JPH07221539A - ２重周波数空洞付スロットアンテナおよび同調方法 - Google Patents
２重周波数空洞付スロットアンテナおよび同調方法Info
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- JPH07221539A JPH07221539A JP6231999A JP23199994A JPH07221539A JP H07221539 A JPH07221539 A JP H07221539A JP 6231999 A JP6231999 A JP 6231999A JP 23199994 A JP23199994 A JP 23199994A JP H07221539 A JPH07221539 A JP H07221539A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/10—Resonant slot antennas
- H01Q13/18—Resonant slot antennas the slot being backed by, or formed in boundary wall of, a resonant cavity ; Open cavity antennas
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- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/10—Resonant slot antennas
- H01Q13/103—Resonant slot antennas with variable reactance for tuning the antenna
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q5/00—Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
- H01Q5/40—Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数調整が容易に行える２重周波数空洞付
スロットアンテナおよびアンテナ同調方法を提供する。 【構成】 アンテナ１は、アクセス可能な表面がある基
板５を有する層を含む複数の積み重ねられた層３，１
７，２７，３３を具備する。前記表面上には、連続スロ
ット、スロット内に配置されてスロットへ延在する第１
の導電性メタライゼーション９、スロットの外部に配置
された第２の導電性メタライゼーション１１、および一
方が第１のメタライゼーション９に関連し他方が第２の
メタライゼーション１１に関連する少くとも一対の周波
数調整装置が含まれている。この一対の装置は、各メタ
ライゼーションに一つづつの箔およびタブ、一対の箔、
もしくは一対の凹みである。
スロットアンテナおよびアンテナ同調方法を提供する。 【構成】 アンテナ１は、アクセス可能な表面がある基
板５を有する層を含む複数の積み重ねられた層３，１
７，２７，３３を具備する。前記表面上には、連続スロ
ット、スロット内に配置されてスロットへ延在する第１
の導電性メタライゼーション９、スロットの外部に配置
された第２の導電性メタライゼーション１１、および一
方が第１のメタライゼーション９に関連し他方が第２の
メタライゼーション１１に関連する少くとも一対の周波
数調整装置が含まれている。この一対の装置は、各メタ
ライゼーションに一つづつの箔およびタブ、一対の箔、
もしくは一対の凹みである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２重周波数空洞付スロ
ットアンテナ（ｄｕａｌ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｃａｖ
ｉｔｙ ｂａｃｋｅｄ ｓｌｏｔ ａｎｔｅｎｎａ）に
関し、特に、その一つのアクセス可能な表面で調整を行
うことにより両方の作動周波数における動作に対して正
確に同調することができるようなアンテナに関する。
ットアンテナ（ｄｕａｌ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｃａｖ
ｉｔｙ ｂａｃｋｅｄ ｓｌｏｔ ａｎｔｅｎｎａ）に
関し、特に、その一つのアクセス可能な表面で調整を行
うことにより両方の作動周波数における動作に対して正
確に同調することができるようなアンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】２重周波数空洞付スロットアンテナは、
２つの別々の周波数で作動する多層マイクロストリップ
アンテナである。このようなアンテナは、その所望する
周波数特性に従って幅および長さが選定されるエッジ周
りの開口を有する接地面（ｇｒｏｕｎｄ ｐｌａｎｅ）
上に載置される。第１の頂部共振マイクロストリップ層
が接地面の面内に揃えられており、その幅および長さは
接地面内の開口よりも小さい。フィードスルーによりマ
イクロストリップ素子が給電網に電気的に接続される。
底部および２つの側壁により形成される容器が、アンテ
ナを包囲している。第１の頂部共振マイクロストリップ
素子を底部接地面から分離しているのは、第１の頂部マ
イクロストリップ素子に平行に載置されるとともに給電
プローブに電気的に接続されている第２の共振マイクロ
ストリップ素子である。容器は接地面に電気的に接続さ
れている。放射スロットすなわち分離は、共振マイクロ
ストリップ素子および接地面の開口やエッジの寸法差で
ある。放射スロットは薄膜やマイクロ波吸収体で被覆す
ることができる。
２つの別々の周波数で作動する多層マイクロストリップ
アンテナである。このようなアンテナは、その所望する
周波数特性に従って幅および長さが選定されるエッジ周
りの開口を有する接地面（ｇｒｏｕｎｄ ｐｌａｎｅ）
上に載置される。第１の頂部共振マイクロストリップ層
が接地面の面内に揃えられており、その幅および長さは
接地面内の開口よりも小さい。フィードスルーによりマ
イクロストリップ素子が給電網に電気的に接続される。
底部および２つの側壁により形成される容器が、アンテ
ナを包囲している。第１の頂部共振マイクロストリップ
素子を底部接地面から分離しているのは、第１の頂部マ
イクロストリップ素子に平行に載置されるとともに給電
プローブに電気的に接続されている第２の共振マイクロ
ストリップ素子である。容器は接地面に電気的に接続さ
れている。放射スロットすなわち分離は、共振マイクロ
ストリップ素子および接地面の開口やエッジの寸法差で
ある。放射スロットは薄膜やマイクロ波吸収体で被覆す
ることができる。
【０００３】各周波数において、前記アンテナ回路のＱ
は非常に高く、狭い帯域幅が得られる。材料や製造工程
の変動により、共振周波数は所望の作動周波数からオフ
セットされることがある。頂部共振マイクロストリップ
回路は容易にアクセス可能でありかつその選定共振周波
数に組み立てられた後で同調させることができるため、
これは２つの共振周波数の一方にとっては問題とはなら
ない。しかしながら、第２の素子はアクセス可能ではな
いため、組立体の製造後に同調させることはできない。
したがって、組立体の製造完了後にアンテナの共振周波
数の一方もしくは両方にアンテナを微調整する能力に対
するニーズが存在することは明白である。
は非常に高く、狭い帯域幅が得られる。材料や製造工程
の変動により、共振周波数は所望の作動周波数からオフ
セットされることがある。頂部共振マイクロストリップ
回路は容易にアクセス可能でありかつその選定共振周波
数に組み立てられた後で同調させることができるため、
これは２つの共振周波数の一方にとっては問題とはなら
ない。しかしながら、第２の素子はアクセス可能ではな
いため、組立体の製造後に同調させることはできない。
したがって、組立体の製造完了後にアンテナの共振周波
数の一方もしくは両方にアンテナを微調整する能力に対
するニーズが存在することは明白である。
【０００４】２重周波数空洞付スロットアンテナの同調
に関連した従来技術は発行されていない。積重ねマイク
ロストリップパッチアンテナは知られており、一見した
ところでは２重周波数空洞付スロットアンテナに類似し
ているが、これらのアンテナは互いに著しく異なってい
る。積重ねパッチアンテナの場合には、上層上の金属化
領域はエッジまで延在しない。したがって、最初の回路
層上にスロットは形成されない。最初の回路層上のメタ
ライゼーションは第２の回路層上のものと同じになる。
導電性空洞はない。さらに、積重ねパッチアンテナは、
通常、その底辺をホスト表面と一致させてホスト内に載
置される。これにより、ホスト表面上に突起を有するア
ンテナが得られる。これに対して、空洞付２重周波数ス
ロットアンテナは、ホスト上面と同一平面のホスト内
に、それに対して正角でかつ導電性空洞に包囲されて載
置される。ホスト表面上には、突起はない。
に関連した従来技術は発行されていない。積重ねマイク
ロストリップパッチアンテナは知られており、一見した
ところでは２重周波数空洞付スロットアンテナに類似し
ているが、これらのアンテナは互いに著しく異なってい
る。積重ねパッチアンテナの場合には、上層上の金属化
領域はエッジまで延在しない。したがって、最初の回路
層上にスロットは形成されない。最初の回路層上のメタ
ライゼーションは第２の回路層上のものと同じになる。
導電性空洞はない。さらに、積重ねパッチアンテナは、
通常、その底辺をホスト表面と一致させてホスト内に載
置される。これにより、ホスト表面上に突起を有するア
ンテナが得られる。これに対して、空洞付２重周波数ス
ロットアンテナは、ホスト上面と同一平面のホスト内
に、それに対して正角でかつ導電性空洞に包囲されて載
置される。ホスト表面上には、突起はない。
【０００５】前記問題を解決するための試みで幾分成功
したのは、第１の回路層上の回路だけを簡単に調整する
ことによりアンテナの共振周波数（Ｌ１およびＬ２）の
両方を微調整することであった。これは、４レベルを含
む２重周波数空洞付スロットアンテナにより達成され
る。最頂レベルすなわち第１の回路層は、金属化面内に
非金属化連続スロットがある金属化上面を有する絶縁基
板を具備している。アンテナが作動する一方の共振周波
数Ｌ１は、主として、連続スロット内の金属化領域の寸
法によって決る。スロット外部のメタライゼーション
は、基板の上面の縁まで延在し、ホスト表面の接地面へ
延在する接地面を形成する。最頂レベルに隣接する第２
のレベルは、金属層が形成された絶縁基板からなり、パ
ッチとは異なり同調隔膜（ｔｕｎｉｎｇ ｓｅｐｔｕ
ｍ）として作用し、積重ねパッチアンテナの場合とは著
しく異なるサイズとされている。第２のレベルの背面
も、給電プローブアクセスを除いて完全に金属化されて
いる。第２のレベル上の金属層の寸法により、主とし
て、アンテナが作動する他方の周波数Ｌ２が決定され
る。第２のレベルは、スロットを有せず、基板の縁まで
延在しない。第３および第４の層は、ストリップライン
ハイブリッドであり、アンテナを円偏波モードで駆動す
る回路を提供する。これらの層は周波数同調に影響を及
ぼすことはない。アンテナ上に２つの給電点がある。一
方の給電点はアンテナをｘ方向に駆動し、他方の給電点
はｙ方向に駆動する。２つのモードは９０°ハイブリッ
ド結合されて円偏波を生じる。フィードスルーは各軸に
対して一つづつ最頂レベルまで延在している。アンテナ
がホスト内に載置されると、その上面は機械的にそれと
同一平面となりかつ電気的にそれと連続とされる。導電
性空洞により、アンテナは完全に密閉される。全てのメ
タライゼーションは導電性であり、通常は銅である。
したのは、第１の回路層上の回路だけを簡単に調整する
ことによりアンテナの共振周波数（Ｌ１およびＬ２）の
両方を微調整することであった。これは、４レベルを含
む２重周波数空洞付スロットアンテナにより達成され
る。最頂レベルすなわち第１の回路層は、金属化面内に
非金属化連続スロットがある金属化上面を有する絶縁基
板を具備している。アンテナが作動する一方の共振周波
数Ｌ１は、主として、連続スロット内の金属化領域の寸
法によって決る。スロット外部のメタライゼーション
は、基板の上面の縁まで延在し、ホスト表面の接地面へ
延在する接地面を形成する。最頂レベルに隣接する第２
のレベルは、金属層が形成された絶縁基板からなり、パ
ッチとは異なり同調隔膜（ｔｕｎｉｎｇ ｓｅｐｔｕ
ｍ）として作用し、積重ねパッチアンテナの場合とは著
しく異なるサイズとされている。第２のレベルの背面
も、給電プローブアクセスを除いて完全に金属化されて
いる。第２のレベル上の金属層の寸法により、主とし
て、アンテナが作動する他方の周波数Ｌ２が決定され
る。第２のレベルは、スロットを有せず、基板の縁まで
延在しない。第３および第４の層は、ストリップライン
ハイブリッドであり、アンテナを円偏波モードで駆動す
る回路を提供する。これらの層は周波数同調に影響を及
ぼすことはない。アンテナ上に２つの給電点がある。一
方の給電点はアンテナをｘ方向に駆動し、他方の給電点
はｙ方向に駆動する。２つのモードは９０°ハイブリッ
ド結合されて円偏波を生じる。フィードスルーは各軸に
対して一つづつ最頂レベルまで延在している。アンテナ
がホスト内に載置されると、その上面は機械的にそれと
同一平面となりかつ電気的にそれと連続とされる。導電
性空洞により、アンテナは完全に密閉される。全てのメ
タライゼーションは導電性であり、通常は銅である。
【０００６】同調調整は、スロット内の金属化領域およ
びスロット外部の金属化領域の両方の面積を変更するこ
とにより、最頂レベルすなわち第１の回路層上で行われ
る。これは、スロット内の金属化領域およびスロット外
部の金属化領域の両方の上にタブを設け、次に各タブか
ら金属を取り去るすなわちトリミングすることにより、
達成される。スロット内の金属化領域上のタブはスロッ
ト外部の金属化領域に向って延在しており、スロット外
部の金属化領域上のタブはスロット内の金属化領域に向
って延在している。スロットの各辺から反対方向に延在
する２つの隣接タブでは、非対称設計の位相誤差によ
り、所望する結果が得られない。したがって、設計の対
称性が重要である。スロット内の金属化領域もしくはス
ロット外部の金属化領域の一方もしくは両方から２つ以
上のタブが延在することもある。任意の領域に複数のタ
ブがある場合には、必ずしもそうである必要はないが好
ましくは、それらは互いに対称的に配置される。いづれ
かもしくは両方の領域から複数のタブが与えられる場合
には、必ずしもそうである必要はないが好ましくは、タ
ブ寸法のトリミングは対称ベースで行われる。好ましく
は、タブ辺は間隔がとられているかもしくは辺に沿った
スロットがあり、タブの除去量を求め易くする。最頂レ
ベルが矩形でありかつスロット内のメタライゼーション
も矩形である場合、ｘおよびｙ軸によりスロット内のメ
タライゼーションに４つの等寸法部分が与えられると、
一方のフィードスルーはｘ軸に沿って配置され、他方の
フィードスルーはｙ軸に沿って配置され、両者はｘおよ
びｙ軸の交点から等間隔とされる。
びスロット外部の金属化領域の両方の面積を変更するこ
とにより、最頂レベルすなわち第１の回路層上で行われ
る。これは、スロット内の金属化領域およびスロット外
部の金属化領域の両方の上にタブを設け、次に各タブか
ら金属を取り去るすなわちトリミングすることにより、
達成される。スロット内の金属化領域上のタブはスロッ
ト外部の金属化領域に向って延在しており、スロット外
部の金属化領域上のタブはスロット内の金属化領域に向
って延在している。スロットの各辺から反対方向に延在
する２つの隣接タブでは、非対称設計の位相誤差によ
り、所望する結果が得られない。したがって、設計の対
称性が重要である。スロット内の金属化領域もしくはス
ロット外部の金属化領域の一方もしくは両方から２つ以
上のタブが延在することもある。任意の領域に複数のタ
ブがある場合には、必ずしもそうである必要はないが好
ましくは、それらは互いに対称的に配置される。いづれ
かもしくは両方の領域から複数のタブが与えられる場合
には、必ずしもそうである必要はないが好ましくは、タ
ブ寸法のトリミングは対称ベースで行われる。好ましく
は、タブ辺は間隔がとられているかもしくは辺に沿った
スロットがあり、タブの除去量を求め易くする。最頂レ
ベルが矩形でありかつスロット内のメタライゼーション
も矩形である場合、ｘおよびｙ軸によりスロット内のメ
タライゼーションに４つの等寸法部分が与えられると、
一方のフィードスルーはｘ軸に沿って配置され、他方の
フィードスルーはｙ軸に沿って配置され、両者はｘおよ
びｙ軸の交点から等間隔とされる。
【０００７】動作について、２重周波数空洞付スロット
アンテナの４レベルは一緒に組み立てられ、アンテナを
試験してその共振周波数が求められ、頂部レベルのメタ
ライゼーションおよびスロットの寸法と第２レベルのメ
タライゼーションの寸法を調整してアンテナに所望する
２重共振周波数が与えられる。第１の回路および第２の
回路は、所望する周波数からオフセットされた共振周波
数を発生するような初期サイズとされる。次に、タブの
一部を除去することによりその寸法が調整されて、所望
する同調が行われる。
アンテナの４レベルは一緒に組み立てられ、アンテナを
試験してその共振周波数が求められ、頂部レベルのメタ
ライゼーションおよびスロットの寸法と第２レベルのメ
タライゼーションの寸法を調整してアンテナに所望する
２重共振周波数が与えられる。第１の回路および第２の
回路は、所望する周波数からオフセットされた共振周波
数を発生するような初期サイズとされる。次に、タブの
一部を除去することによりその寸法が調整されて、所望
する同調が行われる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記例では、タブメタ
ライゼーションが除去できるのは周波数調整のためだけ
であり、したがってアンテナ素子の周波数はタブの長さ
についてしか調整できないという問題点がある。
ライゼーションが除去できるのは周波数調整のためだけ
であり、したがってアンテナ素子の周波数はタブの長さ
についてしか調整できないという問題点がある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明により、上記例に
おける一方もしくは両方のタブが、接地面およびアンテ
ナ素子を具備する一表面上の一方もしくは両方のメタラ
イゼーションにおける凹みであるスロットにより置換さ
れる。これらのスロットはメタライゼーションを除去す
ることにより拡大することができ、またスロットの一部
に導電箔をはんだ付け等で固定することによりサイズを
縮小することができる。導電箔はトリミングすることが
でき、好ましくは銅とされる。周波数変化は、主とし
て、スロットの軸に垂直な方向におけるスロットのサイ
ズの変化（メタライゼーションの除去）により生じ、こ
れは表面上の他のメタライゼーションから離れる方向で
ある。接地面およびアンテナ素子メタライゼーション内
の対向するスロットよ、一般的に、同軸であり矩形状で
ある。
おける一方もしくは両方のタブが、接地面およびアンテ
ナ素子を具備する一表面上の一方もしくは両方のメタラ
イゼーションにおける凹みであるスロットにより置換さ
れる。これらのスロットはメタライゼーションを除去す
ることにより拡大することができ、またスロットの一部
に導電箔をはんだ付け等で固定することによりサイズを
縮小することができる。導電箔はトリミングすることが
でき、好ましくは銅とされる。周波数変化は、主とし
て、スロットの軸に垂直な方向におけるスロットのサイ
ズの変化（メタライゼーションの除去）により生じ、こ
れは表面上の他のメタライゼーションから離れる方向で
ある。接地面およびアンテナ素子メタライゼーション内
の対向するスロットよ、一般的に、同軸であり矩形状で
ある。
【００１０】
【実施例】空洞付き２重周波数スロットアンテナ１の分
解図を図１に示す。アンテナ１は４レベルを含み、代表
的にはＴＭＭ−１０である電気的絶縁材の基板５を含む
頂部レベル３は、およそ１０の比誘電率を有している。
レベル３の頂面には、スロット内メタライゼーション９
およびスロット外部メタライゼーション１１を有する放
射スロット７が含まれている。メタライゼーション９は
第１の所定の共振周波数を与えるような寸法とされ、メ
タライゼーション１１は接地面を提供し基板５の縁まで
延びている。（図示せぬ）フィードスルーは端子１３お
よび端子１５で終端する。第２のレベル１７は、典型的
にはＴＭＭ−１０である、比誘電率がおよそ１０の電気
的絶縁材の基板１９を含んでおり、その中央領域におけ
るメタライゼーション２１部分は基板の縁までは延在せ
ず、またその背面にも（図示せぬ）メタライゼーション
がある。給電プローブ（図示せぬ）のための一対の開口
２３，２５が、メタライゼーション２１および背面のメ
タライゼーション内に設けられている。第３の層２７
は、代表的にはＴＭＭ−３である、比誘電率がおよそ３
と低いストリップラインハイブリッド基板であり、（図
示せぬ）フィードスルーのための開口２９，３１が貫通
しており、また第４の層３３は第３の層に類似してい
る。コネクタ３５により、フィードスルーはアンテナ１
に接続される。層２７および層３３は標準ストリップラ
インマイクロ波回路である。標準ストリップラインマイ
クロ波回路は、前記出願に記載されているように、２つ
の給電プローブを介してアンテナを円偏波駆動する９０
°ハイブリッドを形成する。
解図を図１に示す。アンテナ１は４レベルを含み、代表
的にはＴＭＭ−１０である電気的絶縁材の基板５を含む
頂部レベル３は、およそ１０の比誘電率を有している。
レベル３の頂面には、スロット内メタライゼーション９
およびスロット外部メタライゼーション１１を有する放
射スロット７が含まれている。メタライゼーション９は
第１の所定の共振周波数を与えるような寸法とされ、メ
タライゼーション１１は接地面を提供し基板５の縁まで
延びている。（図示せぬ）フィードスルーは端子１３お
よび端子１５で終端する。第２のレベル１７は、典型的
にはＴＭＭ−１０である、比誘電率がおよそ１０の電気
的絶縁材の基板１９を含んでおり、その中央領域におけ
るメタライゼーション２１部分は基板の縁までは延在せ
ず、またその背面にも（図示せぬ）メタライゼーション
がある。給電プローブ（図示せぬ）のための一対の開口
２３，２５が、メタライゼーション２１および背面のメ
タライゼーション内に設けられている。第３の層２７
は、代表的にはＴＭＭ−３である、比誘電率がおよそ３
と低いストリップラインハイブリッド基板であり、（図
示せぬ）フィードスルーのための開口２９，３１が貫通
しており、また第４の層３３は第３の層に類似してい
る。コネクタ３５により、フィードスルーはアンテナ１
に接続される。層２７および層３３は標準ストリップラ
インマイクロ波回路である。標準ストリップラインマイ
クロ波回路は、前記出願に記載されているように、２つ
の給電プローブを介してアンテナを円偏波駆動する９０
°ハイブリッドを形成する。
【００１１】次に、図２を参照して、導電テープその他
の手段によりメタライゼーション１１に電気的に接続さ
れて接地面の一部を提供する導電材の空洞４１内に、ア
ンテナ１が配置される。アンテナ１は空洞４１内に保持
される。アンテナ１は航空機の翼等のホスト４３内に配
置され、回路１の層３の最頂面がホスト表面と正角とな
るように配置される。
の手段によりメタライゼーション１１に電気的に接続さ
れて接地面の一部を提供する導電材の空洞４１内に、ア
ンテナ１が配置される。アンテナ１は空洞４１内に保持
される。アンテナ１は航空機の翼等のホスト４３内に配
置され、回路１の層３の最頂面がホスト表面と正角とな
るように配置される。
【００１２】次に、第１の実施例に従った発明の特徴を
有する図１のアンテナの回路１の層を図３および図４に
示す。（メタライゼーション９に対応する）スロット内
メタライゼーション５５および（メタライゼーション１
１に対応する）スロット外部メタライゼーション５７を
有する（スロット７に対応する）スロット５３が、上面
５１に含まれている。メタライゼーション５５は、図４
に示す外向きに延びるタブ６１を有し、メタライゼーシ
ョン５７は、図４に示すタブ６１が延在する凹み領域５
８を有している。
有する図１のアンテナの回路１の層を図３および図４に
示す。（メタライゼーション９に対応する）スロット内
メタライゼーション５５および（メタライゼーション１
１に対応する）スロット外部メタライゼーション５７を
有する（スロット７に対応する）スロット５３が、上面
５１に含まれている。メタライゼーション５５は、図４
に示す外向きに延びるタブ６１を有し、メタライゼーシ
ョン５７は、図４に示すタブ６１が延在する凹み領域５
８を有している。
【００１３】本実施例では、その間にスロット５３のあ
る同じメタライゼーション５５，５７が設けられてい
る。タブ６１は、後記する理由により、短縮されてい
る。メタライゼーション５７は、各凹み領域を横切るメ
タライゼーション５７に導電箔６３を固着することによ
り、凹み領域５８内で長くされている。箔６３は、前記
従来技術に従ってタブが配置される面積を付加するよう
な寸法とすることができる。また、一度配置された箔
は、前記従来技術のタブのように、トリミングを行って
面積を減少することができる。このようにして、前記従
来技術におけるタブ量および本発明における凹みの有効
寸法は、（１）．利用される導電箔の初期ディメンジョ
ニングおよび／もしくは（２）．接触するメタライゼー
ションに対する導電箔の位置決めおよび／もしくは
（３）．メタライゼーションに固着した後で導電箔をト
リミングしてメタライゼーションと導電箔との組合せに
凹みを形成することにより、アンテナ構造の表面におい
て容易に増減することができる。タブ６１の縁からメタ
ライゼーション５５までの距離“ｆ”により共振周波数
Ｌ１が決定され、箔６３の縁からスロット５３までの距
離“ｄ”により共振周波数Ｌ２が決定される。距離
“ｄ”は、タブ６１の位置の影響を受けない。
る同じメタライゼーション５５，５７が設けられてい
る。タブ６１は、後記する理由により、短縮されてい
る。メタライゼーション５７は、各凹み領域を横切るメ
タライゼーション５７に導電箔６３を固着することによ
り、凹み領域５８内で長くされている。箔６３は、前記
従来技術に従ってタブが配置される面積を付加するよう
な寸法とすることができる。また、一度配置された箔
は、前記従来技術のタブのように、トリミングを行って
面積を減少することができる。このようにして、前記従
来技術におけるタブ量および本発明における凹みの有効
寸法は、（１）．利用される導電箔の初期ディメンジョ
ニングおよび／もしくは（２）．接触するメタライゼー
ションに対する導電箔の位置決めおよび／もしくは
（３）．メタライゼーションに固着した後で導電箔をト
リミングしてメタライゼーションと導電箔との組合せに
凹みを形成することにより、アンテナ構造の表面におい
て容易に増減することができる。タブ６１の縁からメタ
ライゼーション５５までの距離“ｆ”により共振周波数
Ｌ１が決定され、箔６３の縁からスロット５３までの距
離“ｄ”により共振周波数Ｌ２が決定される。距離
“ｄ”は、タブ６１の位置の影響を受けない。
【００１４】アンテナを試験して、その２つの共振周波
数が決定される。共振周波数が故意に低く同調される場
合には、所望によりタブ６１を短縮しかつ所望によりタ
ブ５９を短縮することにより、アンテナが同調される。
タブ５９および／もしくはタブ６１の一方を長くしなけ
ればならない場合には、箔６３等の導電箔は、長くすべ
きタブに固着され、次に所望する寸法に短縮される。
数が決定される。共振周波数が故意に低く同調される場
合には、所望によりタブ６１を短縮しかつ所望によりタ
ブ５９を短縮することにより、アンテナが同調される。
タブ５９および／もしくはタブ６１の一方を長くしなけ
ればならない場合には、箔６３等の導電箔は、長くすべ
きタブに固着され、次に所望する寸法に短縮される。
【００１５】タブ６１の短縮によりアンテナの２つの共
振周波数Ｌ１，Ｌ２が増大し、タブ５９の短縮により共
振周波数Ｌ１は実質的に不変で共振周波数Ｌ２が減少
し、タブ５９の延長により共振周波数Ｌ１は実質的に不
変で共振周波数Ｌ２が増大する。
振周波数Ｌ１，Ｌ２が増大し、タブ５９の短縮により共
振周波数Ｌ１は実質的に不変で共振周波数Ｌ２が減少
し、タブ５９の延長により共振周波数Ｌ１は実質的に不
変で共振周波数Ｌ２が増大する。
【００１６】本発明の第２の実施例を図５に示す。本実
施例では、図４の導電箔６３はタブ６５に置換されてお
り、図４のタブ６１は導電箔６７に置換されている。前
記したように、導電箔６７はタブ６１に起因する機能を
実施する。導電箔６３に対する前記検討は、導電箔６７
にも適用される。
施例では、図４の導電箔６３はタブ６５に置換されてお
り、図４のタブ６１は導電箔６７に置換されている。前
記したように、導電箔６７はタブ６１に起因する機能を
実施する。導電箔６３に対する前記検討は、導電箔６７
にも適用される。
【００１７】本発明の第３の実施例を図６に示す。本実
施例では、図４の導電箔６３は残され、タブ６１は、図
５と同様に、導電箔６７に置換されている。本実施例は
図４および図５の組合せであることを御理解願いたい。
施例では、図４の導電箔６３は残され、タブ６１は、図
５と同様に、導電箔６７に置換されている。本実施例は
図４および図５の組合せであることを御理解願いたい。
【００１８】タブの長さおよび／もしくは導電箔寸法の
変化に対するアンテナ共振周波数の変化を示すグラフを
図７に示す。図４の導電箔６３のトリミングにより共振
周波数Ｌ１を本質的に変えずに共振周波数Ｌ２が間断な
く低下されるが、タブ６１等の外向きタブのトリミング
により両方の共振周波数Ｌ１，Ｌ２が間断なく増大する
ことを御理解願いたい。したがって、タブ５９，６５お
よび／もしくは箔６３，６７の寸法をトリミング（もし
くは拡大）することにより、共振周波数Ｌ１，Ｌ２のい
づれかもしくは両方を調整することができる。
変化に対するアンテナ共振周波数の変化を示すグラフを
図７に示す。図４の導電箔６３のトリミングにより共振
周波数Ｌ１を本質的に変えずに共振周波数Ｌ２が間断な
く低下されるが、タブ６１等の外向きタブのトリミング
により両方の共振周波数Ｌ１，Ｌ２が間断なく増大する
ことを御理解願いたい。したがって、タブ５９，６５お
よび／もしくは箔６３，６７の寸法をトリミング（もし
くは拡大）することにより、共振周波数Ｌ１，Ｌ２のい
づれかもしくは両方を調整することができる。
【００１９】本発明の第４の実施例を図８に示す。本実
施例では、図４〜図６に示したようなタブおよび導電箔
は、凹み７１，７３により置換されている。共振周波数
Ｌ１，Ｌ２は凹み７１，７３の寸法により決定される。
これらの共振周波数は、凹みに対してメタライゼーショ
ンを除去および／もしくは付加することにより変えるこ
とができる。図４〜図６に関して説明したように、本実
施例に箔を使用することができる。しかしながら、この
場合には、あるメタライゼーションがうっかり除去され
るエラーの場合にしか箔を使用することはできず、うっ
かり除去されてしまったメタライゼーションは箔により
置換される。
施例では、図４〜図６に示したようなタブおよび導電箔
は、凹み７１，７３により置換されている。共振周波数
Ｌ１，Ｌ２は凹み７１，７３の寸法により決定される。
これらの共振周波数は、凹みに対してメタライゼーショ
ンを除去および／もしくは付加することにより変えるこ
とができる。図４〜図６に関して説明したように、本実
施例に箔を使用することができる。しかしながら、この
場合には、あるメタライゼーションがうっかり除去され
るエラーの場合にしか箔を使用することはできず、うっ
かり除去されてしまったメタライゼーションは箔により
置換される。
【００２０】特定の実施例について本発明を説明してき
たが、当業者ならばさまざまな変更や修正が自明である
と思われる。したがって、特許請求の範囲は、従来技術
の観点から出来るだけ広く解釈され、このような変更や
修正を全て含むものとする。
たが、当業者ならばさまざまな変更や修正が自明である
と思われる。したがって、特許請求の範囲は、従来技術
の観点から出来るだけ広く解釈され、このような変更や
修正を全て含むものとする。
【００２１】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 （１）．２重周波数空洞付スロットアンテナであって、
該アンテナはアクセス可能な表面がある基板を有する層
を含む複数の積み重ねられた層を具備し、前記表面上に
は、 （ｉ）．連続スロットと、 （ｉｉ）．前記スロット内に配置され前記スロットえ延
在する第１の導電性メタライゼーションと、 （ｉｉｉ）．前記スロットの外部に配置された第２の導
電性メタライゼーションと、 （ｉｖ）．少くとも一対の軸方向に一致された周波数調
整手段であって、（イ）．前記第１および第２の導電性
メタライゼーションの少くとも一方における凹み、およ
び、（ロ）．前記各凹み上に配置されたトリミング可能
な導電層、を備えた周波数調整手段と、が含まれてい
る、２重周波数空洞付スロットアンテナ。
る。 （１）．２重周波数空洞付スロットアンテナであって、
該アンテナはアクセス可能な表面がある基板を有する層
を含む複数の積み重ねられた層を具備し、前記表面上に
は、 （ｉ）．連続スロットと、 （ｉｉ）．前記スロット内に配置され前記スロットえ延
在する第１の導電性メタライゼーションと、 （ｉｉｉ）．前記スロットの外部に配置された第２の導
電性メタライゼーションと、 （ｉｖ）．少くとも一対の軸方向に一致された周波数調
整手段であって、（イ）．前記第１および第２の導電性
メタライゼーションの少くとも一方における凹み、およ
び、（ロ）．前記各凹み上に配置されたトリミング可能
な導電層、を備えた周波数調整手段と、が含まれてい
る、２重周波数空洞付スロットアンテナ。
【００２２】（２）．第１項記載のアンテナであつて、
さらに前記第１および第２の導電性メタライゼーション
の各々に凹みを含んでいるアンテナ。 （３）．第１項記載のアンテナであって、前記凹みは前
記第１および第２の導電性メタライゼーションの一方に
あり、前記第１および第２の導電性メタライゼーション
の他方の周波数調整手段は導電性タブである、アンテ
ナ。 （４）．第３項記載のアンテナであって、前記凹みは前
記第１のメタライゼーション内に配置され、前記タブは
前記第２のメタライゼーション内に配置されて前記第２
のメタライゼーションに向って外向きに延在する、アン
テナ。
さらに前記第１および第２の導電性メタライゼーション
の各々に凹みを含んでいるアンテナ。 （３）．第１項記載のアンテナであって、前記凹みは前
記第１および第２の導電性メタライゼーションの一方に
あり、前記第１および第２の導電性メタライゼーション
の他方の周波数調整手段は導電性タブである、アンテ
ナ。 （４）．第３項記載のアンテナであって、前記凹みは前
記第１のメタライゼーション内に配置され、前記タブは
前記第２のメタライゼーション内に配置されて前記第２
のメタライゼーションに向って外向きに延在する、アン
テナ。
【００２３】（５）．第３項記載のアンテナであって、
前記凹みは前記第２のメタライゼーション内に配置さ
れ、前記タブは前記第１のメタライゼーション内に配置
されて前記第１のメタライゼーションに向って内向きに
延在する、アンテナ。 （６）．第１項記載のアンテナであって、前記トリミン
グ可能な導電層は金属箔である、アンテナ。 （７）．第２項記載のアンテナであって、前記トリミン
グ可能な導電層は金層箔である、アンテナ。
前記凹みは前記第２のメタライゼーション内に配置さ
れ、前記タブは前記第１のメタライゼーション内に配置
されて前記第１のメタライゼーションに向って内向きに
延在する、アンテナ。 （６）．第１項記載のアンテナであって、前記トリミン
グ可能な導電層は金属箔である、アンテナ。 （７）．第２項記載のアンテナであって、前記トリミン
グ可能な導電層は金層箔である、アンテナ。
【００２４】（８）．第３項記載のアンテナであって、
前記トリミング可能な導電層は金属箔である、アンテ
ナ。 （９）．第４項記載のアンテナであって、前記トリミン
グ可能な導電層は金属箔である、アンテナ。 （１０）．第５項記載のアンテナであって、前記トリミ
ング可能な導電層が金属箔である、アンテナ。
前記トリミング可能な導電層は金属箔である、アンテ
ナ。 （９）．第４項記載のアンテナであって、前記トリミン
グ可能な導電層は金属箔である、アンテナ。 （１０）．第５項記載のアンテナであって、前記トリミ
ング可能な導電層が金属箔である、アンテナ。
【００２５】（１１）．２重周波数空洞付スロットアン
テナであって、該アンテナはアクセス可能な表面がある
基板を有する層を含む複数の積み重ねられた層を具備
し、前記表面上には、（ｉ）．連続スロットと、（ｉ
ｉ）．前記スロット内に配置され前記スロットへ延在す
る第１の導電性メタライゼーションと、（ｉｉｉ）．前
記スロットの外部に配置された第２の導電性メタライゼ
ーションと、（ｉｖ）．前記第１および第２の導電性メ
タライゼーションの各々における凹みからなる少くとも
一対の軸方向に一致された周波数調整手段と、が含まれ
ている、アンテナ。
テナであって、該アンテナはアクセス可能な表面がある
基板を有する層を含む複数の積み重ねられた層を具備
し、前記表面上には、（ｉ）．連続スロットと、（ｉ
ｉ）．前記スロット内に配置され前記スロットへ延在す
る第１の導電性メタライゼーションと、（ｉｉｉ）．前
記スロットの外部に配置された第２の導電性メタライゼ
ーションと、（ｉｖ）．前記第１および第２の導電性メ
タライゼーションの各々における凹みからなる少くとも
一対の軸方向に一致された周波数調整手段と、が含まれ
ている、アンテナ。
【００２６】（１２）．第１項記載のアンテナであっ
て、前記凹みが矩形状である、アンテナ。
て、前記凹みが矩形状である、アンテナ。
【００２７】（１３）．２重周波数空洞付スロットアン
テナの同調方法であって、該方法はアクセス可能な表面
がある基板を有する層を含む複数の積み重ねられた層を
設けるステップからなり、前記表面上には、（ｉ）．連
続スロットと、（ｉｉ）．前記スロット内に配置され前
記スロットへ延在する第１の導電メタライゼーション
と、（ｉｉｉ）．前記スロットの外部に配置された第２
の導電性メタライゼーションと、（ｉｖ）．前記第１お
よび第２の導電性メタライゼーションの各々における凹
みからなる、少くとも１対の、軸方向に一致された周波
数調整手段と、（ｖ）．前記凹みの少くとも一方の寸法
を調整して前記アンテナの周波数を調整する手段と、が
含まれている、同調方法。
テナの同調方法であって、該方法はアクセス可能な表面
がある基板を有する層を含む複数の積み重ねられた層を
設けるステップからなり、前記表面上には、（ｉ）．連
続スロットと、（ｉｉ）．前記スロット内に配置され前
記スロットへ延在する第１の導電メタライゼーション
と、（ｉｉｉ）．前記スロットの外部に配置された第２
の導電性メタライゼーションと、（ｉｖ）．前記第１お
よび第２の導電性メタライゼーションの各々における凹
みからなる、少くとも１対の、軸方向に一致された周波
数調整手段と、（ｖ）．前記凹みの少くとも一方の寸法
を調整して前記アンテナの周波数を調整する手段と、が
含まれている、同調方法。
【００２８】（１４）．第１３項記載の方法であって、
前記凹みが矩形状である、同調方法。
前記凹みが矩形状である、同調方法。
【００２９】（１５）．２重周波数空洞付スロットアン
テナの同調方法であって、該方法はアクセス可能な表面
がある層を含む複数の積み重ねられた層を設けるステッ
プからなり、前記表面上には、 （ｉ）．連続スロットと、 （ｉｉ）．前記スロット内に配置され前記スロットへ延
在する第１の導電性メタライゼーションと、 （ｉｉｉ）．前記スロットの外部に配置された第２の導
電性メタライゼーションと、 （ｉｖ）．少くとも一対の、軸方向に一致された周波数
調整手段であって、（イ）．前記第１および第２の導電
性メタライゼーションの少くとも一方にある凹みと、
（ロ）．前記各凹み上に配置されたトリミング可能な導
電層と、を備えた前記周波数調整手段と、が含まれてお
り、さらに、前記各トリミング可能な導電層をトリミン
グするステップ、からなる、同調方法。
テナの同調方法であって、該方法はアクセス可能な表面
がある層を含む複数の積み重ねられた層を設けるステッ
プからなり、前記表面上には、 （ｉ）．連続スロットと、 （ｉｉ）．前記スロット内に配置され前記スロットへ延
在する第１の導電性メタライゼーションと、 （ｉｉｉ）．前記スロットの外部に配置された第２の導
電性メタライゼーションと、 （ｉｖ）．少くとも一対の、軸方向に一致された周波数
調整手段であって、（イ）．前記第１および第２の導電
性メタライゼーションの少くとも一方にある凹みと、
（ロ）．前記各凹み上に配置されたトリミング可能な導
電層と、を備えた前記周波数調整手段と、が含まれてお
り、さらに、前記各トリミング可能な導電層をトリミン
グするステップ、からなる、同調方法。
【００３０】（１６）．第１５項記載の方法であって、
前記アンテナは前記第１および第２の導電性メタライゼ
ーションの各々に凹みを含んでいる、同調方法。 （１７）．第１５項記載の方法であって、前記凹みは前
記第１および第２の導電性メタライゼーションの一方に
あり、前記第１および第２の導電性メタライゼーション
の他方の周波数調整手段は導電性タブである、同調方
法。 （１８）．第１７項記載の方法であって、さらに前記タ
ブをトリミングするステップを含む、同調方法。
前記アンテナは前記第１および第２の導電性メタライゼ
ーションの各々に凹みを含んでいる、同調方法。 （１７）．第１５項記載の方法であって、前記凹みは前
記第１および第２の導電性メタライゼーションの一方に
あり、前記第１および第２の導電性メタライゼーション
の他方の周波数調整手段は導電性タブである、同調方
法。 （１８）．第１７項記載の方法であって、さらに前記タ
ブをトリミングするステップを含む、同調方法。
【００３１】（１９）．第１５項記載の方法であって、
前記凹みは前記第１のメタライゼーション内に配置さ
れ、前記タブは前記第２のメタライゼーション内に配置
されて前記第２のメタライゼーションに向って外向きに
延在する、同調方法。 （２０）．第１９項記載の方法であって、さらに前記タ
ブをトリミングするステップを含む、同調方法。 （２１）．第１５項記載の方法であって、前記凹みは前
記第２のメタライゼーション内に配置され、前記タブは
前記第１のメタライゼーションに配置されて前記第１の
メタライゼーションに向って内向きに延在する、同調方
法。 （２２）．第２１項記載の方法であって、さらに前記タ
ブをトリミングするステップを含む、同調方法。
前記凹みは前記第１のメタライゼーション内に配置さ
れ、前記タブは前記第２のメタライゼーション内に配置
されて前記第２のメタライゼーションに向って外向きに
延在する、同調方法。 （２０）．第１９項記載の方法であって、さらに前記タ
ブをトリミングするステップを含む、同調方法。 （２１）．第１５項記載の方法であって、前記凹みは前
記第２のメタライゼーション内に配置され、前記タブは
前記第１のメタライゼーションに配置されて前記第１の
メタライゼーションに向って内向きに延在する、同調方
法。 （２２）．第２１項記載の方法であって、さらに前記タ
ブをトリミングするステップを含む、同調方法。
【００３２】（２３）．２重周波数空洞付スロットアン
テナおよびアンテナ同調方法であって、アンテナは、ア
クセス可能な表面がある基板を有する層を含む複数の積
み重ねられた層を具備し、前記表面上には、連続スロッ
ト、スロット内に配置されてスロットへ延在する第１の
導電性メタライゼーション、スロットの外部に配置され
た第２の導電性メタライゼーション、および一方が第１
のメタライゼーションに関連し他方が第２のメタライゼ
ーションに関連する少くとも一対の周波数調整装置が含
まれている。この一対の装置は、各メタライゼーション
に一つづつの箔およびタブ、一対の箔、もしくは一対の
凹みである。
テナおよびアンテナ同調方法であって、アンテナは、ア
クセス可能な表面がある基板を有する層を含む複数の積
み重ねられた層を具備し、前記表面上には、連続スロッ
ト、スロット内に配置されてスロットへ延在する第１の
導電性メタライゼーション、スロットの外部に配置され
た第２の導電性メタライゼーション、および一方が第１
のメタライゼーションに関連し他方が第２のメタライゼ
ーションに関連する少くとも一対の周波数調整装置が含
まれている。この一対の装置は、各メタライゼーション
に一つづつの箔およびタブ、一対の箔、もしくは一対の
凹みである。
【図１】 タブを形成する前の２重周波数空洞付スロッ
トアンテナの分解図である。
トアンテナの分解図である。
【図２】 組み立てられてホスト表面上に載置された図
１のアンテナの斜視図である。
１のアンテナの斜視図である。
【図３】 本発明によるアンテナの最頂面の平面図であ
る。
る。
【図４】 図３の箔収容領域の一つの拡大図である。
【図５】 図３の箔収容領域の一つの第２の実施例の平
面図である。
面図である。
【図６】 図３の箔収容領域の一つの第３の実施例の平
面図である。
面図である。
【図７】 内向きもしくは外向きに延在するタブおよび
／もしくは箔の寸法調整による２重周波数空洞付スロッ
トアンテナの応答周波数の代表的な変化を示すグラフで
ある。
／もしくは箔の寸法調整による２重周波数空洞付スロッ
トアンテナの応答周波数の代表的な変化を示すグラフで
ある。
【図８】 本発明による第４の実施例の平面図である。
１ 空洞付き２重周波数スロットアンテナ ３ 頂部レベル ５ 基板 ７ 放射スロット ９ スロット内メタライゼーション １１ スロット外部メタライゼーション １３ 端子 １５ 端子 １７ 第２のレベル １９ 基板 ２１ メタライゼーション ２３ 開口 ２５ 開口 ２７ 第３の層 ２９ 開口 ３１ 開口 ３３ 第４の層 ３５ コネクタ ４１ 空洞 ４３ ホスト ５１ 上面 ５３ スロット ５５ メタライゼーション ５７ スロット外部メタライゼーション ５８ 凹み領域 ５９ タブ ６１ タブ ６３ 箔 ６５ タブ ６７ 導電箔 ７１ 凹み ７３ 凹み
Claims (2)
- 【請求項１】 ２重周波数空洞付スロットアンテナであ
って、該アンテナは、アクセス可能な表面がある基板を
有する層を含む複数の積み重ねられた層を具備し、前記
表面上には、 （ｉ） 連続スロットと、 （ｉｉ） 前記スロット内に配置され前記スロットへ延
在する第１の導電性メタライゼーションと、 （ｉｉｉ） 前記スロットの外部に配置された第２の導
電性メタライゼーションと、 （ｉｖ） 少くとも１対の、軸方向に一致された周波数
調整手段であって、（イ） 前記第１および第２の導電
性メタライゼーションの少くとも一方における凹み、お
よび、（ロ） 前記各凹み上に配置されたトリミング可
能な導電層、を備えた周波数調整手段と、が含まれてい
る、２重周波数空洞付スロットアンテナ。 - 【請求項２】 ２重周波数空洞付スロットアンテナの同
調方法であって、該方法は、 アクセス可能な表面がある基板を有する層を含む複数の
積み重ねられた層を設けるステップからなり、前記表面
上には、 （ｉ） 連続スロットと、 （ｉｉ） 前記スロット内に配置され前記スロットへ延
在する第１の導電性メタライゼーションと、 （ｉｉｉ） 前記スロットの外部に配置された第２の導
電性メタライゼーションと、 （ｉｖ） 前記第１および第２の導電性メタライゼーシ
ョンの各々における凹みからなる、少くとも一対の、軸
方向に一致された周波数調整手段と、 （ｖ） 前記凹みの少くとも一方の寸法を調整して前記
アンテナの周波数を調整する手段と、 が含まれている、２重周波数空洞付スロットアンテナの
同調方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US10980293A | 1993-08-20 | 1993-08-20 | |
| US109802 | 1993-08-20 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07221539A true JPH07221539A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=22329646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6231999A Pending JPH07221539A (ja) | 1993-08-20 | 1994-08-22 | ２重周波数空洞付スロットアンテナおよび同調方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6225959B1 (ja) |
| EP (1) | EP0649185B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07221539A (ja) |
| DE (1) | DE69423939T2 (ja) |
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