JPH07254931A - 音声蓄積転送機能と電話交換装置との調和を 容易にする方法及び呼出し完了装置 - Google Patents

音声蓄積転送機能と電話交換装置との調和を 容易にする方法及び呼出し完了装置

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JPH07254931A
JPH07254931A JP36220292A JP36220292A JPH07254931A JP H07254931 A JPH07254931 A JP H07254931A JP 36220292 A JP36220292 A JP 36220292A JP 36220292 A JP36220292 A JP 36220292A JP H07254931 A JPH07254931 A JP H07254931A
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voice
call
telephone
subscriber
function
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JP36220292A
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J Morganstain Stanford
スタンフォード、ジェイ、モーガンスタイン
B Kracau Herbert
ハーバト、ビー、クラカウ
D Kurekka Mark
マーク、ディー、クレッカ
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DAITERU CORP
Dytel Corp
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DAITERU CORP
Dytel Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 音声蓄積転送機能と電話交換システムとの間
に高レベルの調和を生じさせることにある。 【構成】 呼出し完了装置10は、入り呼びを傍受し、
発信加入者に音声表示メッセージを与え、電話内線数字
情報を収集する。披呼加入者の使用不能を判定すると、
呼出し完了装置は、音声蓄積転送設備19への随意の接
続に関し発信加入者を促す。発信加入者による数字コー
ドの入力に応答して呼出し完了装置は、パーソナリティ
テーブル、翻訳テーブル及び呼出し流れ制御テーブルを
参照して電話交換システム14を経て音声蓄積転送設備
にパルス状に出される適当な全部の情報を与える。音声
蓄積転送機能と通信を行う際の呼出し完了装置の作用は
発信加入者に対し即応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に電気通信設備、
ことに音声蓄積転送(voice store and
forward)機構を電話交換システムにインター
フエースする方法及び装置に関する。
【0002】
【関連特許願】モーガンステイン(Morganste
in)等を発明者とする1986年9月22日付米国特
許願第909,755号明細書「話中/応答無し呼出し
完了機器」がある。
【0003】
【発明の背景】電気通信の分野では、音声通信をさらに
向上させる新たな機能及び機構の膨張が続いている。広
く認められている1つの機構は、個人が相互の直接通信
を必要としないで個人間の音声メッセージの記憶及び検
索のできる音声蓄積転送機能がある。音声蓄積転送機能
は一般に、メッセージを別の人に話そうとする人に到達
させることができ他の人が後で着呼しこのようなメッセ
ージを検索する若干の「音声メールボックス」を持つ中
央位置システムである。この配置では各個人は、一般に
直接通信には使用不能であっても間接的に通信すること
ができる。
【0004】音声蓄積転送機能は電話交換システムに使
うことができ、加入者が割当てられた音声メールボック
スを持つ他の加入者と間接的に通信することができる。
電話交換システムへの外部個別呼出しにより音声メッセ
ージの蓄積は必ずしもあまり容易には適応されない。実
際上音声蓄積転送機能のサービスを呼出す手順で開始さ
れない個人はこのような機能を利用することがやっかい
であると分ることが多い。音声蓄積転送機能は一般に、
被呼加入者の電話機が話中のとき又は入り呼びに対し応
答がないときに電話交換システムを介して呼出される。
【0005】統合されないと、音声蓄積転送機能は、発
信加入者を習慣的に促し発信加入者の内線番号と、又音
声メールボックスをメッセージの蓄積又は検索のために
アクセスしようとするかどうかを表わすコードとをふた
たび入れる。このことは発信加入者に対する付加的な処
理上の負担を表わすだけではなく又、多くの場合に音声
蓄積転送機能の性能を妥協させる。このことは、発信加
入者が音声メッセージの蓄積を完了しないで早すぎて電
話を切り又は発信加入者が所定のストップコードにダイ
ヤルするのを不任意で忘れると、音声蓄積転送システム
が発信加入者の終話状態が存在するかどうかを判定する
ように延長した時限にわたりオンライン状態に留まらな
ければならないことを意味する。このことは、若干の交
換システムが一般に音声蓄積転送機能に切断監視信号を
送信しないから起りやすい。従って音声蓄積転送装置
は、発信加入者の終話状態の指示として、20ないし3
0secのような付加的時限にわたり電話回線を監視し
なければならない。
【0006】以上述べた所から明らかなように、音声蓄
積転送機能を交換システムと一層十分に統合することに
より発信加入者によるその使用をさらに容易にするよう
に、電話交換システムに関して使われる方法及び装置が
必要である。
【0007】
【発明の概要】本発明によれば、従来の方法に伴う欠点
及び制限を実質的に減らし又はなくす方法及び装置が得
られる。本発明の呼出し完了装置は、電話交換システム
及び音声蓄積転送機能の間に高レベルの統合を生じさせ
る。本発明の好適な実施例によれば被呼電話機の話中又
は応答なしの条件に出会うと、本発明の呼出し完了装置
は、被呼内線が音声蓄積転送オプションを設けてあるか
どうかを確認するのに個人テーブルを参考にする。肯定
指示では発信加入者は、音声蓄積転送機能でメッセージ
を蓄積しようとする場合に「*」のような所定のコード
を入力するように音声指示メッセージを設ける。次いで
呼出し完了装置は、呼出しを処理しなければならない呼
出し順序を見付けるのに変換テーブルを参照する。変換
テーブルは音声蓄積転送システムの宛先を定める情報と
共にアクセスしようとする特定の音声メールボックスと
を含む。音声メールボックスが被呼内線番号に対応しな
い場合に呼出し流れ制御が必要である。
【0008】次いで呼出し完了装置は呼び流れ制御テー
ブルを参考として音声蓄積転送システムの特定の音声メ
ールボックスへの呼出しを完了するのに必要な修正の性
質を定める。又付加的な呼出し流れ制御テーブルは、単
一の電話機又はP3X交換システムが複数の音声蓄積転
送機能のサービスに加入する場合に用意する。
【0009】本発明の他の特長によれば本発明の呼出し
完了装置は切断監視信号を音声蓄積転送システムに送
る。この特徴は統合が電話交換システムに組込まれた場
合に初めて利用できた。発信加入者の終話条件はこのよ
うにして音声蓄積転送機能により迅速に検出され、次い
でこのような機能の入力ポートは他の要求にサービスに
より迅速に切換えることができる。この機能の技術的利
点は、音声蓄積転送機能の入力ポートが一層少なくてよ
いことである。
【0010】本発明のなお別の特長及び利点は本発明の
好適な実施例の添付図面についての以下の説明から明ら
かである。こら等の図面を通じて同じ部品には同様な参
照数字を付けてある。
【0011】
【実施例】本発明の用途は、電気通信ネットワーク内で
相互に接続した本発明を例示した図1を先ず参照するこ
とにより明らかである。とくに本発明は校内交換(PB
Z)電話システムのような電話交換システムと協働する
付加装置10として示してある。本発明は構内型の電話
交換システム14に使うのに理想的に適しているが、例
示した応用例は本発明の用途を限定するものではない。
さらに本発明は、付加設備として付加するのでなくて多
くの形式の電話交換システム内に統合することができ
る。
【0012】電話システム14は複数の電話機16に対
応し交換中継台18を備えた形式のものである。電話機
16は又メッセージ待ちランプ17を備えてもよい。交
換中継台18は、各電話機16への呼びを完了するのに
発信加入者に役立つように信号を送られる。音声蓄積転
送設備19は又電話交換システムと協働して利用され発
信加入者に被呼加入者が使用不能であるときに音声メッ
セージを入れさせる。この説明で使う「音声蓄積転送機
能」と「音声メッセージ通報機能」とは同義語である。
なお詳しく後述するように音声蓄積転送機能により各個
人は音声メッセージを入れ検索することによって前後に
通信することができる。音声蓄積転送設備19は電気交
換システム14に接続して示してあるが、このような設
備は、このような交換システムと一体に構成され、又は
遠隔位置に位置させ長距離通信機能を経てアクセスする
ことができる。音声蓄積転送設備19により入れたメッ
セージは、被呼加入者に割当てられた電話機16のメッ
セージ待ちランプ17を照明することにより被呼加入者
の注意を呼ぶ。
【0013】1構造例では呼出し完了装置10は、電話
の呼びを電話システム14に差向ける1条又は複数条の
入りトランク20により中央局12に接続してある。ト
ランク20による入り電話呼出しは、呼出し完了装置1
0により処理され、通信回線22により構内システム1
4に転送する。電話機16の1つにより電話交換システ
ム14内で生ずる呼出し電話交換システム14により処
理され出トランク24の1つで中央局12に転送する。
中央局12は一般に局間トランク26を備え他の中央局
に又は直列の長距離交換設備(図示してない)に電話通
信を行う。
【0014】本発明の操作の1モードによれば中央局1
2から電話交換システム14へのすべての入り呼びは先
ず、入りトラク20で呼出し完了装置10により代行受
信する。別の操作法では呼出しは交換システム14によ
り受け、ステーション又はトランク形でよい呼出し完了
装置10に回線22で送る。入りトランク20で受ける
ダイヤル情報は、1984年3月26日付米国特許願第
593,526号明細書「PBX代行受信発呼者対話形
構内バイパスシステム」に記載してあるのと同様にして
呼出し完了装置10により終了する。このような対話形
システムによればトランク20により発信加入者にメッ
セージを送り宛先電話機16たとえば被呼加入者に協働
するダイヤル情報の入力を要求する。発信加入者のダイ
ヤルした数字を受けると対話形システムはこのような数
字を通信回線22で電話交換システム14に転送する。
通信回線22は、電話交換システム14を電話機16に
接続するような普通の局線でよい。
【0015】電話交換トステム14は、これがPBXセ
ントレックス(Centrex)システム、キーシステ
ム又はその他の形式の電話システムのいずれであって
も、通信回線22により送られる内線番号を容易に認識
するようにしてある。通常のように電話交換システム1
4は信号電流を、ダイヤル数字により独特に識別された
電話機16に送る。電話交換システム14は又可聴呼出
し信号を呼出し完了装置10に通信回線22を介して送
る。電話交換システム14は、被呼加入者が応答するま
で選定した電話機16に呼出し信号を送り続ける。選定
した電話機16がすでに応答信号を受けて現在被呼加入
者に使用されている場合には、電話交換システム14
は、通信回線22により呼出し完了装置10に話中信号
を戻す。電話交換トステム14により通信回線22で供
給される可聴呼出し信号及び話中信号は、完了しようと
する呼出しの状態に関して発信加入者を変えるように呼
出し進行信号音を続ける。
【0016】呼出し完了装置10は宛先電話機が入り呼
びに応じて応答されないで又宛先電話機が応答し被呼加
入者が話中であることを指示する例の両方に対応する。
この装置の1つの操作モードでは発信加入者はオプショ
ンの選択を与えられる。こら等のオプションの1つは使
用不能の被呼加入者にメッセージを残すことを含む。こ
のことは、若干の電話交換システムがこのようなオプシ
ョンを用意しないで、呼出しを音声記録転送システムに
固有のソフトウエアを介して自動的に転送した従来の装
置に比べて著しく異なっている。前記のソフトウエア
は、このような交換システムの専有の信号にとくに適応
するようにした音声記録転送システムだけに統合でき
た。
