JPH07210404A - プロセッサ・システム - Google Patents

プロセッサ・システム

Info

Publication number
JPH07210404A
JPH07210404A JP33243894A JP33243894A JPH07210404A JP H07210404 A JPH07210404 A JP H07210404A JP 33243894 A JP33243894 A JP 33243894A JP 33243894 A JP33243894 A JP 33243894A JP H07210404 A JPH07210404 A JP H07210404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
mode
processor system
tasks
execution resources
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33243894A
Other languages
English (en)
Inventor
Pardo Ilan
イラン・パード
Greenbiat Ilia
イリア・グリーンビアット
Talgam Yoav
ヨーブ・タルガム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPH07210404A publication Critical patent/JPH07210404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/455Emulation; Interpretation; Software simulation, e.g. virtualisation or emulation of application or operating system execution engines
    • G06F9/45533Hypervisors; Virtual machine monitors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline, look ahead
    • G06F9/3818Decoding for concurrent execution
    • G06F9/3822Parallel decoding, e.g. parallel decode units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline, look ahead
    • G06F9/3861Recovery, e.g. branch miss-prediction, exception handling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5061Partitioning or combining of resources
    • G06F9/5077Logical partitioning of resources; Management or configuration of virtualized resources

Abstract

(57)【要約】 【目的】 元のタスクを実行し続けながら割り込みを処
理できるプロセッサ・システムを提供する。 【構成】 複数のタスクを処理するためのプロセッサ・
システム(2)は、1組の実行資源(4)と、前記プロ
セッサ・システムを第1動作モードと第2動作モードと
の間で切り替える制御構成(6,7,30)とを備えて
いる。第1動作モードでは、前記制御構成(6,7,3
0)は前記1組の実行資源を複数のタスクの1つに割り
当て、第2動作モードでは、前記制御構成(6,7,3
0)は前記実行資源の第1サブセットを、前記第1モー
ドにおいて処理されたのと同じタスクである第1タスク
に割り当てると共に、異なる第2のサブセットを、割り
込みタスクである第2タスクに割り当てることによっ
て、前記プロセッサ・システムは前記第1および第2タ
スクを同時に処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のタスクを処理す
るためのプロセッサ・システムに関し、更に特定すれ
ば、2つのモードで動作可能なプロセッサ・システム、
即ち、第1モードでは1つのタスクを処理し、第2モー
ドでは複数のタスクを処理することができるプロセッサ
・システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のプロセッサでは、順序不問実行(o
ut-of-order execution)や推論式実行のような並列機
構、および/または浮動小数点、ベクトル・プロセッサ
やグラフィック・ユニットのような高度なパイプライン
実行ユニットを利用することによって、性能を改善する
ことができる。しかしながら、割り込みが生じた時、こ
れらの機構の利点は、以下の理由により、大きく損なわ
れてしまう。
【0003】ハードウエアが割り込み要求に応答する
と、長いクリーンアップ動作が実行されて、実行ユニッ
トのパイプラインを解放(unroll)する。この動作は、か
なりの時間がかかることに加えて、通常割り込まれたプ
ログラムに対して実行されていた計算を中断しなければ
ならない。これらの計算は、割り込みが行われた後に、
再実行しなければならない。
【0004】ハンドラ(handler)が作業用レジスタ空間
を有するためには、割り込みハンドラ・ルーチンは、な
にか有用なことを開始する前には必ず、プロセッサ状態
のいくつかを保存しておかなければならない。
【0005】典型的な割り込みハンドラは、暗示的な高
いデータ依存性を有する。これは、典型的な割り込みは
短いコード列によって表されており、これらコード列を
入出力(I/O)装置に供給する必要性に起因する明示
的または暗示的なデータ依存性をしばしば有するという
事実によるものである。
【0006】更に、割り込みハンドラ内の処理は本質的
に数値によるものではないので、全ての特殊目的ハード
ウエア(浮動小数点ユニットのような)が十分に利用さ
れないでいる。
【0007】割り込み処理のために専用の特殊プロセッ
サを利用する別の方法がある。典型的に、このような専
用プロセッサはそれ自体のメモリおよびインターフェー
スを有するので、この代替方法のコストは非常に高くな
る。低価格の集積型微少コントローラを用いれば、コス
トを低減することができよう。しかしながら、このよう
な専用プロセッサは、更に、割り込み処理に別個のプロ
グラミング環境を導入するため、その所有(ownershi
p)、訓練(training)および保守コストがかかるという別
の欠点も有している。加えて、専用割り込みプロセッサ
と主CPUとの間で共同動作が必要になると、これらは
メモリを介して交信するため、ある程度の潜在性(laten
cy)と性能の低下がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述のよ
うな問題や欠点がなく、元のタスクを実行し続けなが
ら、割り込みを処理できる、マルチ−タスクプロセッサ
を開発することができれば、望ましいことであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
タスクを処理するためのプロセッサ・システムが提供さ
れ、このプロセッサ・システムは、1組の実行資源と、
第1動作モードと第2動作モードとの間で前記プロセッ
サ・システムを切り替える制御手段とから成るものであ
る。前記第1動作モードでは、前記制御手段は前記1組
の実行資源を複数のタスクの内1つに割り当て、前記第
2動作モードでは、前記制御手段は前記実行資源の第1
サブセットを第1タスクに割り当て、第2の異なるサブ
セットを第2タスクに割り当てることにより、前記プロ
セッサ・システムは同時に前記第1および第2タスクを
処理することができる。
【0010】好適な構成では、前記第2動作モードにお
いては、第1タスクは割り込みルーチンであり、第2タ
スクは前記第1モードで既に処理されていたのと同じタ
スクの継続である。したがって、本発明はリアル・タイ
ム割り込みの処理を改善した、プロセッサ・システムを
提供するものである。
【0011】
【作用】本発明によるプロセッサ・システムの、前記第
1モードから前記第2モードへの切り替えは、ハードウ
エア実行資源の小部分を確保して独立したスライス・プ
ロセッサ(sliced processor)を仮想的に作成し、残りの
ハードウエア実行資源を利用する元の主プロセッサに加
えるように、前記プロセッサシステムを分割使用(slic
e)するのと同等である。したがって、この第2モードで
は、好適実施例によるスライス・プロセッサは、割り込
みを処理することができ、一方元のプロセッサは主ルー
チンの実行を継続する。一旦割り込みが処理されれば、
スライス・プロセッサは再び元のプロセッサと併合さ
れ、時間的な損失は全くない。実行資源の一部のみがス
ライス・プロセッサに割り当てられるに過ぎないので、
元のプロセッサの性能の低下は無視し得る程度である。
元のプロセッサが実行を継続するので、浮動小数点ユニ
ットのような大きな計算資源が十分利用されないで放置
されることはない。スライス・プロセッサは、典型的
に、プロセッサ・システムの最少数で簡単な実行資源し
か用いないので、最少の環境切り替え時間(contexswitc
hing time)があればよい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適実施例によるプロセッサ
・システムの一例を、添付図面を参照して説明する。
【0013】まず図1を参照すると、本発明の好適実施
例によるプロセッサ・システム2は、少なくとも2本の
制御バス8,10を介してシーケンサ6、および1組の
データ・バス12に結合された、複数の実行資源4を備
えている。好適実施例は、二重命令発行システムであ
る。即ち、クロック・サイクル毎に2つの命令を発行す
るので、シーケンサから実行資源に命令を結合するため
に、2本の制御バス8,10があるのである。
【0014】割り込み信号受信時の主ルーチンと割り込
みルーチンとの間の切り替えを参照して、好適実施例に
ついて説明する。しかしながら、本発明がそのような特
定の構成に限定されることを意図するものではない。本
発明は、一般的に、1つのタスクがシステムによって処
理される第1モードと、第1および第2タスクが同時に
システムによって処理することができる第2モードとの
間の切り替えに関するものである。
【0015】シーケンサ6は、キャッシュ・メモリ18
からの割り込み信号および1つまたは複数の処理すべき
タスクの命令を、2つのプリフェッチ・バッファ20,
22を介して受け取る。キャッシュ18は、バス・イン
ターフェース・ユニットBIUを介して、システム・バ
ス24と交信を行う。メモリ管理ユニットMMUは、キ
ャッシュ18からのデータおよび命令のアクセスを制御
する。好適実施例では、キャッシュ18は、データおよ
び命令用に一体化されたキャッシュである。
【0016】図1に示すように、複数の実行資源4は、
整数ユニットINT、ビット領域ユニットBF、浮動小
数点レジスタ・ファイル(FP REGファイル)、浮
動小数点/整数乗算器(FP/I MUL)、汎用レジ
スタ・ファイル(GEN REGファイル)、スライス
・レジスタ・ファイル14、整数除算器(IDIV)、
およびロード/記憶ユニット16を含むことができる。
【0017】第1通常動作モードでは、プロセッサ・シ
ステム2は次のように1つのタスクを処理する。タスク
のための命令は、各サイクル毎に4命令までが、キャッ
シュ18から取り込まれ、シーケンサ6に送られる前
に、プリフェッチ・キャッシュ20,22に保持され
る。シーケンサ6は、クロック毎に2命令までを、バス
8,10を介して実行資源4に発行し、適切なユニット
をアクティブにして命令を実行させるようにする。各命
令が汎用レジスタ・ファイル(GEN REGファイ
ル)および/または浮動小数点レジスタ・ファイル(F
P REGファイル)に記憶された後のシステムの状態
は、発行された命令によって異なる。このように、第1
モードでは、主CPUが全ての実行資源に対するアクセ
スを有する。
【0018】第2「スライス」モードでは、主部分が主
ルーチンの連続的実行(continuousexecution)のような
第1タスクに割り当てられ、実行資源の小部分が割り込
み処理のような第2タスクに割り当てられるように、実
行資源が分割使用される。したがって、主CPUは主部
分に割り当てられ、スライス・プロセッサは割り込み部
分に割り当てられる。プロセッサ・システム2は、割り
込み信号のような切り替え信号の受信に応答して、第1
モードから第2モードに切り替えられる。
【0019】図2は、主ルーチンに割り当てられた主部
分を示す。図3は、割り込みルーチンに割り当てられた
部分を示す。図1におけるものに類似する構成物は、同
一参照番号で示すことにする。
【0020】図2から分かるように、主CPUは、浮動
小数点および整数乗算器、除算器、およびロード/記憶
ユニットの複雑な部分16aのような、潜在性が低いユ
ニット)およびパイプライン状ユニットを全て保持す
る。また、図3から分かるように、スライス・プロセッ
サは、ロード/記憶ユニットの単純な部分16b、整数
ユニットINITおよびBF、ならびにスライス・レジ
スタ14を含む。したがって、スライス・プロセッサ
は、単一サイクル命令や単純なロード記憶等、パイプラ
インまたは並列実行を伴わないもののみを実行すること
ができる。スライス部分を単純な構造にすることによっ
て、通常シーケンサ6の一部として行われる再順序付け
機能を維持する必要性がなくなる。これはまた、再順序
付け機能からデータを復元する必要なく、分割処理を直
ちに行えることも意味する。
【0021】ロード/記憶ユニット16は、主ルーチン
用の複雑な部分16aと、割り込みルーチン用の単純な
部分16bに分割される。第1通常動作モードでは、単
純な部分16bはインアクティブとなっている。
【0022】プロセッサ・システム2は、第1レベルの
割り込みが生じた時、第2モードに切り替える。第2モ
ードでは、シーケンサ6がタスク・フローを分割し、各
フローからクロック毎に1つまでの命令を取り込み始め
る。主タスク・フローの命令は、前もって取り込まれて
プリフェッチ・バッファ20に保持され、一方割り込み
タスク・フロー用の命令も前もって取り込まれてプリフ
ェッチ・バッファ22に保持される。好適実施例では、
第2スライス動作モードにおいては、各取り込みの間に
主タスク命令および割り込み命令を含む4つの命令がキ
ャッシュ18から取り込まれ、それぞれのプリフェッチ
・バッファ20,22に保持される。
【0023】シーケンサ6は、クロック・サイクル毎に
1つまでの命令を、制御バス10を介して実行資源の主
部分(図2)に発行すると共に、クロック・サイクル毎
に1つまでの命令を、制御バス8を介して実行資源のス
ライス部分(図3)に発行する。割り込みタスク・フロ
ーに対して、使用不可能な実行資源の使用を必要とする
命令をシーケンサが受け取った場合、シーケンサは例外
(exception)を発生する。2つのタスクの命令取り込み
間の競合は、2つのメモリ・バッファ、即ち各タスク毎
に1つのメモリ・バッファを有することによって回避し
ている。
【0024】割り込みタスクが終了した時、割り込みル
ーチンは、「割り込みからのリターン」命令を実行す
る。この命令に応答して、システム2は第1通常動作モ
ードに戻り、二重発行(dual issue)システムとして動作
する。スライス・レジスタ・ファイル14の内容は有効
であり続けるので、次回に割り込み信号が発生された時
も用いることができる。
【0025】これまでの説明は、第1レベルの割り込み
についてのもので、ネスト状割り込みとは異なり、状態
の保存/復元を全く必要としなかった。
【0026】以上のことから、本発明の実施には、シー
ケンサ6内の命令ポインタ(図示せず)、機械状態/制
御レジスタ、およびスライス・レジスタ・ファイル14
のようないくつかの作業用レジスタを含む、内部レジス
タを2通り必要とすることが認められよう。 ALU、
チップ上のメモリ、バス・インターフェース・ユニット
などのような実行資源は、主部分と割り込み部分との間
で共有することができる。用途によっては、いくつかの
単純な実行資源を割り込みタスクのみに専用に用いるこ
とが望ましい場合がある。
【0027】本発明を実施するのに必要とされるシーケ
ンサ6内の制御ロジック7は、ほんの少量である。
【0028】好適実施例では、制御ロジック7は、スラ
イス部分に割り当てられたユニットに対する、割り込み
タスク・フローからの命令をシーケンサ6にデコードさ
せる一方、スライス部分に割り当てられたユニットおよ
びデータ・バスについて、ユニット・ビジー(busy)信号
を主部分に提示する。
【0029】図4は、シーケンサ6内の制御ロジック7
の一部30を示す。この部分30は、キャッシュ18か
ら取り込まれた命令をデコードするための、第1命令デ
コーダ32および第2命令デコーダ34を備えている。
デコーダ32,34の各々は、制御バス8,10の対応
するものに結合され、ユニットからのユニット・ビジー
信号を受け取るとともに、ユニット・イネーブル信号を
そこに送信する。もう1つのロジック36が第2デコー
ダ34に結合されている。ロジック36も、アクティブ
の時にシステムが第2スライス・モードに切り替えたこ
とを示すスライス信号を受け取ると共に、ユニット・ビ
ジー信号およびダミー・ビジー信号を受け取る。
【0030】第1通常動作モードでは、スライス信号は
インアクティブであり、第1および第2デコーダ32,
34は、クロック・サイクル毎に2つの命令を制御バス
8,10に対して発行する。
【0031】システム2が第2スライス動作モードに切
り替える時、スライス信号がアクティブとなり、これに
よってダミー・ビジー信号が第2デコーダ34に結合さ
れる。これらのダミー・ビジー信号は、スライス部分に
割り当てられたユニットおよびバスが使用中であること
を示す。第1デコーダ32は、割り込みタスク・フロー
の命令をデコードし、第2デコーダ34は主タスク・フ
ローの命令をデコードする。
【0032】割り込みタスクの命令セットは、主CPU
の命令セットの適正なサブセットである。これは、単一
ソフトウエア環境が存在することを保証するものであ
る。更に別の利点は、用途特定機構を容易に追加して、
スライス・プロセッサにROM形式の機能または専用制
御レジスタを設けたり、選択した状態を主CPUと共有
するような、具体的な機能強化が図れることである。
【0033】スライス・プロセッサが前面で割り込みタ
スクを処理している間、他の資源は冗長なのではなく、
背景タスクの処理を継続する(continue)ために利用され
ることは認められよう。これによって最適なスループッ
トが確保されると共に、割り込みの間主CPUが十分利
用されることが保証される。
【0034】スライス・プロセッサを実施するために追
加が必要なハードウエアは非常に少ないので、この実施
のためのコストも非常に低く、そのために多くの利点が
得られる。スライス・プロセッサの実施コストが高くな
く、更にスライス・プロセッサの命令セットに互換性が
あることにより、分裂した市場(fragmented market)の
ようなコストに敏感なリアル・タイム用途において、格
別の利点を得ることができる。このような市場の各々に
ついて、市販品(off-the-shelf)で解決を得るのは不経
済であり、スライス・プロセッサの命令セットが主CP
Uの命令セットと互換性があるので、アプリケーション
開発をユーザに負担させることが可能となる。このよう
に、本発明によるプロセッサ・システムは、柔軟性があ
りしかも低コストの汎用生産物を提供するものである。
【0035】例えば、プロセッサに汎用シリアル・イン
ターフェース・ユニットを搭載する場合、あるユーザは
プロセッサ対ホストの単純なインターフェースを形成す
るようにスライス・プロセッサをプログラムすることが
でき、一方他のユーザは、イサーネットLANプロトコ
ルの全下層を実施するようにスライス・プロセッサをプ
ログラムすることもできる(上層は主CPU上の背景で
実行することができる)。第1ユーザの用途が単純であ
るために、第2ユーザの複雑な用途の負担を受けること
はない。
【0036】以上、本発明によるプロセッサ・システム
について、当該システムが割り込み信号を受けた時に、
第1モードと第2モードとの間で切り替える場合につい
て説明したが、このプロセッサ・システムは、いかなる
環境切り替え信号を受けたことにも応答して、第1モー
ドおよび第2モード間で切り替えるように構成すること
も可能である。
【0037】ここで記載した実行資源の割り当ては、単
に例として示しただけである。異なるタスク間には異な
るユニットを割り当てればよいことは認められよう。
【0038】また、第2モードにおいて2つのタスクを
同時に処理するプロセッサ・システムを参照しながら本
発明を説明したが、本発明をこれに限定することは意図
していない。本プロセッサ・システムは、同時にいくつ
のタスクでも維持するような構成が可能である。しかし
ながら、実際には、サイズや複雑さの増加が、一度に処
理可能なタスクの数が制限することになろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロセッサ・システムのブロック
概略図。
【図2】主ルーチンに使用可能な実行資源を示す、第2
「スライス」モードにおける、図1のプロセッサ・シス
テムのブロック概略図。
【図3】第2タスクに使用可能な実行資源を示す、第2
「スライス」モードにおける、図1のプロセッサ・シス
テムのブロック概略図。
【図4】図1のプロセッサ・システムの制御ロジックの
一部を示すブロック概略図。
【符号の説明】
2 プロセッサ・システム 4 実行資源 6 シーケンサ 8,10 制御バスを介して 12 データ・バス 14 スライス・レジスタ・ファイル 16 ロード/記憶ユニット 18 キャッシュ・メモリ 20,22 プリフェッチ・バッファ 24 システム・バス BIU バス・インターフェース・ユニット MMU メモリ管理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーブ・タルガム イスラエル国テル・アビブ62997、リーシ ン・ストリート29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のタスクを処理するためのプロセッサ
    ・システムであって、 1組の実行資源と、前記プロセッサ・システムを第1動
    作モードと第2動作モードとの間で切り替える制御手段
    とを備え、前記第1動作モードにおいて、前記制御手段
    は前記1組の実行資源を前記複数のタスクの1つに割り
    当て、前記第2動作モードにおいて、前記制御手段は、
    前記実行資源の第1サブセットを第1タスクに第2の異
    なるサブセットを第2タスクに割り当てることによっ
    て、前記プロセッサ・システムは同時に前記第1および
    第2タスクを処理するようにしたことを特徴とするプロ
    セッサ・システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記1組の実行資源
    は、各々少なくとも1つの実行ユニットを有する複数の
    チャンネルを備えており、前記第1モードにおいて、前
    記複数のチャンネルは前記タスクの1つに割り当てら
    れ、前記第2モードにおいて、少なくとも1つのチャン
    ネルが前記第1タスクに割り当てられ、少なくとも1つ
    の異なるチャンネルが前記第2タスクに割り当てられる
    ことを特徴とするプロセッサ・システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記1組の実
    行資源は、更に、前記第1および第2モードにおける複
    数のタスク用の汎用レジスタと、前記第2モードでのみ
    1つのタスクが用いるためのスライス・レジスタとを備
    えていることを特徴とするプロセッサ・システム。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3のいずれか1項にお
    いて、前記制御手段は:モード切り替え信号を受信し、
    前記第1モードにおいて処理すべきタスクの命令を受け
    取り、受け取った命令に応じて前記1組の実行資源を活
    性化し、前記第2モードにおいて前記第1タスク用の第
    1命令セットと前記第2タスク用の第2命令セットとを
    受け取り、前記受け取った第1命令セットに応じて前記
    実行資源の第1サブセットを活性化し、前記受け取った
    第2命令セットに応じて前記実行資源の第2サブセット
    を活性化する、制御ロジックを含むことを特徴とするプ
    ロセッサ・システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、更に:前記複数のタス
    クのための命令を記憶するメモリ手段;および前記メモ
    リ手段と前記制御ロジックとに結合され、前記タスクが
    処理される時に、関連するタスクの命令を一時的に保持
    するように各々構成されている複数のメモリ・バッフ
    ァ;を備え、前記複数のメモリ・バッファは、前記第2
    動作モードにおいて少なくとも1つのメモリ・バッファ
    が前記第1タスクに割り当てられ、少なくとも1つの異
    なるメモリ・バッファが前記第2タスクに割り当てられ
    るように構成されることを特徴とするプロセッサ・シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項4または5において、前記モード切
    り替え信号は割り込み信号であり、前記第2タスクは割
    り込みルーチンであることを特徴とするプロセッサ・シ
    ステム。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、前記第2処理モードで処理される第1タスクは、前
    記第1処理モードにおいて処理されるタスクの継続であ
    ることを特徴とするプロセッサ・システム。
  8. 【請求項8】複数のタスクを処理するためのプロセッサ
    ・システムであって:各々少なくとも1つの実行ユニッ
    トを有する複数のチャンネル;およびモード切り替え信
    号に応答して、前記プロセッサ・システムを、第1動作
    モードと第2動作モードとの間で切り替える制御手段;
    から成り、前記第1動作モードにおいて、前記制御手段
    は複数のチャンネルを前記複数のタスクの1つに割り当
    て、前記第2動作モードにおいて、前記制御手段は少な
    くとも1つのチャンネルを前記第1タスクに、少なくと
    も1つの他のチャンネルを前記第2タスクに割り当てる
    ことによって、前記プロセッサ・システムが前記第1お
    よび第2タスクを同時に処理するようにしたことを特徴
    とする前記プロセッサ・システム。
JP33243894A 1993-12-23 1994-12-14 プロセッサ・システム Pending JPH07210404A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9326311.9 1993-12-23
GB9326311A GB2286067A (en) 1993-12-23 1993-12-23 A processor system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07210404A true JPH07210404A (ja) 1995-08-11

Family

ID=10747106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33243894A Pending JPH07210404A (ja) 1993-12-23 1994-12-14 プロセッサ・システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH07210404A (ja)
GB (1) GB2286067A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010050502A1 (ja) * 2008-10-30 2010-05-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動機及びアプリケーションの切替方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3978452A (en) * 1974-02-28 1976-08-31 Burroughs Corporation System and method for concurrent and pipeline processing employing a data driven network
JPS5443644A (en) * 1977-09-13 1979-04-06 Fujitsu Ltd Processing system for deadlock automatic release at exclusive control time
US4484270A (en) * 1982-07-07 1984-11-20 Sperry Corporation Centralized hardware control of multisystem access to shared and non-shared subsystems
US4731750A (en) * 1984-01-04 1988-03-15 International Business Machines Corporation Workstation resource sharing
US4750116A (en) * 1985-10-11 1988-06-07 International Business Machines Corporation Hardware resource management
CA1293819C (en) * 1986-08-29 1991-12-31 Thinking Machines Corporation Very large scale computer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010050502A1 (ja) * 2008-10-30 2010-05-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動機及びアプリケーションの切替方法
JP2010108295A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Ntt Docomo Inc 移動機及びアプリケーションの切替方法
US8789064B2 (en) 2008-10-30 2014-07-22 Ntt Docomo, Inc. Mobile device and application switching method

Also Published As

Publication number Publication date
GB2286067A (en) 1995-08-02
GB9326311D0 (en) 1994-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6134653A (en) RISC processor architecture with high performance context switching in which one context can be loaded by a co-processor while another context is being accessed by an arithmetic logic unit
US5872985A (en) Switching multi-context processor and method overcoming pipeline vacancies
US6223208B1 (en) Moving data in and out of processor units using idle register/storage functional units
US6128728A (en) Virtual shadow registers and virtual register windows
US6061710A (en) Multithreaded processor incorporating a thread latch register for interrupt service new pending threads
US6202130B1 (en) Data processing system for processing vector data and method therefor
US6021489A (en) Apparatus and method for sharing a branch prediction unit in a microprocessor implementing a two instruction set architecture
EP0992907B1 (en) Trace fifo management
CA2337172C (en) Method and apparatus for allocating functional units in a multithreaded vliw processor
US5043867A (en) Exception reporting mechanism for a vector processor
KR100940956B1 (ko) 다중 스레드 초장 명령어 프로세서 및 명령 처리 방법
KR19980018070A (ko) 비대칭 싱글-칩 이중 멀티프로세서의 정합 및 동기화
US20070250681A1 (en) Independent programmable operation sequence processor for vector processing
US7096343B1 (en) Method and apparatus for splitting packets in multithreaded VLIW processor
US4773041A (en) System for executing a sequence of operation codes with some codes being executed out of order in a pipeline parallel processor
GB2024475A (en) Memory access controller
JP3981238B2 (ja) 情報処理装置
US5768553A (en) Microprocessor using an instruction field to define DSP instructions
US20070143579A1 (en) Integrated data processor
Grunewald et al. A multithreaded processor designed for distributed shared memory systems
WO2002065276A2 (en) Apparatus and method for effecting changes in program control flow
Kawano et al. Fine-grain multi-thread processor architecture for massively parallel processing
Berenbaum et al. Architectural Innovations in the CRISP Microprocessor.
JPH07210404A (ja) プロセッサ・システム
US9342312B2 (en) Processor with inter-execution unit instruction issue

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040924

A602 Written permission of extension of time

Effective date: 20040929

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

A521 Written amendment

Effective date: 20041224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041217

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20050302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20050310

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A02 Decision of refusal

Effective date: 20051011

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02