JPH07194721A - 使い捨てマスク及びその製法 - Google Patents

使い捨てマスク及びその製法

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JPH07194721A
JPH07194721A JP6331454A JP33145494A JPH07194721A JP H07194721 A JPH07194721 A JP H07194721A JP 6331454 A JP6331454 A JP 6331454A JP 33145494 A JP33145494 A JP 33145494A JP H07194721 A JPH07194721 A JP H07194721A
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wearer
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JP6331454A
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Kevin K Brunson
ケヴィン、ケイ、ブランスン
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TEKUNARU MEDICAL PROD Inc
TECNOL MED PROD Inc
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TECNOL MEDICAL PROD Inc
TEKUNARU MEDICAL PROD Inc
TECNOL MED PROD Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着者の顔面に対する改良された密封作用
と、エーロゾルに関する一層高いろ過能力と、快適な呼
吸のためのマスクを通す十分に低い圧力降下と、液体飛
散又は液体噴霧からの向上した保護作用とが得られるエ
ーロゾルマスクを提供することにある。 【構成】 フイルタ本体14の互いに対抗する端部に光
学的に透明な覆い90を取付け、装着者12の目及び顔
を液体のはねかかりや噴霧から保護する。フイルタ本体
は、大体において台形の形状を持つろ過材から成る多重
層で形成してある。黒ずませた材料の帯状体28は、フ
イルタ本体の外部に、覆いに隣接して配置され、覆いに
よりまぶしさ及び反射を減らすようにしてある。マスク
11は、装着者の頭に紐により締付ける。これ等のひも
16,18はマスクの開口穴を形成する各縁部から延び
る線とほぼ同じ空間にわたつて延ばして、これ等の縁部
が引張られ装着者の顔に密接な密封状態で係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、空気中浮遊微粒
子の通過を防ぐことのできるマスクに関する。ことに、
限定するものではないが、本発明は、エーロゾル微粒子
が直接又まわりを通過しないようにすると共に呼吸が容
易にできるように圧力降下の比較的低い使い捨てマスク
に関する。本発明マスクには液体が装着者の眼に触れな
いように面覆いまたは遮蔽を取付けてもよい。
【0002】
【発明の背景】使い捨てマスクは長年にわたり製造され
ている。医学の分野ではこれ等のマスクの多くはヘルス
ケア要員の息による患者の汚染を防ぐのに使われてい
る。近年肝炎Bビールスのような空気中病原菌によるヘ
ルスケア要員の感染に対する関心の増大に伴い、ヘルス
ケア要員からの呼気による患者の汚染だけでなく又空気
中伝染性微粒子の吸引によるヘルスケア要員の感染を防
ぐことが必要になっている。人免疫不全ビールス(HI
V)の出現と多くのHIV患者に伴う伝染性結核病の近
年の増加とによってなお一層重要にもなっている。
【0003】さらに空気中の液体及び固体の微粒子を持
つエーロゾルは、感染した患者の呼気だけでなく又浮遊
微生物にエネルギーを加える若干の処置上の操作及び過
程によつても生ずることが分かっている。ドリル及び鋸
の使用を含む外科的処置は、感染患者からの若干の結核
症、HIV又はその他の病原菌を含むエーロゾルのとく
に多量の発生源である。病気の新たな傾向として、多く
の種類の薬剤処理に対し強い抵抗性を示すから結核症に
対する関心が増している。
【0004】さらに黄熱、リフトバリー熱そしておそら
くはロッキー山紅斑熱、狂犬病及び天然痘のような多く
のビールス性出血熱はエーロゾルを介して伝播できるこ
とが示されている。「非偶発性の」環境を介するこのよ
うなビールスの伝播の識別を始める著しい数の研究が行
われている。従ってこれ等の「非偶発性」環境の多くが
エーロゾル汚染から生ずると考えられる。
【0005】市販されている現用の医学用マスクではそ
の多くのものがエーロゾルに対して有効でないことが分
かっている。現用の成形式外科用マスクの1例は、2μ
以下の微粒子にはほとんど抵抗を示さなくて9μ程度に
大きい微粒子を阻止するのに効率が低い。若干のマスク
はいくぶん一層良好な品質を明らかに示すが、これ等の
マスクではマスクを経て又はマスク周辺のまわりを通る
エーロゾルの通過を防ぐのに十分な満足が得られるとは
考えられない。
【0006】1種類のマスクは、S.J.ゴールドスミ
ス(Goldsmith)を発明者とする1935年8
月27日付米国特許第2,012,505号明細書「マ
スク」に例示してある。別の種類の使い捨てマスクは、
M.マギドソン(Magidson)を発明者とする1
982年3月16日付米国特許第4,319,567号
明細書「使い捨てマスク」に例示してある。このマスク
は、マスクの周縁部を過ぎる流体の流れの漏れを防ぐこ
とができるように成形され又とくに構成してある。エー
ロゾルを制御しようとするときは、漏れは明らかに許容
できない。バンス・M・ハバード(Vance M.H
abbard)及びウエルトン・K・ブランソン(We
lton K.Brunson)を発明者とする198
6年8月19日付米国特許第4,606,341号明細
書「折りたたみできない外科用マスク」は、台形ひだを
持つ普通の長方形マスクを示す。米国特許341号明細
書に示したマスクを含む長方形のマスクは、マスクの周
辺と装着者の顔面との間のエーロゾルの通過を防ぐのに
最適にはなっていない。付加的な折曲げ形マスクは、エ
ルビン・L・ボイス(Elvin L.Boyce)を
発明者とする1987年8月25日付米国特許第4,6
88,566号明細書「フイルタマスク」に例示してあ
る。
【0007】外科用マスクの最近の開発により、このよ
