JPH07267165A - 二輪車のフレームと後輪用サスペンション機構 - Google Patents

二輪車のフレームと後輪用サスペンション機構

Info

Publication number
JPH07267165A
JPH07267165A JP7038595A JP3859595A JPH07267165A JP H07267165 A JPH07267165 A JP H07267165A JP 7038595 A JP7038595 A JP 7038595A JP 3859595 A JP3859595 A JP 3859595A JP H07267165 A JPH07267165 A JP H07267165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspension
stay
stays
tube
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7038595A
Other languages
English (en)
Inventor
William E Shaffer
イー.シャッファー ウィリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alleima Special Metals LLC
Original Assignee
Sandvik Special Metals LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sandvik Special Metals LLC filed Critical Sandvik Special Metals LLC
Publication of JPH07267165A publication Critical patent/JPH07267165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • B62K25/28Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay
    • B62K25/30Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay pivoted on pedal crank shelf
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • B62K2025/041Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork the cycle frame being made of a flexible material

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量化され、部品点数の少い簡単な部品構成
で且つメインテナンスを実質的に要しない経済的且つ実
用的な二輪車の後輪用のサスペンション手段を提供する
こと。 【構成】 1対の湾曲形のチューブ或いはロッドの弾性
変形可能なステー(50,52)を含み、その両端でト
ップチューブ(22)とシートチューブ(24)のいづ
れか1方とホイールステー(50,52)に枢軸回転可
能に連結されており、走行中に後輪に生じるショックと
振動を弾性曲げ変形により吸収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二輪車のフレームに関す
る。具体的には、本発明はフレームの要素がサスペンシ
ョン(懸架機構)の要素として作用するように協働す
る、二輪車用のリアサスペンション(後輪用懸架機構)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータサイクルにおいては、これまで色
々な設計のサスペンション手段(懸架具)はロードショ
ック(道路からの衝撃)の緩和のため、搭乗者(ライダ
ー)の安楽な乗り具合と搭乗耐久性を向上させるため、
及び二輪車の制御具合を向上させるために、前、後輪に
適用されている。オフロード自転車レースとリクレーシ
ョン時に乗ることが一般的に普及してきたことにより、
近年では自転車の前、後輪のサスペンションシステムの
設計が大変活発に行われるようになった。サスペンショ
ン設計活動は主にオフロード用自転車;例えばマウンテ
ンバイクに向けられているが、サスペンションシステム
自体はロードバイシクル(通常の道路で使用する自転
車)にも有用である。
【0003】つい最近の自転車用サスペンション設計で
は、モータサイクル用サスペンションシステムの要素を
自転車フレームで使用出来るように改良している。一般
的な設計要素は油圧、コイルスプリング或いは弾性材の
ダンパーを用いた伸び縮みするフロントフォーク組立品
と後輪用のコイルスプリングシステムを含む。代表的な
後輪用の自転車サスペンション(リアサスペンション)
は枢軸回転部材としてチェーンステーを用い、シートス
テーとリンク結合したショック吸収シリンダを提供して
いる。
【0004】モータサイクル用のサスペンション要素を
使用する場合は、自転車に部品とフレームエレメントを
加えることになり、この追加がフレーム重量を増加させ
ている。重量を最小限度に抑えることは自転車設計上の
重要課題であり、これはレース用自転車の設計において
特に重要である。それは自転車で坂を登るときや、加速
