JPH07202979A - 電気通信システムインタフェース - Google Patents

電気通信システムインタフェース

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JPH07202979A
JPH07202979A JP6333748A JP33374894A JPH07202979A JP H07202979 A JPH07202979 A JP H07202979A JP 6333748 A JP6333748 A JP 6333748A JP 33374894 A JP33374894 A JP 33374894A JP H07202979 A JPH07202979 A JP H07202979A
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JP6333748A
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Marc P Kaplan
ピー.カプラン マーク
Hui-Lan Lu
ル フイ−ラン
Lev Slutsman
スラツマン レブ
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Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
AT&T Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各サービス作成環境(SCE)と各実行環境
(EE)の間で別個のインタフェースを必要としない効
率的でフレキシブルな電気通信システムインタフェース
を実現する。 【構成】 SCEで開発された電気通信サービスを表現
するのに適した中間コードオペレーションのセットを定
義する。次に、SCEからの出力コードを構文解析し、
複数のノードを有する解析木を形成する。この解析木
は、そのSCEで開発された電気通信サービスのうちの
1つを表現する。次に、中間コードがSCE出力コード
内に含まれるほとんどすべての情報を保存するように、
中間コードオペレーションのセットおよび解析木から、
解析木のノードを表現する中間コードを生成する。SC
Eで開発された電気通信サービスが各EEで提供可能な
ように、その中間コードから、各EEに対するターゲッ
トコードを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に、異なる電気
通信システムおよびサービスを統合する方法に関し、特
に、1つのサービス作成環境(SCE)で作成された電
気通信サービスをいくつかの異なる実行環境(EE)で
使用することを可能にする標準的なインタフェースに関
する。
【0002】
【従来の技術】電気通信サービスは、電話ネットワーク
の交換機およびコンピュータのような電気通信ハードウ
ェアでマシンレベルのコードを実行することによって提
供される。マシンレベルのコードを実行する電気通信ハ
ードウェアは、より一般的には、実行環境(EE)と呼
ばれる。EEは、例えば、データ通信ネットワークにお
けるデータパケットをルーティングすることや、電話ネ
ットワーク交換システムにおける呼を転送することに利
用される。あるEEのグループは、ネットワークユーザ
に対話的サービスを提供し、ネットワークを通じてデー
タ、文書およびビデオを伝送することができる。EEの
例には、サービス交換プロセッサ(SSP)、サービス
ノード(SN)、インテリジェント周辺機器(IP)お
よびサービス制御ポイント(SCP)があり、これらは
すべてインテリジェントネットワーク(IN)アーキテ
クチャの要素となることが可能である。INに関してさ
らに詳細には、例えば、オー.ミズノ(O. Mizuno)他、
「インテリジェントネットワークのためのサービス仕様
記述およびサービス論理プログラム生成(Service Speci
fication Description and Service Logic Program Gen
eration for Intelligent Networks)」、Proc. of the
International Council for Computer Communication I
ntelligent Networks Conference(1992年5月4〜
6日)第430〜440ページ、に記載されている。
【0003】現在の実務では、各EEで提供される電気
通信サービスは一般的に高水準プログラミング環境にお
ける特定の開発ツールを使用してプログラムされる。こ
の高水準プログラミング環境は、より一般的にはサービ
ス作成環境(SCE)と呼ばれることがある。開発ツー
ルの例には、決定グラフエディタ、スプレッドシート、
コンピュータ支援システムエンジニアリング(CAS
E)ツール、および有限状態マシン(FSM)エディタ
がある。あるタイプのFSMエディタの例では、標準の
CCITTサービス仕様記述言語(SDL)を使用す
る。これは、サービス開発を容易にするためにグラフィ
ック形式で電気通信サービスを表現するものである。各
EEで提供されるサービスは一般的に専用のSCEを使
用して開発される。この専用SCEはコンピュータ・ワ
ークステーション上で動作し、特定のユーザパラダイム
に基づいてサービス開発ツールのセットを提供する。S
CEは、一般的に、SCEベンダによって開発された独
自の形式でサービス記述ファイルを生成する。次に、こ
の独自のサービス記述ファイルは、EEが所望のサービ
スを提供するのに適するように低水準コードに翻訳され
る。従って、このファイルは、通常、同一のベンダまた
は関連ベンダからの対応するEEでしか使用することが
できない。
【0004】現在の実務におけるSCEとEEの密な結
合はいくつかの問題点を提示している。第1の問題点
は、あるSCEで開発されたネットワークサービスは一
般的に、対応するEEでのみ使用可能であり、異なるE
Eで再使用できないことである。もう1つの関連する問
題点は、あるベンダのSCEおよびEEは一般的に他の
ベンダのものとインタフェースがとれないことである。
従って、現存のネットワークサービスと他のいくつかの
EEとの間のインタフェースを提供するためには、その
インタフェースを組み込むように現在のサービスを再設
計する必要がある場合がある。これらの問題点の結果、
地域通信事業者(LEC)、長距離キャリアおよび外国
郵便電話電信会社(PTT)のようなネットワーク提供
者は、時宜を得た信頼性のあるやり方で電気通信サービ
スを提供するのが困難となる場合がある。これらの問題
点は、例えば、ディ.シン(D. Singh)およびディ.ガリ
ソン(D. Garrison)、「オープンシステム環境における
サービス作成プラットフォームの要件(Requirements fo
r Service Creation Platforms in an Open SystemsEnv
ironment)」、Proc. of the International Council fo
r Computer Communication Intelligent Networks Conf
erence(1992年5月4〜6日)第162〜174ペ
ージ、に記載されている。
【0005】SCE−EEインタフェース問題に対する
いくつかのアプローチがある。ある可能なアプローチで
は、すべてのSCEにおけるサービスをプログラムする
ために汎用アプリケーション指向言語(UAOL)を使
用する。関連するアプローチでは、標準化されたサービ
ス実行プロセッサ(SEP)を使用することも可能であ
る。標準のSEPの例は、エス.エサキ(S. Esaki)他、
「INマルチベンダ環境のサービスロジック実行:SL
P実行プロセッサの導入(Service Logic Execution of
IN Multi-vendor Environment - Introduction of SLP
Execution Processor)」、Proc. of the International
Council for Computer CommunicationIntelligent Net
works Conference(1992年5月4〜6日)第441
〜450ページ、に記載されている。電気通信産業が最
初に標準のUAOLまたはSEPに同意していればこれ
らのアプローチのいずれかが実現可能かもしれないが、
そのような標準は現在では広く使用されてはいない。さ
らに、複数のサービスアプリケーションに適用可能なU
AOLは一般的に複雑な高水準言語であり、従って、使
用は容易ではない。現時点でUAOLまたは標準のSE
Pのいずれかを実装することは、非標準の言語またはプ
ロセッサを使用してプログラムされた現在のネットワー
クサービスの再設計をおそらく必要とすることになる。
【0006】別のインタフェースでは、異なるSCEと
EEの間のオブジェクトコードを翻訳することがある。
オブジェクトコード翻訳では一般的に、ソースオブジェ
クトコード(翻訳元のオブジェクトコード)を一般化し
たアセンブリ言語に翻訳し、その後、そのアセンブリ言
語からターゲットオブジェクトコード(翻訳先のオブジ
ェクトコード)を生成する。オブジェクトコード翻訳
は、一般的にサービスユーザに透過的であり、特定のE
Eで要求される低水準コードを生成する効率的な手段で
あるという利点を有する。しかし、このアプローチは、
サービスアプリケーションの変更に対してはフレキシブ
ルではなく、実行時解釈を利用するプログラムにはあま
り適さないことがある。