うなマスクの外部からの液体の浸透に対する抵抗が向上
している。このような外科用マスクには装着者の眼を保
護するように覆い又は面遮蔽を取付けることが多い。ハ
バード等を発明者とする1990年5月1日付米国特許
第4,920,960号明細書「体液障壁マスク」はこ
のようなマスクの改良の例である。ハバード等を発明者
とする1991年6月4日付米国特許第5,020,5
33号明細書「液体及びまぶしさよけ覆い付きマスク」
は、医学的処置中に装着者の顔を液体分から保護するよ
うに覆いを協働させた例である。
【0008】
【発明の開示】本発明によればエーロゾルマスクに従来
伴う欠点を実質的に減らし又は除いた改良されたエーロ
ゾルマスクが得られる。若干の用途では本発明による改
良されたエーロゾルマスクに面遮蔽を取付ける。又他の
用途ではこの改良されたエーロゾルマスクは1層又は複
数層の膨張ポリテトラフルオルエチレン層を備える。
【0009】本発明によるエーロゾルマスク及び面遮蔽
は、装着者の顔面に対する改良された密封作用と、エー
ロゾルに関する一層高いろ過能力と快適な呼吸のための
マスクを通す十分に低い圧力降下と、液体飛散又は液体
噴霧からの向上した保護作用とが得られる。
【0010】一態様では本発明は、装着者の鼻及び口を
覆うフイルタ本体を備えた使い捨てマスクを提供する。
このフイルタ本体は上縁部及び下縁部を持ち、上縁部は
装着者の鼻梁部を横切って延びるように配置され又下縁
部は装着者のあごの下側に延びるように配置してある。
フイルタ本体には上縁部の各端部に隣接して第1の締付
部材が取付けられ一般に装着者の頭の後部のまわりに上
縁部のほぼ直線状の延長部分に配置され上縁部を付勢し
て装着者の顔面に密接に衝合させ上縁部及び装着者の顔
面の間に流体が流れないようにする。フイルタ本体には
下縁部の各端部に隣接して第2の締付部材が取付けられ
一般に装着者の頭の頂上に下縁部のほぼ直線状の延長部
分に配置され下縁部を付勢して装着者に密接に衝合させ
下縁部及び装着者の顔面の間に流体が流れないようにす
る。フイルタ本体には上縁部の各端部に隣接して透明な
覆い又は顔面遮蔽を取付け一般に目とフイルタ本体によ
り覆われていない部分との上側に位置させてある。得ら
れるマスク及び顔面遮蔽はマスクの周辺のまわりの密封
作用を高めマスクの周縁部と装着者の顔面との間のエー
ロゾルのバイパスを防ぎ液体の噴霧又は飛散が装着者の
眼に触れないように保護する。
【0011】他の態様では本発明は、選定した材料から
成る複数の層を備えた使い捨てエーロゾルマスクを作る
方法において、大体において台形の形状を持つ第1及び
第2の内側マスク層を並置してマスクの内側面を形成
し、大体において台形の形状を持つ材料から成る1層又
は複数層の中間層をそれぞれ第1の内側マスク層及び第
2の内側マスク層に並置し、大体において台形の第1の
外側マスク層を第1の内側マスク層とその1層又は複数
層の中間層とに並置してマスクの上部外面を形成し、大
体において台形の形状の第2の外側マスク層を第2の内
側マスク層とその1層又は複数層の中間層とに並置して
マスクの下部外面を形成し、第1の内側マスク層、協働
する中間層及び第1の外側マスク層を互いに連結して大
体において台形の形状の連結してない側辺に沿って上縁
部を形成し、第2の内側マスク層、協働する中間層及び
第2の外側マスク層を互いに連結して大体台形の形状の
連結してない側辺に沿って下線部を形成し、細長い展性
部材を前記上縁部に沿って固着し、黒ずませた材料の帯
状体(darkened strip of mate
rial)を第1の外側マスク層の一部分に沿って位置
させ、前記の黒ずませた材料の帯状体を前記上縁部に連
結し、装着者にマスクを保持する締付手段を上縁部及び
下縁部の接合部に隣接する層間に取付けることから成る
方法を提供するものである。次いで透明な覆い又は顔面
遮蔽をマスクに上縁部の互いに対向する端部で接着す
る。
【0012】本発明は、マスクの周辺と装着者の顔面と
の間のエーロゾルの通過を防ぎこのマスクに覆われてな
い装着者の顔面の接触部分からの液体の噴霧及びはねか
かりを阻止するように、装着者の顔面に対し障壁を形成
するマスク及び覆いの得られる点で著しい技術的利点を
持つ。このマスクの大体において台形の形状はこのマス
クの互いに対向する側に内側及び外側の半径部を備えて
装着者の顔面に比較的偏平な密封面を形成する。このマ
スクの互いに対向する側の内側半径部分は互いに協働し
てマスク及び装着者の目に対して覆いを位置決めする。
このマスクは又、装着者の正常な呼吸中にこのマスクに
対する空気の通過のための流通面積を実質的に増大さ
せ、これと同時にこのマスクのエーロゾルの通過に対し
比較的高い抵抗を持つろ過媒体を使うことができる。本
発明によりエーロゾルの通過に対する抵抗にろ過能力を
最適にすると共にこのマスクの装着により生ずる正常な
呼吸に対する制限を最少にする。本発明により又、マス
クの周辺と装着者の顔面の輪郭との間の適合を実質的に
向上させ、装着者の目及び顔面に対しマスクに取付けた
光学的に透明な覆いを位置決めすることができる。
【0013】本発明の付加的な技術的利点は、覆いをエ
ーロゾルマスクに取付け別個の目の保護体の必要をなく
すことである。このマスクの各側の湾曲半径は覆いをエ
ーロゾルマスクに取付ける手段の一部を形成し覆いを装
着者の顔面に合致させるのに役立つ。
【0014】本発明の別の技術的利点として、反射及び
まぶしさを実質的に減らすようにマスクの上縁部に設け
た黒ずませた帯状材料を備える。黒ずませた帯状材料
は、光学的に透明な巻付け覆いをマスクの上部部分に取
付け装着者の目を液体のはねかかり又は吹付けから保護
するようにする場合にとくに有利である。
【0015】本発明の他の利点は、フイルタ媒体の互い
に対向する側に1層又は複数層のバイコンポーネント
(bicomponent)ポリエチレン又はポリプロ
ピレンの層を配置して発泡ポリテトラフルオルエチレン
(PTFE)から形成したろ過材を使用することにあ
る。
【0016】以下本発明及びその利点を添付図面につい
て詳細に説明する。
【0017】
【実施例】本発明の好適な実施例及びその利点を図1な
いし4について説明する。これ等の各図面で同様な又対
応する各部品に対し同様な参照数字を使ってある。
【0018】覆い(visor)90を取付けた本発明
のマスク11は図1に鎖線で示した装着者12の顔面に
位置させて例示してある。マスク11は、弾性のひも部
材すなわち締付部材16、18により装着者12に締付
けたフイルタ本体14を備えている。フイルタ本体14
は、大体において台形の形状を持つ上部部分20及び下
