JPH0725233Y2 - 自動散水装置 - Google Patents
自動散水装置Info
- Publication number
- JPH0725233Y2 JPH0725233Y2 JP1989032478U JP3247889U JPH0725233Y2 JP H0725233 Y2 JPH0725233 Y2 JP H0725233Y2 JP 1989032478 U JP1989032478 U JP 1989032478U JP 3247889 U JP3247889 U JP 3247889U JP H0725233 Y2 JPH0725233 Y2 JP H0725233Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprinkler
- water
- solenoid valve
- present
- control device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動的に散水を行なうための装置に関するも
ので、好ましくは、管理地域の地中又は地表近傍の湿度
並びに温度を測定し、その測定結果に基づいて自動的に
散水を行なうことで、ゴルフ場のグリーン等のような芝
地、あるいは、植物の生育地域等における管理を容易に
した自動散水装置に関するものである。
ので、好ましくは、管理地域の地中又は地表近傍の湿度
並びに温度を測定し、その測定結果に基づいて自動的に
散水を行なうことで、ゴルフ場のグリーン等のような芝
地、あるいは、植物の生育地域等における管理を容易に
した自動散水装置に関するものである。
〔従来の技術〕 厳しい芝の管理が要求されるゴルフ場のグリーン等にあ
っては、芝の状態を人手により頻繁にチェックし、マニ
ュアル操作によって灌水の供給を行なうことが考えられ
るが、ゴルフ場等にあっては面積が大きいので、人手に
よる管理はコストの点でも適当でない。
っては、芝の状態を人手により頻繁にチェックし、マニ
ュアル操作によって灌水の供給を行なうことが考えられ
るが、ゴルフ場等にあっては面積が大きいので、人手に
よる管理はコストの点でも適当でない。
そこで本考案者は、特願昭61-250960号（特開昭63-1056
19号）において、グリーンのハイ、ミドル、ローの各ポ
イントごとに適切な散水を自動的に行なうことができる
自動灌水システムを提唱している。
19号）において、グリーンのハイ、ミドル、ローの各ポ
イントごとに適切な散水を自動的に行なうことができる
自動灌水システムを提唱している。
上記自動灌水システムは、地中及び／又は地表近傍の湿
度及び／又は地温を検出するためのセンサーと、これら
センサーと結合されて湿度及び／又は地温を示す出力電
圧を形成するための水分計及び／又は地温計と、灌水の
ための給水を制御する電磁弁と、前記水分計と地温計か
らの出力を受けて前記電磁弁を開閉制御する制御装置と
を含み、よって地中及び／又は地表近傍の湿度及び／又
は地温に基づく灌水の供給を制御することを特徴とする
ものであるが、このシステムによった場合、散水開始の
電気信号が発せられた際に正常に散水動作が行われてい
るか否かを確認することができないという問題がある。
また、それ以前の、電磁弁をタイマー及び太陽電池電源
装置を含む制御装置によって制御し、スプリンクラーよ
り散水を行なう装置においても同様のことがいえる。
度及び／又は地温を検出するためのセンサーと、これら
センサーと結合されて湿度及び／又は地温を示す出力電
圧を形成するための水分計及び／又は地温計と、灌水の
ための給水を制御する電磁弁と、前記水分計と地温計か
らの出力を受けて前記電磁弁を開閉制御する制御装置と
を含み、よって地中及び／又は地表近傍の湿度及び／又
は地温に基づく灌水の供給を制御することを特徴とする
ものであるが、このシステムによった場合、散水開始の
電気信号が発せられた際に正常に散水動作が行われてい
るか否かを確認することができないという問題がある。
また、それ以前の、電磁弁をタイマー及び太陽電池電源
装置を含む制御装置によって制御し、スプリンクラーよ
り散水を行なう装置においても同様のことがいえる。
そこで本考案は、正常な散水動作が行われているか否か
の確認が容易な自動散水装置を提供せんとするものであ
る。
の確認が容易な自動散水装置を提供せんとするものであ
る。
本考案は、少なくともスプリンクラーと、前記スプリン
クラーへの給水を制御する電磁弁と、前記電磁弁を開閉
制御する制御装置とを備えた自動散水装置において、前
記スプリンクラーに通ずる水路に流量計を設置する、と
いう手段にて上記課題を解決した。
クラーへの給水を制御する電磁弁と、前記電磁弁を開閉
制御する制御装置とを備えた自動散水装置において、前
記スプリンクラーに通ずる水路に流量計を設置する、と
いう手段にて上記課題を解決した。
制御装置において電圧、タイマー等の状態が予め設定さ
れた条件に適合しているか否かがチェックされ、その結
果により、所定のシーケンスに従って電磁弁が作動し、
スプリンクラーから散水が行われる。散水が正常に行わ
れているか否か、即ち、給水が正常に行われているか否
かは、スプリンクラーに通ずる水路に設置された流量計
によって流量を計測することにより確認することができ
る。
れた条件に適合しているか否かがチェックされ、その結
果により、所定のシーケンスに従って電磁弁が作動し、
スプリンクラーから散水が行われる。散水が正常に行わ
れているか否か、即ち、給水が正常に行われているか否
かは、スプリンクラーに通ずる水路に設置された流量計
によって流量を計測することにより確認することができ
る。
本考案の好ましい実施例を図面に依拠して説明する。
第１図は本考案の概略構成図で、図中１はグリーン、２
〜５はグリーン１周辺に適宜数配設されたスプリンクラ
ーである。６は水槽、７はポンプ、８は流量計、９は主
水路、10〜13は主水路９から各スプリンクラー２〜５に
向けて延びる分岐水路である。各分岐水路10〜13には、
流量を計測する流量計14が設置される。
〜５はグリーン１周辺に適宜数配設されたスプリンクラ
ーである。６は水槽、７はポンプ、８は流量計、９は主
水路、10〜13は主水路９から各スプリンクラー２〜５に
向けて延びる分岐水路である。各分岐水路10〜13には、
流量を計測する流量計14が設置される。
この流量計14が水流の量を計測することによって、給水
が正常に行われていることを容易且つ確実に知ることが
できる。16は、グリーン１の周縁部に埋設した水分、地
温センサーである。
が正常に行われていることを容易且つ確実に知ることが
できる。16は、グリーン１の周縁部に埋設した水分、地
温センサーである。
