JPH0724124Y2 - 空気入り遊戯具 - Google Patents

空気入り遊戯具

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JPH0724124Y2
JPH0724124Y2 JP7592891U JP7592891U JPH0724124Y2 JP H0724124 Y2 JPH0724124 Y2 JP H0724124Y2 JP 7592891 U JP7592891 U JP 7592891U JP 7592891 U JP7592891 U JP 7592891U JP H0724124 Y2 JPH0724124 Y2 JP H0724124Y2
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JP
Japan
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water
shaft
play equipment
handle
upper shaft
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Application number
JP7592891U
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JPH0524065U (ja
Inventor
武志 五十嵐
Original Assignee
株式会社イガラシ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プール等で空気を注
入して膨らませ水面に浮かせて使用するウキワ、ボート
等の空気入り遊戯具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入り遊戯具(以下、遊戯具と
いう)は図6に示すように、遊戯具20の水面側に位置
する下部にその遊戯具20と一体に設けた水平板部21
と、この水平板部21に設けた脚入穴22、22と、前
記遊戯具20の上面側に設けた把手23、23等を備え
ている。そして、この遊戯具を使用する際は、遊戯具2
0を水面に浮かせ、使用者が脚入穴22、22に両脚を
入れて水平板部に座るようにして遊戯具20に乗り、自
分が進行したい方向に向かって脚入穴22、22から水
中に出した両脚を動かし遊戯具20を前進させるか、あ
るいは、遊戯具20の後方側を他の一人が押して遊戯具
20を前進させて使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の遊戯具
は、使用者がその進行方向を変えようとする場合、手を
遊戯具の外側に延ばして水をかき方向転換をしている。
したがって、無理な体勢で強い力を必要とし、捻挫等の
怪我をする原因になることもあった。また、手で水をか
いて遊戯具を方向転換するため、方向転換に時間がかか
り、プールなどで遊戯具を使用している場合、前方で泳
いでいる人に衝突したり、泳いでいる人の上に乗りかか
り危険であった。さらに、遊戯具使用者は、乗っている
だけで遊戯性に欠けるため、すぐに飽きてしまうという
問題点を有していた。
【0004】この考案は、前記の問題点に鑑み創案され
たものであり、遊戯具に乗っている使用者が、無理な体
勢になることなく遊戯具の進行方向を変更できると共
に、使用者が楽しめるように遊戯性に富んだ空気入り遊
戯具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するため、空気を注入して膨らませ水面に浮かせて使
用する遊戯具の一部で上面側から下面側に貫通して設け
た貫通部と、この貫通部に嵌合する筒状体と、この筒状
体の内部に相互に離間して回動自在に挿通した上部軸お
よび下部軸と、前記上部軸の端部に設けた水鉄砲付ハン
ドルと、前記下部軸の端部に設けた方向舵と、前記上部
軸の押圧により下部軸と上部軸を係合する係合手段を備
える空気入り遊戯具として構成した。
【0006】
【作用】この考案は、前記のように構成したので、遊戯
具の方向を変える場合は、水鉄砲付ハンドルを下方に押
した状態で回転させると、上部軸の一端と方向舵の下部
軸の一端が係合手段により係合し、方向舵を回動するこ
とが可能となる。また、水鉄砲付ハンドルは、下方に押
さずに回転させると、方向舵を回動することなく回転す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、この考案を図面に基づいて説明する。
図1は空気入り遊戯具の全体を示す斜視図、図2は水鉄
砲付ハンドルと方向舵を示す部分側面図、図3は水鉄砲
付ハンドルの上部軸と方向舵の下部軸の係合手段を示す
断面図、図4は係合手段の係合状態を示す部分斜視図、
図5は水鉄砲付ハンドルの内部を示す一部断面図であ