部部分22を備えている。上部部分20及び下部部分2
2は、組合う外部寸法及び形状を持つのがよい。上下部
の部分20、22は、フイルタ本体14の3辺に沿い熱
封作用及び又は超音波密封作用により互いに接着すれば
よい。このようにして接着することによりマスク11に
重要な構造上の一体性を与える。
【0019】フイルタ本体14の第4の側辺は、開いて
細長い展性部材26(図2及び3a参照)を持つ上縁部
24を備えている。展性部材26は、マスク11の上縁
部24を装着者12の鼻及び頬の各輪郭に密接に適合す
るように設けてある。展性部材26は、長方形の横断面
を持つアルミニウム帯状体から構成するのがよいが、又
成形できる又は展性の鋼部材又はプラスチック部材でも
よい。
【0020】黒ずませた材料の帯状体28は、上部部分
20の外部に上縁部24に隣接して加えればよい。黒ず
ませた材料の帯状体28は、まぶしさ及び反射を減らす
ように設ける。黒ずませた材料の帯状体28の使用は、
覆い90をフイルタ本体14に取付けたときにとくに有
利である。くもらせた帯状体28は、処理した着色素材
のような任意適当な材料から成る。若干の用途では、暗
色の帯状体28は黒色がよく、上部部分20の外部は色
がオレンジ色がよい。
【0021】上部部分20の上縁部24と下部部分22
の下縁部38とは相互に協働して装着者12の顔面に接
触するマスク11の周辺を形成する。本発明により、マ
スク11の周辺と装着者12の顔面との間に形成する障
壁を最適にし、又マスク11が微細粒子及びエーロゾル
のろ過媒体34の通過に抵抗するろ過能力を最適にする
と共に、マスク11の使用によって得られる装着者12
の正当な呼吸に対する抵抗を最少にすることができる。
本発明は又、液体透過性材料から成る層44を含むフイ
ルタ本体14内にフイルタ媒体から成る多重層を含むこ
とができる。
【0022】図1及び3aに示すようにマスク11は、
装着者12の顔面に当てがったときにカップ又は円すい
の形状を持つ。本発明によりマスク11が成形円すい形
マスクの「顔面から離れた」利点を得ると共にしかも覆
い90をフイルタ本体14に取付けたままで包装、貯蔵
及び輸送を容易に行うことができる。「顔面から離れ
た」形式のマスクは、装着者の顔面の実質的な部分に接
触する柔軟なひだ付きマスクに比べて呼吸室が一層大き
くなる。従って「顔面から離れた」マスクは一層冷たい
一層容易な呼吸ができる。本発明は、フイルタ本体14
内に含まれる空気の容積を最適にすることができる。容
積が大き過ぎると、正常な呼吸割合で過度の量の吐出空
気をフイルタ本体14内に保持することになる。フイル
タ本体14の大きさを適性に選定することにより、フイ
ルタ本体14内の空気の過度の加熱が最低になり、又吐
出空気の長時限にわたる再呼吸によるめまいも又最低に
できる。
【0023】顔面遮蔽又は覆い90は、ポリエステル又
はポリエチレンのような透明なプラスチックフイルムに
より構成するのがよい。覆い90は一般に、装着者12
の顔面のマスク11により覆われてない部分に合うよう
に寸法を定める。覆い90は具体的には、液体の噴霧及
び液体のはねかかりから装着者12の目を保護するよう
にフイルタ本体14に位置させてある。覆い90を構成
するプラスチック材は約0.005inの厚さを持ち押
しつぶれを防ぐのに十分なこわさを持ちしかも装着者1
2の顔面に対し湾曲して合致するのに十分なたわみ性を
持つ。なお詳しく後述するように、覆い90は、上縁部
24の互いに対向する端部でフイルタ体14に接着する
のがよい。
【0024】図2に示すようにマスク11の大体の最適
寸法はフイルタ本体14の台形の長辺寸法Aが10 1
/4inである。上縁部24及び下縁部38により一部
を形成したフイルタ体14の穴の長さの寸法Bは、上部
部分20及び下部部分22の間の各接合部における約1
/2inの密封部によって9 1/4inである。台形
フイルタ本体14の平行部分の小さい方の長さの寸法D
は3 5/16inである。寸法A及びBにより一部を
形成したフイルタ本体14の穴は小さい方の長さの寸法
Dに大体平行である。寸法A及びBは±3/4inだけ
変えてもよい。フイルタ本体14の台形形状の幅の寸法
Cは3 1/2inである。寸法C及びDは±1/4i
nだけ変えてもよい。マスク11の閉じた3辺を形成す
る接着した境界部の寸法Eは幅を1/4inにするのが
よい。装着者の顔面に接触する上縁部24及び下縁部3
8の部分の寸法Fは幅を1/2inにするのがよい。
【0025】覆い90は一般にすみ部を丸くした長方形
の形状を持つのがよい。覆い90の長さはフイルタ本体
14の寸法Aよりわずかに大きくなるように選定するの
がよい。覆い90の幅は、フイルタ本体14の幅の寸法
Cにほぼ等しくなるように選定する。フォーム材92は
上縁部94の近くで覆い90の内面に固着するのがよ
い。フォーム材帯状体92は装着者12のひたいにまた
がるのに十分なだけ長くするのがよい。フォーム材帯状
体92の幅は覆い90が装着者のひたいに直接には接触
しないように選定する。フォーム材帯状体92は又装着
者12の目に汗が滴下しないように位置させる。覆い9
0の下縁部96は、覆い90をそのひだやしわを生じな
いで装着者の鼻や顔面に合致させる切欠き98を設ける
のがよい。
【0026】前記の各寸法は、一層小さい又は一層大き
い顔面形状を持つ装着者に適合するように変えてもよ
い。しかしマスク11を形成する台形の幅の寸法Cをこ
の台形の小さい方の長さ寸法Dに比べた比率は約1対1
のままにするのがよい。フイルタ本体14の大きい辺の
寸法Aと小さい辺の寸法Dとの間の好適とする比は約3
対1である。多くの用途で覆い90の長さは、寸法Dよ
りわずかに大きくし、覆い90の幅は寸法Cにほぼ等し
くしなければならない。
【0027】本発明の重要な特徴として、フイルタ本体
14の平行でないすなわち傾斜した辺で約1 1/8i
nの半径R1と約3inの半径R2とを形成している。
半径R1及びR2は互いに協働して装着者12の正常な
呼吸中にフイルタ本体14がつぶれることがないように
する。これ等の半径R1及びR2は、正常な呼吸中にマ
スク11が顔面から離れた所望の形状を保持するのに役
立つ。フイルタ本体14の閉じた3辺の密封された境界
部が1/4in以下であれば、マスク11は正常な呼吸
中につぶれやすい。したがって本発明の重要な特徴は、
半径R1及びR2を幅約1/4inの密封境界部に組み
合わせて装着者12の鼻及び口を覆う所望の円すい形又
はカップ形のマスクを形成し又正常な呼吸中につぶれな
いで装着者12の顔面に流体密の障壁を保持することに
ある。