次に、本考案における散水制御機構につき、第３図及び
第４図を参照しつつ説明する。第３図において17はセン
サー部を示しており、このセンサー部17にはセンサー1
6、水分計及び地温計18、並びに、これ等の出力電圧を
該当する周波数信号に変換するためのV/Fコンバータ19
が含まれる。20は制御装置であって、タイマー21の出力
及びセンサー部17のV/Fコンバータ19の出力を受け、電
磁弁22〜24を制御する。一方、水分及び地温データが50
GHzの簡易無線装置25のアンテナ26を介し、あるいは、
光ケーブルを介して遠隔の管理棟に設置された受信装置
に送出される。上記計量計14からのデータも、制御装置
20を介し、又は、別個の制御装置を介して無線送信さ
れ、あるいは、光ケーブルを介して管理棟に送信され、
そこにおいてデータ処理され、集中管理される。
第４図を参照しつつ説明する。第３図において17はセン
サー部を示しており、このセンサー部17にはセンサー1
6、水分計及び地温計18、並びに、これ等の出力電圧を
該当する周波数信号に変換するためのV/Fコンバータ19
が含まれる。20は制御装置であって、タイマー21の出力
及びセンサー部17のV/Fコンバータ19の出力を受け、電
磁弁22〜24を制御する。一方、水分及び地温データが50
GHzの簡易無線装置25のアンテナ26を介し、あるいは、
光ケーブルを介して遠隔の管理棟に設置された受信装置
に送出される。上記計量計14からのデータも、制御装置
20を介し、又は、別個の制御装置を介して無線送信さ
れ、あるいは、光ケーブルを介して管理棟に送信され、
そこにおいてデータ処理され、集中管理される。
第４図は本発明の他の実施例であって、水分計及び地温
計18の出力がA/D変換器27にてデジタル変換された後、
モデム装置28及び50GHzの簡易無線装置に送出される。
センサー16がゴルフ場のグリーンに設置される場合は、
通常管理棟はクラブハウスとなる。
計18の出力がA/D変換器27にてデジタル変換された後、
モデム装置28及び50GHzの簡易無線装置に送出される。
センサー16がゴルフ場のグリーンに設置される場合は、
通常管理棟はクラブハウスとなる。
本考案は上述した通りであるから、自動散水装置におい
て散水指令が発せられている際に、正常な散水動作が行
われているか否かを、遠隔地から容易且つ確実に確認
し、且つ、流量を把握してグリーン管理上有効に利用し
得る効果がある。
て散水指令が発せられている際に、正常な散水動作が行
われているか否かを、遠隔地から容易且つ確実に確認
し、且つ、流量を把握してグリーン管理上有効に利用し
得る効果がある。
第１図は本考案の概略構成図、第２図及び第３図は本考
案の実施例のそれぞれ異なるブロック図である。 符号の説明 ２〜５……スプリンクラー、６……水槽 ７……ポンプ、８……流量計 ９……主水路、10〜13……分岐水路 14……流量計、15……水受板 16……センサー、17……センサー部 18……水分・地温計 19……V/Fコンバータ、20……制御装置 21……タイマー、22〜24……電磁弁 25……簡易無線装置、26……アンテナ
案の実施例のそれぞれ異なるブロック図である。 符号の説明 ２〜５……スプリンクラー、６……水槽 ７……ポンプ、８……流量計 ９……主水路、10〜13……分岐水路 14……流量計、15……水受板 16……センサー、17……センサー部 18……水分・地温計 19……V/Fコンバータ、20……制御装置 21……タイマー、22〜24……電磁弁 25……簡易無線装置、26……アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−6170（ＪＰ，Ａ) 実願 昭53−23883号（実開 昭54− 127216号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ) 実願 昭49−18157号（実開 昭50− 109909号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】少なくともスプリンクラーと、前記スプリ
ンクラーへの給水を制御する電磁弁と、前記電磁弁を開
閉制御する制御装置とを備えた自動散水装置において、
前記スプリンクラーに通ずる水路に流量計を設置したこ
とを特徴とする自動散水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989032478U JPH0725233Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 自動散水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989032478U JPH0725233Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 自動散水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02125756U JPH02125756U (ja) | 1990-10-17 |
| JPH0725233Y2 true JPH0725233Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31535472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989032478U Expired - Lifetime JPH0725233Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 自動散水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725233Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50109909U (ja) * | 1974-02-16 | 1975-09-08 | ||
| JPS54127216U (ja) * | 1978-02-24 | 1979-09-05 | ||
| JPS576170U (ja) * | 1980-06-11 | 1982-01-13 |
-
1989
- 1989-03-22 JP JP1989032478U patent/JPH0725233Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02125756U (ja) | 1990-10-17 |
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