JPH071870U - 物品掛止板 - Google Patents

物品掛止板

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Publication number
JPH071870U
JPH071870U JP4023193U JP4023193U JPH071870U JP H071870 U JPH071870 U JP H071870U JP 4023193 U JP4023193 U JP 4023193U JP 4023193 U JP4023193 U JP 4023193U JP H071870 U JPH071870 U JP H071870U
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JP
Japan
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hooking
article
plate
retaining
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4023193U
Other languages
English (en)
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田窪工業所 filed Critical 株式会社田窪工業所
Priority to JP4023193U priority Critical patent/JPH071870U/ja
Publication of JPH071870U publication Critical patent/JPH071870U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 物品を吊持する力が強く、物品掛止孔が前
方から見えず損傷することがなく美観を呈して耐久性が
ある物品掛止板を得ること。 【構 成】 縦方向の溝部と凸面部とを交互に配して並
列状に形成した凹凸板の溝部内で対向両側壁に相対応す
る両掛止孔を列設した物品掛止板であり、両掛止孔に物
品の掛止体の基端左右両側突起を掛入して物品を吊持さ
せるよう構成する。 【効 果】 物品掛止板が変形せず強力であり、掛止体
を左右二点支持により掛合するから、吊持物品の荷重を
左右均分して支えられ、横振れや脱落を防止し、物品を
安全に吊持させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は台所その他に取付けて台所用品や日用品等を 掛止して吊持し整頓するための物品掛止板に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来からハンガーボードと称して、壁部に張付けるようにし た平板に多数の掛止孔を散在的に穿設し、之等の掛止孔の適当位置のものに物品 の引掛け吊具を掛入して各種物品を掛止し吊下げておく整理板が普及している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記ハンガーボードは非金属製の平面板の表裏に貫通状の孔を穿設 したものであって、一個の孔で掛止物を吊持させるから荷重が一点に集中し、長 期使用により孔の周縁部が拡大したり損傷したりする欠点があり、その物品支持 力にも限度があって、余り重い物は掛止不適当である。また、多数の孔が板の前 面に露出して見えるから体裁が悪い点もあり、美観上好ましくない。 そこで本考案においては、前記欠点を解消するよう改善し、物品の支持力が強 力であって掛止物品の横振れを防止して損傷がなく、しかも物品掛止孔が前方か ら見えず体裁がよく美観を呈する物品掛止板として提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
縦方向の溝部と凸面部とを交互に配して並列状に形成した金属製又は合成樹脂 製の凹凸板を設け、該凹凸板の溝部内の対向する両側壁に相対応する一対の掛止 孔を所定間隔毎に複数対列設した物品掛止板を構成する。そして物品掛止体の基 端部に左右対設した両突起を、前記凹凸板の溝部に挿入し、適宜な一対の掛止孔 に掛入して物品を吊持させるよう構成する。
【0005】
【作用】 物品掛止体の基端部に左右対設した両突起が物品掛止板の溝部対向 両壁の両掛止孔に掛入するので、左右二点支持により左右均等に掛止体を介して 物品を吊持して横振れを防止し、荷重を左右均分して分担するから掛止孔の周縁 部が損傷し難く、かつ吊持力が強く、掛止体の基部が常に掛止孔に密着掛合する から吊持物が脱落し難く、長期使用に耐久性を発揮する。
【0006】
【実施例】 本考案の一実施例を添付図面図1、図2及び図3で説明する。 図1は、本実施例の物品掛止板の使用状態を示した斜視図であって、符号1は物 品掛止板であり、金属板又は非金属板を角波状の凹凸板に形成して縦方向の溝部 1aと凸面部1bとを交互に配して並列状に形成してあり、なお、溝部1a内の 対向両側壁1c、1dに相対応する一対の縦長い掛止孔1e、1eを所定間隔で 列設してある。 符号2と2′は夫夫長短に形成した掛止体であって、両掛止体は共に横長い板 の中央部で二つ折りに折曲げ形成した左右両片2a、2a′・2′a、2′a′ を板材の弾性により互の間隔が遠近自在になるよう弾片に形成すると共に、両片 の基端部を互に相反する方向の横向きに折曲げた掛止突起2b、2b′・2′b 、2′b′を形成してある。 前記両掛止体の中で長い掛止体2は、図3にその単体を分離した斜視図を示して あるように、基端寄り部と前端折曲部とに夫夫貫通孔イ、ロを両片対向状に穿設 してある。そして前記両掛止突起を物品掛止板1の溝部に挿入して対向両側壁の 両掛止孔に掛入することにより掛止して前方へ水平状に突設する。 図1において、物品掛止板1の左方部には長い掛止体2を一対適宜間隔で突設 し、両掛止体間で前後の貫通孔イ、ロに夫夫網棚3の前後両横棧3a、3bの両 端部を挿通させることにより網棚3を両掛止体間に水平状に架設してある。 図2に、前記網棚3の架設状態を拡大平面図で図示してある。 また、同図で物品掛止板1の右方部には、短い掛止体2′を掛止して前方へ突 設した前端に鉤具4の基部を挿着することにより物品吊り具を構成している。 なお、図3の(b)図に示す掛止体2は両片2a、2a′の基部間にスプリン グSを介在させることにより、両片の弾性力を強化した例を示す。
【0007】 図4から図5までに図示したものは本考案の他の実施例を示したもので、物品 掛止板1′は図1に図示したものと同形の凹凸板であるが、溝部1′aの対向両 側壁1′c、1′dに設けた両掛止孔1′e、1′eの位置を前後にずらして対 設してあり、左側掛止孔を後方部の深い位置に、右側掛止孔を前方部の浅い位置 に設けてある。 そして、この物品掛止板1′に対し、掛止体5を介して引掛棚6、掛吊具7及 び8を掛着して取付けるものである。
【0008】 前記掛止体5は、図6にその単体の斜視図を示してあるように、前部を円形に 巻き曲げて後部開口状に形成した筒部5aの開口両端の一方(左方)には前後に 長い掛止片5bと、他方(右方)には前後に短い掛止片5cを曲成し、夫夫の折 曲げ稜線部下端に切込みGを切開し、該切込みGを掛止板1′の掛止孔1′eの 下端に係合させるよう設けてある。この掛止体5を掛止板1′に掛着する手順と 掛止状態を示した平面図を図5に図示してあり、その手順は同図の番号のよう に長い掛止片5bを先ず溝部へ挿入し、次いでのようにその折曲端5dを左側 掛止孔へ掛入すると共に短い掛止片5cを溝内へ挿入し、続いてのように材料 の弾性力を利用して短い掛止片5cの折曲端5eを反対側(左側)の掛止孔へ掛 入することにより掛止板1′に掛着する。
【0009】 前記引掛棚6は、五本の線条6a…を側面三角形の左右両受腕6b、6b間に 平行状に架着し、両受腕6b、6bの後端折曲鉤部6c、6cを掛止体5の筒部 5aに挿入することにより掛脱自在に掛着する。 前記掛吊具7は、線条を二つ折りに折曲げ、前端に環部7aを形成してその後 部を側面U字形の鉤部7bに形成し、その後端を下向きに折曲げて引掛片7cを 形成したもので、引掛片7cを掛止体5の筒部5aに挿入することにより掛脱自 在に掛着する。 前記掛吊具8は、線条を側面V字形に折曲げ形成した鉤部8aの後端を下向きに 折曲げて引掛片8bを形成したもので、この引掛片8bを掛止体5の筒部5aに 挿入することにより掛脱自在に掛着する。
【0010】
【考案の効果】 溝部と凸面部とを交互配置で並列状に形成した凹凸板により掛止板を構成し たので、撓まず歪まない強度の大なる物品掛止板が得られ、物品の吊持力が強力 である。 溝部内の対向両側壁に対設した両掛止孔により掛止体を掛着するので、吊持 物品の荷重を左右均分して掛止体が負担するから、掛止孔への抵抗も半減し掛止 孔の損傷や摩擦拡大がなく、掛着状態がいつまでも一定して崩れないから、長期 使用に耐え得る耐久力を有する。 上述のように掛止体の掛止板に対する掛着状態が一定して密着状に掛合する から、吊持する物品の横振れを防止し、吊持物品が脱落せず安全を保持する。 掛止体は左右両片の弾性力により掛止孔へ弾嵌挿着されるから外れ難くかつ掛 脱が容易である。 溝部の対向両側壁に掛止孔を対設しているから、前面から掛止孔が見えず、 掛止板の美観を保持し体裁が良好である。 掛止体を介して各種物品を掛止板の前面に掛吊して整頓でき、その掛着、取 出し操作が簡易で能率的であり、この掛止板を屋内各所に適宜に張設することに より、台所用品や日用品を整然と取扱い易く整頓でき、生活環境の改善に貢献す る。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の一実施例の物品掛止板の使用状態を
示す斜視図
【図 2】図1における左方部の網棚3の架設状態を示
す拡大平面図
【図 3】図1における掛止体2を分離して示す拡大斜
視図
【図 4】本考案の他の実施例を示す使用状態の斜視図
【図 5】図4における掛止体5の掛止手順と掛止状態
を示す拡大平面図
【図 6】図4における掛止体5の構造を示す拡大斜視
【符号の説明】
1…物品掛止板 1a…溝部 1b…凸面部 1c…左側壁 1d…右側壁 1e…掛止孔 2、2′…掛止体 イ、ロ…貫通孔 3…網棚 4…鉤具 5…掛止体 6…引掛棚 7…掛吊具 8…掛吊具 S…スプリング G…切込み