【0017】本発明の目的は発信加入者にオプションを
与えるだけでなく又他の目的は通常統合を意図していな
い広い範囲の電話交換システム及び音声記録転送システ
ムと統合しようとすることにある。
【0018】図2に示した呼出し完了装置10には、入
りトランク20に接続した入力ポート28を設けてあ
る。出力ポート30は通信回線22に接続してある。入
力ポート28及び出力ポート30は、各変成器32,3
4により交換ネットワーク36に結合した変成器であ
る。1対のループ閉止リレー接点35,37は、閉ルー
プをそれぞれ入りトランク20及び通信回線22に接続
するように互いに無関係に作動する。このループを閉じ
ると、これに接続した交換システムに肯定応答及びサー
ビス要求の信号を送る。アウトパルサ39は、通信回線
22に橋架され、呼び完了装置10の他の回路の制御の
もとにDTMF信号又はダイヤルパルスによって電話番
号のパルスを送出す。交換ネットワーク36は入力変成
器32を出力変成器34に又はハイブリッド38に結合
するように作用する。アース及び呼出し信号検出回路4
0は入力ポート28に結合され入りトランク20で中央
局12により伝送されるアース及び呼出し信号指示を検
出する。
【0019】交換ネットワーク36は両方向銅線42に
よりハイブリッド38に接続してある。ハイブリッド3
8は単方向出導線44により第1の交換ステージ46と
DIMF検出器48とに接続してある。検出器48は、
従来の構造のもので非回転形電話機により伝送する標準
化したDTMF信号の検出に応答する出力を生ずること
ができる。DTMF検出器に使うのに適当な集積回路に
は、マイテルコーポレイション(Mitel Corp
oration)製の8870型がある。ダイヤルパル
ス受信機はDTMF検出器48と組合せて又はその代り
に使われ回転形電話機からダイヤルされた数字に応答す
る。なお高価でななお完成している音声認識回路は、D
IMF形又は回転ダイヤル検出形と同様な利点のもとに
使うことができる。第1の交換ステージ46は、単方向
出導線により1対の呼出し進行信号音検出器50,52
に搬送される信号を選択的に切替える作用をする。呼出
し進行信号音に適当な回路は、ナショナル・セミコンダ
クタ(NationalSemiconductor)
製の集積回路LM567型がある。各呼出し進行信号音
検出器50,52は呼出し進行信号音を検出するのに有
効であるが、次の説明は、第1の交換ステージ46が導
線44から検出器50に信号音を送るものとして進め
る。
【0020】複数の指示メッセージを記録するメッセー
ジ記憶ユニット54は第2の交換ステージ56によりハ
イブリッド38の入力ポート58に切替え自在に接続し
てある。この構造により指示メッセージはハイブリッド
38を経て一方に伝送し、これと同時に呼出し進行信号
を呼出し進行検出器50によりハイブリッド38を経て
反対方向に受ける。メッセージ記録ユニットは、両方向
母線により交換ステージに接続され記憶ユニット54内
に呼出し完了装置10の入力ポートを介して入力できる
ようにする。このようにして呼び完了装置の管理者は、
記憶ユニット内に記憶したデータの変更、追加又は削除
を行うことができる。管理者はたとえば入り呼びを呼出
し完了装置10に入れ又コード又はその他の手段により
装置を記憶単位54をアクセスしその内容を変えるモー
ドにする。交換ステージ50はアナログ音楽又は音声ア
ナウンスの源57を発信加入者に切替える別の入力を持
つ。このことはたとえば発信加入者を呼出し完了装置1
0により保留又はキャンプオンにする時限中に行われ
る。
【0021】呼出し完了装置10はさらに、ソフトウエ
アプログラムにより本発明の全部の電気装置を制御する
プロセッサ複合体72を備えている。全部の電気装置の
タイミング及び同期はシステムタイミング73に従って
多くのクロック位相により制御する。プロセッサ複合体
72は、RAM及びROMの記憶域を持つメモリ78に
両方向母線76により接続したマイクロプロセッサ74
を備えている。メモリ78は又後述の種種のルックアッ
プテーブルを備える。両方向母線76は簡略化した形で
示してあるが、とくにマイクロプロセッサ74及びメモ
リ78の間にアドレス情報及びデータ情報を搬送する多
重の両方向母線を備えている。又プロセッサ複合体72
内には、マイクロプロセッサ74が呼出し完了装置10
の他の電気回路を制御することのできるインタフエース
80を設けてある。
【0022】通信母線82はマイクロプロセッサ74及
びインタフエース80間に信号を送る。インタフエース
80は、それぞれマイクロプロセッさ74により制御さ
れる電気回路に接続した複数の出力84を設けてある。
たとえばマイクロプロセッサ74はアース及び呼出し信
号検出器40からインタフエース80を経て、アース呼
出し信号条件が入りトランク20に存在するときを指示
する情報を受ける。次いでプロセッサ複合体72はその
プログラムの適当な命令を実行し入りトランク20の信
号に応答する。インタフエース80は又種種の交換ネッ
トワーク36及びステージ46,50に接続され、種種
の電気径路を設定し呼出し完了装置10内の所望の装置
に情報を送ることができる。同様にメッセージ記憶ユニ
ット54は、インタフエース80を介して制御されるプ
ロセッサであり第2の交換ステージ56を経て発信加入
者に適当なメッセージを送る。呼出し完了装置の他の回
路はプロセッサ複合体72によりソフトウエアフローチ
ャードで後述するようにして制御する。
【0023】プロセッサ複合体72のメモリ78内に
は、トランク20で入り呼びの処理中にマイクロプロセ
ッサ74により参照する種種のテーブルを記憶してあ
る。音声蓄積転送メッセージテーブル部分85は音声メ
ッセージ送り機能を設けた電話内線番号を備える。数字
変換テーブル86は呼出し転送機形で行われるように1
つの内線番号を他の番号に自動的に変換するように参照
する。キャンプオンテーブル87は、自動キャンプオン
機能を所定の電話内線番号に関して引き起すかどうかを
確かめるように問合せる。信号音学習プログラム88
は、電話交換システム14の信号音発生器により伝送す
る呼び進行信号音の記号を得て記憶するのに使う。
【0024】呼び完了装置10は、図3a及び3bのフ
ローチャートにより示すようにしてプロセッサ複合体7
2により制御されるように、図2に示した回路を使い中
央局12からの入り呼びを処理し電話呼びを電話交換シ
ステム14に伝送する。とくにこのフローチャートは、
電話交換システム14に差向けた呼びにより選定した電
話機16を鳴らす状態を示すが、このような電話機は被
呼加入者によっては応答されない。記中呼び及び応答な
しの呼出しの処理は、1986年9月22日付米国特許
願第909,755号明細書「話中/応答なし呼出し完
了装置」に記載してある。前記したように話中/応答な
しの状態は生ずることが多く、これによって発呼加入者
は一般に停止する以外に代替策がなく後で呼びを完了す
るようにする。「PBX代行受信及び発呼者対話形構内
バイパスシステム」として前記したような他の精巧なシ
ステムは、被呼加入者が応答しないことが明らかになっ
た後構内中継台に発信加入者を自動的に任意でなく接続
する。
【0025】図3aのフローチャートのブロック90
は、マイクロプロセッサ74を入りトランク20により
中央局12から受けるサービスに対する要求に応答する
ように導く初期プログラム場所を指示する。入りトラン
ク20が電話呼びを生ずる加入者からの要求を単に例示
しただけであるのはもちろんである。その理由はこのよ
うな要求が他の種類の回線装置又は交換システムから生
ずるからである。判断ブロック92は、マイクロプロセ
ッサ74がインタフエース84の協働する外観に反複し
て問合せることによりアース信号音検出基40を機械的
に監視する判断プログラムループを示す。使用入りトラ
ンク20の種類に従って、サービス要求は、中央局12
からの普通の呼出し信号又はトランク20のチップ導線
に加わる地電位の形である。このようなサービス要求を
検出器40により検出しインタフエース80によりマイ
クロプロセッサ74に送るときは、入り呼出し信号はト
ランク20を閉じることによりトリップする。マイクロ
プロセッサ74はスイッチ接点35を閉じトランク20
を起動しこれにループ電流を流す。従って中央局12は
トランクループ閉止を検出し呼出し信号を終了する。
【0026】次にフローチャートブロック96によれば
プロセッサ複合体72は交換ネットワーク36内で接続
を行い入りトランク20をハイブリッド38に接続す
る。プロセッサ複合体72は又DTMFダイヤル信号に
対しDTMF検出器48の出力を又進行信号音に対し呼
出し進行信号音検出器50の出力を監視する。ブロック
98は、メッセージ記憶単位54から適当なメッセージ
を選択し、交換ステージ56に接続部を生じ、選定した
メッセージをハイブリッド38及びネットワーク36を
経て入りトランク20により発信加入者に伝送するプロ
セッサ複合体機能を表わす。
【0027】こらを行う操作及び装置は、本説明で主題
全体を参照した前記米国特詐願明細書に記載してある。
伝送されたメッセージに従って発信加入者は、電話交換
システム交換機中継台18のサービスを必要としない
で、通信が望ましい被呼加入者の内線電話番号をダイヤ
ルすることができる。入りトランク20がダイヤルイン
(DID)方式である場合にはアドレス及び宛先の情報
の受信は、公知の方法に従ってトランクの起動信号及び
初期接続手順後に自動的に開始する。この場合発信加入
者に電話内線に送るように指令する伝送メッセージは必
要でない。フローチャートのブロック100は内線番号
の数字を受けたかどうかに関して判断ブロックを示す。
このような数字は又、被呼加入者に協働する特定の音声
メールボックスを識別するのに後で使うように記憶す
る。音声蓄積転送機能19は一般に、それぞれ内線電話
番号のような数字順序により識別される若干の音声メー
ルボックスを設ける。他の種類の音声蓄積転送機能では
音声メールボックス番号は被呼加入者の内線には対応し
ない。
【0028】所定時限のタイムアウト102はプログラ
ム内で生じダイヤル数字を受けることのできる窓を形成
する。発信加入者がこの所定時限内に情報のないことを
ダイヤルすれば、又入りトランクがなお起動の状態10
4にあれば、マイクロプロセッサ74の制御はブロック
106に枝分れする。ブロック106では省略時応答位
置の同定はプロセッサレジスタにロードする。この例で
は省略時応答位置は交換機中継台18である。
【0029】フローチャートによればプログラムはブロ
ック100からブロック108に枝分れし省略時応答位
置18と発信加入者との間の通話径路を設定する。すな
わち発信加入者がこの時限で数字をダイヤルしなくて終
話になっていない場合には、交換機中継台18への接続
又は若干の他の前もって指定した省略値により自動支援
が得られる。若干の場合にたとえば事務時間後にプロセ
ッサ52はレジスタ内で音声メッセージ送り設備19の
登録番号をレジスタに自動的にロードすることができ
る。この場合ブロック106に出会うと呼び完了システ
ム10は発信加入者を直接音声メッセージ送り設備19
に接続するように数字情報のパルスを送出す用意をす
る。ブロック104に戻ると、発信加入者は初期命令メ
ッセージ98の伝送中又は伝送後に終話状態になる。発
信加入者が終話状態にするすなわち呼びを止めた場合
に、ネットワーク接続がブロック110で除かれ、トラ
ンクはブロック112で解放され、マイクロプロセッサ
74の制御はブロック114でプログラムの開始90に
戻る。
【0030】又図3aのフローチャートのブロック10
0に示すマイクロプロセッサ74のプログラム制御はブ
ロック108に移行する。PBX通信回線22は、回線
22に橋架した接点37を閉じることにより起動信号を
生ずる。これは電話交換システム14に対し通信回線2
2で送るサービス要求の普通の信号である。
【0031】DTMF検出器48により発信加入者から
受ける数字を一時レジスタにロードし引続いて電話交換
システム14に移送する。DTMF検出器48の出力は
このようにして入りトランク20に切替えプロセッサ複
合体72に利用しどの対の信号を受けたかを判定し又対
応する数字を定める。呼出し進行信号音検出器50はマ
イクロプロセッサ74により監視し受けた特定の種類の
呼出し進行信号音を復号する。この交換構造により呼出
し進行信号音検出器50はハイブリッド38により出力
される信号を処理し受けた信号の性質及び種類を判定す
る。
【0032】呼出し進行信号音検出器50の機能的特徴
は前記の米国特許願明細書「話中応答なし呼出し完了装
置」に記載してある。その他の従来の呼出し進行信号音
