JPH07263153A - 蛍光灯付勢回路 - Google Patents

蛍光灯付勢回路

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JPH07263153A
JPH07263153A JP6278541A JP27854194A JPH07263153A JP H07263153 A JPH07263153 A JP H07263153A JP 6278541 A JP6278541 A JP 6278541A JP 27854194 A JP27854194 A JP 27854194A JP H07263153 A JPH07263153 A JP H07263153A
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JP
Japan
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circuit
lamp
voltage
signal
ballast
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JP6278541A
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Inventor
Javier Belasco Valcke Francisco
フランシスコ・ジヤビエル・ベラスコ・バルケ
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    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/16Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B41/14Circuit arrangements
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    • H05B41/20Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies having no starting switch
    • H05B41/23Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies having no starting switch for lamps not having an auxiliary starting electrode
    • H05B41/232Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies having no starting switch for lamps not having an auxiliary starting electrode for low-pressure lamps

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導性要素又はフイラメントを必要としない
安定器回路を提供する。 【構成】 回路は、100%固体状態であり、その適正
動作のために誘導性構成要素又はフィラメントの使用を
必要としない。回路は、整流/倍電圧回路、第2増倍回
路、低電力発振回路と高電圧増幅器回路を含む幾つかの
副回路から構成される。高周波AC信号は、ガスをイオ
ン化し灯を点弧するために使用されるが、DC信号は、
いったん点弧されたならば、灯を照明して保持するため
に回路によって発生される。集積回路安定器のサイズと
重量は、蛍光灯パッケージ自体に組み込まれる如くであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、蛍光灯のため
に使用される付勢回路に関し、そしてさらに詳細には、
フィラメント又は誘導性構成要素の使用なしに蛍光灯内
のガスをイオン化する安定器回路に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】安定器回路は、灯への電流供
給を規制するために蛍光灯システムにおいて使用され
る。安定器がないと、電流を制限するインピーダンスが
