JPH07222075A - 映像信号表示方法、映像信号表示装置及びテレビジョン装置 - Google Patents

映像信号表示方法、映像信号表示装置及びテレビジョン装置

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JPH07222075A
JPH07222075A JP6024892A JP2489294A JPH07222075A JP H07222075 A JPH07222075 A JP H07222075A JP 6024892 A JP6024892 A JP 6024892A JP 2489294 A JP2489294 A JP 2489294A JP H07222075 A JPH07222075 A JP H07222075A
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signal
pulse
frame
write
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Chisato Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枠を固定したまま、表示画像の位置だけをオ
ーバスキャン、アンダースキャン、枠を移動することな
く表示画像だけを左右に移動することができる映像信号
表示方法,映像信号表示装置及びテレビジョン装置を提
供すること。 【構成】 書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み画
素リセットパルスWHCLR、書き込みラインアドレス増分
パルスWHINC の時間軸が標準位置を中心として左右に最
大Δtまで移動可能とされている。この移動位置が水平
位置調整データに応じて可変される。標準位置から右最
大の位置まで書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み
画素リセットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増
分パルスWHINC を進ませると、フィールドメモリ12,
22,32にディジタル映像信号の標準位置からΔtだ
け左の部分から書き込まれることになるため、表示され
る映像は右に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々のテレビジョン方
式の映像信号を表示処理するための映像信号表示方法、
この映像信号表示方法を実行する映像信号表示装置、及
び、この映像信号表示装置を備えることにより種々のテ
レビジョン方式の適切な映像表示を行えるようにしたテ
レビジョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CRT等のディスプレイを有して
構成されたテレビジョン装置においては、表示面のアス
ペクト比が4:3であるNTSC方式やPAL方式と、
表示面のアスペクト比が16:9であるハイビジョン
(HDTV)方式とがある。このHDTV方式のテレビ
ジョンにおいては、アスペクト比を変換するアスペクト
変換手段を備えるようにして、NTSC方式あるいはP
AL方式の現行放送も表示可能とされているものが一般
的である。なお、アスペクト変換して表示する場合、水
平方向の時間軸圧縮の結果生じた余白部分には信号処理
により枠信号を付加して表示したり、あるいは子画面を
表示したりしている。
【0003】ところで、CRT方式のディスプレイにお
ける最終的な有効映像表示領域は、偏向処理によるオー
バースキャン量により決定されている。このオーバース
キャン量は、家庭用のディスプレイでは、放送局により
有効映像領域が微妙に異なる受信信号とされているこ
と、及び、VTRや外部デコーダなど有効映像領域が微
妙に異なるすべての映像信号の映像区間において表示映
像の画欠けが生じないように、大きなオーバースキャン
量とされている。すなわち、図19(a)に示すよう
に、ある映像信号の表示領域が一点鎖線で示される条件
1の範囲とされていても、また、他の異なる映像信号の
表示領域が2点鎖線で示される条件2の範囲とされてい
ても、画欠けを生じないように実線で示す領域が有効表
示領域とされている。
【0004】また、業務用モニターディスプレイにおい
ては、オーバースキャンを逆にアンダースキャンに切り
替えて、入力映像信号のすべての部分を確認することが
できるようにされている。すなわち、図19(b)に示
すように、CRTに表示される表示画像はCRTの表示
可能範囲より若干小さくされ、画像の周辺は無表示部分
とされている。さらに、コンピュータ用ディスプレイに
おいては信号源の条件が多様とされているため、容易に
水平表示位置の調整が可能であることが必要とされてい
る。すなわち、図19(c)に示すように、CRTの可
能表示範囲に対して表示画像を左右に移動できることが
可能とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、16:
9のアスペクト比のディスプレイにおいて、4:3のア
スペクト比の映像信号をアスペクト変換して表示する場
合には、前記したように枠信号が付加されているため、
最終的な有効表示範囲はこの枠信号の幅(タイミング)
で決定され、偏向処理によるオーバスキャン量とは無関
係とされている。このため、入力信号の条件により、設
計仕様を上回るオーバースキャン量が要求される時に、
アスペクト変換用LSIを設計レベルの段階で変更しな
ければならず、実質的に対応が不可能となる。このよう
な入力条件は、例えばヨーロッパの一部でスクランブル
解除デコーダ(カナルプラス・デコーダ)の出力映像の
右端に不良区間(スクランブル残り)があるものが最近
見つかっており、このような映像信号の場合に、オーバ
ースキャン量を大きくして取り除こうとすると、図20
(a)に示すように、付加された枠の部分もオーバスキ
ャンに伴い矢印方向に拡大されて、スクランブル残りを
画面上から依然として除去することができないという問
題点があった。
【0006】また、アスペクト比16:9の業務用モニ
ターディスプレイの場合でもアンダースキャンが必要と
されるが、アンダースキャンを行うと図20(b)に示
すように表示画像の大きさは小さくなるものの、付加さ
れた枠も小さくなり、映像信号のすべてを確認するアン
ダースキャンを行うことができないという問題点もあっ
た。さらに、アスペクト比16:9のコンピュータディ
スプレイの場合において、表示画像を左右に動かそうと
すると、図20(c)に示すように表示画像の移動に伴
い付加された枠も移動し、表示画像の位置だけを移動す
ることができないという問題点があった。
【0007】そこで本発明は、枠が付加される表示画像
において、図21(a)に示すように、枠を固定したま
ま表示画像の位置だけをオーバスキャン、あるいは同図
(b)に示すように、表示画像だけをアンダースキャン
することができる、または同図(c)に示すように、枠
を移動することなく表示画像だけを左右に移動すること
ができる映像信号表示方法、この映像信号表示方法を実
行する映像信号表示装置、及び、この映像信号表示装置
を備えるテレビジョン装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の映像信号表示方法は、アナログ映像信号を
ディジタル映像信号に変換してフィールドメモリに書き
込み、このフィールドメモリより読み出したディジタル
映像信号のアスペクト比を変換した後、アナログ映像信
号に変換して前記アナログ映像信号のアスペクト比と異
なるアスペクト比の表示手段に印加する映像信号表示方
法において、前記フィールドメモリに供給される書き込
みパルスが前記アナログ映像信号の水平同期信号に同期
されていると共に、前記フィールドメモリへの先頭書き
込み位置が調整できるようタイミングが調整可能とさ
れ、前記フィールドメモリから読み出された映像信号に
枠信号が付加されるようにしたものである。さらに、本
発明の映像信号表示方法は、前記枠信号の時間幅が調整
可能とされるようにしたものである。
【0009】また、本発明の映像信号表示装置は、アナ
ログ映像信号をディジタル映像信号に変換するA/Dコ
ンバータと、ディジタル映像信号が書き込まれるフィー
ルドメモリと、前記アナログ映像信号の水平同期信号に
同期していると共に、そのタイミングが調整可能な前記
フィールドメモリに供給される書き込みパルスを発生す
る書き込みパルス発生手段と、表示手段に表示される画
像の少なくとも一側に表示される枠の枠信号を発生する
枠信号発生手段と、前記フィールドメモリから読み出さ
れた映像信号のアスペクト比を変換するアスペクト変換
部とを備えるようにしたものである。
【0010】さらに、本発明の映像信号表示装置は、前
記アナログ信号の水平同期信号が一方に入力され、他方
に第1のデコーダ出力が印加される第1の位相比較器
と、この第1の位相比較器の比較出力を平滑して誤差信
号とする第1のローパスフィルタと、この第1のローパ
スフィルタよりの前記誤差信号に応じて発振周波数が制
御される第1の電圧制御発振器と、この第1電圧制御発
振器よりの出力パルスを計数する第1のカウンタと、こ
の第1のカウンタよりのカウント値が入力される前記第
1のデコーダとにより構成された、前記第1電圧制御発
振器よりの出力パルスを分周する分周手段とを備え、前
記第1のデコーダに前記表示装置に表示される画像の水
平位置調整信号を印加することにより、前記第1のデコ
ーダより出力される前記書き込みパルスの時間位置を調
整するようにしたものである。
【0011】さらにまた、本発明の映像信号表示装置
は、前記アナログ信号の水平同期信号が一方に入力さ
れ、他方に第2デコーダ出力が印加される第2位相比較
器と、この第2位相比較器の比較出力を平滑して誤差信
号とする第2ローパスフィルタと、この第2ローパスフ
ィルタよりの前記誤差信号に応じて発振周波数が制御さ
れる第2電圧制御発振器と、この第2電圧制御発振器よ
りの出力パルスを計数する第2カウンタと、この第2カ
ウンタよりのカウント値が入力される前記第2デコーダ
とにより構成された、前記第2電圧制御発振器よりの出
力パルスを分周する分周手段とを備え、この第2デコー
ダに前記表示装置に表示される画像の枠幅を調整する信
号を印加することにより、前記第2デコーダより出力さ
れる枠信号の時間幅を調整するようにしたものである。
そして、本発明のテレビジョン装置は、上述の映像信号
表示装置と表示デバイスとを備えるようにしたものであ
る。
【0012】
【作用】本発明の映像信号表示方法においては、フィー
ルドメモリへの先頭書き込み位置が調整できるようタイ
ミングが調整可能とされているため、枠を固定したまま
表示画像の左右の位置を移動できるようになり、多様な
条件の映像信号源に対応して、その表示画像の水平表示
位置の調整を可能にすることができる。さらに、枠信号
の時間幅を調整可能とすると、表示される枠の幅を調整
することができるため、枠幅を減少して偏向系をオーバ
スキャンすることにより、表示画像だけのオーバスキャ
ンを行うことができ、あるいは枠幅を増大して偏向系を
アンダーキャンすることにより、表示画像だけのアンダ
ースキャンを行うことができるようになる。
【0013】また、本発明の映像信号表示装置において
は、タイミングが調整可能な前記フィールドメモリに供
給される書き込みパルスを発生する書き込みパルス発生
手段を備えているため、フィールドメモリへの先頭書き
込み位置を調整することができ、枠を固定したまま表示
画像の左右の位置を移動することができる。したがっ
て、多様な条件の映像信号源に対応して、その表示画像
の水平表示位置の調整を可能にすることができる。さら
に、第1のデコーダに表示される画像の水平位置調整信
号を印加することにより、前記第1のデコーダより出力
される書き込みパルスの時間位置を調整するようにした
ため、容易に表示画像の水平表示位置を調整することが
できる。
【0014】さらにまた、第2デコーダに前記表示装置
に表示される画像の枠幅を調整する信号を印加すること
により、前記デコーダより出力される枠信号の時間幅を
調整するようにしたため表示される枠の幅を調整するこ
とができるので、枠幅を減少して偏向系をオーバスキャ
ンすることにより、表示画像だけのオーバスキャンを行
うことができ、あるいは枠幅を増大して偏向系をアンダ
ーキャンすることにより、表示画像だけのアンダースキ
ャンを行うことができるようになる。そして、本発明の
テレビジョン装置は、上述の映像信号表示装置と表示デ
バイスとを備えるようにしたため、枠を固定したまま表
示画像の左右の位置を移動できるので、多様な条件の映
像信号源に対応してその表示画像の水平表示位置の調整
を容易に調整することができると共に、枠幅を減少して
偏向系をオーバスキャンすることにより、表示画像だけ
のオーバスキャンを行うことができ、あるいは枠幅を増
大して偏向系をアンダーキャンすることにより、表示画
像だけのアンダースキャンを行うことができるようにな
る。
【0015】
【実施例】本発明の具体的な実施例を図面を参照しなが
ら、以下に説明する。図1には本発明にかかるテレビジ
ョン装置を示しており、例えば、このテレビジョン装置
は表示デバイスとしてアスペクト比が16:9のCRT
9−2を有するハイビジョン(HDTV)方式の装置と
されている。このテレビジョン装置は八木アンテナ7−
1によりVHF放送及びUHF放送が受信され、パラボ
ラアンテナ7−2によりCS放送あるいはBS放送が受
信され、これらの受信信号は各種チューナ1に入力され
ている。この各種チューナ1にはさらにケーブルを介し
てCATV信号が入力されている。各種チューナ1は、
受信した信号がPAL方式あるいはNTSC方式等の映
像信号のアスペクト比が4:3の映像信号の場合は、そ
の映像信号を第1スイッチ(SW1;現行方式Input se
lection )8−1を介して第1映像信号処理部2に印加
している。
【0016】また、受信した信号がアスペクト比が4:
3の映像信号であって、スクランブル処理が施されてい
る場合は、各種チューナ1からの映像信号を例えば外部
に設けたスクランブル解除デコーダ7−3に入力してス
クランブル解除し、スクランブル解除した映像信号を第
1ビデオ信号(VIDEO in 1)として第1スイッチ8−1
を介して第1映像信号処理部2に印加している。さら
に、第1スイッチ8−1にはVTR等からの第2ビデオ
信号(VIDEO in 2)が入力されており、第1スイッチ8
−1は入力された前記3つの映像信号のうちの所望の1
つを選択して第1映像信号処理部2に供給している。
【0017】上記第1映像信号処理部2においては、供
給された映像信号にY/C分離、クロマデコード、同期
分離等の処理が行われ、輝度信号Y、色差信号R−Y,
B−Y及び同期信号が分離あるいは抽出されている。こ
れらの輝度信号Y、色差信号R−Y,B−Y及び同期信
号は、本発明にかかる映像信号表示装置であり、本発明
にかかる映像信号表示方法を実行するフィールド倍速ア
スペクト変換回路3に供給されている。このフィールド
倍速アスペクト変換回路3においては、アスペクト比が
4:3の映像信号についてフィールド倍速処理、アスペ
クト変換処理、フレーム付加処理等が行われ、処理の施
された輝度信号Y、色差信号R−Y,B−Y及び同期信
号がそれぞれ出力されている。
【0018】また、各種チューナ1で受信した信号がH
DTV方式の映像信号、すなわち映像のアスペクト比が
16:9であって走査線数が1125本である映像信号
は第3のスイッチ(SW3;HD Decoder Input selecti
on )8−2を介してHD用デコーダ5に入力されてい
る。このHD用デコーダ5は、MUSE方式、ATV方
式またはHD−MAC方式等によりエンコードされたH
DTV信号を、もとの映像信号にデコードするデコーダ
である。上記第3のスイッチ8−3には外部より入力さ
れるエンコードされているHDTV信号(HD Decorder
in )も入力されており、第3のスイッチ8−3は入力
されたいずれかのHDTV信号を選択してHD用デコー
ダ5に供給している。さらに、HD用デコーダ5により
デコードされたHDTV信号は第2スイッチ(SW2;
HDTV Input selection )8−2に入力されるが、
この第2スイッチ8−2には外部より入力されるデコー
ド済のHDTV信号(HD VIDEOin 1,HD VIDEO in 2 )
が入力されており、第2のスイッチ8−2は入力された
HDTV信号のうちのいずれか1つを選択して第4スイ
ッチ(SW4;Video selection )8−4にその映像信
号成分を、第5スイッチ(SW5;Sync selection)に
同期信号成分を供給している。
【0019】この第4スイッチ8−4には、さらに前記
フィールド倍速アスペクト変換部3より出力されるフィ
ールド倍速アスペクト変換処理の施されたNTSC方式
の映像信号成分、あるいはPAL方式の映像信号成分が
入力されており、第4スイッチ8−4によりいずれかが
選択されて第2映像信号処理部4に供給されている。さ
らに、第5スイッチ8−5にはフィールド倍速アスペク
ト変換部3より出力されるNTSC方式あるいはPAL
方式の同期信号成分も入力され、選択されたいずれかの
同期信号成分が偏向処理回路6に供給されている。な
お、第4スイッチ8−4と第5スイッチ8−5とは同期
して、HDTV信号側あるいはNTSC/PAL方式側
へ切り替えられている。上記第2映像信号処理部4は、
輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−YよりR,G,B
の色信号を生成し、また上記偏向処理回路6は同期信号
から垂直偏向波形及び水平偏向波形を発生している。そ
して、上記第2映像信号処理部4より出力されたR,
G,Bの色信号がアスペクト比が16:9のCRT9−
1に供給され、前記偏向処理回路6により発生された垂
直偏向波形及び水平偏向波形がCRT9−1の偏向ヨー
ク9−2に供給されて、CRTの表示面上に映像が表示
されている。
【0020】次に、図2に上記フィールド倍速アスペク
ト変換部3のブロック図を示し、この図を参照しながら
その説明を行う。フィールド倍速アスペクト変換部3
は、第1フィールドメモリ12、第2フィールドメモリ
32、第3フィールドメモリ32、タイミングコントロ
ーラ42、アスペクト変換部43、書き込みタイミング
パルス発生用PLL回路40、読み出しタイミングパル
ス発生用PLL回路41等から構成されており、PAL
/NTSC方式の映像信号の水平走査周波数および垂直
走査周波数をそれぞれ2倍とするフィールド倍速処理を
行い、水平走査周波数をHDTV信号の水平走査周波数
に近い値にすると共に、フィールドフリッカを除去して
表示画像の画質改善を図る回路である。
【0021】このフィールド倍速アスペクト変換部3に
おいては、入力された輝度信号(Yin)は、ローパス
フィルタ(LPF)10により不要な高域成分が除去さ
れて、A/D変換器11に供給され、ディジタル映像信
号に変換される。変換されたディジタル映像信号は第1