するときに自転車重量に打ち勝つことが必要になるから
である。それに加えて、既知のサスペンション設計で
は、高価な部品(パーツ)を加え且つメインテナンスを
必要とし、多分に複雑なものになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は軽量化され、
点数の少い簡単な部品構成で、且つメインテナンスを実
質的に要しない経済的且つ実用的な二輪車の後輪用のサ
スペンション機構とそのためのフレーム構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記構
成の二輪車用のフレームが提供される。このフレームは
少くともトップチューブ、当該トップチューブに付設さ
れて下方へ延在しているシートチューブ及び該シートチ
ューブの底に付設されたボトムブラケットを有する主フ
レームを含む。ヘッドチューブが概して垂直な方向に配
向した該トップチューブの前端に付設されており、ダウ
ンチューブが該ヘッドチューブと該ボトムブラケットに
付設されている。1対のホイールステーが該ボトムブラ
ケットの後端に付設されて、概して水平な平面上で後方
へ延在している。この様なホイールステーは前記主フレ
ームに対し相対的に枢軸回転可能であって、ホイール
(後輪)の1部分が介在することの出来るように横方向
に互いに離間している。該ホイールステーはホイール取
付手段を有する後部を含む。夫々、後端を有する1対の
サスペンションステーがその前端において該トップチュ
ーブと該シートチューブのいづれか1方に枢軸回転可能
に付設され、他方その後端において該ホイールステーに
枢軸回転可能に付設されている。好ましくは、該サスペ
ンションステーは該ホイール取付手段に枢軸回転可能に
付設されている。各サスペンションステーはその前端か
ら後端まで垂直平面上で湾曲して、当該ステーが該垂直
平面上で弾性曲げ変形可能になっている。
【0007】本発明は、更に自転車フレームとして、リ
アフレームがサスペンション手段として作用し、従来の
スプリング、油圧や空圧による方式のショックアブゾー
バ(吸収器)並びにこれに関連する従来から知られてい
るリンケージとハードウエアが省略、回避される、斯ゝ
るフレームを提供する。本発明によれば、リアフレーム
要素の1対シートステーがサスペンション手段として、
即ちサスペンションステーとして作用させるために弾性
曲げ変形するように成形され且つ取付けられている。両
サスペンションステーの可撓量は、両ステーの長さ、湾
曲度及び外形の関数として、後述するように決められ
る。
【0008】本発明によれば、1対のシートステー、即
ちサスペンションステーは1定の曲率を有するように湾
曲状に形成されて、当該曲率が夫々対応する垂直平面上
に配位するように主フレームに枢軸回転可能に取付けら
れる。各サスペンションステーの後端はチェーンステ
ー、即ちホイールステーに枢軸回転可能に取付けられる
ようになっている。両サスペンションステーは前記垂直
平面上で弾性曲げ変形可能になっていて、フレームに対
し後輪(リアホイール)が相対動出来ることにより走行
負荷条件で後輪が受けるショックや振動を吸収出来るよ
うになっている。曲げ量とその結果の後輪の変動量はフ
レームの特定使用に対応して決められる。例えば、曲げ
の度合は、オンロード自転車の場合より、オフロード自
転車の場合には、粗いオフロード走行面を受け入れるこ
とが出来るように相対的に大きくする。
【0009】本発明に係るホイールステー、即ちチェー
ンステーは主フレームにサスペンションステーより下方
の概してボトムブラケットに隣接する個所において枢軸
回転可能に取付けられる。ホイールステーの後端はホイ
ール取付手段を含む。
【0010】本発明によれば、サスペンションステーの
長さと付設個所が所望の弾性曲げ量によって決められ
る。サスペンションステーは主フレームのトップチュー
ブとシートチューブのいづれか1方に取付けられる。オ
フロード自転車フレームのためには、サスペンションス
テーは相対的に長くして、例えばシートチューブの前方
のトップチューブ部分に取付けるようにし、その結果相
対的に弾性度を高めて曲げ度合を大きくし、それにより
後輪変動量が相対的に大きくなるようにする。ロード用
自転車(ロードバイシクル)の場合には、この種の自転
車が大きな後輪のショック吸収量を要求しないので、サ
スペンションステーは相対的に短くし、そしてシートチ
ューブに取付けることにより、サスペンションステーが
相対的に硬直性を高め且つ弾力性を低下させるようにす
ることが出来る。
【0011】本発明の好適例によれば、サスペンション
ステーは管状部材を含む。具体的な好ましい態様として
は、ステーチューブは断面楕円形であり、その断面短径
をステーの湾曲線が配位する前記垂直面上に配位するよ
うにフレームに取付けられる。この構成によれば、横の
曲げに対し抵抗するが当該平面上で良好に曲げることが
出来るので、所望のフレーム剛性を保持することが出来
る。それに加えて、楕円外形はサスペンションステーの
チューブの反動(リバウンド)特性を制御するために選
定することが出来る。概して、長径の短径に対する比率
が大きくなると、サスペンションチューブの可撓度が大
きくなる。サスペンションステーはチューブ形ではな
く、中実のロッド形の部材にすることも出来る。
【0012】1対サスペンションステーはその間にブリ
ッジ(架橋部材)を介在させると、それによりステーの
横安定性と対捩り安定性を向上させることが出来る。ブ
リッジは四角形にするのが好ましく、且つサスペンショ
ンステーにシートチューブの後方の個所で固定するのが
好ましい。
【0013】管状サスペンションステーの場合には、そ
のチューブ内部にフォーム充填材(フイーラ)を封入し
て、自転車の改良された制御のために、ステーの曲げ変
形の後にステーの振動を吸収し且つステーの反動力を緩
和するようにすることが出来る。
【0014】本発明の好適例によれば、サスペンション
ステーチューブの曲げを上向きの凹状にする。この曲げ
を下向きの凹状にすることも出来る。
【0015】サスペンションステーは弾性曲げ変形が可
能な適宜の材料で作ることが出来る。好適例はチタン製
である。スチール合金、アルミ合金、複合材料等もステ
ー材として使用することも出来る。
【0016】
【作用】後輪(リアホイール)と、トップチューブとシ
ートチューブを含む主フレームとの間で、ロッド形やチ
ューブ形の部材がその両端で相手の部材に枢軸回転可能
に付設された状態で以って架橋されていて、且つ当該架
橋部材が走行方向に平行な垂直平面上で所定度合の弾性
曲げ変形が可能なものであることから、サスペンション
手段として後輪の受けるショックを緩和するように作用
することが出来る。従って、この部材は本発明において
はサスペンションステーと命名され、これは従来のサス
ペンション手段に代るものとして機能することが出来
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係る自転車フレーム10の側
面図である。以下の説明にある自転車フレームの使用は
説明用であって、従って本発明はこれに限定されるもの
ではない。本発明はモータサイクル、モペット、その他
の二輪車に適用され得る。
【0018】図1に示すフレーム10はヘッドチューブ
20、トップチューブ22、シートチューブ24及びダ
ウンチューブ26を含み、これらのチューブが互に付設
されて、従来通りに主フレーム30を構成している。ボ
トムブラケット32はダウンチューブ26とシートチュ
ーブ24の接合部に付設されている。このボトムブラケ
ット32はペダルのクランクシャフト(図示省略)を支
持する。
【0019】本発明によれば、後輪支持エレメントが特
定の形状になっていて、これがフレーム10に固定され
て、リアサスペンションを構成する。図2はフレームの
1部を頂面側から見た図であり、図2と図1を参照して
説明すると、1対のホイール(車輪)ステー40が既知
のチェーンステーとして、ピボット手段42によりボト
ムブラケット32に取付けた支持部材44に付設されて
いる。ホイールステー40は概して水平な平面上でフレ
ーム10から延在している。1対ホイールステー40の
後端に「ドロップ−アウト」として当業界で知られてい
る車輪取付手段46,48が夫々配設され、当該両手段
に車軸(図示省略)が取付けられる。従来通り、図1に
示す右手ドロップ−アウト46はリアギア切換機(シフ
ター)を取付ける手段49を含んでいる。
【0020】図1に示す本発明の第1例によれば、1対
のサスペンションステー50,52はトップチューブ2
2にシートチューブ24の先端において枢軸回転手段5
4、即ちピボット(枢軸)により固定される。これとは
別に、後述するように、別の態様も採り得る。サスペン
ションステー50,52はフレーム10から後方へ延在
した他端を有し、当該他端において枢軸回転手段56に
よりホイールステー40に付設される。この図示例で
は、サスペンションステー50,52はホイールステー
40に直に付設するようにしてもよい。1対ホイールス
テー40と1対サスペンションステー50,52は図2
に示すように、車輪の1部分を受け入れる空隙が出来る
ように離間配位している。
【0021】サスペンションステー50,52は垂直面
上で、上向き凹状になるような曲率で湾曲している。し
かし、図5に示すように、サスペンションステー50
a,52aは下向き凹状になるような曲率で湾曲するよ
うにしてもよい。
【0022】サスペンションステー50,52と1対ホ
イールステー40は後輪用(リアホイール)フレームサ
スペンションとして作用するように協働する。自転車が
路面を走行して、路面の隆起物、穴、その他の障害物に
出合うと、この障害物による後輪(リアホイール)に生
じる衝撃はサスペンションステー50,52が正常な位
置からの弾性曲げ変形により吸収される。サスペンショ
ンステー50,52のピボット54,56とホイールス
テー40のピボット42はサスペンションステーの曲げ
を容易にする。サスペンションホイール50,52の曲
率は、このサスペンションステーの少くとも或る部分が
後輪に作用する外力の結果としてサスペンションステー
の曲げを許容する1方向に指向するように選定される。
更に後述されるように、サスペンションステー50,5
2の可撓性はこのステーの長さ、曲率及び断面形状の選
択により調節される。
【0023】サスペンションステー50,51は弾力的
に弾性曲げ変形可能な材料で作られる。しかし、この材
料は湾曲変形を繰返している間に破損したり、ひび(ク
ラック)が入ったりしないように、充分に弾力的で且つ
強度のあるものでなければならない。具体的な二輪車と
その企図された使用とが、どの程度の湾曲度をサスペン
ションステーに要求すべきものかを決めることになる。
優れた強度、タフネス及び弾性を併せて発揮するチタン
が好適なサスペンションステーの材質として利用されて