ないために、蛍光灯は即時に焼切れる。いったん灯が点
弧され、中のガスがイオン化されるならば、灯のインピ
ーダンスは激しく降下することが特に注目される。安定
器回路の付加的機能は、蛍光灯を始動させるために適正
電圧を設けることと、安定な点灯条件において灯を維持
するためにそのような電圧を低減することとを含む。
【0003】この公知の技術分野における大多数の安定
器回路は、すべて、(熱イオン放出、電界放射又は両方
の組み合わせにより)自由電子を管に放出し、灯内のガ
スをイオン化するフィラメントの使用による。これらの
安定器は灯内のガスをイオン化するためにフィラメント
の使用によるために、そのようなシステムは、所与の蛍
光灯の寿命をそのフィラメントの寿命に制限する。こう
して、フィラメントが燃え尽きた後、全灯は、廃棄され
なければならない。これらの灯を絶えず交換しなければ
ならないこととは別に、「焼切れた」灯を廃棄すること
により発生された廃棄物は、生態学的問題を提示する。
これらの灯は重金属要素(例えば、水銀)を含有し、環
境に極めて危険であり、処分過程中の取り扱いに非常に
費用がかかる。
【0004】先行技術において、灯はフィラメントの使
用なしに点灯される(例えば、Summa、米国特許第
4、066、930号、欄5を参照)ことが公知である
が、そのような回路は極めて高価である。例えば、Su
mma回路は、非常に特殊化され、このため、非常に高
価な変換器構成要素の使用を必要とし、工場において蛍
光灯を試験するために使用される高周波ガンへの適用を
厳しく制限する。
【0005】加えて、現在市販されるほとんどすべての
蛍光灯は、灯を点弧し、点灯条件において灯を維持する
ためにいろいろな周波数のAC(交流)電力による。最
大の例外は、DC(直流)供給を使用する写真複写機に
組み込まれた灯である。交流は必ずフィラメントを循環
するために、非所望の疲労因子が導入され、フィラメン
トと、もちろん、全灯の短寿命に寄与する。さらに、A
C電源はまた、60Hz「フリッカー」(又はAC供給
が使用する任意の周波数におけるフリッカー)を誘導
し、多くの家庭環境において認められないが、機械類が
同様に60Hz又はその倍数において運転される産業環
境において極めて危険である。例えば、60Hzにおい
て運転され、60Hz蛍光灯によって照明された染料押
付け機械の操作者にとって、機械の動作部材は静止して
いるかのように見える。そのような条件は、機械が停止
したと考えて、操作者が手で機械に触るならば、重大な
安全問題につながる。さらに、Johnsonの米国特
許第4、260、932号における発明の背景において
議論された標準灯のストロボフィルターを形成する生物
学的悪影響がある。
【0006】DC電力を使用する安定器は、すでに、先
行技術において存在し、そしてストロボ効果が単純に許
容されない応用においてそれを除去するために使用され
る。一つのそのような応用は、写真複写機と結合され、
この場合、複写品質は、光強度対時間成分が保全電流に
正比例するために悪影響を受ける。そのような望ましい
特性に拘わらず、DC電流を使用して点灯された蛍光灯
は、他の問題を提示する。例えば、蛍光灯が一定DC電
流において動作される時、灯は、「水銀移動」の特別な
過程を経過する。この現象は、その端部の一方から他方
に灯の非一様な輝度を生ずる。水銀移動過程は、灯の寿
命の初期に始まる非常に緩慢な効果を有するが、灯にわ
たって極めて認められる光強度差を究極的に生じる。
【0007】DC電流における蛍光灯の動作で見られる
別の問題は、「陽極暗化」として公知の効果である。こ
の効果は、電子の一定の過度衝撃による灯の陽極の過熱
により生ずる。そのような過熱は、灯の陽極端における
蛍光体に損傷を生じさせ、DC電流におけるほんの数時
間の動作の後に陽極端の近くで光は放出されない。
【0008】水銀移動と陽極暗化の問題を扱うために技
術分野において使用された接近方法は、切り換え回路を
含むことであり、これにより、切り換えは、各灯電極に
おいて等しい摩耗を設ける(各電極は時間の50%に対
して陽極として動作する)。切り換え過程は、蛍光体被
覆の移動と、陽極端における灯管球容器内面電荷(負)
の集積を防止するために役立つ。しかし、これらの切り
換え回路は、認められる量の電力消費、使用される電気
