JPH0722314Y2 - 舌が伸び出す動物玩具 - Google Patents
舌が伸び出す動物玩具Info
- Publication number
- JPH0722314Y2 JPH0722314Y2 JP10003389U JP10003389U JPH0722314Y2 JP H0722314 Y2 JPH0722314 Y2 JP H0722314Y2 JP 10003389 U JP10003389 U JP 10003389U JP 10003389 U JP10003389 U JP 10003389U JP H0722314 Y2 JPH0722314 Y2 JP H0722314Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- pantograph
- animal
- tongue
- elastic member
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、動物形象を模した外観を有し、舌が伸び出す
動物玩具に関する。更に詳細には、引金の操作によって
口部より舌が飛び出したり引っ込んだりして、エサを捕
まえる如き動作をする動物玩具に関する。
動物玩具に関する。更に詳細には、引金の操作によって
口部より舌が飛び出したり引っ込んだりして、エサを捕
まえる如き動作をする動物玩具に関する。
従来、動物形象を模した動物玩具として、本物と同様に
手足が動いたり、口部が開閉するものが広く知られてい
る。
手足が動いたり、口部が開閉するものが広く知られてい
る。
前記従来の動物玩具は、外観はリアル且つユニークな形
状であっても、動きにおいては意外性や妙味に乏しく、
幼児の好奇心を満足させ続けることは難しく、短時間で
飽きてしまうものがほとんどであった。
状であっても、動きにおいては意外性や妙味に乏しく、
幼児の好奇心を満足させ続けることは難しく、短時間で
飽きてしまうものがほとんどであった。
本考案は、従来の動物玩具には見られないユニークで、
意外性に富んだ動きを有する幼児向けの動物玩具を提供
しようとするものである。
意外性に富んだ動きを有する幼児向けの動物玩具を提供
しようとするものである。
本考案動物玩具を図面(第1図乃至第4図参照)につい
て説明する。
て説明する。
本考案動物玩具1は、開口している口部21が設けられて
いる中空状の動物本体2と該本体下部に引金付把手部3
が設けられており、本体内部には引金31の作動により口
部から伸び出す伸縮自在のパンタグラフ状舌体4が引金
の作動部312に接続され、該作動部に接続の弾発部材5
により後退可能に構成されてなることを要件とする。
いる中空状の動物本体2と該本体下部に引金付把手部3
が設けられており、本体内部には引金31の作動により口
部から伸び出す伸縮自在のパンタグラフ状舌体4が引金
の作動部312に接続され、該作動部に接続の弾発部材5
により後退可能に構成されてなることを要件とする。
前記において、本体2は口を開けた動物形象の中空体で
あり、下方に設けられる把手部3と組立形成あるいは一
体に形成され、内部に引金31、パンタグラフ状舌体4、
弾発部材5を収容する。尚、前記本体2の動物形象は、
例えばカメレオン、カエル、ヘビ、ワニなどが適宜採用
される。
あり、下方に設けられる把手部3と組立形成あるいは一
体に形成され、内部に引金31、パンタグラフ状舌体4、
弾発部材5を収容する。尚、前記本体2の動物形象は、
例えばカメレオン、カエル、ヘビ、ワニなどが適宜採用
される。
前記において引金31は、操作部311と作動部312より成
り、前記操作部は把手部3より外部に一部を露出し、指
による操作を可能にしている。又、前記作動部312は、
本体2内に完全に収納され、該端部はパンタグラフ状舌
体の自由端44と接続される接続部3121と、弾発部材5と
係止されるフック部3122が形成される。尚、前記接続部
3121は、引金の回動をパンタグラフの直線運動に変換す
るものであればよく、例として引金作動部の横方向に突
設のピンがパンタグラフ下部に垂下する接続部材のスラ
イド溝に摺動するタイプのもの(第1図、第3図参
照)、引金端部に上方へ突出したピンが、パンタグラフ
自由端下部に設けられた穴に没入するタイプのもの等が
挙げられる。又、前記フック部3122は、弾発部材5を係
止するものであればよく、作動部端部にカギの手状フッ
ク、あるいは貫通孔をもうけたものなどが有効である
が、又は、前記接続部3121がフック部を兼ねるものでも
よい。
り、前記操作部は把手部3より外部に一部を露出し、指
による操作を可能にしている。又、前記作動部312は、
本体2内に完全に収納され、該端部はパンタグラフ状舌
体の自由端44と接続される接続部3121と、弾発部材5と
係止されるフック部3122が形成される。尚、前記接続部
3121は、引金の回動をパンタグラフの直線運動に変換す
るものであればよく、例として引金作動部の横方向に突
設のピンがパンタグラフ下部に垂下する接続部材のスラ
イド溝に摺動するタイプのもの(第1図、第3図参
照)、引金端部に上方へ突出したピンが、パンタグラフ
自由端下部に設けられた穴に没入するタイプのもの等が
挙げられる。又、前記フック部3122は、弾発部材5を係
止するものであればよく、作動部端部にカギの手状フッ
ク、あるいは貫通孔をもうけたものなどが有効である
が、又は、前記接続部3121がフック部を兼ねるものでも
よい。
引金31は、中央に設けられた支軸313を中心にして回動
可能に取付けられている。
可能に取付けられている。