検出器を利用してもよい。しかしこの場合呼出し進行信
号音検出器50は被呼電話機16の話中状態又は呼出し
信号状態を含む多くの信号の間を区別できることが分か
れば十分である。呼出し進行信号音検出器50を前記し
たように接続すると、通信回線22により呼出し完了装
置10に伝送されるように電話交換システム14によっ
て発生する進行信号を監視することができる。
【0033】ブロック116によればレジスタに前回に
ロードされた省略時応答位置の電話番号は、通信回線2
2によりパルサ39によってパルスを送出される。なお
詳しく後述するように本発明は又、プロセッサ72の制
御のもとにパルサ39を利用して音声メッセージ送り設
備19をアクセスするようにしてある。電話交換システ
ム14は中継台の電話番号に従って通信回線22及び中
継台18の間を接続する。
【0034】ブロック120によれば話中信号を呼出し
進行信号音検出器50により検出すると制御は流れブロ
ツク122に枝分れしブロック122で発信者オプショ
ンを話中の場合を含むように設定する。ブロック122
からプログラムはプロセッサ72を後述の入力点Aに差
し向ける。話中信号が検出されない場合には制御124
に枝分れする。ブロック124では被呼加入者への通信
回線22を監視して被呼加入者が割当てられた時限内に
応答したかどうかを判定する。肯定指示を検出すると、
音声信号検出器はブロック126で解放され、プログラ
ムの流れはブロック128により開始に戻る。被呼加入
者が割当てられた時限内に応答するときは、電話交換シ
ステム14はトランク20に接続され、被呼加入者はこ
のようにして発信加入者に接続される。
【0035】電話機16に協働する被呼加入者が応答し
なくてさらに呼出信号がむだなものであるとするとき
は、発呼者のオプションは応答なしの場合を含むように
設定する。このことはプログラムの流れのブロック13
0に例示してある。
【0036】当業者には認められているようにこの説明
で述べる処理は複数の呼出しの間で時分割され又制御の
枝分れの説明は文字の説明でなく図示してある。被呼加
入者の回線が鳴り続けるときは、マイクロプロセッサ7
4は電話機16が所定の時限だけ鳴ったかどうかを判定
する。被呼電話機16をさらに作用が行われる前に鳴ら
す時間長さは、随意であり従ってなお詳しく後述する個
人テーブルに従って調整し特定することができる。この
時間長さを越えると、被呼電機械16は応答されないも
のとする。
【0037】プログラム入力点Aは、発信加入者が所望
の被呼加入者に達することができなくて、省略支援が自
動的に生ずる。被呼電話機16に現在達することができ
なくて電話の呼びが別の手段によって第2の宛先に完了
する状態に関する情報を含むメッセージを発信加入者に
伝送することができる。たとえば発信加入者は、電話交
換システム14に協働する他の加入者への呼びを完了す
ることにより又は交換機中継台18の支援により、又は
音声蓄積転送メッセージ送り設備19を使いメッセージ
を口頭で入れることにより、支援される。
【0038】通信交換局は、メッセージの同時交換を行
わないで通信の間接交換を行う音声メッセージ送り、設
備を設けてある。すなわち或る加入者が所定の電話番号
を呼出し別の加入者に記録された音声メッセージを残
す。他の加入者は後で番号を呼出しメッセージを検索し
又応答を残す。この種の通信法は米国特許第4,37
1,752号明細書に記載してある。しかし音声蓄積転
送メッセージ送り機能を介して随意の通信を全部の加入
者が各加入者に対し申込み又は使用するわけではない。
すなわち本発明の呼出し完了装置10はプログラムブロ
ック132に示すように被呼加入者が随意の音声メッセ
ージ送りを行うかどうかを判定しなければならない。こ
のことは、プロセッサ72のメモリ内にある個人テーブ
ルを参照することにより判定する。この判定が否定であ
れば、ブロック134でメッセージ記憶ユニット54か
ら特定のメッセージを選定し発信加入者に伝送する。こ
のメッセージは加入者に、別の内線電話番号のダイヤル
に関し又は若干の省略値支援に関して指令する。又随意
の音声通信が被呼加入者に使用できれば発信加入者に伝
送するようにブロック136でメッセージ記憶ユニット
54において異なるメッセージを選択する。このメツセ
ージはブロック134で述べたのと同じ情報内容を含み
さらに発信加入者に随意の音声メッセージを使用できる
ことを伝える。
【0039】電話交換システム14への通信回線22は
ブロック138で解放され、呼出し完了装置10は発信
加入者からの数字の伝送を待つ。ブロック140におい
て時間切れ時限142内に数字を受けなければ、又トラ
ンク20がなお発信加入者から起動信号を受けている
と、プロセッサ72はブロック144で新たな被呼加入
者の電話番号又は登録番号をプロセッサレジスタにロー
ドする。新たな被呼加入者の番号は前もって割当てられ
考慮している番号に従って自動的に変えることができ
る。たとえば夜間に新たな被呼加入者の番号が音声メッ
セージ機能の登録番号であるとする。日中にこれは交換
機中継台18であり、又は或る加入者回線が呼ばれると
音声メッセージ送り機能である。しかし他の回線が呼ば
れるとこれは交換器中継台である。メッセージ送り設備
19の省略時呼びを差向ける一般的音声メールボックス
が指定されることを理解することが大切である。この構
造では操作者又は個人はその中に入れられた音声メッセ
ージをプログラムに従って検索し引続いてメッセージを
適当な被呼加入者に再配分する。
【0040】ブロック140でDTMF検出器48によ
り数字を受けることはこのような数字のブロック146
における変換により行われ別の番号又は省略時応答位置
番号をダイヤルしたかどうか、又は随意の音声メッセー
ジ送りを指示したかどうかを判定する。4数字番号を受
けることは一般に、特定の電話機16に協働する特定の
内線番号を表わす。有効な別の内線番号をブロック14
8で発信加入者によりダイヤルすると、この番号はブロ
ック150で引続くパルス発生のためにレジスタにロー
ドする。発信加入者から受けた数字が有効な別の内線番
号として識別できなければ、これ等の数字は次にブロッ
ク152で調べて交換機中継台18のように省略時応答
位置番号を受けたかどうかを判定する。ブロック136
に従って伝送された指令メッセージは一般に、電話交換
システム省略時応答位置呼び完了支援機に接続するよう
にどの数字をダイヤルするかを特定する。
【0041】一般に交換機中継台の支援又は若干の他の
同様な省略時応答位置を得るには、数字0をダイヤルす
るだけでよい。発信加入者に伝送される指令メッセージ
は省略時応答位置68に接続するためにダイヤルする数
字を指示する。数字0の表示はブロック154でレジス
タに直接ロードするが、変換表86に従って中間の変換
を行う。たとえば呼び完了支援を交換機中継台18以外
の電話機により扱っていると、この他の電話機の電話番
号を交摸機宛先「0」の代りにレジスタ104にロード
する。このことは、交換機中継台18がたとえば書食中
又は夜間のように使用できないとき、守衛所等のような
別の宛先に対し呼びを完了できるときに有利である。
【0042】別の内線番号〔ブロック148〕も省略時
応答位置番号〔ブロック152〕もDTMF検出器48
により受けて復号されない場合には、受信数字は次に調
べて被呼加入者がブロック156で音声メールを許容す
るかたとえば音声メールボックスを持つか又は発信加入
者がブロック158で音声メッセージオプションを選定
したかどうかを確かめる。これ等の条件のいずれかの否
定の判定時には交換器中継台の番号をブロック154で
ロードしパルスを出す。
【0043】フローチャートブロック136により伝送
される指令メッセージは、音声メッセージ送り設備にア
クセスできるように加入者に知らせる。随意ではあるが
この指令メッセージは「*」の記号のダイヤルを発信加
入者を音声メッセージ送り設備19に接続する指令とし
て復号することを特定することができる。発信加入者か
ら受けたダイヤル数字が音声メッセージオプションのブ
ロツク158を意味すれば、電話交換システム14に引
続いてパルスを出すように適当な登録番号をロードす
る。音声メッセージ指定記号の変換を行い、この変換し
た番号をレジスタにロードする。変換した番号は、音声
メッセージ機能をアクセスすることのできる宛先を独特
に識別する登録番号である。たとえば音声メッセージ送
り設備19は電話交換システム14と一緒に位置させる
と、この場合このような機能は一般に内線のような番号
をダイヤルすることにより簡単にアクセスすることがで
きる。電話交換システム14は、この番号を処理し音声
メッセージ送り設備19に対しアクセスすることができ
る。
【0044】又音声メッセージ送り設備19が長距離通
信によってしか到達できなければ、このような適当な番
号をレジスタにロードする。付加的な例としては数字番
号を出トランク24に達するようにレジスタ内にロード
して長距離呼びを生ずることができるようにする。12
数字番号は、外側回線を得るための数字「9」と、長距
離呼出しを意味する「1」と、領域コードと、7数字電
話番号とを含む。多くの他の数字変換は発信加入者を遠
隔音声メッセージ送り設備に直接接続するように行われ
るのはもちろんである。
【0045】発信加入者から受けた数字が別の外線番
号、交換機中継台番号又は音声メッセージ送り宛先のい
ずれも含まない状態が生ずる。誤り電話番号は発信加入
者により不時にダイヤルされることがある。この場合メ
ッセージ記億ユニット54でメッセージを選定し発信加
入者に伝送する。このメッセージは、電話呼びがダイヤ
ルされたものとして完了することができなくて発信加入
者が番号をふたたびダイヤルすることを指示する情報内
容を含む。次いで制御は適当に枝分れして、存在する場
合に発信加入者から受けるダイヤル数字をふたたび処理
する。
【0046】簡単に要約すると、以上述べた所から明ら
かなように呼出し完了装置10を設けることにより二次
電話呼出し完了するように発信加入者は、一次被呼加入
者に達することができなくても多くの変型を使用するこ
とができる。このことは通信できることが事務上重要な
ので極めて有利である。又呼出し完了装置10を、電話
交換システム14にこのような交換システムに行うとし
てもわずかな変型によって接続できることは重要なこと
である。従って呼出し完了装置10の機能を電話交換シ
ステム14へ機能と組合せることにより従来実現されて
ない付加的通信機能が得られる。
【0047】呼出し完了装置10は又被呼加入者の電話
機16が応答状態であり被呼加入者が従って話中である
ときは電話呼出し完了に役立つ。図4のプログラムフロ
ーチャートには判断ブロック158(図3)の肯定判定
から達する。プログラム流れブロック160によれば、
プロセッサ72は呼出し流れ制御テーブルを参照しメッ
セージを残す順序を定める。なお詳しく後述するように
このような順序は、音声メッセージ送り機能の登録番号
と、メッセージの検索又は入れを指示するコードと、切
断に対する休止又は待ちを指示するその他のコードと等
を含む。
【0048】ブロック162で述べたように又呼出し順
序に従ってPBX又は電話交換システム14を起動す
る。音声メッセージ送り設備の登録番号を次いでブロッ
ク164で電話交換システム14にパルスを送る。普通
の方法で電話交換システム14は通信回線22で登録番
号を受ける。次いでこのような通信回線22と音声メッ
セージ送り設備19に接続した出PBX回線との間に径
路を設定する。音声メッセージ送り設備19が話中であ
るかどうかを判定するようにブロック166で試験を行
う。話中であれば、プログラムの流れはブロック100
の初めに戻って枝分れする。音声メッセージ送り設備1
9が話中でない場合には、音声メッセージ送り設備19
がブロック168で呼びに応答したかどうかについて別
の判定を行う。話中信号及び応答信号は前記したように
して検出する。音声メッセージ送り設備19がサービス
要求に応答しなければプログラム制御は流れブロック1
60に枝分れする。
【0049】音声メッセージ送り設備19がサービス要
求に応答するときは、音声メッセージ送り設備19がブ
ロック170でメッセージを入れルコードを必要とする
かどうかについて呼出し完了装置10の内部テーブルに
間合せを行う。このようなコードが必要であれば、メッ
セージを入れるコードに対応する音声メッセージ送り設
備に情報を伝送することによって応答する。音声メッセ
ージ送り設備からのメッセージを検索しようとすれば、
他のコードが必要である。このようなコードを必要とし
なければ、プロセッサ72はブロック170からブロッ
ク174に差向けるのはもちろんである。判断ブロック
