JPH0726347Y2 - マツチ箱 - Google Patents

マツチ箱

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JPH0726347Y2
JPH0726347Y2 JP3425390U JP3425390U JPH0726347Y2 JP H0726347 Y2 JPH0726347 Y2 JP H0726347Y2 JP 3425390 U JP3425390 U JP 3425390U JP 3425390 U JP3425390 U JP 3425390U JP H0726347 Y2 JPH0726347 Y2 JP H0726347Y2
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JP
Japan
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peeling
box
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release paper
match
Prior art date
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Application number
JP3425390U
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English (en)
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JPH03128634U (ja
Inventor
親嗣 杉山
Original Assignee
日本パック株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マッチ棒が収容された中箱の出し入れ自在な
マッチ箱に関し、特に、外箱の外面に表われた化粧面部
分の外装構造に係る。
[従来の技術] 従来の、マッチ箱における外箱の化粧面には、その用途
に応じて、例えば宣伝用マッチの場合にはその広告主や
広告商品等を表示したデザイン画等が印刷されていて、
その販売者や商品等の宣伝に貢献していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のマッチ箱にあっては、
その化粧面には広告主や広告商品等を表示した文字やデ
ザイン画等が印刷されていて、広告的機能のみを重視し
たものであったため、優れたデザイン画等であっても長
期間の使用により飽きられるようになることが多く、タ
バコに火をつけるという本来の機能の他には上記広告的
機能しか存在しないことから、面白味に欠けて広告的効
果が弱いという課題があった。
本考案は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、外箱の化粧面及び剥離紙にカレンダー表示部とその
一部を露出できる剥離穴とを設ける構造とすることによ
り、上記課題を解決することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案におけるマッチ箱
は、多数のマッチ棒が収容された中箱を外箱に挿脱自在
に構成したマッチ箱において、前記外箱の外面に表われ
た化粧面の少なくとも一面に、1枚又は互いに重ね合さ
れた2枚以上の剥離紙を貼着し、これら剥離紙の表面及
び前記化粧面に年、月、日等を表示してカレンダー表示
部を形成すると共に、前記剥離紙の少なくとも1枚には
互いに交差する複数本の切込線を設けて複数個の剥離片
を形成し、それらの剥離片を剥離することにより下部の
剥離紙表面又は化粧面の前記カレンダー表示部を露出さ
せることができる剥離穴を現出可能としたことを特徴と
している。
[作用] 外箱の化粧面に貼着された剥離紙のうち、最上部の剥離
紙に設けられた剥離片をほぼ円形に剥離して剥離穴を開
口させることにより、上から2枚目の剥離紙に設けたカ
レンダー表示部が表われ、また、上からn枚目(nは任
意の正数)の剥離紙を剥離することにより、上からn+
1枚目の剥離紙の表面又は外箱の化粧面に表示されたカ
レンダー表示部が表われる。そのため、マッチ本来の機
能及び広告的機能の他に、カレンダー機能を同時に発揮
することができ、従って、剥離穴の現出可能な形態の面
白さによる注意喚起力に加えて、年月日の確認が容易に
行えて商取引等に便利であって広告的機能を強く発揮し
得るという実用性に優れたマッチ箱が得られる。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第4図は、本考案の一実施例を示す図であ
る。
まず、構成を説明すると、第1〜3図に示す1は外箱、
2は中箱である。
外箱1は、三角形の筒体をなす外枠体3と、この外枠体
3の内側に接着剤等により固着された中空の三角柱体を
なす内装体4とからなり、内装体4の下方に中箱2のた
めの台形空間部5を形成している。さらに、内装体4の
両端面には、マッチ棒6の発火剤を摩擦して火をつける
ためのすり面7をそれぞれ設けている。
中箱2は、台形空間部5に見合う台形の箱形をなしてい
て、当該台形空間部5に出し入れ自在に形成することに
より、外箱1に挿脱自在に構成している。かかる中箱2
の内部には多数のマッチ棒6を収容している。
上記外箱1の底面を除く2面は化粧面8をなしていて、
少なくとも一方の化粧面8には、適当な月(本実施例で
は1990年3月)の暦を印刷してカレンダー表示部9を形
成している。そして、化粧面8の表面には、剥離紙の裏
面に塗布された接着剤の剥離を容易にするために剥離層
を形成している。かかる剥離層は、例えばビニールシー
トを貼着したり、合成樹脂を塗着する等によって形成す
ることができる。さらに、化粧面8のカレンダー表示部
9の側方上部には、硬貨を投入することができる投入口
21を設けており、これにより外箱1は貯金箱としても使
用することができる。
また、図中、10〜12は、互いに重ね合された3枚の剥離
紙であり、これら剥離紙10〜12の裏面には接着剤を塗布
して接着剤層を形成し、また、表面には当該接着剤の剥
離を容易にするためにビニールシート等からなる剥離層
を形成している。これら剥離紙のうち、最下部の剥離紙
10の表面には2月の暦を印刷したカレンダー表示部9
を、また、中間部の剥離紙11の表面には1月の暦を印刷
したカレンダー表示部9をそれぞれ形成している。そし
て、両剥離紙10,11の右側部には切断線13を設け、これ
により切断部14を形成している。
切断部14の上下には下方に開口したコ字形の切込線15を
設け、これにより各切込線15の内側に舌片16,17を設定
している。それらの舌片16,17には、適当なデザイン画
を描き表わし、特に、折り返される側の上部舌片16には
内面にも関連するデザイン画を描き表わし、第4図に示
すような状態で両舌片16,17を連結できるようにして、
連結時の形態の面白さとデザイン画の関連による観念的
な面白さ等を表わすようにする。
最上部の剥離紙12は表紙として用いられていて、下面の
剥離紙11のカレンダー表示部9と対応する位置には、当
該カレンダー表示部9を露出させることができる剥離穴
18を現出可能に設けている。剥離穴18は常時は閉じられ
ていて、互いに交差する複数本の切込線19により形成さ
れた複数個の剥離片20をほぼ円形に剥離することにより
形成される。
次に、本実施例の作用について説明する。
第1図等に示すように、外箱1の化粧面8には複数枚の
剥離紙10〜12が互いに重ね合されて貼着されていて、最
上部の表紙をなす剥離紙12には、剥離穴18を現出可能な
複数個の剥離片20が形成されている。そこで、各剥離片
20をその根元部分から折り曲げて立ち上げることによ
り、ほぼ円形に近い多角形の剥離穴20を現出させること
ができる。これにより、剥離穴18から下面の剥離紙11に
表示されたカレンダー表示部9を覗き見ることができ
る。
この場合、剥離片20を立上らせた状態は、丁度花が開い
たような形態となるため、これによって看者の注意を強
く引き付けることができ、従って、表紙である剥離紙12
に掲載された企業名や商品名を強くアピールすることが
できる。
次に、表紙をなす1枚目の剥離紙12を剥離して2枚目の
剥離紙11の全面を露出させることにより、1月の暦が表
示されたカレンダー表示部9が表われる。そして、2枚
目の剥離紙11を剥離して3枚目の剥離紙10の全面を露出
させることにより、2月の暦が表われる。さらに、3枚
目の剥離紙10を剥離して外箱1の化粧面8の全面を露出
させることにより、3月の暦が表われる。これにより、
通常の月替わりカレンダーとして使用することができ
る。
この場合、2枚目の剥離紙11と3枚目の剥離紙10には、
第3,4図に示すように、右端に切断部14が形成されてい
て、その切断部14には上下の舌片16,17がそれぞれ形成
されているため、各舌片16,17を剥離して上部舌片16を
下方へ反転させて両舌片16,17の先端同士を連結させる
ようにする。これにより、剥離紙11(又は10)に立体部
分を膨出形成することができ、従って、従来平面的であ
ったカレンダーに立体感を持たせて、立体的な面白さを
表現することができる。これにより、企業や商品等の新
たな宣伝広告機能を発揮させてより強力に企業名等をピ
ーアールできると共に、貯金箱としても使用することが
できる。
なお、上記舌片16,17の表示内容は、風景や構築物の写
真,絵画,或はマンガのキャラクター,デザイン画等の
ように各種のものを採用することができる。
さらに、上記剥離紙は少なくとも1枚あればよく、ま
た、外箱1の両面に異なる表示内容の剥離紙を1枚又は
2枚以上貼着することによって、上述したようなピーア
ール効果を2倍に発揮させることができる。
また、上記実施例では三角柱体のマッチ箱に適用した例
について説明したが、本考案はこれに限定されるもので
はなく、通常の四角形のマッチ箱に適用できることは勿
論である。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案は上述のとおり構成さ
れているので、次に記載するような効果を奏する。
外箱の化粧面と剥離紙の表面とにカレンダー表示部を設
けると共に、少なくとも1枚の剥離紙にその下面の一部
を露出できる剥離穴を設ける構造としたため、マッチ箱
本来の火つけ機能及び宣伝広告的機能の他に、カレンダ
ー表示機能を同時に発揮させることでができる。従っ
て、剥離穴の現出可能な形態の面白さによる注意喚起力
に加えて、年月日の確認が容易に行えて商取引等に便利
であって広告的機能を強く発揮し得るという実用性に優
れ、興趣に富んだマッチ箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す中箱の一部を引き出し
た状態の斜視図、第2図は同じく表紙の剥離片を剥離し
て剥離穴を現出させた状態を示す斜視図、第3図は同じ
く複数枚の剥離紙を剥離した状態を示す分解斜視図、第
4図は同じく舌片の連結状態を示す説明図である。 1:外箱、2:中箱 8:化粧面、9:カレンダー表示部 10,11,12:剥離紙、14:切断部 15:切込線、16,17:舌片 18:剥離穴、19:切込線 20:剥離片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のマッチ棒が収容された中箱を外箱に
    挿脱自在に構成したマッチ箱において、前記外箱の外面
    に表われた化粧面の少なくとも一面に、1枚又は互いに
    重ね合された2枚以上の剥離紙を貼着し、これら剥離紙
    の表面及び前記化粧面に年、月、日等を表示してカレン
    ダー表示部を形成すると共に、前記剥離紙の少なくとも
    1枚には互いに交差する複数本の切込線を設けて複数個
    の剥離片を形成し、それらの剥離片を剥離することによ
    り下部の剥離紙表面又は化粧面の前記カレンダー表示部
    を露出させることができる剥離穴を現出可能としたこと
    を特徴とするマッチ箱。
JP3425390U 1990-04-02 1990-04-02 マツチ箱 Expired - Lifetime JPH0726347Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3425390U JPH0726347Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 マツチ箱

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JP3425390U JPH0726347Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 マツチ箱

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JPH03128634U JPH03128634U (ja) 1991-12-25
JPH0726347Y2 true JPH0726347Y2 (ja) 1995-06-14

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ID=31538564

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JP3425390U Expired - Lifetime JPH0726347Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 マツチ箱

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JPH03128634U (ja) 1991-12-25

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