パンタグラフ状舌体4は、複数の板状パンタグラフ片41
によって構成され、連結ピン42によって等間隔に接続さ
れ、且つ各連結部はそれぞれ回動可能に連結され伸縮可
能となる。前記パンタグラフ状舌体4の一端は、固定端
45として本体2に固定され、又、前記固定端に隣接の連
結部は、自由端として引金31に接続される。尚、ここで
は、引金の移動量に対するパンタグラフの伸び率をなる
べく大きくするため、固定端と自由端は隣接している
が、必ずしも隣接しなくてよい。
によって構成され、連結ピン42によって等間隔に接続さ
れ、且つ各連結部はそれぞれ回動可能に連結され伸縮可
能となる。前記パンタグラフ状舌体4の一端は、固定端
45として本体2に固定され、又、前記固定端に隣接の連
結部は、自由端として引金31に接続される。尚、ここで
は、引金の移動量に対するパンタグラフの伸び率をなる
べく大きくするため、固定端と自由端は隣接している
が、必ずしも隣接しなくてよい。
又、前記パンタグラフ状舌体4の先端には、係止テープ
43(ループ面又はフック面)が付着され、前記舌体は、
前記係止テープと反対の係止面(フック面又はループ
面)をもった係止テープが付着された標的8と係止可能
となる。
43(ループ面又はフック面)が付着され、前記舌体は、
前記係止テープと反対の係止面(フック面又はループ
面)をもった係止テープが付着された標的8と係止可能
となる。
弾発部材5は引張コイルばね(ステンレススチール製)
を採用しているが圧縮コイルばねでもよく、更に又、弾
性力を有する紐状ゴムでもよい。
を採用しているが圧縮コイルばねでもよく、更に又、弾
性力を有する紐状ゴムでもよい。
〔作用〕 引金31の引き操作によって、引金作動部312に弾発部材
5の弾発力に反する応力を与え、収納状態のパンタグラ
フ状舌体4の自由端44は前方へ移動し、その動きに連動
してそれぞれの隣接する連結部の間隔を広げ、該舌体は
伸長し動物形象の本体2の口部21より飛び出す。
5の弾発力に反する応力を与え、収納状態のパンタグラ
フ状舌体4の自由端44は前方へ移動し、その動きに連動
してそれぞれの隣接する連結部の間隔を広げ、該舌体は
伸長し動物形象の本体2の口部21より飛び出す。
引金31の引き操作を解除することにより、弾発部材5の
弾発力によって、パンタグラフ状舌体4は収縮し、動物
本体2内に収納される。
弾発力によって、パンタグラフ状舌体4は収縮し、動物
本体2内に収納される。
又、パンタグラフ状舌体先端に付着の係止テープ43によ
り、軽い当接だけで容易に獲物を捕まえることが可能と
なった。
り、軽い当接だけで容易に獲物を捕まえることが可能と
なった。
〔実施例〕(第1図乃至第4図参照) 動物本体2は、口を開けたカメレオンの形象を模した中
空体であり、把手部3と一体に形成され、通常プラスチ
ック射出成形によって得られる。
空体であり、把手部3と一体に形成され、通常プラスチ
ック射出成形によって得られる。
前記本体2内部には、支軸313を中心として回動する引
金31と収納状態のパンタグラフ状舌体4が収容されてい
る(第1図、第2図参照)。
金31と収納状態のパンタグラフ状舌体4が収容されてい
る(第1図、第2図参照)。
前記引金31は、指の当接する操作部311とパンタグラフ
状舌体4に伸縮動作を伝達する作動部312から成り、プ
ラスチックの射出成形により板状に形成される。該作動
部312の端部には、摺動ピン3121aが接続部として横方向
に突設され、該摺動ピン3121aはパンタグラフ状舌体4
の自由端に設置の接続部材441と接続され、該接続部材
のスライド溝441a内を引金の回動と連動して摺動してい
る。更に、前記作動部312端部には、弾発部材を係止さ
せるための係止孔3122aが形成される。
状舌体4に伸縮動作を伝達する作動部312から成り、プ
ラスチックの射出成形により板状に形成される。該作動
部312の端部には、摺動ピン3121aが接続部として横方向
に突設され、該摺動ピン3121aはパンタグラフ状舌体4
の自由端に設置の接続部材441と接続され、該接続部材
のスライド溝441a内を引金の回動と連動して摺動してい
る。更に、前記作動部312端部には、弾発部材を係止さ
せるための係止孔3122aが形成される。
前記パンタグラフ状舌体4は、複数の板状パンタグラフ
片41が、連結ピンによってそれぞれが回動自在に連結さ
れてなる。該舌体の一端(最終連結部)は、本体2内に
突出したリブに固定され固定端45となし、又固定端に隣
接の連結部(自由端44)は、接続部材441によって引金
作動部の摺動ピン3121aと接続している。
片41が、連結ピンによってそれぞれが回動自在に連結さ
れてなる。該舌体の一端(最終連結部)は、本体2内に
突出したリブに固定され固定端45となし、又固定端に隣
接の連結部(自由端44)は、接続部材441によって引金
作動部の摺動ピン3121aと接続している。
更に、前記パンタグラフ状舌体4の他端には、前面が凸
面状となった台板46が連結ピン42によって回動自在に取
付けられ、凸面部には係止テープ43(ここではフック面
431)が取付けられ、前記係止テープと係止するように
対となる係止テープ43(ここではループ面432)が標的
8に取付けられている。
面状となった台板46が連結ピン42によって回動自在に取
付けられ、凸面部には係止テープ43(ここではフック面
431)が取付けられ、前記係止テープと係止するように
対となる係止テープ43(ここではループ面432)が標的
8に取付けられている。
又、把手部3内には、ジャバラ笛6(笛部のみを固定。
