JPH07225748A - 神経回路網の監視訓練装置及び方法 - Google Patents

神経回路網の監視訓練装置及び方法

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JPH07225748A
JPH07225748A JP6318967A JP31896794A JPH07225748A JP H07225748 A JPH07225748 A JP H07225748A JP 6318967 A JP6318967 A JP 6318967A JP 31896794 A JP31896794 A JP 31896794A JP H07225748 A JPH07225748 A JP H07225748A
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ハオ ヒューアン シン
Shui-Shun Lin
シュン リン シュイ
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Hsu-Pin Wang
ピン ワン スー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 神経回路網のための監視学習環境を提供する
装置及び方法を提供することである。 【構成】 入力パターンを受け入れるようになってい
て、第1の層及び第2の層を有し、第1の警戒試験を遂
行して認識類別を生成するARTモジュール、及び上記
ARTモジュールと目標出力パターンとに接続されてい
て上記認識類別と上記目標出力パターンとの間の写像を
遂行し、第2の警戒試験の遂行をトリガする写像フィー
ルドを備え、上記第2の警戒試験は上記目標出力パター
ンと上記認識類別との間の近さを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には神経回路網
の訓練の分野に関し、特定的には神経回路網のための監
視学習環境を提供する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人工神経回路網は、人の脳の生物学的神
経回路網の模擬である。人工神経回路網は、幾つかの入
力を受け、これらの入力に対して一連の演算を遂行し、
そして1もしくはそれ以上の出力を発生する。普通のプ
ログラミング技術によっては解くことができない複雑
な、不完全な、もしくは表面的には関係のないデータを
用いて諸問題を解くために、人と同じような性能を達成
することを期待して研究がなされてきた。人工神経回路
網の能力は、それらの計算速度と、高度の頑強性もしく
は障害許容力を備える能力にある。典型的な人工神経回
路網は、多数の接続されたニューロン即ち処理ノード
と、1つの学習アルゴリズムとからなる。ニューロン自
体は3つの要素、即ち重み付けられた接続と、積分機能
と、活動化機能とからなっている。重み付けられた接続
を通してニューロンはそれに接続されている先行ニュー
ロン層内のニューロンから入力を受け、それに接続され
ている次のニューロン層内のニューロンへ出力を転送す
る。積分機能は、単に受信した入力を総計するだけであ
る。通常は非線形S字状関数の形状である活動化機能
は、積分された入力を出力に変換する。数学的には、積
分機能は次式のように表される。 Ipj=Σi piji 但し、Ipjは入力パターンpに対応するニューロンjの
積分された入力であり、Opiはニューロンiからの出力
であり、そしてWjiはニューロンiとjとの間の接続重
みである。活動化機能は通常次の形状をとる。
【0003】
【数1】 但し、βはニューロンjのバイアスである。接続には2
つの主要な型、即ち抑制接続及び刺激接続が存在する。
抑制接続はそれらが接続されている処理要素の活動を低
下させ、一方刺激接続は活動を増大させる。特定のニュ
ーロンへの接続の一部が負の重み(抑制)を有し、残余
が正の重み(刺激)を有することができる。人工神経回
路網は並列に形成されて動作するので、それらは複雑な
計算を同時に、且つ迅速に遂行できることが分かってい
る。更に、回路網は複数のニューロン(処理要素)から
なっているので、幾つかのニューロンもしくはそれらの
相互接続が破壊されても回路網はその通常の性能を維持
することができる。(詳細に関しては Hopfield, J.J.,
“ Neural Networks and Physical Systems with Emerg
ent Collective Computational Abilities”, Proceedi
ngs of the NationalAcademy of Sciences, Vol. 74, 1
982 pp. 2554-2558 ; Hopfield, J.J.,“ Neurons with
Graded Response Have Collective Computational Pro
perties LikeThose of Two-State Neurons”, Proceedi
ngs of the National Academy of Sciences, Vol. 81,
1984 pp. 3088-3092 ; Lippmann, R.P.,“ An Introduc
tion to Computing with Neural Nets”,IEEE ASSP Mag
azine, April 1987, pp. 4-22の諸論文を参照された
い。) 神経回路網の最も重要な特性は、それらの学習能力であ
る。回路網を訓練し、相互接続重みを調整することによ
って入力空間と出力空間との間の(ある場合には任意
の)写像を学習させるために学習アルゴリズムが使用さ
れる。一般的には回路網の訓練には2つの型の学習アル
ゴリズム、即ち監視学習及び非監視学習が使用される。
監視学習は、各写像後の誤差信号の外部フィードバック
を必要とする。これらの例は、後方伝播(BP)( Rum
elhart and McClelland, ParallelDistributed Process
ing, Vol. 1 MIT Press, Cambridge, MA, 1986 参
照)、小脳モデル演算コンピュータ( Miller et al.,
“ CMAC: An Associative NeuralNetwork Alternative
to Backpropagation ”Proceeding of the IEEE, Vol.
10, October 1990, pp. 1561-1567参照)、及び箱の中
の脳状態(BSB)( Anderson, J.A., “ Neural Mode
ls with Cognitive Impleications ”, Basic Processe
s in Reading Perception and Comprehension, edidted
by D. LaBerge andS.J. Samuels, N.J., 1977, pp. 27
-90参照) である。非監視学習は、訓練プロセス中に外
部フィードバックを何等必要としない。これらの例は、
適応共鳴理論(ART)( Carpenter, B.A. and Grossb
erg, S. “ A Massively Parallel Architecture for a
Self-Organizing Neural Pattern Recognition Machin
e ”,Computer Vision, Graphics, and Image Prosessi
ng, Vol. 37, 1987, pp. 54-115、及び Carpenter, B.