【0028】半径R2の部分は、マスク11の互いに対
向する側部から外部に湾曲し、半径R1の部分に接す
る。半径R1の部分は、頭部バンドすなわち締付部材1
6、18と覆い90との取付点に向かい内方に湾曲す
る。この構造は、本発明の臨界的特徴であり、複数の重
要な機能を果す。半径R1及びR2の部分は互いに協働
してマスク11の周辺と装着者12の顔面との間の顔面
密封性能を向上する。半径R1及びR2の部分によりマ
スク11は、頭部バンド16、18の取付点に隣接する
上縁部24及び下縁部38の各端部の近くで比較的偏平
な表面で開くことができる。頭部締付部材16、18及
び覆い90の取付点に隣接するこれ等の扁平な表面は、
フイルタ本体14の開口から遠ざかる向きに徐々にテー
パを付けてある。半径R1及びR2の部分を持つフイル
タ本体14の大体台形の形状とその他の好適とする寸法
及び比率とは互いに協働してマスク11の正常な使用中
にフイルタ本体14のつぶれを最少にする。
【0029】半径R1及びR2の部分は上縁部分24及
び下縁部分38と協働してマスク11を比較的多数の互
いに異なる顔面寸法に確実に適合させこれ等の顔面寸法
に対し緊密な密封部を形成することができる。マスク1
1は図示のようにマスク11の内部で頭部締付部材1
6、18の取付点に隣接してテーパ面に接触する比較的
小さい顔面に特に有用である。他の種類の手術用マスク
は、マスクの周辺と装着者の顔面の皮膚との間で密封面
を形成するマスクの狭い接着縁部だけに鋭角を挟んで接
触することが多い。
【0030】半径R1及びR2の部分は、マスク11を
装着者の顔面に対し十分に開いたときにフイルタ本体1
4の接着した3片に沿い強さを生ずることによりマスク
11の一体性を保持するのに役立つ。これ等の前記した
構造状の特徴により、マスク11に呼吸性及び快適性を
加える一層軽い重量又は一層軽い基体材料の使用が可能
になる。半径R1及びR2の部分がないとこれ等の同じ
軽量の材料は吸気中につぶされやすい。フイルタ本体1
4の閉じた3片の回りの1/4inの接着した密封部
は、装着者12の顔面に固着したときにマスク11の構
造的一体性を保持するのに役立つ。
【0031】覆い90はフイルタ本体14に上縁部24
の互いに対向する端部で取り付けるのがよい。接着区域
100、102は覆い90をフイルタ本体14に固定す
るのに使うのがよい。接着区域100、102を生成す
るには、種種の接着剤、超音波密封及び又は熱封を使え
ばよい。超音波密封(場合により超音波溶着と称す)
は、覆い(90)をマスク11の半径R1の部分に取付
けるのにとくに有利なことが分かった。
【0032】接着区域100、102は、それぞれ半径
R1の部分に協働して覆い90が装着者12の顔面の輪
郭に容易に適合するようにする。下縁部96の切欠き9
8は接着区域100、102と共に覆い90がマスク1
1に対して上方に動き間にすきまを形成することがない
ようにする。半径R1の部分により、接着区域100、
102を覆い70及び マスク11調整して装着者12
に最適に合うように位置決めすることができる。
【0033】装着者12の正常な呼吸に伴う吹抜けは、
上縁部24に対して展性をもつ帯状体36の寸法及び場
所を適性に選択することにより実質的になくなる。展性
をもつ帯状体26は、上縁部24の中央に位置させ上縁
部24の全長寸法Aの50%ないし70%の範囲の長さ
を持つのがよい。本発明の1実施例では、マスク11の
性能は、四分の一焼きもどしアルミニウムから作った展
性の帯状体26を使うことにより向上した。この実施例
では展性の帯状体26の長さは上縁部24の長さの約5
4%であり厚さが0.021in、幅が0.197in
であった。
【0034】本発明により、装着者12の顔面に合う最
適の周辺部と、展性帯状体26が装着者12の鼻及び顔
面に対し向上した流体障壁を形成する最適な寸法と、装
着者12の顔面の目及び覆われない部分に対する覆い9
0の最適の位置とを持つマスク11で作ることができ
る。本発明により、フイルタ媒体34を通る正常な呼吸
に対しほぼ同じ表面積を保持しながら上縁部24及び下
縁部38の長さを変えることができる。
【0035】弾性ひもすなわち頭部締付部材16、18
は弾性ポリウレタンから作るのがよいが、弾性ゴム又被
覆伸長ひもから作ってもよい。被覆伸長ひもは、ナイロ
ン又はポリエステルを巻き付けたエラストマ−質材料か
ら構成すればよい。2本の頭部締付部材16、18の使
用によりマスク11の周辺と装着者12の顔面との間の
流体障壁作用が実質的に向上する。
【0036】図3aに示すように上部部分20及び下部
部分22はそれぞれ、より接合のポリプロピレンから構
成するのがよい外側マスク層30を備えている。外側マ
スク層30は又ポリエチレン又はポリプロピレン、セル
ロ−ス組織又はより接合ポリエステルのようなバイコン
ポ−ネント及び又は粉末接着の材料から構成する。外側
マスク層30は典型的には0.5oz/ヤ−ドないし
1.0oz/ヤ−ドの基本重量範囲を持つ。0.9oz
/ヤ−ドは外側層30の好適な基本重量の1例である。
【0037】内側マスク層32はバイコンポ−ネントポ
リエチレン及びポリプロピレンから構成するのがよい。
層32はまたポリエステル及び又はポリエチレン材料又
はセルラスティック(cellulastic)組織か
ら構成してもよい。層32は典型的には0.4oz/ヤ
−ドないし0.75oz/ヤ−ドの坪量範囲を持つ。
0.413oz/ヤ−ドは層32に対する好適な坪量値
の1つである。フイルタ媒体の1層又は複数層の中間層
を外側マスク層30及び内側マスク層32の間に配置す
ればよい。フイルタ媒体から成る中間層の層数及び種類
の選択はマスクllの所期の用途及び機能による。
【0038】図3aではフイルタ本体14は、協働する
マスクll図のフイルタ媒体を構成する1層の中間マス
ク層34だけを備えるように示してある。層34は、溶
融吹出しポリプロピレンから構成するのがよいが押出し
ポリカーボネート、溶融吹出しポリエステル又は溶融吹
出しウレタンから構成してもよい。
【0039】図3bは、フイルタ本体14がフイルタ媒
体の2つの中間層34、44を備えた変型を示す。層4
4は、ガス透過性でガス(空気)はフイルタ本体14を
両方向に通過させるがマスク11を少なくとも一方の方
向に通過する液体に対し不透過性の障壁材料から形成す
ればよい。層44は、フイルタ本体14の外部から層4
4を経てフイルタ本体14の内部への液体の流通を防ぐ
ように配置するのがよい。
【0040】このような材料の構造及び作用に一層詳細
な説明はヒュ−・エイ・トンプソン(Hugh A.