【0007】従来の電気通信システムインタフェースで
現在使用されている技術はクロスコンパイルである。一
般的に、クロスコンパイルでは、各SCEと各EEの間
でコードを翻訳するために別々のコンパイラを設計す
る。各インタフェースに対して別個のコンパイラを使用
することによって、任意のSCEで開発されたサービス
は他の任意のEE上で使用可能となり、従って、上記の
問題点の多くは回避される。しかし、このアプローチ
は、多数のSCEおよびEEを含むアプリケーションで
は極度に高価となる可能性がある。コンパイラ開発コス
トは一般的にSCEおよびEEの数の2次関数である。
例えば、ある電気通信システムがm個のSCEおよびn
個のEEを含む場合、クロスコンパイルアプローチでは
一般的にm×n個のコンパイラの開発およびサポートが
必要となる。高水準プログラミング言語に関して現在使
用されるインタフェース技術は、共通中間言語に基づく
ものである。このアプローチは、1961年に、汎用コ
ンピュータ指向言語(UNCOL)を開発するために使
用された。ティ.スティール(T. Steel)、「UNCOL
第1版(A First Version of UNCOL)」、Proc. Western
Joint Comp. Conf.、第371〜377ページ(196
1年)参照。共通中間言語は一般的にn個のフロントエ
ンドおよびm個のバックエンドを有する。各フロントエ
ンドは、あるプログラミング言語での高水準コードを共
通中間言語に翻訳し、各バックエンドは、その共通中間
言語でのプログラムを特定のマシンレベル言語すなわち
ターゲットコードに翻訳する。その結果、n個のSCE
のそれぞれをm個のEEのそれぞれとインタフェースす
るためにはn+m個のコンパイラを書けばよいことにな
り、これはクロスコンパイルアプローチでのn×m個の
コンパイラとは対照的である。例えば、エー.タンネン
バウム(A. Tanenbaum)他、「移植性コンパイラを作成す
るための実用的ツールキット(A Practical Toolkit for
Making Portable Compilers)」、Communications of t
he ACM、第26巻第9号(1983年9月)を参照。同
様のアプローチが、米国特許第4,667,290号
(発明者:ゴス(Goss)他)に記載されている。
【0008】しかし、現在の共通中間言語方式は、いく
つかの重大な問題点を有し、従って、電気通信サービス
アプリケーションでは有用性が制限されている。上記の
タンネンバウムのアプローチの場合の主な問題点は、イ
ンタフェース入力コードが中間言語に翻訳される際に元
の入力情報が損失することである。元の入力情報が損失
する理由は、タンネンバウムのアプローチでは、基本的
に、単純なスタックマシン用のアセンブリ言語である中
間言語を使用しているためである。上記のゴスの米国特
許は、主に、強く型付けされたあるいは手続き型の高水
準プログラミング言語を異なるデータプロセッサとイン
タフェースすることに関するものである。このゴスの米
国特許では、中間言語の基本コード構造体として、4個
の作用フィールドを有する「クワッド(quad)」を使用し
ている。上記ゴスの米国特許の第5欄第60行〜第6欄
第38行参照。このフレキシブルでない構造体では、非
手続き型のプログラミングコードのようなSCE出力を
適切に表現できないことがある。さらに、上記のゴスの
米国特許の中間言語は、高水準プログラミング言語コー
ドの下降型(トップダウン)構文解析とともに使用する
ように設計されている。上記ゴスの米国特許の第5欄第
34〜36行参照。従って、このゴスのアプローチは、
代表的なSCE出力コードを表現するための中間コード
を生成するのにはあまり適さないことがある。例えば、
SCE出力コードから生成される上記のゴスの米国特許
の中間コードは、効率的な中間コード最適化が可能なほ
ど十分なSCE出力コードの詳細を保存しないことがあ
る。このように、上記のゴスの米国特許は、例えば電気
通信サービスの場合のSCEとEEのインタフェースに
使用される適当な中間言語構造体を示唆するものではな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のことから明らか
なように、各SCEと各EEの間で別個のインタフェー
スを必要とせず、かつ、現在の中間言語方式の問題点な
しで、異なるSCEで開発されたサービスを異なるEE
で利用可能にするような、効率的でフレキシブルな電気
通信システムインタフェースが必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気通信シス
テムにおいて異なるSCEとEEをインタフェースする
方法および装置を提供する。本発明の方法は、以下のス
テップからなる。 (1)所定のSCEで開発された電気通信サービスを表
現するのに適した中間コードオペレーションのセットを
定義するステップ。 (2)前記所定のSCEのうちの1つからの出力コード
を構文解析し、複数のノードを有する解析木を形成する
ステップ。この解析木は、そのSCEで開発された電気
通信サービスのうちの1つを表現する。 (3)中間コードがSCE出力コード内に含まれるほと
んどすべての情報を保存するように、中間コードオペレ
ーションのセットおよび解析木から、解析木のノードを
表現する中間コードを生成するステップ。 (4)所定のSCEで開発された電気通信サービスが各
EEで提供可能なように、その中間コードから、各EE
に対するターゲットコードを生成するステップ。
【0011】本発明の1つの目的によれば、以下のもの
からなる電気通信システムインタフェースが提供され
る。 (1)複数のサービスEEとインタフェースする少なく
とも1つのSCE。 (2)SCEからの出力コードを構文解析し、SCEで
開発された電気通信サービスを表現する解析木を形成す
るパーサ。 (3)SCE出力コード内に含まれるほとんどすべての
情報が中間コードに保存されるように、解析木のノード
を表現する中間コードを生成する中間コードジェネレー
タ。 (4)SCEで開発された電気通信サービスが各EEで
提供可能なように、中間コードから、各EEに対するタ
ーゲットコードを生成するターゲットコードジェネレー
タ。
【0012】本発明のもう1つの目的によれば、中間コ
ードは、単一行の中間コード(以下「タプル」とい
う。)を使用してSCE出力コード解析木の各ノードを
表現することによって、SCE出力コードに含まれるほ
とんどすべての情報を保存することが可能である。この
ようにして、本発明の電気通信システムインタフェース
は、例えば、SCE出力コード解析木の文ノードおよび
宣言ノードの両方を表現することが可能な中間言語を含
み、これによって、最適化された中間コードを生成する
十分な情報を提供する。
【0013】本発明の特徴として、特定のSCEで開発
された電気通信サービスは、さまざまなEEで利用する
ことができる。SCEとEEの間の密な結合は除去さ
れ、従って、各SCEとEEの間で別個のインタフェー
スを設計する必要はなくなる。サービスインタフェース
の設計、運用および保守のコストは、SCEおよびEE
の数の1次関数となり、現在使用されているクロスコン
パイルアプローチの場合のような2次関数ではない。
【0014】本発明のもう1つの特徴として、提供され
るシステムインタフェースは、SCEに作用上の制約を
加えるものではなく、独自のフォーマットを使用するも
のでもなく、従って、SCEおよびEEの選択はベンダ
とは独立にすることができる。本発明のインタフェース
によって、ベンダは、いくつかの異なるEEで平行して
利用可能な単一のサービスを設計することができ、ま
た、ベンダは、そのサービスを効率的に保守および更新
することができる。
【0015】本発明のさらにもう1つの特徴として、存
在するサービスを再設計または変更することなく、異な
るEEに現在存在するサービスを再使用することが可能
なインタフェースが提供される。中間コードは、いくつ
かの現在使用中のSCE出力言語に適用可能なように設
計することができる。こうして、例えば異なるEEが開
発されるときにサービスを再設計する必要がなくなるよ
うに、「サービス貯蔵庫」を保守することが可能であ
る。
【0016】本発明のさらにもう1つの特徴として、多
くの異なるSCEの出力コードを表現するのに非常に適
した中間コード構造体を有するアプリケーション指向プ
ログラミング言語(AOPL)が提供される。本発明に
よるこの中間コード構造体は、可変数のフィールドを有
するフレキシブルなAOPLコード行(タプル)に基づ
く。この構造体は、例えば、上記のゴスの米国特許のク
ワッド構造体のように、一般的に4個のフィールドを要
求するものよりもフレキシブルである。本発明のタプル
構造体は、非手続き型のプログラミング言語であること
の多いSCE出力コードの解析木を表現するのに特によ
く適している。これによって、本発明は、中間コードの
最適化を改善し、広範囲のEEに対するターゲットコー
ド生成がより効率的となるなど、現在の中間言語コンパ
イラよりも優れたいくつもの効果を奏する。
【0017】
【実施例】本発明は、電気通信システムにおけるさまざ
まなSCEとEEとをインタフェースする方法および装
置を提供する。以下の説明は、特性のSCEおよびEE
について電気通信システムインタフェースを使用する例
であるが、本発明は、他の広範囲の電気通信システムア
プリケーションに利用可能である。さらに、例示の目的
でいくつかの簡単なプログラミング言語例を使用する
が、本発明は、特に電気通信システムアプリケーション
によく適している。
【0018】図1は、本発明による電気通信システムの
ブロック図である。この例示したシステムは、いくつか
の開発ツールを有するサービス作成環境(SCE)10
を含む。SCE10内に例示した開発ツールには、決定
グラフエディタ12、スプレッドシートツール14、お
よび有限状態マシン(FSM)エディタ16がある。決
定グラフエディタおよびFSMエディタは、より一般的
には、グラフィックエディタと呼ばれることもある。S
CEはさらに、コンピュータ支援システムエンジニアリ
ング(CASE)ツールのような、他のタイプの開発ツ
ールを含むこともある。一般的に、各開発ツール12、
14、16は、電気通信サービスを開発するために異な
るシステムベンダによって利用される。異なる開発ツー
ルを使用したSCE10で開発された電気通信サービス
は、異なる実行環境(EE)のグループ20で実行され
る。EEグループ20内のEEの例には、サービス交換
プロセッサ(SSP)22、サービス制御プロセッサ
(SCP)24、およびインテリジェント周辺機器(I
P)26がある。SCP24は一般的にサービスノード
(SN)を伴う(とともに使用される)。IP26は、
例えば、コンピュータ、ファックスマシン、ビデオ端末
またはテキスト−音声変換器である。EE22、24、
26は一般的にインテリジェントネットワーク(IN)
要素と呼ばれる。INに関して、さらに詳細には、例え
ば、エム.モーガン(M. Morgan)他、「インテリジェン
トネットワークのためのサービス作成技術(Service Cre
ation Technologies for the Intelligent Networ
k)」、AT&T Technical Journal、第70巻第3−4号
(1991年夏)、および、ジー.ワイアット(G. Wyat
t)他、「グローバルインテリジェントネットワークアー
キテクチャの発展(The Evolutionof Global Intelligen
t Network Architecture)」、AT&T Technical Journa
l、第70巻第5号(1991年夏)、に記載されてい
る。
【0019】従来の電気通信システムでは、一般的に、
SCE10内の各開発ツール12、14、16を使用し
て開発されたサービスを各EE22、24、26と統合
するために別個のインタフェースが開発されている。例
えば、決定グラフプログラム12は、SSP22のみと
ともに動作するようなインタフェースで設計される。現
在のシステムインタフェースアプローチでは、例えば、
ある電気通信システムベンダからの決定グラフプログラ
ム12を、他のベンダによって設計されたSCP24と
ともに使用することは不可能である。本発明は、アプリ
ケーション指向プログラミング言語(AOPL)に基づ
くシステムインタフェースを利用することなどによっ
て、従来の実装のこれらの問題点を回避する。本発明の
AOPLは、異なるSCE開発ツールを使用して作成さ
れたサービスを、さまざまなEEと統合することを容易
にするように構成されている。ここで使用する「AOP
L」という用語は、SCE出力コード解析木を表現する
ために適切な方法で定義されたあるタイプの共通中間コ
ードを指す。
【0020】図2に、本発明の電気通信システムインタ
フェース30の実施例を示す。インタフェース30は、
SCE側42およびEE側44を有し、あるSCEを1
個以上のEEと相互接続するために使用される。SCE
側42は、例えば、図1に示した決定グラフプログラム
12の出力を表現し、一方、EE側44は、例えば、S
SP22の入力を表現する。決定グラフプログラム12
は、SCE側42内ではグラフィカルユーザインタフェ
ース(GUI)とも呼ばれる。インタフェース30のS
CE側42およびEE側44は、AOPL46として示
した共通中間言語を通じて相互接続される。一般的に、
SCE側42は、SCEからのライン48で受信したS
CE出力コードに基づいてAOPLコードでサービス記
述ファイルを作成する。SCE出力コードからAOPL
コードへの翻訳は、インタフェース30のSCE側42
内に存在するパーサ50で実行される。パーサ50は、
決定グラフプログラム12の高水準SCE出力コードを
適当なAOPLコードに翻訳する。次に、このAOPL
コードは、インタフェース30によってインタフェース
のEE側44に転送される。EE側44では、AOPL
コードは、AOPLコードを所望のターゲットコードに
翻訳するコードジェネレータ52を駆動する。次に、タ
ーゲットコードは、ライン54を通じて適当なEEに供
給される。
【0021】一般的に、個々のSCEのオペレーティン
グコードを共通中間AOPLコードに翻訳するためには
相異なるパーサ50が使用される。同様に、AOPLコ
ードを受信し各EEに対する適当なターゲットコードを
生成するためには相異なるコードジェネレータ52が使
用される。従って、インタフェース30のSCE側42
およびEE側44は、例えば独立のインタフェースユニ
ット内にではなく、SCEおよびEE内に実装可能であ
る。しかし、既存のSCEおよびEEの場合、構文解析
機能(パーサ)およびコード生成機能(コードジェネレ
ータ)を独立のインタフェースユニット内に含めるのが
望ましいこともある。システムインタフェース30を使
用することによって、図1に示したように、各開発ツー
ル12、14、16を使用してSCE10で開発された
サービスは、各EE22、24、26とインタフェース
される。さらに、以前に高水準言語SCEで開発された
既存のサービスは、パーサ50、AOPL46およびコ
ードジェネレータ52によって、特定のEEに対する所
望のターゲットコードに翻訳することができる。このよ
うにして、異なるSCEで作成された電気通信サービス
は、SCEを再設計することなく、さまざまなEEで再
使用することができる。電話ネットワークSSPまたは
SCPで実行するために特定のSCEで既に開発された
もののような既存の電気通信サービスは、単に、適当な
パーサ50を使用して、その特定SCEに対するサービ
ス記述ファイルをAOPLコードに翻訳することによっ
て再使用可能となる。図2のAOPL46については後
で詳細に説明する。
【0022】本発明の電気通信システムインタフェース
は、ある一定の電気通信アプリケーションに特によく適
した構造体を有するアプリケーション指向中間言語AO
PLを使用する。一般的に、AOPLはSCE出力コー
ド解析木の効率的な描写のために設計された言語であ
る。プログラミングコードを構文解析して解析木を生成
することは周知であり、例えば、エー.エイホ(A. Aho)
他、「コンパイラ:原理、技術、およびツール(Compile
r: Principles, Techniques, and Tools)」、アディソ
ン・ウェズリー(1988年3月)第40〜42ペー
ジ、に記載されている。本発明のインタフェースは、与
えられた電気通信サービスに対するSCE出力コード解
析木のノードを表現する中間コード構造体を使用する。
解析木ノードを表現することによって、中間コードはS
CE出力コード内のほとんどすべての情報を保存する。
SCE出力コードに関しての「ほとんどすべて」という
用語は、例えばSCE出力コードの構造体、宣言、文、
およびオペレーションのような、出力コード解析木内に
一般的に見られる情報を指す。
【0023】与えられたインタフェースに対していくつ
かの異なるSCEが選択されることがあり、その場合、
所定の環境で開発された電気通信サービスを表現するの
に適した中間コードオペレーションのセットが定義され
る。適当な中間コードオペレーションのセットを定義す
ることによって、ほとんどのSCEに適用可能となる。
中間コードオペレーションのいくつかの例を後で説明す
る。
【0024】本発明のAOPLは、一般的な文法、構
文、および設計指針を有する。与えられたアプリケーシ
ョンで使用されるAOPLの特定の実現は、インタフェ
ースされるSCEおよびEEによって一般的に異なる
が、言語の一般的な構造は以下で説明するとおりであ
る。AOPLファイルは一般的に、SCE出力コードの
解析木を表現するいくつかの異なるコード行(タプル)
を含む。各AOPLタプルはセミコロンによって区切ら
れ、コンマによって分離されたいくつかのフィールドを
含む。例えばAOPLファイルは、タプルのラベル、
型、およびオペレーションにそれぞれ対応する3個のフ
ィールドを有する。ラベルフィールドは、コンマまたは
セミコロン以外の任意の印字可能キャラクタ列を含み、
個々のタプルを識別する便利な手段を提供する。型フィ
ールドは、本発明によれば、PノードまたはSノードの
いずれかである。型フィールドは個々のタプルによって
表現される解析木ノードの型を示す。Pノードが他のタ
プルは宣言、式、および文を含み、一方、Sノードが他
のタプルは一般的にデータ構造体のようなさらに長いプ
ログラミング列を含む。AOPLタプルのオペレーショ
ンフィールドは、例えばSCE出力コード解析木のノー
ドで実行されるオペレーションを示すオペレータを含
む。また、オペレーションフィールドは、そのオペレー
ションで使用されるいくつかのオペランドを示すことも
ある。AOPLオペレータには、例えば、LEAF、VARRE
F、CONSTREF、およびSEQUENCEがある。
【0025】AOPLタプルはいくつかの追加フィール
ドを含むこともある。例えば、タプルは、オペレーショ
ンフィールドで識別される各オペレータに対する追加フ
ィールドを含むことがある。これらの追加フィールドを
以下ではオペランドフィールドという。オペランドフィ
ールドは、例えば、SCE出力コード解析木内の他のノ
ードに対応する異なるタプルをラベルによって識別する
ために使用される。オペランドフィールドは、オペレー
タフィールドで指定されるオペレータによって作用され
る他のタプルを表現する。特定のAOPLタプルに含ま
れることがある他の追加フィールドには名前属性フィー
ルドおよび値属性フィールドがある。名前属性フィール
ドは一般的にキャラクタ列を含み、これはSCE出力コ
ード内のトークンに対応する。値属性フィールドは一般
的に、タプル内で作用されるデータの例えばサイズまた
はアドレスを示す整数値を含む。
【0026】本発明のAOPLは3種類の異なるトーク
ンを認識する。トークンとは、SCE出力コードにおい
てまとまった意味を有するキャラクタ列である。AOP
Lによって認識されるトークンには、識別子、リテラル
およびセパレータがある。識別子は、文字、数字、また
は特殊キャラクタの任意の列である。識別子の最初のキ
ャラクタは数字以外の任意のキャラクタが可能である。
上記のオペレータフィールド内で使用されるオペレータ
はAOPLキーワードとして予約されており、従って、
SCE出力コードにおける識別子としては使用されな
い。リテラルは、キャラクタ列(「文字列リテラル」と
いう。)または整数リテラルの2つのタイプのうちのい
ずれかである。本発明のAOPLによって認識される第
3のタイプのトークンはセパレータである。セパレータ
は、例えば、「;」、「,」、「(」、および「)」の
ような、ある一定の定義済みキャラクタである。AOP
Lは、SCEの高水準言語あるいは出力コード内のこれ
らのトークンを識別し、それらのトークンの機能的相互
接続を表現する解析木を生成する。トークンは、SCE
出力コードにおいて特定のトークンに対応する最長のキ
ャラクタ列を取り出すことによって識別される。「ホワ
イトスペース」として知られる、SCE出力コードのあ
る一定の部分はトークンとしては認識されない。ホワイ
トスペースには、ブランク、タブ、改行、および復帰が
含まれる。
【0027】上記のAOPL文法を要約すると、以下の
言語テンプレートのようになる。
【0028】<AOPLプログラム>:<AOPLノー
ド>|<AOPLプログラム><AOPLノード> <AOPLノード>:<ノードヘッド><ノードテイル
> <ノードヘッド>:<ラベル>,<ノード型>,<オプ
コード>,<ノードリスト> <ラベル>:識別子 <ノード型>:Pノード|Sノード <オプコード>:<AOPLオプコード>(整数リテラ
ル) <AOPLオプコード>:キーワード <ノードリスト>:<ラベル>|<ノードリスト>,<
ラベル> <ノードテイル>:空|<属性リスト> <属性リスト>:<リストエントリ>|<属性リスト
>,<リストエントリ> <リストエントリ>:<名前属性>|<値属性> <名前属性>:文字列リテラル <値属性>:整数リテラル
【0029】上記の言語テンプレートにおいて、記号
「<>」は、例示した各タプルの要素を囲み、記号
「|」は論理OR演算子を示す。
【0030】本発明のAOPLは簡単なCプログラムを
使用して例示することができる。しかし、再び強調して
おくが、AOPL構造体は電気通信システムアプリケー
ションに特に適しており、ここでAOPLを説明するた
めに使用される例示するCプログラムは単に例示のため
のものである。このC言語プログラミング例では、SC
E10で使用される開発ツールのうちの1つが以下に示
す形の出力コードを提供する。
【0031】main() { int x; int y; y = 2; x = y*y + 2; printf("%d", x); }
【0032】上記のように、本発明のAOPL構造体を
使用すると、上記のCプログラム例は以下のような中間
AOPLコードで表現される。
【0033】
【表1】
【0034】上記のAOPLコードにおいて、タプルma
inは、このCプログラム例の解析木のルートノードを表
現する。このAOPLコードはまた、いくつかのオペレ
ータを含み、それらは大文字で示されている。オペレー
タの1つの例はSEQUENCEオペレータである。SEQUENCEオ
ペレータは、AOPLインタフェースに、例示したそれ
に続く5個のオペランドに対する順次コードを生成する
よう指示する。上記のように、AOPLオペレータに続
くオペランドは、SCE出力コードの解析木におけるさ
まざまなノードに対応する。例示したプログラムでは、
SEQUENCEオペレータの各オペランドはCプログラム内の
宣言または文のいずれかである。従ってこれらの各オペ
ランドは出力コード解析木のノードを表現する。これら
はそれぞれ中間AOPLコード内の異なるタプルすなわ
ち基本コード行にも対応する。LEAFという形式のオペレ
ータを含むタプルは、SCE出力コード解析木における
末端ノードを表現し、そのオペランドはAOPL言語の
個々の実現において定義済みである。例示したAOPL
コードでは、この定義済みオペランドはイタリック体で
示され、整数および文字列のような基本データ型を表現
する。一般的に、オペレータおよび定義済みオペランド
は、使用されるSCEおよび開発ツールの機能によって
変わる。
【0035】上記の例は、Pノード型タプルのみを利用
している。第2のCプログラム例は、Sノード型タプル
を含むAOPLコード表現を有するものであり、以下の
通りである。
【0035】struct date { int day; int month; int year; } due_date;
【0036】この第2のCプログラムに対応するAOP
Lコードの例は以下の通りである。
【0037】
【表2】
【0038】上記のAOPLコード例では、オペレータ
RECORDはレコード自体の名前およびサイズを指定し、一
方、オペレータRECFIELD(2)はそのレコードの各フィー
ルドの名前および型を示す。RECORDオペレータに対応す
るオペランドはレコードフィールドを指定する。オペレ
ータLEAFに対応する各末端ノードは、その末端ノードの
サイズを識別する値属性フィールドを含む。
【0039】上記のようなAOPLコードを効率的に構
築するために、本発明は図3のようなマルチレベルアー
キテクチャを利用することができる。システムインタフ
ェース60は、いくつかの異なるコード翻訳オペレーシ
ョンすなわちパスに分割される。各パスは、コード翻訳
を実行する異なるオペレーションセットを含む。例えば
開発ツール12、14、および16のうちのいずれかか
らのSCE出力コードはライン64に提供される。第1
パス66で、SCE出力コードは第1パスコードに翻訳
され、この第1パスコードは出力68を通じて第2パス
70に供給される。第1パス66は特定のSCEからの
SCE出力コードを、共通中間言語に容易に変換可能な
言語に翻訳するために使用される。従って第1パス66
内で使用されるオペレーションセットは、SCE出力コ
ードが作成されたSCEの特性を密接に反映するように
定義される。そうすれば、SCEの任意の変更に対応し
てインタフェースを変更し、共通中間AOPLコードを
生成する前に、SCEコードレベルでエラーを識別し報
告することが容易になる。第1パスのオペレーションセ
ットの例は、テレボーティングサービスアプリケーショ
ンのSDL表現に対して後で示す。第1パス66で使用
されるオペレーションセットは、サービス作成環境自体
に記憶されることが可能である。
【0040】第2パス70は、第1パス66で生成され
た第1パスコードを受信し、すべてのSCEで使用され
る共通中間言語で第2パスコードを生成する。第2パス
70は通常、第1パス66で使用されるオペレーション
セットよりも広く一般的なオペレーションセットを含
む。従って、第2パス70に影響を及ぼすことなく第1
パス66で新たなオペレーションを導入することが可能
である。第2パスデータベース72は、例えば、第1パ
スコード内のある一定のノードを展開するために使用さ
れる第2パスマクロを含む。第2パス70は、出力74
に共通中間AOPLコードを出力し、これは第3パス7
6で処理される。第3パス76は、各EEに対するター
ゲットコード生成を単純化するように設計される。第3
パスコードを定義するオペレーションセットは一般的
に、個々のEEの属性を密接に反映する。第3パスで
は、第3パスデータベース78に記憶された第3パスマ
クロのグループが、第2パスコード内のある一定のノー
ドを展開するために使用される。生じたターゲットコー
ドは、ライン80を通じて、例えば電話交換ネットワー
ク内のSCPまたはSSPのような個々のEEに供給さ
れる。図3は、インタフェース60を実装するために3
レベルの階層を例示しているが、与えられたアプリケー
ションにおいてSCE出力コードをEEターゲットコー
ドに翻訳するためにインタフェース内に追加のレベルを
含めることも可能である。
【0041】図3の3個のパスは、第2パス70で生成
される共通中間コードをSCEが生成しEEが受信する
ように、SCEに第1パスコードジェネレータを置き、
EEに第3パスコードジェネレータを置くことにより、
SCEとEEにわたって分散させることが可能である。
このようにして、第1パス66は各SCE内で実行さ
れ、一方、第3パス76は各EE内で実行される。共通
中間コードを生成するために、SCEの出力部分は第1
パスプログラムおよび定義済みオペレーションセットを
使用する。第2パスでは、中間コードジェネレータが、
共通中間コードを生成し最適化するために使用される。
最後に、EEはその中間コードを受信し、適当なターゲ
ットコードを生成する。各パスは一般的に、前のパスの
コードを適当なコードに翻訳する。従って、図3の3レ
ベル階層の第1、第2および第3のパスは、それぞれ、
図2のパーサ50、SOPLコードジェネレータ46、
およびターゲットコードジェネレータ52によって実行
されるオペレーションに対応する。場合によっては、各
パスで翻訳を実行する必要がないこともある。その代わ
りに、caseおよびifのような一般的なプログラミング構
文を表現するテンプレートを、直接置換のために使用す
ることが可能である。その場合、データベース72およ
び78に記憶されたオペレーションセットは、SCE出
力コード解析木のノードを高水準SCE出力コードから
低水準EEターゲットコードに翻訳する単純なマクロを
含むことが可能である。
【0042】本発明の電気通信システムインタフェース
は、さまざまなSCEおよびEEに適用されている。図
4は、CCITTサービス仕様記述言語(SDL)を使
用した例示的なサービス状態マシンの流れ図である。S
DL言語は、グラフィック表現形式で使用されるときに
はSDL/GRと呼ばれ、文字すなわちテキスト形式で
使用されるときにはSDL/PRと呼ばれる。汎用のテ
キストエディタを使用することによってSDL/PR形
式でプログラムを作成することができる。しかし、SD
L/GRプログラムは一般的に、例えばSDL/GR記
号を操作するために特に設計されたグラフィックエディ
タを使用して開発される。図4〜図12では、SDL/
GRグラフィック記法が使用されている。SDL/GR
グラフィック記法は一般的に、グラフィック記号フォー
マットで電気通信サービス機能を表現する手段を提供す
るものであり、さらに詳細には、例えば、CCITTブ
ルーブック第X巻第X.1分冊、「機能仕様および記述
言語(Functional Specification and Description Lang
uage)」、勧告Z.100および付属書A、B、Cおよ
びE、ならびに勧告Z.110(1988年)、に記載
されている。SDL/GRグラフィック記法は一般的に
解析木に類似しており、従って、AOPLタプルで直ち
に記述することができる。記号100はInitialとラベ
ルされており、第1のタプルによって表現されるSDL
のSTATE記号に対応する。記号102、104はS
DL/GRグラフィック記法におけるINPUT記号で
あり、それぞれ異なるタプルによって表現される。記号
106、108は再びSDL/GRグラフィック記法に
おけるSTATE記号を表現する。各STATE記号1
00、106、108内のテキストは状態を識別し、一
方、各INPUT記号102、104内のテキストはイ
ベントを識別する。SDL/GRグラフィック記法は、
この記法における各記号が、その記号への接続を反映す
るオペランドを有する一意的なAOPLオペレーション
と関係づけられるようなタプルの形式で表現することが
できる。オペレーションSTATEおよびEVENTは、それぞ
れ、STATE記号およびINPUT記号において実行
されるオペレーションを表現する。各オペレータは、各
記号の出力に対応するいくつかのオペランドを有する。
図4に例示したSDL/GR記法は、第1パスコードジ
ェネレータにおいて、以下の第1パスコードに翻訳され
る。
【0043】
【表3】
【0044】上記のように、第1パスコードは、SCE
の出力における高水準コードを構文解析することによっ
て生成される。あるいは、第1パスコードは、システム
インタフェースユニット内のパーサを使用して生成する
ことも可能である。第2パスは、上記の第1パスコード
を、以下の共通中間AOPLコードに翻訳するために使
用される。共通中間AOPLコードは、いくつかの異な
るEEのうちのいずれかに供給されるものである。
【0045】
【表4】
【0046】上記の第2パスコードすなわち中間AOP
Lコードは、サービス論理言語(SLL)を使用して開
発されたサービスを表現するのによく適している。SL
Lは、相互関連するFSMによって電気通信サービスア
プリケーションを記述するために開発されたアプリケー
ション指向言語である。図4のSDL記法の相異なる状
態は、オペレータSTATEによって表現される。記号10
2、104に対応するイベントはオペレーションEVENT
によって表現される。STATEオペレータでは、第1オペ
ランドはその状態の名前を指定するLEAFノードを識別
し、第2オペランドは、SEQUENCEノードによって表現さ
れるイベントハンドラのリストを識別する。EVENTオペ
レータは、VARREFノードを識別する第1オペランドと、
イベントハンドラ内のアクションに対する特定の部分木
のルートを識別する第2オペランドとを有する。VARREF
オペレータは、イベントの名前を指定するLEAFノードを
識別する第1オペランドと、特定のイベントを宣言する
DEFEVENTノードを識別する第2オペランドとを有する。
注意すべき点であるが、ラベルevent_list2およびevent
_list3に関連する状態は前方参照されているのみであ
り、この例で使用したSCE出力コードの断片では定義
されていないため、それらは上記のAOPLコードでは
指定されていない。図4の記号内のテキストは例示目的
であり、特定のプログラミング言語には対応していな
い。一般的に、任意のプログラミング言語文法が、図4
に例示したグラフィック記号内のテキストに対して使用
可能である。
【0047】上に例示した中間コードでは、event_dec
1、event1_record、event2_declおよびevent2_recordの
場合のようなある一定の宣言およびレコードのノードは
定義済みであると仮定されている。上の例からわかるよ
うに、第2パスコードには追加コードオペレーションが
存在する。第2パスコードはより一般的であり、例え
ば、さまざまなFSMを記述するために使用される。こ
れに対して、第1パスによって生成されるコードはSC
E出力コードのほうに密接に関係しており、他のSCE
からのコードを表現するのには適さない。上記の中間A
OPLコードは、所望のEEの個々のターゲットコード
に翻訳される。あるいは、例えばターゲットコードがS
LLに十分に類似する場合には、ターゲットコードへの
翻訳が不要なこともある。
【0048】多くのSCEで使用される開発ツールのも
う1つの例は決定グラフエディタである。決定グラフエ
ディタは、FSMエディタと同様に、サービスの設計お
よび開発の補助としてさまざまな電気通信サービスのフ
ローを描写するために使用される一種のグラフィックエ
ディタである。一般的に、決定グラフの構造は解析木の
構造と類似しており、従って、各決定グラフノードはA
OPLタプルによって効率的に表現することができる。
決定グラフは、サービスオペレーションに対応し分岐に
よって相互接続されたさまざまな決定グラフノードを含
む。例えば各オペレーションは、DECISIONと呼ぶオペレ
ーションに対する時刻、日付、および百分率のようない
くつかのサブオペレーションを含む。決定グラフにおけ
る百分率サブオペレータノードに対する第1パスコード
は、percent-1, P_node, DECISION(2n), val1, br1,
..., valn, brn, 'percent'で与えられる。ただし、n
は百分率ノードからの分岐出力の数を表現する。また、
このコード行は、百分率決定グラフノードから特定の分
岐のうちの1つに分岐する尤度を指定する、各分岐に対
する1対のオペランドを含む。決定グラフにおける時刻
サブオペレータノードに対する第1パスコードは、time
-1, P_node, DECISION(2n+1), val1, br1, ..., valn,
brn, value, 'time'で与えられる。時刻ノードでは、DE
CISIONオペレータはある時刻を指定する追加オペランド
valueを有する。この時刻は、個々の決定グラフノード
がこの時刻の後に特定の分岐に接続されるような時刻で
ある。第2パスの後、第1パスコードの上記の2つの例
示的な行は、以下に示す第2パスコードに展開される。
百分率サブオペレータに対して、第2パスは次のコード
を生成する。
【0049】
【表5】
【0050】時刻サブオペレータに対して、第2パスは
次のコードを生成する。
【0051】
【表6】
【0052】本発明のもう1つの実施例では、システム
インタフェースは、個々のEEに対するアセンブリ言語
からなるターゲットコードを生成することが可能であ
る。アセンブリコード生成を簡単にするため、対応する
第3パスオペレーションは、与えられた解析木の常に定
義済みの末端であるオペランドを含むように選択され
る。例として、ある特定のEEは次の形式の2アドレス
命令を含む。 オペレータ ソース,デスティネーション
【0053】この形式の命令では、「オペレータ」はア
センブリ言語オペレータを指し、「ソース」および「デ
スティネーション」はオペランドフィールドを表現す
る。例えばアセンブリ言語オペレータにはMOVE、M
ULT、およびADDがある。従って、上記の最初のC
プログラムに対して、ターゲットコードを生成すること
ができる。生成される第3パスコードすなわちターゲッ
トコードは以下に示すようになる。
【0054】
【表7】
【0055】この例示して第3パスコード内では、オペ
ランドmemory、register、およびintは、定義済みであ
り、それぞれメモリ位置、レジスタ、および定数を指す
と仮定されている。
【0056】本発明は、各EEとの別個のインタフェー
スを設計せずに、さまざまなEEにおける電気通信サー
ビスの実装を容易にする。投票者が電気通信システムに
よって投票をすることを可能にする、例示するテレボー
ティングサービスに対する完全なSDL/GR記法を図
5〜図12に示す。テレボーティングサービスは、例え
ば、電話交換システムに実装可能である。しかし、この
サービス自体は一般的にまずSDL/GRのようなグラ
フィック記法で開発される。一般的に、SDL記法は、
論理流れ図によってサービスを記述するいくつかの相互
関連した記号を含む。記号は特定の順序すなわち順位で
配列され、これは記号のスコープを決定する。グラフィ
ックエディタの編集画面の左上隅の近くに配置された記
号ほど、その記号の下または右に配置された他の記号よ
りも高い順位を有する。例えば、図5のDECLRAT
ION記号500はこの例ではグローバル宣言を表現す
る。その理由は、この記号は、例えばSTART記号5
08によって定義されるFSMに対応するどの記号より
も上に配置されているためである。記号508は記号5
06よりも高い順位を有し、従って、記号506内の宣
言のスコープは、START記号508に対応するFS
Mである。
【0057】SDL/GR記法内の各記号は一般的にテ
キストを含む。記号内のテキストは、例えば、状態、イ
ベントもしくはFSMに対する識別子、データ宣言、S
LL文法による文、または注釈に対応する。記号内に入
るようにテキストの長い行を適応させるために、行の連
続を示すためにキャラクタ「\」が使用される。行連続
キャラクタ「\」は、例えばSDL/GRが特定のEE
における実行のためにSLLに翻訳されるときには削除
される。この例では、図4の場合のように、記号はSL
L文法に対応するテキストを含む。もちろん、使用され
る特定の文法は、アプリケーションごとに変わる。
【0058】図5は、テレボーティングサービスのSD
L/GR記述内にいくつかのDECLARATION記
号500〜506を含む。SDL/GR内のDECLA
RATION記号は記号500〜506に対応し、SD
L/GRプログラム内のデータの宣言および初期化に使
用される。例えば、記号500は、このテレボーティン
グの例における5人の候補者のそれぞれの当選回数に対
応する動的変数のグループを宣言し、一方、記号504
は、それぞれ長さ80キャラクタのキャラクタ列として
その5人の候補者の名前を宣言する。
【0059】図5の記号508はSDL/GR記法にお
けるSTART記号として知られており、一方、記号5
10はSTATE記号である。START記号は一般的
にFSMを定義するために使用され、そのFSMの初期
状態を明示的に指定するSTATE記号に接続される。
ここで、START記号およびSTATE記号内のテキ
ストはそれぞれFSMの名前および初期状態を指定す
る。FSMのスコープはそれが定義されている全SDL
/GRプログラムであるため、FSMはSDL/GRプ
ログラム内で唯一のものでなければならない。しかし、
STATEのスコープはそれに関係づけられたFSMで
あるため、STATEの名前はSDL/GRプログラム
内で重複することが可能である。記号508および51
0は、Electionと名付けられIdleという初期状態を有す
るFSMを定義する。図5にはさらに、デフォルトのイ
ベントハンドラに対応するINPUT記号552、55
4および556のセットを定義するデフォルトのSTA
TE記号550が示されている。デフォルトのイベント
ハンドラは、切断指示子のようなさまざまなシステム入
力を受信し、STOP記号558によって示されるよう
に、FSMの動作を終了させる。デフォルトのイベント
ハンドラは、例えば通話がユーザによって終了させられ
たときに、FSM処理を終了させる手段を提供する。
【0060】図6は、Idle状態に続く処理ステップを示
す。STATE記号602から、FSMは2つの異なる
入力のうちの1つを受信する。図6の記号604はSD
L/GR記法におけるINPUT記号であり、イベント
を示す。INPUT記号内のテキストは、対応するイベ
ントハンドラの名前を指定する。イベントハンドラは常
に状態に関係づけられるため、604のようなINPU
T記号の前にはSTATE記号が先行しなければならな
い。先行する状態が、アステリスクを含むSTATE記
号によって示されるようにデフォルト状態である場合、
イベントハンドラはデフォルトイベントハンドラと呼ば
れる。INPUT記号604は、イベントハンドラbri!
send_answer_completedが、テレボーティングサービス
を開始するために1つの入力を受信することを示す。
【0061】図6の記号606はSDL/GR記法にお
けるDECISION記号であり、if複合文またはtest
複合文を表現する。if複合文の場合、記号内のテキスト
はキーワードifとブール式を含み、DECISION記
号から出る分岐は高々2つである。記号606はif型で
ある。これに対して、test複合文の場合、記号内のテキ
ストはキーワードtestと式を含み、記号からは任意数の
分岐が出ることが可能である。図10のDECISIO
N記号726はtest型である。図6のDECISION
記号606は、INPUT記号604で指定された型の
入力を受信すると、ユーザによって入力されたダイヤル
番号を指す変数Called_dnに基づいて判断がなされるこ
とを示している。Called_dnが、Tally_No(投票総数情
報をユーザが受け取るためにダイヤルする番号)と等し
くない場合、PROCEDURECALL記号608が
アクセスされ、手続きnot_tallyが呼び出される。呼び
出された手続きが実行された後、FSMは、STATE
記号610で示される状態Wait_For_Voteに進む。ま
た、ユーザによって投票数が求められた場合、PROC
EDURE CALL記号612に示されるように手続
きis_tallyが呼び出され、その後FSMはSTATE記
号614で示される状態Wait_For_PINに進む。手続きno
t_tallyおよびis_tallyはそれぞれ図9の(a)および
(b)に示されている。最初のIdle状態から、Election
のFSMは、INPUT記号616で示されるように、
入力bri!terminating_callを受け取ることもある。この
入力を受け取った場合、PROCEDURE CALL
記号618はFSMが手続きbt_callにアクセスするよ
う指示する。この手続きを実行した後、FSMは、ST
ATE記号620内の「-」キャラクタで示されるよう
に、現在の状態に復帰する。このダッシュ「-」は、S
DL/GR記法では、FSMの現在の状態の略記として
使用される。手続きbt_callは図11の(b)に示され
ている。
【0062】図7は、STATE記号614に示される
Wait_For_PINに続く処理ステップを示す。INPUT記
号616は、サービスユーザによって入力された数字を
受け取る。この数字は、例えば、プッシュボタン電話機
からデュアルトーン多周波(DTMF)コマンドを使用
して入力される。DECISION記号618は、受け
取った数字が、例えば、投票総数に関する情報を受け取
る権限のある個人識別番号(PIN)のリストと一致す
るかどうかを示す。一致があった場合、PROCEDU
RE CALL記号620が示すように、手続きis_col
_pinが実行され、その後FSMは、STATE記号62
2に示されるように現在の状態に復帰する。また、受け
取った数字が権限のあるPINに対応しない場合、ユー
ザは、TASK記号624に示されるように、投票総数
情報を受け取るための許可は拒否されたことを示すメッ
セージを受け取る。SDL/GR記法においてTASK
記号は、例えばSLL文の形式で、イベントハンドラの
オペレーションを示すために使用される。その後FSM
はSTATE記号628で示されるように現在の状態に
復帰する。
【0063】図8は、図6のSTATE記号610に対
応するWait_For_Vote状態を通じてアクセスされる記号
を示す。INPUT記号642は、入力collected_digi
tsをSTATE記号640に示される状態Wait_For_Vot
eから受け取ったことを示す。この入力は、例えばDT
MFコマンドの形式でいくつかの数字を電話機から入力
したシステムユーザによって特定の候補者が選択された
ことに対応する。この入力を受け取ると、DECISI
ON記号644に示すように、数字カウンタが変数Max_
Candに対してチェックされる。この変数は、与えられた
選挙において最大の可能な候補者選択数に対応する。数
字カウンタがMax_Candより大きい場合、入力は、使用可
能な候補者選択に対応していないため、DECISIO
N記号646に示すように、数字「9」が入力されたか
どうかについて判断する。この例では、数字「9」は、
ユーザが投票総数情報にアクセスしようとしていること
を示す。
【0064】数字「9」が入力されていない場合、TA
SK記号648は、ユーザに、入力された数字の数に基
づいて、不正な選択がなされたというアナウンスを出
す。その後FSMは、STATE記号650に示される
ように現在の状態に復帰する。一方、数字「9」が入力
された場合、TASK記号654に示すように、ユーザ
に対して、例えばユーザが投票総数を受け取る権限を有
することを確認するために、PINの入力を促す。ユー
ザにPINの入力を促した後、FSMは、STATE記
号656に示されるように、状態Wait_For_PINにはい
る。収集した数字のカウンタが、使用可能な候補者選択
数字のうちの1つがユーザによって入力されたことを示
している場合、PROCEDURE CALL記号65
8に示すように、手続きlt_max_cand(図10)が実行
される。この手続きが実行された後、FSMは、STA
TE記号660に示されるように、現在の状態に復帰す
る。
【0065】図9〜図11は、例示したテレボーティン
グSDL/GR記法内で呼び出される手続きの詳細を示
す。記号700、716、724、740および756
はPROCEDURE START記号に対応し、一
方、記号715、723、739、755および759
はPROCEDURE STOP記号に対応する。図9
の(a)は、図6のPROCEDURE CALL記号
608から呼び出された手続きnot_tallyの処理ステッ
プを示す。TASK記号702は、例えば、テキスト−
音声変換器に対して、ユーザにメッセージを出すよう指
示する。メッセージは、TASK記号の右に、SDL/
GR記法におけるCOMMENT記号に対応する括弧を
使用して示されている。例示したメッセージは、ユーザ
に、投票する選挙の名前を示す。次に、この選挙におけ
る5人の候補者を識別するために、いくつかのMACR
O CALL記号704〜712が順次アクセスされ
る。記号704〜712のそれぞれに対応するマクロは
図12の(a)に示されており、ユーザに対して、特定
の候補者に投票するために適当な数字を入力するよう指
示する。次に、TASK記号714は、各候補者に対す
る現在の投票総数にアクセスするために、ユーザに、特
定の数字(この例では「9」)を入力するよう促す。
【0066】図9の(b)は、図6のPROCEDUR
E CALL記号612から呼び出される手続きis_tal
lyのステップを示す。TASK記号720は、ユーザ
に、PINを入力するよう促し、その後、MACRO
CALL記号722はマクロtts_digits(図12の
(b))を呼び出す。図10は、図8のPROCEDU
RECALL658から呼び出される手続きlt_max_can
dのステップを示す。DECISION記号726に示
すように、収集した数字に対して、使用可能な候補者の
いずれをユーザが選択したかを判断するテストが実行さ
れる。例えば、「1」を入力することによって、ユーザ
は第1の候補者に投票することができる。次に、MAC
RO CALL記号728〜736に示すように、マク
ロsend(n,s)(図12の(c))が呼び出される。図1
1の(a)は、図7のPROCEDURE CALL記
号620から呼び出される手続きis_col_pinのステップ
を示す。これは、ユーザが投票総数を受け取る権限があ
ることを示す。TASK記号742は、各候補者の現在
の投票総数をこれから提示するというメッセージをユー
ザに与える。MACRO CALL記号744〜754
において、マクロcand_text1が呼び出され、ユーザに各
候補者の投票総数を与える。マクロcand_text1は図12
の(d)にさらに詳細に示す。図11の(b)は、図6
のPROCEDURE CALL記号618から呼び出
される手続きbt_callのステップを示す。
【0067】図12は、このテレボーティングSDL/
GRプログラムにおいて呼び出される各マクロ内の処理
ステップを詳細に示す。図12の(a)〜(d)は、そ
れぞれ、マクロcand_text(s,r,n)、tts_digits、send
(n,s)およびcand_text1(s,r)の詳細を示す。記号80
0、810、820および830はMACRO STA
RT記号に対応し、一方、記号809、813、823
および837はMACROSTOP記号に対応する。記
号808および836は出結合子に対応し、それぞれ、
DECISION記号802および832に対応する判
断オペレーションの終了を示す。
【0068】上に例示したテレボーティングSDL/G
R記法、および、記号テキストに使用した文法は、アプ
リケーションごとにかなり異なることがある。しかし、
上に例示したテレボーティングは、本発明のインタフェ
ースによってもたらされる効果を説明する。SDL/G
Rのようなグラフィックエディタによって開発されたテ
レボーティングのようなサービスアプリケーションは、
本発明によるアプリケーション指向インタフェースの結
果、さまざまなEEで使用可能となる。
【0069】図5〜図12のテレボーティングサービス
に対して本発明によって生成される第1パスコードのセ
ットを以下に示す。
【0070】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【0071】例示したテレボーティングサービスアプリ
ケーションに対する共通中間AOPLコードのセットの
例を以下に示す。
【0072】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
【表19】
【表20】
【表21】
【表22】
【0073】テレボーティングSDL/GRに対する上
記の中間コードは、もとのSDL/GR記法の十分な詳
細を保存しているため、例えば、効率的な中間コード最
適化が可能になる。さらに、この中間コードは、単に与
えられたEEに対するターゲットコードに翻訳するだけ
で任意のさまざまなEEで実行可能である。もとのSD
L/GR記法および中間コードの基本構造は、特定のタ
イプのEEに適用するために再設計や変更をする必要が
ない。
【0074】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、特
定のSCEで開発された電気通信サービスは、さまざま
なEEで利用することができる。SCEとEEの間の密
な結合は除去され、従って、各SCEとEEの間で別個
のインタフェースを設計する必要はなくなる。サービス
インタフェースの設計、運用および保守のコストは、S
CEおよびEEの数の1次関数となり、現在使用されて
いるクロスコンパイルアプローチの場合のような2次関
数ではない。
【0075】本発明のもう1つの特徴として、提供され
るシステムインタフェースは、SCEに作用上の制約を
加えるものではなく、独自のフォーマットを使用するも
のでもなく、従って、SCEおよびEEの選択はベンダ
とは独立にすることができる。本発明のインタフェース
によって、ベンダは、いくつかの異なるEEで平行して
利用可能な単一のサービスを設計することができ、ま
た、ベンダは、そのサービスを効率的に保守および更新
することができる。
【0076】本発明のさらにもう1つの特徴として、存
在するサービスを再設計または変更することなく、異な
るEEに現在存在するサービスを再使用することが可能
なインタフェースが提供される。中間コードは、いくつ
かの現在使用中のSCE出力言語に適用可能なように設
計することができる。こうして、例えば異なるEEが開
発されるときにサービスを再設計する必要がなくなるよ
うに、「サービス貯蔵庫」を保守することが可能であ
る。
【0077】本発明のさらにもう1つの特徴として、多
くの異なるSCEの出力コードを表現するのに非常に適
した中間コード構造体を有するアプリケーション指向プ
ログラミング言語(AOPL)が提供される。本発明に
よるこの中間コード構造体は、可変数のフィールドを有
するフレキシブルなAOPLコード行(タプル)に基づ
く。この構造体は、例えば、上記のゴスの米国特許のク
ワッド構造体のように、一般的に4個のフィールドを要
求するものよりもフレキシブルである。本発明のタプル
構造体は、非手続き型のプログラミング言語であること
の多いSCE出力コードの解析木を表現するのに特によ
く適している。これによって、本発明は、中間コードの
最適化を改善し、広範囲のEEに対するターゲットコー
ド生成がより効率的となるなど、現在の中間言語コンパ
イラよりも優れたいくつもの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気通信システムの実施例のブロ
ック図である。
【図2】本発明による電気通信システムインタフェース
の詳細なブロック図である。
【図3】本発明による電気通信システムインタフェース
内のコード処理ステップのセットの例を説明するブロッ
ク図である。
【図4】SDLグラフィック記法で開発されたサービス
アプリケーションの例の一部の流れ図である。
【図5】本発明によって、いくつもの異なるEEとイン
タフェース可能なテレボーティング(電話投票)サービ
スアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の例
の図である。
【図6】本発明によって、いくつもの異なるEEとイン
タフェース可能なテレボーティング(電話投票)サービ
スアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の例
の図である。
【図7】本発明によって、いくつもの異なるEEとイン
タフェース可能なテレボーティング(電話投票)サービ
スアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の例
の図である。
【図8】本発明によって、いくつもの異なるEEとイン
タフェース可能なテレボーティング(電話投票)サービ
スアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の例
の図である。
【図9】本発明によって、いくつもの異なるEEとイン
タフェース可能なテレボーティング(電話投票)サービ
スアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の例
の図である。
【図10】本発明によって、いくつもの異なるEEとイ
ンタフェース可能なテレボーティング(電話投票)サー
ビスアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の
例の図である。
【図11】本発明によって、いくつもの異なるEEとイ
ンタフェース可能なテレボーティング(電話投票)サー
ビスアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の
例の図である。
【図12】本発明によって、いくつもの異なるEEとイ
ンタフェース可能なテレボーティング(電話投票)サー
ビスアプリケーションの例のSDLグラフィック記法の
例の図である。
【符号の説明】
10 サービス作成環境(SCE) 12 決定グラフエディタ 14 スプレッドシートツール 16 有限状態マシン(FSM)エディタ 20 実行環境(EE) 22 サービス交換プロセッサ(SSP) 24 サービス制御プロセッサ(SCP) 26 インテリジェント周辺機器(IP) 30 電気通信システムインタフェース 42 SCE側 44 EE側 46 アプリケーション指向プログラミング言語(A
OPL)コードジェネレータ 50 パーサ 52 ターゲットコードジェネレータ 60 システムインタフェース 66 第1パス 70 第2パス 72 第2パスデータベース 76 第3パス 78 第3パスデータベース
フロントページの続き (72)発明者 フイ−ラン ル アメリカ合衆国、07746 ニュージャージ ー、マールボーロ、ビンガム ドライブ 5 (72)発明者 レブ スラツマン アメリカ合衆国、07712 ニュージャージ ー、ウエイサイド、ブレイアー コート 21

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信のサービス作成環境とサービス
    実行環境をインタフェースする方法において、 インタフェースすべきサービス作成環境の数を識別する
    ステップと、 前記サービス作成環境で開発された電気通信サービスを
    表現するのに適した中間コードオペレーションのセット
    を定義するステップと、 前記サービス作成環境のうちの1つのサービス作成環境
    からの出力コードを構文解析し、そのサービス作成環境
    で開発された電気通信サービスのうちの1つを表現する
    複数のノードを有する解析木を形成するステップと、 前記出力コード内に含まれるほとんどすべての情報を保
    存するように、前記中間コードオペレーションのセット
    および前記解析木から、前記解析木のノードを表現する
    中間コードを生成するステップと、 前記1つのサービス作成環境で開発された電気通信サー
    ビスが前記サービス実行環境のそれぞれにおいて提供で
    きるように、前記中間コードから、前記サービス実行環
    境のそれぞれに対するターゲットコードを生成するステ
    ップとからなることを特徴とする、電気通信のサービス
    作成環境とサービス実行環境をインタフェースする方
    法。
  2. 【請求項2】 前記中間コードを生成するステップは、
    それぞれが前記解析木の各ノードに対応する複数のタプ
    ルを有する中間コードを生成するステップを含むことを
    特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記中間コードを生成するステップは、
    前記解析木の文ノードを表現することが可能な中間コー
    ドを生成するステップを含むことを特徴とする請求項1
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記中間コードを生成するステップは、
    前記解析木の宣言ノードを表現することが可能な中間コ
    ードを生成するステップを含むことを特徴とする請求項
    1の方法。
  5. 【請求項5】 前記解析木を形成するステップ、前記中
    間コードを生成するステップ、および、前記ターゲット
    コードを生成するステップは、 前記出力コードを構文解析して第1パスコードを生成す
    るステップと、 前記第1パスコードと、第2パスデータベースに記憶さ
    れている第2パスマクロとを使用して、前記中間コード
    に対応する第2パスコードを生成するステップと、 前記第2パスコードと、第3パスデータベースに記憶さ
    れている第3パスマクロとを使用して、前記ターゲット
    コードに対応する第3パスコードを生成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記サービス作成環境は、複数の相互関
    連する記号を使用したグラフィック記法で前記電気通信
    サービスを記述するグラフィックエディタであることを
    特徴とする請求項2の方法。
  7. 【請求項7】 前記グラフィックエディタで使用される
    各記号は前記中間コードのいずれかのタプルに対応する
    ことを特徴とする請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記タプル内のオペレータのオペランド
    は、前記グラフィックエディタのグラフィック記法にお
    いて、前記記号の間の相互関係を示すことを特徴とする
    請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 前記グラフィックエディタは決定グラフ
    エディタであり、前記電気通信サービスは分岐によって
    相互接続されたいくつかの決定グラフノードを使用した
    決定グラフの形式で表現されることを特徴とする請求項
    6の方法。
  10. 【請求項10】 前記決定グラフノードのうちの1つは
    百分率ノードであり、前記タプルは、前記分岐のそれぞ
    れに対する1対のオペランドを含み、特定の分岐に接続
    されている特定の決定グラフノードの尤度を示すことを
    特徴とする請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 前記決定グラフノードのうちの1つは
    時刻ノードであり、前記タプルはある時刻を示すオペラ
    ンドを含み、この時刻は、その時刻の後に特定の決定グ
    ラフノードが特定の分岐に接続されるような時刻である
    ことを特徴とする請求項9の方法。
  12. 【請求項12】 前記グラフィックエディタは有限状態
    マシンエディタであることを特徴とする請求項7の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記中間コードは、前記サービス実行
    環境での直接実行に適したサービス論理言語コードを生
    成するために使用されることを特徴とする請求項1の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記電気通信サービスはテレボーティ
    ングサービスであることを特徴とする請求項1の方法。
  15. 【請求項15】 前記テレボーティングサービスは、サ
    ービス仕様記述言語を使用して有限状態マシンエディタ
    で開発されることを特徴とする請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 複数のサービス実行環境とインタフェ
    ースすべき少なくとも1つのサービス作成環境と、 前記サービス作成環境からの出力コードを構文解析し、
    前記サービス作成環境で開発された電気通信サービスを
    表現する複数のノードを有する解析木を形成するパーサ
    と、 前記出力コード内に含まれるほとんどすべての情報を保
    存するように、中間コードオペレーションのセットおよ
    び前記解析木から、前記解析木のノードを表現する中間
    コードを生成する中間コードジェネレータと、 前記サービス作成環境で開発された電気通信サービスが
    前記サービス実行環境のそれぞれにおいて提供できるよ
    うに、前記中間コードから、前記サービス実行環境のそ
    れぞれに対するターゲットコードを生成するターゲット
    コードジェネレータとからなることを特徴とする電気通
    信システムインタフェース。
  17. 【請求項17】 前記中間コードは、それぞれが前記解
    析木のノードに対応する複数のタプルを含むことを特徴
    とする請求項16の電気通信システムインタフェース。
  18. 【請求項18】 前記サービス作成環境は、グラフィッ
    ク記法で前記電気通信サービスを記述するグラフィック
    エディタであることを特徴とする請求項16の電気通信
    システムインタフェース。
  19. 【請求項19】 前記サービス実行環境は電気通信シス
    テムサービス交換プロセッサであることを特徴とする請
    求項16の電気通信システムインタフェース。
  20. 【請求項20】 前記サービス実行環境は電気通信シス
    テムサービス制御プロセッサであることを特徴とする請
    求項16の電気通信システムインタフェース。
JP6333748A 1993-12-20 1994-12-19 電気通信システムインタフェース Abandoned JPH07202979A (ja)

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