A. and Grossberg, S.“ ART 2: Self Organization of
Stable Category Recognition Codes for Analog Input
Patterns”, AppliedOptics, Vol. 26, No. 23, 1987,
pp. 4919-4930 参照) 、及びホプフィールド回路網
(前記 Hopfield, J.J.,“ Neural Networks and Physi
cal Systems withEmergent Collective Computational
Abilities”参照)である。
【0004】機械もしくは成分障害の識別は、実際には
パターン認識の問題である。従来、この型の問題を解く
ために線形識別関数及びファジー集合のような多くのパ
ターン認識技術を適用していた。通常、これらの技術は
機械もしくは成分状態を2状態の状況、即ち正常もしく
は異常に分類する。これらの例は、 Li, P.G. and Wu,
S.M., “ Monitoring Drilling Wear States by a Fuzz
y Pattern Recognition Technique ”, Journal of Eng
ineering for Industry, Vol. 110, August 1988, pp.
297-300 、及び Emel E. and Kannatey-Asibu E., Jr.,
“ Tool Failure Monitoring in Turning by Pattern R
ecognition Analysis of AE signals ”, Journal of E
ngineering for Industry, Vol. 110, May 1988, pp. 1
37-145である。今日では、人工神経回路網はパターン認
識問題を解くための最も一般的なアプローチである。パ
ターン分類に適する多くの異なる型の神経回路網が存在
している。それらの中でパーセプトロン( perceptron )
として知られる多層フィードフォワード回路網は、線形
単一層回路網によっては解くことができない非線形問題
を解くことができるので、最も広く用いられているパラ
ダイムである。多層フィードフォワード回路網は、入力
と出力層との間に処理要素の1もしくはそれ以上の層を
有している。これらの層は隠れ層と呼ばれる。
【0005】最もパワフルで一般的な多層フィードフォ
ワード回路網の1つは、後方伝播を用いて訓練される。
後方伝播は、回路網接続の重みの最適割当てを見出すた
めのアルゴリズムとして Rumelhart 及び McClelland
によって提唱されたものである。これは、回路網の実際
の出力と所望出力との間の誤差の大きさを最小にするた
めに、繰り返し下り勾配アルゴリズムを使用する。図1
に予測適応共鳴理論(ART)もしくはARTMAPと
呼ばれる神経回路網アーキテクチャ100を示す。AR
TMAPアーキテクチャ100は自律的に学習し、任意
に順序付けられたベクトルを予測成功に基づいて認識類
別(もしくはカテゴリ)に分類する。( Carpenter, B.
A. , Grossberg, S., and Reynolds, J., “ ARTMAP: S
upervised Real-time Learning and classification of
Nonstationary Data by a Self-Organizing Neural Ne
twork ”, Neural Networks,Vol. 4, 1991, pp. 569-58
8 を参照されたい。) この監視学習システム100
は、入力パターンの任意シーケンスに応答して安定認識
類別を自己編成することができる1対のARTモジュー
ル(ARTa 110及びARTb 120)から構成
されている。
【0006】2種類のARTモジュールは Carpenter
及び Grossberg によって開発されたものである(前記
Carpenter, B.A. and Grossberg, S.“ A Massively P
arallel Architecture for a Self-Organizing Neural
Pattern Recognition Machine ”及び“ ART 2: Self O
rganization of Stable Category Recognition Codesfo
r Analog Input Patterns”を参照されたい)。ART
1は2進入力パターンの任意シーケンスを処理するこ
とが可能であり、一方ART 2は2進もしくはアナロ
グ入力パターンの何れをも処理することが可能である。
これらのARTモジュールは、「写像フィールド」13
0、及び実時間自律システム動作を可能にする内部制御
装置(図示してない)によってリンクされている。写像
フィールド130は、ARTa からARTb への関連写
像の学習と、ARTa 警戒パラメタ140(ρ’)の整
合追跡を制御する。警戒パラメタ140は、ARTa
識類別とARTb 認識類別との間の近さ( closeness )
を決定する。しかしながらARTMAPアーキテクチャ
100は、訓練のために非監視学習アルゴリズムを適用
する。認識すべきパターンが事前に既知であって、非監
視学習アルゴリズムが不利である場合が多い。このよう
な場合に望まれるのは、ARTMAPアーキテクチャの
便益を提供しながら、監視技法で訓練できる神経回路網
アーキテクチャである。
【0007】
【発明の概要】本発明は、神経回路網の監視訓練のため
の装置及び方法を提供する。ARTMAPアーキテクチ
ャを修正した神経回路網アーキテクチャ及び訓練方法が
開示される。この修正ARTMAP回路網は、増分的
(もしくはインクリメンタル)に学習する独自の特性を
有する効率的且つ頑強なパラダイムである。この修正A
RTMAP回路網200は、後方伝播のような他の一般
的な神経回路網とは異なるため、新しいパターンが発見
される度毎に新旧の全てのパターンで訓練する必要はな
い。修正ARTMAP回路網は、入力パターンを受ける
ARTモジュールを含んでいる。基本ARTモジュール
としてART 2神経回路網を使用する。ARTモジュ
ールは、入力として目標出力パターンを受ける写像フィ
ールドに接続されている。写像フィールドはARTモジ
ュールから供給される認識類別と目標出力パターンとの
間の写像を遂行する。また写像フィールドは、認識類別