ジャバラ部は可動。)が内蔵され、引金操作時、引金31
の操作部311の後端に設けられた突起311aが、把手部3
内を上下に可動のスライダー7を押し上げ、該スライダ
ーがジャバラ笛のジャバラ部後端を押圧して笛を鳴らす
ことができ、音によっておもしろさを増すことができ
る。
ジャバラ部は可動。)が内蔵され、引金操作時、引金31
の操作部311の後端に設けられた突起311aが、把手部3
内を上下に可動のスライダー7を押し上げ、該スライダ
ーがジャバラ笛のジャバラ部後端を押圧して笛を鳴らす
ことができ、音によっておもしろさを増すことができ
る。
本考案動物玩具は、引金と連動する複数のパンタグラフ
片より成る舌体を有しているため、僅かな引金引き力と
引金ストロークでパンタグラフ状舌体は勢いよく飛び出
し、又引き力を解除することにより弾発部材の復元力に
よってスピーディに動物本体内に収容することができ
る。
片より成る舌体を有しているため、僅かな引金引き力と
引金ストロークでパンタグラフ状舌体は勢いよく飛び出
し、又引き力を解除することにより弾発部材の復元力に
よってスピーディに動物本体内に収容することができ
る。
更に、舌体先端には係止テープか設けられ、獲物に模し
た標的にも係止テープが設けられているので、容易に捕
獲行為を体験できる。
た標的にも係止テープが設けられているので、容易に捕
獲行為を体験できる。
以上の如く、本考案動物玩具は、ユニーク且つ意外性に
富んだ動きで視覚的に幼児の目を楽しませるばかりか、
シューティング性やゲーム性などの要素も備え、遊びと
して飽きのこないものであり、水中を浮遊状態の標的を
組合せることにより、風呂用玩具としても好適である。
更に、動物活動玩具としては作動構造が比較的簡単であ
り、製造上も好都合である。
富んだ動きで視覚的に幼児の目を楽しませるばかりか、
シューティング性やゲーム性などの要素も備え、遊びと
して飽きのこないものであり、水中を浮遊状態の標的を
組合せることにより、風呂用玩具としても好適である。
更に、動物活動玩具としては作動構造が比較的簡単であ
り、製造上も好都合である。
第1図は、本考案動物玩具の一実施例の舌体収納状態に
おける内部構造の説明図、第2図は第1図の平面図、第
3図は、同実施例の舌体突出状態における内部構造の説
明図、第4図は第3図の平面図である。 1……動物玩具、4……パンタグラフ状舌体 2……本体、41……パンタグラフ片 21……口部、42……連結ピン 3……把手部、43……係止テープ 31……引金、431……フック面 311……操作部、432……ループ面 312……作動部、5……弾発部材
おける内部構造の説明図、第2図は第1図の平面図、第
3図は、同実施例の舌体突出状態における内部構造の説
明図、第4図は第3図の平面図である。 1……動物玩具、4……パンタグラフ状舌体 2……本体、41……パンタグラフ片 21……口部、42……連結ピン 3……把手部、43……係止テープ 31……引金、431……フック面 311……操作部、432……ループ面 312……作動部、5……弾発部材
Claims (2)
- 【請求項1】開口している口部が設けられている中空状
の動物本体と該本体下部に引金付把手部が設けられてお
り、本体内部には引金の作動により口部から伸び出す伸
縮自在のパンタグラフ状舌体が引金の作動部に接続さ
れ、該作動部に接続の弾発部材により後退可能に構成さ
れてなる動物玩具。 - 【請求項2】前記舌体の先端にループ面とフック面とか
らなる係止テープのいずれか一方の面をもつテープ片が
付着されている請求項1記載の動物玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10003389U JPH0722314Y2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 舌が伸び出す動物玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10003389U JPH0722314Y2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 舌が伸び出す動物玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339094U JPH0339094U (ja) | 1991-04-16 |
JPH0722314Y2 true JPH0722314Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31649057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10003389U Expired - Fee Related JPH0722314Y2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 舌が伸び出す動物玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722314Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-28 JP JP10003389U patent/JPH0722314Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339094U (ja) | 1991-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |