JPH0726352Y2 - 電気炉インジェクション用ランスパイプの遠隔自動接続装置 - Google Patents

電気炉インジェクション用ランスパイプの遠隔自動接続装置

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Publication number
JPH0726352Y2
JPH0726352Y2 JP1990401823U JP40182390U JPH0726352Y2 JP H0726352 Y2 JPH0726352 Y2 JP H0726352Y2 JP 1990401823 U JP1990401823 U JP 1990401823U JP 40182390 U JP40182390 U JP 40182390U JP H0726352 Y2 JPH0726352 Y2 JP H0726352Y2
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JP
Japan
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lance pipe
guide
electric furnace
tightening sleeve
mounting frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990401823U
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English (en)
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JPH0497834U (ja
Inventor
富雄 藤田
秀幸 渡辺
一郎 北国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayama Steel Works Ltd
Original Assignee
Nakayama Steel Works Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気炉操業において、
電気炉溶鋼内への酸素、カーボン等ガス及び粉体のイン
ジェクション用として使用されているランスパイプの消
耗に際し、ランスパイプと非消耗部分のフレキシブルホ
ースとの切離し、接続を自動的に行うランスパイプの遠
隔自動接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気炉内の溶鋼への酸素、カーボ
ンのインジェクションは、ランスパイプが用いられてい
るが、このランスパイプは消耗型で、新品の全長は平均
的に5.5mである。ランスパイプの消耗速度は約2.
0m/hで、非消耗部分のフレキシブルホースとの取替
接続を再々行わなければならない。
【0003】現在の取替接続は、ジョイント部にランス
の後端を手で差し込みT型ボルトを手で回転させて接続
している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の如くランスパイ
プとその後端に接続される非消耗部分のフレキシブルホ
ースとの取替接続作業は度々行わなければならず、非情
に面倒であるばかりでなく、炉前の手作業に負うところ
が多く、しかもその作業はランスパイプが重くて長いた
め取り扱いにくく、重筋労働で体力の消耗が激しい等の
問題点がある。
【0005】上記の方法に対する機械化の現状は、炉内
への挿入、俯仰、旋回は機械化されているものもある
が、ランスパイプと前記フレキシブルホースとの接続を
遠隔で行われているものはない。
【0006】又、ランスパイプとフレキシブルホースと
の接続は気体が酸素である場合は、爆発の危険性があ
り、安全面から開発が急がれている。
【0007】本考案は、このような点にかんがみて、イ
ンジェクション用ランスパイプとガス又は粉体を送るフ
レキシブルホースとの取替接続を簡単に遠隔操作できる
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の電気炉インジェクション用ランスパイプ遠
隔自動接続装置は、インジェクション用ランスパイプを
送り込むため回動チェーンの局部に設けられたブラケッ
トに、ラッパ形に先端を広げたランスパイプ挿入ガイド
兼締込スリーブを取付け、この挿入ガイド兼締込スリー
ブに嵌装される外筒部と、その内部に前記挿入ガイド兼
締込スリーブ後端を抑止し且つランスパイプは挿入可能
なように内装されたゴムブッシュと、外筒部の後部にフ
レキシブルホース継手とを備え、外筒部を前記挿入ガイ
ド兼締込スリーブに嵌装してなるジョイント部を取付フ
レームに取付け、該ジョイント部の左右において、ブラ
ケットの前部と取付フームとにわたりジョイント部を案
内するガイドロッドと、油圧シリンダとで連結し、前記
取付フレームとガイドロッドの先端との間にスプリング
と、ガイドロッド先端と所定間隔をおいてブラケット後
部にリミットスイッチを設け、また、前記ランスパイプ
挿入ガイド兼締込スリーブの前にガイドローラを設けて
なるものである。
【0009】ランスパイプの先端に固体の障害物があ
り、ランスパイプの突っ込みが不可能な場合の安全装置
として、前記のガイドロッドに付属するスプリング、並
びにガイドロッド先端のリミットスイッチにより装置の
保護を行っている。
【0010】
【作用】電気炉操業中は、ランスパイプからカーボン、
酸素、空気等を電気炉内の溶鋼内へ吹込み、炭素濃度の
向上及びその反応を速め、効率的な作業と鋼の品質の向
上を図るものであるが、前記ランスパイプが消耗し取替
える時は、挿入フレームの水平状態において、回動チェ
ーンと共にジョイント部は所定位置まで後退され次いで
左右2本の油圧シリンダの作動により取付フレームを後
退させると、ランスパイプ挿入ガイド兼締込スリーブに
対し、外筒部、ゴムブッシュ、フレキシブルホースが後
退し、ゴムブッシュの圧縮力が開放されて元の形状に復
帰する為、引続き回動チェーンの後退に伴いランスパイ
プは外筒部内から抜け出てランスパイプの後部の非消耗
部であるフレキシブルホースと切離される。
【0011】次いで、所定位置に置かれた新たなランス
パイプは、前記位置から再び回動チェーンの駆動でブラ
ケットと共にジョイント部を前進させると、その後端は
ガイドロールを経てランスパイプ挿入ガイド兼締込スリ
ーブ内に挿入されゴムブッシュにて制止される。
【0012】ここにおいて油圧シリンダに前記と逆に圧