いる。或いは、別の例として、サスペンションステー5
0,52をスチール合金、アルミ合金、或いは複合材料
で製作してもよい。サスペンションステー50,52は
肉薄壁チューブとして形成するのが好ましい。図3に示
すように、サスペンションステー51は断面円形でもよ
いが、図4に図示するように断面楕円形53にするのが
好ましい。この楕円形チューブ53はその楕円形の短径
Mがステーが湾曲している垂平面上(図1参照)に配位
するようにフレームに組込むのが有益である。これはサ
スペンションステーに1方において所望の垂直方向にお
いて良好な可撓性を発揮させ、他方において水平や横の
方向における望ましくない曲げ変形に抵抗させる。図示
の管状ステー、例えば図4のチューブ53はチューブ内
部にフォームフイーラ(泡充填材)を詰めて、チューブ
内で振動を吸収し、そしてサスペンションステーの曲げ
変形後の復元力を緩和させるようにすることも出来る。
このフォームフイーラ58は軽量で、弾性エネルギーを
吸収する適宜のフォーム材料、例えばポリウレタン、ラ
バラテックス、ポリエチレン或いはビニルポリマー等の
フォームで構成され得る。或いはまた、サスペンション
ステーは断面円筒形や楕円筒形であって適度の弾性を有
する材料の複合物、或いは中実の断面円形や楕円形の材
料の複合物で構成されてもよい。
【0024】図2に示すように、ブリッジ(架橋部材)
60がサスペンションステー50,52に連結してい
る。このブリッジ60はシートチューブ24の後方で1
対サスペンションステー50,52に付設され得る。ま
たこのブリッジ60はシートチューブ24の前方におい
て1対サスペンションステー50,52に付設してもよ
い。いづれにしても、ブリッジ60は安定化手段とし
て、1対サスペンションステー間の相対的な横動(横ゆ
れ)を最小限に抑え且つサスペンションステーに車輪か
ら偏心した車輪衝撃による捩れの伝達を低減させるよう
に機能する。ブリッジは更に、1対サスペンションステ
ーをユニット、即ち一体物として機能させる。本発明の
好ましい例では、ブリッジ60は断面四角形のチューブ
として、更に好ましくは断面正方形のチューブとして形
成される。四角形チューブの場合には、曲げ応力が表面
に集中させられる。ブリッジ60は、その表面が望まし
くない曲げに対し最良の抵抗を発揮するように形成され
る。或いは、ブリッジ60を断面円形や楕円形に成形し
てもよい。
【0025】サスペンションステー50,52の曲率は
両ステーが定位置から後輪(リアホイール)に作用する
所定の外力に対し所定量だけ曲げ得るバネ比を与える。
この曲率はサスペンションステーを一層丸く、即ち深い
湾曲形状にすると、相対的に大きな可撓性を有するよう
になる。逆に一層平坦な湾曲形状にすると、相対的に可
成り剛性のあるサスペンションステーとなる。この湾曲
成形に加えて、サスペンションステー50,52の長さ
は、相対的に長いステーが短いものに較べ一層可撓性の
高いものにする、斯ゝるバネ比に関する効果を有してい
る。更に、サスペンションステーの直径と材質はステー
の可撓性に関して効果がある。
【0026】サスペンションステー50,52の外形状
は可撓特性を与えるように選定される。図4に示す楕円
チューブは円形チューブより短径の方向に相対的に大き
な可撓性を有している。この可撓性は、長径の短径Mに
対する比が大きくなるにつれ、即ちステーチューブの平
坦度が高まるにつれて増大する。それに加えて、サスペ
ンションステー50,52の曲げ力からの復元速度は選
定されるステーの外形に左右され、従って平坦度が相対
的に大きな楕円外形はそれだけ復元時間を長くする。
【0027】路面からのショックに反応するサスペンシ
ョンステー50,52の可撓性と、その結果の後輪の変
動度はフレーム形式と自転車の用途に対応して選定す
る。例えば、オフロード用のフレームには、相対的に大
きな可撓性を与え、例えば後輪が3インチから5インチ
変動するだけの曲げ範囲になるようにする。他方ロード
用自転車はショック吸収力が相対的に小さいものを要求
し、その結果は0.5−1インチの後輪の変動のための
曲げ範囲を有する、相対的に小さい可撓性のサスペンシ
ョンチューブを有するものでよい。
【0028】前記変動範囲は単に説明のためのものに過
ぎない。サスペンションステーの呈すべき可撓度を大き
くすることは可能であり、その度合は実際上の諸問題、
なかんずく、自転車の制御(運転)に及ぼすリバウンド
の効果の見地から考慮されなければならない。可撓性の
もう1つの実際的な限界は後輪の変動範囲に関連して見
い出される。後輪が図1から理解されるように上方へ変
動すると、後輪がシートチューブ24にそれだけ近付く
ように移動することになる。後輪の変動は、後輪とシー
トチューブの間で接触しない程度に制限されなければな
らない。それに加えて、既に技術的に知られていること
であるが、過剰の可撓性、即ちサスペンションのやわら
かさはライダーによってペタルクランクに与えられる動
力を奪うことになる。
【0029】サスペンションステー前端のピボット54
位置は自転車フレーム10の前後の動的バランスを左右
する。サスペンションステーからフレーム10に伝達さ
れた曲げ反力の方向はフレーム10の重心の方向に対し
前端ピボット54の位置に従って相対的に変わる。例え
ばピボット54をシートチューブ24の相対的に更に前
方へ位置付けると、サスペンションステー50,52の
曲げ変形によるフレーム10の相対的変動を相対的に大
きくしてしまう。従って、ピボット54の位置は長さ、
