JPH0718689U

JPH0718689U - ホースコネクタブルビデ

Info

Publication number: JPH0718689U
Application number: JP4968893U
Authority: JP
Inventors: 恵三相模
Original assignee: 恵三相模
Priority date: 1993-09-14
Filing date: 1993-09-14
Publication date: 1995-04-04

Abstract

(57)【要約】【構成】洗浄のための噴出口をグリップから所定角度
で配置すると共に、ホースに繋ぐコネクタから噴出口へ
の間に放出口を配置する。【効果】放出口から余分なお湯を放出することによ
り、常に一定量以上のお湯を消費するため、瞬間湯沸器
などに接続したときにもお湯の温度が低下することがな
い。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、シャワー用のホースなどに接続して使用するビデに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

膣内では、腺液が分泌されたり有用菌が繁殖されたりして、雑菌などによる汚染が防止され、清浄に保たれている。しかし、このような汚染防止には自ずと限界があり、特に生理時にはその清浄力が低下するため、膣内洗浄などの方法によって、清浄に保たねばならない。しかも、生理時の膣内洗浄には、生理痛を軽減する効果があり、女子の社会進出が当り前になった今日では、極めて重要である。ところが、日本では、膣内洗浄が非日常的な大仰なものとして受け取られており、ビデがほとんど普及していない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案においては、手軽に扱えるビデを提供することを技術的課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案においては、ホースに接続できるコネクタと、グリップと、グリップに対し25〜95°の角度をもって配置される水流噴出口と、コネクタから噴出口への連通管路と、通管路から所望量の流水を放出する放出口により、ビデを構成することによって、上記課題を解決することとした。

【０００５】

【実施例】

バスルームの温水配管が、ホースＨを介してシャワーヘッド６に繋がる。このホースＨとシャワーヘッド６とのジョイント部分を、ワンタッチで取り外し可能なコネクタＣ・Ｃに交換する。

【０００６】Ｖ字形に屈曲したパイプの片端に、コネクタ１を付設する。このコネクタ１は、ホースＨに取り付けたコネクタＣと継ぎ合わせ可能である。また、パイプの残る１端には、パイプ管径より小さな孔を持つ水流噴出口２を配置する。

【０００７】Ｖ字形に屈曲したパイプのコネクタ１に近い側の直線部分は、グリップ３となる。このグリップ３の中心線と水流噴出口２より噴出される水の方向とは、パイプの屈曲に従って約50°の傾きを持つ。しかして、コネクタ１をホースＨに繋ぎ、グリップ３を握ったまま水流噴出口２を膣内に挿入してお湯を噴出させると、膣内洗浄できる。このとき、グリップ３が水流噴出口２に対して所定の角度を持つため、股間付近で無理なく握っておける。

【０００８】また、パイプの屈曲部分には放出口４が配置され、当該放出口４に装備される調節バルブを調整すると、放出口４から所定量のお湯が放出される。予じめお湯を溜めておく電気湯沸器などは別にして、必要なときにガスでお湯を沸かす通常の湯沸器では、お湯を作る量が変化するとお湯の温度が変化する。特に、お湯の量が一定量より少なくなると、水同然のものになる。そこで、一定量以上のお湯を常にビデへ供給し、放出口４を使って余分なお湯を放出して、適量のお湯だけを水流噴出口２から噴出させる。このようにすると、お湯の温度が低下して困ることはない。

【０００９】この他、シャワーヘッド６が一体になった形のビデも考えられる。例えば、シャワーヘッド６の柄元から所定角度でパイプを分岐させ、このパイプの先端に水流噴出口２を配置すると共に、所要部位に調節バルブ５を装備して、シャワーヘッド６側と水流噴出口２とにお湯を流すような手法である。この場合、シャワーヘッド６が放出口４となる。また、調節バルブ５は、シャワーヘッド６側へと水流噴出口２側へと分岐していくお湯の比率を調節可能で、ビデとして使わないときには、全てのお湯をシャワーヘッド側から流す。

【００１０】

【考案の効果】以上のように、本考案は、シャワーのような手軽な感覚で膣内洗浄が行え、大変に有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例の使用状態説明図である。

【図２】バスルームのシャワー配管に関する参考図であ
る。

【図３】第２実施例の使用状態説明図である。

【符号の説明】

１コネクタ２水流噴出口３グリップ４放出口５調節バルブ６シャワーヘッド

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ホースに接続できるコネクタと、グリッ
プと、グリップに対し25〜95°の角度をもって配置され
る水流噴出口と、コネクタから噴出口への連通管路と、
連通管路から所望量の流水を放出する放出口とから構成
されることを特徴とするホースコネクタブルビデ。