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向の溝部と凸面部とを交互に配して
    並列状に形成した凹凸板を設け、該凹凸板の溝部内の対
    向両側壁に相対応する一対の掛止孔を所定間隔毎に複数
    対列設してなる物品掛止板。
  2. 【請求項2】 掛止体の基端部に左右対設した両突起
    を、凹凸板の溝部に挿入し、溝部対向両側壁の対応する
    両掛止孔に掛入して掛止体に物品を吊持する請求項1記
    載の物品掛止板。
  3. 【請求項3】 掛止体を介して凹凸板の溝部へ引掛棚又
    は掛吊具を掛着するよう構成した請求項1記載の物品掛
    止板。
  4. 【請求項4】 掛止体の左右両片に弾性力を付与し、弾
    性力により掛止体を凹凸板の溝部両壁掛止孔へ掛脱自在
    に掛入するよう構成した請求項2記載の物品掛止板。
JP4023193U 1993-06-15 1993-06-15 物品掛止板 Pending JPH071870U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4023193U JPH071870U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 物品掛止板

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JPH071870U true JPH071870U (ja) 1995-01-13

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ID=12574963

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200002247U (ko) * 2019-04-05 2020-10-14 조영행 싱크대용 물막이

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4963895A (ja) * 1972-06-30 1974-06-20
JPS553164A (en) * 1978-06-21 1980-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Temperature fuse

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