曲率及び外形に関して異るサスペンションステーと組合
せて、フレームのサスペンション特性を調整するのに利
用することが出来る。
【0030】図6−図8には本発明に係る種々異なるフ
レーム形態例が示されている。図6に示すように、サス
ペンションステー50,52はシートチューブ24にそ
の上端において連結させることが出来る。これは従来例
に一層近い配位例である。図7はシートチューブ24の
後方に延出するトップチューブ22の部分23に付設さ
れたサスペンションステー50,52を示す。図8はト
ップチューブ22のレベルより下方のシートチューブ2
4の部分に付設されたサスペンションステー50,52
を示す。
【0031】この他に採り得るフレーム形態としては、
ロードバイシクルやモータサイクルでの使用に適したも
のである。例えば、相対的に短い図6のサスペンション
ステー50b,52bや図8のステー50d,52dは
硬直性が相対的に大きくなるために自転車フレームに一
層適している。図7の構造は、サスペンションステー5
0c,52cがトップチューブ22の延長部分に付設さ
れているので、長尺フレームが望まれる場合に有用であ
る。ピボット54の位置により、上記のようにフレーム
の動的バランスを改変することも出来る。図1のフレー
ムの場合よりも後方にピボット54が配位している図6
−7,8に示すフレームはサスペンションステーの曲げ
変形後のリバウンド(反動)するフレームの慣性力を変
える。
【0032】次に図9−図12を参照して、サスペンシ
ョンステーとホイールステーのピボット54,56、及
び42の好適例を説明する。
【0033】図9はサスペンションステー前端のピボッ
ト54の分解説明図である。サスペンションステー52
は1部分のみ図示されている。ピボット54は図1,2
に示すようにトップチューブ22やシートチューブ24
に溶接手段や適宜の手段によって付設されている取付ボ
ス70を含む。取付ボス70は内ネジを有する管状部材
である。取付スリーブ72はサスペンションステー52
に付設するコーン74を含む。このコーン74はサスペ
ンションステー52に挿入されて、そのフランジ76に
ステーが当接するように設計されている。このコーンは
溶接手段やその他の適宜の手段により付設され得る。取
付スリーブ72は取付ボス70にボルト80により、ス
リーブがボスに対して相対的に枢軸回転出来るように固
定される。図示のように、スラストベアリング71がス
リーブ72とボス70の間に取付けられ、ワッシャ78
がボルト80とスリーブ72の間に取付けられる。フレ
ームの他方の側にあるもう1つのサスペンションステー
50のためにも、上記のスリーブ、コーン及びボルトを
含む同じ構成が提供される。
【0034】図10はサスペンションステー50,52
の後端のピボット56を示す平面図である。ピボットア
イ85はサスペンションステー50,52にこのピボッ
トアイをステーチューブ端部に挿入してフランジ86に
当接させることにより、付設される。ボルト(図示省
略)をピボットアイ85にさら穴88を通じて挿入し、
それによりピボットアイを図1に示すドロップ−アウト
46の取付孔58に固定する。
【0035】図11は図1に示すボトムブラケット32
に隣接するフレーム10の部分を示す側面図である。ホ
イールステー40に付設されているピボット手段42と
このピボット42を主フレームで支持する支持部材44
が図示されている。図12は図11のピボット手段42
と支持部材44を示す頂面図である。図示を明確にする
ために、シートチューブ24とダウンチューブ26はボ
トムブラケット32から取り除かれており、且つピボッ
ト手段42が支持部材44から取り外された状態の分解
図として提示されている。
【0036】支持部材44はボトムブラケット32に付
設されて概して水平に後方へ延在している1対の取付ブ
ラケットを含む。ブラケット44はボルト92によって
調節される取付孔90を有している。ピボット42はホ
イールステー40の前端に適宜の手段、例えば溶接手段
により固設されたハウジング94を含む。このハウジン
グ94は内ネジ部96を有している。ハウジング94の
両端には、回転可能ベアリング100が取付けられる。
カシメベアリング98がハウジングに圧入されて回転可
能ベアリング100を支持する。ベアリング100はハ
ウジングの内ネジ部96に螺結される外ネジ切りシャフ
ト102を有している。ベアリング100のヘッド10
4はシャフト102に対し相対的に回転可能である。ピ
ボット手段42は1対のブラケット44の間に配位し
て、対向する1対のベアリング100のヘッド104が
対向する1対の取付孔90に保持される。ボルト92は
ヘッド104をブラケット44に締付けることにより確
保させる。従って、ハウジング94とホイールステー4
0はブラケット44とボトムブラケット32に対し相対
的に枢軸回転自在である。
【0037】
【発明の効果】本発明により軽量化され、簡単な部品構
成で、且つメインテナンスを実質的に必要としない経済
的且つ実用的な二輪車の後輪(リアホイール)用のサス
ペンション手段が実現された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自転車フレームの側面図である。
【図2】図1のフレームの平面部分図であり、サスペン
ションステーを示している。
【図3】本発明に係るサスペンションステーの断面図で
ある。
【図4】本発明に係るサスペンションステーの別の例の