と目標出力パターンとの間の近さを決定する警戒( vigi
lance ) 試験をトリガする。修正ARTMAP回路網の
訓練中、入力パターン及び所望出力パターンの両方が修
正ARTMAP回路網に提示される。回路網試験段階中
は、入力パターンのみが供給される。
【0008】本修正ARTMAP回路網に独自な別の特
色は、“学習破棄”能力である。回路網学習能力とは対
比的に、この“学習破棄”能力手順は回路網が既に学習
した“望ましくない”知識を除去する。これは、先に学
習したパターンが悪いパターンであることが分かった時
に極めて有用である。悪いパターンは単一の事例である
ので、訓練を再度遂行する必要はない。
【0009】
【実施例】
A. 概要 本発明は、神経回路網の監視訓練のための装置及び方法
を提供する。ARTMAPアーキテクチャを修正した神
経回路網アーキテクチャ及び訓練方法が開示される。図
2に、修正ARTMAP回路網200を示す。この修正
ARTMAP回路網200は、インクリメンタルに学習
する独自の特性を有する効率的且つ頑強なパラダイムで
ある。後方伝播のような他の一般的な神経回路網とは異
なり、この修正ARTMAP回路網200は、新しいパ
ターンが発見される度毎に新旧の全てのパターンで訓練
する必要はない。修正ARTMAP回路網200は、入
力パターン210(入力ベクトル210とも呼ばれる)
を受けるARTモジュール225を含んでいる。基本A
RTモジュール225としてART 2神経回路網を使
用する。ARTモジュール225は、入力として目標出
力パターン220(目標出力ベクトル220とも呼ばれ
る)を受ける写像フィールド230に接続されている。
写像フィールド230はARTモジュール225から供
給される認識類別と、目標出力パターン220との間の
写像を遂行する。また写像フィールド230は、認識類
別と目標出力パターン220との間の近さを決定する警
戒試験240をトリガする。
【0010】修正ARTMAP回路網200の訓練中、
入力パターン210及び所望出力パターン220の両方
が修正ARTMAP回路網200に提示される。好まし
い実施例では、入力パターン210は 200 のデータ点
からなっている。所望出力パターン220は2進ベクト
ルであり、ベクトルの各ノードは特定の機械状態に対応
している。回路網の試験段階中は、入力パターン210
のみが修正ARTMAP回路網200に提示される。図
3に、本発明の基本構成をを示す。これは3つのモジュ
ール即ち、パラメトリックモデル310、正規化プロセ
ス320、及びART 2神経回路網225からなって
いる。好ましい実施例では、自動回帰(AR)パラメト
リックモデルをART 2神経回路網225と共に使用
している。しかしながら、自動回帰移動平均(ARM
A)モデルを使用することも可能である。ARモデル及
びARMAモデルは共に当分野においては公知である。
パラメトリックモデル310は、検査中の物理機械もし
くはプロセスから収集した生の振動信号を合わせる(即
ち数学的に記述する)ために使用される。パラメトリッ
クモデル310を振動信号に合わせた後に、1組のパラ
メタ315を求めることができる。しかしながらこの点
においてパラメタ315は、ART 2回路網225が
認識することができない有意味の負の値を含んでいるの
で、事前処理しないままでそれらをART 2回路網2
25へ供給することはできない。従って、ART 2回
路網225が適切な入力で正しく動作できるように正規
化プロセス320を適用しなければならない。
【0011】正規化プロセス320は、2つの段階を必
要とする。先ず、各パラメタ315は2つの部分、即ち
正及び負に分割される。もしパラメタ315が正の値を
有していれば負の部分には0が割当てられ、その逆も行
われる。次に、各パラメタ315を最大パラメタ値によ
って除すことによってパラメタの基準化が行われる。そ
の値が常に正であるので、残余分散は正部分のみを含
む。しかしながら、その分散は最大残余分散によって除
す必要がある。このようにすると、nパラメタを有する
ARMAもしくはARモデルには、ART 2入力層内
に2n+1入力ノードが必要になる。例えば、ARMA
(3,2)モデル(n=5)のためのART 2回路網
225には 11 の入力ノードが必要である。以下のパラ
メタ及び残余分散を有するARMA(3,2)モデルの
ためのART 2回路網225への入力ベクトルを図5
に示してある。 Φ1 = 1.7592 Φ2 =−1.7289 Φ3 = 0.8364 θ1 =−1.0300 θ2 =−0.7562 σE = 0.3838 正及び負の両部分の最大パラメタ値が2に等しく、最大
残余分散が1に等しいものとしよう。例えばΦ1 の場
合、その値が正であるので負部分は0にセットされる。
正部分は最大パラメタ値2で除され、0.8796の値
が求められる。残余分散の場合、最大残余分散が1であ
るので、値はそのままである。
【0012】回路網の訓練中、ART 2回路網225
には入力パターン、即ち正規化されたパラメタ325が
提示される。その結果、回路網は入力パターンを実行し
てしまうまで障害分類を自己編成する。最後に、後の診
断に使用するために最終トップダウン重み(Tji)及び
ボトムアップ重み(Bij)が保管される。障害の診断
中、各入力パターンがART 2回路網225に提示さ
れる。F2 層245内の各ノードは、特定の障害分類を
表す。警戒試験250を通ったF2 層245内のノード
が、ART 2回路網225の出力335になる。前述
したように、修正ARTMAP回路網200の訓練中、
入力パターン210及び所望出力パターン220の両方
が修正ARTMAP回路網200へ提示されなければな
らない。入力パターン210及び所望出力パターン22
0の各集合は修正ARTMAP回路網200を独立的に
訓練するために使用される。これは修正ARTMAP回
路網200をインクリメンタルに訓練できることを意味
している。好ましい実施例では、入力パターンは振動ス
ペクトルの 200 データ点からなっている。所望出力パ
ターン220は2進ベクトルであり、ベクトルの各ノー
ドは特定の機械状態に対応する。 B. 自動回帰(AR)モデル 自動回帰(AR)技術は、信号を、それらが物理機械も
しくはプロセスに接続されている一組のセンサを通して
捕捉された時の時間領域から、周波数領域へ変換する方
法である。伝統的に、これはフーリエ変換を用いて行わ
れている。
【0013】信号を処理するためにフーリエ変換の代わ