174は、音声メールボックス番号が発信加入者により
先ずダイヤルされた内線番号と同じであるかどうかを判
定する際にプロセッサ72により行われた工程を包含す
る。このような番号が同じであれば、プログラム制御は
ブロック178に枝分れする。又他方で音声メールボッ
クス番号が被呼加入者の内線番号しは異なる場合に、ブ
ロック176で選定した呼出し流れ制御テーブルを使っ
て内線番号から音声メールボックス番号への変換を行
う。
【0050】次に音声メールボックス番号ブロック17
0で音声メッセージ送り設備に電話交換システム14を
介して伝送する。ブロック180で発信加入者及び音声
メッセージ送り設備19の間に二方接続を設定する。普
通の方法で呼び完了装置はブロック182で音声メッセ
ージを入れることの終了を意味する切断を待つ。切断情
報を呼び完了装置10により検出し伝送する性質はなお
詳しく後述する。
【0051】発信加入者により切断を検出すると、プロ
セッサ72はブロック184で呼び流れ制御テーブルを
参照して呼びコードの一端が音声メッセージ送り機能1
9に必要であるかどうかを判定する。このようなコード
が必要でなければ、入りトランク20はブロック188
で使用されていないと共に通信回線122が呼出し完了
装置10に接続される。他方でこのような呼出しコード
端が必要であれば、呼出し完了装置10はこのようなコ
ードをレジスタにロードしこれを音声メッセージ送り設
備19にパルスとして送り音声メッセージ寄託を終了す
るような機能に信号を送る。呼出し完了装置10が入り
トランク20及び通信回線22を非使用状態にした後、
ブロック190で呼び処理フローチャートの複めに戻
る。
【0052】前記のシステム動作では発信加入者は、一
次宛先が話し中か又は応答しないときに別の二次宛先を
設ける。呼出し完了装置10は、発信加入者に呼びを完
了するように種種の二次宛先を選定させる機能を与え
る。
【0053】本発明の呼出し完了装置の一般動作につい
て述べたが、音声蓄積転送設備及びPBXシステムの調
和に関しての詳細な作用を後述する。付属の詳細な表I
−VIは、音声メッセージ送り設備19に使うテーブル
85(図2)に対応する。表I−IIIはルックアップ
テーブルに認められる一般的情報であるが、表IV−V
Iは典型的導入用のルックアップテーブル85の入力の
例を示す。本発明の呼出し完了装置を利用する各顧客は
所望の要求に会うように構成したテーブルを持つ。とく
に表1は、呼出し完了装置10に向けた入りトランク2
0と協働する各呼出し処理を管理する種種のパラメータ
を持つ「個人テーブル」である。各入りトランク20に
は、このようなトランクに行われる呼びの特定を定める
個人テーブルが協働する。
【0054】表IIは、音声蓄積転送設備19のサービ
スを生ずるのに利用される変換表を例示し、とくに音声
蓄積転送設備19のサービスを要求しメッセージを検索
するか入れるかどうかを定め、又音声メッセージを入れ
又は検索することが望ましい特定の音声メールボックス
を定めるのに使われる1組のパラメータを定める。とく
に数字変換表は、発信加入者が入力するダイヤル情報に
会うようにした数字に関する人口と、音声蓄積転送設備
19をアクセスする特定の順序を定める若干の選択でき
る呼び順序と、共に呼出し流れ制御テーブルとして識別
される若干の他のテーブルに呼出し完了装置10のプロ
セッサ72を差向ける指標とを含む。表IIIは、発信
加入者が入力する宛先決定情報を修正するのに、このよ
うな修正情報を音声蓄積転送機能19に出力するのに先
だって、又はなお一般的にはこのような情報を呼出しの
処理工程の流れを制御するのに使うのに先だって利用さ
れる呼出し流れ制御テーブルの入力を示す。
【0055】呼出し完了装置10によるサービス要求の
傍受後に、プロセッサ92はサービス要求を搬送する特
定の入りトランク20を識別する。前記したように各入
りトランク20は特定の「個人」と協働する。個人テー
ブルは、プロセッサ72を前もって定めた変換テーブル
に差向ける人口を備えている。この変換テーブルは、発
呼者から受けた数字又はこれ等の数字のないことに基づ
いて特定の電話呼出しを完了するように行おうとする呼
出し順序を定める。個人テーブルは又、外部加入者が終
話状態にならないでただし内部加入者が終話状態になっ
た後電話交換システム14に付加的呼出しを行うことが
できるかどうかを指定する付加的入力を備える。
【0056】その他のパーソナリティテーブル入力に従
って、再発信パーソナリテイが、即時、遅延、転送又は
直接モードと同様に規定される。オペレータ又は交換台
案内係18が、呼出し完了装置10による自動応答の前
に入呼びに対して応答することのできる遅延の範囲又は
性質も同様に規定される。パーソナリティテーブルは同
様に、新しい電話入呼びと共に即座に送信されるメッセ
ージのタイプ、省略時解釈か発生する前にメッセージに
応答してダイヤルする発呼者との間に経過しうる時間;
及び、発呼者が援助のために自動的に導かれることにな
る省略時解釈番号をも規定する。パーソナリティテーブ
ルに対する付加的な入力には、特定の入トランク20と
の関係においてキャンプオンオプションが許容されるか
否かを定める入力及び、発呼者に対しメッセージを送信
する前に話中内線電話16が再試行されうる回数が含ま
れていてよい。最後に、パーソナリティテーブルは、保
留又はキャンプオン状態にあるとき発呼者に対して音楽
が送信されるべきか否かを規定する入力を規定するもの
が例示される。上述のパーソナリティテーブルは、電話
通話に割当てることのできる数多くの特徴の一例にすぎ
ない。特定の入線に結びつけるべき特徴をさらに規定す
べく付加的な入力を提供することは、充分当業者の領域
内に入ることである。
【0057】翻訳テーブル(表8)は、発呼者によりダ
イヤルされた情報を見極める受信あて先に相応するいく
つかの入力を含む第1節を内含している。一般に表8の
第1節内の入力は、電話交換システム14によりサービ
ス提供されている電話内線番号の全てならびに、内部加
入者であれ外部加入者であれ発呼者にサービス提供する
上で電話交換システム14又は音声蓄積転送設備19に
より使用されるその他のあらゆる単数又は多数の数字列
を含んでいる。呼出し完了装置10のプロセッサ72
が、中の入力とダイヤルされた番号との間の整合のため
翻訳テーブルの第1節を参照し、このような整合が全く
見つからなかった場合、呼出し完了装置10は、パーソ
ナリティテーブル内に規定されている省略時解決受信あ
て先に対して呼び出しを送ることになる。表8はその第
1節の中に、内線番号に相応する入力のブロック及び、
メッセージを検索すること及びメッセージを残すことが
望まれるか否かを、それぞれ示すため音声蓄積転送設備
19と結びつけられたコードを示す「6」及び「7」と
いったようなさまざまな、1桁の数値の入力を含んでい
ることがわかる。
【0058】ダイヤルされた番号と表8の第1節内の入
力の間の整合を見極めた時点で、呼出し完了装置10の
プロセッサ72は、表8の第2節へと進み、ここで1つ
の呼出しシーケンスが選択される、第1節内の各々の入
力は1つの呼出しシーケンスと結びつけられており、従
って1つの整合がプロセッサ72によって発見されたと
き、呼出しシーケンスのうちの1つが自動的に選択され
る。表8、第2節の呼出しシーケンスを見ればわかるよ
うに、さまざまなシーケンスは、プロセッサ72が1つ
の呼出し完了へと導くことができるようにするさまざま
なオペレーションを規定している。呼出し完了装置10
によって扱われるルーチンの電話入呼びは、呼出しシー
ケンスNo.1すなわち修正を加えて又は加えずに電話
交換システム14に対し直接発呼者から受けとったダイ
ヤルされた数字を送るという呼出しシーケンスを用いて
行なわれる。呼出しシーケンス15は、異なるパーソナ
リティテーブルが参照される呼出し流れ処理ならびに電
話交換システム14へ送られた情報を決定する新しい受
信あて先セットを提供するための受信された数字の再翻
訳へと導かれる。呼出しシーケンス16については、同
じ内線番号ををもつ被呼者に結びつけられた音声メイル
ボックス番号へと発呼者がダイヤルした内線番号を変換
することに関連して、以下にさらに詳しく説明する。
【0059】表9は、翻訳テーブルすなわち表8の第3
節内の1つの入力によってインデクシングされた呼出し
流れ制御テーブルを示している。呼出し流れ制御テーブ
ルには、電話交換システム14に対する呼出しの流れを
制御するためならびに電話交換システム14に対して結
果として得られた修正済み数字ストリングを送る前に発
呼者から受けとった数字ストリングを変更するため呼出
し完了装置10により利用されるいくつかの入力が含ま
れている。音声蓄積転送設備19の加入者番号が電話交
換システムに入力されている場合、このような設備は呼
出し完了装置10に接続されるということを理解してお
かなくてはならない。かくして、その後交換システムに
対し入力された数字は全て、音声メッセージ送り設備1
9へと直接転送される。
【0060】記されている呼出し流れ制御入力の各々
は、制御コード及び考えられるモード変更コードをもつ
1つのコードを含む。例えば、呼出し流れ制御入力「9
F1800CO2232727」は、コードの左から右
へと進んで、以下のように解釈される。第1の数字は、
数字9が呼出し完了装置10により電話交換システム1
4へと送られるべきであることを示している。英文字の
「F」は、次の数字ストリング「1800」が送信され
るべき次の数字列であるのに対し、出トランクを起動す
る時間を電話交換システムに与えるポーズを表わしてい
る。モード変更コード「CO」は、信号音伝送モードか
ら回転パルス伝送モードへと変更するようプロセッサに
指示を与える。従って数字「2232727」は、回転
パルス技法により電話交換システム14へと送られる。
【0061】制御コード「C1XX」は、電話交換シス
テム14に対して送るためダイヤルされた数字を再翻訳
するようプロセッサ72に指示する。この呼出し流れ制
御テーブル入力は、受けとられた内線番号から誘導され
た音声メイルボックス番号を音声蓄積転送設備19に供
給するのに用いられるタイプのものである。この4桁の
制御コードに従って、数字は収集され、「XX」桁位置
を占める2つの数字により規定される翻訳テーブルに従
って再翻訳させられる。ここでわかるように、本発明
は、数多くの翻訳テーブルを含むことができ、また記さ
れた制御コードの「XX」位置内にテーブル番号を挿入
するための特定の呼出しと関連して利用されうる。その
結果は、制御シーケンスの代わりにパルス送り出しされ
た数字ストリングの中に挿入される。「XX」の位置に
置かれた翻訳テーブル00は、呼出しと結びつけられた
現行のパーソナリティ翻訳テーブルに関係する。
【0062】発呼者から受けとった数字の翻訳は、呼出
し完了装置10によりまず最初に数字が受けとられた時
点で用いられたものと異なる翻訳テーブルと結びつけて
行なうことができるということを理解することが大切で
ある。この特徴により、音声メイルボックス番号が被呼
者の内線番号と同一でない場合、或いは又複数の異なる
音声蓄積転送設備のうちの1つを選択することを呼出し
完了装置10が求められている場合のための呼出し完了
装置10の柔軟性が容易になる。同様に、エラー検査と
して、存在しない翻訳テーブル及び整合しないダイヤル
された数字は、パルス送出しされた数字ストリームから
制御シーケンスを除去し、その代りにブランク又はスペ
ースを挿入するために有効である。また、制御シーケン
ス「C1XX」は、ダイヤルされた番号に基づいてパル
ス送出しされたビットストリーム内のいずれかの場所に
数字を置く。ダイヤルされた番号に基づくいくつかの全
く異なるパターンが、呼出し流れ制御テーブル内の単一
入力の中に存在することができる。例えば、音声蓄積転
送設備19の加入者番号、音声メイルボックス番号及び
メッセージ待機ランプ加入者番号を、電話交換システム
14の各々の電話内線について規定されうる。
【0063】翻訳テーブル内に記されている制御シーケ
ンスはネスティングされることもできる。換言すると、
再翻訳の後挿入された数字は、さらにシーケンスの付加
的な再翻訳をひきおこす「C1XX」シーケンスを含む
制御シーケンスを内含することができる。再翻訳の結果
を挿入しこれをバッファ内に記憶した後、パルス送出し
されるべき数字の走査は続行し、さまざまな制御シーケ
ンスを位置づけする。重要なことに、再翻訳制御シーケ
ンスに対する探索は、右から左へ、すなわちシーケンス
を記憶するバッファ内に入力された最後の数字から進め
られる。再翻訳により規定されたあらゆる数字の消去
は、それ自体再翻訳の産物であってよい後続の数字から
起こり、かくして後続する数字をダイヤルする発呼者を
まねる。本発明のさらに精巧な利用分野でこの機能を利
用することができる。
【0064】「C2」制御シーケンスは、呼出し完了装
置が電話交換システム14からの答えを待機することが
できるようにする。この制御シーケンスは、音声蓄積転
送設備19が、呼出し完了装置10が音声メイルボック
ス番号といったような次に続く数字を送信する前に確実
に返答を行なうようにするために用いられる。この場
合、呼出し完了装置10がダイヤルイン(DID)回路
を介して電話交換システム14に接続されているなら
ば、呼出し完了装置10は直ちに音声蓄積転送設備19
からの返答を認識することになる。一方、呼出し完了装
置10が中継交換加入線又は回路により電話交換システ
ム14に接続されている場合、呼出し完了装置10は、
以下の3つの事象のうちの1つが起こった後に返答を認
識する。(1)多くとも2つの完全な呼出しサイクルの
間、呼出し音が無いか、又は1回のリンギングサイクル
中に中断される、(2)呼出し完了装置10が2重信号
音多周波数(DTMF)数字を検出する、又は(3)呼
出し完了装置10が、子め定められた長さをもつ音声蓄
積転送設備19からの信号音を検出する。好ましくは、
この信号音の周波数は350,440,480又は62
0ヘルツであるべきであり、話中又は呼出し(ring
back)を目的として電話交摸システム14により提
供される信号音の1つであってはならない。
【0065】C2制御コードは、音声蓄積転送設備19
が呼出し音サイクル一回の間に返答しないような状況に
対処する。これは、このような設備に音声メッセージを
デポジットする過程を著しく緩慢にするという明らかな
効果をもつ。この欠点を避けるため、及び呼出し完了装
置10が中継交換加入線インターフェイスにより電話交
換システム14に接続されているような場合に、上述の
ようにDTMF数字又は信号音のいずれかが、音声蓄積
転送音声応答装置の個々の音声プロンプト上に記録され
なくてはならない。従って音声蓄積転送設備19が1つ
の要求に対し応答すると直ちに、電話交換システム14
を通して呼出し完了装置10にDTMF数字又は信号音
が伝送される。大部分の音声蓄積転送設備は、このよう
な信号音又は信号を記録する能力を提供している。この
ようにして、本発明に従うと、このような装置が呼出し
(ring)中に応答しない場合、又は呼出し(cal
l)完了装置10がDIDトランクを介して電話交換シ
ステム14に接続されていない場合、音声蓄積転送応答
と結びつけた信号音又は信号の予備記録は、音声蓄積転
送設備19に自動的に達するプロセスをスピードアップ
するように機能する。
【0066】さらに、C2制御電話交換システム応答待
機は、音声蓄積転送設備19からの返答を呼出し完了装
置が待つ間、受信あて先決定情報のパルス送出しを一時
的に停止する。呼出し完了装置10がDIDトランクに
より電話交換システム14に接続されている場合、逆流
表示又はその他の呼出し(Call)進行信号音が検出
され、呼出し完了装置10は、音声蓄積転送設備19へ
の受信あて先決定情報のパルス送出しを進める。
【0067】本発明のもう1つの特徴に従うと、呼出し
完了装置10は、C2返答待機制御コードのためパルス
送出しが一時中断されている間、発呼者と電話交換シス
テム14の間の通信路を中断する。この通信路中断が無
いと、発呼者は、可聴呼出し音そして恐らくは音声蓄積
転送設備19からの望ましくない初期音声プロンプトと
それに続く呼出し完了装置10による再開されたパルス
送出しの間の無音を耳にすることになるだろう。これ
は、呼出し完了装置10が音声蓄積転送設備19に対し
て適当な音声メイルボックス番号を提供することからわ
かり、かくして音声蓄積転送設備19による「貴方のメ
イルボックス番号を入力して下さい」という余分なプロ
ンプトが発呼者に届かずにすむ。これは、電話交換シス
テム及び音声メッセージングシステムの両方により処理
される呼出し(call)の連続的かつ論理的流れを発
呼者に提供することから、本発明の重要な一面である。
この論理的流れは、積分の要素の1つである。音声蓄積
転送設備19が、C2「返答待機」制御シーケンスに遭
遇する前にすでに返答してしまった場合、呼出し完了装
置10によるパルス送出しは、待機無しにこのような制
御シーケンスの後に進められる。
【0068】要約すると、C2制御コードは、呼出し完
了装置10が要求された音声メイルボックス数字を送信
する前に音声蓄積転送設備19がサービス要求に対して
応答することを確実にするために用いられる。C2制御
コードを利用することに対する代替案としては、呼出し
完了装置10は、音声蓄積転送設備19が返答できる充
分な時間を与えるため、休止を伴ってプログラミングさ
れうる。
【0069】さらにもう1つの制御シーケンスは、発呼
者からの切断又は電話交換システム14からの切断を待
つように機能する「C3」コードである。呼出し完了装
置10がこの制御コードを利用すると、従来の音声蓄積
転送設備19はさらに効率良く作動できることになる。
全てとはいわないまでもほとんどの音声蓄積転送設備
は、メッセージデポジットが完了した場合発呼者に1つ
のコードをダイヤル又は入力するよう要求する初期音声
プロンプトを提供する。ほとんどの音声蓄積転送設備は
通常、敷地内電話交換システム14に接続されており直
接電話局12に接続されているわけではないことから、
音声蓄積転送設備に対して音声メッセージデポジットが
完了したことを知らせる直接信号は全く存在しない。こ
れは往々にして、発呼者が終話で進み「通話終了」コー
ドを入力するのを忘れた場合に起こる。このような場
合、ほとんどの音声蓄積転送設備は、音声蓄積転送設備
19の入力ポートが解除される前約20秒乃至30秒の
間無音の期間を検出する。その結果、音声蓄積転送設備
19の入力ポートは不必要に塞がれ、音声メッセージを
残したい又は検索したいと考えているその他の加入者に
サービス提供できなくなる。さらに、無音圧縮がその音
声蓄積転送設備の一つの特徴でない場合には、付加的な
20秒乃至30秒の無音を記憶するために、音声蓄積転
送設備内で不必要な記憶領域が無駄になる可能性があ
る。
【0070】呼出し完了装置10は理想的には電話局1
2及び入トランク20と結びつけて使用される。このよ
うなトランク20は、発呼者の終話条件を表示するため
接地開始又はループ開始信号送りを提供するように適合
させられていてもよい。このような場合、呼出し完了装
置10はこのような信号送りを検出し、音声蓄積転送設
備19に対して1つのメッセージ及び/又はその他の呼
出し完了コードを伝送して、完了した呼出しをスピーデ
ィに表示することができる。かくして、音声蓄積転送設
備19の保留時間は最小限におさえられ、このような入
力ポートは、音声メッセージの記憶又は検索のためのそ
の他の要求に対するサービス提供のために解放されう
る。多くの外部入呼量を扱かう音声蓄積転送設備19で
は、それに対するスピーディな切断信号の送信を提供す
ることによって、必要とされる入力ポートを少なくでき
るほどまでに、このようなシステムの効率を高めること
が可能である。
【0071】2ケタのC3制御シーケンスが一連のその
他の数字又は制御シーケンスの中に埋め込まれている
が、このような制御シーケンスの処理は、そのシーケン
ス内でその右側にある数字情報のパルス送出しを一時中
止するのに有効である。数字シーケンスの残りの部分の
パルス送出しは、発呼者又は電話交換システム14の切
断が検出されるまで中断される。切断を検出した後、呼
出し完了装置10はそのシーケンスの残りの数字をパル
ス送り出しする。呼出し完了装置10の電話交換システ
ム側で回線切断が検出された場合、呼出し完了装置10
によるその後のパルス送出しは明らかにこのような呼出
し完了装置10によって実行されない。
【0072】C3制御コードは同様に、音声メッセージ
デポジットが完了するまで呼出し完了装置10を待たせ
ることができるようにするため以下に詳述するようなC
4制御コードと組合わせて用いることもできる。なおこ
のデポジット完了時点で呼出し完了装置10は、メッセ
ージ待機条件を示す電話セットランプ17を点灯させる
ため電話交換システム14に対して1つのコードを送信
することができる。好ましくは、C3制御コード(返答
待ち)シーケンスは一般に、「切断待ち」に先立って現
われ、電話交換システム14からの返答が無いためにこ
の「切断待ち」が無視されず処理されるようにする。
【0073】呼出し流れ制御テーブル(表III)には
また、呼出し完了装置10と電話交換システム14の間
の切断を行なうための制御シーケンスも含まれていてよ
い。このような切断は制御コードC4として表わされて
いる。この制御コードは制御シーケンスにおいて、電話
交換システム14に対し増設された通信回線22を切断
し、電話交換システム14に対する発呼者からの新たな
呼出しを認識するために用いられる。この機能は、毎度
終話を続けることなく電話交換システム14に対する多
数の呼出しを発呼者が完了させることができるようにす
ることによって、通信を容易にする。2ケタのC4制御
シーケンスは、電話交換システム14の接続が中断され
ている間呼出し完了装置10のパルス送出しを一時中止
するよう機能する。充分な切断時間の後、呼出し完了装
置10は電話交換システム14に対するパルス送り出し
を開始させる。呼出し完了装置10によるあらゆるパル
ス送出しの開始は、暗黙的に電話交換システム14を起
動させることから、いかなる再発信制御シーケンスも実
行する必要はない。さらに、C4制御シーケンスは、被
呼者の電話機16上のメッセージ待機ランプを呼出し完
了装置10が自動的に点灯できるようにする。これは、
このようなランプを点灯させるための適切な数字シーケ
ンスが送られた電話交換システム14に対して次に続く
呼出しを入れることによって達成される。
【0074】呼出し完了装置10と電話交換システム1
4の間の通信を容易にするために、さまざまなその他の
制御シーケンスを使用することができる。C5制御シー
ケンスは、パルス送出しされた数字ストリーム内への入
トランク番号の挿入を規定する。この制御シーケンス
は、進行中の各々の呼出しを呼出し完了装置10が識別
することができるようにする。
【0075】C6フラッシュ制御コードは、呼出し完了
装置10と電話交換システム14を接続する加入者線2
2上でフックフラッシュを生成するのに有効である。こ
のフックフラッシュは、応答(オフ・フック)条件が後
に続く加入者線22の短かい終話(オンフック)条件で
ある。フックフラッシュの持続時間は、標準的な電話方
式に従う。
【0076】前述の呼出しシーケンス及び制御シーケン
スは、パーソナリティテーブル及び翻訳テーブルと合わ
せて、音声蓄積転送設備19と電話通信交換システム1
4の間のより強い統合を提供する。以下に記すのは、本
発明の特徴及び利点を例証するいくつかの実施例であ
る。本発明により提供される改良は、音声蓄積転送設備
19を伴う電話交換システム14を通しての通信が以下
に記す要領で達成されていた先行技術に比べた場合、明
らかとなる。以下に記すやっかいな段階を避けること
は、電話交換システムが特殊な音声蓄積転送統合能力を
有している場合そしてまた音声蓄積転送設備19が電話
交換システムメーカの特定的なプロトコルで作動するよ
う特定的に設計されている場合にのみ可能であった。こ
のようなプロトコルオプションには、RS−232リン
ク上でのデータ伝送及びこのようなデータを扱うための
電話交換システム設備及び音声蓄積転送設備内の特別プ
ログラムが関与する。
【0077】まず第1に、話中、無返答又は被呼者のそ
の他の利用不能条件を検出した時点で、呼出し完了装置
10はこの呼出しをそれと共に音声メッセージを残すべ
く音声蓄積転送設備へとルーティングする。次に発呼者
は、音声蓄積転送設備19まで通過させられ、この時点
で発呼者に対し、音声メッセージを残すことが望まれる
か又はこれを検索することが望まれるかを知らせるため
もう1つのコードを入力するよう音声プロンプトが供給
されることになる。さらに、例えば被呼者の内線番号と
いった音声メイルボックス番号を入力するよう発呼者に
要求するため、音声蓄積転送設備19により付加的なプ
ロンプトが与えられる。音声メッセージ送り設備のプロ
ンプトはまた、メッセージの終りを信号送りするため1
つの数字の入力を音声メッセージに追加するよう発呼者
に情報を与える。発呼者に対する音声識別を提供するた
め被呼者による短かい言葉を予備録音する配慮を音声蓄
積転送設備19に対し行なうことも可能である。最後
に、残された音声メッセージの終りに、発呼者は音声メ
ッセージの終りを知らせるコードを入力しなくてはなら
ない。前述のように、通常の電話手順は通信がひとたび
完了した場合単に受話機をかけることであることから、
多くの場合このメッセージの終りコードは入力されな
い。
【0078】以下に記述する本発明の機能オペレーショ
ンは、発呼者が音声蓄積転送設備19にメッセージをい
かに単純に残せるかを例証している。本発明に従うと、
発呼者は単に、初期コード例えば「☆」を入力し、音声
蓄積転送設備19内に音声メッセージを残したいという
意図を表示するだけでよく、この単純さは、メッセージ
ングプロセスの制御のため帯域内周波信号方式を用いる
ほぼ全ての電話交換システム及び音声蓄積転送設備につ
いて利用できる。このとき、発呼者には被呼者の音声識
別(もしあれば)が提示され、その後発呼者は単に音声
メッセージを残すべく話をするだけでよい。音声蓄積転
送設備19におけるその他全ての信号送り事項は自動的
に呼出し完了装置10によって取り扱かわれる。さら
に、全ての信号送りは、従来の技術及び実践方法を用い
て処理される。
【0079】以下においては、本発明の原理及び概念を
実施するための段階をより詳細に例示する。特に各段階
は、音声蓄積転送設備19に音声メッセージを残すオプ
ションに関する呼出し完了設備10による音声プロンプ
トが発呼者にひとたび与えられた時点での本発明の呼出
し処理を例示するものである。
【0080】まず第1に、呼出し完了装置10のプロセ
ッサ72はループを実行し、発呼者からの数字伝送を待
つ。いかなる数字も受信されない場合、時間切れが起こ
り、この時点で、音声蓄積転送設備内の音声メイルボッ
クスでありうる予めプログラミングされた省略時解釈に
対し省略時解釈が行なわれる。発呼者により入力された
数字の受信時点で、かかる数字は復号されプロセッサ7
2内にヂジタル形式で記憶される。発呼者が、音声蓄積
転送設備19内に音声メッセージを残すため符号「*」
を入力すべく音声プロンプトに対し応答すると仮定する
と、「*」のデジタル表示が記憶される。
【0081】次に翻訳テーブルが参照される。なおこの
翻訳テーブルは上述のパーソナリティテーブル内の入力
の結果としてタグ付けされている。付随する翻訳テーブ
ルの第1節が走査され、「☆」符号とテーブル入力の間
に整合が存在するか否かが決定される。符号「☆」と結
びつけられるのは、表IIに記すように、呼出しシーケ
ンスと呼出し流れ制御テーブルに対する指標である。上
述のように、数字の間に整合が全く見い出されない場
合、プロセッサ72は省略時解釈サブルーチンへと導か
れ、このサブルーチンが発呼者を予めプログラミングさ
れた省略時解釈に結びつける。数字整合があった時点
で、プロセッサ72は、その数字整合に結びつけられた
呼出しシーケンスの獲得を続行する。例中においては、
発見された呼出しシーケンスは、被呼者の音声メイルボ
ックスを識別する出力シーケンスとして、発呼者により
入力された電話内線数字をパルス送出しするのに有効で
ある呼出しシーケンス16に相応する。整合した数字に
結びつけられた表II第3節にある指標は同様に、呼出
し流れ制御テーブルに対する指標をも規定している。選
択された呼出し流れ制御テーブル(表III)に対する
指標及び呼出しシーケンスが表IIに規定されている呼
出し処理が続く。この例において、呼出し流れ制御テー
ブル内の入力は以下に示すとおりでありうる。呼出し流
れ制御シーケンスは、以下のように復号される。
【0082】
【表1】
【0083】呼出し流れ制御テーブルに従って再発信シ
ーケンス及びコードシーケンスを実施するにあたり、音
声蓄積転送加入者番号「200」を最初音声メッセージ
送り設備19にパルス送出しする。返答を待った後、
「7」という数字が、数字「200」の後にパルス送出
しされる。
【0084】数字「200」が最初被呼者と通信しよう
として発呼者によりダイヤルされたものであるというこ
とを思い出して頂きたい。同様に、ダイヤルされた内線
番号のパルス送り出しは1つの増設として起こる。切断
を待った後、呼出し終結コード「9」がパルス送出しさ
れる。ここでわかるように、処理段階は、呼出し流れ制
御シーケンス及び数字のパルス送出しが発呼者からの最
小限の入力で音声メッセージ送り設備19のサービスを
確保するように配置されるように行なわれる。配置され
た数字は次に、音声メッセージ送り設備に対する通信路
を設定するため信号送り交換機を提供し、これを適正な
音声メイルボックス内にメッセージを残すような状態に
置くための順序でかつこれとタイミングを合わせた形
で、音声メッセージング送り設備19に対してパルス送
り出しされる。前述の例から、発呼者は、被呼者が話中
であるか又は返答しない場合、音声蓄積転送設備19に
何らかの音声メッセージを残すことができる。
【0085】外部の発呼者が、被呼者が話中か利用可能
かにかかわらず音声蓄積転送設備19に音声メッセージ
を残すことができるようにするためのその他の措置ち講
じられている。この場合、標準的な音声プロンプトが、
呼出し完了装置10により発呼者に対し与えられること
になる。その結果、発呼者は例えば7300といった数
字を入力することになる。なおここで「7」は音声メッ
セージを残すことを望むことを表わし、数字「300」
は、望まれている加入者の音声メイルボックス番号を示
す。翻訳テーブル(表II)内の数字の整合が成功した
時点で、1つの呼出しシーケンス16が、以下のとおり
定義づけされる呼出し流れ制御入力と共に生成される。
【0086】
【表2】
【0087】このシーケンスは、発呼者が最初「7」と
いう数字を入力していることから内線番号に対し「7」
という数字をつけ加える必要が全く無いという点を除い
て、前述の呼出し流れ制御入力と類似している。このタ
イプの呼出しにおいては、第2の翻訳テーブルが必要と
される。例えば「C102」入力が「C100」又は
「C101」であったとすると、シーケンス「730
0」は再翻訳し、「7300」に対する入力を整合さ
せ、上に示したものと同じ入力を生成することだろう。
これは、呼出し完了装置10のプロセッサ74が予め定
められた回数の後反復を停止するまでくり返される。こ
れを避けるためには、第2の翻訳テーブルが用いられ
る。従って、「7300」が翻訳テーブル2内の入力と
整合するとき、結果は、内線「300」に対するメッセ
ージを残すのに必要な数字を送る呼出し完了装置が直ぐ
後にくる音声蓄積転送設備に対する1つの呼出しを生み
出す。
【0088】本発明が音声蓄積転送設備で通信を容易に
しているもう1つの例として、外部の発呼者が被呼者を
呼出す(リンギング)ことなく音声メイルボックス「3
00」から音声メッセージを検索することを望んでいる
と仮定する。この場合、発呼者は音声プロンプトにより
迎えられ、この時点で発呼者は数字ストリング「630
0」を入力する。次に、呼出し完了装置10は「630
0」との整合について翻訳テーブルを参照する。この整
合は呼出しシーケンス16と以下のとおり定義づけられ
る呼出し流れ制御入力を生成する:
【0089】
【表3】
【0090】この例において、発呼者によりダイヤルさ
れた数字「6」は、音声蓄積転送設備19から音声メッ
セージを検索したいという希望を意味する。音声メッセ
ージを検索するにあたり、設備19は一般にそのメッセ
ージが適正な人物によってのみ検索されうることを確認
するため発呼者からの安全コードを要求する。第2の翻
訳テーブルの使用に対する一変形態様として、被呼者を
呼出すことなく音声メッセージを残すか又は検索するた
め発呼者から特別のコードを要求することも可能であ
る。このコードに応答して、呼出し完了装置10は次に
数字「2000」をダイヤルして音声蓄積転送設備19
をアクセスする。呼出し完了(装置)10は発呼者が音
声蓄積転送設備との直接ダイヤリングを完了できるよう
にする。
【0091】電話交換システム14のいくつかの電話機
16のみが音声蓄積転送設備19の中に付随する音声メ
イルボックスを有するような状況においては、別のパー
ソナリティ及び翻訳テーブルが提供される。異なるパー
ソナリティ及び翻訳テーブルは、内線が音声メイルボッ
クスと結びつけられているか否かに応じて異なる話中/
無返答メッセージを供給する。一例として、第1の翻訳
テーブルに結びつけられた第1のパーソナリティに1本
の入トランク20が結びつけられていると仮定する。
【0092】音声メイルボックスをもたない全ての内線
電話16は、記された第1の表の中のそれぞれの呼出し
シーケンスに翻訳される。このとき、第1のパーソナリ
ティは適切なメッセージを規定する。なおこのメッセー
ジは音声メイルボックスオプションに関するものではな
い。音声メイルボックス呼出し(invocatio
n)番号は通常この表には現われないか、或いは又省略
時解釈への並進の可能性がある。音声メイルボックスと
結びつけられた内線電話16はこの翻訳テーブル内で呼
出しシーケンス15と整合される。さらに処理すること
により、パーソナリティテーブルは変更され、第2のパ
ーソナリティテーブルに対し変更が加えられている状態
で再翻訳される。一例としては、第2のパーソナリティ
テーブルは第2の翻訳テーブルを使用する。音声メイル
ボックスと結びつけられた内線電話16は全て、電話交
換システム14に対し数字を送る呼出しシーケンス1に
並進をする。この呼出しシーケンスは第2の表の中にあ
る。第2のパーソナリティテーブルは、音声メイルボッ
クスオプションに関するメッセージを規定するように構
成されている。音声メイルボックス呼出し(invoc
ation)番号は第2の翻訳テーブルの中に呼出しシ
ーケンス16と共に現われ、呼出し流れ制御は、以下に
示すものに類似するものでありうる:
【0093】
【表4】
【0094】音声メイルボックスと結びつけられていな
い内線電話16は、第2の翻訳テーブル内で呼出しシー
ケンス15と整合される。従ってこのような内線電話
は、変更がパーソナリティテーブルに戻って行なわれて
いる状態で、新しいパーソナリティテーブル及び新しい
再翻訳により特徴づけされる。第2の翻訳テーブル内に
リストアップされている音声メイルボックス番号をもた
ない内線電話番号を提供するのは不適当であると思われ
るかもしれないが、このような構造は、発呼者に音声メ
ッセージを残すオプションを与えるメッセージの間に、
発呼者が代わりに、結びつけられていない音声メイルボ
ックスをもたない第2の内線番号を呼び出す場合に、必
要とされるものである。パーソナリティテーブルは、な
かでも発呼者が音声メッセージを残すことができるよう
にする話中メッセージを提供する目的で変更される。も
しも話中メッセージの間に発呼者が、結びつけられた音
声メイルボックスオプションの無い加入者の内線番号を
ダイヤルした場合には、発呼者に対し新しい被呼者の話
中条件に応答して音声メッセージを残すよう促すことの
ないもとのパーソナリティテーブルまで、その翻訳テー
ブル内の整合を戻すことが必要である。
【0095】同様に、音声メッセージを残すため発呼者
により「*」がダイヤルされた場合、第3のパーソナリ
ティテーブルへと変更し第3の翻訳テーブルに従って再
翻訳するために呼出しシーケンス15が用いられるとい
うことに留意することも重要である。第3の翻訳テーブ
ル内には、それに対して「*」数字が整合され音声メッ
セージング設備に対して1つの呼出しを強制的に押しや
るような呼出しシーケンス16ならびに第1のパーソナ
リティまで発呼者を戻すのに呼出しシーケンス15を用
いる第2の入力を生成するような、1つの入力が存在す
る。代替的には、第3のパーソナリティと結びつけられ
た翻訳テーブルは「*」以外の数字をダイヤルする発呼
者を省略時解釈番号へと強制することもできる。基本的
には、このプロセスは全ての呼出しを、話中/無返答メ
ッセージが音声メッセージオプションに言及していない
第1のパーソナリティテーブルへと強制的に戻す。
【0096】「話中」メッセージを用いるために第1の
パーソナリティテーブルまで戻る理由は音声蓄積転送設
備19が呼出されその入力ポートの全てが話中であると
き、音声メッセージを残すよう発呼者にプロンプトを送
るのは不適切であるからである。当然のことながら、音
声蓄積転送設備に充分なポートが備わり従って発呼者が
決して拒絶されることのないような状況の下では、第3
の翻訳テーブルの使用は必要とされない可能性がある。
【0097】外部加入者が終話で進まずに多数の呼出し
を行ない内部発呼者が切断した場合、第2のパーソナリ
ティテーブルは第1のパーソナリティテーブルのものと
同じ一次メッセージを伝送することもできるし或いは
又、システムは再発信時にパーソナリティを第1のパー
ソナリティテーブルに関して存在していたものへと変え
ることができる。要約すると、第1のパーソナリティテ
ーブル及び第1の翻訳テーブルは、音声メイルボックス
オプション無しの内線電話のための話中/無返答シーケ
ンスをとり扱かう。第2のパーソナリティテーブル及び
結びつけられた第2の翻訳テーブルは、音声メイルボッ
クスオプションの備わった内線電話のための話中/無返
答シーケンスをとり扱う。さらに第3の翻訳テーブル
は、音声蓄積転送システムの全てのポートが話中である
とき発呼者に対して適切なメッセージが確実に与えられ
るようにするために用いられる。
【0098】本発明に従うと、電話機16の内線電話番
号が音声蓄積転送設備19の音声メイルボックス番号と
同一整合しない状況に対処するように措置が講じられて
いる。音声メイルボックス番号が内線番号と同じでない
場合、第2の翻訳テーブルと結びつけた再翻訳を規定す
る制御シーケンスが与えられる。この配置では、発呼者
がダイヤルした内線電話番号は適切な音声メイルボック
ス番号に翻訳される。一例として、入トランク20に第
1の翻訳テーブルを用いるパーソナリティテーブルと音
声メイルボックス番号を生成する第2の翻訳テーブルが
結びつけられていると仮定する。呼出しシーケンス16
呼出し流れ制御「数字を付加」フィールドは、以下のよ
うに現われる:
【0099】
【表5】
【0100】この例においては、音声蓄積転送設備19
は2000という加入者番号を有する。返答を待った
後、音声メイルボックス番号は、第2の翻訳テーブルに
従ってダイヤルされた数字の再翻訳を介して呼出し完了
装置10によりパルス送出しされる。切断を待った後、
終結コードがパルス送出しされる。内線番号9000が
発呼者により最初ダイヤルされており、音声メイルボッ
クス番号が5000である場合、第2の翻訳テーブルは
9000を整合させ、4つの数字を消去し数字5000
を挿入する呼び流れ制御をもつ入力を生成する。呼出し
シーケンス16は「☆」が音声メイルを残すのにダイヤ
ルされた時点で呼出される(invoke)ため、特定
の呼出しシーケンスの入力は重要でない。いずれの場合
でも、呼出し完了装置10は以下のシーケンスをパルス
送出しする。
【0101】2000(返答待ち) 5000(切断待ち) 9(メッセージの終り)
【0102】本発明は、そのグループが異なる音声蓄積
転送設備のサービス提供を受けうるようなさまざまな内
線電話16に対して音声メイルボックスサービスを提供
するようになっている。この状況の一例としては、多数
の電話交換システムが合わせてネットワークされこのよ
うな交換システムの各々が異なる音声蓄積転送設備と結
びつけられている場合が考えられる。本発明に従うと、
選択された音声蓄積転送設備の特定の加入者番号を導き
出すため第2の翻訳テーブル上に再翻訳する制御シーケ
ンスが規定される。このようにして、ダイヤルされた番
号は直接望まれる音声蓄積転送設備を選択する。ここで
同様に、入トランク20が第1のパーソナリティテーブ
ル及び第1の翻訳テーブル、ならびに音声蓄積転送設備
の望ましい番号を生成する第2の翻訳テーブル内にて発
すると仮定する。
【0103】呼出し流れ制御「数字を付加」フィールド
をもつサンプル呼出しシーケンス16は、C12C2C
100C39として現われる。この場合、音声蓄積転送
設備の加入者番号は、第2の翻訳テーブル上の再翻訳に
より選択される。返答待ちの後、ダイヤルされた数字
は、内線を呼出すときに用いられるのと同じ翻訳テーブ
ル上での再翻訳を介してパルス送り出しされる。切断待
ちの後、終結コードは、呼出し完了装置10によりパル
ス送り出しされる。発呼者が、加入者番号3000で識
別された音声蓄積転送設備に音声メッセージを残すのに
番号9000をダイヤルした場合、第2のテーブル上の
再翻訳が9000を整合させ、4つの数字を消去し数字
3000を挿入するような呼出し流れ制御を伴う入力を
生み出す。呼出し完了装置は、以下の数字ストリングを
パルス送り出しすることになる。
【0104】3000(返答待ち) 9000(切断待ち) 9(メッセージの終り)。
【0105】結びつけられた音声メイルボックスがその
中に残された1つのメッセージを有するような電話機1
6上でランプを点灯させるというのが従来のやり方であ
る。本発明の呼出し完了装置10は、音声蓄積転送設備
19に音声メッセージを残した後、適切な電話機のラン
プ17を点灯させるこのような能力をこのような電話交
換システムが支持するとき電話交換システム14に対し
て信号を送るように適合されている。この状況におい
て、プロセッサ72によって処理された制御シーケンス
は呼出し完了装置10と電話交換システム14の間の切
断、そしてその後、電話機ランプ17を点灯させるため
第2の内部呼出しを出すための次に続く再接続をひき起
こす。当然のことながら、電話交換システム14は、選
択された電話機ランプ17を点灯させるのに特別なダイ
ヤリンクコードに応答するタイプのものである。
【0106】一例として、入トランク20が第1のパー
ソナリティテーブル及び第1の翻訳テーブル内に発して
いると仮定する。呼出しシーケンス16呼出し流れ制御
「数字を付加」フィールドは次のように現われる。
【0107】
【表6】
【0108】この例において、音声蓄積転送システムの
加入者番号は「9000」である。2回の休止の後、発
呼者によりダイヤルされた数字は、内線(C100)を
呼出すときに使用される翻訳テーブル上での再翻訳を介
してパルス送り出しされる。切断待ち、コード(C3)
の後、終結コード「9」がパルス送り出しされる。呼出
し完了装置10は次に切断コード(C4)により電話交
換システム14をアイドリングさせ、標準的な電話シス
テムの実践方法に従って特定の保護時間中待機する。次
に呼出し完了装置10は、電話交換システム14を再起
動させ、パルス送出しが開始できるまで待つ。例中のメ
ッセージ待機ランプをオンにするためのアクセスコード
は60である。ダイヤルされた数字は再び、内線(C1
00)を呼出すときに使用されるのと同じ翻訳テーブル
上での再翻訳を介してパルス送出しされる。休止(F)
は、電話交換システム14が返答し確認信号音を送る時
間を与える。最後に、電話交換システム14は、コード
(C4)の実行により再びアイドリングされる。
【0109】本発明のもう1つの特徴に従うと、呼出し
完了装置10は音声蓄積転送設備19に対して省略時解
釈を提供することができる。このような省略時解釈は、
被呼者の電話機が話中であるときに使用でき、この時点
で呼出し完了装置10は自動的に、呼出しを完了する上
で発呼者を助けるべく音声蓄積転送オプションを呼び出
す(invoke)。単一の音声蓄積転送設備が使用さ
れる場合、及び各々の音声メイルボックス番号が内線電
話番号に一致するときならびにメッセージ待機ランプが
使用されていないとき、省略時解釈機能を実行するのに
1つのパーソナリティ及び翻訳テーブルで充分である。
パーソナリティの主省略時解釈の指標は「1」であると
仮定すると、一次メッセージプロンプトに従っていかな
る数字もダイヤルされない場合、数字「0」がパルス送
出しされ発呼者を交換手18へとルーチングすることに
なる。話中又は無返答メッセージの間いかなる数字もダ
イヤルされない場合、話中及び無返答省略時テーブルの
指標は両方共「2」にセットされることになる。省略時
解釈テーブル入力「2」は以下のとおりに現われる:
2000C2C100C39。
【0110】この例において、音声蓄積転送設備の加入
者番号は2000である。返答待ちの後、ダイヤルされ
た数字は、それぞれの内線電話に対して呼出しが行なわ
れたときに使用されたのと同じ翻訳テーブル上の再翻訳
を介してパルス送出しされる。その結果、いかなる数字
もダイヤルしない発呼者は、被呼者の音声メイルボック
スに接続されることになる。切断待ちの後、音声蓄積転
送システム19に対して終結コードがパルス送出しされ
る。
【0111】追録は、本発明の好ましい実施態様に従っ
たパーソナリティテーブル、翻訳テーブル及び呼出し流
れ制御テーブル内のさまざまな入力を示している。特
に、表4は、パーソナリティテーブルの入力を示し、表
5は翻訳テーブルの入力を示し、表6は呼出し流れ制御
テーブルの入力を示している。呼出し完了装置10に対
する入トランク20は、第1のパーソナリティで始まる
単一の利用者グループ内で端を発している。パーソナリ
ティ「1」は、内線電話の拒否された音声メイルボック
スオプションをとり扱い、一方パーソナリティ「2」は
内線電話の許容音声メイルボックスオプションをとり扱
う。これらのパラメータのいくつかは、表4に関連して
追録に示されている。例としての翻訳テーブルの用途及
び内容は、以下表5で示されている。呼出し流れ制御テ
ーブルの数の呼出し流れ制御入力は表6に示されてい
る。2つの省略時解釈入力テーブルが表7に関連して示
されている。
【0112】上述のことから、開示されているのは、発
呼者と音声蓄積転送装置の間の連動を容易にするための
呼出し完了装置である。この呼出し完了装置は、交換シ
ステムのサービス提供を受ける電話機に対し呼出しを発
する上で助けとなるよう発呼者に音声プロンプトを与え
るべく電話交換システムと組合さって作動し、又、被呼
者が利用不可能である場合に発呼者を音声蓄積転送設備
に接続するよう作動する。この呼出し完了装置は、被呼
者に対する呼出しを完了するため内線電話番号を入力す
べく、発呼者に対して音声プロンプトを提供する。被呼
者の話中又は無返答条件の場合、又は発呼者が最初にメ
ッセージを残すこと又は検索することを選択した場合、
内線電話番号は、被呼者の音声メイルボックスとの自動
接続のため音声蓄積転送設備に対してその他の数字情報
と合わせてパルス送り出しされる。呼出し完了装置によ
る発呼者に対する音声蓄積転送設備の接続は、発呼者及
び電話交換システムにとって透明であり、従って発呼者
との音声蓄積転送機能の利用が容易になっている。呼出
し完了装置には、自動接続を提供するための音声蓄積転
送設備への帯域内周波信号方式の送信及び通信を提供す
べく、いくつかのパーソナリティテーブル、翻訳テーブ
ル及び呼出し流れ制御テーブルが備わっている。音声メ
ッセージ送り設備は同様に、音声メッセージを検索し記
憶するため又は以前に残されたメッセージの検索のため
の状態に自動的に置かれる。さまざまなテーブルを使用
することにより、呼出し完了装置は、音声メッセージン
グ設備を発呼者からの音声メッセージを検索又は預託す
るための状態に置くための情報をパルス送り出しするこ
ともできるし、或いは又内線電話数字情報を被呼者に結
びつけられた音声メイルボックス番号を表わすその他の
情報に翻訳することもできる。同様に、さまざまなテー
ブルをプログラミングされた形で使用することにより、
呼出し完了装置の柔軟性が高められ、そのため音声蓄積
転送設備と発呼者を接続するために多種多様な状況に対
処することが可能となる。さらに、音声蓄積転送設備の
全体的なポート活動時間を減少させるためこの設備に対
して切断情報を送信するよう、高められた性能がこの呼
出し完了装置に具備されている。
【0113】特定の呼出し完了装置を参考にして本発明
の好ましい実施態様を開示してきたが、添付の請求の範
囲に規定されているような本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく技術的選択事項として数多くの詳細な変
更を加えることが可能であることも理解しなくてはなら
ない。
【0114】追録
【0115】
【表7】
【0116】
【表8】
【0117】
【表9】
【0118】
【表10】
【0119】
【表11】
【0120】
【表12】
【0121】
【表13】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を有利に実施できる応用例を例示したブ
ロック図である。
【図2】本発明の詳細なブロック図である。
【図3】本発明の機能を生ずるように呼出し完了プロセ
ッサにより実施されるプログラム流れのフローチャート
である。
【図4】本発明の機能を生ずるように呼出し完了プロセ
ッサにより実施されるプログラム流れのフローチャート
である。
【符号の説明】
10 呼出し完了装置 14 電話交摸システム 16 電話機 19 音声蓄積転送設備 20 入りトランク 22 通信回線 36 交換ネットワーク 38 ハイブリッド 39 アウトパルサ 40 検出器 72 プロセッサ複合体 78 メモリ 80 インタフェース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月20日