のフィールドメモリ12に書き込まれる。また、入力さ
れた色差信号(R−Yin)は、ローパスフィルタ(L
PF)20により不要な高域成分が除去されて、A/D
変換器21に供給され、ディジタル映像信号に変換され
る。変換されたディジタル映像信号は第2のフィールド
メモリ22に書き込まれる。さらに、入力された色差信
号(B−Yin)は、ローパスフィルタ(LPF)30
により不要な高域成分が除去されて、A/D変換器31
に供給され、ディジタル映像信号に変換される。変換さ
れたディジタル映像信号は第3のフィールドメモリ32
に書き込まれる。
【0022】上記フィールドメモリ12,22,32か
ら倍速で読み出された輝度信号2Y、色差信号2R−
Y,2B−Yはアスペクト変換部43に入力されてフレ
ーム信号が付加される処理等が行われ、それぞれD/A
変換回路13,23,33によりアナログ映像信号に変
換されると共に、さらにそれぞれローパスフィルタ(L
PF)14,24,34により不要な高域成分が除去さ
れて、輝度信号2Y、色差信号2R−Y,色差信号2B
−Yとして出力される。また、垂直同期信号(V SYNC)
と、第1PLL回路40より発生された高速クロックW
CK0、及び、第2PLL回路41より発生された高速
クロックRCK0とがタイミングコントローラ42に供
給され、このタイミングコントローラ42より書き込み
クロックパルスWCK 、書き込みリセットパルスWVCLR 、
書き込み画素リセットパルスWHCLR 、書き込みラインア
ドレス増分パルスWHINC 、および読み出しクロックパル
スRCK 、読み出しリセットパルスRVCLR 、読み出し画素
リセットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレス増分パ
ルスRHINC 、リードイネーブル信号RE、フレーム付加タ
イミングパルスFRAME が発生されて、各フィールドメモ
リ12,22,32、あるいはアスペクト変換部43に
供給されると共に、倍速の垂直同期信号2VSYNC、倍速の
水平同期信号2HSYNCが発生されて出力されている。
【0023】なお、書き込みクロックパルスWCK は、前
記A/D変換器11,21,31のサンプリングクロッ
クとしても使用されており、その周波数は、例えば水平
走査周波数fH ×910×2とされている。すなわち、
PAL方式においては28.44MHz、NTSC方式
においては28.64MHzとされている。また、読み
出しクロックパルスRCK は、水平走査周波数fH ×91
0×2×4/3とされている。すなわち、PAL方式に
おいては37.92MHz、NTSC方式においては3
8.19MHzとされている。また、アスペクト変換部
43は、フレーム信号付加回路(Frame Add )とブラン
キング信号付加回路(BLK Add )とがその一部として構
成されており、アスペクト変換部43には、タイミング
コントローラ42よりフレーム付加タイミングパルスFR
AME が供給されて、そのタイミングに応じてフレーム信
号がフィールドメモリ12,22,32より読み出され
た映像信号に付加されている。このフレーム付加タイミ
ングパルスFRAME が「H」レベルとされている時、オリ
ジナルのディジタル映像信号に替えて、フレームの表示
をするための固定のレベルに映像信号を切り替えるよう
にしているが、この切り替えはリードイネーブル信号RE
に同期して切り替えられている。また、フレームの幅は
外部から可変できるようにされている。
【0024】次に、前記フィールドメモリ12,22,
32のブロック図を図3に示す。このフィールドメモリ
12,22,32は同一の構成を有しており、それぞれ
メモリセルアレイ(Memory Cell ArrAy )50、書き込
みアドレスポインタ(WriteAddr Pointer)51、読み
出しアドレスポインタ(Read Addr Pointer )52、書
き込みポート(Write Port)53及び読み出しポート
(Read Port )54より構成されている。このメモリセ
ルアレイ50は図4に示すように水平方向の画素アドレ
スと垂直方向のラインアドレスとにアドレスの付与され
たセルがマトリクス状に配置されて構成されており、各
セルには図示するように水平方向に0番地より順次アド
レス番号が付与されている。このメモリセルアレイ50
に書き込みポート53を介して供給されたディジタル映
像信号は、書き込みアドレスポインタ51により指示さ
れるアドレス番地に順次書き込まれ、読み出しアドレス
ポインタ52により指示されるアドレス番地から順次読
み出されたディジタル映像信号は、読み出しポート54
からフィールドメモリ外部へ出力されるようになされて
いる。
【0025】なお、書き込みアドレスポインタ51に
は、タイミングコントローラ42より書き込みクロック
パルスWCK 、書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み
画素リセットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増
分パルスWHINC が供給されてアドレス番地順に映像信号
を書き込むよう制御されている。この場合、書き込みク
ロックパルスWCK が供給される毎に図4に矢印Dとして
示すようにポインタが水平方向に1つずつ進められ、書
き込みリセットパルスWVCLR が供給されると、図4に矢
印Aとして示すように先頭番地である開始番地にポイン
タが戻るようにされ、書き込み画素リセットパルスWHCL
R が供給されると、図4に示す矢印Bのようにその水平
ラインの先頭アドレスにポインタが戻るようにされ、書
き込みラインアドレス増分パルスWHINC が供給される
と、図4に矢印Cとして示すように水平ラインアドレス
が1ライン分増加されて1ライン下にポインタが移動さ
れる。このようにして、メモリセルアレイ50に順次デ
ィジタル映像信号を書き込むようにしている。
【0026】また、読み出しアドレスポインタ52に
は、タイミングコントローラ42より読み出しクロック
パルスRCK 、読み出しリセットパルスRVCLR 、読み出し
画素リセットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレス増
分パルスRHINC 、リードイネーブル信号REが供給され
て、アドレス番地から順次読み出せるように制御してい
る。この場合、読み出しクロックパルスRCK が供給され
る毎に図4に矢印Dとして示すようにポインタが水平方
向に1つずつ進められ、読み出しリセットパルスRVCLR
が供給されると、図4に矢印Aとして示すように先頭番
地である開始番地にポインタが戻るようにされ、読み出
し画素リセットパルスRHCLR が供給されると、図4に示
す矢印Bのようにその水平ラインの先頭アドレスにポイ
ンタが戻るようにされ、読み出しラインアドレス増分パ
ルスRHINC が供給されると、図4に矢印Cとして示すよ
うに水平ラインアドレスが1ライン分増加されて1ライ
ン下にポインタが移動される。なお、リードイネーブル
信号REが「H」レベルの時に前記読み出し動作が行わ
れ、リードイネーブル信号REが「L」の時は前記読み出
し動作は行われない。このリードイネーブル信号REを制
御することにより、表示モードに応じてイネーブルの区
間を切り替えるようにしている。このようにして、メモ
リセルアレイ50から順次ディジタル映像信号を読み出
すようにしている。
【0027】ところで、前記書き込みクロックパルスWC
K 、書き込みリセットパルスWVCLR、書き込み画素リセ
ットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルス
WHINC はタイミングコントローラ42より出力されてい
るが、これらの信号は図16に示すように、タイミング
コントローラ42の一部と第1のPLL回路40とによ
り発生されている。すなわち、図16に示すように第1
のPLL回路40は、入力されたアナログ映像信号の水
平同期信号HSYNC と書き込み水平基準信号HREFW との位
相を比較する第1位相比較器81、第1位相比較器81
の位相比較出力を平滑する第1ローパスフィルタ(LP
F)82、この第1ローパスフィルタ82から出力され
る誤差信号が制御信号として供給される第1電圧制御発
振器(VCO)83とからなり、この第1VCO83の
発振出力WCKOが供給される第1カウンタ84と、第
1カウンタ84の計数値が供給される第1デコーダ85
とはタイミングコントローラの一部とされている。
【0028】この第1カウンタ84と第1デコーダ85
とにより910分周を行って水平基準信号HREFWを
作成している。なお、この第1PLL回路40を含むル
ープは、水平同期信号HSYNC と水平基準信号HREFW との
周波数が一致するよう動作するため、第1デコーダ85
から発生される書き込みクロックパルスWCK 、書き込み
リセットパルスWVCLR 、書き込み画素リセットパルスWH
CLR 、書き込みラインアドレス増分パルスWHINC は水平
同期信号HSYNC に同期している。さらに、第1デコーダ
85には、書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み画
素リセットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分
パルスWHINC の時間位置を調整するための水平位置調整
データ(WVCLR ,WHCLR ,WHINC DECODE Value set)が
供給されており、この水平位置調整データに応じて書き
込みリセットパルスWVCLR 、書き込み画素リセットパル
スWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルスWHINC の
時間位置が画素単位で調整され、これにより、表示され
る映像の水平表示位置が決定される。すなわち、水平位
置調整データを可変することにより、映像の水平表示位
置を調整することができる。
【0029】前記書き込みクロックパルスWCK 、書き込
みリセットパルスWVCLR 、書き込み画素リセットパルス
WHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルスWHINC のタ
イミング図を図5に示す。この図に示すように、書き込
みリセットパルスWVCLR はフィールドメモリ12,2
2,32に書き込まれる映像信号の垂直(V)同期信号
に同期して発生されており、前記したように、書き込み
リセットパルスWVCLR によりポインタの位置が開始番地
にリセットされて、開始番地より書き込みがされるよう
になる。書き込み画素リセットパルスWHCLR 、書き込み
ラインアドレス増分パルスWHINC は水平周期毎に発生さ
れており、図に示す場合は書き込み画素リセットパルス
WHCLR と書き込みラインアドレス増分パルスWHINC とは
同一のパルスとされている。また、書き込みクロックパ
ルスWCK は前記したように水平走査周波数fH ×910
×2とされている。この図におけるEで示す部分を拡大
して図6に示す。
【0030】この図に示すように、書き込みクロックパ
ルスWCK 910個からなる周期が1水平周期とされてお
り、書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み画素リセ
ットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルス
WHINC の時間軸が標準位置を中心として左右に最大Δt
まで移動可能とされている。この移動位置が前記水平位
置調整データに応じて可変されているのである。すなわ
ち、図に示すように、標準位置から右最大の位置まで書
き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み画素リセットパ
ルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルスWHINC
を進ませると、ディジタル映像信号の標準位置からΔt
だけ右にずれてフィールドメモリ12,22,32に書
き込まれることになるため、表示される映像は右に移動
されることになる。
【0031】このように書き込み位置のずれる様子を図
7を参照して説明すると、太線の破線で囲んだ領域Hが
フィールドメモリ12,22,32に取り込むことがで
きる領域であり、実線で示す映像Fは書き込みリセット
パルスWVCLR 、書き込み画素リセットパルスWHCLR 、書
き込みラインアドレス増分パルスWHINC の時間軸が標準
位置の場合にフィールドメモリ12,22,32に書き
込まれる映像である。これらの書き込みリセットパルス
WVCLR 、書き込み画素リセットパルスWHCLR 、書き込み
ラインアドレス増分パルスWHINC の時間軸を調整してΔ
tだけ左方向に遅らせたときは、フィールドメモリ1
2,22,32に書き込まれる映像は破線で示す映像G
となる。この場合は書き込みリセットパルスWVCLR 、書
き込み画素リセットパルスWHCLR 、書き込みラインアド
レス増分パルスWHINC の時間軸は図6に示す左最大の位
置まで遅らされている。すなわち、フィールドメモリ1
2,22,32にディジタル映像信号の標準位置からΔ
tだけ左にずれて書き込まれることになるため、表示さ
れる映像は左に移動されることになるのである。
【0032】書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み
画素リセットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増
分パルスWHINC の時間軸を調整してΔtだけ遅らせた時
に表示される映像を図10を参照して説明すると、図1
0(a)はノーマル表示の場合を示しており、実線が調
整前の映像Iを、破線が位置調整後の映像Jを示してお
り、映像の両脇にフレームが表示されるモードである。
位置調整後の映像Jの場合は、図示するように映像の左
脇の一部がフレームによりマスクされているが、映像の
右側にはさらに右脇の映像が付加されている。すなわ
ち、ノーマル表示において映像だけを左側へ移動するこ
とが可能となる。また、時間軸をΔtだけ進ませれば、
上記と逆に右側へ映像だけを移動することができる。さ
らに、図10(b)はライト表示の場合を示しており、
実線が調整前の映像Kを、破線が位置調整後の映像Lを
示しており、映像の左側にフレームが表示されるモード
である。位置調整後の映像Lの場合は、図示するように
映像の左脇の一部がフレームによりマスクされている
が、映像の右側にはさらに右脇の映像が付加されてい
る。すなわち、ライト表示において映像だけを左側へ移
動することが可能となる。また、時間軸をΔtだけ進ま
せれば、上記と逆に右側へ映像だけを移動することがで
きる。
【0033】そして、前記読み出しクロックパルスRCK
、読み出しリセットパルスRVCLR 、読み出し画素リセ
ットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレス増分パルス
RHINC、リードイネーブル信号RE、フレーム付加タイミ
ングパルスFRAME がタイミングコントローラ42より出
力されているが、これらの信号は図17にその構成を示
すように、タイミングコントローラ42の一部と第2の
PLL回路41とにより発生されている。すなわち、図
17に示すように第2のPLL回路41は、入力された
アナログ映像信号の水平同期信号HSYNC と読み出し水平
基準信号HREFR との位相を比較する第2位相比較器8
6、第2位相比較器86の位相比較出力を平滑する第2
ローパスフィルタ(LPF)87と、この第2ローパス
フィルタ87から出力される誤差信号が制御信号として
供給される第2電圧制御発振器(VCO)88からな
り、この第2VCO88の発振出力RCKOが供給され
る第2カウンタ89と、第2カウンタ89の計数値が供
給される第2デコーダ70とはタイミングコントローラ
42の一部とされている。
【0034】この第2カウンタ89と第2デコーダ70
とにより910×2×4/3分周を行って読出し水平基
準信号HREFRを作成している。なお、この第2PL
L回路41を含むループは、水平同期信号HSYNC と読み
出し水平基準信号HREFW との周波数が一致するよう動作
するため、第2デコーダ89から発生される読み出しク
ロックパルスRCK 、読み出しリセットパルスRVCLR 、読
み出し画素リセットパルスRHCLR 、読み出しラインアド
レス増分パルスRHINC 、リードイネーブル信号RE、フレ
ーム付加タイミングパルスFRAME は水平同期信号HSYNC
に同期している。
【0035】さらに、第2デコーダ70には、リードイ
ネーブル信号REの時間位置、および、フレーム付加タイ
ミングパルスFRAME のパルス幅を調整するためのスキャ
ン量調整データ(RE,FRAME DECODE Value set )が供
給されており、このスキャン量調整データに応じてリー
ドイネーブル信号REの時間位置、および、フレーム付加
タイミングパルスFRAME のパルス幅が画素単位で調整さ
れることにより、フレームの幅、および、表示映像の表
示区間が可変されてオーバスキャン、あるいは、アンダ
ースキャンが可能とされている。なお、前記水平位置調
整データ、および、スキャン量調整データは、各種入力
映像に対して適性値をあらかじめ求めておき、条件に合
わせて図18に示すコントロールレジスタ(CONTROLE
REGISTER)90から供給されており、このコントロール
レジスタ90にはシステムバス(SYSTEM Bus )を介し
て、上記適正な水平位置調整データ、および、スキャン
量調整データが外部から与えられている。このコントロ
ールレジスタ90は前記タイミングコントローラ42の
一部を構成している。なお、前記両調整データはバスを
経由することによりソフトウェアにより管理するように
しても良い。
【0036】前記読み出しクロックパルスRCK 、読み出
しリセットパルスRVCLR 、読み出し画素リセットパルス
RHCLR 、読み出しラインアドレス増分パルスRHINC 、リ
ードイネーブル信号RE、フレーム付加タイミングパルス
FRAME のタイミング図を図8に示す。この図に示すよう
に、フィールドメモリ12,22,32から読み出され
た映像信号は、2度ずつ読み出されて倍速の映像信号と
されている。このため、読み出しリセットパルスRVCLR
は映像信号の垂直(V)同期信号の1/2周期の垂直
(2V)同期信号に同期して発生されており、前記した
ように、読み出しリセットパルスRVCLR によりポインタ
の位置が開始番地にリセットされて、開始番地より読み
出しされるようになる。読み出し画素リセットパルスRH
CLR 、読み出しラインアドレス増分パルスRHINC は読み
出しクロックパルスRCK ×910×4/3個の水平周期
で発生されており、図に示す場合は読み出し画素リセッ
トパルスRHCLR 、読み出しラインアドレス増分パルスRH
INC とは同一のパルスとされている。また、読み出しク
ロックパルスRCK は、前記したように水平走査周波数f
H ×910×2×4/3とされている。この図における
Hで示す部分を拡大して図9に示す。
【0037】この図において、読み出しクロックパルス
RCK 910×4/3個からなる周期が1水平周期(読み
出し画素リセットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレ
ス増分パルスRHINC の周期)とされており、リードイネ
ーブル信号REが、読み出し画素リセットパルスRHCLR 、
あるいは、読み出しラインアドレス増分パルスRHINCに
同期して「L」レベルとされて、フィールドメモリ1
2,22,32からの読み出し動作が中断されている。
そして、このリードイネーブル信号REに同期してフレー
ム付加タイミングパルスFRAME が所定期間「H」レベル
とされて、この期間の映像信号のレベルがフレームを表
示するためのレベルに切り換えられている。なお、フレ
ーム付加タイミングパルスFRAME の「H」レベルの期間
は表示映像のフレームの幅とされ、この「H」レベルの
期間は図示するように調整可能とされて、フレームの幅
が可変できるようにされている。
【0038】フレーム幅を可変した時に表示される映像
を図11および図12を参照して説明すると、図11
(a)はノーマル表示の場合を示しており、映像の両脇
にフレームが表示されるモードである。図示されている
場合は、フレーム付加タイミングパルスFRAME の「H」
レベルの期間が広げられて映像信号の両脇の一部が広げ
られたフレームによりマスクとされており、さらに、偏
向系がオーバスキャンされているため、フレーム幅はほ
ぼ固定されているが、映像だけがオーバスキャンされて
表示されるようになる。すなわち、ノーマル表示におい
て映像だけのオーバスキャンが可能となる。この場合の
リードイネーブル信号REとフレーム付加タイミングパル
スFRAME のタイミングが、RE(ノーマル表示),FR
AME(ノーマル表示)として図9に示されている。
【0039】さらに、図11(b)はライト表示の場合
を示しており、映像の左側にフレームが表示されるモー
ドである。さらに、図示されている場合は、フレーム付
加タイミングパルスFRAME の「H」レベルの期間が広げ
られて映像信号の左脇の一部が広げられたフレームによ
りマスクされており、偏向系がオーバスキャンされてい
るため、フレーム幅はほぼ固定されているが、映像だけ
がオーバスキャンされて表示されるようになる。すなわ
ち、ライト表示における映像だけのオーバスキャンが可
能となる。この場合のリードイネーブル信号REとフレー
ム付加タイミングパルスFRAME のタイミングが、RE
(ライト表示),FRAME(ライト表示)として図9
に示されている。図示するように、この場合は左脇にフ
レームを表示しているため、フレーム付加タイミングパ
ルスFRAME は右側の立ち下がりエッジの時間位置だけが
調整可能とされている。
【0040】また、図12(a)はノーマル表示の場合
であって、かつ、フレーム付加タイミングパルスFRAME
の「H」レベルの期間が狭く調整された場合であり、映
像信号の両脇と狭められたフレームとの間がスペースと
されている。さらに、偏向系がアンダースキャンされて
いるため、フレーム幅はほぼ固定されているが映像だけ
がアンダースキャンされるようになる。すなわち、ノー
マル表示において映像だけのアンダースキャンが可能と
なる。さらに、図12(b)はライト表示の場合であっ
て、かつ、フレーム付加タイミングパルスFRAME の
「H」レベルの期間が狭く調整された場合であり、狭め
られたフレームと映像信号との間がスペースとされてい
る。さらに、偏向系がアンダースキャンされているた
め、フレーム幅はほぼ固定されているが映像だけがアン
ダースキャンされるようになる。すなわち、ライト表示
において映像だけのアンダースキャンが可能となる。
【0041】以上説明したように、フィールドメモリ1
2,22,32を用いて映像信号の書き込み・読み出し
動作が行われているが、その書き込みアドレスと読み出
しアドレスの時間的変化を図13に示す。この図におい
て、破線で示すアドレスの変化が書き込みアドレスポイ
ンタ51から出力される書き込みアドレスの変化であ
り、実線で示すアドレスの変化が読み出しアドレスポイ
ンタ52から出力される読み出しアドレスの変化であ
る。図示するように、読み出しアドレスポインタ52よ
り出力される読み出しアドレスの変化速度は、書き込み
アドレスポインタ51より出力される書き込みアドレス
の変化速度の2倍とされている。すなわち、フィールド
メモリ12,22,32に書き込まれた映像信号は、各
1フィールドが2回ずつ読み出されている。
【0042】このようにして読み出された映像信号が前
記アスペクト変換部43に供給されて、アスペクト変換
が行われる。このアスペクト変換処理は、映像の水平方
向を3/4に圧縮しこの映像の左右両側にフレームを付
加して、図14(a)に示すノーマル表示モード、右側
にフレームを付加して(b)に示すレフト表示モード、
あるいは左側にフレームを付加して(c)に示すライト
表示モードのいずれかの表示モードとする処理である。
なお、アスペクト変換処理を行わない場合は、図15
(a)に示すように表示面部の前面に亘って表示される
フル表示モードとなり、映像の垂直方向を4/3に拡張
した場合には、図15(b)に示すように映像の中央部
分が表示面部の全面に亘って表示されるズーム表示モー
ドとなる。
【0043】以上の説明においては、16:9のアスペ
クト比のCRTを有するテレビジョンに、4:3のアス
ペクトの映像を表示する場合につき説明したが、本発明
はテレビジョン装置に限らず、『4:3から16:9へ
のアスペクト変換手段』だけの機能を有するアダプター
等の装置や、その機能を内蔵したVTR、チューナ、ス
クランブル解除デコーダ等であってもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、本発明の映像信号表示方法においては、フィールド
メモリへの先頭書き込み位置が調整できるようタイミン
グが調整可能とされており、枠を固定したまま表示画像
の左右の位置を移動できるようになるため、多様な条件
の映像信号源に対応して、その表示画像の水平表示位置
の調整を可能にすることができる。さらに、枠信号の時
間幅を調整可能とすると、表示される枠の幅を調整する
ことができるため、枠幅を減少して偏向系をオーバスキ
ャンすることにより、表示画像だけのオーバスキャンを
行うことができ、あるいは枠幅を増大して偏向系をアン
ダーキャンすることにより、表示画像だけのアンダース
キャンを行うことができるようになる。
【0045】また、本発明の映像信号表示装置において
は、前記フィールドメモリに供給される書き込みパルス
のタイミングが調整可能な書き込みパルス発生手段を備
えているため、枠を固定したまま表示画像の左右の位置
を移動することができる。したがって、多様な条件の映
像信号源に対応して、その表示画像の水平表示位置の調
整を可能にすることができる。さらに、第1のデコーダ
に表示される画像の水平位置調整信号を印加することに
より、前記第1のデコーダより出力される書き込みパル
スの時間位置を調整するようにしたため、容易に表示画
像の水平表示位置を調整することができる。
【0046】さらにまた、第2デコーダに前記表示装置
に表示される画像の枠幅を調整する信号を印加すること
により、前記デコーダより出力される枠信号の時間幅を
調整するようにしたため、表示される枠の幅を調整する
ことができるので、枠幅を減少して偏向系をオーバスキ
ャンすることにより、表示画像だけのオーバスキャンを
行うことができ、あるいは枠幅を増大して偏向系をアン
ダーキャンすることにより、表示画像だけのアンダース
キャンを行うことができるようになる。そして、本発明
のテレビジョン装置は、上述の映像信号表示装置と表示
デバイスとを備えるようにしたため、枠を固定したまま
表示画像の左右の位置を移動できるので、多様な条件の
映像信号源に対応して、その表示画像の水平表示位置の
調整を容易に調整することができると共に、枠幅を減少
して偏向系をオーバスキャンすることにより、表示画像
だけのオーバスキャンを行うことができ、あるいは枠幅
を増大して偏向系をアンダーキャンすることにより、表
示画像だけのアンダースキャンを行うことができるよう
になる。
【0047】したがって、本発明によれば入力される映
像の微妙に異なる水平表示位置や有効映像区間について
のアスペクト変換後の画欠けが生じないように、それぞ
れの条件にあった枠幅や表示位置を正確に設定可能とな
る。また、個々の映像信号に合わせてオーバスキャン量
を最小限にすることができるので、有効映像領域を最大
とすることができる。さらに、枠幅や映像表示位置をす
べてソフト的に管理し、調整手段として部分的にユーザ
に解放しておけば、製造段階で把握できなかった入力信
号の条件が存在した場合にも容易に対処可能とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビジョン装置のブロック図で
ある。
【図2】フィールド倍速アスペクト変換部のブロック図
である。
【図3】フィールドメモリのブロック図である。
【図4】書き込みアドレスポインタ及び読み出しアドレ
スポインタの動作を示す図である。
【図5】書き込み時の各タイミングを示す図である。
【図6】書き込み時のタイミングの一部を拡大して示す
タイミング図である。
【図7】フィールドメモリに書き込まれる映像信号の書