りにパラメトリックモデルを使用することの利点は、そ
れがデータの量を劇的に減少させることができ、しかも
信号の重要な特性を保存することである。データが減少
する結果として、神経回路網の診断及び訓練時間が大幅
に短縮される。入力データの数が 200 から 2400 に増
加した場合、訓練時間は約 10 倍増加し、また診断時間
は約6倍増加するから(特に複数のセンサを実時間モー
ドで使用する場合には含まれるデータの量が増加するの
で)データの減少は特に臨界的である。好ましい実施例
において本発明は、オンライン信号処理のためのARモ
デルを実現している。ARモデルの数学的形状は以下の
式(1)によって与えられる。 Xt =Φ1 t-1 +Φ2 t-2 +…+Φp t-p +Et (1) 但しXt =ARパラメタ、p=ARモデルの順序、Et
=NID(0,σE 2 )である。ARモデルの順序に関
しては、 Lin, C.C., “ Classification of Autoregre
ssive Spectral Estimated Signal Patterns Using an
Adaptive Resonance Theory ( ART ) ”, Master's The
ses, Department of Industrial Engineering, The Uni
versity of Iowa, Iowa City, Iowa, 1992 を参照され
たい。これは順序を、最高の最終予測誤差(FPE)及
びアカイケ情報基準(AIC)レベルを用いて選択す
る。FPE及びAICの式は以下によって与えられる。
【0014】
【数2】
【数3】
【外1】 における推定線形予測誤差分散である。決定されたAR
順序は固定され、ARモデルを知覚データに適合させる
ことができる。 C. 修正ARTMAP回路網 修正ARTMAP神経回路網200は、任意に順序付け
られたベクトルを予測成功に基づいて認識類別に分類す
ることを自律的に学習するART(適応共鳴理論)回路
網の延長である。図1に関して説明したように、ART
MAP神経回路網100は、各々が認識類別を発生する
1対のARTモジュール110、120と、1対の認識
類別間の写像を制御する写像フィールド130とから構
成されている非監視学習システムである。
【0015】好ましい実施例では、ARTMAP神経回
路網は1つの入力パターン(即ち、ARパラメタ)だけ
を使用する。監視学習を遂行させるために図1に示すA
RTMAP回路網は修正される。図2に、第2のART
モジュールが目標出力220に置換されている修正AR
TMAP神経回路網200を示す。目標出力220はユ
ーザから与えられる。アナログ入力パターン(即ち、A
Rパラメタ)を処理するための基本ARTモジュールと
してART 2神経回路網アーキテクチャ225が選択
されている。詳述すれば、振動もしくは音響信号が修正
ARTMAP神経回路網200への入力として使用され
る。振動もしくは音響信号内のエネルギレベルは連続ア
ナログ信号であるから、好ましい実施例ではART 2
神経回路網アーキテクチャが使用されているのである。
しかしながら、当分野に精通していれば明らかなよう
に、音響信号以外の信号も修正ARTMAP神経回路網
200へ印加することができる。更に、もし修正ART
MAP神経回路網200への入力として2進入力パター
ンの任意シーケンスが使用されるのであれば、本発明を
ART 1神経回路網アーキテクチャと共に使用するこ
ともできる。
【0016】修正ARTMAP神経回路網200におい
ては、ART 2回路網225は2つの層、即ちF1
235及びF2 層245を有している。ART 2回路
網のF1 層235は、回路網に信号を雑音から分離して
活動化信号のコントラストを高めることを可能ならしめ
るための3つの処理レベル、及び幾つかの利得制御シス
テムを含む。概述すれば、各レベルは2つの計算を遂行
する。即ち、そのレベルへのフィールド内及びフィール
ド間入力を積分して積分された活動化信号を発生する計
算と、その積分された活動化信号を正規化する計算であ
る。小円は、積分された活動化信号を正規化する利得制
御システムである。以下に図4、図7及び図8を参照し
て修正回路網の訓練を説明する。図7及び8は、修正A
RTMAP回路網200を訓練するために使用される手
順の流れ図である。ブロック705に示すように、修正
ARTMAP神経回路網200の訓練を開始する前に、
以下のパラメタが初期化される。 Tji=0 (4)(5) 0≦i≦N−1(Nは入力ベクトル210のディメンジ
ョン)、0≦j≦M−1(MはF2 ノードの数)、wi
=xi =vi =ui =qi =pi =0、及びa、b、
c、d、e、θ、及びρをセット。
【0017】ブロック710に示すように、学習すべき
入力パラメタが修正ARTMAP回路網200に提示さ
れる。次にブロック715に示すように、F1 層235
の異なるノード間の活動化信号が生成される。F1 層2
35の低レベルにおけるベクトルwi は、フィールド内
入力ベクトルIi 及びフィールド間フィードバック信号
aui の総合である。即ち、 wi =Ii +aui (6) ここに、iはF1 層235のi番目のノードであり、a
は定数である。ベクトルwi が求められると、それは以
下の式によって正規化されてxi が求められる。 xi =wi /(e+‖w‖) (7) ここに、eは0に近い定数であり、‖w‖はベクトルw
のL2 ノルムである。F1 層235内の残余の活動は、
以下の式によって計算することができる。 vi =f(xi )+bf(qi ) (8) ui =vi /(e+‖v|) (9) qi =pi /(e+‖p|) (10) pi =ui +Σj g(j)Tji (11) 但し、bは定数であり、g(j)はF2 層245のj番
目のノードであり、TjiはF2 層245のj番目のノー
ドとF1 層235のi番目のノードとの間のトップダウ
ン重みである。式(8)内の線形信号関数fは、 もし0≦x<θならば、f(x)=0、 もしx≧ならば、 f(x)=x (12) である。但し、θはしきい値である。
【0018】ブロック720に示すように、F2 層24
5のノードがF1 層235から(ボトムアップ重みを介
して)入力信号を受けると、F2 層245のノードの整
合スコアが以下の式に従って計算される。 μj =Σj i ij (13) ここに、Bijはボトムアップ重みである。次いで、ブロ
ック730に示すように、最大の整合スコアを有するF