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーバト、ビー、クラカウ アメリカ合衆国イリノイ州60126、エルム ハースト、 カラムビア・アヴィニュー 175番 (72)発明者 マーク、ディー、クレッカ アメリカ合衆国イリノイ州60115、デカル ブ、 ベルヴー・ドライヴ 1240番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声蓄積転送機能と電話交換装置との調
    和を容易にする方法において、発信加入者から離れた呼
    出し完了システムを使い発信加入者を促して被呼加入者
    に関連する第1の宛先決定情報を入れ、 この第1宛先決定情報を受け、 発信加入者が通信しようとする被呼加入者が使用不能で
    あることを判定し、被呼加入者の使用不能を指示する信
    号を発信加入者に伝送し、 前記被呼加入者から第2の宛先決定情報を収集し発信加
    入者を音声蓄積転送機能に接続し、初めにこの音声蓄積
    転送機能から隔離して発信加入者がこの音声蓄積転送機
    能により発生する可聴の指示メッセージを聞くことがで
    きないようにし、 前記の第1及び第2の宛先決定情報
    を音声蓄積転送機能を識別する第1のコードと被呼加入
    者に協働する音声メールボックスを識別する第2のコー
    ドとに変換し、 前記交換装置に前記音声蓄積転送機能をアクセスさせ又
    前記交換装置に前記機能への通信径路を設定させ、 この通信径路を介して前記の第1及び第2のコードを前
    記機能に伝送し、 前記発信加入者を前記通信径路に接続してこの発信加入
    者が前記音声蓄積転送機能で音声メッセージを入れるこ
    とができるようにすることから成る方法。
  2. 【請求項2】 音声蓄積転送機能と電話交換装置との調
    和を容易にする方法において、 発信加入者から離れた呼び完了システムを使い発信加入
    者を促して被呼加入者に関連する第1の宛先決定情報を
    入れ、 この第1宛先決定情報を受け、 発信加入者が通信しようとする被呼加入者が使用不能で
    あることを判定し、 被呼加入者の使用不能を指示する信号を発信加入者に伝
    送し、 前記被呼加入者から第2の宛先決定情報を収集し発信加
    入者を音声蓄積転送機能に接続し、 音声蓄積転送機能が使用できるかどうかに関係なく前記
    電話交換装置によりサービスされる全部の被呼加入者の
    ライブラリを保持し、 前記ライブラリが前記音声蓄積転送機能の前記被呼加入
    者に対し使用可能でないことを示すときは前記発信加入
    者が音声蓄積転送機能を使わないようにし、 初めにこの音声蓄積転送機能から隔離して発信加入者が
    この音声蓄積転送機能により発生する可能の指示メッセ
    ージを聞くことができないようにし、 前記の第1及び第2の宛先決定情報を音声蓄積転送機能
    を識別する第1のコードと被呼加入者に協働する音声メ
    ールボックスを識別する第2のコードとに変換し、 前記交換装置に前記音声蓄積転送機能をアクセスさせて
    又前記交換装置に前記機能への通信径路を設定させ、 この通信径路を介して前記の第1及び第2コードを前記
    機能に伝送し、 前記発信加入者を前記通信径路に接続してこの発信加入
    者が前記音声蓄積転送機能で音声メッセージを入れるこ
    とができるようにすることから成る方法。
  3. 【請求項3】 音声蓄積転送機能の調和を容易にする方
    法において、 呼出し完了装置への若干の各入りトランクをそれぞれ協
    働するトランクにより呼びに基づく特性を定める複数の
    入力を持つ個人テーブルの入力に協働させ、この個人テ
    ーブルの各入力にそれぞれ数字整合セクション、呼出し
    順序セクション及び呼出し流れ制御テーブル指標のセク
    ションを持つ各変換テーブルを協働させ、呼出し流れ制
    御テーブルに前記変換テーブルの各呼出し流れ制御テー
    ブル指標を協働させ、前記の1つのトランクにより発信
    加入者から音声蓄積転送機能に接続しようとする指示を
    受け、個人テーブル内の対応する入力に従って前記の1
    条のトランクの個人を判定し、 前記の最後の個人テーブル入力に従って変換テーブルの
    うちの前もって定めたテーブルをアクセスし、 前記変換テーブルに従って呼出し順序を定め、前記のア
    クセスされた変換テーブルの指標に従って呼出し流れ制
    御テーブルの前もって定めた1つのテーブルをアクセス
    し、 前記のアクセスされた呼出し流れ制御テーブルに従って
    出力しようとする数字ストリングを定め、この数字スト
    リングを前記音声蓄積転送機能に伝送しこの機能のサー
    ビスを生じさせることから成る方法。
  4. 【請求項4】 前記呼出し流れ制御テーブルから、前記
    機能を識別する登録番号と、音声メッセージを入れるか
    検索するかを識別する少なくとも1つの数字と、前記機
    能の音声メールボックスを識別する数字から成る番号と
    を持つ数字ストリングを形成する請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 前記数字ストリングに前記機能により処
    理時間を許容する休止を形成する請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 音声蓄積転送機能を電話交換システムと
    インタフエースする呼出し完了装置において、呼出し完
    了装置本体から離れた電話から発信加入者により入れら
    れ、前記電話交換システムと協働する被呼加入者への呼
    出しを完了するようにした宛先決定情報を受けて記憶す
    るサーキットリと、 前記音声蓄積転送機能をアクセスするための番号を前記
    電話交換システムに伝送するように前記音声蓄積転送機
    能装置と通信しようとする希望を指示する発信加入者か
    らの所定のダイヤルコードに応答する呼出し完了装置内
    部のサーキットリと、 前記音声蓄積転送機能の音声メールボックスに対しアク
    セスを行うように前記宛先決定情報に基づいて識別情報
    を前記電話交換システムに伝送する呼出し完了装置内部
    のサーキットリと、発信加入者及び音声メッセージ機能
    の間の接続を制御して発信加入者がそのメッセージを完
    了した後前記交換システムをアクセスして被呼加入者と
    協働するメッセージランプを証明するように音声メッセ
    ージ機能に即応するサーキットリとを包含する呼出し完
    了装置。
  7. 【請求項7】 音声蓄積転送機能を電話交換システムと
    インタフエースする呼出し完了装置において、呼出し完
    了装置本体から離れた電話から発信加入者により入れら
    れ前記電話交換システムと協働する被呼加入者への呼び
    を完了するようにした宛先決定情報を受けて記憶するサ
    ーキットリと、 前記音声蓄積転送機能をアクセスするための番号を前記
    電話交換システムに伝送するように前記音声蓄積転送装
    置と通信しようとする希望を指示する発信加入者からの
    所定のダイヤルコードに応答する呼び完了装置内部のサ
    ーキットリと、前記音声蓄積転送機能の音声メールボッ
    クスに対しアクセスを行うように前記宛先決定情報に基
    づいて識別情報を前記電話交換システムに伝送する呼び
    完了装置内部のサーキットリと、音声蓄積転送装置への
    アクセス音声メッセージを入れるためであることを指示
    する情報を識別する数字を前記機能に加えるサーキット
    リとを包含する呼出し完了装置。
  8. 【請求項8】 音声蓄積転送機能を電話交換システムと
    インタフエースする呼出し完了装置において、呼出し完
    了装置本体から離れた電話から発信加入者により入れら
    れ前記電話交換システムと協働する被呼加入者への呼び
    を完了するようにした宛先決定情報を受けて記憶するサ
    ーキットリと、 前記音声蓄積転送機能をアクセスするための番号を前記
    電話交換システムに伝送するように前記音声蓄積転送装
    置と通信しようとする希望を指示する発信加入者からの
    所定のダイヤルコードに応答する呼出し完了装置内部の
    サーキットリと、 前記音声蓄積転送機能の音声メール
    ボックスに対しアクセスを行うように前記宛先決定情報
    に基づいて識別情報を前記電話交換システムに伝送する
    呼出し完了装置内部のサーキットリと、を備え、 さらに発信加入者に達することから前記音声蓄積転送機
    能により生ずる選定した音声指示メッセージを抑制する
    サーキットリを設けた呼出し完了装置。
  9. 【請求項9】 音声蓄積転送機能を電話交換システムに
    調和させる自動装置において、電話交換システムに結合
    した少なくとも1条のトランクと、このトランクによる
    入り呼出しを検出する検出器と、少なくとも1つの被呼
    加入者と協働する宛先決定情報を入れるように前記呼出
    しを行った発呼者を促す促進器と、 前記宛先決定情報を受ける受信器と、 前記の受信した宛先決定情報を記憶するサーキットリ
    と、複数ピースの宛先決定情報を第1の入力として又音
    声蓄積転送オプションが前記第1入力の各入力に対し使
    用可能であるかどうかに関する指示を前記第1入力に対
    応する第2の入力としてそれぞれ持つ交換テーブルを記
    憶するサーキットリと、このテーブルを参照し前記の受
    信した宛先決定情報に対し音声蓄積転送オプションが存
    在するかどうかを判定するプロセッサと、を備え、 前記プロセッサにより制御され、前記発呼者に前記プロ
    セッサに応答して音声蓄積転送オプションを含む複数の
    オプションを通知する第2の指示メッセージを伝送する
    前記促進器により、音声蓄積転送オプションが前記の受
    信した宛先決定情報に対し存在することを判定し、前記
    プロセッサにより制御され前記発呼者に前記プロセッサ
    に応答して音声蓄積転送オプションを含まない複数のオ
    プションを通知する第3の指示メッセージを伝送する前
    記促進器により音声蓄積転送オプションが前記の受信し
    た宛先決定情報に対し存在しないことを判定するように
    した自動装置。
  10. 【請求項10】 外部発呼者が電話交換システムを介し
    てアクセスできる被呼加入者と通信することができない
    場合に音声蓄積転送機能を自動的にアクセスする装置に
    おいて、 被呼加入者の宛先決定情報を受ける受信器と、前記被呼
    加入者が使用不能であることを検知するサーキットリ
    と、 前記の検知する手段に応答して発信加入者にメッセージ
    を伝送し被呼加入者の使用不能を指示するサーキットリ
    と、発信加入者からの発信加入者が被呼加入者にメッセ
    ージを残そうとしている指示を受ける受信サーキットリ
    と、前記の受信器及び受信サーキットリに結合され、前
    記音声記録転送機能をアクセスするタイミング及び方式
    を制御するように作用できる呼出し流れ制御コードを前
    記の指示及び被呼加入者宛先決定情報に従って発生する
    プロセッサと、 このプロセッサにより制御され、前記呼出し流れ制御コ
    ードにより設定されたタイミング及び方式に従って前記
    音声蓄積転送機能にメッセージを残すサーキットリと、
    を備え、 さらに複数の音声蓄積転送電話番号を記憶するサーキッ
    トリと、前記音声記録転送電話番号の1種類を前記被呼
    加入者宛先決定情報に従って検索するサーキットリと、
    前記の検索した音声蓄積転送電話番号を前記の呼出し流
    れ制御コードに協働させるサーキットリとを設けた自動
    アクセス装置。
JP36220292A 1992-03-23 1992-03-23 音声蓄積転送機能と電話交換装置との調和を 容易にする方法及び呼出し完了装置 Withdrawn JPH07254931A (ja)

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JP36220292A JPH07254931A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 音声蓄積転送機能と電話交換装置との調和を 容易にする方法及び呼出し完了装置

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