き込み位置を示す図である。
【図8】読み出し時の各タイミングを示す図である。
【図9】読み出し時のタイミングの一部を拡大して示す
タイミング図である。
【図10】水平位置が調整された時の表示映像を示す図
である。
【図11】オーバスキャン表示された時の表示映像を示
す図である。
【図12】アンダースキャン表示された時の表示映像を
示す図である。
【図13】書き込みアドレスと読み出しアドレスの変化
を示すタイミング図である。
【図14】各表示モードを示す図である。
【図15】他の表示モードを示す図である。
【図16】書き込み側タイミングパルスを発生する構成
を示す図である。
【図17】読み出し側タイミングパルスを発生する構成
を示す図である。
【図18】コントロールレジスタの基本構成を示す図で
ある。
【図19】CRTの表示における調整を説明する図であ
る。
【図20】従来のCRTの表示における調整の課題を説
明する図である。
【図21】本発明の目的を説明するためのCRTの表示
を示す図である。
【符号の説明】
3 フィールド倍速アスペクト変換回路 9−1 CRT 11,21,31 A/D変換回路 12,22,32 フィールドメモリ 40 第1のPLL回路 41 第2のPLL回路 42 タイミングコントローラ 43 アスペクト変換部 WCK 書き込みクロックパルス WVCLR 書き込みリセットパルス WHCLR 書き込み画素リセットパルス WHINC 書き込みラインアドレス増分パルス RCK 読み出しクロックパルス RVCLR 読み出しリセットパルス RHCLR 読み出し画素リセットパルス RHINC 読み出しラインアドレス増分パルス RE リードイネーブル信号 FRAME フレーム付加タイミングパルス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の映像信号表示方法は、アナログ映像信号を
ディジタル映像信号に変換してフィールドメモリに書き
込み、このフィールドメモリより倍速で読み出したディ
ジタル映像信号のアスペクト比を変換した後、アナログ
映像信号に変換して前記アナログ映像信号のアスペクト
比と異なるアスペクト比の表示手段に印加する映像信号
表示方法において、前記フィールドメモリに供給される
書き込みパルスが前記アナログ映像信号の水平同期信号
に同期されていると共に、前記フィールドメモリへの先
頭書き込み位置が調整できるようタイミングが調整可能
とされ、前記フィールドメモリから読み出された映像信
号に枠信号が付加されるようにしたものである。さら
に、本発明の映像信号表示方法は、前記枠信号の時間幅
が調整可能とされるようにしたものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、本発明の映像信号表示装置は、アナ
ログ映像信号をディジタル映像信号に変換するA/Dコ
ンバータと、ディジタル映像信号が書き込まれるフィー
ルドメモリと、前記アナログ映像信号の水平同期信号に
同期していると共に、そのタイミングが調整可能な前記
フィールドメモリに供給される書き込みパルスを発生す
る書き込みパルス発生手段と、表示手段に表示される画
像の少なくとも一側に表示される枠の枠信号を発生する
枠信号発生手段と、前記フィールドメモリから倍速で
み出された倍速映像信号のアスペクト比を変換するアス
ペクト変換部とを備えるようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、各種チューナ1で受信した信号がH
DTV方式の映像信号、すなわち映像のアスペクト比が
16:9であって走査線数が1125本である映像信号
は第3のスイッチ(SW3;HD Decoder Input selecti
on )8−2を介してHD用デコーダ5に入力されてい
る。このHD用デコーダ5は、MUSE方式、ATV方
式またはHD−MAC方式等によりエンコードされたH
DTV信号を、もとの映像信号にデコードするデコーダ
である。上記第3のスイッチ8−3には外部より入力さ
れるエンコードされているHDTV信号(HD Decorder
in )も入力されており、第3のスイッチ8−3は入力
されたいずれかのHDTV信号を選択してHD用デコー
ダ5に供給している。さらに、HD用デコーダ5により
デコードされたHDTV信号は第2スイッチ(SW2;
HDTV Input selection )8−2に入力されるが、
この第2スイッチ8−2には外部より入力されるデコー
ド済のHDTV信号(HD VIDEOin 1,HD VIDEO in 2 )
が入力されており、第2のスイッチ8−2は入力された
HDTV信号のうちのいずれか1つを選択して第4スイ
ッチ(SW4;Video selection )8−4にその映像信
号成分を、第5スイッチ(SW5;Sync selection)
−5に同期信号成分を供給している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この第4スイッチ8−4には、さらに前記
フィールド倍速アスペクト変換部3より出力されるフィ
ールド倍速アスペクト変換処理の施されたNTSC/P
AL方式の映像信号成分、あるいはHDTV方式の映像
信号成分が入力されており、第4スイッチ8−4により
いずれかが選択されて第2映像信号処理部4に供給され
ている。さらに、第5スイッチ8−5にはフィールド倍
速アスペクト変換部3より出力されるNTSC/PAL
方式あるいはHDTV方式の同期信号成分も入力され、
選択されたいずれかの同期信号成分が偏向処理回路6に
供給されている。なお、第4スイッチ8−4と第5スイ
ッチ8−5とは同期して、HDTV信号側あるいはNT
SC/PAL方式側へ切り替えられている。上記第2映
像信号処理部4は、輝度信号Y及び色差信号R−Y,B
−YよりR,G,Bの色信号を生成し、また上記偏向処
理回路6は同期信号から垂直偏向波形及び水平偏向波形
を発生している。そして、上記第2映像信号処理部4よ
り出力されたR,G,Bの色信号がアスペクト比が1
6:9のCRT9−1に供給され、前記偏向処理回路6
により発生された垂直偏向波形及び水平偏向波形がCR
T9−1の偏向ヨーク9−2に供給されて、CRTの表
示面上に映像が表示されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】このフィールド倍速アスペクト変換部3に
おいては、入力された輝度信号(Yin)は、ローパス
フィルタ(LPF)10により標本化周波数に対し不要
な高域成分が除去されて、A/D変換器11に供給さ
れ、ディジタル映像信号に変換される。変換されたディ
ジタル映像信号は第1のフィールドメモリ12に書き込
まれる。また、入力された色差信号(R−Yin)は、
ローパスフィルタ(LPF)20により標本化周波数に
対し不要な高域成分が除去されて、A/D変換器21に
供給され、ディジタル映像信号に変換される。変換され
たディジタル映像信号は第2のフィールドメモリ22に
書き込まれる。さらに、入力された色差信号(B−Yi
n)は、ローパスフィルタ(LPF)30により標本化
周波数に対し不要な高域成分が除去されて、A/D変換
器31に供給され、ディジタル映像信号に変換される。
変換されたディジタル映像信号は第3のフィールドメモ
リ32に書き込まれる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】上記フィールドメモリ12,22,32か
ら倍速で読み出された輝度信号2Y、色差信号2R−
Y,2B−Yはアスペクト変換部43に入力されてフレ
ーム信号が付加される処理等が行われ、それぞれD/A
変換回路13,23,33によりアナログ映像信号に変
換されると共に、さらにそれぞれローパスフィルタ(L
PF)14,24,34により不要な高調波成分が除去
されて、輝度信号2Y、色差信号2R−Y,色差信号2
B−Yとして出力される。また、垂直同期信号(V SYN
C)と、第1PLL回路40より発生された高速クロッ
クWCK0、及び、第2PLL回路41より発生された
高速クロックRCK0とがタイミングコントローラ42
に供給され、このタイミングコントローラ42より書き
込みクロックパルスWCK 、書き込みリセットパルスWVCL
R 、書き込みラインリセットパルスWHCLR 、書き込みラ
インアドレス増分パルスWHINC 、および読み出しクロッ
クパルスRCK 、読み出しリセットパルスRVCLR 、読み出
ラインリセットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレ
ス増分パルスRHINC 、リードイネーブル信号RE、フレー
ム付加タイミングパルスFRAME が発生されて、各フィー
ルドメモリ12,22,32、あるいはアスペクト変換
部43に供給されると共に、倍速の垂直同期信号2VSYN
C、倍速の水平同期信号2HSYNCが発生されて出力されて
いる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】なお、書き込みクロックパルスWCK は、前
記A/D変換器11,21,31のサンプリングクロッ
クとしても使用されており、その周波数は、例えば水平
走査周波数H ×910とされている。すなわち、PA
L方式においては14.32MHz、NTSC方式にお
いては14.32MHzとされている。また、読み出し
クロックパルスRCK は、水平走査周波数fH ×910×
2×4/3とされている。すなわち、PAL方式におい
ては37.92MHz、NTSC方式においては38.
19MHzとされている。また、アスペクト変換部43
は、フレーム信号付加回路(Frame Add )とブランキン
グ信号付加回路(BLK Add )とがその一部として構成さ
れており、アスペクト変換部43には、タイミングコン
トローラ42よりフレーム付加タイミングパルスFRAME
が供給されて、そのタイミングに応じてフレーム信号が
フィールドメモリ12,22,32より読み出された映
像信号に付加されている。このフレーム付加タイミング
パルスFRAME が「H」レベルとされている時、オリジナ
ルのディジタル映像信号に替えて、フレームの表示をす
るための固定のレベルに映像信号を切り替えるようにし
ているが、この切り替えはリードイネーブル信号REに同
期して切り替えられている。また、フレームの幅は外部
から可変できるようにされている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】なお、書き込みアドレスポインタ51に
は、タイミングコントローラ42より書き込みクロック
パルスWCK 、書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み
ラインリセットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス
増分パルスWHINC が供給されてアドレス番地順に映像信
号を書き込むよう制御されている。この場合、書き込み
クロックパルスWCK が供給される毎に図4に矢印Dとし
て示すようにポインタが水平方向に1つずつ進められ、
書き込みリセットパルスWVCLR が供給されると、図4に
矢印Aとして示すように先頭番地である開始番地にポイ
ンタが戻るようにされ、書き込みラインリセットパルス
WHCLR が供給されると、図4に示す矢印Bのようにその
水平ラインの先頭アドレスにポインタが戻るようにさ
れ、書き込みラインアドレス増分パルスWHINC が供給さ
れると、図4に矢印Cとして示すように水平ラインアド
レスが1ライン分増加されて1ライン下にポインタが移
動される。このようにして、メモリセルアレイ50に順
次ディジタル映像信号を書き込むようにしている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、読み出しアドレスポインタ52に
は、タイミングコントローラ42より読み出しクロック
パルスRCK 、読み出しリセットパルスRVCLR 、読み出し
ラインリセットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレス
増分パルスRHINC 、リードイネーブル信号REが供給され
て、アドレス番地から順次読み出せるように制御してい
る。この場合、読み出しクロックパルスRCK が供給され
る毎に図4に矢印Dとして示すようにポインタが水平方
向に1つずつ進められ、読み出しリセットパルスRVCLR
が供給されると、図4に矢印Aとして示すように先頭番
地である開始番地にポインタが戻るようにされ、読み出
ラインリセットパルスRHCLR が供給されると、図4に
示す矢印Bのようにその水平ラインの先頭アドレスにポ
インタが戻るようにされ、読み出しラインアドレス増分
パルスRHINC が供給されると、図4に矢印Cとして示す
ように水平ラインアドレスが1ライン分増加されて1ラ
イン下にポインタが移動される。なお、リードイネーブ
ル信号REが「H」レベルの時に前記読み出し動作が行わ
れ、リードイネーブル信号REが「L」の時は前記読み出
し動作は行われない。このリードイネーブル信号REを制
御することにより、表示モードに応じてイネーブルの区
間を切り替えるようにしている。このようにして、メモ
リセルアレイ50から順次ディジタル映像信号を読み出
すようにしている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】ところで、前記書き込みクロックパルスWC
K 、書き込みリセットパルスWVCLR、書き込みライン
セットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パル
スWHINC はタイミングコントローラ42より出力されて
いるが、これらの信号は図16に示すように、タイミン
グコントローラ42の一部と第1のPLL回路40とに
より発生されている。すなわち、図16に示すように第
1のPLL回路40は、入力されたアナログ映像信号の
水平同期信号HSYNC と書き込み水平基準信号HREFW との
位相を比較する第1位相比較器81、第1位相比較器8
1の位相比較出力を平滑する第1ローパスフィルタ(L
PF)82、この第1ローパスフィルタ82から出力さ
れる誤差信号が制御信号として供給される第1電圧制御
発振器(VCO)83とからなり、この第1VCO83
の発振出力WCKOが供給される第1カウンタ84と、
第1カウンタ84の計数値が供給される第1デコーダ8
5とはタイミングコントローラの一部とされている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】この第1カウンタ84と第1デコーダ85
とにより910分周を行って水平基準信号HREFWを
作成している。なお、この第1PLL回路40を含むル
ープは、水平同期信号HSYNC と水平基準信号HREFW との
周波数が一致するよう動作するため、第1デコーダ85
から発生される書き込みクロックパルスWCK 、書き込み
リセットパルスWVCLR 、書き込みラインリセットパルス
WHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルスWHINC は水
平同期信号HSYNC に同期している。さらに、第1デコー
ダ85には、書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み
ラインリセットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス
増分パルスWHINC の時間位置を調整するための水平位置
調整データ(WVCLR ,WHCLR ,WHINC DECODE Valuese
t)が供給されており、この水平位置調整データに応じ
て書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込みラインリセ
ットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルス
WHINC の時間位置が画素単位で調整され、これにより、
表示される映像の水平表示位置が決定される。すなわ
ち、水平位置調整データを可変することにより、映像の
水平表示位置を調整することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】前記書き込みクロックパルスWCK 、書き込
みリセットパルスWVCLR 、書き込みラインリセットパル
スWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルスWHINC の
タイミング図を図5に示す。この図に示すように、書き
込みリセットパルスWVCLR はフィールドメモリ12,2
2,32に書き込まれる映像信号の垂直(V)同期信号
に同期して発生されており、前記したように、書き込み
リセットパルスWVCLRによりポインタの位置が開始番地
にリセットされて、開始番地より書き込みがされるよう
になる。書き込みラインリセットパルスWHCLR 、書き込
みラインアドレス増分パルスWHINC は水平周期毎に発生
されており、図に示す場合は書き込みラインリセットパ
ルスWHCLR と書き込みラインアドレス増分パルスWHINC
とは同一のパルスとされている。また、書き込みクロッ
クパルスWCK は前記したように水平走査周波数H ×9
10とされている。この図におけるEで示す部分を拡大
して図6に示す。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】この図に示すように、書き込みクロックパ
ルスWCK 910個からなる周期が1水平周期とされてお
り、書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込みライン
セットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パル
スWHINC の時間軸が標準位置を中心として左右に最大Δ
tまで移動可能とされている。この移動位置が前記水平
位置調整データに応じて可変されているのである。すな
わち、図に示すように、標準位置から右最大の位置まで
書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込みラインリセッ
トパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス増分パルスWH
INC を進ませると、ディジタル映像信号の標準位置から
Δtだけ右にずれてフィールドメモリ12,22,32
に書き込まれることになるため、表示される映像は右に
移動されることになる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】このように書き込み位置のずれる様子を図
7を参照して説明すると、太線の破線で囲んだ領域Hが
フィールドメモリ12,22,32に取り込むことがで
きる領域であり、実線で示す映像Fは書き込みリセット
パルスWVCLR 、書き込みラインリセットパルスWHCLR 、
書き込みラインアドレス増分パルスWHINC の時間軸が標
準位置の場合にフィールドメモリ12,22,32に書
き込まれる映像である。これらの書き込みリセットパル
スWVCLR 、書き込みラインリセットパルスWHCLR 、書き
込みラインアドレス増分パルスWHINC の時間軸を調整し
てΔtだけ方向に遅らせたときは、フィールドメモリ
12,22,32に書き込まれる映像は破線で示す映像
Gとなる。この場合は書き込みリセットパルスWVCLR 、
書き込みラインリセットパルスWHCLR 、書き込みライン
アドレス増分パルスWHINC の時間軸は図6に示す左最大
の位置まで遅らされている。すなわち、フィールドメモ
リ12,22,32にディジタル映像信号の標準位置か
らΔtだけ左にずれて書き込まれることになるため、表
示される映像は左に移動されることになるのである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】書き込みリセットパルスWVCLR 、書き込み
ラインリセットパルスWHCLR 、書き込みラインアドレス