Thompson)を発明者とする1975年12月3
0日付米国特許第3,929,135号明細書「テ−パ
付き毛管を持つ吸収構造」に記載してある。このような
材料は、低密度ポリチレンから構成することが多く液体
の比較的高い表面張力によって液体が通過しないように
する小さな穴を備えている。米国特許第4,920,9
60号及び第5,020,533号の各明細書とハバド
(Hubbard)等を発明者とする1992年9月2
9日付米国特許第5,150,703号明細書「まぶし
さを減らすように下部切抜きを持つ手術マスク用の液体
遮蔽覆い」とは、各層30、32、34、44に使う材
料とこのような材料で構成したマスクとについて付加的
情報を提供する。テクノ−ル・メディカル・プロダクツ
・インコ−ポレイテッド(Tecnol Medica
lProducts, Inc.) に譲渡されたこれ
等の特許明細書は本願の全目的に対し参照してある。他
の種類のミクロ細孔フイルムは本発明に満足の得られる
状態で使うことができる。
【0041】層44のような障壁材料の使用は、覆い9
0を持つマスク11が「体液」に装着者の露出する環境
で磨損するときに特に重要である。血液、尿及び唾液の
ような体液は伝染性の高い病原菌及びビ−ルスを含む。
目、鼻、口のような他の人体液源に対するエイズ汚染体
液の接触により病気が伝染する。したがって装着者の鼻
や口に体液が接触するのを防ぐようにフイルタ本体14
の液体の通過に抵抗する層44を含むのがよいことが多
い。
【0042】図3cは、フイルタ本体14が各層32間
に配置したフイルタ媒体から成る中間層134を含む本
発明の別の変型を示す。本発明のこの特定の変型に対し
内側及び外側のマスク層32は、同じ種類の材料から形
成してある。しかし中間マスク層134に対し種種の種
類の材料を使うことができる。
【0043】本発明の1実施例では中間マスク層134
を発泡ポリテトラフルオルエチレン(PTFE)[ex
pended polytetrafluoroeth
ylene]膜から形成した。このような材料はW.
L.ゴア・エンド・アソシエイツ(Gore & As
sociates)製のものがある。このような材料の
構造及び作用についての一層詳しい説明は、ロバ−ト・
ダブリユ・ゴア(Robert W. Gore)を発
明者とする1976年4月27日付米国特許第3,95
3,566号明細書「多孔製品を作る方法」とロバ−ト
・ダブリユ・ゴアを発明者とする1980年2月5日付
米国特許第4,187,390号明細書「多孔製品及び
その製法」とに記載してある。これ等の特許明細書は本
願明細書に参照してある。若干の用途及び作用環境では
ろ過材134の使用により協働するエ−ロゾルマスクl
lの性能が実質的に向上する。
【0044】前記の説明で示したように、フイルタ本体
14及び半径R1及びR2の各寸法に対する好適な比率
を含むフイルタ本体14の大体において台形の形状で
は、フイルタ本体14を構成するマスク層の製造に広範
囲の種類の材料を使うことができる。本発明により、フ
イルタ本体14を構成するのに満足できる状態で使える
材料の種類が著しく増大した。本発明により、フイルタ
本体14を作るのに使う材料層の数を選択することに関
して一層多くの随意性が得られる。
【0045】ろ過材又は中間層34を持つマスクは、約
1.0μの粒径のろ過を試験するのに選定した。フイル
タ材料に標準化された試験手順を使う試験実施で、ろ過
材34は98%を越える効率が得られた。この効率は次
の式で定められる。
【0046】
【0047】この式でcは径路内で試験試料によらない
粒子計数であり、Avgcは3回の試験の平均粒子計数
である。tは径路内の試験試料による粒子計数であり、
Avgtは3回の試験の平均粒子計数である。
【0048】試験手順で1.0μのラテックス粒子をエ
−ロゾル化し乾燥し試験試料を1ft3/minの割合
で通過させる。粒子はレ−ザ使用粒子計数器を使って計
数した。
【0049】マスク11の頂縁部24は、マスク11の
開いた端部を横切って延び展性を持つ帯状体26を覆う
縁部結合剤36を上張りしてある。同様にマスクllの
下部部分22は縁部結合剤40で囲んだ下縁部38を形
成する。縁部結合剤36.40はスパンレ−スポリエス
テル材料から構成するのがよい。結合剤は又、若干の熱
により結合したバイコンポ−ネント材料から又はポリプ
ロピレン或いはポリエチレン無孔プラスチックフイルム
から構成してもよい。
【0050】図1にはマスク11を装着者12の顔面に
位置させて示してある。覆い90の上縁部24及び下縁
部96に位置させた展性部材26を持つ上部部分20
は、装着者12の鼻及び頬の形成に極めて密接に一致す
る。又下縁部38と装着者12のあごとの間とに縁部2
4と装着者12の鼻及び両頬との間との適合が極めて密
接であることも重要である。その理由は、マスク11を
装着者が使用する際にマスク11に流入する又はマスク
11から放出される空気に漏れによってバイパス又は吹
き出しが生ずるからである。又頂縁部24のまわりの漏
れにより覆い90にくもりを生ずる。
【0051】従ってエラストマ−質の頭部バンド又は締
付部材16、18はそれぞれ端部を図3aに示すように
マスク11の上縁部24及び下縁部38間の接合部に取
り付けてある。このようにして締付部材16は図1に示
すように装着者12の頭部の頂部にマスク11の下縁部
38に整合するように位置させこの整合線に沿い直接力
を加えて下縁部38を付勢し装着者12のあごに密封状
態で衝合させる構成にしてある。同様に締付部材18は
頭部の下方基部のまわりにマスク11の上縁部24に直
接整合するように位置させて、上縁部24を装着者12
の鼻及び両頬に緊密な密封状態で衝合するように動かす
力を加える。図3aに付すように締付部材16、18の
端部は上縁部24及び下縁部38間の同じ場所に締付部
材16、18の端部の間にすきまを置かないで固着す
る。各締付部材16、18を半径R1,R2の部分と協
働してフイルタ本体14に取り付ける位置によって、マ
スク11の内部と装着者12の顔面との間に流体密の障
壁を形成するのに最適な引張り角度を生ずる。
【0052】個別の顔面に対しマスクを特殊な構成にし
ないで全部の装着者の顔面形状に適合するマスクを作る
ことは極めて難しい。ロス・アラモス・ナショナル・ラ
ボラトリ(Los Alamos National
Laboratory)は、互いに異なる顔面の寸法形
状を持つ人の名簿を利用する顔面マスク試験規準を設定
した。このような顔面構成は作業人口の約95%を代表
する。人の互いに異なる2つの名簿を利用する。その一
方は顔の幅及び長さにより、他方は唇長さ及び顔面長さ
による。各部類で25人の解答者を利用する。
【0053】典型的な試験中に、各解答者は マスクを
つけそれぞれ頭にフ−ドをかぶりこのフ−ド内にサッカ
リンを入れる。次いで解答者は若干の練習ル−チンを行
うように求められる。解答者がサッカリンの味を感ずる
と、マスク適合試験は不成功である。マスク11はこの
ような試験を受け解答者の約90%について次々に試験
した。このような結果は現用の既存のマスクのいずれよ
りも実質的に良好である。
【0054】密接な周辺密封部を備えるほかに、マスク
11は良好な呼吸可能性を持つことが必要である。すな
わちマスク11は、マスク11が1μ及びそれ以下の粒
子をろ過し縁部24、38及び装着者12の顔面の間に
極めて密接な適合が得られても空気がフイルタ本体14
を容易に流通できるように低い差動圧力を必要とする。
空気流に対する低い作動圧力はマスクの良好な呼吸可能
性を示す。
【0055】マスク11の上部部分20及び下部部分2
2は、空気が流通することのできる約250cm2 の複
合の表面積を持つ。すなわちマスク11の本体14は、
装着者12に対し呼吸可能性を高めた約250cm2
表面積を持つ。全流れ面積を横切って32 l/min
の流量割合を使い試験を行った。本発明による約30個
のマスクを試験した。これ等のマスクは0.9ないし
1.3mmの水栓の範囲の差動圧力を持ちマスクの前後
の平均差動圧力は、約1.25mm水栓であった。マス
クの前後のこのような低い作動圧力は、マスクが1μ及
びそれ以下の粒度の粒子をろ過することができしかもマ
スク11の周辺のまわりの周縁部漏れが実質的に零であ
ってもすぐれた呼吸可能性を生ずる。
【0056】エラストマ−質頭部バンドすなわち締付部
材16、18の代りりに所望により手術用結びバンドを
使ってもよい。又防護ベ−ル又はすきま防護具を下縁部
38に取り付け装着者12の頸部をエ−ロゾル及び体液
との望ましくない接触から保護する。防護ベ−ル及び手
術用結びバンドの使用は1992年12月16日付親特
許願07/991,154号明細書「使い捨てエーロゾ
ルマスク」すなわち米国特許第 号明細書に
なお詳しく記載してある。
【0057】マスク11は次の方法を使い組み立てる。
各層30、32、34を原材料から成る適当なシ−トに
当てがう。上部部分20の内側マスク層32は下部部分
22に対する内側マスク層32に並置する。各内側マス
ク層32は、相互に協働して各マスク11の内側面を形
成する。次いで第1及び第2の中間層34を第1及び第
2の内側マスク層32に対して並置する。第1及び第2
の中間層44を所望により含めてもよい。展性の帯部材
26と共に上部部分20の第1外側マスク層30を次い
で第1内側層32と共に中間の層34及び又は層44に
取付け上部部分20を形成する。第2外側層30を次い
で第2内側層32と共に中間の層34及び又は層44に
取付け下部部分22を形成する。
【0058】接着材36、40はそれぞれ、複数の超音
波密封部42により上縁部24及び下縁部38に固着す
るのがよい。上部部分20及び下部部分22の3辺は熱
封又は超音波接合により相互に連結され、開いた側辺を
上縁部24及び下縁部38により仕切った大体台形の形
状を持つフイルタ本体14を形成する。締付部材16、
18は、フイルタ本体14の3辺の超音波接合中に上部
部分20及び下部部分22との接合部で上縁部24及び
下縁部38の各すみ部に取付ける。次にくもらせた帯状
体28を熱封又は超音波接合により上縁部34及び半径
R1の部分に取付ける。くもらせた帯状体28の残りの
縁部は上部部分20に取付けないでフイルタ本体14の
呼吸可能性を制限しないようにする。最後に覆い90を
接着区域100、102で上部部分20に取付ける。
【0059】本発明の別の実施例を図4に示すように覆
い190を取付けたマスク111として示してある。マ
スク111は、マスク11について前記したように締付
部材すなわちバンド16、18により装着者12に締付
けるフイルタ本体14を備えている。図4に示すように
マスク111は黒ずませた帯状体28を備えていない。
所望により黒ずませた帯状体28は、マスク11につい
て前記したのと同じようにマスク111に設けてもよ
い。
【0060】面遮蔽すなわち覆い190はフォ−ム帯状
体92を除いて面遮蔽又は覆い90と同じにするのがよ
い。覆い190を図4に示すようにフイルタ本体14に
取り付けることによりフォ−ム帯状体92は覆い190
が装着者12のひたいに直接接触しないようにするのに
もはや必要がない。接着区域100、102に適正な場
所を選定することにより、覆い190はマスク111を
装着する人の顔から離れる。
【0061】本発明の1実施例では覆い190の狭い側
部192をフイルタ本体14の上縁部24に直交して位
置させるのがよい。覆い190の下縁部96は展性帯状
体26の上縁部の下方に1/2inないし1inに位置
させるのがよい。接着区域100、102はフイルタ本
体14の縁部から少なくとも3/8inだけただし接着
境界部104(寸法E)を過ぎては僅かに1/8inだ
け延びる(寸法E)。
【0062】以上本発明を詳細に説明したが本発明はな
おその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行うことが
できるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学的に透明な覆いを取付けた本発明によるマ
スクを装着者の頭部と共に示す斜視図である。
【図2】図1のマスク及び覆いの平面図である。
【図3a】図2の3−3線に沿う拡大断面図である。
【図3b】少なくとも1つの液体不透過層を含む4つの
材料層を備えた図1のマスクの変型の部分横断面図であ
る。
【図3c】膨張PTFEフイルタ媒体から成る少なくと
も1層を含む3層を備えた図1のマスクの変形の部分横
断面図である。
【図4】透明な覆いを取付けた本発明の他の実施例によ
るエ−ロゾルマスクの平面図である。
【符号の説明】
11 マスク 12 装着者 14 フイルタ本体 16 締付手段 18 締付手段 24 上縁部 38 下縁部

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着者の鼻及び口を覆うように寸法を定
    めた穴と、前記装着者の鼻を横切って延びるように配置
    され、互いに対向する端部を持つ上縁部と、前記装着者
    のあごの下側に延びるように配置され、互いに対向する
