JPH0727621U

JPH0727621U - トレーニング用負荷ベルト

Info

Publication number: JPH0727621U
Application number: JP6143893U
Authority: JP
Inventors: 茂夫平松
Original assignee: 株式会社ヒラマツ
Priority date: 1993-10-21
Filing date: 1993-10-21
Publication date: 1995-05-23

Abstract

(57)【要約】【目的】レベルの違いに拘らず多種多様の人が自分の
能力に適した状態で使用することができ、また、筋力ア
ップを図る場合なども顕著な効果を得ることができる斬
新なトレーニング用負荷ベルトの提供を目的とする。【構成】腕や脚などに巻き付け可能で複数のポケット
４を有する帯状体１と、その帯状体１の各ポケット４に
それぞれ挿脱自在な複数のオモリ体６とを備えて成る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、運動やスポーツをする人は勿論のこと、オフィス等で働く人や家庭に居る主婦など運動不足の人、又はリハビリテーションに励む人など、多種多様の人が身体に着用することにより、体力の回復、維持、増進等を図ることができるトレーニング用負荷ベルトに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、図４に示すように、帯状体１０の内部に一定量のオモリ（図示せず）を閉じ込めて、その帯状体１０を端部に取付けた面ファスナー１１などを利用して腕や脚に巻き付けることにより、腕や脚に荷重をかけて筋力をアップさせるように構成されたトレーニング用負荷ベルト１２が存在する。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のような従来の負荷ベルト１２は、オモリの量が一定なので、ある特定のレベルの人には適しているが、その他の人には軽過ぎたり、又は逆に重過ぎることになって、使用できる人の範囲が限定されるという問題がある。また、一定の負荷しか与えられないので、筋力アップを図る場合などに効果が小さいという問題もある。そこで本考案は、レベルの違いに拘らず多種多様の人が自分の能力に適した状態で使用することができ、また、筋力アップを図る場合なども顕著な効果を得ることができる斬新なトレーニング用負荷ベルトの提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案のトレーニング用負荷ベルトは、腕や脚などに巻き付け可能で複数のポケット４を有する帯状体１と、帯状体１の各ポケット４にそれぞれ挿脱自在な複数のオモリ体６とを備えて成るものである。

【０００５】

【作用】帯状体１のポケット４に挿入するオモリ体６の数を増減することによって、使用する人の体力のレベルに適した荷重に調整することができる。また、ポケット４に挿入するオモリ体６の数を増やしていけば、負荷が次第に増大するので、腕や脚の筋力が効果的にアップする。

【０００６】

【実施例】

以下、図１乃至図３に示した本考案の一実施例のトレーニング用負荷ベルト９について説明する。まず、図１において符号１が帯状体である。この帯状体１は布製で横長の表地２と裏地３を重ね合せて、その間に五つのポケット４を設け、又、端部に面ファスナー５を止着した構成となっている。この帯状体１の素材はナイロンにスパンテックスを混ぜたもので、長手方向に伸縮自在となっている。従って、この帯状体１はフリーサイズで使用でき、又、ワンタッチで着脱でき、更に、腕や脚に対する巻き付け具合も強弱自由に調整可能である。次に、符号６がオモリ体である。このオモリ体６は図２に示すように、袋７の中に小さな鉛粒８が多数収納された構成で、一つの重さは１００ｇに設定されている。このオモリ体６は同じく図２に示すように上記帯状体１の各ポケット４に挿入可能な大きさに形成され、ポケット４の数と同数だけ備えられる。従って、全てのポケット４にオモリ体６を収容すれば全体で５００ｇまで負荷を増大させることができ、ポケット４に挿入するオモリ体６の数を増減することにより負荷の範囲を１００ｇ〜５００ｇの間で調整することができる。この負荷ベルト９は、例えば図３に示すように、その帯状体１を足首に巻き付けたり、又は手首に巻き付けて使用することができる。

【０００７】尚、本考案の帯状体１の素材、ポケット４の数、一個当りのオモリ体６の重量等は、上記の実施例に限定されるものではなく任意である。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は上記の通りであり、運動時のみならず、毎日の日常生活時にも不都合なく着用できて、知らず識らずのうちに着実に体力アップを図ることができる。そして、本考案は特に、帯状体１のポケット４に収容するオモリ体６の数を増減して荷重を調整することができるので、誰もが自分のレベルに適した荷重で使用することができ、また、帯状体１のポケット４に収容するオモリ体６の数を次第に増やして負荷を高めることができるので、筋力をアップする場合などに顕著な効果が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線における拡大断面図である。

【図３】使用の態様を示す斜視図である。

【図４】従来例の斜視図である。

【符号の説明】

１帯状体２表地３裏地４ポケット５面ファスナー６オモリ体７袋８鉛粒９負荷ベルト１０帯状体１１面ファスナー１２負荷ベルト

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】腕や脚などに巻き付け可能で複数のポケ
ット４を有する帯状体１と、帯状体１の各ポケット４に
それぞれ挿脱自在な複数のオモリ体６とを備えて成るト
レーニング用負荷ベルト。