油を送込むと、取付フレーム、外筒部、ホース継手が前
進され、ゴムブッシュが圧縮されてランスパイプとゴム
ブッシュ内面の隙間を無くし、ランスパイプが挟着され
ると共にパイプ内部の気体の漏洩が防止され、ランスパ
イプとフレキシブルホースとが完全に接続されるもので
ある。
【0013】このジョイント部へのランスパイプ挿入
時、挿入ガイドがラッパ形に先端を広げてある上に、そ
の先にガイドローラが取付けてあるので、大幅な芯の狂
いにも対応可能である。
【0014】また、ランスパイプ1の先端に固体の障害
物があり、ランスパイプの突っ込みが不可能な場合、ブ
ラケットの後部と取付フレームとの間隔が狭まり、ガイ
ドロッドに付属するスプリングの作用と、ミットスイッ
チが作動して装置を保護できるものである。
【0015】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、1は電気炉内に炭素、酸素、空気等を吹
込むためのインジェクション用ランスパイプで、遠隔操
作で駆動される回動チェーン2に取付けたブラケット3
に設けたジョイント部で支持され、電気炉に向かって送
りまれる。
【0016】前記の回動チェーン2の局部に設けられた
ブラケット3は前後に間隔をおいて前側板5と後側板6
が垂下され、上部の前後左右に挿入フレーム4に沿って
案内される数個のガイドローラ7が軸架され、更に挿入
フレーム4の下面に接して回転するガイドローラ8を備
えている。このブラケット3にランスパイプ1とインジ
ェクション用のガス又は粉体を供給するフレキシブルホ
ース9との切離し、接続を行うジョイント部10が設け
られている。
【0017】このジョイント部10は、ブラケット3の
前側板5にフランジ11を介して取付けた、ラッパ形に
先端が広げられたランスパイプ挿入ガイド兼締込スリー
ブ12と、該挿入ガイド兼締込スリーブ12及びランス
パイプ1の後部が挿入され、ランスパイプ1の後端を制
止させるゴムブッシュを13を内装した外筒部14、そ
の後部にフレキシブルホース9のホース継手15とから
からなり、フランジ16を介して左右に長い取付フレー
ム17に数本のビスねじで取付けられている。図2〜図
3において、ジョイント部10の左右には、ブラケット
の前、後側板5,6にわたり2本のガイドロッド18,
18が平行して軸架されており、前記ジョイント部10
はそのフランジ16のガイド溝16aを介してガイドロ
ッド18,18に沿って前後に摺動可能に設けられてい
る。
【0018】前記ガイドロッド18,18の後部には、
その先端部と取付フレーム17との間にスプリング19
を介在させ、また、ガイドロッド18,18の左右外側
において、前記取付フレーム17とブラケット3の前側
板5とを油圧シリンダ20とそのピストンロッド21と
で連結し、ジョイント部10を取付けた取付フレーム1
7を、フランジ3の前側板5に対し前後に摺動させるこ
とにより、その摺動とランスパイプの挿入ガイド兼締込
スリーブ12の後端を支持するゴムブッシュ13の圧縮
変形による挟持作用と、その開放作用で自動的に接続、
又は切離しができるものである。
【0019】図1において、22は取付フレーム17に
取付けたリミットスイッチで、ランスパイプ1の先端に
固体の障害物があり、ランスパイプの突っ込みが不可能
な場合の安全装置として、リミットスイッチ22、ガイ
ドドロッド18に付属するスプリング19により装置を
保護するものである。また、本ジョイント部10へのラ
ンスパイプの挿入時の挿入ガイド兼締込スリーブ12は
ラッパ形に先端を広げてあるが、それ以上の芯の狂いも
あるのでその先にガイドローラ21を取付け、大幅な芯
の狂いにも対応可能可能としたものである。
【0020】
【考案の効果】以上のような構成を有する本装置によれ
ば、電気炉操業におけるインジェクション用のランスパ
イプの径も大きく、重くなって行く傾向にあるが、消耗
したランスパイプと酸素、ガス供給用のフレキシブルホ
ースとの切離し、接続が遠隔操作で即時に、簡単且つ容
易に行え、作業員の重筋労働を大幅に軽減できると共に
省力化できる等、大型化する電気炉へのランス挿入設備
として今後益々効果を発揮し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のインジェクション用ランスパイプの遠
隔自動接続装置の正面図で一部を切欠する。
【図2】本装置の要部を示す一部を切欠した平面図であ
る。
【図3】図1の側面図である。
【符号の説明】
1 ランスパイプ 2 回動チェーン 3 ブラケット 9 フレキシブルホース 10 ジョイント部 11 フランジ 12 ランスパイプ挿入ガイド兼締込スリーブ 13 ゴムブッシュ 14 外筒部 15 ホース継手 16 フランジ 17 取付フレーム 18 ガイドロッド 19 スプリング 20 油圧シリンダ 21 ピストンロッド 22 リミットスイッチ 23 ランスパイプの挿入ガイドロール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インジェクション用ランスパイプを送り込
    む回動チェーンの局部のブラケットに取付けたラッパ形
    に先端を広げたランスパイプ挿入ガイド兼締込スリーブ
    と、内部に前記挿入ガイド兼締込スリーブ端を抑止し且
    つランスパイプの挿入可能なゴムブッシュを内装した外
    筒部とその後方にフレキシブルホース継手とを備え外筒
    部を前記挿入ガイド兼締込スリーブに嵌装してなるジョ
    イント部を取付フレームに取付け、該ジョイント部の左
    右に、ブラケットの前部と取付フームとにわたり、それ
    ぞれジョイント部のガイドロッド、及び油圧シリンダで
    連結し、前記取付フレームとガイドロッドの先端との間
    にスプリングと、ガイドロッド先端のリミットスイッチ
    による装置の保護手段と、前記ランスパイプ挿入ガイド
    兼締込スリーブの前にガイドローラを設けてなる電気炉
    インジェクション用ランスパイプの遠隔自動接続装置。
JP1990401823U 1990-12-26 1990-12-26 電気炉インジェクション用ランスパイプの遠隔自動接続装置 Expired - Lifetime JPH0726352Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0497834U JPH0497834U (ja) 1992-08-25
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