸12は往復回転運動をする。従って、出力軸12に
係止されている振動部材2は、図6に示すように振動軸
2aを中心として往復回転運動(すなわちローリング運
動)をし、振動部2cを茎や花にあてがうことにより、
花粉をちらし、受精を促進することが可能になる。
【0022】ここで、ローリング往復運動する場合のロ
ーリング角度は10°〜50°の範囲が良く、特に20
°程度が好ましい。また、ローリング振動数は1000
rpm〜3000rpm程度が良く、特に2000rp
m程度が好ましい。これらの範囲であれば、花粉が確実
に落下できる程度、及び茎や花に傷が付かない状態で花
粉を散らして受精を促進することができる。
【0023】図7には振動部材2の他の例が示してあ
り、振動部材2の先端部に振動部2cを設けるに当た
り、振動軸2aに振動部2cを固定した例を示してい
る。次に、本発明の他の実施例を図8および図9に基づ
いて説明する。この実施例も前述の実施例と同様に出力
軸が往復回転運動をするものである。20は駆動本体で
あり、モータ21、伝達部材22、ハウジング23を主
要構成部材としている。モータ21は図示していないが
電源により駆動するとともに、回転軸にはピニオン24
が軸着されている。伝達部材22はカム25と一体にな
るとともに軸芯がピニオン24と直交するフェースギア
26と、カム25に応動し、出力軸27を有するカムフ
ォフォロア28より構成される。また、カム25は、そ
の先端が角度θだけ偏心しており、カムフォロア28の
接動部28aがそこに接している。
【0024】このように構成することで、モータ21が
回転することでそれと連動されているフェースギア26
およびカム25が回転する。カム25の回転とともに、
図9に示すように、カム25の角度θだけ偏心している
部分にカムフォロア28の接動部28aが接しているた
め、カムフォロア28が出力軸27を中心として往復回
転運動(すなわちローリング運動)をする。その結果、
出力軸27に振動部材2を係止することで、振動部材2
は振動軸2aを中心として往復回転運動をする。
【0025】次に本発明の更に他の実施例を図10及び
図11に基づいて説明する。この実施例は出力軸が往復
運動をするものである。30は駆動本体であり、モータ
31、伝達部材32、ハウジング33を主要構成部材と
している。モータ31は、図示していないが電池又は充
電器等の電源により駆動するとともに、回転軸にはピニ
オン34が軸着されている。伝達部材32は、カム35
と一体になるとともに軸芯がピニオン34と直交すフェ
ースギア36と、カム35に応じて応動し、出力軸37
を有するカムフォロア38より構成される。また、カム
35はそのフェースギア36側がγだけ偏心しており、
その部分にカムフォロア38が接している。
【0026】このような構成にすることにより、モータ
31が回転することで、それと連結されているフェース
ギア36、及びカム35が回転し、カム35と接してい
るカムフォロア38が図10に示すように上下に往復直
線運動をする。その結果、出力軸37は上下に往復直線
運動をし、出力軸37に振動部材2を係止することで、
振動部材2は振動軸2aと平行な方向の往復直線運動を
する。
【0027】次に本発明の更に他の実施例を図12に基
づいて説明する。図12は伝達部材40のみを示した図
である。伝達部材40はカム41と一体のフェースギア
42とカム41に接しているカムフォロア43より構成
されている。カム41はフェースギア42側がγ、先端
側が角度θだけ偏心しており、カムフォロア43は、そ
の両方共接している。44は出力軸である。
【0028】このような構成にすることで、カム41が
回転すると、カム41と接触しているカムフォロア43
は図12の(a)に示すように往復回転運動をしなが
ら、図12(b)に示すように往復直線運動をする。従
って、振動部材2はO字を描くような運動をする。この
実施例においては、10°〜50°の範囲、好ましくは
20°のローリング角度で、ローリング振動数は100
0rpm〜3000rpm程度、好ましくは2000r
pm程度で振動し、更に、往復直線運動幅が10mm程
度に設定してあり、この範囲でローリング往復運動と往
復直線運動とを組合わせることで、茎や花に傷が付ける
ことなく花粉を効果的に落下させることができる。
【0029】次に、本発明の更に他の実施例を図13に
基づいて説明する。ハウジング14の一端部にはゴム等
の弾性変形自在な弾性部材により形成した接続部50を
介して首振り用ハウジング51が取付けてある。首振り
用ハウジング51内には駆動源としてのモータ3が内装
してあり、モータ3から突出したモータ軸52には偏心
重り53が偏心して取付けてある。首振り用ハウジング
51からは接続部50と反対側に向けて棒状をした振動
部材2が突設してあり、振動部材2はハウジング14の
長手方向と同方向に長くなっており、振動部材2の先端
部には円柱状をしたスポンジ等の弾性体よりなる振動部
2cが設けてある。ここで、振動部材2は弾性を有した
ものでも弾性を有しない剛体でもいずれでもよい。また
振動部材2を首振り用ハウジング51に対して着脱自在
として異なる振動部2cを有する振動部材2と交換でき
るようにしてもよい。また、ハウジング14内には電池
