JPH0728590Y2 - 光学式情報記録担体 - Google Patents

光学式情報記録担体

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JPH0728590Y2
JPH0728590Y2 JP1988127754U JP12775488U JPH0728590Y2 JP H0728590 Y2 JPH0728590 Y2 JP H0728590Y2 JP 1988127754 U JP1988127754 U JP 1988127754U JP 12775488 U JP12775488 U JP 12775488U JP H0728590 Y2 JPH0728590 Y2 JP H0728590Y2
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JP
Japan
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optical information
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ventilation
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information recording
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JP1988127754U
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忠博 山口
俊和 ▲吉▼野
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Pioneer Corp
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Pioneer Corp
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    • G—PHYSICS
    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は光学式情報記録担体に関し、特に内部の信号記
録層に面して空間が設けられた光学式情報記録担体に関
する。
背景技術 光学式情報記録担体、例えばDRAW（Direct Read After
Write）ディスクの場合、多数の微細なピットとして情
報が記録されるため、ピットが形成された層すなわち信
号記録層の保護が重要である。このため、少なくとも一
方が信号記録層を有する一対の円形基板を該信号記録層
が内側となるように対向して結合せしめた形式のものが
開発されている。
第５図に従来の光学式情報記録担体の一例を示す。第５
図に示した如く、樹脂などから成る透明な２枚の円形基
板１及び２は各々信号記録層３及び４を有しており、該
両基板は該信号記録層が夫々内側となるように対向して
配置され、各々環状の内側スペーサ５及び外側スペーサ
６を介して例えば接着剤によって互いに結合せしめられ
ている。従って、２枚の基板１及び２の間には空間７が
存在し、この空間によって信号記録層３及び４の保護が
なされている。外側スペーサ６には通気孔８が形成され
ており、空間７と外部とが連通せしめられている。
かかる構成の情報記録担体においては、通気孔８を経て
空間７に対して大気が自在に出入りすることが出来る
故、大気圧が変動しても空間７内の気圧と大気圧との均
衡が保たれる。従って、大気圧の変化により基板１及び
２が反りを生ずることが防止されている。しかしなが
ら、その半面、通気孔８から空間７内に大気が流入する
際に塵埃が侵入してしまうという問題があった。また、
図では光学式情報記録担体の厚さを拡大して示している
が、内外のスペーサ５及び６は極めて薄い部材であり、
これに通気孔８を形成することは必ずしも容易ではな
く、コストの低減及び製造作業能率の向上を図る上で解
決さるべき問題となっていた。
考案の概要 本考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは内部空間に対する通気性を確保し
ながらも塵埃の侵入を防止すると共に、コストの低減及
び製造作業能率の向上が図り易い光学式情報記録担体を
提供することである。
本考案による光学式情報記録担体は、信号記録層が内側
となるように対向せしめられてその内周部及び外周部に
おいてスペーサを介して結合された２枚の円形基板の少
なくとも一方の主面に通気孔を形成し、該通気孔上をデ
ィスクラベルによって覆うべくこれを基板上に接着せし
めたことを特徴としている。
実施例 以下、本考案の実施例としての光学式情報記録担体を添
付図面を参照しつつ説明する。
第１図及び第２図に示すように、当該光学式情報記録担
体は、樹脂などからなり同形、同寸法の透明な２枚の円
形基板11及び12を有している。両円形基板11及び12には
夫々信号記録層13及び14が設けられ、両円形基板は該各
信号記録層が内側となるように互いに対向せしめられて
いる。両円形基板11及び12の間には、該円形基板の内周
部および外周部すなわち信号記録層13,14が存在しない
部分に対応して大小一対の環状スペーサ15及び16が介装
されており、該両円形基板はこれらのスペーサを介して
例えば接着剤によって結合せしめられている。従って、
円形基板11,12並びに環状スペーサ15及び16により内部
空間17が形成されている。信号記録層13及び14はこの内
部空間内にあって外部との接触を断たれ、保護されてい