る。
【0008】図1で示すように空気入り遊戯具としての
ボート1は、その前方側の一部で上面側から下面側に貫
通して設けた貫通部2に筒状体3を嵌合させ、この筒状
体3の内部に相互に離間して回動自在に挿通した上部軸
4および下部軸5を設け、前記上部軸3の端部に設けた
水鉄砲付ハンドル6と、前記下部軸5の端部に設けた方
向舵7と、前記下部軸4と上部軸5の夫々の端部を係合
する係合手段9等を備えている。
【0009】前記貫通部2は、ボート1の前方側の一部
で上面側と下面側に適宜な大きさの穴を開け、ボート1
を形成している部材と同じ部材で形成した筒状で上下に
フランジ状の接合部を有する接合部材を前記穴に挿通
し、フランジ状の接合部を上下の穴周辺部分と空密に接
合して形成している。
【0010】前記筒状体3は、合成樹脂等で形成されて
おり、前記貫通部2の上方の開口端に円盤状の保持部材
3aにより固接されている。また、図示していないが、
貫通部2の下方の開口端にも同じように保持部材を介し
て固設しても構わない。
【0011】前記上部軸4は図3で示すように、前記筒
状体3の上部側から回動自在に挿通されている。この上
部軸4は、その下端を後述する下部軸5の上端と一定間
隔を開けて保たれるように、断面がI字形の係合部材8
と、バネ8aを介して離間係合可能に設けられている。
なお、バネ8aは、常に上下に伸長する方向に付勢して
いる。また、上部軸4は、その下端を図3および図5で
示すように、凹凸に形成された係合部4aを有してい
る。
【0012】前記下部軸5は図2で示すように、下端内
面にメネジが刻設されており、後述する方向舵の取付部
が螺合できるように形成されている。この下部軸5の上
端は、凹凸に形成された係合部5aを有しており、前述
した係合部材8と、バネ8aを介して上部軸4の係合部
4aと一定間隔を開けて設けられている。
【0013】前記水鉄砲付ハンドル6は、図3および図
4で示すように、前記上部軸4の上端側に一体に設けら
れている。この水鉄砲付ハンドル6は、前記上部軸4と
直交する方向に設けられたハンドル6aと、このハンド
ル6aの一方に設けられた水鉄砲のトリガ6bと、この
トリガ6bにより押動される押動部材6cと、この押動
部材6cにより押動されるシリンダ6dのピストン6e
と、このシリンダ6dに水を送る吸水パイプ6fと、こ
の吸水パイプ6fから吸水された水を適宜前記シリンダ
6d内に供給する自動調整水圧弁6g,6h等から構成
されている。
【0014】前記自動調整水圧弁6g,6hは、遊動可
能なボールを有しそのボールが吸水パイプ6fに近い側
の開口を密閉できるように形成され、反対側の開口は、
その開口近傍に突設された凸部等がボールにより開口を
塞がないように構成されている。
【0015】前記方向舵7は図2で示すように、前記下
部軸5の下端に着脱自在に螺合する取付部7aと、この
取付部7aの割り溝に固着されるラダー板7bから構成
されている。前記取付部7aは、その中心部側に貫通穴
7cが穿設されており、前記水鉄砲の吸水パイプ6fの
下端に水が供給できるように形成されている。
【0016】前記係合手段9は、前記上部軸4の下端に
形成された係合部4aと、前記下部軸5の上端に形成さ
れた係合部5aとが、前記水鉄砲付ハンドル6をバネ8
aの付勢力に抗して下方に押圧して回転させ、両係合部
4a,5aの凹凸部分がそれぞれ嵌合することで、上部
軸4の回転を下部軸5に伝達して方向舵7を回動するよ
うに構成されている。
【0017】次に、遊戯具の使用方法を手順に沿って説
明する。はじめに、ボート1を水面に浮かせ、使用者
が、水平板10に座り両脚を脚入穴11,11に入れて
所望の方向に向かって両脚を動かし遊戯具を進行させ
る。使用者は、進行方向を変更したい際、水鉄砲付ハン
ドル6をバネ8aの付勢力に抗して下方に押して回転さ
せると、図5の実線で示すように上部軸4の係合部4a
と下部軸5の係合部5aが係合して方向舵7の回動を可
能とするので、遊戯具が所望方向に進行方向を変えるこ
とができる。
【0018】また、水鉄砲付ハンドル6は、トリガ6b
を押動することでピストン6eをスプリングの力に抗し
て押動させ、吸水パイプ6fの下端から水をシリンダ6
d内に吸い上げ水鉄砲から水を発射する。水を発射する
際は、図3で示すように、ピストン6eの先端側に設け
られた自動水圧調整弁6gと、水の発射口側に設けた自
動水圧調整弁6hのボールが連動して、シリンダ6d内
に水を注入した後、シリンダ6d内の水圧を高めて発射
口6jから水を発射するように構成されている。
【0019】水鉄砲付ハンドル6は、下方に押動しなけ
れば上部軸4の係合部4aと、下部軸5の係合部5aが
係合せず方向舵7を回動しないので、遊戯具の進行方向
を変えることなく任意の方向に水鉄砲を発射することが
できる。