4又は充電器4aが内装してある。
【0030】しかして、細長くなったハウジング14を
手に持った状態でモータ3を回転すると、偏心重り53
が回転し、この偏心重り53の回転により首振り用ハウ
ジング51が振られ、これに伴って棒状をした振動部材
2が円を描くように回動し、この結果、振動部材2の先
端の振動部2cが円を描くような遠心運動をする。とこ
ろで、上記いずれの実施例においても、ハウジング14
の端部(振動部材2と反対側の端部)は手で握るための
握り部となっている。そして、電池4又は充電器4aを
ハウジング14の握り部となる部分内に位置するように
内蔵するものであり、このようにすることで、握り部と
なる部分に重量のある電池4又は充電器4aが位置する
ことになって、重心を握り部側に近づけることができ
て、手で握って操作する際の操作性が向上することにな
る。
【0031】なお、上記した本発明のいずれの実施例に
おいても、振動部材2は、棒状をした振動軸2aを途中
から枝別れさせて枝別れした部分の各先端部にそれぞれ
振動部2cを設けるようにしてもよい。下記の表1に
は、図1に示す装置において、内部に設ける伝達部材1
2として図12の伝達部材40を用いた本発明の受粉振
動装置による着果数や果実の品質と、従来のホルモン処
理による着果数や果実の品質と、マルハナバチによる着
果数や果実の品質との比較を行った結果を示している。
【0032】なお、下記の表1の試験は、作型はハウス
抑制栽培で行い、供試品種としては「ハウス桃太郎トマ
ト」を使用し、各処理区画とも10株調査を行った。調
査結果は第3段花房〜第5花房で数値はその平均値であ
る。
【0033】
【表1】
【0034】上記の表1から明らかなように、1花房当
たりの着果数は、本発明の受粉振動装置区とホルモン区
とは変わらずに高い着果効率を示している。1果当たり
の平均果実重はホルモン処理区が最も高く、次いで受粉
振動装置区となり、マルハナバチ区より1果実重は重
い。果実の商品性を左右する秀品率と空洞果の発生率に
おいては、受粉振動装置区で秀品率が最も高く、空洞果
の発生率は明らかにに減少する好成績が得られている。
なおホルモン処理と違って高温時の処理や同じ花房に重
複処理しても空洞・変形果の心配がなく秀品率が向上す
るので高品質果実収穫の安定化が計れる。また花落ち部
の花痕はマルハナバチ区がやや大きくなる傾向を示して
いるが、受粉振動装置区ではホルモン処理区と同様に小
さく商品性を高めている。受粉の作業時間は先端部の弾
性を有する振動部2cを花房を支える花梗部か茎に軽く
当てて約1秒間振動させるだけでよく、雨除けさえあれ
ば雨天でも作業ができ、軽くて使い易い受粉振動装置は
ホルモン処理の約1/2位の作業時間で果実を着果させ
ることができ、高位置や低段花房でも楽に受粉作業がで
きる。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、モータを駆動源をする駆動本体と、
駆動本体に取付けられて駆動源により振動する振動部材
とにより構成してあるので、振動部材はモータを駆動源
として振動するものであって、従来のソレノイドによる
電磁振動に比べて、手に加わる振動が小さくて作業がし
易く、また、騒音も小さいものであり、また、ソレノイ
ドによる電磁振動に比べて、振動花を大きくできて花粉
を散らし易いものである。
【0036】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、駆動本体が、駆動源としてのモータと、出力軸を
有するとともにモータの回転に応じて出力軸が往復運動
する伝達部材と、モータ等を収納するとともに出力軸を
往復運動が可能な状態に支持するハウジングとで構成さ
れ、振動部材が、出力軸に係止される取着部と出力軸の
動きに応じて往復運動をする振動部とで構成されるの
で、請求項1記載の発明の効果に加えて、簡単な構成で
振動部をモータの回転により振動させることができ、振
動部を茎や花にあてがうことにより、大きな振動を与え
ることができ、この結果、花粉を散らし、受精を促進す
ることができる。
【0037】また、請求項3記載の発明にあっては、振
動部がローリング往復運動をすることで、請求項1記載
の発明又は請求項2記載の発明の効果に加えて、振動部
がローリング運動してより効果的に花粉を散らし、受精
を促進することができる。また、請求項4記載の発明に
あっては、駆動本体が、ハウジングに弾性変形自在な接
続部を介して首振り自在に設けた首振り用ハウジング
と、首振り用ハウジング内に内装した駆動源としてのモ
ータと、モータ軸に取付けた偏心重りとで構成され、振
動部材が、首振り用ハウジングから突出し且つ偏心重り
の運動に応じて遠心運動する振動部を備えているので、
請求項1記載の発明の効果に加えて、偏心重りの運動に
より振動部を遠心運動させることができて、より効果的
に花粉を散らし、受精を促進することができる。
【0038】また、請求項5記載の発明にあっては、ハ
ウジングに電池又は充電器を内蔵しているので、請求項
1又は請求項2又は請求項4記載の発明の効果に加え
て、コードレスとなり、コードに邪魔されることなく、
任意の位置に移動して作業ができるものである。また、
請求項6記載の発明にあっては、ハウジングの振動部材
と反対側の端部付近に電池又は充電器を内蔵しているの
で、請求項5記載の効果に加えて、ハウングの端部を手
に持って作業をする場合、重心を手で掴んでいる部分側
に近づけることができて安定した作業ができるものであ
る。
【0039】また、請求項7記載の発明にあっては、振
動部を弾性材料により形成したので、請求項1又は請求
項2又は請求項4記載の発明の効果に加えて、振動を伝
えるが衝撃的な力は伝えず、茎や花を傷つけるおそれが
なく、また、振動部が変形して硬い茎にも振動を与えや
すくなる。また、請求項8記載の発明にあっては、請求
項2又は請求項4又は請求項7記載の効果に加えて、振
動部が振動体に対して着脱自在であるので、振動部とし
て草花の種類に応じて他の振動部と交換したり、あるい
は、消耗品である振動部が損傷した場合に振動部のみを
交換したり、あるいは、振動部のみを外して洗浄したり
できるものである。
【0040】また、請求項9記載の発明にあっては、振
動部材を出力軸に着脱可能に係止したので、請求項1又
は請求項2又は請求項4記載の発明記載の効果に加え
て、振動部材の交換や清掃が容易となり、草花の種類の
応じて振動部材を近い分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は受粉振動装
置の全体正面図であり、(b)は受粉振動装置の全体側
面図であり、(c)は振動軸の正面図であり、(d)は
振動軸の側面図であり、(e)は駆動本体の一部破断し
た正面図である。
【図2】(a)は本発明の第1実施例を示す振動部材の
取着部の正面断面図であり、(b)は側面断面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例を示す駆動本体の断面図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例を示す伝達部材の斜視図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例を示す伝達部材の分解斜視
図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す振動部材の動作図で
ある。
【図7】(a)は本発明の他の実施例を示す受粉振動装
置の全体図であり、(b)は振動部材の一部切欠側面図
である。
【図8】本発明の更に他の実施例を示す駆動本体の断面
図である。
【図9】(a)乃至(d)は同上の伝達部材の動作図で
ある。
【図10】本発明の更に他の実施例を示す駆動本体の断
面図である。
【図11】(a)乃至(d)は本発明の更に他の実施例
を示す伝達部材の動作図である。
【図12】(a)は本発明の更に他の実施例を示す伝達
部材の往復回転運動を示す構成図であり、(b)は往復
直線運動を示す構成図である。
【図13】本発明の更に他の実施例を示し、(a)は全
体を示す正面図であり、(b)は下面図であり、(c)
は首振り用ハウジング部分を示す概略断面図である。
【図14】本発明の更に他の実施例を示す駆動本体の断
面図である。
【図15】従来例を示す斜視図である。
【図16】従来例の振動棒の駆動を示す説明図である。
【符号の説明】
1 駆動本体 2 振動部材 3 モータ 4 電池 5 スイッチ 6 回転軸 7 ピニオン 8 伝達部材 9 ギア 10 駆動レバー 11 ピン 12 出力軸 13 カム 14 ハウジング 15 弾性体 50 接続部 51 首振り用ハウジング 52 モータ軸 53 偏心重り
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】トマト、ナス、ピーマン等は基本的には
風媒花であるが、自然状態の中で栽培すると開花期は晩
春から夏となり、野外の訪外昆虫受粉や風媒受粉が行わ
れるのが普通である。ところが、果実の周年供給が一般
化し、低温期の栽培はビニルハウスやガラスハウスの閉
鎖空間で行われるようになった。また、春から夏の栽培
には果実の生産を安定させるために、天井部をビニー
ルで覆い、側面開きの雨除けハウスに移行し、周年にわ
たって施設内の閉鎖的空間栽培が行われているのが現状
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
して本発明の目的を達成するため、本発明の請求項1記
載の発明の受粉振動装置は、モータを駆動源する駆動
本体と、駆動本体に取付けられて駆動源により振動する
振動部材とにより構成して成ることを特徴とするもので
ある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】振動部材2は、棒状をした振動軸2aの一
端に取着部2b、他端に振動部2cを有するものであ
る。取着部2bは、図2に示すように、駆動本体1の出
力軸12の取付部12bを挿入する凹部2dを有し、凹
部2d内には出力軸12の溝12cに嵌合する突起2e
が弾性変形して出力軸12がクリック感をもって抜き差
し自在となるように設けられている。また、振動部2c
は、平板状であって、ウレタンゴム、合成樹脂発泡体等
の柔軟性を有する弾性材料より形成されており、振動軸
2aの動きに伴い、往復運動をする。振動軸2aの先端
部に振動部2cを設けるに当たり、該振動部2cは振動
棒2aに対して固定してもよいが、振動部2cを振動軸
2aに対して着脱自在に取付けてもよい。図1に示す実
施例では棒状をした振動軸2aの先端部に振動部2cを
着脱自在に差し込んで取付けてある。図1(a)(b)
は振動部2cを振動軸2aの先端部に設けた突軸部2f
に振動部2cを差し込んだ状態を示し、図1(c)
(d)は振動部2cを取り外した状態を示している。上
記のような構成の受粉振動装置は全体の長さは500m
m程度が好ましい。すなわち、栽培物の花のある場所の
高さは最大で2mくらいであり、このため、受粉振動装
置は全体の長さは500mm程度であると、受粉振動装
置を人が手に持ち上げて伸ばして丁度花に触れる程度と
なり、また、500mm程度の長さとすると手に持って
操作する時先端を操作し易い長さである。また、駆動本
体1と振動部材2との長さの比は略1対2程度が良い。
これは、先端の操作がしやすいことと、視野が邪魔され
ず、目的とする茎や花が見やすいという理由による。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、モータを駆動源する駆動本体と、
駆動本体に取付けられて駆動源により振動する振動部材
とにより構成してあるので、振動部材はモータを駆動源
として振動するものであって、従来のソレノイドによる
電磁振動に比べて、手に加わる振動が小さくて作業がし
易く、また、騒音も小さいものであり、また、ソレノイ
ドによる電磁振動に比べて、振動花を大きくできて花粉
を散らし易いものである。
フロントページの続き (72)発明者 辻本 建男 滋賀県甲賀郡甲西町夏見八田ケ谷1966 株 式会社テイエス植物研究所内 (72)発明者 住田 敦 滋賀県甲賀郡甲西町菩提寺雨山329−433

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動源をする駆動本体と、駆動
    本体に取付けられて駆動源により振動する振動部材とに
    より構成して成ることを特徴とする受粉振動装置。
  2. 【請求項2】 駆動本体が、駆動源としてのモータと、
    出力軸を有するとともにモータの回転に応じて出力軸が
    往復運動する伝達部材と、モータ等を収納するとともに
    出力軸を往復運動が可能な状態に支持するハウジングと
    で構成され、振動部材が、出力軸に係止される取着部と
    出力軸の動きに応じて往復運動をする振動部とで構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の受粉振動装置。
  3. 【請求項3】 振動部がローリング往復運動をすること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の受粉振動装
    置。
  4. 【請求項4】 駆動本体が、ハウジングに弾性変形自在
    な接続部を介して首振り自在に設けた首振り用ハウジン
    グと、首振り用ハウジング内に内装した駆動源としての
    モータと、モータ軸に取付けた偏心重りとで構成され、
    振動部材が、首振り用ハウジングから突出し且つ偏心重
    りの運動に応じて遠心運動する振動部を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の受粉振動装置。
  5. 【請求項5】 ハウジングに電池又は充電器を内蔵して
    成ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項
    4記載の受粉振動装置。
  6. 【請求項6】 ハウジングの振動部材と反対側の端部付
    近に電池又は充電器を内蔵して成ることを特徴とする請
    求項5記載の受粉振動装置。
  7. 【請求項7】 振動部は、弾性材料により形成したこと
    を特徴とする請求項2又は請求項4記載の受粉振動装
    置。
  8. 【請求項8】 振動部が振動体に対して着脱自在である
    ことを特徴とする請求項2又は請求項4又は請求項7記
    載の受粉振動装置。
  9. 【請求項9】 振動部材を出力軸に着脱可能に係止した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項4又
    は請求項8記載の受粉振動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102599045A (zh) * 2012-03-16 2012-07-25 江苏省农业科学院 便携式花粉药液授粉喷雾器
CN108184659A (zh) * 2018-03-15 2018-06-22 贵州省生物技术研究所 一种花粉采集振动装置及花粉采集方法
CN116649203A (zh) * 2022-02-21 2023-08-29 斯迈得农业技术(江苏)有限公司 一种西红柿人工授粉电动器具
CN116725846A (zh) * 2023-08-09 2023-09-12 成都博森数智科技有限公司 一种振动结构及包含该振动结构的按摩装置

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