機械リレーのアーク(これにより、全体システムの誤動
作と可能な停止を生じさせる)、及び他の応用のために
考察された時回路の極端な高費用等の他の問題を発生さ
せる。
【0009】現今の安定器のさらに別の欠点は、システ
ムにおける非効率を促進し、チップへの回路の一層の小
型化を妨げる誘導性要素の使用である。
【0010】一般に点灯電圧を逓昇するために使用され
るコイルと変圧器の使用は、内部抵抗、ヒステリシス、
及びFoucault電流から起こる非所望の損失を導
入する。さらに、これらの誘導性要素はまた、電気雑音
と無線信号及びコンピュータ網との厄介な干渉を生成す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の電子安
定器回路は、多数の新規な改良を提供し、全体として考
えた時、この分野における先行技術に付随した上記の問
題を解決する。
【0012】好ましい実施態様において、本発明は、次
の電子回路を含む。
【0013】a)網AC電源により電力を供給され、約
2√2Einの無負荷電圧を出力する整流/倍電圧回路
と、 b)網AC電源により電力を供給され、整流/倍電圧回
路からの出力を受信し、それから、灯点弧のための無負
荷電圧を約3√2Einに上昇させる第2増倍回路と、 c)網AC電源により生じたリッジを濾波する、整流/
倍電圧回路の出力端子に連結された濾波コンデンサと、 d)整流/倍電圧回路の出力端子に濾波コンデンサと並
列に連結された低電力発振回路(例えば、25kHz)
と、 e)第2増倍回路と低電力発振回路の両方から信号を受
信し、続いて、急速かつ容易な点弧のために灯に給電す
る高電圧増幅器回路。
【0014】本発明により、灯の点弧は、熱イオン又は
電界放出よりも、光放出の原理を使用する。そうする際
に、灯が点弧されるためにフィラメントは必要とされな
い。フィラメントの必要性を全く除去することにより、
灯の寿命は、測り知れないほど延ばされる。灯の寿命
は、灯内のガスが漏れるか否かにより、多くの場合に、
今日、15年を超える。
【0015】加えて、本発明は、いったん点弧されたな
らば、灯に電力を供給するためにDC電圧を使用する安
価な回路を提供する。これが家庭応用において設ける明
らかなエネルギー節約とは別に、DC電源の使用は、完
全にフリッカーのない動作を許容し、本発明を振動する
光供給を許容しない写真複写機と他の応用において使用
可能にする。同様に、本発明の安定器回路は、陽極の電
子及びイオン衝撃の量を灯を点灯して維持するために必
要な最小量に厳しく制限することにより、陽極暗化と水
銀移動等のDC電流供給灯に関連した問題を解決する。
【0016】最後に、本発明は、誘導性要素を使用しな
い。これは、安定器回路を集積回路形式において製造可
能にし、これにより、そのサイズと重量を、回路を灯自
体に組み込むことができる値にまで縮小する。これは、
蛍光灯のための特殊化生産組立体の使用を除去し、同様
に際限のない設備代替物を創設する。付加的に、誘導性
要素を使用しないことにより、電流安定器におけるコイ
ルの使用に帰せられる損失と他の不都合が、完全に除去
される。
【0017】このため、イオン化フィラメントの必要性
なしに蛍光灯を経済的に点弧し、これにより、交換灯の
必要性を事実上除去することが、本発明の一般目的であ
る。加えて、DC電流を使用して、ガス放電管を点灯し
て経済的に維持し、これにより、ストロボAC効果を除
去し、灯のエネルギー消費を最小にすることが、本発明
の目的である。
【0018】本発明の別の目的は、完全な安定器回路の
固体状態集積化を設け、誘導性要素の使用を除去するこ
とである。
【0019】さらに、本発明の付加的な目的は、高価な
切り換え回路の必要性なしに、DC電流を使用して、経
済的な安定器を提供することである。
【0020】本発明の関連目的は、蛍光灯自体に組み込
まれるようなサイズ及び重量特性を有する改良集積回路
を提供することである。
【0021】本発明の一層の目的及び利点は、次の詳細
な説明、添付の図面、及びクレイムの検討により技術に
おける当業者には明らかになるであろう。
【0022】図面は必ずしも等尺ではなく、実施態様
は、時として仮線と概略図により示されることに注意し
なければならない。幾つかの事例において、本発明の理
解のために必要ではないか、又は他の詳細を認知困難に
する詳細は、省略された。もちろん、本発明は、ここで
示された特定の実施態様に必ずしも限定されないことが
理解されるべきである。
【0023】
【実施例】最初に図1を参照すると、発明を構成する主
要ブロック図構成要素の間の電気連結が示される。示さ
れた如く、網AC電源1は、整流器/倍電圧器2と増倍
器回路3の両方への電力リード線を有する。増倍器回路
3は、灯6の点弧段階中電圧増倍器として役立つ。整流
器/倍電圧器2からの出力は、増倍器回路3と低電力発
振器4の両方につながる。また、増倍器回路3と低電力
発振器4からの出力は、灯6に給電する増幅器5につな
がる。蛍光灯の正常動作に関して、発明は、基本的に、
2つの段階において機能する。まず、それは、高周波/
高電圧信号を使用して、ガス放電灯を点弧させる。第2
に、いったん灯が点灯されたならば、DC電流への切り
換えが行われ、灯を安定な点灯状態に維持する。
【0024】次に図2を参照すると、整流器/倍電圧器
2と増倍器回路3の電気的詳細が示される。整流器/倍
電圧器2は、ダイオード9、10、11と12とコンデ
ンサ13と14から構成される。網AC電源1が電圧E
inで全回路を付勢する時、整流器/倍電圧器2は、網A
C電源1によって生じた60Hzリッジにより電圧2√
2Einを有するDC電流をノード200において出力す
る。コンデンサ19は、そのような信号が低電力発振器
4に入力される前に、整流器/倍電圧器2から到来する
信号において60Hzリッジを濾波するために役立つ。
整流器/倍電圧器2からの出力は、増倍器回路3にノー
ド200において接続する。増倍器回路3は、ノード3
00において3√2Einのレベルまで灯6を点弧するた
めに使用された電圧を上昇させる。増倍器回路3は、網
AC電源1の負サイクル中、コンデンサ15をダイオー
ド18と16を介して急速に充電させることにより、点
弧供給電圧を上昇させる。コンデンサ15は、網AC電
源1の負サイクル(−1√2Ein)とノード300にお
ける値(2√2Ein)の間に正味ポテンシャルであるた
めに、3√2Einのレベルまで充電される。サイクルに
おけるゼロ点が通過する時、コンデンサ15は、抵抗器
17を通して蓄積3√2Einを放電し、点弧段階中最小
電流を与えられると、それ自体での無視できるポテンシ
ャル降下を呈示し、これにより、ノード300において
3√2Einを有効に呈示する。
【0025】図3は、トランジスタ26と27、コンデ
ンサ24と25、及び抵抗器21、22、23と20を
含む、低電力発振器4の回路構成と電気部品を提示す
る。低電力発振器4は、ノード200(2√2Ein)に
おいて濾波されたDC信号を受信し、ノード400にお
いて25kHzの2√2Ein高周波信号を出力する方形
波発振器である。この出力は、0と2√2Einとの間で
振動して、平均出力√2Einを与える。
【0026】図4は、コンデンサ28、29、30と3
1、及びダイオード3、33、34と35を含む増幅器
5を示す。増幅器5は、その入力として、3√2Ein
電圧を有するノード300における信号(増倍器回路3
からの出力)とノード400からの25kHz高周波信
号(低電力発振器4からの出力)の両方を受信する。増
幅器5は、2つの信号2√2Einから平均電圧を取り、
Gの掛算因子をそれに掛算する。図4において図解され
た特別の増幅器5に対して、Gの値は4に等しく、こう
して、8√2Ein(マイナス損失)の電圧と25kHz
周波数を有する信号を生成する。この信号は、それか
ら、ノード600において灯6に送られ、中のガスをイ
オン化し、灯を点弧する。点弧はイオンの光放出にのみ
依存し、熱イオン又は電界放出に依存しないために、フ
ィラメントは灯内で必要とされない。灯を点弧し、点灯
して維持するために必要とされるすべては、灯内のガス
と密接に接触した、好ましくは、灯の各端部における導
体である。
【0027】次に図5を参照すると、全安定器回路が観
察される。いったん灯6が点弧されるならば、それによ
って呈示されたインピーダンスは、激しく降下し、高周
波点弧電流からDC保全電流(灯を点灯して維持するた
めに使用される電流)に全回路を切り換えさせる。この
切り換えが行われるためには、回路における次の変化が
自動的に行われる。灯6のインピーダンスの降下は、全
回路を流れる電流を即時に増大させる。この電流の増大
は、コンデンサ37に大きな電圧降下を生成させ、整流
器/倍電圧器2への電圧供給(Ein)を大きく低下さ
せ、低電力発振器4に給電する電圧を低下させる。この
電圧降下は、低電力発振器4が作用しなくなる(すなわ
ち、発振をやめる)レベルにする。ノード200におけ
る電圧降下は、さらに、コンデンサ13と14における
誘電損失が増大され、これらの構成要素が電圧を「倍
化」するように電荷をもはや維持しないという事実によ
って増大される。この効果は、DC電流をノード400
を通って流れさせ、コンデンサ28に開回路を生成し、
そして低発振器から増幅器5を隔離する。同時に、回路
を流れる電流の増大が与えられると、増倍器回路3にお
ける抵抗器17での電圧降下は、ノード300における
電圧がノード200における電圧(2√2Ein)よりも
小さい如く十分に大きくなる。この差は、ダイオード1
8を順方向バイアスさせ、ノード200におけるDC電
流出力をダイオード18を通って増幅器5に流れさせ
る。この電流はDCであるために、コンデンサ29、3
0と31は、開回路を生成し、DC電流がダイオード3
2、33、34と35を通って、灯6に流れ、このた
め、DC保全電流を設ける。
【0028】次の図は、本発明の安定器回路において使
用される回路要素の例示値を与える。この特別な安定器
回路は、理想的には、40W蛍光灯と120V、60H
zAC電源で使用される。すべてのダイオードは、形式
1N4004であり、そして両トランジスタは(26と
27)は、形式C2611である。
【0029】コンデンサ37 18μF@250V コンデンサ13 4.7μF@250V コンデンサ14 4.7μF@250V コンデンサ19 22μF@250V コンデンサ15 3.3μF@350V コンデンサ28 0.15μF@250V コンデンサ29 0.15μF@250V コンデンサ30 0.15μF@250V コンデンサ31 0.15μF@250V コンデンサ24 0.033μF@250V コンデンサ25 0.0027μF@250V 抵抗器17 3.9kΩ@1W 抵抗器22 1MΩ@0.5W 抵抗器23 1MΩ@0.5W 抵抗器21 22kΩ@1W 抵抗器20 100kΩ@0.5W 上記の構成を使用して、灯6の点弧に対して必要とされ
た電力は、1ワットよりも小さい。この最小電力要求条
件は、主に、低電力発振器4がその出力において高イン
ピーダンス負荷を有し、その供給電流を極めて低く(約
8ミリアンペアの次元)にさせることを許容するという
事実に帰せられる。いったん灯6が点弧されるならば、
DC保全電流は、約200ミリアンペアに増大し、そし
て整流器/倍電圧器2での電圧ポテンシャルEinは、約
116ボルトから約27ボルトに降下する。この降下
は、2√2Ein、すなわち、約75ボルトのDC保全電
圧を生ずる。こうして、(AC電流において)灯を点灯
して維持するために50〜60ワットを消費する従来の
安定器システムと比較して、本発明の安定器回路は、2
4〜27ワットを必要とするのみである。
【0030】本発明は、保全電流量を灯を点灯して維持
するために必要とされた純最小値に厳しく制限すること
により、陽極暗化と水銀移動の問題を解決する。Joh
nson(米国特許第4、260、932号)は、単向
電流から生ずる電荷蓄積量が、灯内の電子及び負イオン
の速度と、灯内の電流量(電子と負イオンの密度)によ
ることを教示する。また、充電電子及びイオンの速度
は、主に、灯の放電長さ(これは負帯電粒子が加速され
る時間期間を決定する)と、灯の加速電圧(動作電圧)
とによる。本発明の場合に、使用電流は、電子及びイオ
ン衝撃量を最小値に制限し、オフにされた時間中の小移
動から灯を回復させる。
【0031】上記の実施態様は、発明を限定するより
も、例示することを意図したものであり、多数の修正
が、クレイムによって規定された発明の範囲に反するこ
となく行われることが理解される。事実、構成要素の小
変更が、高圧ナトリウム蒸気の如く、他のガス灯での安
定器の使用の便宜をはかるために行われることは、本発
明の企図内にある。
【0032】本発明が、前述の図面と説明において示さ
れた好ましい実施態様により詳細に示されたが、関連技
術における当業者には、変形と等価物が、明白に開示さ
れた発明の精神と範囲内で行われることは明らかにな
る。従って、発明の範囲は、クレイムの範囲によっての
み限定され、前述の説明における特定の表現によっては
限定されないことが意図される。
【0033】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0034】1.ガス放電灯で使用される安定器回路に
おいて、(a)誘導性電気構成要素又は熱イオン又は電
界放出フィラメントの使用なしに灯内のガスを点弧する
ための手段と、(b)灯の照明を維持するための手段と
を具備する安定器回路。
【0035】2.ガスを点弧するための該手段が、AC
電流を使用する上記1に記載の安定器回路。
【0036】3.灯の照明を維持するための該手段が、
DC電流を使用する上記2に記載の安定器回路。
【0037】4.ガスを点弧するための該手段が、整流
/倍電圧回路、低電力発振回路と高電圧増幅器回路とを
含む上記2に記載の安定器回路。
【0038】5.ガス放電灯を点弧し、連続的に照明す
るための安定器回路であり、その動作は誘導性電気構成
要素又はフィラメントの使用を必要としない安定器回路
において、(a)AC電源からの供給電圧信号を整流/
増倍するための手段と、(b)整流/増倍された供給電
圧信号におけるAC周波数リッジを濾波するための手段
と、(c)該整流/増倍された供給電圧信号を受信し、
高周波信号を出力するための信号と、(d)ガス放電灯
を点弧するために該整流/増倍された供給電圧信号と該
高周波信号の平均を増幅するための手段とを具備する安
定器回路。
【0039】6.(a)いったん灯が点弧されたなら
ば、該供給電圧信号を低減させる手段と、(b)DC電
流により灯の照明を維持するための手段とをさらに具備
する上記5に記載の安定器回路。
【0040】7.AC電源からの供給電圧信号を整流/
増倍するための該手段が、さらに、AC電源からEin
供給電圧を受信し、約2√2Einの第1無負荷電圧信号
を出力する整流/倍電圧回路と、該整流/倍電圧回路か
ら該第1無負荷電圧信号を受信し、約3√2Einの第2
無負荷電圧信号を出力する増倍回路とから成る上記6に
記載の安定器回路。
【0041】8.該整流/増倍された供給電圧信号を受
信し、該高周波信号を出力するための該手段が、さら
に、該整流/倍電圧回路における出力端子間に接続した
低電力発振回路から成り、該低電力発振回路が、2√2
in高周波信号を出力する上記7に記載の安定器回路。
【0042】9.ガス放電灯を点弧するために該整流/
増倍された供給電圧信号と該高周波信号の平均を増幅す
るための該手段が、さらに、該増倍回路からの該第2無
負荷電圧信号と該低電力発振回路からの該高周波信号を
受信し、それらの平均電圧を取る高電圧増幅器回路を具
備し、該増幅器回路が、ガス放電灯を点弧するために2
G√2Einの高周波増幅器出力信号を獲得するためにG
の因子を該平均電圧に掛算する上記8に記載の安定器回
路。
【0043】10.ガス放電灯を点弧し連続的に照明す
るために誘導性電気構成要素又はフィラメントの使用を
必要としない改良安定器回路において、(a)AC電源
によりEinの供給電圧を受信し、約2√2Einの第1無
負荷電圧信号を出力する整流/倍電圧回路と、(b)A
C電源により供給され、該整流/倍電圧回路からの該第
1無負荷電圧信号を受信し、約3√2Einの第2無負荷
電圧を出力する増倍回路と、(c)該第1無負荷電圧信
号におけるAC周波数リッジを濾波する、該整流/倍電
圧回路の出力端子間に接続された濾波コンデンサと、
(d)該整流/倍電圧回路の該出力端子間に接続され、
かつ該濾波コンデンサと並列に接続された低電力発振回
路であり、2√2Ein高周波信号を出力する低電力発振
回路と、(e)該増倍回路からの該第2無負荷電圧信号
と該低電力発振回路からの該高周波信号を受信し、それ
らの平均電圧を取る高電圧増幅器回路であり、ガス放電
灯を点弧するための2G√2Einの高周波増幅器出力信
号を獲得するために、Gの因子を該平均電圧に掛算する
高電圧増幅器回路と、(f)AC電源に接続されたトリ
ガーコンデンサであり、いったん灯が点弧されたなら
ば、電流の増大を検知することにより、供給電圧Ein
大きく低下させるトリガーコンデンサと、(g)灯が点
弧された後、灯に供給されるDC保全電流とを具備する
改良安定器回路。
【0044】11.該増倍回路がまた、抵抗器とダイオ
ードを有し、該抵抗器が、いったん灯が点弧されたなら
ば、電流の増大を検知した後増大された電圧降下を生成
し、該電圧降下が、該ダイオードを順方向バイアスさ
せ、DC電流を該増倍回路の出力を通って流させ、この
場合、該増幅器回路が、ガス放電灯を点弧するための2
G√2Einの高周波増幅器出力信号を獲得するためにG
の因子を該平均電圧に掛算し、該増幅器回路は、該灯が
点弧された後、該増倍回路からのDC電流をその出力を
通して該灯に通過させる上記10に記載の安定器回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要構成要素の間の相互接続を示すブ
ロック回路図である。
【図2】図1からのブロック2(整流器/倍電圧器)と
ブロック3(増倍回路)の電気略図である。
【図3】図1からのブロック4(低電力発振器)の電気
略図である。
【図4】図1からのブロック5(増幅器)の電気略図で
ある。
【図5】本発明の安定器回路の全電気略図を示す。
【符号の説明】
1 AC電源 2 整流器/倍電圧器 3 倍増器回路 4 低電圧回路 5 増幅器 6 灯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス放電灯で使用される安定器回路にお
    いて、(a)誘導性電気構成要素又は熱イオン又は電界
    放出フィラメントの使用なしに灯内のガスを点弧するた
    めの手段と、(b)灯の照明を維持するための手段とを
    具備する安定器回路。
  2. 【請求項2】 ガス放電灯を点弧し、連続的に照明する
    ための安定器回路であり、その動作は誘導性電気構成要
    素又はフィラメントの使用を必要としない安定器回路に
    おいて、(a)AC電源からの供給電圧信号を整流/増
    倍するための手段と、(b)整流/増倍された供給電圧
    信号におけるAC周波数リッジを濾波するための手段
    と、(c)該整流/増倍された供給電圧信号を受信し、
    高周波信号を出力するための信号と、(d)ガス放電灯
    を点弧するために該整流/増倍された供給電圧信号と該
    高周波信号の平均を増幅するための手段とを具備する安
    定器回路。
  3. 【請求項3】 ガス放電灯を点弧し連続的に照明するた
    めに誘導性電気構成要素又はフィラメントの使用を必要
    としない改良安定器回路において、(a)AC電源によ
    りEinの供給電圧を受信し、約2√2Einの第1無負荷
    電圧信号を出力する整流/倍電圧回路と、(b)AC電
    源により供給され、該整流/倍電圧回路からの該第1無
    負荷電圧信号を受信し、約3√2Einの第2無負荷電圧
    を出力する増倍回路と、(c)該第1無負荷電圧信号に
    おけるAC周波数リッジを濾波する、該整流/倍電圧回
    路の出力端子間に接続された濾波コンデンサと、(d)
    該整流/倍電圧回路の該出力端子間に接続され、かつ該
    濾波コンデンサと並列に接続された低電力発振回路であ
    り、2√2Ein高周波信号を出力する低電力発振回路
    と、(e)該増倍回路からの該第2無負荷電圧信号と該
    低電力発振回路からの該高周波信号を受信し、それらの
    平均電圧を取る高電圧増幅器回路であり、ガス放電灯を
    点弧するための2G√2Einの高周波増幅器出力信号を
    獲得するために、Gの因子を該平均電圧に掛算する高電
    圧増幅器回路と、(f)AC電源に接続されたトリガー
    コンデンサであり、いったん灯が点弧されたならば、電
    流の増大を検知することにより、供給電圧Einを大きく
    低下させるトリガーコンデンサと、(g)灯が点弧され
    た後、灯に供給されるDC保全電流とを具備する改良安
    定器回路。
JP6278541A 1993-10-21 1994-10-19 蛍光灯付勢回路 Pending JPH07263153A (ja)

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