断面図である。
【図5】図1の自転車フレームを変形した別の例を示す
側面図である。
【図6】図1の自転車フレームを変形した更に別の例を
示す側面図である。
【図7】図1の自転車フレームを変形した更に別の例を
示す側面図である。
【図8】図1の自転車フレームを変形した更に別の例を
示す側面図である。
【図9】図1の自転車フレームにおけるそのトップチュ
ーブにサスペンションステーを枢軸回転可能に連結する
ためのピボット取付具の分解図である。
【図10】ホイールステーにサスペンションステーを枢
軸回転可能に連結するためのピボット取付具の分解図で
ある。
【図11】図1のフレームにおける主フレームにホイー
ルステーを取付けるためのピボット取付具を示す、拡大
部分側面図である。
【図12】図11のピボット取付具の分解図である。
【符号の説明】
10…自転車フレーム 20…ヘッドチューブ 22…トップチューブ 24…シートフレーム 26…ダウンフレーム 30…主フレーム 32…ボトムブラケット 40…ホイールステー 42…ピボット手段 44…支持部材 46,48…ドロップ−アウト(取付手段) 49…取付手段 50,52…1対サスペンションステー(チューブ) 50a,52a…1対サスペンションステー(チュー
ブ) 50b,52b…1対サスペンションステー(チュー
ブ) 50c,52c…1対サスペンションステー(チュー
ブ) 50d,52d…1対サスペンションステー(チュー
ブ) 53…チューブ 54,56…ピボット連結手段 58…フイーラ(充填材) 60…ブリッジ 70…ボス 72…スリーブ 74…コーン 76…フランジ 78…ワッシャ 80…ボルト 90…孔 92…ボルト 94…ハウジング 96…内ネジ部分 98…カシメベアリング 100…回転可能ベアリング 104…ヘッド

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上、下部を有するヘッドチューブ;前、
    後端を有するトップチューブ;前、後端を有し、当該前
    端が該ヘッドチューブ下部に付設されているダウンチュ
    ーブ;頂、底端を有し、当該頂端に該トップチューブ後
    端が付設されているシートチューブ;該シートチューブ
    底端と該ダウンチューブ後端に付設されたボトムブラケ
    ット;該ボトムブラケットの後側に枢軸回転可能に付設
    されて概して水平な平面上で後方に延在している1対の
    ホイールステーであって、両ステー間に間隙を規定して
    おり、両ステーの後端がホイール取付手段を含む、斯ゝ
    る1対ホイールステー;及び前、後端を有する1対の弾
    性サスペンションステーであって、当該前端が該トップ
    チューブと該シートチューブのいづれか1方に枢軸回転
    可能に付設され、当該後端が該ホイールステー後端に枢
    軸回転可能に付設されていて、両サスペンションステー
    がその該前端から該後端まで夫々対応する垂直平面上で
    湾曲している、斯ゝる1対サスペンションステーを含ん
    で構成された、二輪車用のフレーム。
  2. 【請求項2】 夫々が前、後端を有し、当該前端が二輪
    車の主フレームに垂直平面上で枢軸回転可能に付設可能
    な1対の長尺湾曲部材であって、両部材の湾曲線が夫々
    実質的に垂直な平面上にあり、両部材が当該垂直平面上
    で走行中の後輪が受ける負荷に感応して弾性曲げ変形可
    能である、斯ゝる長尺部材のサスペンションステー;及
    び夫々が前、後端を有し、当該前端が二輪車の主フレー
    ムの1部分に垂直平面上で枢軸回転可能に付設可能で且
    つ当該後端が前記1対サスペンションステーの該後端に
    相対的に枢軸回転可能に付設されている、斯ゝる1対の
    ホイールステーを含んで構成され、 該ホイールステーと該サスペンションステーが後輪のエ
    ネルギーを吸収し且つ当該エネルギーの該主フレームに
    対する伝達を最小限に抑制するようにした、二輪車の後
    輪用サスペンション機構。
  3. 【請求項3】 該サスペンションステーが管状部材であ
    る、請求項2に記載のサスペンション機構。
  4. 【請求項4】 該管状部材が断面楕円形であり、当該断
    面形の短径が該サスペンションステー湾曲線の配位して
    いる該垂直平面上に配位している、請求項3に記載のサ
    スペンション機構。
  5. 【請求項5】 該管状部材が断面円形である、請求項2
    に記載のサスペンション機構。
  6. 【請求項6】 該湾曲管状部材が内部に部材の振動と衝
    撃エネルギーを吸収するためのフォーム充填材を有して
    いる、請求項3に記載のサスペンション機構。
  7. 【請求項7】 該湾曲部材が概して断面円形の中実ロッ
    ド形要素を含む、請求項2に記載のサスペンション機
    構。
  8. 【請求項8】 該湾曲部材がチタン製である、請求項2
    に記載のサスペンション機構。
  9. 【請求項9】 少くとも、トップチューブ、当該トップ
    チューブに付設されて下方へ延長しているシートチュー
    ブ及び当該シートチューブの底端に付設されたボトムブ
    ラケットを有する主フレーム;該ボトムブラケットの下
    側に付設されて概して水平な平面上に延在する1対のホ
    イールステーであって、両ステーが該主フレームに対し