2 層245内のノードが活動化される。F2 層245の
活動は以下によって与えられる。 もしj番目のF2 ノードが活動ならば、g(j)=d、 それ以外の場合には g(j)=0 (14) ここに、dは0と1との間の定数である。この点におい
て、F2 層245の活動がF1 層235へ戻り伝播され
る。次にブロック735に示すように、警戒試験250
が遂行されてトップダウン信号が入力パターン210に
整合するか否かが決定される。警戒試験250は次のよ
うに与えられる。 ri =(ui +cpi )/(e+‖u‖+|cp‖) (15) p/(e+|r|)>1? (16) 但し、cは定数であり、0<p<1である。もしその整
合が警戒試験250を通ることに失敗すればリセット2
60がF2 層245へ送られ、F2 層245はその層内
の選択されたノードを非活動化し、そしてブロック74
5に示すように次の最良整合を探索する。整合が警戒試
験250を通ればボトムアップ重み(Bij)及びトップ
ダウン重み(Tji)が以下の式に合わされる。
【0019】
【数4】
【数5】 ここにj* はF2 層245内の選択されたノードであ
る。もし警戒試験を通ればブロック750に示すように
ボトムアップ重み及びトップダウン重みが更新される。
【0020】ARTモジュール225に入力ベクトル2
10が提示されると、ARTモジュール225は警戒試
験250を通ったF2 層245内のノードを選択する。
次いでブロック755に示すように、F2 層245の活
動は、F2 層245と写像フィールド230との間の重
み付き接続を通して写像フィールド230へ伝播され
る。F2 層245から受信した信号は以下の式によって
計算される。
【0021】
【数6】 ブロック760に示すように、写像フィールド230に
おいて第2の警戒試験140が遂行され、F2 層245
からの予測出力(X)と、目標出力パターン22(Y)
との間の整合のレベルが決定される。XとYとの間が整
合しなければ、写像フィールドリセット270がトリガ
されて基本ARTモジュール225へ送られる。これは
以下の状態が存在すれば何時でも発生する。 |X‖/|Y‖<p’ (20) ここに、p’は連想メモリ警戒パラメタである。もし写
像フィールドリセット270が発生すれば、ブロック7
70に示すように基本ARTモジュール225の警戒試
験250の警戒値が高められて回路網200が誤差を繰
り返すことがないようにする。この点において、リセッ
ト260がF2 層245へ送られ、ブロック745に示
すようにF2 層245は次の最良整合を見出す。このプ
ロセスは第2の警戒試験240に成功するまで続けられ
る。第2の警戒試験240を通るとF1 層235とF2
層245との間のトップダウン重み(Tji)及びボトム
アップ重み(Bij)が式(17)及び(18)に従って
適合され、またF2 層245と写像フィールド230と
の間の重みが次式によって更新される。
【0022】
【数7】 トップダウン重み(Tji)及びボトムアップ重み
(Bij)の更新段階はブロック780に示されている。
【0023】ボトムアップ及びトップダウン重みに関す
る重み適合プロセスは、各訓練パターン毎に繰り返し行
われる。これは、各更新繰り返しが行われた後に、pで
表される正規化された入力ベクトル210も更新される
からである。次いで、F1 層235内の新しいベクトル
pを、次の重み更新繰り返しに使用する(式(17)及
び(18)参照)。訓練段階中、入力ベクトル210
(即ち、ARパラメタ)及び目標出力ベクトル220
(即ち、障害の種類)の両方が回路網に提示される。そ
こで回路網は、入力ベクトル210と目標出力ベクトル
220との関連の学習を、上述した手順に従って開始す
る。診断段階中には、入力ベクトル210のみが回路網
に提示される。F1 警戒試験250を通ったF2 層24
5内のノードが、回路網の出力(即ち、予測される障害
の種類)を表している。修正ARTMAP回路網200
に独自の別の機能は、その“学習破棄”能力である。回
路網学習能力とは対比的に、“学習破棄”手順は先に回
路網が学習した“望ましくない”知識を除去する。これ
は、先に学習したパラメタが悪いパターンであることが
分かった場合に、極めて有用である。このような状況で
は、この誤りを修正する1つの方法は、望ましくないパ
ターンを除く全てのパターンを再訓練することである
が、これは実行困難である。あるパターンを学習破棄す
るためのより効率的な方法は、不適当なパターンを無視
して回路網重みをリセットすることである。
【0024】概述すれば、“学習破棄”手順は上述した
訓練手順と同一である。学習破棄手順を図9に示す。F
2 ノードが両警戒試験250及び240を通れば、回路
網重みは以下の式に従って適合される。
【0025】
【数8】
【数9】 ここに、NはF1 層235内のノードの数であり、dは
0と1との間の定数である。写像フィールド230の重
みは以下の式から更新される。
【0026】
【数10】 D. 回路網診断 回路網診断手順を図6に示す。診断は、上述した手順を
使用して修正ARTMAP回路網200を訓練した後に
行われる。ブロック610に示すように、修正ARTM
AP回路網200は先ず、ユーザから、もしくは直接物
理機械またはプロセスから入力データを取得する。入力
を受けた後、ART 2回路網225はブロック620
に示すようにある仮の診断を行う。もし仮の診断が第1
の警戒試験を通れば、ブロック630に示すように診断
結果がユーザに報告される。ブロック640において、
ユーザは回路網診断を確認するように求められる。もし
診断が正しければ、ユーザはこの入力パターンで回路網
を訓練する(即ち回路網にその重みを適合させるか否か
を尋ねる)(ブロック690)、もしくは診断プロセス
を放棄する(ブロック680)の何れかを選択する。も
し診断が正しくないことが見出されれば、2つのオプシ
ョンが考えられる。ブロック660に示すように、もし
ユーザが正しい障害分類を知っていればユーザは正しい
障害分類を指定するか、もしくはユーザは別の診断を行
うように回路網に要求することができる(即ち、ブロッ
ク620へ戻される)。
【0027】システムを試験するために、合計 48 のデ
ータ集合と、3つの異なる機械状態(即ち、正常、軸受
障害、及びミスアラインメント)とを使用し、2つの部
分に分割した。即ち、 15 のデータ集合を訓練に、残余
のデータ集合を試験に使用した。警戒値と訓練用集合サ
イズの効果に関しても調査した。警戒を 0.3、0.5 、0.