増分パルスWHINC の時間軸を調整してΔtだけ遅らせた
時に表示される映像を図10を参照して説明すると、図
10(a)はノーマル表示の場合を示しており、実線が
調整前の映像Iを、破線が位置調整後の映像Jを示して
おり、映像の両脇にフレームが表示されるモードであ
る。位置調整後の映像Jの場合は、図示するように映像
の左脇の一部がフレームによりマスクされているが、映
像の右側にはさらに右脇の映像が付加されている。すな
わち、ノーマル表示において映像だけを左側へ移動する
ことが可能となる。また、時間軸をΔtだけ進ませれ
ば、上記と逆に右側へ映像だけを移動することができ
る。さらに、図10(b)はライト表示の場合を示して
おり、実線が調整前の映像Kを、破線が位置調整後の映
像Lを示しており、映像の左側にフレームが表示される
モードである。位置調整後の映像Lの場合は、図示する
ように映像の左脇の一部がフレームによりマスクされて
いるが、映像の右側にはさらに右脇の映像が付加されて
いる。すなわち、ライト表示において映像だけを左側へ
移動することが可能となる。また、時間軸をΔtだけ進
ませれば、上記と逆に右側へ映像だけを移動することが
できる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】そして、前記読み出しクロックパルスRCK
、読み出しリセットパルスRVCLR 、読み出しライン
セットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレス増分パル
スRHINC 、リードイネーブル信号RE、フレーム付加タイ
ミングパルスFRAME がタイミングコントローラ42より
出力されているが、これらの信号は図17にその構成を
示すように、タイミングコントローラ42の一部と第2
のPLL回路41とにより発生されている。すなわち、
図17に示すように第2のPLL回路41は、入力され
たアナログ映像信号の水平同期信号HSYNC と読み出し水
平基準信号HREFRとの位相を比較する第2位相比較器8
6、第2位相比較器86の位相比較出力を平滑する第2
ローパスフィルタ(LPF)87と、この第2ローパス
フィルタ87から出力される誤差信号が制御信号として
供給される第2電圧制御発振器(VCO)88からな
り、この第2VCO88の発振出力RCKOが供給され
る第2カウンタ89と、第2カウンタ89の計数値が供
給される第2デコーダ70とはタイミングコントローラ
42の一部とされている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】この第2カウンタ89と第2デコーダ70
とにより910×2×4/3分周を行って読出し水平基
準信号HREFRを作成している。なお、この第2PL
L回路41を含むループは、水平同期信号HSYNC と読み
出し水平基準信号HREFW との周波数が一致するよう動作
するため、第2デコーダ89から発生される読み出しク
ロックパルスRCK 、読み出しリセットパルスRVCLR 、読
み出しラインリセットパルスRHCLR 、読み出しラインア
ドレス増分パルスRHINC 、リードイネーブル信号RE、フ
レーム付加タイミングパルスFRAME は水平同期信号HSYN
C に同期している。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】前記読み出しクロックパルスRCK 、読み出
しリセットパルスRVCLR 、読み出しラインリセットパル
スRHCLR 、読み出しラインアドレス増分パルスRHINC 、
リードイネーブル信号RE、フレーム付加タイミングパル
スFRAME のタイミング図を図8に示す。この図に示すよ
うに、フィールドメモリ12,22,32から読み出さ
れた映像信号は、2度ずつ読み出されて倍速の映像信号
とされている。このため、読み出しリセットパルスRVCL
R は映像信号の垂直(V)同期信号の1/2周期の垂直
(2V)同期信号に同期して発生されており、前記した
ように、読み出しリセットパルスRVCLR によりポインタ
の位置が開始番地にリセットされて、開始番地より読み
出しされるようになる。読み出しラインリセットパルス
RHCLR 、読み出しラインアドレス増分パルスRHINC は読
み出しクロックパルスRCK ×910×4/3個の水平周
期で発生されており、図に示す場合は読み出しライン
セットパルスRHCLR 、読み出しラインアドレス増分パル
スRHINC とは同一のパルスとされている。また、読み出
しクロックパルスRCK は、前記したように水平走査周波
数fH ×910×2×4/3とされている。この図にお
けるHで示す部分を拡大して図9に示す。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】この図において、読み出しクロックパルス
RCK 910×4/3個からなる周期が1水平周期(読み
出しラインリセットパルスRHCLR 、読み出しラインアド
レス増分パルスRHINC の周期)とされており、リードイ
ネーブル信号REが、読み出しラインリセットパルスRHCL
R 、あるいは、読み出しラインアドレス増分パルスRHIN
C に同期して「L」レベルとされて、フィールドメモリ
12,22,32からの読み出し動作が中断されてい
る。そして、このリードイネーブル信号REに同期してフ
レーム付加タイミングパルスFRAME が所定期間「H」レ
ベルとされて、この期間の映像信号のレベルがフレーム
を表示するためのレベルに切り換えられている。なお、
フレーム付加タイミングパルスFRAME の「H」レベルの
期間は表示映像のフレームの幅とされ、この「H」レベ
ルの期間は図示するように調整可能とされて、フレーム
の幅が可変できるようにされている。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 3 フィールド倍速アスペクト変換回路 9−1 CRT 11,21,31 A/D変換回路 12,22,32 フィールドメモリ 40 第1のPLL回路 41 第2のPLL回路 42 タイミングコントローラ 43 アスペクト変換部 WCK 書き込みクロックパルス WVCLR 書き込みリセットパルス WHCLR 書き込みラインリセットパルス WHINC 書き込みラインアドレス増分パルス RCK 読み出しクロックパルス RVCLR 読み出しリセットパルス RHCLR 読み出しラインリセットパルス RHINC 読み出しラインアドレス増分パルス RE リードイネーブル信号 FRAME フレーム付加タイミングパルス
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ映像信号をディジタル映像信号に
    変換してフィールドメモリに書き込み、このフィールド
    メモリより読み出したディジタル映像信号のアスペクト
    比を変換した後、アナログ映像信号に変換して前記アナ
    ログ映像信号のアスペクト比と異なるアスペクト比の表
    示手段に印加する映像信号表示方法において、 前記フィールドメモリに供給する書き込みパルスのタイ
    ミングを調整可能とすることにより、前記フィールドメ
    モリへの前記ディジタル映像信号の先頭書き込み位置を
    調整できるようにし、 前記フィールドメモリから読み出された映像信号に、枠
    信号を付加することを特徴とする映像信号表示方法。
  2. 【請求項2】前記枠信号の時間幅が調整可能とされてい
    ることを特徴とする請求項1記載の映像信号表示方法。
  3. 【請求項3】アナログ映像信号をディジタル映像信号に
    変換するA/Dコンバータと、 ディジタル映像信号が書き込まれるフィールドメモリ
    と、 該フィールドメモリへの前記ディジタル映像信号の先頭
    書き込み位置を調整できるように、タイミングが調整可
    能とされた書き込みパルスを発生する書き込みパルス発
    生手段と、 表示手段に表示される画像の少なくとも一側に表示され
    る枠の枠信号を発生する枠信号発生手段と、前記フィー
    ルドメモリから読み出された映像信号のアスペクト比を
    変換するアスペクト変換部とを備えることを特徴とする
    映像信号表示装置。
  4. 【請求項4】前記アナログ映像信号の水平同期信号が一
    方に入力され、他方に第1のデコーダ出力が印加される
    第1の位相比較器と、該第1の位相比較器の比較出力を
    平滑して誤差信号とする第1のローパスフィルタと、該
    第1のローパスフィルタよりの前記誤差信号に応じて発
    振周波数が制御される第1の電圧制御発振器と、該第1
    電圧制御発振器よりの出力パルスを分周する分周手段と
    を備え、 前記分周手段は、第1のカウンタと、該第1のカウンタ
    よりのカウント値が入力される前記第1のデコーダとに
    より構成されると共に、前記第1のデコーダに、前記表
    示装置に表示される画像の水平位置調整信号を印加する
    ことにより、前記第1のデコーダより出力される前記書
    き込みパルスの時間位置を調整することを特徴とする請
    求項3記載の映像信号表示装置。
  5. 【請求項5】前記アナログ映像信号の水平同期信号が一
    方に入力され、他方に第2デコーダ出力が印加される第
    2位相比較器と、この第2位相比較器の比較出力を平滑
    して誤差信号とする第2ローパスフィルタと、この第2
    ローパスフィルタよりの前記誤差信号に応じて発振周波
    数が制御される第2電圧制御発振器と、この第2電圧制
    御発振器よりの出力パルスを分周する分周手段とを備
    え、 前記分周手段は、第2カウンタと、該第2カウンタより
    のカウント値が入力される前記第2デコーダとにより構
    成されると共に、前記第2デコーダに前記表示装置に表
    示される画像の枠幅を調整する信号を印加することによ
    り、前記第2デコーダより出力される枠信号の時間幅を
    調整することを特徴とする請求項3あるいは4記載の映
    像信号表示装置。
  6. 【請求項6】請求項3ないし5のいずれかに記載の映像
    信号表示装置と表示デバイスとを備えることを特徴とす
    るテレビジョン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013015650A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Canon Inc 表示装置およびプログラム

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