JPH07287058A - 分岐干渉光導波路型磁界センサ - Google Patents

分岐干渉光導波路型磁界センサ

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JPH07287058A
JPH07287058A JP8124094A JP8124094A JPH07287058A JP H07287058 A JPH07287058 A JP H07287058A JP 8124094 A JP8124094 A JP 8124094A JP 8124094 A JP8124094 A JP 8124094A JP H07287058 A JPH07287058 A JP H07287058A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感度を向上した光学式磁界センサを提供す
る。 【構成】 分岐干渉光導波路型磁界センサは、磁気複屈
折を示す結晶12と、この結晶上に形成された主光導波
路13と、結晶12上に形成され、主光導波路より分岐
した2つの位相シフト光導波路14,15とを有する。
主光導波路13の一端から入射した光波は光導波路13
の他端で2つの位相シフト光導波路14,15に分岐
し、2つの位相シフト光導波路14,15のそれぞれの
端面で反射し、この反射した光波が主光導波路13の他
端において結合した後、主光導波路の一端から出射す
る。2つの位相シフト光導波路14,15にそれぞれ長
さの異なるニッケル(Ni)膜17,18を設けた。す
なわち、本発明は、反射型の分岐干渉光導波路素子に磁
界検出機能を持たせるために、2つの位相シフト光導波
路14,15を伝搬する光波に位相差を付与する構成で
あれば良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を用いた磁界を検出
する光学式磁界センサに関し、特に反射型の分岐干渉型
光導波路を用いた光学式磁界センサに関する。
【0002】
【従来の技術】配電線等を流れる電流の測定は、一般
に、次のような方法で行われている。リング状の磁性体
コアと磁気検出素子とを有する磁気検出器を用いて、上
記配電線の周囲に発生する磁界の強度を検出し、計算器
によりこの検出した磁界強度を電流値に換算し出力す
る。ここで、磁気検出素子としては、ホール素子や磁気
抵抗素子等が使用される。
【0003】一方、高電圧を取り扱う分野では、電流の
測定に、次に述べるような光学式磁界センサが用いられ
るようになってきている。光学式磁界センサは、高い電
気絶縁性と各種の電磁誘導性による妨害を受けないとい
う利点がある。光学式磁界センサは、磁界を検出する磁
界検出素子として、光の進行方向に磁界が加わると、そ
の磁界の強度に応じて光の偏波面が回転するファラデー
効果を呈するファラデー素子を用いたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した光学式磁界セ
ンサは、磁界の強度に対する感度が比較的低いファラデ
ー素子を磁界検出素子として用いているので、微小な電
流によって発生する強度の弱い磁界を検出するには感度
が足りないという欠点がある。
【0005】これを解決するため、次に述べるような、
感度を向上させる提案がなされている。その1つは、フ
ァラデー素子の表面に反射膜を設け、ファラデー素子を
透過する光をその反射膜で複数回反射させ、光路長を長
くすることである。他の1つは、磁性体コアの断面より
小さい磁性体からなる保持部材を用いることによりファ
ラデー素子を通過する磁束の量を増加させることであ
る。しかしながら、このような提案がなされているにも
拘らず、まだ十分に感度を向上させることができない。
【0006】したがって、本発明の課題は、感度を向上
させた光学式磁界センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による分岐干渉光導波路型磁界センサは、磁
気複屈折を示す結晶と、この結晶上に形成された主光導
波路と、結晶上に形成され、主光導波路より分岐した2
つの位相シフト光導波路とを有し、主光導波路の一端か
ら入射した光波が主光導波路の他端で2つの位相シフト
光導波路に分岐し、2つの位相シフト光導波路のそれぞ
れの端面で反射し、この反射した光波が主光導波路の他
端において結合した後、主光導波路の一端から出射する
ように構成した分岐干渉光導波路型磁界センサにおい
て、a)2つの位相シフト光導波路のうち少なくもと一
方の近傍に磁性体を設けること、b)少なくとも一方の
位相シフト光導波路の一部を磁化反転させること、c)
2つの位相シフト光導波路の光学距離を相互に異ならせ
ること、の3つの構成要件のうちいづれか1つまたは少
なくとも2つの構成要件を含むことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は光導波路素子を用いた光学式磁界セン
サに係る。以下に本発明による光学式磁界センサの原理
と発明の基本構成について説明する。
【0009】磁気複屈折効果を有する物質の表面に、反
射型の分岐干渉光導波路を形成する。外部の光源から光
ファイバによって主光導波路に導入された光は、2つの
位相シフト光導波路に分岐される。これらの位相シフト
光導波路の他端に全反射膜を配置すると、導波光はここ
で反射し再び主光導波路で結合し、干渉によってその強
度を増加または減少して、光ファイバへ出射する。
【0010】反射型の分岐干渉光導波路素子に磁界検出
機能を持たせるために、2つの位相シフト光導波路を伝
搬する光波に位相差を付与する。すなわち、磁界強度に
依存して位相シフト光導波路の屈折率が変化し、その結
果2つの分岐した光波間に位相差を生ずることが可能な
構成であれば良い。
【0011】本発明は、位相シフト光導波路の屈折率変
化を、基本的に次の3つの手段(構成要件)のいづれか
1つによって、或いはこれらの組み合わせによって有効
な磁界センサを実現する。一方の位相シフト光導波路
の近傍に磁性体を配置する。一方の位相シフト光導波
路の磁化を反転させる。2つ位相シフト光導波路の長
さの差による光学的距離の差を設ける。出射光の強度変
化によって磁界強度を検出することができる。
【0012】ここで、磁気複屈折効果とは光の進行方向
に対し垂直方向に磁界が印加された場合、磁界に平行な
偏光と垂直な偏光との間に位相差を生じる効果のことを
いう。たとえば、磁気複屈折効果を有する結晶から成る
光導波路の面内方向でかつ光進行方向に垂直に磁界を印
加した場合、TMモードの偏光の位相がシフトすること
になる。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】[実施例1]図1を参照して、本発明の第
1の実施例による磁界センサについて説明する。本実施
例の磁界センサは、結晶面(111)を有するガリウム
・ガドリニウム・ガーネット(Ga3 Gd5 12)結晶
基板11と、この結晶基板11上にエピタキシャル成長
されたLa,Ga置換イットリウム鉄ガーネット薄膜単
結晶12とを有する。この薄膜単結晶12は面内磁化を
有する。
【0015】薄膜単結晶12の表面には、主光導波路1
3と、この主光導波路13から分岐した第1および第2
の位相シフト光導波路14および15とが形成されてい
る。これら光導波路13〜15によって分岐干渉型導波
路が構成される。
【0016】このような分岐干渉型導波路を次のように
して形成した。まず、薄膜単結晶12の表面上にフォト
レジスト膜(図示せず)を形成する。フォトレジスト膜
からフォトリソグラフィーにより上記分岐干渉型導波路
のパターン部を除去する。その除去したパターン部にス
パッタリングによりチタン(Ti)を堆積する。リフト
オフにより残ったフォトレジスト膜を除去する。チタン
をエッチング用のマスクとして使用してアルゴンイオン
で薄膜単結晶12の表面をエッチングした。このように
して、主光導波路13とこれから分岐した第1および第
2の位相シフト光導波路14および15とを形成した。
【0017】各光導波路の幅は5〜10μmの範囲であ
り,高さは0.5〜0.8μmの範囲である。2つの位
相シフト光導波路14および15の端面に、スパッタリ
ング法によってアルミニウム(Al)の全反射膜16を
形成した。
【0018】光導波路を形成した面を、スパッタリング
によりSiO2 膜(図示せず)でコーティングした。こ
のSiO2 膜はバッファ層として使用される。第1の位
相シフト光導波路14の近傍に幅100μm、長さ3m
mの第1のニッケル(Ni)膜17を設けた。また、第
2の位相シフト光導波路15の近傍に幅100μm、長
さ10mmの第2のニッケル(Ni)膜18を設けた。
周知のように、第1および第2のニッケル(Ni)膜1
7および18は高透磁率を示す。
【0019】主光導波路13の端面に、入射光導入およ
び出射光伝送のための光ファイバ20を接続した。これ
により分岐干渉光導波路型磁界センサを構成した。
【0020】次に、このような構成の分岐干渉光導波路
型磁界センサの動作について説明する。光ファイバ20
より導入された入射光は主光導波路13の一端から入射
する。この入射した光波は主光導波路13の他端で第1
および第2の位相シフト光導波路14および15に分岐
する。この第1および第2の位相シフト光導波路14お
よび15中を伝搬する光波には、第1および第2のニッ
ケル膜17および18により位相差が付与される。その
後、これら位相差の付与された光波は、第1および第2
の位相シフト光導波路14および15のそれぞれの端面
で全反射膜16により全反射され、これら反射した光波
は再び第1および第2のニッケル膜17および18によ
り位相差が付与された後、主光導波路13の他端におい
て結合される。この結合によって第1および第2の位相
シフト光導波路14および15中を伝搬してきた光波は
干渉する。この干渉によって結合した光波の強度が増加
または減少する。この結合した光波は、主光導波路13
の一端から光ファイバ20へ出射光として出射され、光
ファイバ20中を伝送していく。この光ファイバ20中
を伝送した光波は、光ファイバ20の端(図示せず)か
ら出射され、この出射された光波を光検出器(図示せ
ず)で検出し、この検出信号に計算器(図示せず)で所
定の演算を施すことにより、分岐干渉光導波路型磁界セ
ンサの周囲の磁界強度を検出することができる。
【0021】本発明者は、このように構成した第1の実
施例による分岐干渉光導波路型磁界センサの有効性を確
認するために、この分岐干渉光導波路型磁界センサを周
波数50Hzの電流が流れている導体(図示せず)に対
して、薄膜単結晶12の表面から約5mm離し、かつ導
体と光導波路13〜15とが平行となるように設置し
て、その電流の作る磁界の強度を測定した。その結果、
最小強度が0.5Oeの磁界を検出できることを確認し
た。
【0022】[実施例2]図2を参照して、本発明の第
2の実施例による磁界センサは、第1および第2の位相
シフト光導波路14および15の近傍にそれぞれ第1お
よび第2のニッケル膜17および18を設ける代わり
に、第1および第2の位相シフト光導波路14および1
5の一部にそれぞれ第1および第2の分極反転部17a
および18aを形成したことを除いて、図1に示したも
のと同様の構成を有する。以下では、第1の実施例と相
違する点についてのみ説明する。
【0023】第1の位相シフト光導波路14の長さ3m
mの所定部分(図面で網目を施している部分)にレーザ
ビーム・アニールを施して、その部分のみ磁化を反転さ
せ、第1の分極反転部17aを形成した。同様に、第2
の位相シフト光導波路15の長さ10mmの所定部分
(図面で網目を施している部分)にレーザビーム・アニ
ールを施して、その部分のみ磁化を反転させ、第2の分
極反転部18aを形成した。
【0024】本発明者は、このように構成した第2の実
施例による分岐干渉光導波路型磁界センサの有効性を確
認するために、上記第1の実施例と同様に、この分岐干
渉光導波路型磁界センサを上述の如く周波数50Hzの
電流が流れている導体(図示せず)の近傍に設置して、
その電流の作る磁界の強度を測定した。その結果、上記
第1の実施例と同様に、最小強度が0.5Oeの磁界を
検出できることを確認した。
【0025】[実施例3]図3を参照して、本発明の第
3の実施例による磁界センサは、第1および第2の位相
シフト光導波路14および15の近傍にそれぞれ第1お
よび第2のニッケル膜17および18を設ける代わり
に、第1の位相シフト光導波路14の光学距離を第2の
位相シフト光導波路15aのそれと異ならせたことを除
いて、図1に示したものと同様の構成を有する。以下で
は、第1の実施例と相違する点についてのみ説明する。
【0026】本実施例では、第2の位相シフト光導波路
15aの光学距離を第1の位相シフト光導波路14のそ
れよりも2mm短くなるように設計した。
【0027】本発明者は、このように構成した第3の実
施例による分岐干渉光導波路型磁界センサの有効性を確
認するために、上記第1の実施例と同様に、この分岐干
渉光導波路型磁界センサを上述の如く周波数50Hzの
電流が流れている導体(図示せず)の近傍に設置して、
その電流の作る磁界の強度を測定した。その結果、上述
した第1および第2の実施例と同様に、最小強度が0.
5Oeの磁界を検出できることを確認した。
【0028】[実施例4]図4を参照して、本発明の第
4の実施例による磁界センサは、第1および第2の位相
シフト光導波路14および15の近傍にそれぞれ第1お
よび第2のニッケル膜17および18を設ける代わり
に、第1の位相シフト光導波路14の近傍にのみの永久
磁石19を設けたことを除いて、図1に示したものと同
様の構成を有する。以下では、第1の実施例と相違する
点についてのみ説明する。
【0029】本実施例では、永久磁石19として、幅1
00μm、長さ3mmのマンガン・ビスマス(MnB
i)膜を膜厚方向に磁化したものを使用した。
【0030】本発明者は、このように構成した第4の実
施例による分岐干渉光導波路型磁界センサの有効性を確
認するために、上記第1の実施例と同様に、この分岐干
渉光導波路型磁界センサを上述の如く周波数50Hzの
電流が流れている導体(図示せず)の近傍に設置して、
その電流の作る磁界の強度を測定した。その結果、上述
した第1乃至第3の実施例と同様に、最小強度が0.5
Oeの磁界を検出できることを確認した。
【0031】[実施例5]図5を参照して、本発明の第
5の実施例による磁界センサは、第1の位相シフト光導
波路14の近傍にニッケル膜17を設ける代わりに、第
1の位相シフト光導波路14の一部に分極反転部17a
を設けたことを除いて、図1に示したものと同様の構成
を有する。換言すれば、本実施例による磁界センサは、
上述した第1および第2の実施例による磁界センサとの
組み合わせた構造を有する。
【0032】すなわち、本実施例では、第1の位相シフ
ト光導波路14の長さ3mmの所定部分(図面で網目を
施している部分)にレーザビーム・アニールを施して、
その部分のみ磁化を反転させ、分極反転部17aを形成
した。一方、第2の位相シフト光導波路15の近傍に幅
100μm、長さ10mmのニッケル(Ni)膜18を
設けた。
【0033】本発明者は、このように構成した第5の実
施例による分岐干渉光導波路型磁界センサの有効性を確
認するために、上記第1の実施例と同様に、この分岐干
渉光導波路型磁界センサを上述の如く周波数50Hzの
電流が流れている導体(図示せず)の近傍に設置して、
その電流の作る磁界の強度を測定した。その結果、上述
した第1乃至第5の実施例と同様に、最小強度が0.5
Oeの磁界を検出できることを確認した。
【0034】尚、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形・変
更が可能であるのは勿論である。例えば、磁性体として
は、ニッケル(Ni膜)やマンガン・ビスマス(MnB
i)膜以外にも、高い透磁率を有する軟磁性体材料を使
用することができる。また、一方の位相シフト光導波
路の近傍に磁性体を配置する,一方の位相シフト光導
波路の磁化を反転させる,および2つ位相シフト光導
波路の長さの差による光学的距離の差を設けるの3つの
構成要件の組み合わせは、第5の実施例で記載したと
の組み合わせばかりでなく、それ以外を結合させるよ
うにしても良いのは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2つの位
相シフト光導波路を伝搬する光波に位相差を付与する構
成を有する反射型の分岐干渉光導波路型磁界センサによ
り、微弱な磁界の強度を高い感度で検出することができ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による分岐干渉光導波路
型磁界センサの構成を示す概略平面図である。
【図2】本発明の第2の実施例による分岐干渉光導波路
型磁界センサの構成を示す概略平面図である。
【図3】本発明の第3の実施例による分岐干渉光導波路
型磁界センサの構成を示す概略平面図である。
【図4】本発明の第4の実施例による分岐干渉光導波路
型磁界センサの構成を示す概略平面図である。
【図5】本発明の第5の実施例による分岐干渉光導波路
型磁界センサの構成を示す概略平面図である。
【符号の説明】
11 ガリウム・ガドリニウム・ガーネット(Ga3
5 12)結晶基板 12 La,Ga置換イットリウム鉄ガーネット薄膜単
結晶 13 主光導波路 14,15 位相シフト光導波路 16 全反射膜 17,18 ニッケル(Ni)膜 17a,18a 分極反転部 19 マンガン・ビスマス(MnBi)膜(永久磁石) 20 光ファイバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気複屈折を示す結晶と、該結晶上に形
    成された主光導波路と、前記結晶上に形成され、前記主
    光導波路より分岐した2つの位相シフト光導波路とを有
    し、前記主光導波路の一端から入射した光波が前記主光
    導波路の他端で前記2つの位相シフト光導波路に分岐
    し、前記2つの位相シフト光導波路のそれぞれの端面で
    反射し、この反射した光波が前記主光導波路の他端にお
    いて結合した後、前記主光導波路の一端から出射するよ
    うに構成した分岐干渉光導路型磁界センサにおいて、 前記2つの位相シフト光導波路のうち少なくとも一方の
    近傍に磁性体を設けることを特徴とする分岐干渉光導波
    路型磁界センサ。
  2. 【請求項2】 前記磁性体が軟磁性体材料から成ること
    を特徴とする、請求項1記載の分岐干渉光導波路型磁界
    センサ。
  3. 【請求項3】 前記磁性体が永久磁石材料から成ること
    を特徴とする、請求項1記載の分岐干渉光導波路型磁界
    センサ。
  4. 【請求項4】 磁気複屈折を示す結晶と、該結晶上に形
    成された主光導波路と、前記結晶上に形成され、前記主
    光導波路より分岐した2つの位相シフト光導波路とを有
    し、前記主光導波路の一端から入射した光波が前記主光
    導波路の他端で前記2つの位相シフト光導波路に分岐
    し、前記2つの位相シフト光導波路のそれぞれの端面で
    反射し、この反射した光波が前記主光導波路の他端にお
    いて結合した後、前記主光導波路の一端から出射するよ
    うに構成した分岐干渉光導波路型磁界センサにおいて、 前記2つの位相シフト光導波路のうち少なくとも一方の
    一部を磁化反転させることを特徴とする分岐干渉光導波
    路型磁界センサ。
  5. 【請求項5】 磁気複屈折を示す結晶と、該結晶上に形
    成された主光導波路と、前記結晶上に形成され、前記主
    光導波路より分岐した2つの位相シフト光導波路とを有
    し、前記主光導波路の一端から入射した光波が前記主光
    導波路の他端で前記2つの位相シフト光導波路に分岐
    し、前記2つの位相シフト光導波路のそれぞれの端面で
    反射し、この反射した光波が前記主光導波路の他端にお
    いて結合した後、前記主光導波路の一端から出射するよ
    うに構成した分岐干渉光導波路型磁界センサにおいて、 前記2つの位相シフト光導波路の光学距離を相互に異な
    らせることを特徴とする分岐干渉光導波路型磁界セン
    サ。
  6. 【請求項6】 磁気複屈折を示す結晶と、該結晶上に形
    成された主光導波路と、前記結晶上に形成され、前記主
    光導波路より分岐した2つの位相シフト光導波路とを有
    し、前記主光導波路の一端から入射した光波が前記主光
    導波路の他端で前記2つの位相シフト光導波路に分岐
    し、前記2つの位相シフト光導波路のそれぞれの端面で
    反射し、この反射した光波が前記主光導波路の他端にお
    いて結合した後、前記主光導波路の一端から出射するよ
    うに構成した分岐干渉光導波路型磁界センサにおいて、 a)前記2つの位相シフト光導波路のうち少なくもと一
    方の近傍に磁性体を設けること、 b)少なくとも一方の位相シフト光導波路の一部を磁化
    反転させること、 c)前記2つの位相シフト光導波路の光学距離を相互に
    異ならせること の3つの構成要件のうち少なくとも2つの構成要件を含
    むことを特徴とする分岐干渉光導波路型磁界センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020217896A1 (ja) * 2019-04-25 2020-10-29 京セラ株式会社 光アイソレータ及び光源装置

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