7 、0.8 もしくは0.9にセットした時には回路網の性能
は同一を維持した。しかしながら、訓練用集合サイズを
3(各類別毎に1つ)にセットした場合の回路網の精度
は約 97 %であった。訓練用集合サイズを6(各類別毎
に2つ)に増加させた場合には、回路網は全ての試験デ
ータを正しく識別することができた。 E. 修正ARTMAP回路網の性能解析 上述した修正ARTMAP回路網200の性能を3種類
の知覚データ、即ち理論的軸受シグネチャ、実験室軸受
シグネチャ、及び実生産機械シグネチャを使用すること
によって検査した。好ましい実施例では、修正ARTM
AP回路網200は診断セッション毎にユーザに2つの
示唆された障害分類を提供するように設計されており、
最初の障害分類は最も原因となり易いものである。FD
Nを試験するために使用される理論的な振動シグネチャ
は軸受障害(内レース、外レース、ローラ回転、保持器
欠陥、ミスアラインメント、及び不平衡)を使用した。
各軸受障害毎に、5つのデータ集合を生成させて回路網
を訓練し、試験した。異なる振幅及び雑音レベルを使用
して実寿命データを模擬した。各欠陥の第1のデータ集
合を使用して回路網を訓練し、一方残余のデータ集合を
使用して回路網性能を試験した。
【0028】図10を参照する。2つの研究室実験装置
を使用してFDNの検査も行った。第1の装置は、電動
機910、2つの軸受(図示してない)、2つのピロー
ブロック920、925、駆動ベルト930、及びシャ
フト935からなっている。第2の装置は、電動機94
0、シャフト950、2つのスリーブ軸受960、96
5、ベルト970、及び2つのハブ980、985から
なっている。各装置の軸受支えブロック上には加速度計
990を取り付けてある。振動信号は加速度計990を
通して収集され、これらの信号は486型パーソナルコ
ンピュータ905内に設置されているデータ取得基板の
要求に応じて電力供給ユニット915によって拡大され
る。第1の実験装置を用いて4つの軸受状態、即ち正
常、ミスアラインド、ゆるんだ、及び汚染された状態が
作られた。各状態の下で、8組の振動信号が収集され
た。即ち、合計 32 のデータ集合を取得した。修正AR
TMAP回路網200は各状態毎に最初の8データ集合
で訓練され、他の7データ集合で試験された。第2の実
験装置を使用した主目的は、異なる不平衡状態を作るこ
とである。不平衡が、最も一般的な機械障害であること
は公知である。ねじ、粘土片、もしくは両方をハブ98
0、985へ取り付けることによって5つの異なるレベ
ルの不平衡ハブ状態を作り出した。各状態の下で 10 信
号を収集した。各状態の最初のデータ集合を使用して修
正ARTMAP回路網200を訓練し、その状態を学習
させた。次いで他の9データ集合を試験パターンとして
使用した。
【0029】振動データをK&T7軸マシニングセンタ
から収集し、修正ARTMAP回路網200の訓練/試
験に使用した。これらには3つの状態、即ち正常、不平
衡、及び電動機固定子欠陥が存在した。各状態の下で2
つの振動信号を収集した。各状態から1つの振動信号を
使用して、修正ARTMAP回路網200を3つの全て
の状態に対して訓練した。他の信号は診断に使用した。
結果は、FDNが全ての状態を正しく識別できることを
示した。前述したように、本発明は“望ましくない”知
識をFDNから除去する学習破棄手順をも実現してい
る。FDNは全ての正しいパターンを再学習する必要が
ないので、先に学習したパターンが悪いパターンである
ことが分かった場合に、この手順は極めて有用である。
学習破棄手順がどのように働くかを調べるために、この
手順のサンプルセッションを遂行した。このセッション
では、3つのサンプルデータ集合を使用して回路網を訓
練した。各データ集合は以下に示すような3つのデータ
要素のベクトルからなっていた。 a1:100 a2:010 a3:001 a1、a2及びa3の類別は、それぞれcat1、ca
t2、及びcat3と定義されていた。
【0030】図11に、学習破棄パターンa2の前後の
3−5−5回路網の回路網ファイルを示す。回路網ファ
イル内の第1行は、入力ノードの数(3)、F2 ノード
の数(5)、写像フィールドの数(5)、警戒値(0.
9)、割当てられた類別の数(3)、及び最後の割当ら
れたノードの指標(2)のような回路網情報を含んでい
る。行2乃至6は、訓練されるパターンの類別を記憶し
ている。ファイルの残余の部分は、回路網重みの表を記
憶している。パターンa2を学習破棄した後、割当られ
た類別の数が3から2へ、また最後の割当られたノード
の指標が2から1へ変化していた。更に、類別“cat
2”が回路網ファイルから除去され、重み表は更新され
ていた。複数センサを使用すると診断の信頼性を改善で
きることは公知である。それ故複数知覚入力を用いて修
正ARTMAP回路網200の能力を更に試験した。2
つの知覚信号(振動及び音響)を第1の実験装置(図1
0参照)から収集した。加速度計990の他に、音響放
出変換器(図示してない)を軸受ハウジングに取り付け
て音響信号を収集した。訓練及び試験プロセス中、振動
信号及び音響信号の両方を修正ARTMAP回路網へ提
示した。この検討中、両知覚入力は等しい重要度を有す
るものとして処理した。即ち同一の回路網重みを持って
いることを指定した。もしこれら2つのセンサ間の重要
度が等しくなければ、この差はそれらの初期ボトムアッ
プ重み設定を調整することによって表すことができる。
2つの異なる知覚入力のための初期ボトムアップ重み設
定は以下の式によって与えられる。 もしi<N1 ならば、 Bij=(1+m1 )/(1−d)√(N1 +N2 ) もしN1 ≦i<N2 ならば、 Bij=(1+m2 )/(1−d)√(N1 +N2 ) (25) 0≦i<N1 +N2 但し、N1 は振動入力ベクトルのディメンジョンであ
り、N2 は音響入力ベクトルのディメンジョンであり、
1 は振動信号の重み係数であり、そしてm2 は音響信
号の重み係数である。例えば、もし振動信号に 70 %の
重みを賦課し、音響信号に 30 %の重みを与えるのであ
れば、m1 及びm2 の値をそれぞれ 0.7 及び 0.3 に
等しくする。
【0031】以上に本発明をその好ましい実施例に関し
て説明したが、本発明の思想及び範囲から逸脱すること
なくその形状及び細部に種々の変更を行い得ることは明
白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】予測適応共鳴理論(ART)もしくはARTM
APと呼ばれる神経回路網アーキテクチャを示す図であ
る。
【図2】監視学習を遂行するために採用された修正AR
TMAP回路網を示す図である。
【図3】本発明の3つの基本構成を示す図である。
【図4】修正ARTMAP回路網のF1 層の詳細図であ
る。
【図5】例示入力ベクトルと共にART 2回路網を示
す図である。
【図6】回路網診断手順を示す流れ図である。
