JPH07221672A - 分散型周波数拡散通信方式 - Google Patents
分散型周波数拡散通信方式Info
- Publication number
- JPH07221672A JPH07221672A JP6040339A JP4033994A JPH07221672A JP H07221672 A JPH07221672 A JP H07221672A JP 6040339 A JP6040339 A JP 6040339A JP 4033994 A JP4033994 A JP 4033994A JP H07221672 A JPH07221672 A JP H07221672A
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- Japan
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- distributed
- signal
- pseudo noise
- modulation
- communication system
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は周波数拡散通信方式において、周波数
によって時間の異なる分散型の変調方式を用いることに
よって、ピークパワーの小さい、雑音に強い、受信感度
の大きな通信方式を提供する方式に関する。 【構成】周波数拡散通信方式などにおいて、データ信号
を変調する疑似雑音信号の変調方式として、周波数に対
して時間の異なる分散型の変調を行った信号を疑似雑音
信号を用いる分散型周波数拡散通信方式或はこの方式を
用いたシステムであり、分散型の疑似雑音信号を得る変
調方式として、分散型の弾性表面波遅延線を用いる方式
或はこの方式を用いたシステム及び分散型の疑似信号を
復調する方式として、弾性表面波コンボルバのすだれ状
電極として、分散型のすだれ状電を用いた復調器或はこ
の方式を用いたシステムが本特許の構成である。
によって時間の異なる分散型の変調方式を用いることに
よって、ピークパワーの小さい、雑音に強い、受信感度
の大きな通信方式を提供する方式に関する。 【構成】周波数拡散通信方式などにおいて、データ信号
を変調する疑似雑音信号の変調方式として、周波数に対
して時間の異なる分散型の変調を行った信号を疑似雑音
信号を用いる分散型周波数拡散通信方式或はこの方式を
用いたシステムであり、分散型の疑似雑音信号を得る変
調方式として、分散型の弾性表面波遅延線を用いる方式
或はこの方式を用いたシステム及び分散型の疑似信号を
復調する方式として、弾性表面波コンボルバのすだれ状
電極として、分散型のすだれ状電を用いた復調器或はこ
の方式を用いたシステムが本特許の構成である。
Description
【産業上の利用分野】本発明は周波数拡散通信方式にお
いて、周波数によって時間の異なる分散型の変調方式を
用いることによって、ピークパワーの小さい、雑音に強
い、受信感度の大きな通信方式を提供する方式に関す
る。
いて、周波数によって時間の異なる分散型の変調方式を
用いることによって、ピークパワーの小さい、雑音に強
い、受信感度の大きな通信方式を提供する方式に関す
る。
【従来技術】周波数拡散通信方式は、データ信号より早
い疑似雑音信号で変調することにより、周波数拡散を行
って通信する方式である。従来の疑似雑音信号を得る変
調方式は、周波数f0の信号と疑似雑音パルスの積を用
いることによって得られていた。従って、疑似雑音のス
ペクトルは、比較的周波数f0にエネレギーが集中した
分布となり、ピークパワーがやや大きく、また雑音にも
弱い通信方式である。
い疑似雑音信号で変調することにより、周波数拡散を行
って通信する方式である。従来の疑似雑音信号を得る変
調方式は、周波数f0の信号と疑似雑音パルスの積を用
いることによって得られていた。従って、疑似雑音のス
ペクトルは、比較的周波数f0にエネレギーが集中した
分布となり、ピークパワーがやや大きく、また雑音にも
弱い通信方式である。
【発明が解決しようとする課題】本方式は、疑似雑音信
号を得る方法として、時間によって周波数の異なる分散
型の疑似雑音を得る変調方法を用いる方法であり、ピー
クパワーの小さい、雑音に強い、受信感度の大きな通信
方式が得られる。
号を得る方法として、時間によって周波数の異なる分散
型の疑似雑音を得る変調方法を用いる方法であり、ピー
クパワーの小さい、雑音に強い、受信感度の大きな通信
方式が得られる。
【課題を解決するための手段】本発明は上述したごとき
従来の欠陥を除去すべくなされたものであって、分散型
の疑似雑音を用いて通信する分散型周波数拡散通信方式
である。この通信方式を得る一つの方法として、パルス
とf0の信号の積の信号を分散型の弾性表面波遅延線
に入力し、その信号をアンテナなどを通して空間に放射
した後、その信号をアンテナなどを通して受信し、コン
ボルバなどを通して復調し元信号に戻す周波数拡散通信
方式が考えられる。この通信方式は、周波数スペクトル
が時間的に拡散しているため、雑音に強い通信信号が得
られる。また、受信された分散型の疑似雑音信号を復調
するコンボルバの変換器として、分散型の変換器を用い
ることにより、この分散型疑似雑音を直接非線形素子で
元信号に復調することができる。
従来の欠陥を除去すべくなされたものであって、分散型
の疑似雑音を用いて通信する分散型周波数拡散通信方式
である。この通信方式を得る一つの方法として、パルス
とf0の信号の積の信号を分散型の弾性表面波遅延線
に入力し、その信号をアンテナなどを通して空間に放射
した後、その信号をアンテナなどを通して受信し、コン
ボルバなどを通して復調し元信号に戻す周波数拡散通信
方式が考えられる。この通信方式は、周波数スペクトル
が時間的に拡散しているため、雑音に強い通信信号が得
られる。また、受信された分散型の疑似雑音信号を復調
するコンボルバの変換器として、分散型の変換器を用い
ることにより、この分散型疑似雑音を直接非線形素子で
元信号に復調することができる。
【実施例1】周波数拡散通信方式において、データ信号
を変調する疑似雑音信号の変調方式として、パルスとf
0の信号の積の信号1を周波数に対して時間の異なる分
散型の変調を行った信号2とした疑似雑音信号を用いる
分散型周波数拡散方式或はこの方式を用いたシステムが
実施例の1である。
を変調する疑似雑音信号の変調方式として、パルスとf
0の信号の積の信号1を周波数に対して時間の異なる分
散型の変調を行った信号2とした疑似雑音信号を用いる
分散型周波数拡散方式或はこの方式を用いたシステムが
実施例の1である。
【実施例2】実施例1の分散型の疑似雑音信号を得る方
法として、図2のように、分散型の弾性表面波遅延線3
に入力し、その信号をすだれ状電極4で受信することに
より、分散型の疑似雑音信号8、9を得る方式が実施例
の2である。
法として、図2のように、分散型の弾性表面波遅延線3
に入力し、その信号をすだれ状電極4で受信することに
より、分散型の疑似雑音信号8、9を得る方式が実施例
の2である。
【実施例3】実施例1及び実施例2において、分散型の
疑似雑音信号を復調する方式として、図3のように、弾
性表面波コンボルバのすだれ状電極として、分散型のす
だれ状電極を用いた復調器或はこの方式を用いたシステ
ムが実施例の4である。また、図3で分散型のすだれ状
電極変換器として、疑似雑音信号に応じて、アップ型或
はダウン型いずれの分散型すだれ状電極を用いる方式も
本特許に含まれる。また、分散型の疑似雑音の変調及び
復調に半導体デバイスを用いた分散型周波数拡散通信方
式或はこの方式を用いたシステムも本特許に含まれる。
また、分散型の疑似雑音信号をアンテナなどを通して送
信・受信し、通常のすだれ状電極を用いたコンボルバな
どを通して復調し、この信号を分散型のすだれ状電極に
通して元信号に戻す周波数拡散通信方式、及びパルスと
周波数f0の積の疑似雑音信号を受信した後、この信号
を分散型信号とした後、分散型のすだれ状電極からなる
コンボルバに入力し復調により元信号を得る方法も本特
許に含まれる。
疑似雑音信号を復調する方式として、図3のように、弾
性表面波コンボルバのすだれ状電極として、分散型のす
だれ状電極を用いた復調器或はこの方式を用いたシステ
ムが実施例の4である。また、図3で分散型のすだれ状
電極変換器として、疑似雑音信号に応じて、アップ型或
はダウン型いずれの分散型すだれ状電極を用いる方式も
本特許に含まれる。また、分散型の疑似雑音の変調及び
復調に半導体デバイスを用いた分散型周波数拡散通信方
式或はこの方式を用いたシステムも本特許に含まれる。
また、分散型の疑似雑音信号をアンテナなどを通して送
信・受信し、通常のすだれ状電極を用いたコンボルバな
どを通して復調し、この信号を分散型のすだれ状電極に
通して元信号に戻す周波数拡散通信方式、及びパルスと
周波数f0の積の疑似雑音信号を受信した後、この信号
を分散型信号とした後、分散型のすだれ状電極からなる
コンボルバに入力し復調により元信号を得る方法も本特
許に含まれる。
【発明の効果】本発明の方法により、低いピークパワー
で一様なエネルギー密度に拡散された疑似雑音信号の送
受を行うことが出来るので、受信感度の高い、時間的に
拡散した疑似雑音信号であることから雑音に強い周波数
拡散通信が得られる。
で一様なエネルギー密度に拡散された疑似雑音信号の送
受を行うことが出来るので、受信感度の高い、時間的に
拡散した疑似雑音信号であることから雑音に強い周波数
拡散通信が得られる。
【図1】通常の高周波パルス信号から、分散型の高周波
パルス信号に交換された信号を示す図である。
パルス信号に交換された信号を示す図である。
【図2】分散型遅延線を用いた信号処理デバイス及びそ
の信号を示す図である。
の信号を示す図である。
【図3】分散型すだれ状電極を用いた弾性表面波コンボ
ルバの図である。
ルバの図である。
1…通常の高周波パルス、2…分散型高周波パルス、3
…分散型遅延線変換器、4…正規型すだれ状電極、5…
分散型すだれ状電極変換器、6…コンボルバの取り出し
電配 7…分散型すだれ状電極変換器、8…ダウン型の
分散疑似雑音信号、9…アップ型の分散型疑似雑音信
号。
…分散型遅延線変換器、4…正規型すだれ状電極、5…
分散型すだれ状電極変換器、6…コンボルバの取り出し
電配 7…分散型すだれ状電極変換器、8…ダウン型の
分散疑似雑音信号、9…アップ型の分散型疑似雑音信
号。
Claims (4)
- 【請求項1】周波数拡散通信方式などにおいて、データ
信号を変調する疑似雑音信号の変調方式として、周波数
に対して時間の異なる分散型の変調を行った信号を疑似
雑音信号とした分散型周波数拡散通信方式或はこの方式
を用いたシステム。 - 【請求項2】特許請求の範囲の請求項1において、分散
型の疑似雑音信号を得る変調方式として、分散型の弾性
表面波遅延線を用いる方式或はこの方式を用いたシステ
ム。 - 【請求項3】特許請求の範囲の請求項1及び請求項2に
おいて、分散型の疑似信号を復調する方式として、弾性
表面波コンボルバのすだれ状電極として、分散型のすだ
れ状電極を用いる復調器或はこの方式を用いたシステ
ム。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、分散型の
疑似雑音の変調及び復調に半導体デバイスを用いた分散
型周波数拡散通信方式或はこの方式を用いたシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040339A JPH07221672A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 分散型周波数拡散通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040339A JPH07221672A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 分散型周波数拡散通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221672A true JPH07221672A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12577881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6040339A Pending JPH07221672A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 分散型周波数拡散通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07221672A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6097713A (en) * | 1996-12-17 | 2000-08-01 | Nec Corporation | CDMA multi-code transmitter employing baseband signal time offset |
WO2004017320A1 (en) * | 2002-08-14 | 2004-02-26 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electronic device for processing data in a burst-wise manner. |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP6040339A patent/JPH07221672A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6097713A (en) * | 1996-12-17 | 2000-08-01 | Nec Corporation | CDMA multi-code transmitter employing baseband signal time offset |
WO2004017320A1 (en) * | 2002-08-14 | 2004-02-26 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electronic device for processing data in a burst-wise manner. |
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