JPH0725980Y2 - 屋外用ハンドボールゴール - Google Patents

屋外用ハンドボールゴール

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JPH0725980Y2
JPH0725980Y2 JP1797293U JP1797293U JPH0725980Y2 JP H0725980 Y2 JPH0725980 Y2 JP H0725980Y2 JP 1797293 U JP1797293 U JP 1797293U JP 1797293 U JP1797293 U JP 1797293U JP H0725980 Y2 JPH0725980 Y2 JP H0725980Y2
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JP
Japan
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goal
frame
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rope
base frame
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JP1797293U
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JPH0675543U (ja
Inventor
正信 上坂
Original Assignee
合名会社上坂鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として学校等のグラ
ンドで使用される屋外用ハンドボールゴールの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外に設置するハンドボールゴー
ルは、平面コ型を呈する土台フレームと、左右のゴール
ポストの上端にクロスバーを架設して正面門型に形成し
たゴール枠と、逆L形状の左右の支持枠とでゴール本体
を構成すると共に、そのゴール本体における左右の支持
枠の外側にゴールネットを被せてなるもので、前記ゴー
ル本体の各構成部材同士の取付け部分は溶接やボルトナ
ット止め等の手段により一体に固着されていた。
【0003】このように構成されたハンドボールゴール
は、児童,生徒等がクロスバーにぶら下がるなどしてゴ
ール本体が転倒し下敷きになって怪我をするような事故
を防ぐため、例えば土台フレームを打込み杭で地面に固
定するか、若しくは土台フレーム後部に重錘を取り付け
る等してグランドに据え置いて使用するようになってい
る。また夏休みなどで学校等が長期休暇になるときは、
予めゴールネット,打込み杭,重錘等を取り除き、ゴー
ル枠の前面側を建物に寄せたり、若しくは二基一対のゴ
ールの前面同士を向かい合わせて紐で結び付けるなどし
てゴール本体の転倒を防止するよう義務付けられてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来のハン
ドボールゴールはゴール本体が分解不能に一体的に接合
形成されていることから、上記の如く据え置き固定手段
を外して転倒しないよう設置,保管するに際し、その運
搬が非常に面倒であると共に用具置き場等への収容が困
難なものであった。
【0005】本考案はこのような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ゴール本体
の移動,運搬が容易に行なうことが出来、且つ用具置き
場等への収容が可能である、新規な屋外用ハンドボール
ゴールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本考案に係る屋外用ハンドボールゴールは、平面コ
型に形成した土台フレームの左右前端に、正面門型を呈
するゴール枠の左右下端を枢着すると共に、一端を土台
フレームの側辺中途部に枢着した垂直杆と、一端をゴー
ル枠の上辺端部に枢着した水平杆との他端同士を着脱自
在に連結してなる支持枠を左右に配設し、且つ前記左右
の水平杆における垂直杆連結側の端部寄りの中途部位間
にネット支持バーを架設してゴール本体を形成し、さら
に、ネット支持バー両端にロープ掛け渡し部材を設ける
と共に、前記左右の垂直杆における枢着側の端部近傍に
ロープ締結部材を設け、ゴール枠の裏面に沿って開口縁
を掛止せるゴールネットの奥側張架用ロープを前記両掛
け渡し部材間に掛け渡し、且つ両端を前記締結部材に結
んでゴールネットを張設してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成によると、張架用ロープの両端を締
結部材から解いてゴールネットの張設状態を緩め、左右
の支持枠における水平杆と垂直杆の連結部位を離間せし
めた後、夫々の垂直杆を内側へ回動せしめて略水平状に
重ね合わせ、且つ夫々の水平杆をゴール枠の側辺部方向
へ回動せしめてその側辺部に沿わせ、さらにゴール枠を
土台フレーム方向へ回動させれば、ゴール枠が土台フレ
ーム上に重なる状態にゴール本体を折り畳むことができ
る。
【0008】またネット支持バーを、水平杆における垂
直杆連結側の端部寄りの中途部位間に架設したことか
ら、張架用ロープにおける掛け渡し部材から締結部材に
亙って張設する部分と、支持枠における垂直杆との間に
所望幅の隙間が生じる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る屋外用ハンドボールゴー
ルの一実施例を図面を参照して説明する。図1〜3にお
いて、aはゴール本体、bはゴールネット、cはロープ
掛け渡し部材、dはロープ締結部材を夫々表し、ゴール
本体aは土台フレーム1、ゴール枠2、左右の支持枠
3,3、ネット支持バー4から形成されている。
【0010】土台フレーム1は、断面角型の金属杆或い
は角材を平行に配設して左右の側辺部1aとすると共に、
各側辺部1aの後端に係止部材5を起設してそれら係止部
材5間に後辺部となる後部杆1bを架設してなる平面コ型
のもので、後部杆1bには所定の重量を付加せしめて重錘
として機能させる。また前記夫々の側辺部1aにおける前
端部分は鉛直方向に折曲せしめてあり、その上端面部に
は後述する丁番6が配設される。また、夫々の側辺部1a
における前端から所定寸法(詳しくは規格寸法1000mm)
離間した中途位置1c間には、後部フレーム7を架設して
ある。
【0011】尚、ゴール本体aの設置に際しては、土台
フレーム1適宜箇所を打込み杭にて地面に固定したり、
或いは不図示の重錘部材を添接せしめる等して、その転
倒を確実に防止するよう配慮する。
【0012】ゴール枠2は、前記側辺部1aと同様な金属
杆或いは角材からなる左右のゴールポスト2aの上端間に
クロスバー2bを架設し、且つその端部同士をL型板2cで
連結して所定寸法の正面門型形状に形成したもので、そ
の左右側辺部となるゴールポスト2aの下端と、上記土台
フレーム1の左右側辺部1a前端との間に介設せしめた丁
番6により土台フレーム1の左右前端部分に枢着し、土
台フレーム1上に折り重なることが可能なよう、回動可
能に支持される。
【0013】土台フレーム1の側辺部1a上面における前
記中途位置1c、及び、ゴール枠2の上辺部となるクロス
バー2bの端部裏面には、夫々枢支部材8a,8b を突設し、
土台フレーム1側の枢支部材8aには垂直杆3a下端を、ゴ
ール枠2側の枢支部材8bには水平杆3bの一端を夫々枢着
せしめ、且つ、その垂直杆3a上端と水平杆3b他端とをエ
ルボー管3cにより着脱自在に連結するをもって支持枠3
が形成される。尚、前記垂直杆3aは後部フレーム7方向
へ、水平杆3bはゴールポスト2a方向へ、夫々回動自在に
支持される。
【0014】前記左右の水平杆3bにおける垂直杆3a連結
側の端部寄りの中途位置(詳しくは水平杆3bの枢着側端
部から規格寸法800mm 離間した中途位置)3d間にはネッ
ト支持バー4を架設し、該ネット支持バー4の両端にロ
ープ掛け渡し部材cを設ける。また、前記左右の垂直杆
3aにおける枢着側の端部近傍、詳しくは土台フレーム1
の側辺部1aの側面にロープ締結部材dを突設し、後述す
るゴールネットbの奥側張架用ロープeをそれら左右の
ロープ締結部材d間に掛け渡し、且つ同ロープe両端を
前記締結部材dに締結して、ゴールネットbにおける背
面部分の上辺及び左右側片を張架せしめる。
【0015】土台フレーム1の側辺部1a後端に設けた係
止部材5は断面略M形状を呈し、ゴール枠2を土台フレ
ーム1上に折り重ねた際に、上記支持枠3の水平杆3bを
内部に収容すると共に上面にゴールポスト2aを載承せし
めて、その折り畳み形態を保持する(図6〜8参照)。
【0016】ゴール枠2における左右ゴールポスト2a及
びクロスバー2bの裏面、並びに上述の後部フレーム7前
面には適宜間隔ごとに係止片9を突設する。係止片9は
図4に拡大して示すように、ゴールポスト2a又はクロス
バー2bの裏面及び後部フレーム7の前面に長尺帯状の金
属板9aをビス止めし、その金属板9aの中心線上に固定す
る金属線9bの適宜箇所を山形に突出せしめてなるもの
で、夫々の山形状突出部分(即ち、係止片9)とゴール
ネットbの網目とを紐材10で締結して、ゴールネットb
の前面開口縁をゴール枠2の裏面に沿って、ゴールネッ
トbの下面開口縁を土台フレーム1の側辺部1aと後部フ
レーム7に沿って、夫々張架せしめる。
【0017】ゴールネットbはこの種の技術分野におい
て周知な構造のもので、前面開口縁と下面開口縁を前述
のように張架すると共に、背面部分の上辺及び左右側片
を張架用ロープeを介して張架せしめて、図1、2に示
すような所定の形態に張設される。
【0018】尚、この張設形態においては、前述の通り
ネット支持バー4を水平杆3bにおける垂直杆3a連結側の
端部寄りの中途部位間に架設したことから、張架用ロー
プeにおける掛け渡し部材cから締結部材dに亙って張
設する部分と、支持枠3における垂直杆3aとの間に所望
幅の隙間sが生じる。換言すれば、ゴールネットbの奥
側の側縁が前記垂直杆3aの手前側に離間するので、同側
縁が垂直杆3aの後ろ側に沿う従来製品の欠点、即ち、ゴ
ールされたボールが前記垂直杆3aに当たってゴール外に
跳ね返って審判や観客等がゴールされなかったと誤認す
るような虞れ、或いは、ゴールされたボールがゴールネ
ットb奥側の側縁と前記垂直杆3aとの間に挟まってゲー
ム進行を妨げるような虞れをなくすことができる。
【0019】以下に、上記構成からなる本実施例ゴール
の折り畳み手順を図面を参照して説明すれば、まず図1
に示す設置状態において張架用ロープeの両端を締結部
材dから解くと共に紐材10を解いてゴールネットbを外
した後、左右の支持枠3における水平杆3bと垂直杆3aの
連結部位を取り外す。次に、水平杆3bから分離せしめた
夫々の垂直杆3aを内側へ回動せしめて後部フレーム7上
で相互に重ね合わせ、他方、両水平杆3b及びネット支持
バー4をゴール枠2方向へ回動せしめて各水平杆3bをゴ
ールポスト2aに沿わせる(図5参照)。最後に、ゴール
枠2を土台フレーム1方向へ回動させれば、ゴール枠2
が土台フレーム1上に重なる状態にゴール本体aを折り
畳むことができる(図6,7参照)。
【0020】この時、前述の如く水平杆3bを係止部材5
の内部に収容すると共にゴールポスト2aを係止部材5上
面に載承せしめて、その折り畳み形態が崩れないよう保
持する。このようにして折り畳まれたゴール本体aは図
6に示すようにコンパクトな形態となり、その運搬,移
動を少人数で容易に行い得ると共に用具置き場等への収
容も可能となる。
【0021】
【考案の効果】本考案に係る屋外用ハンドボールゴール
は以上説明したように構成したので、ドライバーやペン
チ等の工具を用いることなく杆体端部の取り外しやフレ
ーム部材の回動操作などの極めて簡単な作業によって、
その運搬,移動を少人数で容易に行い得ると共に用具置
き場等への収容も可能なコンパクトな形態に折り畳むこ
とができる。
【0022】よって、折り畳み・分解不能に一体的に構
成され運搬,移動に多人数を必要とすると共に用具置き
場等への収容が不可能なことから夏休みなどで学校が長
期休暇になる場合等の保安管理が極めて面倒であった従
来品に比べ、前記保安管理を容易且つ確実に行い得るも
のとして、保安管理を怠ることによる転倒事故の防止等
に優れた効果を奏する。
【0023】また設置状態において、ゴールネット奥側
の側縁が支持枠の垂直杆手前側に離間することから、前
記側縁が垂直杆の後ろ側に沿う従来製品の欠点、即ち、
ゴールされたボールが前記垂直杆に当たってゴール外に
跳ね返って審判や観客等がゴールされなかったと誤認す
るような虞れや、ゴールされたボールがゴールネットb
奥側の側縁と前記垂直杆3aとの間に挟まってゲーム進行
を妨げるような虞れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る屋外用ハンドボールゴールの一実
施例を示す斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】図2の(3)−(3)線に沿う断面図。
【図4】図3の一部拡大斜視図。
【図5】ゴール本体の折り畳み手順を示す斜視図。
【図6】ゴール本体の折り畳み手順を示す斜視図。
【図7】図6の側面図。
【図8】図7の(8)−(8)線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
a:ゴール本体 b:ゴールネット c:ロ
ープ掛け渡し部材 d:ロープ締結部材 e:ロープ 1:土
台フレーム 2:ゴール枠 3:支持枠 4:ネ
ット支持バー 5:係止部材 6:丁番 7:後
部フレーム 8a,8b :枢支部材 9:係止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面コ型に形成した土台フレームの左右
    前端に、正面門型を呈するゴール枠の左右下端を枢着す
    ると共に、一端を土台フレームの側辺中途部に枢着した
    垂直杆と、一端をゴール枠の上辺端部に枢着した水平杆
    との他端同士を着脱自在に連結してなる支持枠を左右に
    配置し、且つ前記左右の水平杆における垂直杆連結側の
    端部寄りの中途部位間にネット支持バーを架設してゴー
    ル本体を形成し、さらに、ネット支持バー両端にロープ
    掛け渡し部材を設けると共に、前記左右の垂直杆におけ
    る枢着側の端部近傍にロープ締結部材を設け、ゴール枠
    の裏面に沿って開口縁を掛止せるゴールネットの奥側張
    架用ロープを前記両掛け渡し部材間に掛け渡し、且つ両
    端を前記締結部材に結んでゴールネットを張設してなる
    ことを特徴とする屋外用ハンドボールゴール。
JP1797293U 1993-04-09 1993-04-09 屋外用ハンドボールゴール Expired - Lifetime JPH0725980Y2 (ja)

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JPH0675543U JPH0675543U (ja) 1994-10-25
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