る。
例えば一方の円形基板11の主面には当該円形基板に設け
られた信号記録層13と内側の環状スペーサ16との間に微
小な通気孔18が形成されている。この通気孔18を通じて
内部空間17に対して大気が自在に出入りすることが出来
る。従って、大気圧が変化しても内部空間17の気圧と大
気圧とは常に均衡を保ち、大気圧が変動しても各円形基
板11及び12が反りを生ずることはない。
円形基板11及び12の各外面であって、その内周部近傍に
は環状のディスクラベル19及び20が接着層21及び22によ
り付着せしめられている。なお、ディスクラベル19及び
20は例えば樹脂又は紙から成る。上記した通気孔18は一
方のディスクラベル19により覆われている。第３図から
特に明らかな如く、通気孔18上に覆設されたディスクラ
ベル19を円形基板11に貼着するための接着層21は環状の
ディスクラベル19の全面に亘って設けられてはおらず、
ディスクラベル19の半径方向に伸長すべく該接着層21の
存在しない通気域24が設けられており、ディスクラベル
19はこの通気域24が通気孔18と連通するように円形基板
11に貼着されている。従って、通気孔18はこの接着層21
及びディスクラベル19により塞がれることはなく、この
通気域24を介して外部と連通し、内部空間17に対する通
気性は確保される。また、接着層24は極めて薄く形成さ
れている故、通気孔18に連通する通気域24の通気断面積
は極めて微小であり、これにより該通気域24を通じての
塵埃の侵入が防止され、当該光学式情報記録担体の内部
空間17は常に清浄となっている。
第４図は第１図ないし第３図に示した実施例の変形例を
示すものである。第４図に示す如く、当該変形例におい
ては円形基板11に形成された通気孔18に連通すべく接着
層21に形成した通気域24がディスクラベル19の全周に亘
る環状のものとなっており、通気孔18を介して内部空間
17とのみ連通し、外部とは連通してはいない。かかる構
成においては、ディスクラベル19の材質を紙などの通気
性を有するものとする必要があり、これによって光学式
情報記録担体の内部空間17に対する通気性が確保される
と共に塵埃の侵入が防止される。なお、第３図に示すよ
うに接着層21の通気域24が外部と連通している構成にお
いてはディスクラベル自体に通気性を付与せしめる必要
はない。
尚、当該実施例においては通気孔18を一方の基板11に１
つだけ形成した構成を示しているが、両方の基板に設け
てもよく、また、その径、数についてもこれに限定する
ものではない。
考案の効果 以上詳述した如く、本考案による光学式情報記録担体に
おいては、信号記録層が内側となるように対向せられて
その内周部及び外周部においてスペーサを介して結合さ
れて該各スペーサと共に内部空間を形成する２枚の円形
基板の少なくとも一方の主面に通気孔を形成し、該通気
孔上をディスクラベルによって覆うべくこれを基板に接
着せしめている。
かかる構成により、内部空間に対する通気性を確保しな
がらも該通気孔を通じての塵埃の侵入が防止されている
のである。
更に、平板状の基板の主面に通気孔を形成することは、
該基板を成形する際に同時にこれをなしたり、又はその
後工程で基板に打ち抜き加工を施すことなどにより極め
て容易に行なうことが出来、製造作業能率の向上が図り
易くなると共に、コストの低減が達成されているのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図及び第２図は本考案の実施例としての光学式情報
記録担体の各々断面を含む斜視図及び一部縦断面図、第
３図は第２図に関するIII-III矢視図、第４図は第１図
ないし第３図に示した実施例の一部の変形例を示す図、
第５図は従来の光学式情報記録担体の断面を含む斜視図
である。 主要部分の符号の説明 11,12……円形基板 13,14……信号記録層 15,16……スペーサ 18……通気孔 19,20……ディスクラベル 24……通気域

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】少なくとも一方が信号記録層を有する２枚
    の円形基板と、前記信号記録層が内側となるように対向
    すべく前記基板の外周部及び内周部を各々担持する一対
    の環状スペーサとから成る光学式情報記録担体であっ
    て、前記基板の主面に少なくとも１つの通気孔を形成
    し、前記通気孔上にディスクラベルを覆設したことを特
    徴とする光学式情報記録担体。
  2. 【請求項２】前記ディスクラベルを前記基板の主面に前
    記通気孔の開口部を含む通気域を除く部分にのみ接着し
    たことを特徴とする請求項１記載の光学式情報記録担
    体。
JP1988127754U 1988-09-29 1988-09-29 光学式情報記録担体 Expired - Lifetime JPH0728590Y2 (ja)

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US07/311,806 US4972404A (en) 1988-09-29 1989-02-17 Optical disc

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JPH0250827U JPH0250827U (ja) 1990-04-10
JPH0728590Y2 true JPH0728590Y2 (ja) 1995-06-28

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