【図7】修正ARTMAP回路網を訓練するために使用
される訓練手順の流れ図の一部である。
【図8】図7の流れ図の続きである。
【図9】修正ARTMAP回路網を訓練するために使用
される学習破棄手順の流れ図である。
【図10】修正ARTMAP回路網を試験するための1
対の研究室実験装置を示す図である。
【図11】先に学習したパラメタを学習破棄する前後の
3−5−5回路網の回路網ファイルを示す表である。
【符号の説明】
100 ART神経回路網アーキテクチャ 110 ART 1回路網 120 ART 2回路網 130 写像フィールド 200 修正ARTMAT回路網 210 入力パターン(ベクトル) 220 目標出力パターン(ベクトル) 225 ARTモジュール 230 写像フィールド 235 F1 層 240、250 警戒試験 245 F2 層 260、270 リセット 310 パラメトリックモデル 315 パラメタ 320 正規化プロセス 325 正規化されたパラメタ 335 ART 2回路網の出力 905 パーソナルコンピュータ 910、940 電動機 915 電力供給ユニット 920、925 ピローブロック 930、970 ベルト 935、950 シャフト 960、965 スリーブ軸受 980、985 ハブ 990 加速度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュイ シュン リン アメリカ合衆国 フロリダ州 32310 タ ラハッシー ペネル サークル 1−334 (72)発明者 ジェラルド エム ナップ アメリカ合衆国 ルイジアナ州 70808 バトン ルージュ グレンモア アベニュ ー 1765 (72)発明者 スー ピン ワン アメリカ合衆国 フロリダ州 32308 タ ラハッシー シャムロック ノース 3029

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 神経回路網のための監視学習環境を提供
    する装置であって、 (a)入力パターンを受けるようになっていて、第1の
    層と第2の層を有し、第1の警戒試験を遂行して認識類
    別を生成するARTモジュールと、 (b)上記ARTモジュールと目標出力パターンとに接
    続されていて、上記認識類別と上記目標出力パターンと
    の間の写像を遂行し、第2の警戒試験の遂行をトリガす
    る写像フィールドとを備え、上記第2の警戒試験は上記
    目標出力パターンと上記認識類別との間の近さを決定す
    ることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の層は3つのレベルを備え、上
    記各レベルは、 フィールド内及びフィールド間入力の積分を遂行して積
    分された活動化信号を発生する手段と、 上記積分された活動化信号の正規化を遂行する手段と、
    を含む請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記ARTモジュールは、2進もしくは
    アナログ入力パターンを受け入れることができるART
    2回路網である請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記目標出力パターンは2進ベクトルで
    あり、上記2進ベクトルの各ノードは特定の機械もしく
    はプロセス状態に対応する請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 被検査機械から収集した生の振動信号を
    所定のパラメトリックモデルに適合させるパラメタ手段
    をも備え、上記パラメタ手段はパラメタを生成する請求
    項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記パラメタ手段に接続されていて上記
    パラメタから有意味負値を除去する正規化モジュールを
    も備えている請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記正規化モジュールは、 (1)上記パラメタを負部分と正部分とに分割する手段
    と、 (2)上記パラメタを最大パラメタ値で除すことによっ
    て上記負部分及び上記正部分を基準化する手段とを備え
    ている請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記第2の層の各ノードは、特定の障害
    状態に対応する請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 修正ARTMAP神経回路網の訓練及び
    試験をコンピュータで実現する方法において、上記修正
    ARTMAP神経回路網は入力パターンを受けるART
    モジュールと、上記ARTモジュールに接続されていて
    目標出力パターンを受ける写像フィールドとを有し、上
    記方法は、 (1)修正ARTMAP神経回路網への入力パターン及
    び目標出力パターンの両方を準備する段階と、 (2)第1の警戒試験に基づいてアップダウン重み及び
    ボトムアップ重みの集合を更新する段階と、 (3)予測される出力をARTモジュールから写像フィ
    ールドへ伝播させる段階と、 (4)写像フィールドによって遂行される第2の警戒試
    験に基づいて上記アップダウン重み及びボトムアップ重
    みの集合を更新する段階とを備え、上記第2の警戒試験
    は、目標出力パターンと上記予測される出力との比較に
    基づくことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 修正ARTMAP神経回路網の訓練及
    び試験をコンピュータで実現する方法において、上記修
    正ARTMAP神経回路網は、入力パターンを受けるよ
    うになっていて第1の層及び第2の層を有するARTモ
    ジュールと、上記ARTモジュールに接続されていて目
    標出力パターンを受ける写像フィールドとを有し、上記
    方法は、 (1)学習すべき入力パターンを修正ARTMAP神経
    回路網へ提示する段階と、 (2)第1の層に関する活動の集合を決定する段階と、 (3)第2の層に関する整合スコアの集合を決定する段
    階と、 (4)第2の層から最大整合スコアを有するノードを活
    動化し、活動化されたノードを予測される出力とする段
    階と、 (5)上記ノードの上記活動化に基づいて第1の警戒試
    験を遂行し、もし上記第1の警戒試験に失敗すれば上記
    活動化されたノードを非活動化して上記段階(2)乃至
    (5)を繰り返し、もし上記第1の警戒試験を通れば第
    1の層と第2の層との間のボトムアップ及びトップダウ
    ン重みを更新し、また第2の層と写像フィールドとの間
    の重みを更新する段階と、 (6)上記整合スコアを上記第2の層から前記写像フィ
    ールドへ伝播させる段階と、 (7)第2の警戒試験を遂行し、上記第2の層からの上
    記予測される出力と目標出力パターンとの間の整合のレ
    ベルを決定し、もし第2の警戒試験を通れば上記ボトム
    アップ重み、上記トップダウン重み、及び第2の層と写
    像フィールドとの間の重みを更新する段階とを備え、上
    記ボトムアップ重み及び上記トップダウン重みを更新す
    ることによって修正ARTMAP神経回路網を訓練する
    ことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 上記入力パターンは、上記修正ART
    MAP神経回路網へ提示される前に正規化される請求項
    10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記段階(7)は、もし上記第2の警
    戒試験に失敗すればARTモジュールへリセット信号を
    送り、さらなる誤差が発生しないように上記第1の警戒
    試験の警戒値を高め、そして第2の層内の別のノードを
    活動化する段階をも備えている請求項10に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 上記活動化されたノードに対して上記
    段階(5)を繰り返す段階をも備えている請求項12に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 各入力パターン毎に上記(1)乃至
    (7)を反復して繰り返す請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 診断段階中に使用するために上記ボト
    ムアップ重み及び上記トップダウン重みを保管する段階
    をも備えている請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 上記診断段階は、 (i)ユーザから入力データを取得する段階と、 (ii)上記取得した入力データに基づいて仮の診断を行う
    段階と、 (iii)上記診断が第1の警戒試験を通るか否かを決定す
    るために検査する段階とを含み、もし上記診断が上記第
    1の警戒試験を通れば上記診断の結果が上記ユーザへ報
    告されて上記ユーザは現入力パターンを用いて上記神経
    回路網を訓練することが可能になり、もし上記診断が上
    記第1の警戒試験に落ちれば上記ユーザは既知の正しい
    障害分類を用いて修正ARTMAP神経回路網を訓練す
    るか、もしくは上記ユーザは別の診断を要求することが
    できる請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記入力パターンは、上記修正ART
    MAP神経回路網へ上記入力パターンが提示される前に
    正規化される請求項10に記載の方法。
  18. 【請求項18】 上記修正ARTMAP神経回路網の訓
    練を開始する前に、上記ボトムアップ重み、上記トップ
    ダウン重み、及び全ての上記第1の活動を初期化する段
    階をも備えている請求項10に記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記修正ARTMAP神経回路網から
    望ましくない知識を除去する段階をも備え、上記段階
    が、 (1)学習すべきではない知覚パターンを上記修正AR
    TMAP神経回路網へ提示する段階と、 (2)第1の層に関する活動の集合を決定する段階と、 (3)上記活動の集合に基づいて第2の層に関する整合
    スコアの集合を決定する段階と、 (4)第2の層内の最大整合スコアを有するノードを活
    動化する段階と、 (5)警戒試験を遂行し、もし上記警戒試験に失敗すれ
    ば上記活動化されたノードを非活動化して上記段階
    (2)乃至(5)を繰り返し、もし上記警戒試験を通れ
    ば第1の層と第2の層との間のボトムアップ及びトップ
    ダウン重みを更新し第2の層と写像フィールドとの間の
    重みを更新する段階と、を備えている請求項10に記載
    の方法。
  20. 【請求項20】 修正ARTMAP神経回路網から望ま
    しくない知識の除去をコンピュータで実現する方法にお
    いて、上記修正ARTMAP神経回路網は、入力パター
    ンを受けるようになっていて第1の層及び第2の層を有
    するARTモジュールと、上記ARTモジュールに接続
    されていて目標出力パターンを受ける写像フィールドと
    を有し、上記方法は、 (1)学習すべきではない知覚パターンを修正ARTM
    AP神経回路網へ提示する段階と、 (2)第1の層に関する活動の集合を決定する段階と、 (3)上記活動の集合に基づいて第2の層に関する整合
    スコアの集合を決定する段階と、 (4)第2の層内の最大整合得点を有するノードを活動
    化する段階と、 (5)少なくとも1回の警戒試験を遂行し、もし上記少
    なくとも1回の警戒試験に失敗すれば上記活動化された
    ノードを非活動化して上記段階(2)乃至(5)を繰り
    返し、もし上記少なくとも1回の警戒試験を通れば第1
    の層と第2の層との間のボトムアップ及びトップダウン
    重みを更新し、また第2の層と写像フィールドとの間の
    重みを更新する段階とを備えていることを特徴とする方
    法。
  21. 【請求項21】 修正ARTMAP神経回路網から望ま
    しくない知識を除去する装置において、上記修正ART
    MAP神経回路網は、入力パターンを受けるようになっ
    ていて第1の層及び第2の層を有するARTモジュール
    と、上記ARTモジュールに接続されていて目標出力パ
    ターンを受ける写像フィールドとを有し、上記装置は、 (1)学習すべきではない知覚パターンを修正ARTM
    AP神経回路網へ提示する手段と、 (2)第1の層に関する活動の集合を決定する手段と、 (3)上記活動の集合に基づいて第2の層に関する整合
    スコアの集合を決定する手段と、 (4)第2の層内の最大整合スコアを有するノードを活
    動化する手段と、 (5)少なくとも1回の警戒試験を遂行し、もし上記少
    なくとも1回の警戒試験に落ちれば上記活動化されたノ
    ードを非活動化して上記段階(2)乃至(5)を繰り返
    し、もし上記少なくとも1回の警戒試験を通れば第1の
    層と第2の層との間のボトムアップ及びトップダウン重
    みを更新し、また第2の層と写像フィールドとの間の重
    みを更新する手段とを備えていることを特徴とする装
    置。
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