JPH07196937A - 非対称性のビスイソインドリン顔料の製造方法、中間化合物および非対称性のビスイソインドリン顔料 - Google Patents

非対称性のビスイソインドリン顔料の製造方法、中間化合物および非対称性のビスイソインドリン顔料

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JPH07196937A
JPH07196937A JP6305224A JP30522494A JPH07196937A JP H07196937 A JPH07196937 A JP H07196937A JP 6305224 A JP6305224 A JP 6305224A JP 30522494 A JP30522494 A JP 30522494A JP H07196937 A JPH07196937 A JP H07196937A
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Michael Dr Krapp
クラップ ミヒャエル
Georg Henning
ヘニング ゲオルク
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution
    • C09B57/04Isoindoline dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非対称性のビスイソインドリン顔料の製造方
法を提供する。 【構成】 一般式I: 【化1】 [置換基は請求項に記載のものを表す]の非対称性のビ
スイソインドリン顔料を、式IIa: 【化2】 の半縮合物と式III: H2N−L−NH2 III の化合物を不活性の有機溶剤中で反応させ、かつ得られ
た式IV: 【化3】 化合物を直接または単離した後で式IIb: 【化4】 の半縮合物と酸の存在下でおよび不活性の有機溶剤の存
在または不在下で反応させることにより製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式I
【0002】
【化11】
【0003】[式中、AおよびBは異なるメチレン活性
化合物の基、酸素原子または硫黄原子を表し、Lは二価
の基または化学結合を表し、かつ環Dは同じかまたは異
なっており、置換されてないかまたは置換されている]
で示される非対称性のビスイソインドリン顔料の新規製
造方法に関する。
【0004】本発明は更に、式Iのビスイソインドリン
顔料を製造するための中間生成物としての式IV:
【0005】
【化12】
【0006】の新規化合物および式I′:
【0007】
【化13】
【0008】の新規ビスイソインドリン顔料に関し、上
記式中、A′およびB′は式:
【0009】
【化14】
【0010】の異なる基を表し、上記式中、R1はシア
ノ、カルバモイル、該基は式:
【0011】
【化15】
【0012】によりまたは3,3,5,5−テトラメチ
ル−4−ピペリジル、C1〜C18−アルキル、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、ベンジル、フェニルまたはナ
フチルにより置換されていてもよく、この場合にこれら
の置換基はハロゲン原子、シアノ、ニトロ、スルホ、C
1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C
10−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカル
ボニル、モノ−(C1〜C10−アルキル)アミノ、ジ−
(C1〜C10−アルキル)アミノ、ホルミルアミノ、C2
〜C10−アルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、アミ
ノスルホニル、モノ−またはジ−(C1〜C10−アルキ
ル)アミノスルホニル、フェニルアゾ、3,3,5,5
−テトラメチル−4−ピペリジル、フタルイミジル、カ
ルバモイルおよび/またはトリフルオロメチルにより置
換されていてもよく、上記カルバモイルは更にC1〜C
10−アルキルによりモノ置換またはジ置換されていても
よい、C1〜C10−アルキルカルボニル、ベンゾイル、
1〜C10−アルコキシカルボニル、フェノキシカルボ
ニルまたはベンジルオキシカルボニル、この場合にベン
ゾイル、フェノキシおよびベンジルオキシはハロゲン原
子、スルホ、ニトロ、C1〜C10−アルキル、ホルミル
アミノ、C2〜C10−アルカノイルアミノおよび/また
はフタルイミジルにより置換されていてもよい、フェニ
ル、該基はハロゲン原子、シアノ、ニトロ、スルホおよ
び/またはトリフルオロメチルにより置換されていても
よい、カルバゾイルまたはウレイドカルボニル、これら
の末端の窒素原子はC1〜C−アルキルまたはベンジ
ルによりモノ置換またはジ置換されていてもよく、これ
らは前記の置換基を有してもよい、または式:
【0013】
【化16】
【0014】(式中、Zは−O−,−S−または−NH
−を表し、Rはハロゲン原子、ニトロ、スルホ、C1
〜C6−アルキルまたはC1〜C6−アルコキシを表し、
7はハロゲン原子を表し、pは0〜2であり、かつq
は1〜4である)の複素環式基を表し、基R2は互いに
無関係にそれぞれ水素原子、C1〜C6−アルキル、フェ
ニルまたはナフチルを表し、これらはハロゲン原子、ニ
トロ、スルホ、C1〜C6−アルキルおよび/またはC1
〜C6−アルコキシにより置換されていてもよく、R3
1〜C6−アルキル、アミノ、ベンゾイルアミノ、カル
ボキシル、カルバモイルまたはC1〜C6−アルコキシカ
ルボニルを表し、R4は水素原子または2個までの以下
の置換基を有してもよいフェニル:ハロゲン原子、ニト
ロ、スルホ、カルボキシル、カルバモイル、C1〜C6
アルキル、C1〜C6−アルコキシまたはC1〜C6−アル
コキシカルボニル、を表し、R5はハロゲン原子または
ニトロを表し、Xは−O−または−NR8−を表し、R8
は水素原子またはC1〜C6−アルキルを表し、mは0〜
4であり、L′は化学結合、C1〜C6−アルキレン、
1,4−または1,3−フェニレンまたは1,5−ナフ
チレン、この場合にフェニレンおよびナフチレンはハロ
ゲン原子、ニトロ、スルホ、C1〜C6−アルキルおよび
/またはC1〜C6−アルコキシにより置換されていても
よく、または
【0015】
【化17】
【0016】で示される基を表し、上記式中、L1は化
学結合、−N=N−、−CH=CH−、−O−、−SO
2−、−S−、−NH−CO−CO−NH−または−C
O−NH−NH−CO−を表し、およびL2は化学結
合、1,4−または1,3−フェニレンまたは1,5−
ナフチレンを表し、かつベンゼン環およびナフタレン環
はハロゲン原子、ニトロ、スルホ、C1〜C6−アルキル
および/またはC1〜C6−アルコキシにより置換されて
いてもよく、かつ環D′は互いに無関係にハロゲン原
子、ニトロ、カルボキシル、カルバモイル、C1〜C6
アルキルおよび/またはC1〜C6−アルコキシにより置
換されていてもよい。
【0017】
【従来の技術】イソインドリンは黄色ないし赤および褐
色ないし黒色の色調に対する良好な塗布特性、特に堅牢
性および安定性を有する重要な種類の顔料を構成する。
【0018】架橋していない顔料(イソインドリン顔
料)および2つのイソインドリン基が橋状員子を介して
互いに結合した架橋した顔料(ビスイソインドリン顔
料)は周知である。ビスイソインドリン顔料の場合は2
つの同じイソインドリン基を有する対称性の顔料のみが
記載されている(ドイツ特許出願公開第3503776
号明細書およびドイツ特許出願公開第2924142号
明細書)。
【0019】しかしながら、一定の比色および塗布特性
を有する顔料を得るためには非対称性のビスイソインド
リン顔料が特に重要である。この顔料はまだ公表されて
いない。ドイツ特許出願公開第3503776号明細書
においては、適当な出発化合物の混合物を縮合すること
によりまたはイミノイソインドリン半縮合物をニトロア
ミノ化合物:H2N−L−NO2と反応させ、反応生成物
をアミンに還元し、その後アミンをほかのイミノイソイ
ンドリン半縮合物と縮合することにより非対称性のビス
イソインドリンが得られることが指摘されているにすぎ
ない。しかしながら、第1の場合には対称性および非対
称性のビスイソインドリンの混合物のみが得られる。第
2の場合にも化合物Iの選択的な製造は不可能である、
それというのも還元工程は常に容易に実施できるとは限
らず、かつ好ましくない副生成物を生じ、または基Aお
よびLの種類に依存して完全に不可能であるからであ
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、非対
称性のビスイソインドリン顔料の選択的な製造を可能に
する方法を提供することであった。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題は、一般式I:
【0022】
【化18】
【0023】[式中、AおよびBは異なるメチレン活性
化合物の基、酸素原子または硫黄原子を表し、Lは二価
の基または化学結合を表し、かつ環Dは同じかまたは異
なっており、置換されてないかまたは置換されている]
で示される非対称性のビスイソインドリン顔料の製造方
法において、 a)式IIa:
【0024】
【化19】
【0025】の半縮合物を式III: H2N−L−NH2 III の化合物と不活性の有機溶剤中で反応させ、かつ b)工程a)で得られた式IV:
【0026】
【化20】
【0027】の化合物を、直接または単離した後で式I
Ib:
【0028】
【化21】
【0029】の半縮合物と酸の存在下でおよび不活性の
有機溶剤の存在下または不在下で反応させることにより
解決される。
【0030】更に、非対称性のビスイソインドリン顔料
を製造するための中間生成物として式IV:
【0031】
【化22】
【0032】の新規化合物が見出された。
【0033】更にまた、冒頭に記載の一般式I′の非対
称性のビスイソインドリン顔料および高ポリマーの有機
物質、たとえばプラスチック、印刷インキおよび塗料を
着色するための上記顔料の使用が見出された。
【0034】新規方法は、式I′の非対称性のビスイソ
インドリン顔料を製造するために特に重要であり、式中
の基は以下のものを表す。
【0035】環D′は互いに無関係に4個までの以下の
置換基を有してもよい:ハロゲン原子、ニトロ、カルボ
キシル、カルバモイル、C1〜C6−アルキルおよび/ま
たはC1〜C6−アルコキシ。しかしながら環D′は特に
有利には非置換である。
【0036】適当な基A′およびB′は酸素原子および
硫黄原子のほかに、特に(ABI)〜(ABXI)の異
なるメチレン活性化合物の基である。
【0037】
【化23】
【0038】上記式中、R1はシアノ、カルバモイル、
該基は3,3,5,5−テトラメチル−4−ピペリジル
または式:
【0039】
【化24】
【0040】によりまたはC1〜C18−アルキル、C1
10−アルコキシカルボニル、ベンジル、フェニルまた
はナフチルにより置換されていてもよく、この場合にこ
れらの置換基はハロゲン原子、シアノ、ニトロ、スル
ホ、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C
1〜C10−アルキルカルボニル、ホルミルアミノ、C2
10−アルカノイルアミノ、C1〜C10−アルコキシカ
ルボニル、特にアセチル、モノ−またはジ−(C1〜C
10−アルキル)アミノ、ベンゾイルアミノ、アミノスル
ホニル、モノ−またはジ−(C1〜C10−アルキル)ア
ミノスルホニル、フェニルアゾ、3,3,5,5−テト
ラメチル−4−ピペリジル、フタルイミジル、カルバモ
イルおよび/またはトリフルオロメチルにより置換され
ていてもよく、上記カルバモイルは更にC1〜C10−ア
ルキルによりモノ置換またはジ置換されていてもよい、
1〜C10−アルキルカルボニル、ベンゾイル、C1〜C
10−アルコキシカルボニル、フェノキシカルボニルまた
はベンジルオキシカルボニル、この場合にベンゾイル、
フェノキシおよびベンジルオキシはハロゲン原子、ニト
ロ、スルホ、C1〜C10−アルキル、ホルミルアミノ、
2〜C10−アルカノイルアミノおよび/またはフタル
イミジルにより置換されていてもよい、フェニル、該基
はハロゲン原子、シアノ、ニトロ、スルホおよび/また
はトリフルオロメチルにより置換されていてもよい、カ
ルバゾイルまたはウレイドカルボニル、これらの末端の
窒素原子はC1〜C6−アルキルまたはベンジルによりモ
ノ置換またはジ置換されていてもよく、これらは上記の
置換基を有してもよい、または式:
【0041】
【化25】
【0042】(式中、Zは−O−,−S−または−NH
−を表し、R6はハロゲン原子、ニトロ、スルホ、C1
6−アルキルまたはC1〜C6−アルコキシを表し、R7
はハロゲン原子を表し、pは0〜2であり、かつqは1
〜4である)の複素環式基を表す。
【0043】
【化26】
【0044】上記式中、基R2は互いに無関係にそれぞ
れ水素原子、C1〜C6−アルキル、フェニルまたはナフ
チルを表し、これらはそれぞれハロゲン原子、ニトロ、
スルホ、C1〜C6−アルキルおよび/またはC1〜C6
アルコキシにより置換されていてもよい。
【0045】
【化27】
【0046】上記式中、R3はC1〜C6−アルキル、特
にメチル、アミノ、ベンゾイルアミノ、カルボキシル、
カルバモイルまたはC1〜C6−アルコキシカルボニルを
表し、R4は水素原子または2個までの以下の置換基を
有してもよいフェニル:ハロゲン原子、特に塩素原子、
ニトロ、スルホ、カルボキシル、カルバモイル、C1
6−アルキル、C1〜C6−アルコキシまたはC1〜C6
−アルコキシカルボニル、を表す。
【0047】
【化28】
【0048】上記式中、Xは−O−、−NR8−を表
し、この場合にR8は水素原子またはC1〜C6−アルキ
ル、特にメチルを表し、R5はハロゲン原子、特に塩素
原子またはニトロを表し、mは0〜4である。
【0049】
【化29】
【0050】化学結合であるほかに、橋状員子L′の例
は、特に以下の(LI)〜(LXII)の二価の基であ
る。
【0051】−(CH2n− (LI) 式中、nは1〜6である。
【0052】
【化30】
【0053】式中、L1は化学結合、−N=N−,−C
H=CH−,−O−,−S−,−SO2−,−NH−C
O−CO−NH−または−CO−NH−NH−CO−で
ある。
【0054】 −CO−NH−L2−CO− (LV) 式中、L2は化学結合、1,4−または1,3−フェニ
レンまたは1,5−ナフチレンである。
【0055】 −NH−CO−L2−CO−NH− (LVI)
【0056】
【化31】
【0057】上記式中、ベンゼン環およびナフタレン環
は非置換またはハロゲン原子、ニトロ、スルホ、C1
6−アルキルおよび/またはC1〜C6−アルコキシに
より一置換から四置換されている。上記環は有利には非
置換または塩素原子、臭素原子、メチル、エチル、メト
キシおよび/またはエトキシにより置換されている。
【0058】上記の基の例は以下のものである。
【0059】C1〜C18−アルキル、有利にはC1〜C6
−アルキル、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチ
ル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、t−ペン
チル、ヘキシルおよび2−メチルペンチル、特にメチル
およびエチル、C1〜C10−アルコキシ、有利にはC1
6−アルコキシ、たとえばメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s
−ブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキシおよびヘキ
シルオキシ、特にメトキシおよびエトキシ、C1〜C10
−アルキルカルボニル、有利にはC1〜C6−アルキルカ
ルボニル、たとえばアセチル、プロピオニル、特にアセ
チル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、有利にはC1
〜C6−アルコキシカルボニル、特にメトキシカルボニ
ルおよびエトキシカルボニル、モノ−およびジ−(C1
〜C10−アルキル)アミノ、有利にはモノ−およびジ−
(C1〜C6−アルキル)アミノ、たとえばメチルアミ
ノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、ペンチルアミノおよびヘキシルアミ
ノ、特にメチルアミノおよびエチルアミノ、シクロアル
キルアミノ、たとえばシクロプロピルアミノ、シクロブ
チルアミノ、シクロペンチルアミノおよびシクロヘキシ
ルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピ
ルアミノ、ジイソプロピルアミノおよびメチルエチルア
ミノ、C2〜C10−アルカノイルアミノ、有利にはC2
7−アルカノイルアミノ、特にアセチルアミノ、モノ
−およびジ−(C1〜C10−アルキル)アミノスルホニ
ル、有利にはモノ−およびジ−(C1〜C6−アルキル)
アミノスルホニル、特にメチルアミノスルホニルおよび
エチルアミノスルホニル、ハロゲン原子、特に塩素原子
および臭素原子。
【0060】有利にはビスイソインドリン顔料I′は基
A′およびB′として式(ABI)の種々の基を含有す
る。
【0061】これらの基のうち、R1がC1〜C6−アル
キルアミノカルボニル、特にメチルアミノカルボニルで
ある基
【0062】
【化32】
【0063】が特に有利である。
【0064】有利なビスイソインドリン顔料I′におい
ては橋状員子L′は式(LII)および(LIII)の
基である。
【0065】これらの基のうち、非置換の基が特に有利
であり、基(LII)は有利には1,4−フェニレンで
ある。
【0066】新規製造方法は2工程法であり、第1工程
a)で半縮合物IIaを橋状員子を有する化合物III
(たとえば脂肪族、環式または芳香族ジアミン)と反応
させ、式IV:
【0067】
【化33】
【0068】の新規中間生成物を生じ、これを更に第2
工程b)で直接または単離した後で別の半縮合物IIb
と縮合し、所望の非対称性のビスイソインドリンIを生
じる。
【0069】意想外にも中間生成物IVは更に直接反応
せずに対称性の縮合物を形成し、かつ単離することがで
きる。
【0070】選択的な反応、すなわち中間生成物IVお
よび従ってビスイソインドリンI′の選択的な合成のた
めに、2つの工程で溶剤の選択が重要である。
【0071】工程a)における中間生成物IVの製造は
反応体に不活性の有機溶剤の存在下で実施する。
【0072】極性のプロトン性溶剤、たとえば一価また
は多価の芳香族アルコールおよび脂肪族アルコール、エ
ーテルアルコール、開鎖および環式エーテル、双極性の
非プロトン性溶剤および芳香族の溶剤、たとえばニトロ
ベンゼン、トルエンおよびクロロベンゼンがこの場合に
適当である。
【0073】詳細な例はフェノール、C1〜C6−アルコ
ール、有利にはC1〜C4−アルカノール、たとえばエタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール
および特にメタノール、エチレングリコールモノ−およ
びジ−(C1〜C6−アルキル)エーテル、たとえばエチ
レングリコールモノ−およびジメチルエーテル、オリゴ
グリコール、ポリグリコール、オリゴグリコールエーテ
ルおよびポリグリコールエーテル、たとえばジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジオキサンおよびテト
ラヒドロフラン、ジメチルスルホキシドおよびアミドの
溶剤、たとえばジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミドおよびN−メチルピロリドンである。これらの溶
剤の混合物、たとえばジメチルアセトアミド/アルカノ
ールまたはフェノール/アルカノールも適当である。
【0074】溶剤の量はそれ自体重要でなく、一般にI
Ia1gに対して5〜100g、有利には10〜50g
である。
【0075】引き続き工程b)で中間生成物IVと半縮
合物IIbとの反応を、そのような縮合のために一般的
であるように酸の存在下でおよび反応体に不活性の有機
溶剤の存在または不在下で実施する。
【0076】適当な酸は無機および有機酸である。例と
しては硫酸、塩酸および燐酸および脂肪族および芳香族
のモノ−およびジカルボン酸およびモノ−およびジスル
ホン酸、特に蟻酸、酢酸、プロピオン酸、安息香酸、ベ
ンゼンスルホン酸およびメタンスルホン酸が挙げられ
る。これらの酸の混合物も適当である。
【0077】適当な有機溶剤は工程a)に記載した溶剤
であり、使用される溶剤の選択においては酸と反応しな
いことが保証されるべきである。
【0078】特に無機酸を使用する場合は反応媒体とし
て有機溶剤を同時に存在することが好ましい。有機酸、
たとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸および安息香酸を反
応媒体として同時に使用することができるが、一般には
有機溶剤の混合物が同様に有利である。特に適当な系の
例としてはフェノール/硫酸混合物(重量比一般に1:
1〜99:1、有利には1:1〜9:1)、フェノール
/氷酢酸混合物(重量比一般に1:1〜99:1、有利
には1:1〜9:1)が挙げられる。
【0079】酸が縮合反応のための触媒として作用する
ので、使用するためには化学量論的要求量より少ない量
で十分である。
【0080】有機溶剤の量は重要でなく、反応混合物の
撹拌能力により決定される。
【0081】工程a)は一般に0〜100℃、特に30
〜80℃で実施する。選択される温度は使用される溶剤
の環流温度に依存する。
【0082】工程b)のためには一般に50〜200
℃、有利には70〜140℃の温度が適当である。もち
ろんこれより低い温度を選択することもできるが、これ
は反応を遅らせる。
【0083】工程a)および工程b)の両方で一般に大
気圧を使用する。しかしながら、両方の縮合反応または
2つの縮合反応の一方を過圧下で実施することも可能で
ある。
【0084】両方の工程の通常の反応時間は10分〜5
時間であり、反応は一般に加熱工程後に終了する。
【0085】反応体(IIaおよびIIIまたはIVお
よびIIb)はほぼ等モルの比で有利に使用する。
【0086】半縮合物IIaおよびIIb自体は公知で
あるかまたは公知の方法で相当するイミノアミノイソイ
ンドレニン、トリクロロイソインドレニンおよび相当す
る活性の誘導体を、または直接相当するo−フタロジニ
トリルから、メチレン活性の(CH酸性)化合物と反応
させることにより製造することができる。
【0087】方法に関しては、所望の場合は加熱しても
よい溶剤および半縮合物IIaの混合物を最初に取り、
かつ橋状員子Lを有する化合物を添加する。添加は連続
的に行うことができる。
【0088】縮合反応が終了後、中間生成物IVを単離
するかまたは直接反応混合物の形で、酸を添加しておよ
び所望の温度に更に加熱して半縮合物IIbと反応する
ことができる。この工程は特に工程a)の溶剤が工程
b)のために適しているかどうかに依存する。
【0089】反応混合物はビスイソインドリン顔料Iを
得るために一般的な方法で混合物を冷却し、更に顔料を
濾過し、所望の場合は不活性溶剤、たとえばジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミドまたはN−メチルピ
ロリドンまたは氷酢酸、アルコールおよび/または水で
洗浄し、かつ乾燥することにより後処理することができ
る。
【0090】使用するための必要条件により、この顔料
は得られた形で直接使用することができるかまたは結晶
化に影響する添加剤の存在または不在下で通常の粉砕お
よび/または通常の溶剤処理を最初に実施する。合成自
体においても一般的な手段、たとえば結晶化抑制剤の添
加、反応および粉砕媒体の添加中の剪断力の作用および
/または特別な温度制御によりもちろん結晶化の制御を
実施することができる。
【0091】新規方法により、非対称性のビスイソイン
ドリン顔料を選択的におよび良好な収率および純度で製
造することが可能である。
【0092】こうして得られる非対称性のビスイソイン
ドリン顔料Iは高分子量の有機物質を着色するために有
利に使用することができる。特別な例は印刷インキおよ
び塗料の製造およびプラスチックの着色である。
【0093】着色される物質の例は、天然の樹脂、合成
樹脂(重合および縮合樹脂)、たとえばアルキド樹脂、
アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アミノホルムアルデヒド
樹脂、たとえばメラミンおよびユリア樹脂、セルロース
エーテルおよびセルロースエステル、たとえばエチルセ
ルロース、ニトロセルロース、セルロースアセテートお
よびセルロースブチレート、ポリウレタン、ポリ塩化ビ
ニル、塩素ゴム、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエ
ステル、エポキシエステル、ポリカーボネート、フェノ
プラスト、ゴム、カゼイン、シリコーンおよび珪素樹脂
および上記物質の混合物である。
【0094】着色中に高分子量の有機物質はプラスチッ
ク材料、溶融物、溶液、乳化剤または分散液の形であっ
てもよい。塗料および印刷インキの製造においては溶液
または分散液を使用するのが有利である。有利な塗料系
の例はアルキド/メラミン樹脂塗料、アクリル/メラミ
ン樹脂塗料、セルロースアセテート/セルロースブチレ
ート塗料およびポリイソシアネート架橋可能なアクリル
樹脂をベースとした二成分塗料である。
【0095】
【実施例】
例 式:
【0096】
【化34】
【0097】の非対称性のビスイソインドリン顔料の製
造 例1
【0098】
【化35】
【0099】a)メタノール100ml中に溶かしたp
−フェニレンジアミン10.8gをメタノール300m
l中の
【0100】
【化36】
【0101】の半縮合物22.6gの懸濁液に室温で滴
加した。引き続き環流反応混合物を1時間撹拌した。そ
の後溶剤の半分を留去し、沈殿物を濾過により単離し、
メタノールおよび水で洗浄し、かつ乾燥した。
【0102】融点285℃を有する赤い粉末として
【0103】
【化37】
【0104】の化合物28.7gが得られ、この量は収
率90.5%に相当した。
【0105】物理的データ 元素分析 C 実測値68.0(算定値68.1)、H 実測値
4.9(算定値4.8) O 実測値5.5(算定値5.0)、N 実測値21.
9(算定値22.1) MS:m/e=317.0(C1815ON5 +1 HNMR(DMSO−d6:TMS): 2.72〜2.73(d,1H,NH−C 3)、2.
80〜2.82(d,2H,NH−C 3)、3.73
(s,水)、5.29(s,幅広)、5.41(s,幅
広)、6.67〜6.72(m,2H,芳香族)、6.
94〜6.97(d,0.6H,芳香族)、7.49〜
7.52(d,1.4H,芳香族)、7.68〜7.7
1(m,2H,芳香族)、8.0〜8.1(m,0.6
H,芳香族)、8.25〜8.37(m,1.4H,芳
香族)、9.91〜9.94(q,1H,N−C
3)、11.27(幅広)、12.01(移動プロト
ン)ppm, TLC(Merck Silica gel60F254
アルミニウムフィルムでプレコーティングした板): Rf(アセトン):0.8 Rf(n−ブタノール/氷酢酸/水3:1:1容量
部):0.82 Rf(トルエン/氷酢酸/酢酸エチル7:1:1容量
部):0.45。
【0106】b)
【0107】
【化38】
【0108】の半縮合物16.1gを室温で氷酢酸40
0ml中のa)で製造したアミン15.9gの懸濁液に
添加した。引き続き環流反応混合物を3時間撹拌し、そ
の後70℃で濾過した。
【0109】単離した沈殿物をまず氷酢酸で、引き続き
水で洗浄した。
【0110】融点347〜351℃を有する赤い粉末と
して所望の生成物30.9gが得られ、この量は収率9
9.2%に相当した。
【0111】元素分析 C 実測値67.0(算定値67.5)、H 実測値
4.0(算定値3.7) O 実測値6.0(算定値5.14)、N 実測値1
7.8(算定値18.0) Cl 実測値5.4(算定値5.7)。
【0112】着色特性を評価するために、顔料1gおよ
びココナッツアルキド樹脂70重量%(キシレン中濃度
60重量%)およびメラミン樹脂30重量%(ブタノー
ル/キシレン中濃度55重量%)からなる焼き付け塗料
混合物9.5gを磨砕機内で粉砕し、スチールシートに
塗布し、空気中で乾燥し、かつ120℃で30分焼き付
けた。
【0113】赤い表面のコーティングが得られた。
【0114】例2〜73 例1と同様にして以下の表に示されるビスイソインドリ
ン顔料を製造し、前記の塗料系に混入した。
【0115】
【表1】
【0116】
【表2】
【0117】
【表3】
【0118】
【表4】
【0119】
【表5】
【0120】
【表6】
【0121】
【表7】
【0122】
【表8】
【0123】
【表9】
【0124】
【表10】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 [式中、 AおよびBは異なるメチレン活性化合物の基、酸素原子
    または硫黄原子を表し、 Lは二価の基または化学結合を表し、かつ環Dは同じか
    または異なっており、置換されてないかまたは置換され
    ている]で示される非対称性のビスイソインドリン顔料
    を製造する方法において、 a)式IIa: 【化2】 の半縮合物を式III: H2N−L−NH2 III の化合物と不活性の有機溶剤中で反応させ、かつ b)工程a)で得られた式IV: 【化3】 の化合物を、直接または単離した後で式IIb: 【化4】 の半縮合物と酸の存在下でおよび不活性の有機溶剤の存
    在下または不在下で反応させることを特徴とする非対称
    性のビスイソインドリン顔料の製造方法。
  2. 【請求項2】 式IV: 【化5】 [式中、 Aはメチレン活性化合物の基、酸素原子または硫黄原子
    を表し、 Lは二価の基または化学結合を表し、かつベンゼン環D
    は置換されてないかまたは置換されている]で示される
    化合物。
  3. 【請求項3】 式I′: 【化6】 [式中、 A′およびB′は式: 【化7】 の異なる基を表し、上記式中、 R1はシアノ、 カルバモイル、該基は式: 【化8】 によりまたは3,3,5,5−テトラメチル−4−ピペ
    リジル、C1〜C18−アルキル、C1〜C10−アルコキシ
    カルボニル、ベンジル、フェニルまたはナフチルにより
    置換されていてもよく、この場合にこれらの置換基はハ
    ロゲン原子、シアノ、ニトロ、スルホ、C1〜C10−ア
    ルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アルキル
    カルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、モノ
    −(C1〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C1〜C10
    アルキル)アミノ、ホルミルアミノ、C2〜C10−アル
    カノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、アミノスルホニ
    ル、モノ−またはジ−(C1〜C10−アルキル)アミノ
    スルホニル、フェニルアゾ、3,3,5,5−テトラメ
    チル−4−ピペリジル、フタルイミジル、カルバモイル
    またはトリフルオロメチルにより置換されていてもよ
    く、上記カルバモイルは更にC1〜C10−アルキルによ
    りモノ置換またはジ置換されていてもよい、 C1〜C10−アルキルカルボニル、ベンゾイル、C1〜C
    10−アルコキシカルボニル、フェノキシカルボニルまた
    はベンジルオキシカルボニル、この場合にベンゾイル、
    フェノキシおよびベンジルオキシはハロゲン原子、ニト
    ロ、スルホ、C1〜C10−アルキル、ホルミルアミノ、
    2〜C10−アルカノイルアミノまたはフタルイミジル
    により置換されていてもよい、 フェニル、該基はハロゲン原子、シアノ、ニトロ、スル
    ホまたはトリフルオロメチルにより置換されていてもよ
    い、 カルバゾイルまたはウレイドカルボニル、これらの末端
    の窒素原子はC1〜C6−アルキルまたはベンジルにより
    モノ置換またはジ置換されていてもよく、これらは上記
    の置換基を有してもよい、または式: 【化9】 (式中、 Zは−O−,−S−または−NH−を表し、 R6はハロゲン原子、ニトロ、スルホ、C1〜C6−アル
    キルまたはC1〜C6−アルコキシを表し、 R7はハロゲン原子を表し、 pは0〜2であり、かつqは1〜4である)の複素環式
    基を表し、 基R2は互いに無関係にそれぞれ水素原子、C1〜C6
    アルキル、フェニルまたはナフチルを表し、これらはハ
    ロゲン原子、ニトロ、スルホ、C1〜C6−アルキルまた
    はC1〜C6−アルコキシにより置換されていてもよく、 R3はC1〜C6−アルキル、アミノ、ベンゾイルアミ
    ノ、カルボキシル、カルバモイルまたはC1〜C6−アル
    コキシカルボニルを表し、 R4は水素原子または2個までの以下の置換基を有して
    もよいフェニル:ハロゲン原子、ニトロ、スルホ、カル
    ボキシル、カルバモイル、C1〜C6−アルキル、C1
    6−アルコキシまたはC1〜C6−アルコキシカルボニ
    ル、を表し、 R5はハロゲン原子またはニトロを表し、 Xは−O−または−NR8−を表し、R8は水素原子また
    はC1〜C6−アルキルを表し、 mは0〜4であり、 L′は化学結合、 C1〜C6−アルキレン、1,4−または1,3−フェニ
    レンまたは1,5−ナフチレン、この場合にフェニレン
    およびナフチレンはハロゲン原子、ニトロ、スルホ、C
    1〜C6−アルキルまたはC1〜C6−アルコキシにより置
    換されていてもよく、または 【化10】 で示される基を表し、上記式中、 L1は化学結合、−N=N−、−CH=CH−、−O
    −、−SO2−、−S−、−NH−CO−CO−NH−
    または−CO−NH−NH−CO−を表し、およびL2
    は化学結合、1,4−または1,3−フェニレンまたは
    1,5−ナフチレンを表し、かつベンゼン環およびナフ
    タレン環はハロゲン原子、ニトロ、スルホ、C1〜C6
    アルキルまたはC1〜C6−アルコキシにより置換されて
    いてもよく、かつ環D′は互いに無関係にハロゲン原
    子、ニトロ、カルボキシル、カルバモイル、C1〜C6
    アルキルまたはC1〜C6−アルコキシにより置換されて
    いてもよい]で示される非対称性のビスイソインドリン
    顔料。
JP6305224A 1993-12-08 1994-12-08 非対称性のビスイソインドリン顔料の製造方法、中間化合物および非対称性のビスイソインドリン顔料 Withdrawn JPH07196937A (ja)

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