【0020】なお、この考案は、上記の実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、音と光を発する警告灯(実
願平3−61104)をウキワの表面側に設けること
で、遊戯のバリエーションを加味することができ得るこ
とや、また、係合手段で使用されているバネは、弾性力
がある円筒形の例えば合成樹脂等の部材で形成したもの
で、各軸の端部が係合離脱可能に変形するものを使用し
ても良く、さらに、上部軸と下部軸の係合手段は、常に
係合しており、水鉄砲を任意の方向に発射したい時だ
け、その係合を解除できるように、水鉄砲付ハンドルを
上方に持ち上げて回動させるように、バネを取り除いた
構成としても良い等、この考案の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変更ができることは勿論である。
【0021】
【考案の効果】この考案は上記のように構成したので、
以下に記載する効果を奏する。 遊戯具は、方向舵を有し水鉄砲付ハンドルを操作す
ることで、その方向舵を回動させ進行方向を変えること
ができるため、使用者は無理な労力を使わずに済む。 水鉄砲付ハンドルは、その上部軸の一端を方向舵の
下部軸の一端と離間して設けているため、方向舵を回動
することなく水鉄砲付ハンドルを回転させることがで
き、水鉄砲を任意の方向に発射することが可能となり遊
戯性を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気入り遊戯具の全体を示す斜視図である。
【図2】水鉄砲付ハンドルと方向舵を示す部分側面図で
ある。
【図3】水鉄砲付ハンドルの上部軸と方向舵の下部軸の
係合手段を示す断面図である。
【図4】水鉄砲付ハンドルの内部を示す一部断面図であ
る。
【図5】係合手段の係合状態を示す部分斜視図である。
【図6】従来の空気入り遊戯具を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ボート(空気入り遊戯具) 2 貫通部 3 筒状体 4 上部軸 5 下部軸 6 水鉄砲付ハンドル 7 方向舵 9 係合手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を注入して膨らませ水面に浮かせて
    使用する遊戯具の一部で上面側から下面側に貫通して設
    けた貫通部と、この貫通部に嵌合する筒状体と、この筒
    状体の内部に相互に離間して回動自在に挿通した上部軸
    および下部軸と、前記上部軸の端部に設けた水鉄砲付ハ
    ンドルと、前記下部軸の端部に設けた方向舵と、前記上
    部軸の押圧により下部軸と上部軸を係合する係合手段を
    備えることを特徴とする空気入り遊戯具。
JP7592891U 1991-09-20 1991-09-20 空気入り遊戯具 Expired - Lifetime JPH0724124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7592891U JPH0724124Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 空気入り遊戯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7592891U JPH0724124Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 空気入り遊戯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524065U JPH0524065U (ja) 1993-03-30
JPH0724124Y2 true JPH0724124Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=13590431

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7592891U Expired - Lifetime JPH0724124Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 空気入り遊戯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112774213A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 杨景云 免湿水枪充气堡

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JPH0524065U (ja) 1993-03-30

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