    相対的に枢軸回転可能であり、しかも両ステーがホイー
    ルの1部分を介在させるように充分に横方向に離間配位
    しており、両ステーの後部がホイール取付手段を含む、
    斯ゝる1対ホイールステー;及び前、後端を有し、当該
    前端が該トップチューブと該シートチューブのいづれか
    1方に枢軸回転可能に付設されており、当該後端が該ホ
    イールステーに枢軸回転可能に付設されている1対のサ
    スペンションステーであって、両ステーが該前端から該
    後端まで夫々対応する垂直平面上で湾曲しており、且つ
    当該垂直平面上で弾性曲げ変形可能である、斯ゝる1対
    サスペンションステーを含んで構成された、二輪車用の
    フレーム。
  10. 【請求項10】 該サスペンションステーが管状部材で
    ある、請求項9に記載のフレーム。
  11. 【請求項11】 該サスペンションステーがその該管状
    部材内部に振動と衝撃エネルギーを吸収するフォーム充
    填材を含む、請求項9に記載のフレーム。
  12. 【請求項12】 該サスペンションステーが断面楕円形
    の管状部材を含み、該断面形状の短径が該垂直平面上に
    配位している、請求項9に記載のフレーム。
  13. 【請求項13】 該サスペンションステーが断面円形の
    管状部材を含む、請求項9に記載のフレーム。
  14. 【請求項14】 該サスペンションステーが概して円形
    断面の中実ロッド形要素を含む、請求項9に記載のフレ
    ーム。
  15. 【請求項15】 該サスペンションステーが四角形部材
    である、請求項9に記載のフレーム。
  16. 【請求項16】 該サスペンションステーの湾曲が上向
    きの凹状である、請求項9に記載のフレーム。
  17. 【請求項17】 該サスペンションステーの湾曲が下向
    きの凹状である、請求項9に記載のフレーム。
  18. 【請求項18】 該サスペンションステーの該前端が該
    シートチューブの前方に配位する該トップチューブの部
    分に付設されている、請求項9に記載のフレーム。
  19. 【請求項19】 該サスペンションステーの該前端が該
    トップチューブの下に配位する該シートチューブの部分
    に付設されている、請求項9に記載のフレーム。
  20. 【請求項20】 該トップチューブが該シートチューブ
    の後方へ延出しており、該サスペンションステーの該前
    端が該シートチューブの後方の当該トップチューブ延出
    部分に付設されている、請求項9に記載のフレーム。
  21. 【請求項21】 該サスペンションステーの該後端が該
    ホイールステーの後端に枢軸回転可能に付設されてい
    る、請求項9に記載のフレーム。
  22. 【請求項22】 該ホイールステーが該ボトムブラケッ
    トの後部に枢軸回転可能に付設されている、請求項9に
    記載のフレーム。
  23. 【請求項23】 更に、1対の該サスペンションステー
    間に横方向に配位して、当該ステーに架設されているブ
    リッジチューブを含む、請求項9に記載のフレーム。
  24. 【請求項24】 該ブリッジチューブが断面四角形であ
    る、請求項23に記載のフレーム。
JP7038595A 1994-02-25 1995-02-27 二輪車のフレームと後輪用サスペンション機構 Pending JPH07267165A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US20222894A 1994-02-25 1994-02-25
US202228 1994-02-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07267165A true JPH07267165A (ja) 1995-10-17

Family

ID=22748988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7038595A Pending JPH07267165A (ja) 1994-02-25 1995-02-27 二輪車のフレームと後輪用サスペンション機構

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0669247A1 (ja)
JP (1) JPH07267165A (ja)
CN (1) CN1115293A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4819905B2 (ja) * 2005-10-25 2011-11-24 オルベア,エセ.コーペラティバ リミタダ 自転車フレームの後部構造
KR20180064865A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 현대자동차주식회사 댐핑구조를 갖는 휠 장착부, 및 이를 구비한 프레임

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2134583T3 (es) * 1996-09-30 1999-10-01 Stamp Srl Soporte y dispositivo de conexion para sillitas de niño para bicicletas.