    端部を持つ下縁部とを備えたフイルタ本体と、 この本体に前記上縁部の各端部に隣接して取付けられ、
    前記装着者の頭のほぼ後部のまわりに前記上縁部からの
    ほぼ直線状の延長になつて延びるように配置され、前記
    上縁部と前記装着者との間の流体の流れを防ぐように、
    前記上縁部を付勢して前記装着者に密接に係合させる第
    1の締付手段と、 前記フィルタ本体に前記下縁部の各端部に隣接して取付
    けられ、前記装着者の頭の大体において頂部上に前記下
    縁部からほぼ直線状の延長になつて延びるように配置さ
    れ、前記下縁部と前記装着者との間の流体の流れを防ぐ
    ように、前記下縁部を付勢して前記装着者に密接に衝合
    させる第2の締付手段と、 前記装着者の目を覆う寸法を持ち、前記フイルタ本体に
    前記上縁部の互いに対向する端部に近接して取付けた覆
    いと、を包含する使い捨てマスク。
  2. 【請求項2】 前記フイルタ本体にさらに、 前記上縁部を形成する長い方の側辺を持つ大体において
    台形の形状の上部部分と、 前記下縁部を形成する長い方の側辺を持つ大体において
    台形の形状の下部部分とを設け、 前記上部部分及び下部部分を残りの全部の側辺に沿って
    接合した請求項1の使い捨てマスク。
  3. 【請求項3】 前記フイルタ本体にさらに、 前記フイルタ本体の互いに対向する側部に、前記の上縁
    部及び下縁部に隣接して形成した第1の半径部分を設
    け、 前記覆いを、前記フイルタ本体の互いに対向する側部で
    前記第1の半径部分に付着した請求項2の使い捨てマス
    ク。
  4. 【請求項4】 前記フイルタ本体にさらに、 前記の覆いと前記フイルタ本体との間に複数の付着部を
    設け、 これ等の付着部を、前記のマスクと、前覆いと、前記装
    着者の顔との間に最適の適合が得られるように、前記フ
    イルタ本体上に位置させた請求項1の使い捨てマスク。
  5. 【請求項5】 前記上縁部を前記装着者の鼻及び頬の輪
    郭に一致させる細長いように、前記上縁部に位置させた
    展性部材をさらに備えた請求項1の使い捨てマスク。
  6. 【請求項6】 前記展性部材が、前記上縁部の中央に位
    置させられ、この上縁部の長さの50%以上かつ70%
    以下に相当する長さを持つようにした請求項5の使い捨
    てマスク。
  7. 【請求項7】 黒ずませた材料から成る帯状体を前記フ
    イルタ本体の外部に前記覆いに隣接して設けた請求項1
    の使い捨てマスク。
  8. 【請求項8】 前記フイルタ本体にさらに、このフイル
    タ本体を経て両方向にはガスを透過し、前記フイルタ本
    体の外側からその内側への方向には液体を透過できない
    材料から成る中間層を設けた請求項1の使い捨てマス
    ク。
  9. 【請求項9】 前記フイルタ本体にさらに、発泡ポリテ
    トラフルオルエチレン(PTFE)で形成したろ過材か
    ら成る中間層を設けた請求項1の使い捨てマスク。
  10. 【請求項10】 前記フイルタ本体にさらに、発泡テト
    ラフルオルエチレンから成る前記中間層の一方の側に配
    置したバイコンポーネント材料から成る第1の層と、発
    泡ポリテトラフルオルエチレンから成る前記層の反対側
    に配置した同じバイコンポーネント材料から成る第2の
    層とを設けた請求項9の使い捨てマスク。
  11. 【請求項11】 装着者の鼻及び口を覆うように寸法を
    定めた穴と、前記装着者の鼻及び頬を横切って延びるよ
    うに配置した上縁部と、前記装着者のあごの下側に延び
    るように配置した下縁部とを持つフイルタ本体を備え、 前記上縁部に、互いに対向する端部を設け、前記下縁部
    に互いに対向する端部を設け、前記上縁部の各端部を、
    前記下縁部の各端部に付着して前記フイルタ本体の前記
    穴の一部を形成し、 前記フイルタ本体に、前記上縁部を形成する長い方の側
    辺を持つ台形形状の上部部分と、前記下縁部を形成する
    長い方の側辺を持つ台形形状の下部部分とを設け、 前記フイルタ本体の互いに対向する側部に形成され、前
    記上縁部及び下縁部から延びる複数の半径部と、 前記装着者の目を覆うように寸法を定められ、前記フイ
    ルタ本体の前記半径部に前記上縁部の互いに対向する前
    記各端部に近接して配置した覆いと、をさらに備えた使
    い捨てマスク。
  12. 【請求項12】 前記フイルタ本体にさらに、 このフイルタ本体に前記上縁部の各端部に隣接して取付
    けられ、前記装着者の頭の大体において後部のまわりに
    前記上縁部のほぼ直線状の延長になつて延びるように配
    置され、前記上縁部と前記装着者との間の流体の流れを
    防ぐように、前記上縁部を付勢して前記装着者に密接に
    係合させる第1の締付手段と、 前記フイルタ本体に前記上縁部の各端部に隣接して取付
    けられ、前記装着者の頭の大体において頂部上に前記下
    縁部のほぼ直線状の延長になつて延びるように配置さ
    れ、前記下縁部と前記装着者との間の流体の流れを防ぐ
    ように、前記下縁部を付勢して前記装着者に密接に係合
    させる第2の締付手段とを設けた請求項11の使い捨て
    マスク。
  13. 【請求項13】 前記上縁部を、前記装着者の鼻及び頬
    の輪郭に一致させるように、細長い展性部材をさらに前
    記上縁部に設けた請求項11の使い捨てマスク。
  14. 【請求項14】 前記フイルタ本体にさらに、 前記上縁部に向かい内方に湾曲する第1の半径部を持つ
    第1の部分と、 前記フイルタ本体の前記第1の部分から外方に湾曲する
    第2の半径部を持つ第2の部分と、 前記覆いと前記フイルタ本体の第1の部分との間の複数
    の付着部とを設けた請求項11の使い捨てマスク。
  15. 【請求項15】 前記フイルタ本体にさらに、前記第1
    の半径部に接する前記第2の半径部を設けた請求項14
    の使い捨てマスク。
  16. 【請求項16】 前記フイルタ本体に、このフイルタ本
    体を通る液体の流れを制限するフイルタ媒体の層を設け
    た請求項11の使い捨てマスク。
  17. 【請求項17】 前記フイルタ本体にさらに発泡ポリテ
    トラフルオルエチレン(PTFE)から形成したろ過材
    フイルタ媒体の中間層を設けた請求項11の使い捨てマ
    スク。
  18. 【請求項18】 前記フイルタ本体にさらに、発泡ポリ
    テトラフルオルエチレンから成る前記中間層の一方の側
    に配置したバイコンポーネント材料から成る第1の層
    と、発泡ポリテトラフルオルエチレンから成る前記層の
    反対側に配置した同じバイコンポーネント材料から成る
    第2の層とを設けた請求項17の使い捨てマスク。
  19. 【請求項19】 選定した材料から成る複数の層を持つ
    エーロゾルマスクを作る製法において、 大体において台形の形状を持つ第1及び第2の内側マス
    ク層を前記エーロゾルマスクの内側面を形成するように
    並置して配置する段階と、 大体において台形の形状を持つポリテトラフルオルエチ
    レン材料から成る第1及び第2の中間マスク層を、前記
    の第1及び第2の各内側マスク層に並置して配置する段
    階と、 大体において台形の形状を持つ第1の外側マスク層を、
    前記エーロゾルマスクの上部部分を形成するように前記
    第1の中間マスク層に並置して配置する段階と、 大体において台形の形状を持つ第2の外側マスク層を、
    前記エーロゾルマスクの下部部分を形成するように前記
    第2の中間マスク層に並置して配置する段階と、 前記上部部分及び下部部分を、開いた側辺をもつフイル
    タ本体を形成するように前記大体において台形の3側辺
    に沿って連結する段階と、 前記第1の外側マスク層と、前記第1の中間マスク層と
    前記第1の内側マスク層とを、互いに対向する端部を持
    つ上縁部を形成するように、前記開いた側辺に沿い連結
    する段階と、 前記第2の外側マスク層と、前記第2の中間マスク層
    と、前記第2の内側マスク層とを互いに対向する端部を
    持つ下縁部を形成するように、前記の開いた側辺に沿い
    連結すると共に前記上縁部の前記端部を前記下縁部の前
    記端部に接合する段階と、 細長い展性部材を前記上縁部に沿って固定する段階と、 前記エーロゾルマスクを装着者に保持するように、前記
    上縁部及び下縁部の前記端部間に締付手段を取付ける段
    階と、を包含する製法。
  20. 【請求項20】 前記装着者の目を覆うように、覆いを
    前記上縁部に取付ける段階をさらに包含する請求項19
    の製法。
  21. 【請求項21】 前記フイルタ本体の各側辺に、前記上
    縁部及び下縁部に隣接して複数の半径部を形成する段階
    と、 前記装着者の目を覆うように、覆いを前記上縁に取付け
    る段階と、をさらに包含する請求項19の製法。
  22. 【請求項22】 選定した材料から成る複数の層を持つ
    エーロゾルマスクを作る製法において、 大体において台形の形状を持つ第1及び第2の内側マス
    ク層を、前記エーロゾルマスクの内側面を形成するよう
    に並置して配置する段階と、 大体において台形の形状を持つ液体不透過性材料から成
    る第1及び第2の中間マスク層を、前記第1及び第2の
    各内側マスク層に並置して配置する段階と、 大体において台形の形状を持つ第1の外側マスク層を、
    前記エーロゾルマスクの上部部分を形成するように、前
    記第1の中間マスク層に並置して配置する段階と、 大体において台形の形状を持つ第2の外側マスク層を前
    記エーロゾルマスクの下部部分を形成するように、前記
    第2の中間マスク層に並置して配置する段階と、 前記上部部分及び下部部分を、開いた側辺を持つフイル
    タ本体を形成するように、前記大体において台形の3側
    辺に沿って連結する段階と、 前記第1の外側マスク層と、前記第1の中間マスク層
    と、前記第1の内側マスク層とを、互いに対向する端部
    を持つ上縁部を形成するように、前記開いた側辺に沿っ
    て連結する段階と、 前記第2の外側マスク層と、前記第2の中間マスク層
    と、前記第2の内側マスク層とを互いに対向する端部を
    持つ下縁部を形成するように、前記開いた側辺に沿って
    連結し、前記上縁部の前記端部を、前記下縁部の前記端
    部に接合する段階と、 細長い展性部材を、前記上縁部に沿って固定する段階
    と、 前記エーロゾルマスクを装着者に保持するように、前記
    上縁部及び下縁部の端部間に締付手段を取付ける段階
    と、を包含する製法。
  23. 【請求項23】 前記装着者の目を覆うように、覆いを
    前記上縁部に取付ける段階をさらに包含する請求項22
    の製法。
  24. 【請求項24】 前記フイルタ本体の側辺に、前記上縁
    部及び下縁部に隣接して複数の半径部を形成する段階
    と、 前記装着者の目を覆うように、覆いを前記上縁部に取付
    ける段階とをさらに包含する請求項22の製法。
  25. 【請求項25】 装着者の鼻及び口を覆うように寸法を
    定めた穴と、前記装着者の鼻及び頬を横切って延びるよ
    うに配置した上縁部と、前記装着者のあごの下側に延び
    るように配置した下縁部とを持つフイルタ本体を備え、 このフイルタ本体に、前記上縁部を形成する長い方の側
    辺を持つ大体において台形の形状の上部部分と、前記下
    縁部を形成する長い方の側辺を持つ大体において台形の
    形状の下部部分とを設け、 前記上縁部の長い方の側辺と、前記下縁部の長い方の側
    辺とが、大体において適合する寸法を持ち、前記フイル
    タ本体の前記穴の一部を形成するようにし、 前記フィルタ本体及び下部部分を、残りの全部の側辺に
    沿って接合し、 前記フイルタ本体に、前記長い方の側辺に対向しこの長
    い方の側辺に大体において平行な短い方の側辺を設け、
    前記長い方の側辺の長さを、前記短い方の側辺の長さの
    約3倍にして成る使い捨てマスク。
  26. 【請求項26】 前記フイルタ本体にさらに、 前記上部部分の寸法が、前記下部部分の寸法に対応する
    ようにし、 前記長い方の側辺から前記短い方の側辺までの距離が、
    前記短い方の側辺の長さにほぼ等しくなるようにした請
    求項25の使い捨てマスク。
JP6331454A 1993-12-15 1994-12-12 使い捨てマスク及びその製法 Pending JPH07194721A (ja)

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AU689503B2 (en) 1998-04-02
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