DE10128676B4 (de) * 2001-06-13 2014-03-13 Storck Bicycle Gmbh Fahrradrahmen
FR2898577B1 (fr) * 2006-03-15 2009-02-13 Cycles Lapierre Soc Par Action Perfectionnement a une suspension arriere d'un vehicule
WO2010151897A1 (en) 2009-06-26 2010-12-29 Groendal Mark L Bicycle frame
US20120061941A1 (en) * 2010-09-13 2012-03-15 Volagi, LLC Bicycle frames and bicycles

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE93568C (ja) *
BE417427A (ja) *
BE439599A (ja) *
FR430771A (fr) * 1911-06-03 1911-10-24 Jean Francois Henri Marie Jose Perfectionnements aux ressorts
FR2525984B1 (fr) * 1982-05-03 1990-02-09 Samson Andre Bicyclette de haute competition avec tube de liaison selle-boitier de pedalier de forme circulaire
US4856801A (en) * 1987-12-16 1989-08-15 Cycle Composites, Inc. Integral rear wheel suspension for composite material bicycle frame
US4838569A (en) * 1988-04-25 1989-06-13 Ford Thomas R Bicycle
US5098114A (en) * 1990-09-18 1992-03-24 Jones Gwyndaf M Pivotless human-powered vehicle suspension system
US5259636A (en) * 1992-08-06 1993-11-09 Bike Rack, Inc. Bicycle frame having triangular reinforcement
DE9310822U1 (de) * 1993-07-20 1994-01-13 Mifa Mitteldeutsche Fahrradwer Fahrrad

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4819905B2 (ja) * 2005-10-25 2011-11-24 オルベア,エセ.コーペラティバ リミタダ 自転車フレームの後部構造
KR20180064865A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 현대자동차주식회사 댐핑구조를 갖는 휠 장착부, 및 이를 구비한 프레임

Also Published As

Publication number Publication date
EP0669247A1 (en) 1995-08-30
CN1115293A (zh) 1996-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8888115B2 (en) Bicycle seat tube
US5725227A (en) Suspension system for a bicycle
US6843494B2 (en) Rear suspension system for two-wheeled vehicles, particularly bicycles
US5474318A (en) Long-travel rear suspension system for bicycles
US5462302A (en) Double swingarm front suspension for bicycles and motorcycles
US6450521B1 (en) Suspension system for a vehicle
AU2010360170B2 (en) Rear wheel suspension for a vehicle, in particular a bicycle
EP1086014B1 (en) Bicycle with crank assembly suspension system
EP1698549A1 (en) Bicycle with rear suspension
US20040061305A1 (en) Rear wheel suspension system for a bicycle
EP1874619B1 (en) Motorcycle
JP2001026291A (ja) オートバイ等の単一前輪車両における前輪懸架装置
US20110187078A1 (en) Rear suspension unit for after market use in folding bikes
JP4129297B2 (ja) 自転車用後部懸架装置
WO2013192622A1 (en) Bicycle rear suspension with a two axis wheel path
US5813683A (en) Bicycle incorporating bifurcated frame
US6575485B2 (en) Suspension system for a bicycle trailer
JP2000072077A (ja) 二輪車のハンドル支持構造
US4451065A (en) Torsion suspension system for motorcycles
WO2012063098A1 (en) Rear suspension unit for after market use in folding bikes
JPH07267165A (ja) 二輪車のフレームと後輪用サスペンション機構
US6837506B2 (en) Bicycle frame
US4765431A (en) Swing arm supporting structure in motorcycle
EP1382522B1 (en) Saddle-type vehicle
JP6104776B2 (ja) 鞍乗り型車両の前輪懸架装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees